JP6317572B2 - 寸法測定装置、寸法測定方法及び校正用チャート - Google Patents

寸法測定装置、寸法測定方法及び校正用チャート Download PDF

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Description

本発明は、寸法測定装置、寸法測定方法及び校正用チャートに関する。
従来から、例えば校正用チャート等のパターンを撮像素子で撮像し、得られるパターン像を画像処理して、パターンの寸法測定を行う寸法測定装置が知られている。
この測定の際、寸法測定装置では、測定対象が撮像素子面に鮮明に結像するように、焦点位置を何らかの方法で決定して測定対象と撮像素子面との距離を制御している。
焦点位置を決定する手法としては、コントラスト法やレーザオートフォーカス等の様々な技術が知られている。特にコントラスト法は、測定対象に対する撮像素子の相対位置を変化させる変化機構があれば使用可能である(例えば特許文献1)。
特開平8−226805号公報
しかしながら、コントラスト法は、相対位置を変化させながら測定対象を撮像してその画像のコントラストが最大となる相対位置を焦点位置と認識する方法であるため、測定対象に粉塵が付着した場合や、測定対象のエッジ近傍に回折光が発生した場合に、予期しない相対位置でコントラストが最大となる恐れがある。この結果、コントラスト法で決定した焦点位置と測定対象にとって最適な焦点位置が必ずしも一致せず、寸法測定の精度が低下する場合があった。
そこで、本発明は、寸法測定の高精度化を実現する寸法測定装置、寸法測定方法及び校正用チャートを提供することを目的の一つとする。
本発明に係る寸法測定装置は、測定対象を撮像する撮像部と、前記撮像部が前記測定対象を撮像する撮像方向において、前記測定対象と前記撮像部との相対位置を変化させる変化部と、前記相対位置を変化させながら前記測定対象を撮像した各画像から、前記測定対象の寸法をそれぞれ測定する準備測定部と、前記準備測定部で測定された各寸法と、各寸法に対応する前記相対位置とに基づき、寸法が最小又は最大となる相対位置を、前記測定対象に対する前記撮像部の焦点位置として決定する焦点位置決定部と、前記焦点位置において前記測定対象を撮像した画像から前記寸法を測定する本測定部と、を有する。
本発明によれば、寸法測定の高精度化を実現することができる。
本発明の第1実施形態に係る寸法測定装置としての寸法測定システムの外観構成を示す図である。 寸法測定システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る寸法測定システムの機能的構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る寸法測定システムにおける寸法測定の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る寸法測定システムにおける測定対象であるパターンを有した校正用チャートの正面図である。 図3に示す準備測定部の処理の様子を示す図である。 図3に示す焦点位置決定部が作成する近似曲線を示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係る寸法測定システムにおける寸法測定の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る寸法測定システムにおける測定対象であるパターンを有した校正用チャートの正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る寸法測定装置としての寸法測定システム1の外観構成を示す図である。
――外観構成――
図1に示す寸法測定システム1は、校正用チャートWのパターンの寸法を測定するためのシステムであり、例えば画像測定機10と、ホストコンピュータ12とにより構成されている。
校正用チャートWは、例えば画像測定機10の撮像素子の寸法を校正等するために用いるものである。校正用チャートWとしては、様々なものが挙げられるが、本第1実施形態では例えば図5に示すような校正用チャートW1が用いられる。この校正用チャートW1は、例えば透明なガラス基板13と、当該ガラス基板13上に形成されたクロム製の線状のパターン15とで構成されている。なお、後述するパターン15の寸法測定がされた後は、校正用チャートWに付属する「検査成績書」等に記載される。
画像測定機10は、ステージ14と、CCDカメラ16と、X,Y,Z軸駆動機構18,20,22(図2参照)を有している。
ステージ14には、CCDカメラ16と対向した状態で校正用チャートW1が載置される。このステージ14は、例えば水平方向の中で画像測定機10の手前方向と奥方向を含むY軸方向にスライド移動可能とされている。
CCDカメラ16は、ステージ14に載置された校正用チャートW1のパターン15を撮像するためのものである。CCDカメラ16で撮像して得られるアナログ画像は、適宜、ホストコンピュータ12に送られる。このCCDカメラ16は、例えば水平方向の中でX軸方向と直交するY軸方向に移動可能とされている。
X,Z軸駆動機構18,22は、例えば駆動モータやギア等を含み、CCDカメラ16に接続され、当該CCDカメラ16をX軸方向及びZ方向に移動するためのものである。Y軸駆動機構20は、例えば駆動モータやギア等を含み、ステージ14に接続され、当該ステージ14をY軸方向に移動するためのものである。
なお、画像測定機10は、電源ボタンやステージ14を照明する照明装置50(図2参照)等の他の構成も備えている。
ホストコンピュータ12は、画像測定機10の駆動を制御すると共にこの画像測定機10で撮影した画像をデジタル画像に変換して画像メモリに取り込み、寸法測定等の各種画像処理を行うものである。このホストコンピュータ12には、コンピュータ本体24と、CRT26と、プリンタ28と、キーボード30と、マウス32とが備えられている。このキーボード30およびマウス32を操作することで、エッジ検出ツールや寸法測定ツール等の画像処理ツールを選択したり、この選択した画像処理ツールを画像上の適当な位置に配置して画像処理したりすることができる。
ホストコンピュータ12の手前には、例えば画像測定機10の各軸駆動機構18,20,22の駆動、照明手段の切替(リング照明、垂直落射照明、ステージ下方からの透過照明)、照明光量調節及びズームアップ/ダウン調節等が可能な操作盤34が備えられている。
――ハードウェア構成――
図2は、寸法測定システム1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
寸法測定システム1は、コンピュータ本体24(図1参照)の中にCPU40を有している。このCPU40には、寸法測定システム1の様々な構成が接続されている。例えば、CPU40には、上記のX,Y,Z軸駆動機構18,20,22と、操作盤34と、インターフェース42を介してキーボード30及びマウス32と、が接続されている。この他にも、CPU40には、メモリ44と、照明制御部46と、多値画像メモリ48と、が接続されている。
メモリ44は、コンピュータ本体24(図1参照)の中に設けられた一時記憶手段である。
照明制御部46は、照明装置50を制御するものであり、例えば画像測定機10に設けられている。
多値画像メモリ48には、A/D変換部52を介してCCDカメラ16に接続され、表示制御部54を介してCRT26に接続されている。CCDカメラ16で撮影した校正用チャートW1の画像は、A/D変換部52に入力されここでデジタル画像に変換された後、一旦、多値画像メモリ48に格納される。この多値画像メモリ48内の情報はCPU40へ随時入力可能で、逆にCPU40から随時書き込み可能である。さらにこの多値画像メモリ48に記憶された画像はそのまま表示制御部54を経てCRT26に表示される。
――機能構成――
図3は、本第1実施形態に係る寸法測定システム1の機能的構成の一例を示すブロック図である。すなわち、同図は、CPU40が図示しないハードディスクに格納されたプログラムを実行することにより、他のハードウェアやソフトウェアと協働して、寸法測定システム1において実現される各種の機能部の構成を示すものである。
図3に示すように、寸法測定システム1は、操作部60と、表示部62と、撮像部64と、変化部66とを有している。また、寸法測定システム1は、主制御部68と、各種機能部が集まった機能群70とを有する。
操作部60は、例えばキーボード30やマウス32、操作盤34等を含んで構成される。この操作部60に入力された入力情報(検知信号)は、例えば主制御部68等に渡される。
表示部62は、例えばCRT26や表示制御部54等を含んで構成される。この表示部62は、主制御部68や機能群70の制御の下、校正用チャートW1の画像等を画面上に表示する。
撮像部64は、例えばCCDカメラ16を含んで構成される。この撮像部64は、測定対象としての校正用チャートW1のパターン15(図5参照)を撮像する。
変化部66は、例えばX,Y,Z軸駆動機構18,20,22を含んで構成される。この変化部66は、Z軸駆動機構22により、少なくとも撮像方向(Z軸方向)の校正用チャートW1と撮像部64との相対位置を変化させる。
主制御部68は、CPU40やメモリ44等を含んで構成される。この主制御部68は、各機能群70の処理を統括的に制御する。例えば主制御部68は、操作部60からの入力情報に応答して、各機能群70を制御し、プログラムによって実現される寸法測定の処理を統括的に行う。
機能群70は、CPU40やメモリ44等を含んで構成される。この機能群70は、オートフォーカス部72と、準備測定部74と、焦点位置決定部76と、本測定部82と、を有する。また、焦点位置決定部76は、補正量算出部78と、補正部80と、を有する。
オートフォーカス部72は、操作部60の操作に応じて、撮像部64を用いて、測定対象をコントラスト法でオートフォーカスして、測定対象に対して撮像部64の仮焦点位置を取得する。コントラスト法は、変化部66で校正用チャートW1と撮像部64とのZ軸方向の相対位置を変化させながら撮像部64を用いて校正用チャートW1のパターン15を撮像して、得られる画像のうちコントラストが最大となる画像に対応する相対位置を焦点位置として取得する方法である。
準備測定部74は、変化部66で相対位置を変化させながら撮像部64を用いて校正用チャートW1のパターン15を撮像し、得られる各画像から当該パターン15の寸法をそれぞれ測定する。
焦点位置決定部76は、準備測定部74で得た各寸法と各寸法に対応する相対位置とに基づき、寸法が最小又は最大となる相対位置を焦点位置(本第1実施形態では補正用焦点位置)として決定する。なお、寸法が最小となる相対位置とするか最大となる相対位置とするかは、パターン15自体の寸法を測定するか、隣接するパターン15間の間隔を測定するかによる。焦点位置決定部76は、例えばパターン15自体の寸法を測定する場合には寸法が最小となる相対位置を補正用焦点位置として決定し、パターン15の間隔を測定する場合には寸法が最大となる相対位置を補正用焦点位置として決定する。
補正量算出部78は、オートフォーカス部72で取得した仮焦点位置と、焦点位置決定部76で取得した補正用焦点位置とに基づいて焦点位置補正量を算出する。
補正部80は、オートフォーカス部72で取得した仮焦点位置を焦点位置補正量で補正し、(真の)焦点位置を取得する。なお、準備測定する測定対象とオートフォーカスする測定対象が同じ場合、この補正部80で得られる焦点位置と、焦点位置決定部76で得られる補正用焦点位置は同じとなる。
本測定部82は、撮像部64を用いて補正部80で得られる焦点位置で校正用チャートW1のパターン15を撮像し、撮像した画像から校正用チャートW1のパターン15の寸法を測定する。
――寸法測定――
図4は、本第1実施形態に係る寸法測定システム1における寸法測定の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下、括弧中の識別符号は、図4中のステップ識別符号と対応している。また、図4中の「&」は、「及び」を意味する。
(SP10)主制御部68は、操作部60の操作に応じて測定を開始するか否か判断する。具体的には、主制御部68は、操作部60から測定開始に関する操作信号を受け付けた場合に肯定判定し、それ以外の場合は否定判定する。主制御部68は、肯定判定した場合にはステップSP12の処理に移行し、否定判定した場合にはステップSP24の処理に移行する。
(SP12)主制御部68は、オートフォーカス部72に処理を渡す。処理を渡されたオートフォーカス部72は、撮像部64及び変化部66を制御して、例えば測定対象となる校正用チャートW1のパターン15のエッジ付近に対してコントラスト法でオートフォーカスして、撮像部64の仮焦点位置Zaf(n)を取得する。ただし、nは変数で初期値は「0」である。その後、オートフォーカス部72は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP14の処理に移行する。なお、「処理を渡す」とは、処理を開始することを意味する。
(SP14)主制御部68は、準備測定部74に処理を渡す。処理を渡された準備測定部74は、変化部66で相対位置を、例えば仮焦点位置Zaf(n)を基準(例えば中心)として焦点深度の範囲内で変化させながら撮像部64を用いて校正用チャートW1のパターン15を撮像する。そして、準備測定部74は、撮像して得られる各画像から当該パターン15の寸法をそれぞれ測定する。本第1実施形態では、例えば図6に示すように、準備測定部74は、仮焦点位置Zaf(n)を基準(例えば中心)とした焦点深度の範囲内にある相対位置Z0〜Z6のときに撮像して得られる各画像I0〜I6からパターン15の線幅W0〜W6をそれぞれ測定する。その後、準備測定部74は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP16の処理に移行する。
(SP16)主制御部68は、焦点位置決定部76に処理を渡す。処理を渡された焦点位置決定部76は、図7に示すように、準備測定部74で得た各線幅W0〜W6と相対位置Z0〜Z6とに基づき近似曲線90を作成し、当該近似曲線90の中で線幅が最小Wminとなる相対位置Zcalcを補正用焦点位置として決定する。その後、焦点位置決定部76は、ステップSP18の処理に移行する。なお、パターン15の間隔を測定する場合には間隔が最大となる相対位置を補正用焦点位置として決定する。以下、パターン15の線幅を測定することを前提に記載する。
(SP18)焦点位置決定部76は、補正量算出部78に処理を渡す。処理を渡された補正量算出部78は、補正用焦点位置の相対位置Zcalcから仮焦点位置Zaf(n)を差し引いて焦点位置補正量ΔZを算出する{ΔZ=Zcalc−Zaf(n)}。その後、補正量算出部78は、焦点位置補正量ΔZをメモリ44に格納しておき、ステップSP20の処理に移行する。
(SP20)補正量算出部78は、補正部80に処理を渡す。処理を渡された補正部80は、オートフォーカス部72で取得した仮焦点位置Zafを焦点位置補正量ΔZで補正して、(真の)焦点位置Zt(n)を取得する(Zt(n)=Zaf(n)+ΔZ=Zcalc)。なお、このステップSP20では、準備測定する測定対象とオートフォーカスする測定対象が同じであるので、相対位置Zcalcと焦点位置Ztは同じとなる。その後、補正部80は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP22の処理に移行する。
(SP22)主制御部68は、本測定部82に処理を渡す。処理を渡された本測定部82は、撮像部64を用いて補正部80で取得した焦点位置Zt、言い換えると、相対位置Zcalcで、校正用チャートW1のパターン15(ステップSP12で撮像した同じパターン)を撮像し、撮像した画像から校正用チャートW1のパターン15の線幅を測定する。本測定部82が測定した線幅の値は、例えば表示部62に表示される。その後、本測定部82は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP24の処理に移行する。
(SP24)主制御部68は、操作部60の操作に応じて測定を開始するか否か判断する。具体的には、主制御部68は、操作部60から新たな測定開始に関する操作信号を受け付けた場合に肯定判定し、それ以外の場合は否定判定する。主制御部68は、肯定判定した場合には変数nに「1」を加算(n=n+1)してステップSP26の処理に移行し、否定判定した場合には全体の処理を終える。
(SP26)主制御部68は、オートフォーカス部72に処理を渡す。処理を渡されたオートフォーカス部72は、撮像部64及び変化部66を制御して、新たな測定対象となる校正用チャートW1のパターン15のエッジ付近に対してコントラスト法でオートフォーカスして、撮像部64の新たな仮焦点位置Zaf(n)を取得する。その後、オートフォーカス部72は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP28の処理に移行する。なお、ステップSP26での新たな測定対象となる校正用チャートW1のパターン15は、ステップSP22の測定対象のパターン15とは、別のパターン15である。
(SP28)主制御部68は、補正部80に処理を渡す。処理を渡された補正部80は、オートフォーカス部72で取得した新たな仮焦点位置Zaf(n)を焦点位置補正量ΔZで補正して、(真の)焦点位置Zt(n)を取得する(Zt(n)=Zaf(n)+ΔZ)。その後、補正部80は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP30の処理に移行する。
(SP30)主制御部68は、本測定部82に処理を渡す。処理を渡された本測定部82は、撮像部64を用いて補正部80で取得した新たな焦点位置Zt(n)で、校正用チャートW1の別のパターン15を撮像し、撮像した画像から校正用チャートW1の別のパターン15の線幅を本測定する。その後、本測定部82は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP24の処理に戻る。
――効果――
次に、本第1実施形態に係る寸法測定システム1の効果について説明する。
本第1実施形態に係る寸法測定システム1では、準備測定部74で得た各線幅W0〜W6と相対位置Z0〜Z6とに基づき線幅が最小Wminとなる相対位置Zcalcを決定する(ステップSP12〜ステップSP18参照)。このため、測定対象に粉塵が付着した場合や、測定対象のエッジ近傍に回折光が発生した場合であっても、取得する相対位置Zcalcにほぼ変化はなく、この相対位置Zcalcが測定対象にとって最適な焦点位置となる。したがって、本測定部82は、最適な焦点位置である相対位置Zcalcで、校正用チャートW1のパターン15を撮像し、撮像した画像から校正用チャートW1のパターン15の線幅を精度よく測定することができる(ステップSP18、ステップSP22参照)。すなわち、本第1実施形態に係る寸法測定システム1によれば、線幅測定の高精度化を実現できる。
また、準備測定部74は、オートフォーカス部72で取得した仮焦点位置Zafを基準として相対位置を変化させるので、準備測定部74が測定対象を撮像するときの相対位置が最適な焦点位置から大きくずれることを抑制することができる。よって、無駄な動作(変化及び撮像)を省くことができる。
また、準備測定部74は、仮焦点位置Zafを基準として、焦点深度の範囲内で、相対位置を変化させるので、準備測定部74が測定対象を撮像するときの相対位置が最適な焦点位置から大きくずれることをよりよく抑制することができる。よって、無駄な動作(変化及び撮像)を省くことができる。
また、最初の測定対象とは別の又は同一の対象を新たな測定対象として寸法測定を繰り返す場合に、補正部80は、オートフォーカス部72で取得した新たな仮焦点位置Zaf(n)を焦点位置補正量ΔZで補正し、新たな焦点位置Zt(n)を取得し、本測定部82は、当該新たな焦点位置Zt(n)で新たな測定対象の寸法を測定する(ステップSP24〜SP30参照)。このため、寸法測定を繰り返す場合に、コントラスト法で決定した新たな仮焦点位置Zaf(n)と測定対象にとって最適な焦点位置が一致しない場合でも、仮焦点位置Zaf(n)が焦点位置補正量ΔZで補正されて新たな焦点位置Zt(n)となるため、撮像に用いる焦点位置{新たな焦点位置Zt(n)}が最適な焦点位置により一致するようになる。したがって、寸法測定を繰り返す場合でも、線幅測定の高精度化を実現できる。
また、寸法の測定対象は、校正用チャートW1のパターン15であるため、特に高精度な測定が要求されるが、本第1実施形態に係る寸法測定システム1によれば、補正して得られる焦点位置Zt(n)で撮像するため、測定対象がパターン15であってもその線幅を高精度に測定することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る寸法測定装置としての寸法測定システムについて説明する。本第2実施形態に係る寸法測定システムでは、寸法測定の流れにおいて繰り返しの寸法測定を行わない点で第1実施形態と大きく異なる。本第2実施形態に係る寸法測定システムの構成については、第1実施形態と同様である。
図8は、本第2実施形態に係る寸法測定システムにおける寸法測定の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下、括弧中の識別符号は、図8中のステップ識別符号と対応している。
(SP40)主制御部68は、操作部60の操作に応じて測定を開始するか否か判断する。具体的には、主制御部68は、操作部60から測定開始に関する操作信号を受け付けた場合に肯定判定し、それ以外の場合は否定判定する。主制御部68は、肯定判定した場合にはステップSP42の処理に移行し、否定判定した場合には全体の処理を終える。
(SP42)主制御部68は、オートフォーカス部72に処理を渡す。処理を渡されたオートフォーカス部72は、撮像部64及び変化部66を制御して、例えば測定対象となる校正用チャートW1のパターン15のエッジ付近に対してコントラスト法でオートフォーカスして、撮像部64の仮焦点位置Zafを取得する。その後、オートフォーカス部72は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP44の処理に移行する。
(SP44)主制御部68は、準備測定部74に処理を渡す。処理を渡された準備測定部74は、変化部66で相対位置を、例えば仮焦点位置Zafを基準(例えば中心)として変化させながら撮像部64を用いて校正用チャートW1のパターン15を撮像する。そして、準備測定部74は、撮像して得られる各画像から当該パターン15の寸法をそれぞれ測定する。本第2実施形態では、例えば図6に示すように、準備測定部74は、仮焦点位置Zafを基準(例えば中心)とした焦点深度の範囲内にある相対位置Z0〜Z6のときに撮像して得られる各画像I0〜I6からパターン15の線幅W0〜W6をそれぞれ測定する。その後、準備測定部74は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP46の処理に移行する。
(SP46)主制御部68は、焦点位置決定部76に処理を渡す。処理を渡された焦点位置決定部76は、図7に示すように、準備測定部74で得た各線幅W0〜W6と相対位置Z0〜Z6とに基づき近似曲線90を作成し、当該近似曲線90の中で線幅が最小Wminにとなる相対位置Zcalcを(真の)焦点位置Ztとして決定する。その後、焦点位置決定部76は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68はステップSP48の処理に移行する。
(SP48)主制御部68は、本測定部82に処理を渡す。処理を渡された本測定部82は、撮像部64を用いて焦点位置決定部76で取得した焦点位置Ztで、校正用チャートW1のパターン15(ステップSP42で撮像した同じパターン)を撮像し、撮像した画像から校正用チャートW1のパターン15の線幅を測定する。本測定部82が測定した線幅の値は、例えば表示部62に表示され、これを見た寸法測定システム1のユーザは、当該線幅の値を対応するパターン15の傍のガラス基板13の面に付す。その後、本測定部82は、主制御部68に処理を戻して、主制御部68は全体の処理を終える。
以上、第2実施形態に係る寸法測定システムによれば、第1実施形態に比べて、繰り返しの寸法測定を行わないため、補正量算出部78や補正部80の処理も省略することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る寸法測定装置としての寸法測定システムについて説明する。本第3実施形態に係る寸法測定システムでは、測定対象が第1実施形態と異なる。本第3実施形態に係る寸法測定システムの構成については、第1実施形態と同様である。
図9は、本第3実施形態に係る寸法測定システムにおける測定対象である校正用チャートW2の正面図である。
この校正用チャートW2は、ガラス基板13と、ガラス基板13上に設けられた主パターン15Aとを有している他、さらに主パターン15Aの周囲に設けられ、主パターン15Aよりも小さい複数の線状パターンの副パターン15Bとが設けられている。
主パターン15Aは、寸法の測定対象となるものである。主パターン15Aの形状は特に限定されないが、本第3実施形態では円形とされている。この主パターン15Aは、撮像部64で撮像可能な範囲100を超える寸法を有している。また、副パターン15Bの配置は主パターン15Aの周囲であれば特に限定されないが、本第3実施形態では主パターン15Aから放射状に延びている。この副パターン15Bは、撮像部64で撮像し可能な範囲100内に収まる寸法を有している。
この校正用チャートW2の主パターン15Aの寸法測定は、まず図4に示すステップSP10〜SP22で、副パターン15Bを測定対象とすることで焦点位置補正量ΔZを取得し、ステップSP24〜P26で、副パターン15Bの周囲にある主パターン15Aの一部(例えば撮像部64を動かさなくても画像に写る範囲100内の主パターン15Aの一部)をオートフォーカスして仮焦点位置Zaf(n)を取得する。その後、ステップSP28で、焦点位置補正量ΔZを用いてオートフォーカスで取得したZaf(n)を補正して(真の)焦点位置Zt(n)を取得する。その後、ステップSP30で、焦点位置Zt(n)を用いて、副パターン15Bの周囲にある主パターン15Aの一部(測定点102)のエッジ検出をする(本実施形態では寸法測定ではない)。その他の副パターン15Bの周囲にある測定点102についても、撮像部64とステージ14(撮像対象)のX軸方向又はY軸方向の相対位置を変化させつつ、同様にステップSP24〜SP30を繰り返して、エッジ検出を繰り返す。全ての測定点102についてエッジ検出が終わると、エッジ検出の結果から、主パターン15Aの寸法測定をする。
以上、本第3実施形態に係る寸法測定システムによれば、校正用チャートW2に測定対象となる主パターン15A以外に、焦点位置補正量ΔZを得るための副パターン15Bを設けているので、主パターン15Aが線状のみならず、円状や三角状など形状を問わずに、第1実施形態で説明した焦点位置の補正を行え、寸法測定の高精度化を実現することができる。
また、主パターン15Aが線状のものであっても、撮像部64で撮像可能な範囲100を超える大きさとされていると、それ自体を撮像して焦点位置補正量ΔZを取得することはできないが、副パターン15Bが撮像部64で撮像可能な範囲100内に収まる大きさとされているため、副パターン15Bを撮像して焦点位置補正量ΔZを取得することができる。この焦点位置補正量ΔZは、主パターン15Aを寸法測定する際の焦点位置の補正に利用できる。この結果、主パターン15Aの大きさを問わず、寸法測定の高精度化を実現することができる。
<変形例>
以上、本願の開示する技術の複数の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものではない。
例えば、図4に示すステップSP16では、焦点位置決定部76は、各線幅W0〜W6と相対位置Z0〜Z6とに基づき近似曲線90を作成し、当該近似曲線90の中で線幅が最小Wminとなる相対位置Zcalcを補正用焦点位置として取得する場合を説明した。この他にも、焦点位置決定部76は、近似曲線90を作成することなく、各線幅W0〜W6の中で線幅が最小となる相対位置Zcalcを補正用焦点位置として取得してもよい。
また、図4に示すステップSP22の本測定の前に、操作部60の操作を受け付けるまで待機するステップを設けてもよい。
また、基板13の材料がガラスでパターン15の材料がクロムである場合を説明したが、これらの材料は特に限定されない。
また、寸法測定装置1の測定対象は、校正用チャートW1やW2等を含む校正用チャートWのパターンである場合を説明したが、例えば半導体等のワークであってもよい。
1 寸法測定システム(寸法測定装置)
13 ガラス基板(基板)
15 パターン(測定対象)
15A 主パターン(測定対象)
15B 副パターン(測定対象)
64 撮像部
66 変化部
72 オートフォーカス部
74 準備測定部
76 焦点位置決定部
78 補正量算出部
80 補正部
82 本測定部
90 近似曲線
W 校正用チャート
W1 校正用チャート
W2 校正用チャート

Claims (5)

  1. 測定対象を撮像する撮像部と
    記測定対象と前記撮像部との相対位置を変化させる変化部と、
    前記測定対象をコントラスト法でオートフォーカスした、前記測定対象に対する前記撮像部の仮焦点位置を取得し、前記相対位置を変化させながら前記測定対象を撮像した各画像から、前記測定対象の寸法をそれぞれ測定する準備測定部と、
    前記準備測定部で測定された各寸法と、各寸法に対応する前記相対位置とに基づき、寸法が最小又は最大となる相対位置を、前記測定対象に対する前記撮像部の焦点位置として決定する焦点位置決定部と、
    前記焦点位置において前記測定対象を撮像し、撮像により得られた画像から前記寸法を測定する本測定部と、
    前記仮焦点位置と前記焦点位置とに基づいて焦点位置補正量を算出する補正量算出部と、
    前記測定対象とは異なる新たな測定対象を測定する場合に、前記新たな測定対象に対してコントラスト法でオートフォーカスして、新たな仮焦点位置を取得するオートフォーカス部と、
    前記オートフォーカス部で取得した前記新たな仮焦点位置を前記焦点位置補正量で補正し、新たな焦点位置を得る補正部と、
    を有し、
    前記本測定部はさらに、前記新たな焦点位置で前記新たな測定対象を撮像した画像から前記新たな測定対象の寸法を測定する、
    寸法測定装置。
  2. 記変化部は、前記仮焦点位置を基準として前記相対位置を変化させる、
    請求項1に記載の寸法測定装置。
  3. 前記変化部は、前記仮焦点位置を基準として、焦点深度の範囲内で、前記相対位置を変化させる、
    請求項2に記載の寸法測定装置。
  4. 前記測定対象は、校正用チャートのパターンである、
    請求項1〜請求項の何れか1項に記載の寸法測定装置。
  5. 測定対象をコントラスト法でオートフォーカスした、前記測定対象に対する撮像部の仮焦点位置を取得するステップと、
    前記測定対象を撮像する前記撮像部と前記測定対象の相対位置を変化させながら、前記測定対象を撮像した各画像から、前記測定対象の寸法をそれぞれ測定するステップと、
    測定した各寸法と、各寸法に対応する前記相対位置とに基づき、寸法が最小又は最大となる相対位置を、前記測定対象に対する前記撮像部の焦点位置として決定するステップと、
    前記焦点位置において前記測定対象を撮像し、撮像により得られた画像から前記寸法を測定するステップと、
    前記仮焦点位置と前記焦点位置とに基づいて焦点位置補正量を算出するステップと、
    前記測定対象とは異なる新たな測定対象を測定する場合に、前記新たな測定対象に対してコントラスト法でオートフォーカスして、新たな仮焦点位置を取得するステップと、
    前記新たな仮焦点位置を前記焦点位置補正量で補正し、新たな焦点位置を得るステップと、
    前記新たな焦点位置で前記新たな測定対象を撮像した画像から前記新たな測定対象の寸法を測定するステップと、
    を有する寸法測定方法。
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