JP6316563B2 - 消火ガス発生装置 - Google Patents

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本発明は、車両のエンジンルームなどの小空間を防護区画とする小形の消火ガス発生装置に関する。
従来技術の消火ガス発生装置は、たとえば特許文献1に開示されている。この従来技術では、自動車に装備される消火ガス発生装置が自動車用自動消火システムとして開示されている。
自動車用自動消火システムは、エアバック装置に連動して作動するガス発生器と、ガス発生器の作動による気体によって加圧される消火剤貯蔵容器と、消火剤貯蔵容器内に設けられかつ先端が消火剤貯蔵容器内のいずれの位置にも自重によって移動可能なサイホン管と、サイホン管に配管を経て接続される火災感知機能付きノズルとを備える。
特開2005−143856号公報
前述の従来技術では、常時は消火剤貯蔵容器内が無圧状態であり、火災になる恐れのあるときになって消火剤貯蔵容器内が加圧されるので、消火剤貯蔵容器内からの消火剤の誤放出が防止され、また自動車が転倒して如何なる向きになっても、サイホン管の先端が消火剤貯蔵容器内の底に移動するので、消火剤を確実に放出することができるが、消火剤貯蔵容器を備えるので、構成が大型であり、設置に大きな占有空間を要するとともに、取付け位置が制限されるので、設置上の自由度が低く、エンジンルームなどの小空間の防護区画に近接した部位に設置することができないという問題がある。
本発明の目的は、設置に要する占有空間を小さくし、設置上の自由度が向上された消火ガス発生装置を提供することである。
本発明は、燃焼によって消火ガスを発生する着火剤が収容され、前記着火剤の燃焼によって生じた消火ガスを放出するための放出孔を有する着火剤収容体と、
通電によって放電または発熱する点火部を有し、前記点火部の放電または発熱によって前記着火剤収容体内の前記着火剤に着火する着火手段と、
前記点火部に通電させるための通電手段と、
前記着火剤収容体および前記着火手段が装着され、前記放出孔を外部に連通させて前記放出孔から放出された消火ガスを外部へ噴射するためのノズル孔を有するケーシングと、を備え、
前記ケーシングは、前記着火剤収容体から発生した消火ガスをノズル孔に導くガス通路を形成する通路形成体を有し、
前記通路形成体と前記着火剤収容体との間には、燃焼によって膨張する消火ガスを分散させて流速を低減する金属製の多孔性材料から成る分散部材が介在されることを特徴とする消火ガス発生装置である。
また本発明は、前記ケーシングは、
前記着火剤収容体および前記着火手段が収容される凹所を有するケーシング本体と、
前記ケーシング本体に一体に設けられ、前記ノズル孔が形成されるノズル部と、を有することを特徴とする。
また本発明は、記通路形成体の前記ガス通路には、ガス透過率の高い多孔性材料から成るフィルタが介在されることを特徴とする。
また本発明は、前記通路形成体と前記着火剤収容体との間には、前記着火剤から発生した消火ガスを分散して前記通路形成体側へ通過させる分散部材が介在されることを特徴とする。
また本発明は、前記通路形成体の前記オリフィスと前記ノズル孔との間には、前記オリフィスから放出される消火ガスを減圧させる減圧空間が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、通電手段によって着火手段の点火部に通電されると、点火部は放電または発熱し、着火剤収容体内の着火剤に着火される。着火剤は、着火されると燃焼し、その燃焼反応によって消火ガスを発生する。着火剤から発生した消火ガスは、通路形成体と着火剤収容体との間に介在された分散部材を通って放出孔から放出され、ケーシングのノズル孔から外部へ放出される。
このように消火ガス発生装置は、通電手段による点火部への通電によって着火剤から消火ガスを発生させて、その消火ガスを分散部材および放出孔を通ってノズル孔から放出するように構成されるので、着火剤の燃焼によって急激に膨張する消火ガスが分散部材によって分散されて流速が低減し、これによって消火ガスの急激な噴射が抑制され、消火ガスを貯蔵するための貯蔵容器を必要とせず、小形で簡素な構成によって消火ガス発生装置を実現し、設置に要する占有空間を小さくし、設置上の自由度を高くすることができる。
これによって、消火ガス発生装置をたとえば自動車のボンネット内など狭小な空間内に設置することができ、エアバックなどの制御装置と連動させ、あるいは運転者の操作スイッチなどの操作によって単独で作動させて、発生した消火ガスを防護区画内に放出させ、防護区画内の消火ガスの濃度を消炎濃度以上にして消火し、あるいは発火を防止することができる。
また消火ガス発生装置が小形であるので、防護区画の容積が大きい場合および1つの消火ガス発生装置で必要なガス量を発生させることができない場合には、発生させたガス量が消炎濃度以上になるように、複数の消火ガス発生装置を消火対象空間としての同一防護区画に設置することも可能であり、必要なガス量に応じて設置個数を容易に選択することができ、設置上の利便性向上することができる。
また本発明によれば、ケーシング本体の凹所に着火剤収容体および着火手段が装着され、このケーシング本体に一体にノズル部が設けられので、装置全体を簡素な構成によって実現することができ、設置に要する占有空間を少なくし、設置場所における向きなどの配置上の自由度を向上することができる。
また本発明によれば、前記凹所に通路形成体が収容され、通路形成体のガス通路にフィルタが介在されるので、防護区画内への着火剤の燃焼によって生じた残渣などの異物の侵入を防止することができる。
また本発明によれば、通路形成体にフィルタを透過した消火ガスの流量を制限するオリフィスが設けられるので、急激な防護区画内へのガスの侵入を防止し、消火ガスの急激な噴射によって、防護区画内に配置される物体のガス圧力による損傷を防止することができる。
また本発明によれば、通路形成体のオリフィスとノズル孔との間に減圧空間が設けられるので、着火剤収容体から燃焼によって発生した高温の消火ガスが冷却され、防護区画内へ噴射される消火ガスの温度を低下させ、防護区画内に配置される物体の熱による損傷を防止することができる。
本発明の一実施形態の消火ガス発生装置1を備える車両消火システム2の構成を模式的に示す系統図である。 消火ガス発生装置の構成を示す拡大断面図である。 図2の切断面線III−IIIから見た拡大断面図である。 車両消火システムの動作を説明するためのフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態の消火ガス発生装置1を備える車両消火システム2の構成を模式的に示す系統図であり、図2は消火ガス発生装置1の構成を示す拡大断面図である。本実施形態では、車両に装備される車両消火システム2に適用される消火ガス発生装置1について説明する。
車両消火システム2は、車体のボンネット部またはボンネット部内に固定されるブラケットなどの被取付け体30に固定され、ボンネット内空間などの消火対象空間を規定する防護区画M内消火ガス濃度消炎濃度以上するために必要なガス量を放出する複数(本実施形態では2)の消火ガス発生装置1a,1b(総称する場合には、添え字a,bを省略する)と、車体に搭載される加速度センサおよび歪検出センサなどを含んで構成され、車両が衝突などによって受けた衝撃を検出して衝撃検出信号を出力する衝撃検出装置3と、衝撃検出装置3から出力される衝撃検出信号に応答して、車両に装備されるエアバッグ装置4を作動させ、エアバッグを膨張させるとともに、各消火ガス発生装置1a,1bを作動させて消火ガスを発生させる制御装置5と、運転者が操作して消火ガスを発生させるための操作スイッチを有する入力部31とを含んで構成される。
消火ガスは、NガスおよびCOガスおよびハロゲン化物ガスなどの不燃性ガスによって実現され、このような不燃性ガスを消火ガスとして放出することによって、消火対象空間内の消火ガスの濃度を消炎濃度以上にして、消火対象空間内のO濃度を低下させて、消火し、または発火を未然に抑制することができる。本実施形態における消火ガスは、Nガスが約30%、COガスが約20%、HOが約50%の割合で構成されるガス成分から成る。また、このような消火ガスは、Nガスの低酸素化だけでなく、ほぼ同時に発生するCOガスをも含むので、COガスによる冷却作用によって、消火効果を促進することができる。このような消火ガスを発生する着火剤10としては、たとえばニトロセルロースを用いることができる。
被取付け体30には、取付け孔31が形成され、取付け孔31には、後述するノズル部20の外周部に外ねじが刻設された筒部20aが挿通される。筒部20aには、一対の座金32a,32bと、一対のナット33a,33bとが装着され、被取付け体30をその厚み方向両側から挟むように、座金32a,32bおよびナット33a,33bを取付け、ナット33a,33bを互い近接するように締付けることによって、被取付け体31を両側から挟着し、各消火ガス発生装置が被取付け体30の主面に対して垂直に取付けられて固定されている。
このような各消火ガス発生装置1a,1bの被取付け体30への取付け方法は、これに限るものではなく、その他の方法、たとえば溶接、リベット止め、螺着、圧入などの各方法を被取付け体30の構造、周囲のスペースなどの設置環境に応じて適宜選択することができる。
制御装置5は、中央演算処理装置(Central Processing Unit;略称CPU)を含んで構成されるコンピュータによって実現される。制御装置5は、衝撃検出装置3、各消火ガス発生装置1a,1bおよびエアバッグ装置4に可撓性を有するケーブル6〜9によって電気的にそれぞれ接続されている。
消火ガス発生装置1は、燃焼によって消火ガスを発生させる着火剤10が収容され、着火剤10の燃焼によって生じた消火ガスを放出するための放出孔11を有する略カップ状の着火剤収容容器12を含む着火剤収容体13と、通電によって放電または発熱する点火部14を有し、点火部14の放電または発熱によって着火剤収容体13内の着火剤10に着火する、イグナイタとも称される着火手段15と、点火部14に通電するための通電手段である前述の制御装置5と、着火剤収容体13および着火手段15が装着され、放出孔11を外部である前述の防護区画Mの消火対象空間に連通させて、該放出孔11から放出された消火ガスを防護区画Mの消火対象空間内へ噴射するための両端が円錐台状に面取りされた略円柱状のノズル孔16を有するケーシング17とを備える。
ケーシング17は、着火剤収容体13および着火手段15が装着され、ノズル孔16に連通する凹所18を有するケーシング本体19と、ケーシング本体19に一体に設けられ、ノズル孔16が形成されるノズル部20とを有する。ケーシング17は、たとえばステンレス鋼から成る。
着火手段15は、たとえば、電気絶縁性を有する合成樹脂から成る栓体15aに一対の電極ピン15b,15cが挿通されて保持され、各電極ピン15b,15cの一方の先端部に点火部14が設けられる。点火部14は、各電極ピン15b,15cの一方の先端部に接続される発熱抵抗線14aを有する。各電極ピン15b,15cの前記栓体14aから外部(図2の右方)へ突出する部分には、ケーブル7が接続され、ケーブル7を介して制御装置5から点火信号が与えられ、発熱抵抗体14aが発熱し、着火剤10に着火され、急激な燃焼反応、すなわち爆発して、消火ガスを発生する。本発明の他の実施形態では、前記発熱抵抗線14aを通電によって発熱させる構成に代えて、各電極ピン15b,15cの一方の先端部間の放電によるスパークによって着火剤10に着火するようにしてもよい。
凹所18は、ノズル孔16に連通する円柱状の第1空間18aと、一端が第1空間18aに連通し、第1空間18aよりも大径の円柱状の第2空間18bと、一端が第2空間18bに連通し、他端が開放した円柱状の第3空間18cとを含んで構成される。ケーシング本体19の前記第3空間18cに臨む内周部には、内ねじ21が刻設されている。
図3は、図2の切断面線III−IIIから見た拡大断面図である。凹所18の第1空間18aには、着火剤収容体13から発生した消火ガスをノズル孔16に導くガス通路を有する通路形成体23が圧入されて気密に収容され、通路形成体23の前記ガス通路には、ガス透過率の高い、柱状の空隙が連続して形成される金属製の多孔性材料から成る円柱状のフィルタ24が介在される。
通路形成体23は、前述のフィルタ24と、フィルタ24を収容する略カップ状のケース25と有する。ケース25には、フィルタ24を透過した消火ガスの流量を制限する複数(本実施形態では4)のオリフィス26が設けられる。ケース2は、たとえばステンレス鋼から成る。
なお、本実施形態において、用語「オリフィス」は、慣用に従って、流路長Lが内径D以上(L/D≧1)の孔である「チョーク」、および内径Dが流路長L未満(L/D<1)の孔である「オリフィス」を含む「絞り」と同義として用いるものとする。
通路形成体23と着火剤収容体13との間には、着火剤10から発生した消火ガスを分散して通路形成体23側へ通過させる金属製の多孔性材料から成る円板状の分散部材27が介在される。分散部材27の多孔性材料は、燃焼によって急激に膨張する消火ガスを分散させ、消火ガスの流速の低減を目的とするため、フィルタ24の多孔性材料よりも空隙率が高く、圧力損失が少ないものが用いられる。
通路形成体23の各オリフィス26とノズル孔16との間には、各オリフィス26から放出される消火ガスを減圧させる円環状の第1室29aと、第1室29aおよびノズル孔16を接続する円板状の第2室29bとを有する減圧空間29が設けられる。
図4は、車両消火システムの動作を説明するためのフローチャートである。同図において、ステップs1は衝撃検出装置3の動作であり、ステップs2,s3は制御装置5の動作であり、ステップs4は各消火ガス発生装置1a,1bの動作を示す。
まず、ステップs1で、車両のイグニションスイッチが導通状態とされ、衝撃検出装置3、制御装置5およびエアバッグ装置4が動作可能な状態において、ステップs1で、衝撃検出装置3によって車両の衝撃が検出されると、その衝撃検出信号は衝撃検出装置3から制御装置5へ出力される。
ステップ2で、衝撃検出装置3からの衝撃検出信号が制御装置5に入力されると、制御装置5は、入力した衝撃検出信号に応答して、エアバッグ作動信号をエアバッグ装置4へエアバッグ膨張信号を出力して、エアバッグを膨張させるとともに、ステップs3で、各消火ガス発生手段1a,1bの点火部14へ点火信号を出して、点火部14に通電する。
点火部14が通電されると、点火部14は放電または発熱し、着火剤収容体13内の着火剤に着火される。着火剤は、着火されると燃焼し、その燃焼反応によって消火ガスを発生する。着火剤から発生した消火ガスは、放出孔11から放出され、通路形成体23内のフィルタ24を通過して、ステップs4でケーシング17のノズル孔16から防護区画Mである消火対象空間内で放出される。
このように、各消火ガス発生装置1a,1bは、通電手段としての制御装置5による点火部14への通電によって着火剤10から消火ガスを急激に発生させて、その消火ガスをノズル孔16から放出するように構成されるので、前記従来技術のように、消火ガスを貯蔵するための貯蔵容器を必要とせず、小形で簡素な構成によって実現し、設置に要する占有空間を小さくし、設置上の自由度を高くすることができる。
これによって、消火ガス発生装置1を自動車のボンネット内など狭小な空間内であっても、車体または車体に固定されるブラケットなどの被取付け体30に容易に設置することができ、エアバックなどの制御装置5と連動させ、あるいは運転者の操作スイッチなどの入力部31の操作によって単独で作動させて、発生した消火ガスを防護区画M内に放出させ、防護区画M内の消火ガスの濃度を消炎濃度以上にして消火し、あるいは発火を防止することができる。
また、消火ガス発生装置1が小形であるので、防護区画Mの容積が大きい場合および1つの消火ガス発生装置1で必要なガス量を発生させることができない場合には、発生させたガス量が消炎濃度以上になるように、複数の消火ガス発生装置1a,1bを消火対象空間としての同一防護区画Mに設置することも可能であり、必要なガス量に応じて設置個数を容易に選択することができ、設置上の利便性の向上することができる。
また、ケーシング本体19の凹所18に着火剤収容体13および着火手段15が装着され、このケーシング本体19に一体にノズル部20が設けられので、装置全体を簡素な構成によって実現することができ、設置に要する占有空間を少なくし、設置場所における向きなどの配置上の自由度を向上することができる。
また、前記凹所18に通路形成体23が収容され、通路形成体23のガス通路にフィルタ24が介在されるので、防護区画M内への着火剤10の燃焼によって生じた残渣などの異物の侵入を防止することができる。
また、通路形成体23にフィルタ24を透過した消火ガスの流量を制限するオリフィス26が設けられるので、急激な防護区画M内へのガスの侵入を防止し、消火ガスの急激な噴射によって、防護区画M内に配置される物体のガス圧力による損傷を防止することができる。
また、通路形成体23と着火剤収容体13との間に分散部材27が介在されるので、急激な消火ガスの発生によるフィルタ24の損傷を防止することができる。
また、通路形成体23のオリフィス26とノズル孔16との間に減圧空間29が設けられるので、着火剤収容体13から燃焼によって発生した高温の消火ガスが冷却され、防護区画M内へ噴射される消火ガスの温度を低下させ、防護区画M内に配置される物体の熱による損傷を防止することができる。
1;1a,1b 消火ガス発生装置
2 車両消火システム
3 衝撃検出装置
4 エアバッグ装置
5 制御装置
6〜9 ケーブル
10 着火剤
11 放出孔
12 着火剤収容容器
13 着火剤収容体
14 点火部
15 着火手段
16 ノズル孔
17 ケーシング
18 凹所
19 ケーシング本体
20 ノズル部
23 通路形成体
24 フィルタ
25 ケース
26 オリフィス
27 分散部材
29a 第1室
29b 第2室
29 減圧空間
M 防護区画

Claims (5)

  1. 燃焼によって消火ガスを発生する着火剤が収容され、前記着火剤の燃焼によって生じた消火ガスを放出するための放出孔を有する着火剤収容体と、
    通電によって放電または発熱する点火部を有し、前記点火部の放電または発熱によって前記着火剤収容体内の前記着火剤に着火する着火手段と、
    前記点火部に通電させるための通電手段と、
    前記着火剤収容体および前記着火手段が装着され、前記放出孔を外部に連通させて前記放出孔から放出された消火ガスを外部へ噴射するためのノズル孔を有するケーシングと、を備え、
    前記ケーシングは、前記着火剤収容体から発生した消火ガスをノズル孔に導くガス通路を形成する通路形成体を有し、
    前記通路形成体と前記着火剤収容体との間には、燃焼によって膨張する消火ガスを分散させて流速を低減する金属製の多孔性材料から成る分散部材が介在されることを特徴とする消火ガス発生装置。
  2. 前記ケーシングは、
    前記着火剤収容体および前記着火手段が収容される凹所を有するケーシング本体と、
    前記ケーシング本体に一体に設けられ、前記ノズル孔が形成されるノズル部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の消火ガス発生装置。
  3. 記通路形成体の前記ガス通路には、ガス透過率の高い多孔性材料から成るフィルタが介在されることを特徴とする請求項1または2に記載の消火ガス発生装置。
  4. 前記通路形成体には、前記フィルタを透過した消火ガスの流量を制限するオリフィスが設けられることを特徴とする請求項3に記載の消火ガス発生装置。
  5. 前記通路形成体の前記オリフィスと前記ノズル孔との間には、前記オリフィスから放出される消火ガスを減圧させる減圧空間が設けられることを特徴とする請求項4に記載の消火ガス発生装置。
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