JP6315658B2 - 原稿読取装置 - Google Patents
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Description
<装置構成>
図1〜図4は、本実施の形態にかかる原稿読取装置の一例としてのファクシミリ送受信機(以下、ファクシミリ)100の外観の概略を表わした図である。図1を参照して、ファクシミリ100は、表示部13および操作部17が配された操作パネル1と、記録紙トレイ2と、本体部5とを含む。本体部5の一部にはハンドセット200がセットされている。また、図示しない子機が含まれてもよい。さらに、本体部5の一部には、子機と通信するためのアンテナ23が設けられていてもよい。
ファクシミリ100は、原稿が匡体内に導入され、経路Lに沿って搬送されて読取位置に到達すると、当該位置の原稿を光学的に読み取るための読取動作を行なう。スキャナー部14はCPU10の制御に従ってCIS141からのセンサ信号に基づいて画像信号を生成する。CPU10は、画像信号からスキャン画像(読み取り画像)を形成するための画像形成処理を実行する。スキャン画像は公衆交換電話網PSTNを経て指定された相手先に送信されたり(ファクシミリ送信)、プリンタ部16で印刷用紙にプリントされたり(コピー)する。
図12は、上記動作を行なうためのファクシミリ100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図12の各機能は、ファクシミリ100のCPU10がROM11に記憶されている制御用のプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主に、CPU10で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が、図6に示された他の装置構成、または図示されていない電気回路などの装置構成によって実現されてもよい。
図13は、本実施の形態にかかるファクシミリ100での動作の流れを表わしたフローチャートである。図13のフローチャートに表わされた動作は、ファクシミリ100のCPU10がROM11に記憶されている制御用のプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図12の各機能を発揮することによって実現される。なお、図13の例は、上記の所定のタイミングとしてフロントセンサ41が原稿の到達を検出したタイミング(フロントセンサ41ON時)で上記判定を行なう場合のフローチャートである。
本実施の形態にかかるファクシミリ100が上記の動作を行なうことで、ユーザが、たとえば内部の清掃などのために取り外した原稿送りローラ32を取り付け忘れた場合には、原稿の読み取りが実行されるよりも以前にその旨が報知される。そのため、ユーザは、その時点で読取動作を停止させることで、低品質のファクシミリ送信やコピーの実行を回避することができる。また、原稿送りローラ32が取り付けられていないことで発生し得る原稿の紙詰まりを防止することができる。
第2の実施の形態として、原稿送りローラ32の表面に凹凸が施されている場合について説明する。図10は、表面に凹凸が施された原稿送りローラ32aの具体例を説明するための図である。図10を参照して、一例として、原稿送りローラ32aは、回転方向に溝(凹部)が設けられてもよい。原稿送りローラ32a表面の溝は、たとえば、搬送されてきた原稿が原稿送りローラ32a表面に形成する影のコントラストを大きくし、CIS141でのスキャン画像から原稿の到達を検出することを可能とする。
さらに、上述の制御をファクシミリ100のCPU10に実行させ、ファクシミリ100を上記のように動作させるためのプログラムを提供することもできる。プログラムを提供することによって、上記のファクシミリのような、搬送される用紙を光学的に読み取る機構を有し、搬送経路上の読取位置にあるローラが取り外し可能な構成を有した、既存の原稿読取装置に含まれる制御装置としてのCPUに、上述の制御を行なわせることができる。そのため、既存の画像読取装置を本実施の形態にかかる原稿読取装置として動作させることができる。
本発明の局面は、次のように表わすことができる。
光学的な読み取りを行なうための読取センサ(CIS141)と、前記読取センサでの読取位置を挟んで前記読取センサと相対して配置される原稿送りローラ(原稿送りローラ32)とを備え、前記原稿送りローラは、当該原稿読取装置本体(本体部5)に対して着脱可能であって、前記読取位置に原稿が到達するよりも以前の前記読取センサでの読み取り画像の色値に基づいて、前記原稿送りローラの着脱状態を判定するための判定手段(判定部104)と、前記判定手段での判定結果を報知するための報知手段(報知部108)とをさらに備える、原稿読取装置。
前記読取位置に向けて原稿を搬送するための原稿給紙ローラ(原稿給紙ローラ31)と、前記原稿給紙ローラの回転を制御するための制御装置(駆動制御部109)とをさらに含み、前記制御装置は、前記判定手段によって前記読取位置に原稿が到達するよりも以前に前記原稿送りローラが脱状態であると判定されると、前記原稿給紙ローラに前記原稿の搬送のための回転を行なわせない、(1)に記載の原稿読取装置。
前記読取位置に向けて原稿を搬送するための原稿給紙ローラ(原稿給紙ローラ31)をさらに含み、前記判定手段は、前記判定に、前記読み取り画像のうちの、少なくとも、前記原稿給紙ローラに接触して搬送される原稿位置に相当する画素位置の色値を用いる、(1)または(2)に記載の原稿読取装置。
前記原稿送りローラ表面は凹部を有し、前記判定手段は、前記判定に、前記読み取り画像のうちの、少なくとも、前記原稿送りローラの前記凹部位置に相当する画素位置の色値を用いる、(1)または(2)に記載の原稿読取装置。
前記判定手段は、前記判定に、当該原稿読取装置の電源ON時、省電力状態からの復帰時、原稿が当該原稿読取装置に原稿が投入された後であって前記読取位置以前の所定位置への到達時、および、前記原稿送りローラの装着動作完了が検出された時のうちのいずれかでの前記読取センサでの読み取りで得られた読み取り画像の色値を用いる、(1)〜(4)のいずれかに記載の原稿読取装置。
前記読取センサは匡体内に配置されて、前記匡体内の前記読取位置に対して読み取りを行ない、前記原稿送りローラの表面は、黒色以外の色が施されており、前記判定手段は、明度を表わす前記色値がしきい値よりも低い場合に前記原稿送りローラが脱状態であると判定し、前記色値が前記しきい値よりも高い場合に前記原稿送りローラが着状態であると判定する、(1)〜(5)のいずれかに記載の原稿読取装置。
光学的な読み取りを行なうための読取センサ(CIS141)と、前記読取センサでの読取位置を挟んで前記読取センサと相対して配置される原稿送りローラ(原稿送りローラ32)とを含んだ原稿読取装置の制御方法であって、前記原稿送りローラは、当該原稿読取装置本体(本体部5)に対して着脱可能であって、前記読取位置に原稿が到達するよりも以前に前記読取センサでの読取動作を実行するステップ(S105)と、前記読取センサでの読み取り画像の色値に基づいて、前記原稿送りローラの着脱状態を判定するステップ(S111,S113,S117)と、前記判定するステップでの判定結果を報知するステップ(S115,S119)とを備える、原稿読取装置の制御方法。
光学的な読み取りを行なうための読取センサ(CIS141)と、前記読取センサでの読取位置を挟んで前記読取センサと相対して配置される原稿送りローラ(原稿送りローラ32)とを含んだ原稿読取装置に制御処理を実行させるプログラムであって、前記原稿送りローラは、当該原稿読取装置本体(本体部5)に対して着脱可能であって、前記読取位置に原稿が到達するよりも以前に前記読取センサでの読取動作を実行するステップ(S105)と、前記読取センサでの読み取り画像の色値に基づいて、前記原稿送りローラの着脱状態を判定するステップ(S111,S113,S117)と、前記判定するステップでの判定結果を報知するステップ(S115,S119)とを前記原稿読取装置に実行させる、制御プログラム。
光学的な読み取りを行なうための読取センサ(CIS141)と、前記読取センサでの読取位置を挟んで前記読取センサと相対して配置される原稿送りローラ(原稿送りローラ32)とを含んだ原稿読取装置に制御処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体であって、前記原稿送りローラは、当該原稿読取装置本体(本体部5)に対して着脱可能であって、前記プログラムは、前記読取位置に原稿が到達するよりも以前に前記読取センサでの読取動作を実行するステップ(S105)と、前記読取センサでの読み取り画像の色値に基づいて、前記原稿送りローラの着脱状態を判定するステップ(S111,S113,S117)と、前記判定するステップでの判定結果を報知するステップ(S115,S119)とを前記原稿読取装置に実行させる、記録媒体。
Claims (3)
- 光学的な読み取りを行なうための読取センサと、
前記読取センサでの読取位置を挟んで前記読取センサと相対して配置される原稿送りローラとを備え、
前記原稿送りローラは、当該原稿読取装置本体に対して着脱可能であって、
前記読取位置に原稿が到達するよりも以前の前記読取センサでの読み取り画像の色値に基づいて、前記原稿送りローラの着脱状態を判定するための判定手段と、
前記判定手段での判定結果を報知するための報知手段と、
前記読取位置に向けて原稿を搬送するための原稿給紙ローラとをさらに備え、
前記原稿給紙ローラは、前記原稿の搬送経路に対して、前記読取センサの位置に外部光が到達する可能性が他の位置よりも低くなる程度に突出するように構成され、
前記判定手段は、前記判定に、前記読み取り画像のうちの、少なくとも、前記原稿給紙ローラに接触して搬送される原稿位置に相当する画素位置の色値を用いる、原稿読取装置。 - 前記原稿給紙ローラの回転を制御するための制御装置をさらに含み、
前記制御装置は、前記判定手段によって前記読取位置に原稿が到達するよりも以前に前記原稿送りローラが脱状態であると判定されると、前記原稿給紙ローラに前記原稿の搬送のための回転を行なわせない、請求項1に記載の原稿読取装置。 - 前記判定手段は、前記判定に、当該原稿読取装置の電源ON時、省電力状態からの復帰時、原稿が当該原稿読取装置に原稿が投入された後であって前記読取位置以前の所定位置への到達時、および、前記原稿送りローラの装着動作完了が検出された時のうちのいずれかでの前記読取センサでの読み取りで得られた読み取り画像の色値を用いる、請求項1または2に記載の原稿読取装置。
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