JP6314517B2 - 状態通知方法、装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、監視対象者の状況を通知するための状態通知方法、装置、およびプログラムに関する。
高齢化社会の到来により、独居老人の数が増加している。独居老人になんらかの異常が発生しても、場合によっては誰にも気づかれずに、死後何日も経過した後で発見されるという不幸なケースも存在する。
独居老人の見守りをICT化し、カメラ等のセンサで異常を早期に発見する、いわゆる緊急通報システム等の実現の試みがなされている。
既存のテレビジョン受像機等によって、ユーザが、容易に異常を認識することができるようにした第1の従来技術として、次のような技術が知られている(例えば特許文献1)。親機と各子機としての各テレビジョン受像機には、テレビジョン放送番組としての画像データが表示されている。また、各テレビジョン受像機は、カメラからの画像データを無線で受信しており、その画像データの特徴量を、フレームごとに検出し、さらに、画像データの特徴量の時間的変動を解析している。そして、特徴量の時間的変動が所定の条件を満たす場合、各テレビジョン受像機の表示が切り換えられる。特徴量の時間的変動が所定の条件を満たすカメラからの画像データが、すべてのテレビジョン受像機の表示画面に亘って、全画面表示される。
また、特定の構内で移動中の人間又は物品の、移動中の詳細な状況を把握できるようにした第2の従来技術として、次のような技術が知られている(例えば特許文献2)。自営無線基地局が生成する無線エリアは、特定の構内用PHS端末を携帯して移動する特定の人間の追跡監視対象エリアとして用いられる。自営無線基地局に接続される構内用PHS交換機は、上記無線エリアを移動する構内用PHS端末が行う位置登録により加入者データベースに格納される、構内用PHS端末の位置情報を用いて、構内用PHS端末の現在位置に該当する無線エリアを生成する自営無線基地局を選択・切替えして、切替えられた自営無線基地局に設けられた監視用ビデオカメラ及び集音マイクの起動及び方向制御を行って、構内用PHS端末の動向を追跡監視する。
特開2003−199092号公報 特開2004−88485号公報
高齢者等の監視においては、プライバシーの保護という問題がある。より具体的には、日常生活を第三者に監視されることにより例えば顔を撮影されてしまいどこかで利用されないかというような、心理的負担が監視対象者に発生する可能性がある。しかし、上述の第1の従来技術では、監視カメラの画像または音声で大きな変動があれば異常として検出が行えるだけであり、例えば高齢者の転倒等の具体的な行動変化を検出することはできない。また、監視カメラの画像として監視対象者の顔等が管理者にさらされてしまう。
また、上述の第2の従来技術では、映像解析手段から出力される映像情報と音解析手段から出力される音情報とから追跡対象の置かれた状況を映像及び音の二つの観点から総合的に特定するようにしてもよい旨の記載がある。しかし、これだけでは、第1の従来技術と同様に、例えば高齢者の転倒等の具体的な行動変化を検出することはできない。また、第1の従来技術と同様に、監視カメラの画像として監視対象者の顔等が管理者にさらされてしまう。
そこで、本発明の1つの側面では、監視対象者のプライバシーに配慮して、監視対象者の行動変化を検出可能とすることを目的とする。
態様の一例では、監視対象者の頭部の位置の下降の動きを検出し、監視対象者付近での音の発生を検出し、下降の動きを検出したタイミングと音の発生を検出したタイミングとの関係に応じて、監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する処理をコンピュータに実行させる。
監視対象者のプライバシーに配慮して、監視対象者の行動変化を検出することが可能となる。
本実施形態に係る状態通知装置のブロック図である。 頭部高さの時間変化/音発生パターン1およびアラームメッセージ1の例を示す図である。 頭部高さの時間変化/音発生パターン2およびアラームメッセージ2の例を示す図である。である。 頭部高さの時間変化/音発生パターン3およびアラームメッセージ3の例を示す図である。である。 頭部高さの時間変化/音発生パターン4およびアラームメッセージ4の例を示す図である。である。 頭部高さの時間変化/音発生パターン5およびアラームメッセージ5の例を示す図である。である。 頭部高さの時間変化および音発生とパターンとの関係図である。 本実施形態に係る状態通知装置のシステム構成図である。 頭部高さ音圧記録ログ802のデータ構成例を示す図である。 メッセージDB803のデータ構成例を示す図である。 カメラ設定テーブル804のデータ構成例を示す図である。 利用者管理DB805のデータ構成例を示す図である。 監視ワークテーブル806のデータ構成例を示す図である。 異常通知プログラム801の処理例を示すフローチャート(その1)である。 異常通知プログラム801の処理例を示すフローチャート(その2)である。 異常通知プログラム801の処理例を示すフローチャート(その3)である。 フラグ整理サブルーチンの処理例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る点滴針抜去防止処理プログラムを実行可能な状態通知装置であるサーバコンピュータのハードウェアの構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る状態通知装置のブロック図である。
状態通知装置100は、頭部検出部101、頭部動き状態検出部102、音状態検出部103、およびアラーム出力部104を備える。
頭部検出部101は、監視対象者108がいる居室内に設置された例えば撮像装置105により撮像された撮像画像に基づいて、監視対象者108の頭部を検出する。あるいは、頭部検出部101は、監視対象者108がいる居室内に設置された例えばレーダ装置等の撮像装置以外の手段により取得された信号に基づいて、監視対象者108の頭部を検出する。例えば撮像装置105と状態通知装置100は、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)およびインターネット等のネットワークを介して接続される。例えば撮像装置105は、監視対象者108がいる居室内を撮像して得た撮像画像データを、上記ネットワークを介して例えばサーバコンピュータによって構成される状態通知装置100内の頭部検出部101に送信する。頭部検出部101は、例えば特には図示しない記憶装置に記憶されている頭部のテンプレート画像とのマッチングを取ることにより、監視対象者108の頭部の前述の撮像画像データ上の位置および大きさを検出し、さらに撮像装置105に予め登録された撮像装置105の画角、および撮像装置105が設置された位置の居室における床面からの高さと、前述の検出された監視対象者108の頭部の大きさ等の情報を用いて、例えば頭部の高さを検出する。
頭部動き状態検出部102は、頭部検出部101が検出した監視対象者108の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出する。具体的には、頭部動き状態検出部102は例えば、頭部検出部101が検出した頭部の高さ(単位は[cm]センチメートル)の時間的な変化を追跡することにより、頭部の位置の下降または上昇の状態および速度を検出する。動きの状態としては、速度のほかに、動きの変化パターン(例えば上がってまた下がる等)が検出されてもよい。
音状態検出部103は、監視対象者108がいる居室内に設置された例えば集音装置106により集音された音声信号に基づいて、頭部動き状態検出部102が検出した頭部の位置の下降または上昇の動きの状態と関連する音の状態を検出する。音の状態としては、音の音圧レベル(単位は[dB](デシベル))および/または周波数特性(単位は[Hz](ヘルツ))が検出される。周波数特性は例えば、集音装置106から得られた音声信号を入力とする周波数分析処理により得られる周波数信号に基づいて得られる。周波数分析処理としては例えば、高速フーリエ変換やフィルタバンクによる周波数解析を用いてよい。あるいは、線形予測分析(例えば、LPC(Linear Prediction Codeing)分析、LSP(Linear Spectral Pairs)分析、またはケプストラム分析)などによる周波数包絡線抽出を用いてよい。そして、体をどこかにぶつけた、あるいは床に倒れたことにより発生する音の特徴的な周波数のピークやパワーを予め記憶させておき、上述の周波数分析により得られる実際の周波数のピークやパワーと比較することにより、上述の音の状態を検出してよい。
アラーム出力部104は、頭部動き状態検出部102が下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における、音状態検出部103が監視対象者付近から検出した音の状態に応じて、監視対象者108の状態を通知するアラームの種類を制御する。そして、アラーム出力部104は、その制御したアラームを、例えばインターネットおよび無線LANを介して接続される管理端末107に出力する。
管理端末107は、それを所持する管理者に、アラームを通知(表示および/または放音)する。
以上の構成を有する状態通知装置100の動作について、以下に説明する。本実施形態では例えば、アラーム出力部104は、頭部動き状態検出部102が頭部の位置の下降を検出する前または後のタイミングで、音状態検出部103が有意な音圧レベルを検出しているか否かに応じて、監視対象者の状態を通知するアラームの種類を決定してよい。
図2は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン1と、アラームメッセージ1の例を示す図である。図2(a)は、頭部動き状態検出部102が検出する頭部高さ([cm])の時間変化(実線)および音状態検出部103が検出する音圧レベル([dB])の時間変化(破線)による音発生パターン1を示している。頭部動き状態検出部102が、期間201で頭部高さが急激に下がったことを検出する。このとき、音状態検出部103が、期間201の手前では特に有意な音圧レベル(例えば第1の音圧レベル)は検出しておらず、頭部高さが最低近くになる期間201の最後付近のタイミング202において、有意な音圧レベル(例えば第2の音圧レベル)を検出する。
この場合、アラーム出力部104は、図2(b)に例示されるように、監視対象者108が急に倒れ頭部を打った可能性がある旨を表示するアラームメッセージ1(第1のアラーム)を決定する。
図3は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン2と、アラームメッセージ2の例を示す図である。図3(a)は、頭部動き状態検出部102が検出する頭部高さ([cm])の時間変化(実線)および音状態検出部103が検出する音圧レベル([dB])の時間変化(破線)による音発生パターン2を示している。頭部検出部101が検出している頭部高さがまだ高い状態で、音状態検出部103が、期間302の手前のタイミング301で、有意な音圧レベル(例えば第1の音圧レベル)を検出する。それに続く第1の所定時間内から始まる期間302で、頭部動き状態検出部102が、頭部高さが急激に下がったことを検出する。さらにそれに続く第2の所定時間内の頭部高さが最低近くになる期間302の最後付近のタイミング303において、音状態検出部103が有意な音圧レベル(例えば第2の音圧レベル)を検出する。
この場合、アラーム出力部104は、図3(b)に例示されるように、監視対象者108が何かにぶつかり倒れた可能性がある旨を表示するアラームメッセージ2(第2のアラーム)を決定する。
図4は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン3と、アラームメッセージ3の例を示す図である。図4(a)は、頭部動き状態検出部102が検出する頭部高さ([cm])の時間変化(実線)および音状態検出部103が検出する音圧レベル([dB])の時間変化(破線)による音発生パターン3を示している。頭部検出部101が検出している頭部高さがまだ高い状態で、音状態検出部103が、期間402の手前のタイミング401で、有意な音圧レベル(例えば第1の音圧レベル)を検出する。それに続く第1の所定時間内に、頭部動き状態検出部102が、頭部高さが緩やかに下がり始めたことを検出する。その後、第2の所定期間である期間402内に、音状態検出部103が有意な音圧レベル(例えば第2の音圧レベル)を検出しないまま、期間402が経過してタイミング403になる。
この場合、アラーム出力部104は、図4(b)に例示されるように、監視対象者108が何かにぶつかりしゃがみこんだ可能性がある旨を表示するアラームメッセージ3(第3のアラーム)を決定する。
図5は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン4およびアラームメッセージ4の例を示す図である。図5(a)は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン4を示している。まず、図2(a)、図3(a)、または図4(a)の頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン1,2,3のいずれかの状態になる。その後、第3の所定期間内の期間501で、頭部動き状態検出部102が、頭部高さの上昇を検出する。そして、タイミング502で、頭部高さの変化がほぼ一定になる。
この場合、アラーム出力部104は、図5(b)に例示されるように、監視対象者108が自力で立ち上がった可能性がある旨を表示するアラームメッセージ4(第4のアラーム)を決定する。
図6は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン5およびアラームメッセージ5の例を示す図である。図6(a)は、頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン5を示している。まず、図2(a)、図3(a)、または図4(a)の頭部動き状態検出部102および音状態検出部103が検出する頭部高さの時間変化および音発生パターン1,2,3のいずれかの状態になる。その後、第3の所定期間内に、音状態検出部103が有意な音圧レベル(例えば第2の音圧レベル)を検出しないまま、タイミング601になる。
この場合、アラーム出力部104は、監視対象者108がしゃがみこんだまままたは倒れたままの可能性がある旨を表示するアラームメッセージ5(第5のアラーム)を決定する。
図7は、図2から図6で示した頭部高さの時間変化および音発生とパターンとの関係をまとめた図である。
図2で説明したアラームメッセージ1が出力されるパターン1は、音圧(第1の音圧レベル)が発生せずに頭部高さが急激に低下し、さらに音圧(第2の音圧レベル)が発生する場合である。
図3で説明したアラームメッセージ2が出力されるパターン2は、音圧(第1の音圧レベル)が発生した後、頭部高さが急激に低下し、さらに音圧(第2の音圧レベル)が発生する場合である。
図4で説明したアラームメッセージ3が出力されるパターン3は、音圧(第1の音圧レベル)が発生した後、頭部高さが緩やかに低下し、その後は音圧(第2の音圧レベル)が発生しない場合である。
図5で説明したアラームメッセージ4が出力されるパターン4は、パターン1〜3の通知後に、頭部高さが上昇して立ち上がり状態になった場合である。
図6で説明したアラームメッセージ5が出力されるパターン5は、パターン1〜3の通知後に、頭部高さが低いままの状態になった場合である。
以上のようにして、本実施形態によれば、監視対象者の撮像画像を管理端末107を操作する管理者に見せることなくプライバシーを保護しながら、監視対象者の具体的な行動変化パターン1〜5を検出することが可能となる。
図8は、本実施形態に係る状態通知装置のシステム構成図である。
サーバコンピュータによって実現される状態通知装置100は、CPU(中央演算プロセッサ)がメモリに記憶された異常通知プログラム801を実行することにより、図1の状態通知装置100の101〜104の各部の機能の動作を実行する。状態通知装置100内のメモリには、頭部高さ音圧記録ログ802、メッセージDB(データベース)803、カメラ設定テーブル804、利用者管理DB805などの各データベースと、監視ワークテーブル806が記憶される。これらのデータの詳細については、図9、図10、図11、図12、および図13の説明において後述する。
状態通知装置100は、図1の撮像装置105および集音装置106に対応し監視対象者108(図1)の居室内に設置された複数のカメラ/マイクユニット807から、病院内LAN810を介して、一定時間毎に、居室内の撮像画像データおよび音声データを受信する。
状態通知装置100において、異常通知プログラム801は、カメラ/マイクユニット807から撮像画像データおよび音声データを受信すると、図1の頭部検出部101の機能を実行することにより、監視対象者108ごとに、頭部高さおよび音圧を検出し、個々のカメラ/マイクユニット807別に、頭部高さ音圧記録ログ802に記録する。
図9は、図8の頭部高さ音圧記録ログ802のデータ構成例を示す図である。例えば0.1秒ごとに、リビング、キッチン、寝室、浴室等にそれぞれ設置されたカメラ/マイクユニット807からの撮像画像データおよび音声データに基づいて、頭部高さおよび音圧が検出され、各カメラ/マイクユニット807に対応して記録される。なお、一定時間分のデータが記録されたら、古いデータから順に上書き記録されてゆく。この頭部高さ音圧記録ログ802は、監視対象者108(監視対象者ID)ごとに生成されている。ちなみに、図9を説明すると、監視対象者108がリビングに存在するために、リビングの頭部高さに数値が記録されており、他の部屋のフィールドには数値が記録されていない。
図10は、図8のメッセージDB803のデータ構成例を示す図である。図2(b)、図3(b)、図4(b)、図5(b)、および図6(b)で例示した具体的なアラームメッセージ1〜5を出力するための、各テンプレート(雛形)が記憶されている。各アラームメッセージ1〜5に対応して、1〜5のメッセージIDが付与されている。
図11は、図8のカメラ設定テーブル804のデータ構成例を示す図である。監視対象者108(図1)に対応する監視対象者IDごとに、カメラ設置数と、1台目、2台目、3台目、4台目、・・・ごとの各カメラ/マイクユニット807(図8)のID(識別子)と設置場所が登録されている。
図12は、図8の利用者管理DB805のデータ構成例を示す図である。監視対象者108(図1)に対応する監視対象者IDごとに、監視対象者名と、その監視対象者の身長と、その監視対象者の監視を行っている管理者名と、管理者連絡先であるその管理者が所有する管理端末107(図1)が受信できる電子メールアドレスが登録されている。
図13は、異常通知プログラム801によって使用される、図8の監視ワークテーブル806のデータ構成例を示す図である。監視対象者108(図1)に対応する監視対象者IDごとに、音発生フラグ1、頭部高さ変化フラグ1、頭部高さ変化フラグ2、音発生フラグ2、異常通知済フラグ、立ち上がり通知済フラグ、および再通知済フラグが記録される。
音発生フラグ1は、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、前述した第1の音圧レベルが発生したときに、異常通知プログラム801によってONにセットされる。
頭部高さ変化フラグ1は、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、前述した頭部高さの急激な下降が発生したときに、異常通知プログラム801によってONにセットされる。
頭部高さ変化フラグ2は、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、前述した頭部高さの緩やかな下降が発生したときに、異常通知プログラム801によってONにセットされる。
音発生フラグ2は、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、前述した第2の音圧レベルが発生したときに、異常通知プログラム801によってONにセットされる。
異常通知済フラグは、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、異常通知プログラム801によって決定されたアラームメッセージ1〜5に対応する数値1〜5または未定義値(通知が無い場合)がセットされる。
立ち上がり通知済フラグは、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、前述した頭部高さの上昇が発生したときに異常通知プログラム801によってONにセットされる。
再通知済フラグは、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、既にアラームメッセージ1〜3または5が通知済みの状態でさらにアラームメッセージ1〜3または5が通知される場合に、異常通知プログラム801によってONにセットされる。
図14、図15、および図16は、図8の異常通知プログラム801の処理の例を示すフローチャートである。
まず、フラグ整理サブルーチンが実行される(ステップS1401)。この処理は、後述する。
次に、監視対象者ID、カメラIDと、頭部高さ、音圧を受信したか否かが判定される(ステップS1402)。なお、頭部高さは、図8の異常通知プログラム801の一部として、図1の頭部検出部101の機能が実行されて検出されてもよいし、カメラ/マイクユニット807側の専用装置処理として検出されてもよい。ステップS1402での説明では、頭部高さはカメラ/マイクユニット807から受信される例である。
ステップS1402の判定がNOならば、ステップS1401の処理に戻って再びフラグ整理サブルーチンおよびそれに続くステップS1402が再度実行されて待機状態となる。
ステップS1402の判定がYESになると、受信された監視対象者ID、カメラIDと、頭部高さ、および音圧の各情報が、図9のデータ構成例を有する監視対象者IDに対応する頭部高さ音圧記録ログ802に、0.1秒刻みの受信時刻ごとに記録される(ステップS1403)。
次に、受信された監視対象者IDに対応する頭部高さ音圧記録ログ802から、現在時刻に対する直近のデータが所定数取得される(ステップS1404)。
今回受信された音圧レベルがステップS1404で取得した直近の音圧レベルよりも所定量以上大きいか否かが判定される(ステップS1405)。
直近の音圧レベルよりも大きな音圧レベルが発生してステップS1405の判定がYESならば、次の制御処理が実行される。受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の頭部高さ変化フラグ1がONか否かが判定される(ステップS1406)。すなわち、直前に、頭部高さが急激に下降しているか否かが判定される。
直前に、頭部高さが急激に下降しておらずステップS1406の判定がNOならば、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の音発生フラグ1がONにセットされる(ステップS1407)。すなわち、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、頭部高さ下降前の第1の音圧レベルが発生したことが記録される。その後、ステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
直前に、頭部高さが急激に下降しておりステップS1406の判定がYESならば、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の音発生フラグ2がONにセットされる(ステップS1408)。すなわち、その監視対象者IDに対応する監視対象者108に関して、頭部高さ下降後の第2の音圧レベルが発生したことが記録される。その後、後述する図16のアラームメッセージ1と2の決定に関する制御処理に移動する。
直近の音圧よりも大きな音圧レベルが発生しておらずステップS1405の判定がNOならば、以下に説明する図15の頭部高さの下降または上昇の状態の判定に関する制御処理に移動する。
図15において、まず、図14のステップS1404で取得された直近のデータと比較して、頭部高さが下がってきているか否かが判定される(ステップS1409)。
頭部高さが下がってきておらずステップS1409の判定がNOならば、ステップS1413に移動する。
頭部高さが下がってきておりステップS1409の判定がYESならば、その下降度合いが、所定時間における所定変化を超えるほど急に下がっているか否かが判定される(ステップS1410)。
変化が急激でステップS1410の判定がYESならば、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の頭部高さ変化フラグ1がONにセットされる(ステップS1411)。その後、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
変化が緩やかでステップS1410の判定がNOならば、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の頭部高さ変化フラグ2がONにセットされる(ステップS1412)。その後、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
頭部高さが下がってきておらずステップS1409の判定がNOならば、図14のステップS1404で取得された直近のデータと比較して、頭部高さが上がってきているか否かが判定される(ステップS1413)。
ステップS1413の判定がNOならば、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
頭部高さが上がってきてステップS1413の判定がYESなら、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の異常通知済フラグの値が1から3のいずれかか否かが判定される(ステップS1414)。すなわち現在、受信された監視対象者IDに対応する監視対象者108の頭部高さが下がっており(転倒していると推測され)、前述したアラームメッセージ1から3のいずれかが通知されている状態であるか否かが判定される。
ステップS1414の判定がNOならば、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
ステップS1414の判定がYESならば、図10に例示されるメッセージDB803から、メッセージID=4のメッセージ4が取得され、管理端末107に通知される(ステップS1415)。このとき、図12に例示される利用者管理DB805の、受信された監視対象者IDに対応するレコードの「監視対象者名」項目と「管理者連絡先」項目の各値が取得される。そして、「管理者連絡先」項目のメールアドレスを送信先として、また図10に例示されるメッセージ4中の「監視対象者名」が上記「監視対象者名」項目の値で置換されて、メッセージ4の内容を有するメールが送信される(図5(b)参照)。
次に、受信された監視対象者IDに対応する監視対象者108の立ち上がり通知済フラグがONされる(ステップS1416)。その後、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
図16は、図14のステップS1408の後に音発生フラグ2がONになって実行されるアラームメッセージ1と2の決定に関する制御処理の例を示すフローチャートである。
図16においてまず、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の音発生フラグ1がONになっているか否かが判定される(ステップS1417)。
音発生フラグ1がONになっておらずステップS1417の判定がNOならば、図10に例示されるメッセージDB803から、メッセージID=1のメッセージ1が取得され、管理端末107に通知される(ステップS1418)。このとき、図12に例示される利用者管理DB805の、受信された監視対象者IDに対応するレコードの「監視対象者名」項目と「管理者連絡先」項目の各値が取得される。そして、「管理者連絡先」項目のメールアドレスを送信先として、また図10に例示されるメッセージ1中の「監視対象者名」が上記「監視対象者名」項目の値で置換されて、メッセージ1の内容を有するメールが送信される(図2(b)参照)。
その後、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の異常通知済フラグに、アラームメッセージ1に対応する値1がセットされる(ステップS1419)。
そして、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
音発生フラグ1がONになっておりステップS1417の判定がYESならば、図10に例示されるメッセージDB803から、メッセージID=2のメッセージ2が取得され、管理端末107に通知される(ステップS1420)。このとき、図12に例示される利用者管理DB805の、受信された監視対象者IDに対応するレコードの「監視対象者名」項目と「管理者連絡先」項目の各値が取得される。そして、「管理者連絡先」項目のメールアドレスを送信先として、また図10に例示されるメッセージ2中の「監視対象者名」が上記「監視対象者名」項目の値で置換されて、メッセージ2の内容を有するメールが送信される(図3(b)参照)。
その後、受信された監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の異常通知済フラグに、アラームメッセージ2に対応する値2がセットされる(ステップS1421)。
そして、図14のステップS1401とS1402の待機処理に戻る。
次に図17の説明に移る。図17は、図14のステップS1401とS1402の待機処理中にステップS1401で実行されるフラグ整理サブルーチンの処理例を示すフローチャートである。
図17においてまず、フラグ整理サブルーチンを含む異常通知プログラム801が実行されている監視対象者108に対応する監視対象者IDに関して、直近のフラグ設定時刻が取得される(ステップS1701)。ここで、図13に例示される監視ワークテーブル806において、監視対象者IDごとに、いずれかのフラグが更新された場合に、その監視対象者IDに対応してメモリ上に設けられているフラグ設定時刻の変数領域に更新時の時刻が記録される。ステップS1701では、この変数領域が参照されることにより、直近のフラグ設定時刻が取得される。
次に、ステップS1701で取得されたフラグ設定時刻から所定時間、例えば5秒以上経過しているか否かが判定される(ステップS1702)。
ステップS1702の判定がNOならば、図17のフローチャートで示される図14のステップS1401のフラグ整理サブルーチンを終了し、ステップS1402に移動する。
ステップS1702の判定がYESならば、フラグ整理サブルーチンを含む異常通知プログラム801が実行されている監視対象者108に対応する監視対象者IDに関して、次の判定が行われる。その監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の異常通知済フラグの値が1から3のいずれか否かが判定される(ステップS1703)。すなわち現在、受信された監視対象者IDに対応する監視対象者108の頭部高さが下がっており(転倒していると推測され)、前述したアラームメッセージ1から3のいずれかが通知されている状態であるか否かが判定される。
ステップS1703の判定がYESならば、図10に例示されるメッセージDB803から、メッセージID=5のメッセージ5が取得され、管理端末107に通知される(ステップS1704)。このとき、図12に例示される利用者管理DB805の、上記監視対象者IDに対応するレコードの「監視対象者名」項目と「管理者連絡先」項目の各値が取得される。そして、「管理者連絡先」項目のメールアドレスを送信先として、また図10に例示されるメッセージ1中の「監視対象者名」が上記「監視対象者名」項目の値で置換されて、メッセージ5の内容を有するメールが送信される(図6(b)参照)。
その後、上記監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の再通知済フラグがONにセットされる(ステップS1705)。
そして、図17のフローチャートで示される図14のステップS1401のフラグ整理サブルーチンを終了し、ステップS1402に移動する。
ステップS1703の判定がNOならば、上記監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の音発生フラグ1および頭部高さ変化フラグ2がともにONであるか否かが判定される(ステップS1706)。すなわち、第1の音圧レベルの後に頭部高さが緩やかに下降している状態であるか否かが判定される。
ステップS1706の判定がYESならば、図10に例示されるメッセージDB803から、メッセージID=3のメッセージ3が取得され、管理端末107に通知される(ステップS1707)。このとき、図12に例示される利用者管理DB805の、上記監視対象者IDに対応するレコードの「監視対象者名」項目と「管理者連絡先」項目の各値が取得される。そして、「管理者連絡先」項目のメールアドレスを送信先として、また図10に例示されるメッセージ3中の「監視対象者名」が上記「監視対象者名」項目の値で置換されて、メッセージ3の内容を有するメールが送信される(図4(b)参照)。
その後、上記監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806の異常通知済フラグにメッセージ3に対応する値3がセットされる(ステップS1708)。
そして、図17のフローチャートで示される図14のステップS1401のフラグ整理サブルーチンを終了し、ステップS1402に移動する。
ステップS1706の判定がNOならば、監視対象者108は危険な状態にはないと判定されて、上記監視対象者IDに対応する図13のデータ構成例を有する監視ワークテーブル806のすべてのフラグがOFFにセットされる(ステップS1709)。図13では、OFFにセットされたものを「―――」で記載している。
そして、図17のフローチャートで示される図14のステップS1401のフラグ整理サブルーチンを終了し、ステップS1402に移動する。
以上説明した図14から図17のフローチャートで示される図8の異常通知プログラム801の処理により、図1の状態通知装置100のアラーム出力部104の機能が実現される。これにより、監視対象者のプライバシーを保護しながら監視対象者の具体的な行動変化を検出することが可能となる。
図18は、図1の状態通知装置100の機能を実現する図8の異常通知プログラム801を実行可能な状態通知装置100であるサーバコンピュータのハードウェアの構成例を示す図である。
図18に示されるコンピュータは、CPU1801、メモリ1802、入力装置1803、出力装置1804、外部記憶装置1805、可搬記録媒体1809が挿入される可搬記録媒体駆動装置1806、及び通信インタフェース1807を有し、これらがバス1808によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記状態通知装置100を実現できるサーバコンピュータの一例であり、そのようなサーバコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU1801は、当該コンピュータ全体の制御を行う。メモリ1802は、プログラムの実行、データ更新等の際に、異常通知プログラム801、頭部高さ音圧記録ログ802、メッセージDB803、カメラ設定テーブル804、利用者管理DB805等のデータベースや監視ワークテーブル806を格納する。CPU1801は、異常通知プログラム801をメモリ1802に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置1803は、状態通知装置100の管理者によるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU1801に通知する。
出力装置1804は、CPU1801の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。
外部記憶装置1805は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データや異常通知プログラム801の保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置1806は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体1809を収容するもので、外部記憶装置1805の補助の役割を有する。
通信インタフェース1807は、図8の病院内LAN810の通信回線を接続するための装置である。
本実施形態によるシステムは、図14から図17のフローチャート等で実現される図1の状態通知装置100の機能を搭載した異常通知プログラム801を、CPU1801が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置1805や可搬記録媒体1809に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置1807によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
監視対象者の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出し、
前記下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における、前記監視対象者付近から検出した音の状態に応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする状態通知方法。
(付記2)
前記音の状態は前記音の音圧レベルまたは周波数特性を含み、
前記制御する処理は、前記音の音圧レベルまたは周波数特性に応じて制御することを特徴とする付記1に記載の状態通知方法。
(付記3)
前記頭部の位置の下降または上昇の動きの状態は前記下降または上昇の動きの速度を含み、前記制御する処理は、前記頭部の位置の下降または上昇の動きの速度に応じて制御する、
ことを特徴とする付記1または2のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記4)
前記制御する処理は、前記頭部の位置の下降が検出される前または後のタイミングで音圧レベルが検出されたか否かに応じて前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
ことを特徴とする付記1ないし3のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記5)
前記制御する処理は、第1の音圧レベルが検出されない状態で前記頭部の位置の所定速度以上での下降が検出され、その後第2の音圧レベルが検出された場合に、前記監視対象者が急に倒れ頭部を打った可能性がある旨を示す第1のアラームを出力対象とする、
ことを特徴とする付記4に記載の状態通知方法。
(付記6)
前記制御する処理は、第1の音圧レベルが検出され、その後第1の所定時間内に前記頭部の位置の所定速度以上での下降が検出され、その後第2の所定時間内に第2の音圧レベルが検出された場合に、前記監視対象者が何かにぶつかり倒れた可能性がある旨を示す第2のアラームを出力対象とする、
ことを特徴とする付記4または5のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記7)
前記制御する処理は、第1の音圧レベルが検出され、その後第1の所定時間内に前記頭部の位置の所定速度より遅い下降が検出され、その後第2の所定時間内に第2の音圧レベルが検出されなかった場合に、前記監視対象者が何かにぶつかりしゃがみこんだ可能性がある旨を示す第3のアラームを出力対象とする、
ことを特徴とする付記4ないし6のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記8)
前記制御する処理は、付記5ないし7のいずれかの状態の後第3の所定時間内に前記頭部の位置の上昇が検出された場合に、前記監視対象者が自力で立ち上がった可能性がある旨を示す第4のアラームを出力対象とする、
ことを特徴とする付記5ないし7のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記9)
前記制御する処理は、付記5ないし7のいずれかの状態の後第3の所定時間内に前記頭部の位置の上昇が検出されなかった場合に、前記監視対象者がしゃがみこんだまままたは倒れたままの可能性がある旨を示す第5のアラームを出力対象とする、
ことを特徴とする付記5ないし7のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記10)
前記監視対象者の頭部の位置は撮像装置により撮像された撮像画像に基づいて検出されたものである、
ことを特徴とする付記1ないし9のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記11)
前記監視対象者の頭部の位置は撮像装置以外の手段により取得された信号に基づいて検出されたものである、
ことを特徴とする付記1ないし9のいずれかに記載の状態通知方法。
(付記12)
監視対象者の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出する頭部動き状態検出部と、
前記下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における、前記監視対象者付近から検出した音の状態に応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御するアラーム出力部と、
を備えることを特徴とする状態通知装置。
(付記13)
コンピュータに、
監視対象者の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出し、
前記下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における、前記監視対象者付近から検出した音の状態に応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
処理を実行させるための状態通知プログラム。
100 状態通知装置
101 頭部検出部
102 頭部動き状態検出部
103 音状態検出部
104 アラーム出力部
105 撮像装置
106 集音装置
107 管理端末
108 監視対象者
801 異常通知プログラム
802 頭部高さ音圧記録ログ
803 メッセージDB(データベース)
804 カメラ設定テーブル
805 利用者管理DB
806 監視ワークテーブル
807 カメラ/マイクユニット
1801 CPU
1802 メモリ
1803 入力装置
1804 出力装置
1805 外部記憶装置
1806 可搬記録媒体駆動装置
1807 通信インタフェース
1808 バス
1809 可搬記録媒体

Claims (10)

  1. 監視対象者の頭部の位置の下降の動きを検出し、
    前記監視対象者付近での音の発生を検出し、
    前記下降の動きを検出したタイミングと前記音の発生を検出したタイミングとの関係に応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする状態通知方法。
  2. 監視対象者の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出し、
    前記下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における前記監視対象者付近から検出した音の状態であって、前記頭部の位置の下降が検出される前または後のタイミングで音圧レベルが検出されたか否かに応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記制御する処理は、第1の音圧レベルが検出されない状態で前記頭部の位置の所定速度以上での下降が検出され、その後第2の音圧レベルが検出された場合に、前記監視対象者が急に倒れ頭部を打った可能性がある旨を示す第1のアラームを出力対象とする、
    ことを特徴とする状態通知方法
  3. 監視対象者の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出し、
    前記下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における前記監視対象者付近から検出した音の状態であって、前記頭部の位置の下降が検出される前または後のタイミングで音圧レベルが検出されたか否かに応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記制御する処理は、第1の音圧レベルが検出され、その後第1の所定時間内に前記頭部の位置の所定速度以上での下降が検出され、その後第2の所定時間内に第2の音圧レベルが検出された場合に、前記監視対象者が何かにぶつかり倒れた可能性がある旨を示す第2のアラームを出力対象とする、
    ことを特徴とする状態通知方法
  4. 監視対象者の頭部の位置の下降または上昇の動きの状態を検出し、
    前記下降または上昇の動きの状態を検出したタイミングの近傍における前記監視対象者付近から検出した音の状態であって、前記頭部の位置の下降が検出される前または後のタイミングで音圧レベルが検出されたか否かに応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記制御する処理は、第1の音圧レベルが検出され、その後第1の所定時間内に前記頭部の位置の所定速度より遅い下降が検出され、その後第2の所定時間内に第2の音圧レベルが検出されなかった場合に、前記監視対象者が何かにぶつかりしゃがみこんだ可能性がある旨を示す第3のアラームを出力対象とする、
    ことを特徴とする状態通知方法
  5. 前記制御する処理は、請求項ないしのいずれかの状態の後第3の所定時間内に前記頭部の位置の上昇が検出された場合に、前記監視対象者が自力で立ち上がった可能性がある旨を示す第4のアラームを出力対象とする、
    ことを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の状態通知方法。
  6. 前記制御する処理は、請求項ないしのいずれかの状態の後第3の所定時間内に前記頭部の位置の上昇が検出されなかった場合に、前記監視対象者がしゃがみこんだまままたは倒れたままの可能性がある旨を示す第5のアラームを出力対象とする、
    ことを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の状態通知方法。
  7. 前記監視対象者の頭部の位置は撮像装置により撮像された撮像画像に基づいて検出されたものである、
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の状態通知方法。
  8. 前記監視対象者の頭部の位置は撮像装置以外の手段により取得された信号に基づいて検出されたものである、
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の状態通知方法。
  9. 監視対象者の頭部の位置の下降の動きを検出する頭部動き状態検出部と、
    前記監視対象者付近での音の発生を検出する音状態検出部と、
    前記下降の動きを検出したタイミングと前記音の発生を検出したタイミングとの関係に応じて前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御するアラーム出力部と、
    を備えることを特徴とする状態通知装置。
  10. コンピュータに、
    監視対象者の頭部の位置の下降の動きを検出し、
    前記監視対象者付近での音の発生を検出し、
    前記下降の動きを検出したタイミングと前記音の発生を検出したタイミングとの関係に応じて、前記監視対象者の状態を通知するアラームの種類を制御する、
    処理を実行させるための状態通知プログラム。
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