JP6314408B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
従来の技術として、ディスプレイ上に貼られた付箋紙を電子化する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された画像処理装置は、電子文書が表示されているディスプレイ上に貼られた付箋紙をカメラで撮像し、得られた画像情報を解析して画像情報のうち付箋紙に該当する部分を付箋紙画像情報として抽出するとともに、当該付箋紙画像情報を電子文書と関連付ける。また、画像処理装置は、予め定めた形状の付箋紙及び予め定めた形状のディスプレイを用いることにより、画像情報から付箋紙画像情報を抽出する。
特開2001−14303号公報
本発明の目的は、複数の付箋紙の貼付状態に関わらず、複数の付箋紙が貼られた貼付面を撮影した画像情報から各付箋紙の画像情報を抽出する画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の画像処理装置及び画像処理プログラムを提供する。
[1]複数の付箋紙を含む画像情報から、前記付箋紙に用いられる色の画素の抽出を行う色抽出手段と、
前記色抽出手段によって抽出された画素の集合である領域を切り出す領域切出手段と、
前記領域切出手段が切り出す領域に対し、補助線の入力を受け付ける受付手段と、
前記領域切出手段が切り出した領域を前記受付手段が受け付けた補助線で分割し、当該分割後の領域のうち予め定めた範囲の面積を有する領域を前記画像情報から付箋画像として切り出す付箋画像切出手段とを有し、
前記付箋画像切出手段は、前記付箋紙の形状に限らず任意の多角形についても切り出すための領域として認識する画像処理装置。
[2]前記付箋画像切出手段は、予め定められた最大値及び最小値により前記予め定めた範囲を定義する前記[1]に記載の画像処理装置。
[3]前記付箋画像切出手段は、前記分割後の領域分布の中心値に基づいて最大値及び最小値を定め、当該最大値及び当該最小値により前記予め定めた範囲を定義する前記[1]に記載の画像処理装置。
[4]前記付箋画像切出手段は、他の領域に比べて面積が最も小さい領域は切り出すための領域として認識しない前記[1]に記載の画像処理装置。
[5]複数の付箋紙を含む画像情報から、前記付箋紙に用いられる色の画素の抽出を行う色抽出手段と、
前記色抽出手段によって抽出された画素の集合である領域を切り出す領域切出手段と、
前記領域切出手段が切り出す領域に対し、補助線の入力を受け付け、当該補助線で分割する受付手段と、
当該分割後の領域のうち予め定めた範囲の面積を有する領域を前記画像情報から付箋画像として切り出す付箋画像切出手段とを有し、
前記付箋画像切出手段は、前記付箋紙の形状に限らず任意の多角形についても切り出すための領域として認識する画像処理装置。
]コンピュータを、
複数の付箋紙を含む画像情報から、前記付箋紙に用いられる色の画素の抽出を行う色抽出手段と、
前記色抽出手段によって抽出された画素の集合である領域を切り出す領域切出手段と、
前記領域切出手段が切り出す領域に対し、補助線の入力を受け付ける受付手段と、
前記領域切出手段が切り出した領域を前記受付手段が受け付けた補助線で分割し、当該分割後の領域のうち予め定めた範囲の面積を有する領域を前記画像情報から付箋画像として切り出し、前記付箋紙の形状に限らず任意の多角形についても切り出すための領域として認識する付箋画像切出手段として機能させるための画像処理プログラム。

請求項1、4、5又はに係る発明によれば、複数の付箋紙の貼付状態に関わらず、複数の付箋紙が貼られた貼付面を撮影した画像情報から各付箋紙の画像情報を抽出することができる。
請求項2に係る発明によれば、予め定められた最大値及び最小値により予め定めた範囲を定義することができる。
請求項3に係る発明によれば、分割後の領域分布の中心値に基づいて最大値及び最小値を定め、当該最大値及び当該最小値により予め定めた範囲を定義することができる。
図1は、実施の形態に係る画像処理装置の構成の一例を示す概略図である。 図2は、画像処理装置の基本動作を説明するための概略図である。 図3(a)−(e)は、画像処理装置の閾値決定動作を説明するための概略図である。 図4(a)−(d)は、画像処理装置の動作を説明するための概略図である。 図5(a)及び(b)は、補助線入力受付手段によって表示部に表示される画面の構成の一例を示す概略図である。 図6(a)及び(b)は、付箋切出動作を説明するための概略図である。 図7(a)−(j)は、補助線の入力と付箋切出動作の他の例を説明するための概略図である。 図8は、画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。
[実施の形態]
(画像処理装置の構成)
図1は、実施の形態に係る画像処理装置の構成の一例を示す概略図である。
画像処理装置1は、一例として、携帯電話やタブレット型PC(Personal Computer)等の画像処理装置であって、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、各部を制御するとともに、各種のプログラムを実行する制御部10と、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成され情報を記憶する記憶部11と、文字や画像等を表示する表示部12と、表示部12に重ねて設けられる透明なタッチセンサであって画像処理装置1を操作するための操作部13と、ネットワークを介して外部と通信する通信部14と、レンズ及びCCD等から構成され撮像することで画像情報を生成する撮像部15等を備える。
制御部10は、後述する画像処理プログラム110を実行することで、画像情報取得手段100、色空間変換手段101、色抽出手段102、2値化手段103、矩形切出手段104、閾値決定手段105、補助線入力受付手段106及び付箋画像切出手段107等として機能する。
画像情報取得手段100は、複数の付箋紙が貼られた貼付面を撮影した画像情報111を記憶部11から取得する。なお、画像情報111は、撮像部15により撮影されたものであってもよいし、通信部14を介して外部から取得したものであってもよい。
色空間変換手段101は、画像情報111の色空間が、一例として、RGBだった場合に、HSVへと変換する。なお、色空間はHSVに限らず、以下に説明する色抽出が良好に行えるものであれば他の色空間に変換してもよいし、変換せずにRGBとしてもよい。
色抽出手段102は、色変換された画像情報111から予め定められた色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて、閾値を満足する画素を抽出する。なお、閾値は、閾値情報112に予め複数設定され、複数の閾値のそれぞれについて画素を抽出する。
2値化手段103は、予め定められた色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて、色抽出手段102が抽出した画素を「1」(白)とし、それ以外を「0」(黒)とすることで2値化する。
矩形切出手段104は、領域切出手段の一例であり、予め定められた色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて、2値化手段103により「1」(白)とされた画素の集合である領域を、形状の一例として矩形の領域に切り出す。なお、矩形の領域に限らず、多角形の領域や曲線で構成された領域、任意の閉じた領域に切り出してもよい。また、付箋2a、2b、2c…の形状を予め登録しておき、当該登録された形状の領域に切り出してもよい。
閾値決定手段105は、予め定められた色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて、矩形切出手段104により切り出された矩形の領域の数をカウントし、矩形の領域の数が最も多い閾値を採用すべき閾値に決定する。
補助線入力受付手段106は、閾値決定手段105によって決定された閾値で、矩形切出手段104によって切り出される領域を、表示部12を通じて利用者に提示し、当該領域を分割したい場合は分割を所望する位置に補助線を入力するよう利用者に促して、利用者の操作部13に対する補助線を入力する操作を受け付ける。
付箋画像切出手段107は、予め定められた色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて、画像情報111から、決定された閾値により切り出される矩形の領域の画像を付箋画像情報113として切り出す。なお、補助線入力受付手段106が補助線の入力を受け付けた場合は、当該補助線に基づいて矩形切出手段104によって切り出された領域を分割し、画像情報111から分割の結果生成された領域の画像を付箋画像情報113として切り出す。
記憶部11は、制御部10を上述した各手段101−107として動作させる画像処理プログラム110、画像情報111、閾値情報112及び付箋画像情報113等を記憶する。
なお、画像処理装置1は、画像情報111を外部から通信部14を介して取得する場合は、撮像部15を省略してもよい。さらに、画像処理装置1は、表示部12及び操作部13を省略し、外部の端末から通信部14を介して要求を受信し動作するサーバ装置であってもよい。
(画像処理装置の動作)
次に、本実施の形態の作用を、(1)基本動作、(2)閾値決定動作、(3)補助線入力受付動作、(4)付箋切出動作に分けて説明する。
(1)基本動作
図2は、画像処理装置1の基本動作を説明するための概略図である。
図2に示すように、まず、利用者4は、例えばブレインストーミングのため、付箋2a、2b、2c…に書き込み等をし、ホワイトボード3の書き込み面を貼付面として付箋2a、2b、2c…を貼っていく。付箋2a、2b、2c…は、様々な形状が考えられるが、説明のため矩形状のものについて以下説明する。また、付箋2a、2b、2c…は、複数の大きさのものを用意してもよい。
次に、利用者4は、ブレインストーミングを終えると、付箋2a、2b、2c…の貼られたホワイトボード3の書き込み面を画像処理装置1の撮像部15により撮影する。
画像処理装置1は、撮像部15により撮影が実行されると、撮影した画像を画像情報111として記憶部11に記憶する。
利用者4は、ホワイトボード3上に貼られた付箋2a、2b、2c…を後日利用するため、付箋2a、2b、2c…の電子化を画像処理装置1に要求する。つまり、画像情報111に撮影された付箋2a、2b、2c…の画像をそれぞれ切り出して付箋画像情報113とするよう要求する。
上記要求がなされた場合の画像処理装置1の動作について以下説明する。
(2)閾値決定動作
図8は、画像処理装置1の動作例を示すフローチャートである。また、図3(a)−(e)は、画像処理装置1の閾値決定動作を説明するための概略図である。
まず、画像情報取得手段100は、図3(a)に示すように、画像情報111の一例として画像情報111aを記憶部11から取得する(S1)。画像情報111aは、ピンクの付箋2p、2p、2p、黄色の付箋2y、2y、2y、2y、2y、水色の付箋2b、2b、2b、2bが撮影されたものであるとする。
次に、色空間変換手段101は、画像情報111aの色空間がRGBだった場合に、HSVへと変換する(S2)。
次に、色抽出手段102は、色変換された画像情報111から予め定められた色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて、閾値を満足する画素を抽出する。まず、閾値は、閾値情報112に予め複数設定された複数の閾値のうち、第1番目の閾値1pで画素を抽出する(S3)。以下、説明を簡単にするため、ピンクについて抽出する場合について述べる。
閾値1pは、図3(c)に示すように、閾値が90から100の間に幅を持たせて設定されているものとする。なお、閾値1pは、HSV空間の場合、H(色相)、S(彩度)、V(明度)のパラメータの最小値が0で最大値が255としたとき、H、S、Vのそれぞれについて幅を有するものであるが、図3(c)の例では、説明を簡単にするためHのパラメータの閾値だけ示している。
次に、2値化手段103は、図3(b)に示すように、ピンクについて色抽出手段102が閾値1pに含まれるとして抽出した画素を「1」(白)とし、それ以外を「0」(黒)とすることで2値化する(S4)。
次に、矩形切出手段104は、図3(b)に示すように、ピンクについて2値化手段103により「1」(白)とされた画素の領域を一例として矩形の領域104a及び104a(矩形領域104a)に切り出す(S5)。
次に、閾値決定手段105は、ピンクについて閾値1pで矩形切出手段104により切り出された矩形の領域の数を「2」とカウントする(S6)。
次に、色抽出手段102は、ピンクの閾値2pで画像情報111から画素を抽出する(S8)。閾値1pは、図3(e)に示すように、閾値が95から105の間に幅を持たせて設定されているものとする。
次に、2値化手段103は、図3(d)に示すように、ピンクについて色抽出手段102が閾値2pに含まれるとして抽出した画素を「1」(白)とし、それ以外を「0」(黒)とすることで2値化する(S4)。
次に、矩形切出手段104は、図3(d)に示すように、ピンクについて2値化手段103により「1」(白)とされた画素の領域を一例として矩形の領域104b‐104b(矩形領域104b)に切り出す(S5)。
次に、閾値決定手段105は、ピンクについて閾値2pで矩形切出手段104により切り出された矩形の領域の数を「3」とカウントする(S6)。
上記したステップS3−S8は、2以上の複数の閾値について繰り返され、閾値決定手段105は、矩形数が最大となる閾値を採用する(S9)。なお、ピンクについては、矩形数が「3」であって最大である閾値2pが採用されたものとする。
上記した閾値の決定は、ピンク以外の各色(黄色、水色)についても実行されるものであり、黄色について閾値1yが採用され、水色について閾値3bが採用されたものとして、以下の動作について説明する。
図4(a)−(d)は、画像処理装置1の動作を説明するための概略図である。
矩形切出手段104は、図4(a)−(c)に示す、各色(ピンク、黄色、水色)のそれぞれについて切り出した矩形領域104b、矩形領域104a、矩形領域104cを、図4(d)に示すように合成して矩形領域104ap+y+bとする(S10)。なお、この状態において水色の付箋2bと2bは隣接して貼付されていたために、それぞれの矩形に認識されず一つの矩形となっている。
(3)補助線入力受付動作
図5(a)及び(b)は、補助線入力受付手段106によって表示部12に表示される画面の構成の一例を示す概略図である。
次に、補助線入力受付手段106は、図5(a)に示すように、矩形切出手段104によって切り出された領域である矩形領域104ap+y+bと、画像情報111aとを合成した切出候補106aを含む切出プレビュー画面106aを表示部12に表示する(S11)。また、切出プレビュー画面106aは、さらに切り出す矩形の領域が正しいか否か確認する旨と、矩形の領域が正しくない場合に当該領域の分割を所望する位置に補助線を入力するよう利用者に促す旨のメッセージ106aと、操作が完了した場合に操作する決定ボタン106aとを有する。
なお、切出プレビュー画面106aは、矩形領域104ap+y+bと、画像情報111aとを合成したものを表示する態様に限らず、本実施の形態の動作の最初に画像情報111aを表示して補助線の入力を受け付けてもよい。
次に、図5(b)に示すように、利用者は、操作部13に対して指先106aで補助線を入力する。
画像処理装置1の補助線入力受付手段106は、補助線の入力があった場合(S12;Yes)、当該操作を受け付けて、補助線106aに該当する位置で矩形の領域を分割する(S13)。
(4)付箋切出動作
図6(a)及び(b)は、付箋切出動作を説明するための概略図である。
次に、付箋画像切出手段107は、図6(a)に示すように、矩形領域104ap+y+bの矩形の領域を補助線で分割して矩形領域107aとし、図6(b)に示すように、当該矩形領域107aにより画像情報111aからピンクの付箋画像情報113p−113p、黄色の付箋画像情報113y−113y、水色の付箋画像情報113b−113bとして切り出す(S14)。
(補助線の入力と付箋切出動作の他の例)
図7(a)−(j)は、補助線の入力と付箋切出動作の他の例を説明するための概略図である。
図7(a)に示す例は、隙間なく並べられた2枚の付箋106cであり、矩形切出手段104により矩形領域106cとして切り出されているため、図7(b)に示すように利用者は2枚の付箋の106cの境目に補助線106cを入力する。矩形領域106cは、付箋画像切出手段107により中央で2分割される。
また、図7(c)に示す例は、矩形の頂点が接するように並べられた2枚の付箋106dであり、矩形切出手段104により矩形下部に切り込みが入ったような形状の領域106dとして切り出されているため、図7(d)に示すように利用者は2枚の付箋の106dの頂点が接する部分に補助線106dを入力する。補助線106dにより、領域106dは、図7(e)に示すように、付箋画像切出手段107により領域106dと領域106dに分割される。なお、領域106dと領域106dは、矩形ではなく五角形であるが、付箋画像切出手段107は付箋の形状に限らず任意の多角形についても領域として認識するものとする。
また、図7(f)に示す例は、縦2列、横2列で隙間なく並べられた4枚の付箋106eであり、矩形切出手段104により縦横のサイズが付箋に対して倍の矩形領域106eとして切り出されているため、図7(g)に示すように利用者は4枚の付箋の106eの境目に補助線106e及び106eを入力する。補助線106e及び106eにより、領域106eは、付箋画像切出手段107により縦2分割、横2分割にされる。

また、図7(h)に示す例は、縦2列に2枚が隙間なく並べられて当該2枚のそれぞれの横の辺に接するように1枚が隙間なく並べられたられた計3枚の付箋106fであり、矩形切出手段104により「ト」の字形状の領域106fとして切り出されているため、図7(i)に示すように利用者は3枚の付箋の106fの境目に補助線106f及び106fを入力する。補助線106f及び106fにより、領域106fは、図7(j)に示すように、付箋画像切出手段107により領域106f−106 分割にされる。なお、領域106 は、他の領域106f−106 に比べて面積が小さいため付箋画像情報113を切り出すための領域としては認識しない。

なお、具体的に以下に説明する方法で、上記領域106 を、付箋画像情報113を切り出すための領域としては認識しないようにする。まず、領域106f−106 の面積のヒストグラムを作成し、中心値Scenterを求めて、中心値Scenterに対し定数αmin及びαmaxを乗じたものをそれぞれ最小値Smin及び最大値Smaxとする。領域106f−106 の面積S−Sのうち、Smin<S<Smaxを満足しない領域を、付箋画像情報113を切り出すための領域としては認識しないものとする。また、定数αmin及びαmaxは、管理者が任意に決定可能であり、定数αminは1.0未満、αmaxは1.0より大きいものとする。
また、予め定められた最大値及び最小値により定義される面積の範囲内に含まれない領域を、付箋画像情報113を切り出すための領域としては認識しないものとしてもよい。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。例えば、ピンクの付箋画像情報113p−113p、黄色の付箋画像情報113y−113y、水色の付箋画像情報113b−113bのそれぞれに対し、対応する付箋のホワイトボード3の書き込み面に対する相対的な位置情報、傾き情報、オリジナル画像の撮影日時などを付随情報として記録してもよい。
上記実施の形態では制御部10の各手段100〜107の機能をプログラムで実現したが、各手段の全て又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記憶して提供することもできる。また、上記実施の形態で説明した上記ステップの入れ替え、削除、追加等は本発明の要旨を変更しない範囲内で可能である。
1 画像処理装置
2 付箋
3 ホワイトボード
4 利用者
10 制御部
11 記憶部
12 表示部
13 操作部
14 通信部
15 撮像部
100 画像情報取得手段
101 色空間変換手段
102 色抽出手段
103 2値化手段
104 矩形切出手段
105 閾値決定手段
106 補助線入力受付手段
106a 切出プレビュー画面
106a メッセージ
106a 決定ボタン
106a 切出候補
106a 補助線
106a 指先
107 付箋画像切出手段
107a 矩形領域
110 画像処理プログラム
111 画像情報
112 閾値情報
113 付箋画像情報

Claims (6)

  1. 複数の付箋紙を含む画像情報から、前記付箋紙に用いられる色の画素の抽出を行う色抽出手段と、
    前記色抽出手段によって抽出された画素の集合である領域を切り出す領域切出手段と、
    前記領域切出手段が切り出す領域に対し、補助線の入力を受け付ける受付手段と、
    前記領域切出手段が切り出した領域を前記受付手段が受け付けた補助線で分割し、当該分割後の領域のうち予め定めた範囲の面積を有する領域を前記画像情報から付箋画像として切り出す付箋画像切出手段とを有し、
    前記付箋画像切出手段は、前記付箋紙の形状に限らず任意の多角形についても切り出すための領域として認識する画像処理装置。
  2. 前記付箋画像切出手段は、予め定められた最大値及び最小値により前記予め定めた範囲を定義する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記付箋画像切出手段は、前記分割後の領域分布の中心値に基づいて最大値及び最小値を定め、当該最大値及び当該最小値により前記予め定めた範囲を定義する請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記付箋画像切出手段は、他の領域に比べて面積が最も小さい領域は切り出すための領域として認識しない請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 複数の付箋紙を含む画像情報から、前記付箋紙に用いられる色の画素の抽出を行う色抽出手段と、
    前記色抽出手段によって抽出された画素の集合である領域を切り出す領域切出手段と、
    前記領域切出手段が切り出す領域に対し、補助線の入力を受け付け、当該補助線で分割する受付手段と、
    当該分割後の領域のうち予め定めた範囲の面積を有する領域を前記画像情報から付箋画像として切り出す付箋画像切出手段とを有し、
    前記付箋画像切出手段は、前記付箋紙の形状に限らず任意の多角形についても切り出すための領域として認識する画像処理装置。
  6. コンピュータを、
    複数の付箋紙を含む画像情報から、前記付箋紙に用いられる色の画素の抽出を行う色抽出手段と、
    前記色抽出手段によって抽出された画素の集合である領域を切り出す領域切出手段と、
    前記領域切出手段が切り出す領域に対し、補助線の入力を受け付ける受付手段と、
    前記領域切出手段が切り出した領域を前記受付手段が受け付けた補助線で分割し、当該分割後の領域のうち予め定めた範囲の面積を有する領域を前記画像情報から付箋画像として切り出し、前記付箋紙の形状に限らず任意の多角形についても切り出すための領域として認識する付箋画像切出手段として機能させるための画像処理プログラム。
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