JP6314116B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、ショッピングモールの各店舗やスーパーマーケットなどの小売店では、一取引に係る取引額に応じて顧客にポイントを付与するポイントサービスを実施している。このようなポイントサービスにおいて顧客は、付与されたポイントを商品の代価に利用することができる。小売店は、ポイントサービスを実施することで集客し、売上向上を図ることができる。
ところで、ポイントサービスにおいて付与するポイントは、顧客によって商品の代価として利用されるものである。よって、小売店は、付与したポイント分の費用を予算に計上しなければならない。
しかしながら、ポイントが貯まっていることを失念していたり、より多くのポイントを貯めていたりする顧客もいる。このような顧客は、付与されたポイントを利用しないため、小売店の経営を圧迫することになる。
本発明が解決しようとする課題は、ポイントの利用を促すことができる情報処理装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、入力制御手段と、抽出手段と、判定手段と、出力制御手段とを備える。前記入力制御手段は、顧客を識別可能な識別情報の入力を受け付ける。前記抽出手段は、各顧客の識別情報と当該顧客に付与されたポイント数とを関連付けて記憶する記憶部から前記入力制御手段が受け付けた前記識別情報に関連付けられた前記ポイント数を抽出する。前記判定手段は、前記入力制御手段が前記識別情報の入力を受け付けた時期が、ポイントの利用促進に係る何れかのイベントの告知期間内であるかを判定する。前記出力制御手段は、前記判定手段が前記イベントの前記告知期間内であると判定した場合に、当該イベントの開催期間と、前記抽出手段が抽出した顧客の前記ポイント数と、当該開催期間に適用される増加率を顧客の前記ポイント数に適用後のポイント数と、によりポイントの利用を促す告知情報を出力する。
図1は、本実施形態に係るPOSシステムの構成の一例を示す説明図である。 図2は、ストアサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、イベントテーブルの一例を示す説明図である。 図4は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、POSシステムの各装置が有する特徴的な機能構成を示すブロック図である。 図6は、イベント告知レシートの一例を示す説明図である。 図7は、イベント告知処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、添付図面を参照して、商品販売データ処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、情報処理装置及びプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。本実施形態の情報処理装置は、スーパーマーケットやショッピングモール等の店舗に導入された、一取引にかかる商品の登録・精算に係る商品販売データ処理を行うPOS(Point Of Sales)端末への適用例である。
なお、本実施形態の情報処理装置は、非接触ICカードやクレジットカード等を読み取り決済を行うカードターミナル型の決済端末に適用してもよい。
図1は、本実施形態に係るPOSシステム1の構成の一例を示す説明図である。POSシステム1は、POS端末2と、ストアサーバ4とを備える。そして、POSシステム1は、店舗内ネットワーク3を介して、POS端末2とストアサーバ4とを接続している。店舗内ネットワーク3は、例えば、店舗に設置された各装置を接続するLAN(Local Area Network)等である。
POSシステム1は、顧客カードを持参した顧客に対して、取引額に応じたポイントを付与するサービスを提供する店舗で利用されるものである。なお、顧客カードは、予め顧客に配布されているものとする。また、顧客カードには、顧客を識別可能な識別情報として顧客コードが予め記録されているものとする。
POS端末2は、スーパーマーケット等の店舗で商品販売データ処理に使用される商品販売データ処理装置である。POS端末2は、ポイントを商品の代価に利用する宣言が入力された場合に、入力されたポイント分の金額を減額して、商品販売データ処理を実行する。ストアサーバ4は、店舗に設置されたPOS端末2を統括的に管理する情報処理装置である。
次に、POS端末2及びストアサーバ4のハードウェア構成について説明する。
まず、ストアサーバ4のハードウェア構成について説明する。図2は、ストアサーバ4のハードウェア構成を示すブロック図である。ストアサーバ4は、各部を制御するための制御部400を備える。制御部400は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403とを備える。CPU401は、アドレスバス、データバス等のバスライン404を介して、ROM402と、RAM403と接続する。CPU401は、各部を集中的に制御する。ROM402は、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAM403は、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。
制御部400は、バスライン404を介して、記憶部405と、コントローラ406と、通信I/F407と接続する。
コントローラ406は、操作部408と、表示部409と、プリンタ410と接続する。そして、コントローラ406は、制御部400からの指令に基づいて、接続された各部を制御する。操作部408は、操作を入力するためのキーボードやマウス等である。表示部409は、液晶ディスプレイ等である。プリンタ410は、各種情報を印字する印字装置である。
通信I/F407は、店舗内ネットワーク3を介してPOS端末2等に接続する。
記憶部405は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部405は、制御プログラムPR1と、商品マスタM1と、顧客マスタM2と、イベントテーブルT1とを記憶する。
制御プログラムPR1は、ストアサーバ4が有する特徴的な機能を発揮させるためのプログラムである。商品マスタM1は、商品を識別可能な商品コードと、商品に関する各種情報とを関連付けて記憶する。
顧客マスタM2は、顧客コードに、ポイント残高を関連付けて記憶する。顧客コードは、顧客を識別可能な識別情報である。ポイント残高は、顧客コードの顧客に付与されたポイント数の累計残高である。ポイントは、所定の付与率の下、顧客の取引額に応じて、一取引毎に店舗から付与されるものである。また、ポイントは、所定の換金率(例えば、1ポイント=1円)の下、商品の代価として利用することが可能なものである。
イベントテーブルT1は、ポイントサービスのイベントに係るイベント情報を記憶する。ポイントサービスのイベントとは、例えば、ポイントの利用促進を図るために、ポイントの価値を増加させるイベント等である。そして、イベント情報は、イベントの開催の告知に用いられる設定情報である。ここで、図3は、イベントテーブルT1の一例を示す説明図である。イベントテーブルT1は、イベントコードと、イベント名称と、イベント告知期間と、イベントメッセージと、イベント条件と、ポイント増加率とを関連付けて記憶する。イベントコードは、イベントを識別可能な識別情報である。イベント名称は、イベントの名称である。イベント告知期間は、イベントの開催を告知する期間である。なお、イベント告知期間は、イベント開催期間と同一であってもよいし、異なっていてもよい。イベント告知期間をイベント開催期間よりも早めることにより、店舗の管理者は、事前にイベントの開催を告知することができる。イベントメッセージは、顧客に通知するメッセージである。なお、イベントメッセージは、文字に限らず、文字、数字、図形、表又はこれらの組み合わせであってもよい。イベント条件は、イベントにおいてポイントの価値を増加させるための条件である。さらに詳しくは、閾値ポイント数であるイベント条件は、ポイントの価値を増加させるか否かのポイント数の閾値である。イベント条件における0ポイント以上との設定は、条件が課されないことを意味している。ポイント増加率は、イベント開催期間中のポイントの利用時においてポイントの価値が増加する割合である。
例えば、ポイント増加率が1.00の場合には、顧客は、100ポイントを100ポイントとして利用することができる。一方、ポイント増加率が1.50の場合には、顧客は、100ポイントを150ポイントとして利用することができる。また、店舗の管理者は、同一のイベント情報について、互いに異なる複数のイベント条件及びポイント増加率を設定してもよい。この場合には、店舗の管理者は、同一のイベント情報について、イベント条件ごとに、イベント条件を満たす場合に適用されるポイント増加率を設定する。これにより、店舗の管理者は、イベント条件に応じたポイント増加率を段階的に設定することができる。例えば、店舗の管理者は、イベント条件が「500ポイント以上」の場合にイベント増加率を「1.10」と設定する。更に、店舗の管理者は、同一のイベント情報に、イベント条件が「700ポイント以上」の場合にイベント増加率を「1.30」と設定する。更に、店舗の管理者は、同一のイベント情報に、イベント条件が「1000ポイント以上」の場合にイベント増加率を「1.50」と設定することができる。
次に、POS端末2のハードウェア構成について説明する。図4は、POS端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末2は、各部を制御するための制御部200を備える。制御部200は、図4に示すように、CPU201と、ROM202と、RAM203とを備える。CPU201は、アドレスバス、データバス等のバスライン204を介して、ROM202と、RAM203と接続する。CPU201は、各部を集中的に制御する。ROM202は、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAM203は、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。
制御部200は、バスライン204を介して、記憶部205と、コントローラ206と、通信I/F207と接続する。
コントローラ206は、操作部208と、第1表示部209と、第2表示部210と、プリンタ211と、スキャナ212と、カードリーダライタ213と接続する。操作部208は、操作を入力するためのキーボードやマウス等である。
第1表示部209及び第2表示部210は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。第1表示部209及び第2表示部210は、商品販売データ処理により登録された商品の品名、価格、決済が宣言された一取引の合計金額、釣銭額等の各種情報を表示する。第1表示部209は、主に店員に向けて各種情報を表示する。第2表示部210は、主に顧客に向けて各種情報を表示する。なお、第1表示部209及び第2表示部210は、タッチパネルを備えていてもよい。この場合に、タッチパネルは、操作部208として機能する。
プリンタ211は、レシートやジャーナル等を印字する印字装置である。プリンタ211は、レシート情報をロール状のレシート用紙等に印字し、紙レシートを出力する。また、プリンタ211は、イベントを開催することをレシート用紙等に印字する。
スキャナ212は、レーザ式のハンドスキャナ、あるいは、光学読取式の縦型スキャナ等である。そして、スキャナ212は、商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードを光学的に読み取る。
カードリーダライタ213は、カードの記憶媒体が記憶する情報の読み取り及び書き込みを実行する装置である。そして、カードリーダライタ213は、顧客カードの記憶媒体から顧客を識別可能な識別情報である顧客コードを読み取る。
通信I/F207は、店舗内ネットワーク3を介してストアサーバ4等に接続する。
記憶部205は、例えば、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部205は、制御プログラムPR2と、商品マスタM1と、イベントテーブルT1とを記憶する。制御プログラムPR2は、POS端末2が有する特徴的な機能を発揮させるためのプログラムである。商品マスタM1及びイベントテーブルT1は、ストアサーバ4の記憶部405に記憶された商品マスタM1及びイベントテーブルT1が送信されたものである。
次に、POSシステム1の各装置が有する特徴的な機能について説明する。ここで、図5は、POSシステム1の各装置が有する特徴的な機能構成を示すブロック図である。
まず、ストアサーバ4が有する特徴的な機能について説明する。
制御部400のCPU401は、記憶部405の制御プログラムPR1をRAM403に展開し、制御プログラムPR1に従って動作することで、図5に示す各機能部をRAM403上に生成する。具体的には、制御部400は、機能部として、通信制御部4001と、イベント登録部4002とを備える。
通信制御部4001は、通信I/F407を制御して、店舗内ネットワーク3を介した通信を行う。例えば、通信制御部4001は、定期的に商品マスタM1及びイベントテーブルT1をPOS端末2に送信する。また、通信制御部4001は、POS端末2から顧客コードを受信する。POS端末2から顧客コードを受信すると通信制御部4001は、顧客マスタM2において、受信した顧客コードに関連付けられたポイント残高をPOS端末2に送信する。
登録手段であるイベント登録部4002は、イベントテーブルT1にイベント情報を登録する。具体的には、イベント登録部4002は、操作部408からの操作に基づいて、イベント情報を生成する。そして、イベント登録部4002は、生成したイベント情報をイベントテーブルT1に登録する。これにより、店舗の管理者は、店舗が独自に開催するイベントをイベントテーブルT1に登録することができる。
次に、POS端末2が有する特徴的な機能について説明する。
制御部200のCPU201は、記憶部205の制御プログラムPR2をRAM203に展開し、制御プログラムPR2に従って動作することで、図5に示す各機能部をRAM203上に生成する。具体的には、制御部400は、機能部として、通信制御部2001と、入力制御部2002と、商品登録部2003と、会計処理部2004と、イベント告知制御部2005と、印字制御部2006とを備える。
通信制御部2001は、通信I/F207を制御して、店舗内ネットワーク3を介した通信を行う。例えば、通信制御部2001は、ストアサーバ4から定期的にイベントテーブルT1を受信する。また、通信制御部2001は、顧客コードをストアサーバ4に送信する。これにより、通信制御部2001は、送信した顧客コードに関連付けられたポイント残高を要求する。そして、通信制御部2001は、ストアサーバ4からポイント残高を受信する。
入力制御手段である入力制御部2002は、カードリーダライタ213等を制御して、顧客コードの入力を受け付ける。または、入力制御部2002は、操作部208を制御して、顧客コードの入力を受け付ける。更に、入力制御部2002は、スキャナ212等を制御して、商品を識別可能な商品コードの入力を受け付ける。または、入力制御部2002は、操作部208を制御して、商品コードの入力を受け付ける。
商品登録部2003は、一取引に係る商品販売データ処理において、販売対象の商品を登録する商品登録処理を制御する。商品登録部2003は、入力制御部2002が販売対象の商品の商品コードを受け付けた場合に、商品マスタM1から商品コードに関連付けられた情報を読み出す。そして、商品登録部2003は、販売対象の商品に係る情報を販売対象の商品として登録する。
会計処理部2004は、一取引に係る商品販売データ処理において、商品の代価を受領する会計処理を制御する。会計処理部2004は、商品登録部2003が登録した商品の合計金額を算出する。そして、会計処理部2004は、操作部208が受け付けた顧客から受領した金額から合計金額を減算する。そして、会計処理部2004は、減算結果に余りがある場合には、余りをお釣りにする。会計処理部2004は、ポイントを利用する場合には、利用するポイント数と、ポイント増加率とに基づいて、減額する減額金額を算出する。そして、会計処理部2004は、商品の合計金額から減額金額を減算した後に、顧客から受領した金額から合計金額を減算する。
イベント告知制御部2005は、一取引に係る商品販売データ処理において、イベントの開催の告知を制御する。抽出手段であるイベント告知制御部2005は、入力制御部2002が受け付けた顧客コードに関連付けられたポイント残高を顧客マスタM2から抽出する。具体的には、イベント告知制御部2005は、入力制御部2002が受け付けた顧客コードを通信制御部2001に送信させる。そして、イベント告知制御部2005は、通信制御部2001がストアサーバ4から受信したポイント残高を受け取る。これにより、イベント告知制御部2005は、入力制御部2002が受け付けた顧客コードに関連付けられたポイント残高を顧客マスタM2から抽出する。
判定手段であるイベント告知制御部2005は、イベントテーブルT1に記憶されたイベント情報に基づいて、入力制御部2002が顧客コードの入力を受け付けた時期が、イベント告知期間内であるか否かを判定する。
イベント告知制御部2005は、会計処理を実行した日時がイベント告知期間内である場合に、イベントテーブルT1に記憶されたイベント情報のイベント条件を顧客が満たしているか否かを判定する。すなわち、イベント告知制御部2005は、イベント条件で定められた閾値以上のポイント残高が貯まっているか否かを判定する。閾値以上のポイント残高が貯まっている場合に、イベント告知制御部2005は、イベントを告知すると判定する。一方、閾値以上のポイント残高が貯まっていない場合に、イベント告知制御部2005は、イベントを告知しないと判定する。
イベント告知制御部2005は、イベントを告知すると判定した場合に、告知するイベントに係るイベント情報のポイント増加率を抽出する。また、告知するイベントに係るイベント情報に互いに異なる複数のイベント条件及びポイント増加率が関連付けられている場合には、イベント告知制御部2005は、イベント条件ごとに、顧客のポイント残高が各イベント条件を満たしているか否かを判定する。すなわち、イベント告知制御部2005は、イベント条件ごとに、顧客のポイント残高が各イベント条件の閾値以上であるか否かを判定する。そして、イベント告知制御部2005は、顧客のポイント残高が超えることができる最も高い閾値のポイント条件に関連付けられているポイント増加率を抽出する。そして、イベント告知制御部2005は、抽出したポイント増加率に基づいたポイントを算出する。すなわち、イベント告知制御部2005は、ポイント残高にポイント増加率を乗算する。
印字制御部2006は、プリンタ211を制御して、商品の販売に係るレシート情報をロール状のレシート用紙に印字して買上レシートを出力する。または、出力制御手段である印字制御部2006は、イベント告知制御部2005と協働することで、イベントの開催を告知してポイントの利用を促す告知情報をレシート用紙等に印字したイベント告知レシートR1(図6参照)を出力させる。そして、印字制御部2006は、買上レシートを印字する際に、イベント告知レシートR1を出力させる。すなわち、印字制御部2006は、買上レシートを印字する直前又は直後にイベント告知レシートR1を出力させる。または、印字制御部2006は、買上レシートと、イベント告知レシートR1とを分けずに、一枚のレシートに印字してもよい。なお、印字制御部2006がレシート用紙に印字するのは一例であり、如何なる種類の紙であってもよい。また、イベント告知レシートの用紙のサイズも如何なるサイズであってもよい。更に、イベント告知レシートR1は、電子レシートであってもよい。
ここで、図6は、イベント告知レシートR1の一例を示す説明図である。印字制御部2006は、一取引に係る商品販売データ登録処理において、イベント告知制御部2005がイベントの開催を告知すると判定した場合に、告知情報を印字したイベント告知レシートR1を出力する。すなわち、印字制御部2006は、イベント告知制御部2005がイベント告知期間内であると判定し、イベント告知制御部2005がイベント条件を顧客が満たしていると判定した場合に、告知情報を印字したイベント告知レシートR1を出力する。イベント告知レシートR1には、イベント告知制御部2005が告知すると判定したイベントの期間中は、顧客コードに関連付けられたポイントを割り増しして利用可能であることを告知する告知情報が印字される。
具体的には、印字制御部2006は、告知情報としてイベント告知レシートR1に、ヘッダーR11と、イベント名称R12と、ポイントR13と、メッセージR14とを印字する。ヘッダーR11には、イベント告知レシートR1を発行した発行日時と、イベント告知制御部2005がイベントを告知すると判定した顧客の顧客コードとを備える。イベント名称R12は、イベント告知制御部2005が告知すると判定したイベントの名称である。すなわち、イベント名称R12は、イベント告知制御部2005が告知すると判定したイベントに係るイベント情報のイベント名称である。ポイントR13は、イベントを告知する顧客のポイント残高と、今回の取引において付与されたポイントとを備える。メッセージR14は、イベント期間中はポイントを割り増しして利用可能であることを告知するメッセージである。そして、印字制御部2006は、イベント告知制御部2005が告知すると判定したイベントに係るイベント情報のイベントメッセージと、ポイント残高と、ポイント残高に基づいて、メッセージR14を生成する。図6に示すメッセージR14は、「開店10周年を記念して、10周年記念イベントを開催します。2015/9/1〜2015/10/31までの期間は、1000ポイントを1500ポイントとして利用出来ます。」と印字されている。これにより、2015/9/1〜2015/10/31のイベント期間中は、ポイントを1.50倍に割り増しして利用可能であることを示している。
また、イベント情報に互いに異なる複数のイベント条件及びポイント増加率が関連付けられている場合には、イベント告知制御部2005は、ポイント残高が超えることができる最も高い閾値のポイント条件に関連付けられているポイント増加率を抽出する。そして、印字制御部2006は、メッセージR14には、ポイント残高を抽出したイベント増加率で乗算した値を印字する。これにより、抽出したイベント増加率で割り増ししてポイントを利用可能であることを告知する。
次に、POS端末2が実行するイベント告知処理について説明する。ここで、図7は、実施の形態のPOS端末2が実行するイベント告知処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、POS端末2の入力制御部2002は、顧客コードの入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。顧客コードの入力を受け付けていない場合に(ステップS1;No)、POS端末2の入力制御部2002は、顧客コードの入力を待機する。
一方、顧客コードの入力を受け付けた場合に(ステップS1;Yes)、POS端末2の通信制御部2001は、入力された顧客コードを送信して顧客のポイント残高を要求する(ステップS2)。
次いで、POS端末2の通信制御部2001は、入力された顧客コードの顧客のポイント残高を受信する(ステップS3)。
次いで、POS端末2の商品登録部2003は、商品登録処理を実行する(ステップS4)。次いで、POS端末2の会計処理部2004は、会計処理を実行する(ステップS5)。
次いで、POS端末2の印字制御部2006は、買上レシートを印字する(ステップS6)。
次いで、POS端末2のイベント告知制御部2005は、会計処理を実行した現在が、イベントテーブルT1に記憶されたイベント情報のイベント告知期間内であるか否かを判定する(ステップS7)。イベント告知期間外である場合に(ステップS7;No)、POS端末2のイベント告知制御部2005は、イベント告知処理を終了する。
一方、イベント告知期間内である場合に(ステップS7;Yes)、POS端末2のイベント告知制御部2005は、イベントテーブルT1に記憶されたイベント情報のイベント条件を満たしているか否かを判定する(ステップS8)。イベント条件を満たしていない場合に(ステップS8;No)、POS端末2のイベント告知制御部2005は、イベント告知処理を終了する。
一方、イベント条件を満たしている場合に(ステップS8;Yes)、POS端末2の印字制御部2006は、告知情報をレシート用紙等に印字したイベント告知レシートR1を出力する(ステップS9)。
以上により、POS端末2は、イベント告知処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係るPOS端末2によれば、イベント告知制御部2005は、入力制御部2002が顧客コードの入力を受け付けた時期が、イベントテーブルT1のイベント告知期間内であるか否かを判定する。印字制御部2006は、イベント告知制御部2005がイベント告知期間内であると判定した場合に、ポイントの利用を促す告知情報を出力する。従って、本実施形態に係るPOS端末2は、ポイントの使用を促すことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、ポイント残高が、ストアサーバ4に記憶される構成を説明した。しかしながら、ポイント残高は、カードに記憶されていてもよい。または、ストアサーバ4とは異なるサーバ装置に記憶されていてもよい。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 POSシステム
2 POS端末
200 制御部
205 記憶部
2001 通信制御部
2002 入力制御部
2003 商品登録部
2004 会計処理部
2005 イベント告知制御部
2006 印字制御部
4 ストアサーバ
400 制御部
405 記憶部
4001 通信制御部
4002 イベント登録部
PR1 制御プログラム
PR2 制御プログラム
M2 顧客マスタ
T1 イベントテーブル
特開2011−48578号公報

Claims (5)

  1. 顧客を識別可能な識別情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    各顧客の識別情報と当該顧客に付与されたポイント数とを関連付けて記憶する記憶部から前記入力制御手段が受け付けた前記識別情報に関連付けられた前記ポイント数を抽出する抽出手段と、
    前記入力制御手段が前記識別情報の入力を受け付けた時期が、ポイントの利用促進に係る何れかのイベントの告知期間内であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記イベントの前記告知期間内であると判定した場合に、当該イベントの開催期間と、前記抽出手段が抽出した顧客の前記ポイント数と、当該開催期間に適用される増加率を顧客の前記ポイント数に適用後のポイント数と、によりポイントの利用を促す告知情報を出力する出力制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記入力制御手段が前記識別情報の入力を受け付けた時期と、当該識別情報に関連付けられた前記ポイント数とが、イベントの前記告知期間と所定の閾値となる閾値ポイント数との条件に該当するかを判定する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力制御手段は、前記判定手段が該当すると判定したイベントに関連付けられた互いに異なる複数の前記閾値ポイント数と、当該閾値ポイント数の場合に適用される増加率のうち、前記識別情報に関連付けられた前記ポイント数が超えることができる最も高い前記閾値ポイント数に関連付けられた増加率に基づいて、前記告知情報を出力する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力制御手段は、前記告知情報を印字する、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置を制御するコンピュータを、
    顧客を識別可能な識別情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    各顧客の識別情報と当該顧客に付与されたポイント数とを関連付けて記憶する記憶部から前記入力制御手段が受け付けた前記識別情報に関連付けられた前記ポイント数を抽出する抽出手段と、
    前記入力制御手段が前記識別情報の入力を受け付けた時期が、ポイントの利用促進に係る何れかのイベントの告知期間内であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記イベントの前記告知期間内であると判定した場合に、当該イベントの開催期間と、前記抽出手段が抽出した顧客の前記ポイント数と、当該開催期間に適用される増加率を顧客の前記ポイント数に適用後のポイント数と、によりポイントの利用を促す告知情報を出力する出力制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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