JP6313469B2 - 加熱に対する保護を有するサージ電圧避雷器 - Google Patents

加熱に対する保護を有するサージ電圧避雷器 Download PDF

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Description

本発明は、加熱に対する保護を有するサージ電圧避雷器(Ueberspannungsableiter)に関し、このサージ電圧避雷器の1つの温度の閾値を越えた時に加熱に対する保護を行なうサージ電圧避雷器に関する。
サージ電圧避雷器は、電気配線または装置における危険な過電圧を制限するために使用される。小型装置の保護用にはしばしばガス充填されたサージ電圧避雷器が使用される。ガス充填サージ電圧避雷器は、通常セラミック材料から成る小チューブから成っており、この小チューブは、その両側の開放された側部で、それぞれ1つの電極によって気密に封止されている。このセラミックの小チューブの内部には、1つの希ガスが存在している。この希ガスは、この避雷器の電極(複数)の間に印加される電圧では、1つの閾値より下では、大きな抵抗を示し、これよりこの避雷器によって電流は全く流れない。これらの電極に印加される電圧が、点火電圧のレベルを越えると、この避雷器の抵抗は数マイクロ秒以内に非常に小さな値に低下する。この避雷器のこの点火状態においては、数キロアンペアに達するピーク電流を逃がすことができる。
この避雷器の点火後、この避雷器の内部にある希ガス雰囲気を通って、上記の2つの電極間に電流が流れる。何時この避雷器が点火するかは、その希ガスの種類,そのガス圧,および上記の電極(複数)の間隔によって決定される。この避雷器を通って流れる大きな電流によって、この避雷器にはその点火状態において発熱が起こる。この避雷器に印加される駆動電圧がアーク放電電圧(Bogenbrennspannung)より下に低下すると、すなわちこの避雷器を通って流れる電流が所定のレベルより低下すると、この避雷器は消弧し、その内部抵抗は、その元の動作状態の数百MΩに再び上昇する。
ある電気的な条件下では、サージ電圧避雷器は、これが点火した後、しかしながら再び非導通状態に戻らない。この状態は、たとえばこの避雷器の電極間に上記の点火電圧より上の電圧が恒久的に印加される場合に起こる。ここでこの避雷器を通って長時間流れる大きな電流レベルの電流は、この避雷器およびその周囲が甚だしく加熱されるという結果をもたらし得る。この避雷器が適時に消弧しない場合、これは最終的に、それ自身を破壊するように高温となり得、あるいはその周囲、たとえば回路基板上でその周囲にあるデバイスが破壊されるように甚だしく加熱され得る。極端な加熱の場合には、この避雷器の周囲の発火さえ起こり得る。これを避けるため、このサージ電圧避雷器は適時に消弧して、この避雷器およびその周囲の過熱が避け得ることが保証されていなければならない。
本発明の目的は、加熱に対する保護を有するサージ電圧避雷器を提供することであり、このサージ電圧避雷器では、1つの温度の閾値を越える際に、この避雷器が過熱の結果速やかにかつ信頼性良く消弧することが保証されている。
加熱に対する保護を有するサージ電圧避雷器の1つの実施形態が本願の請求項1に開示されている。1つの可能な実施形態によれば、本発明による、加熱に対する保護を有するサージ電圧避雷器は、1つの第1の電位をこのサージ電圧避雷器に印加するための1つの第1の電極と、1つの第2の電位をこのサージ電圧避雷器に印加するための1つの第2の電極と、これらの第1および第2の電極の短絡のための1つの短絡ヨーク(Kurzschlussbuegel)と、この短絡ヨークの保持のための保持部材とを備える。この保持部材は、1つの閾値より下の温度で、上記の短絡ヨークを、上記の第1および第2の電極に対して1つの距離に保持し、この温度の閾値を越える際には、この短絡ヨークがこれらの第1および第2の電極に対して押圧され、これによってこれら第1および第2の電極間で短絡が発生するように構成されている。
本発明によるサージ電圧避雷器は、上記の短絡ヨークおよび保持部材のために、1つの機械的な短絡機構を備え、この機械的な短絡機構によって、このサージ電圧避雷器は高くなった温度で短絡され、これよりこの避雷器自体も、またその周囲も過剰な加熱を防ぐことができる。この保持部材は、ヨーク形状に湾曲した1つの領域および、この短絡ヨークが上記の温度の閾値より下にある場合に戴置される1つの支持領域を備える。上記の短絡ヨークは、これが1つの機械的張力によって、この支持領域に静止して戴置されるように形成されていてよい。
上記の温度の閾値を越えた場合、この短絡ヨークが上記の保持部材の支持領域から外れるように、この保持部材の材料が膨張する。この保持部材は、短絡ヨークを解放し、これよりこの短絡ヨークはその機械的な予圧のおかげで、上記の第1および第2の電極に対して押圧され、そしてこれら第1および第2の電極の短絡が引き起こされる。このためこの保持部材は、加熱した際に様々に膨張し、これよりこの保持部材、具体的には上記の保持部材の湾曲した部分が、元々の状態に対して曲がるような材料を有している。この保持部材は、たとえば1つのバイメタルを有してよい。
1つの実施形態によれば、本発明によるサージ電圧避雷器は、1つの空洞を有する1つの空洞体を備え、この空洞体は開放された両端部で、上記の第1および第2の電極によって気密に封止されている。この空洞の内部には1つの希ガスが存在してよい。上記の短絡ヨークおよび上記の保持部材は、少なくともそれらの1つの部分で互いに堅く結合されていてよく、こうして保持部材および短絡ヨークから成る短絡機構は1つの単一の部品のみから成っている。
上記の短絡ヨークおよび上記の保持部材は、たとえば1つの部位で互いに溶接されていてよい。上記の短絡ヨークおよび上記の保持部材は、上記のサージ電圧避雷器の空洞体に固定されていてよい。上記で説明したように、ここでこの短絡ヨークは、上記の支持領域への1つの予圧を用いることで、この避雷器の温度が上記の閾値の下にある限り、上記の第1および第2の電極に対して1つの距離を保持するように、変形すなわち湾曲されていてよい。上記の温度の閾値を越える際には、この保持部材すなわちこの保持部材の支持領域が移動して、機械的な張力によって静止している上記の短絡ヨークが直ちに解放され、こうしてこの避雷器の第1および第2の電極の間の経路が極めて高速に架橋されるようにする。この高速に閉じられるコンタクト部によって、これらの電極が接近した際の火花放電(Funkenueberschlaege)を防止することができ、これにより材料の焼失を防止することができる。
この短絡ヨークおよび保持部材から成る短絡機構は、具体的には1つの3電極避雷器の一部として、この3電極避雷器の空洞体に取り付けられていてよい。この3電極避雷器としての実施形態では、この空洞体は、1つの第1の部分体および1つの第2の部分体、ならびにこれら2つの部分体の間に配設されている1つの金属リングを備え、この金属リングは第3の電極を構成している。この短絡ヨークは、上記の保持部材の1つの部位に固定されており、この保持部材はこの金属リング上に配設されている。温度の閾値を越えた後の、この短絡ヨークの解放の際には、この短絡ヨークは、上記の第1および第2の電極を短絡し、こうしてこの第1,第2,および第3の電極は互いに導通して接続されている。
本発明が、以下の本発明の実施形態を示す図を参照して詳細に説明される。
加熱に対する保護を備える1つのサージ電圧避雷器の1つの実施形態の、短絡機構が始動する前の状態の縦断面図を示す。 加熱に対する保護を備える1つのサージ電圧避雷器の1つの実施形態の、短絡機構が始動するまえの状態の横断面図を示す。 加熱に対する保護を備える1つのサージ電圧避雷器の1つの実施形態の、短絡機構が始動した後の状態の縦断面図を示す。 加熱に対する保護を備える1つのサージ電圧避雷器の1つの実施形態の、短絡機構が始動した後の状態の横断面図を示す。
図1は、1つの短絡機構を用いた、加熱に対する保護を有する1つのサージ電圧避雷器1の縦断面図を示し、図2はこれに対応する横断面図を示す。この短絡機構により、この避雷器は高くなった温度で短絡することができ、こうしてこの避雷器部品のさらなる、また過度の過熱を防止することができる。サージ電圧避雷器1は、1つの第1の電位をこの避雷器に印加するための1つの電極10および、1つの第2の電位をこの避雷器に印加するための1つの第2の電極20を備える。これらの第1および第2の電極10,20は、この避雷器の空洞体50の開放された側部に配設されている。空洞体50は、この空洞体の1つの第1の開口部51と、1つの第2の開口部52との間に、1つの空洞53を備える。この空洞体50は、たとえば1つのセラミック材料から成る1つの小管として形成されていてよい。
空洞体50の第1の開口部51は、第1の電極10によって覆われている。空洞体50の第2の開口部52は、第2の電極20によって覆われている。これらの第1および第2の電極10,20は、空洞53がこれらの第1および第2の電極によって気密に封止されるように、空洞体の開放された側部51,52に配設されている。この空洞53には、1つのガス、たとえば1つの希ガスが存在してよい。電極10は、上記の第1の電位をこの避雷器に印加するための1つの導電体2と結合されている。第2の電極20には、上記の第2の電位をこの避雷器に印加するための1つの導電体3が配設されている。
これらの図1および2に示した実施形態では、サージ電圧避雷器は、いわゆる3電極避雷器として構成されている。この実施形態では、空洞体50は、それぞれ1つのセラミック材料から成る、中空円筒として形成されている1つの第1の部分体54と、空洞体として形成されている1つの第2の部分体55とを備え、さらにこの避雷器の第3の電極を構成している1つの金属リング56を備える。この避雷器の第3の電極56には、1つの第3の電位を供給するための1つの配線4が配設されている。図1および2に示した3電極避雷器の実施形態では、たとえばこの第3の電極にはアース電位すなわちグラウンド電位が印加されている。
空洞体50の第1の部分体54は、第1の電極10によって覆われている第1の開口部51ならびにもう1つの開口部57を備える。この空洞体50の第2の部分体55は、第2の電極20によって覆われているこの空洞体の第2の開口部52を備え、さらにもう1つの開口部58を備える。金属リング56は、上記の第1の部分体54のもう1つの開口部57と、上記の第2の部分体55のもう1つの開口部58との間に配設されている。このようにして第1の開口部51と第2の開口部52との間には、連続した空洞が存在している。
これらの第1および第2の部分体54,55は、同じ外径を有してよい。上記のサージ電圧避雷器の第3の電極を構成する金属リング56は、これらの第1および第2の部分体54,55より大きな外径を有してよい。以上によりこの金属リング56の縁部560は、第1および第2の部分体54,55の平坦な表面から突出している。この金属リング56の内径は、第1および第2の部分体の内径より小さくなっていてよく、こうしてこの空洞体50の内径は、この金属リングすなわち第3の電極56の領域において、第1および第2の部分体54,55の領域での内径より小さくなっているようにされる。
図1および2に示したガス充填されたサージ電圧避雷器1は、アーク放電の気体物理的原理にしたがって動作する。電気的には、このサージ電圧避雷器は電圧依存のスイッチのように振る舞う。上記の第1の電極と上記の第2の電極あるいは上記の第3の電極との間、あるいは上記の第2の電極と上記の第1の電極あるいは上記の第3の電極との間に印加された電圧が点火電圧すなわち応答電圧(Ansprechspannung)のレベルえを越えるとすぐに、秒以下の僅かな時間内に、この避雷器のガス気密な放電空間53にアーク放電(Lichtbogen)が生成される。
その大きな電流定格およびその電流に殆ど依存しないアーク放電の点火電圧によって、上記の第1の電極と第2の電極との間に印加されるサージ電圧が短絡される。減少しつつあるサージ電圧では、アーク放電における電流は、このアーク放電を維持するのに必要な、この避雷器の最小電流のレベルを下回るまで減少する。くすぶり段階(Glimmphase)が完了した後、このアーク放電は途切れ、避雷器は消弧する。この避雷器の内部抵抗は、再び数100MΩを有する初期動作状態になる。
このサージ電圧避雷器の電極(複数)の間に、上記の点火電圧より上の、大きな電圧レベルが恒久的に印加されると、このサージ電圧避雷器は、点火した後に再び非導通状態に元らないようなことが起こる。第1の電極10と第2の電極20との間、または上記の3電極避雷器の場合においては、この避雷器の第1あるいは第2の電極10,20と第3の電極30との間に流れる電流の高い電流レベルによって、この避雷器に過大な加熱が起こり、この加熱によってこの避雷器は破壊されるかまたは発火しかねない。
このサージ電圧避雷器の過度の過熱を防止するため、このサージ電圧避雷器は、第1の電極10と第2の電極20との間を短絡するための、1つの機械的な短絡機構を1つの短絡ヨーク30の形態で備え、またこの短絡ヨーク30を保持するための1つの保持部材40を備える。図1および2に示した、3電極避雷器の実施形態では、この短絡ヨーク30は、第1の電極10,第2の電極20,および第3の電極30を短絡するために構成されている。この短絡ヨーク30は、この避雷器の温度が上記の閾値より低い限り、この短絡ヨークが1つの機械的張力により、上記の保持部材40に対して押し付けられて静止しているように形成されている。保持部材40は、これが上記の温度の閾値より低い温度の場合に、その機械的予圧のおかげでこの保持部材に対して押圧される短絡ヨーク30を、第1および第2の電極10,20に対して1つの間隔で保持するように構成されている。
図3は、上記の短絡機構が作動した後の、図1に示したサージ電圧避雷器の縦断面を示す。図4は、上記の短絡機構が作動した後の、この図3のサージ電圧避雷器の横断面図を示す。保持部材40は、温度が上記の閾値を越える場合にこの保持部材が短絡ヨーク30に対して変位して、この短絡ヨーク30が解放され、そしてその機械的張力のおかげで上記の第1および第2の電極に対して押圧されるように構成されている。こうしてこの短絡ヨークは、上記の第1および第2の電極間の低抵抗の接続を形成する。以上により第1の電極10と第2の電極20との間に短絡が生成される。
短絡ヨーク30は、第1の電極10と第2の電極20との間の経路を架橋するための架橋領域31を備える。短絡ヨーク30および保持部材40は、この避雷器の温度が上記の温度の閾値より下にある場合に、この短絡ヨークの架橋領域31が1つの機械的張力下で静止して、第1および第2の電極10,20に対して間隔を保つように、保持部材40によって保持されるように構成することができる。
短絡ヨーク30の架橋領域31は、1つの第1の端部部分311および1つの第2の端部部分312、ならびにこれらの第1の端部部分311と第2の端部部分312との間に配設されている中間部分313を備える。上記の短絡ヨークの架橋領域31の第1および第2の端部部分311,312は、この短絡ヨークの架橋領域31の中間部分313が配設されている1つのレベル面から離れるように曲げられており、そして上記の第1および第2の電極10,20の方向に曲げられている。この架橋領域31は、低抵抗の材料を有し、こうしてこの架橋領域は、電極10と電極20との間の経路を短絡する。
本発明によるサージ電圧避雷器1の1つの可能な実施形態によれば、保持部材40は、空洞体50に接する1つの領域41を備える。この保持部材40の領域41は、たとえば空洞体50の周りの約1/4に接していてよい。さらにこの保持部材41は、この領域41に続いている曲げられた領域42を備え、この曲げられた領域は、空洞体50の表面から離れるように曲げられ、そして上記の短絡ヨーク30の架橋領域31に向かって曲げられている。さらに加えてこの保持部材40は、上記の曲げられた領域42に続いている支持領域43を備え、温度が上記の閾値より下にある場合、この支持領域に、上記の短絡ヨーク30の架橋領域31が保持部材40上に戴置される。この支持領域43は、上記の曲げられた領域42に対して、より大きな面を備えてよい。この支持領域43は、本発明によるサージ電圧避雷器のもう1つの実施形態では、上記の曲げられた領域42の単に1つの延長部として形成されていてよい。
1つの可能な実施形態によれば、保持部材40は、上記の温度の閾値を越える場合に、上記の曲げられた領域42および/または少なくともこの保持部材40の支持領域43が、この短絡ヨーク30の架橋部31が上記の保持部材40の支持領域43から外れ、そしてその機械的な予圧のおかげで上記の第1および第2の電極10,20に対して押圧されて、上記の短絡ヨーク30の架橋部31に向かって曲がるように構成されていてよい。
保持部材40は、たとえば1つのワイヤヨーク(Drahtbuegel)として形成されていてよく、上記の短絡機構が解除された場合に、上記の短絡ヨークの架橋領域31がこのワイヤヨークの支持領域43上に戴置され、こうしてこの短絡ヨークの架橋領域は、上記の第1および第2の電極10,20に対して離間して配設されている。この保持部材40は、たとえば1つのバイメタルから成る1つの材料を有してよい。以上により、上記の温度の閾値を越える場合、この保持部材40の曲がりが起こり、これによって上記の短絡ヨークが解放され、そして上記の架橋領域31が上記の短絡ヨークの機械的予圧により、速やかにこのサージ電圧避雷器の上記の電極(複数)に対して留められる。
本発明によるサージ電圧避雷器の1つの可能な実施形態によれば、短絡ヨーク30は、1つの保持領域32を備えてよく、この保持領域にこの短絡ヨークの架橋部31が配設されている。この短絡ヨークの保持領域32は、空洞体50の表面に当接する1つの当接部323を備えてよい。さらにこの短絡ヨークの保持領域32は、1つの固定部324を備えてよく、この固定部は、この空洞体50の表面に接している保持部材40の領域41に固定されている。この固定部324には、保持部材40を用いて、短絡ヨーク30が堅く結合されている。上記の短絡ヨークは、たとえばこの固定部324で保持部材に、具体的には空洞体50に接しているこの保持部材40の領域41で溶接されていてよい。上記の短絡ヨークは、この固定部324で空洞体50に接してよい。
上記の短絡ヨークの保持領域32は、さらに1つの端部325を備えてよく、この端部には上記の短絡ヨークの架橋部31が配設されている。この短絡ヨークの架橋部31は、たとえば1つのワイヤまたは1つのプレートとして構成されていてよく、これは上記の保持領域の端部325に続いている。上記の短絡ヨークの架橋部31は、たとえば上記の短絡ヨークの保持領域の端部325にはんだ付けまたは溶接されていてよい。上記の短絡ヨークの架橋部31は、たとえば上記の保持領域32に直角に配設されていてよい。
上記の短絡ヨーク30は、上記の当接部323と固定部324との間の部分が上記の空洞体50から離れるように曲げられて、この空洞体に対して離間するように曲げられていてよく、こうしてこの領域はこの空洞体に接していない。さらに上記の短絡ヨーク30は、上記の端部325ならびに、この端部325と上記の固定部324との間の部分が、上記の保持部材40の領域41から離間しているように曲げられていてよい。
上記の短絡ヨーク30は、温度が上記の閾値より下にある場合、上記の当接部323と上記の保持領域32の端部325との間で、上記の短絡ヨークの架橋部31が機械的張力によって上記の保持部材40の支持領域43に対して静止して押圧されるように曲げられている。上記の短絡ヨークの保持領域32は、1つのワイヤとして形成されていてよく、このワイヤは、図1〜4に示すように、空洞体50の周りで曲げられている。上記の保持領域32は、たとえばC形状で上記の空洞体の周りで曲げられていてよい。上記の短絡ヨークの保持領域32は、上記の固定部324で空洞体50に接してよい。
上記の3電極避雷器のサージ電圧避雷器の実施形態では、上記の保持部材40の領域41は、上記の空洞体50の金属リング56上に接しており、この金属リングはこの避雷器の第3の電極を構成している。図2及び4を参照して示したように、上記の保持部材40の領域41は、上記の空洞体50の金属リング56の周囲の約1/4に接している。この保持部材40は、この領域41で上記の空洞体50と、具体的には上記の金属リング56と堅く結合されている。この保持部材40の領域41は、たとえば上記の3電極避雷器の実施形態では、上記の金属リング56に溶接されていてよい。
この本発明によるサージ電圧避雷器の3電極避雷器としての実施形態では、上記の短絡ヨーク30の保持領域32は、固定部324で上記の第3の電極56に接する上記の保持部材の領域41と結合されている。以上により上記の短絡ヨークは、上記の第3の電極56と電気的に導通して接続されている。温度の閾値を越えると、上記の曲げられた領域42および/または上記の保持部材40の支持領域43は、上記の短絡ヨーク30の架橋部31に対して、この短絡ヨーク30の架橋部31が、上記の保持部材40の支持領域43から外れるように曲がり、こうしてこの短絡ヨークは解放され、上記の第1の電極10および上記の第2の電極20に対して押圧される。以上により、上記の第1の電極10,上記の第2の電極20,および上記の第3の電極30は、上記の短絡ヨークを介して上記の第3の電極と導通して互いに接続されている。
既に上述したように、この本発明によるサージ電圧避雷器の3電極避雷器としての実施形態では、上記の金属リング56は、上記の第1および第2の部分体54,55より大きな外径を備え、これによりこの金属リングの縁部560は、上記の第1および第2の部分体54,55の表面から突出している。図1〜4に示した、3電極避雷器の実施形態によれば、上記の短絡ヨーク30の保持領域32は、1つの第1の結合バー(Steg)321および1つの第2の結合バー322を備え、ここでこの第2の結合バー322は、第1の結合バーに対して1つの間隙幅で離間している。上記の短絡ヨーク30は、具体的には、上記の金属リング56および上記の保持部材40が上記の短絡ヨークの保持領域32の第1の結合バー321と第2の結合バー322との間に配設されるように、上記の3電極避雷器の空洞体50に配設されている。上記の短絡ヨークの架橋領域31は、第1および第2の結合バー321,322のそれぞれの端部325に配設されている。図1および3を参照して示したように、これらの第1および第2の結合バー321,322は、これら2つの結合バーのそれぞれの当接部323の後ろで1つの細い中間結合バー326によって互いに結合されている。
上記の短絡ヨーク30を上記の固定部324の領域で上記の保持部材40に固定するおかげで、本発明によるサージ電圧避雷器では、上記の短絡機構全体が1つの単一の部品のみから成り、この部品をこのサージ電圧避雷器の組立ての際に全て上記の空洞体上に固定することができ、そして上記の3電極避雷器の実施形態では、具体的には上記の空洞体の金属リング56上に固定することができる。上記の短絡ヨーク30および上記の保持部材40から成る上記の短絡機構を用いて、温度が1つの閾値を越えることを検出することが可能であり、そして上記の第1および第2の電極間の短絡を起こさせることが可能である。1つのはんだ玉(Lotpille)が1つの短絡ヨークのこのサージ電圧避雷器の電極(複数)との接触を阻むような短絡機構の実施形態と異なり、温度が上記の閾値の下にある限り、上記の短絡ヨーク30および保持部材40から成る短絡機構ではこの短絡は顕著に高速に行われる。これは、はんだ玉の軟はんだが高温でゆっくりと融解するが、これに対し上記の短絡ヨーク30は、この避雷器の温度が上記の閾値を越える場合、上記の保持部材が曲がった後瞬時に解放されて、サージ電圧避雷器の電極(複数)に当たるからである。この短絡ヨークの高速な動きのおかげで、火花放電の発生が防止され、これにより上記の短絡ヨークの架橋領域31がこのサージ電圧避雷器の電極(複数)に対して動く間の材料の焼失が防止される。
1 : サージ電圧避雷器
2,3,4: 導電体路
10,20 : 電極
30 : 短絡ヨーク
31 : 架橋領域
32 : 保持領域
40 : 保持部材
41 : 保持部材の接触領域
42 : 保持部材の曲げられた領域
43 : 保持部材の支持領域
50 : 空洞体
51,52 : 空洞体の開口部
53 : 空洞
54,55 : 空洞体の部分体
56 : 金属リング
57,58 : 空洞体の部分体のさらなる開口部

Claims (14)

  1. 加熱に対する保護を備えるサージ電圧避雷器であって、
    1つの第1の電位を前記サージ電圧避雷器に印加するための1つの電極(10)と、
    1つの第2の電位を前記サージ電圧避雷器に印加するための1つの第2の電極(20)と、
    前記第1の電極(10)と前記第2の電極(20)とを短絡するための1つの短絡ヨーク(30)と、
    前記短絡ヨーク(30)を保持するための1つの保持部材(40)と、
    1つの空洞体(50)であって、当該空洞体の1つの第1の開口部(51)と1つの第2の開口部(52)との間の1つの空洞(53)を有する空洞体と、
    を備え、
    前記保持部材(40)は、1つの閾値より下の温度で、前記短絡ヨーク(30)を、前記第1および第2の電極(10,20)に対して1つの距離に保持し、温度が前記閾値を越える際には、当該短絡ヨーク(30)が前記第1および第2の電極(10,20)に対して押圧され、これによって当該第1および第2の電極(10,20)間で短絡が発生するように構成されており
    前記短絡ヨーク(30)は、前記第1の電極(10)と前記第2の電極(20)との間の経路を架橋するための架橋領域(31)を備え、
    前記保持部材(40)は、前記空洞体(50)に接する1つの領域(41)を備え、
    前記保持部材(40)は、前記空洞体に接する領域(41)に続いている、曲げられた領域(42)を備え、当該曲げられた領域は、前記空洞体(50)の表面から離れるように曲げられており、かつ前記短絡ヨーク(30)の架橋領域(31)に向かって曲げられており、
    前記保持部材(40)は、前記曲げられた領域(42)に続いている支持領域(43)を備え、温度が前記閾値より下にある場合、当該支持領域に、前記短絡ヨーク(30)の前記架橋領域(31)が前記保持部材(40)上に戴置される、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  2. 請求項1に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記短絡ヨーク(30)および前記保持部材(40)は、少なくとも当該短絡ヨークおよび当該保持部材の1つの部分で互いに堅く結合されていることを特徴とするサージ電圧避雷器。
  3. 請求項1または2に記載のサージ電圧避雷器において
    記空洞(53)が気密に封止されるように、前記第1の開口部(51)は、前記第1の電極(10)によって覆われており、前記第2の開口部(52)は、前記第2の電極(20)によって覆われている、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  4. 前記保持部材(40)は、前記空洞体(50)に固定されていることを特徴とする、請求項3に記載のサージ電圧避雷器。
  5. 前記保持部材(40)は、1つのバイメタルからなる材料を有することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサージ電圧避雷器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサージ電圧避雷器において
    記短絡ヨーク(30)は、温度が前記閾値より下にある場合に、前記架橋領域(31)が1つの機械的張力下で静止して、前記第1および第2の電極(10,20)に対して間隔を保つように前記保持部材(40)によって保持されている、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  7. 請求項6に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記架橋領域(31)は、1つの第1の端部部分(311)および1つの第2の端部部分(312)と、当該第1の端部部分と当該第2の端部部分との間に配設されている中間部分(313)とを備え、
    前記架橋領域(31)の前記第1および第2の端部部分(311,312)は、前記架橋領域(31)の前記中間部分(313)が配設されている1つのレベル面から離れるように曲げられており、かつ前記第1および第2の電極(10,20)の方向に曲げられている、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  8. 請求項に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記保持部材(40)は、温度が前記閾値を越える場合に、前記曲げられた領域(42)および/または前記保持部材(40)の前記支持領域(43)の少なくとも1つが、前記短絡ヨーク(30)の前記架橋領域(31)に対して曲がり、前記短絡ヨーク(30)の前記架橋領域(31)が前記保持部材(40)の前記支持領域(43)から外れ、かつ前記第1および第2の電極(10,20)に対して押圧されることによって、前記第1の電極(10)と前記第2の電極(20)との間に短絡が生成される、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記短絡ヨーク(30)は、前記短絡ヨークの前記架橋領域(31)が保持されている1つの保持領域(32)を備え、
    前記短絡ヨークの前記保持領域(32)は、前記空洞体の表面に当接する1つの当接部(323)と、前記空洞体(50)の表面に接している前記保持部材(40)の領域(41)に固定されている1つの固定部(324)と、前記短絡ヨークの前記架橋領域が配設されている1つの端部(325)とを備え、
    前記短絡ヨーク(30)は、温度が前記閾値より下にある場合、前記当接部(323)と前記保持領域(32)の端部(325)との間で、前記短絡ヨークの前記架橋領域(31)が機械的張力によって前記保持部材(40)の支持領域(43)に対して押圧されるように曲げられている、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  10. 請求項に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記空洞体(50)は、1つのセラミック材料から成る1つの第1の部分体(54)および1つの第2の部分体(55)と、1つの金属リング(56)とを備え、
    前記第1の部分体(54)は、前記空洞体(50)の前記第1の開口部(51)およびもう1つの開口部(57)を備え、
    前記第2の部分体(55)は、前記空洞体(50)の前記第2の開口部(52)およびもう1つの開口部(58)を備え、
    前記金属リング(56)は、前記第1の部分体(54)の前記もう1つの開口部(57)と、前記第2の部分体(55)の前記もう1つの開口部(58)との間に配設されており、
    前記空洞体(50)の接する前記保持部材の領域(41)は、前記空洞体の前記金属リングに接している、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  11. 前記保持部材(40)は、前記空洞体(50)の前記金属リングと堅く結合されていることを特徴とする、請求項10に記載のサージ電圧避雷器。
  12. 請求項10または11に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記金属リング(56)は、前記第1および第2の部分体(54,55)より大きな外径を備えることによって、前記金属リング(56)の縁部(560)が、前記第1および第2の部分体(54,55)の表面から突出している、
    ことを特徴するサージ電圧避雷器。
  13. 請求項12に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記短絡ヨークの前記保持領域(32)は、1つの第1の結合バー(321)と、当該第1の結合バーに対して1つの間隙幅で離間した、1つの第2の結合バー(322)とを備え、
    前記短絡ヨーク(30)は、前記空洞体の前記金属リング(56)および前記保持部材(40)が、前記短絡ヨーク(30)の前記保持領域(32)の前記第1の結合バー(321)と前記第2の結合バー(322)との間に配設されるように、前記空洞体(50)に配設されている、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
  14. 請求項10乃至13のいずれか1項に記載のサージ電圧避雷器において、
    前記金属リング(56)は、前記サージ電圧避雷器の第の電極として構成されており、
    前記サージ電圧避雷器は、1つの3電極避雷器として構成されている、
    ことを特徴とするサージ電圧避雷器。
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