JP6311943B2 - 画像形成システム、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置を備える画像形成システム、およびそれに関連する技術に関する。
画像形成装置と携帯端末デバイスとの間の通信には、各種の無線通信技術が利用され得る。たとえば、無線LAN(IEEE 802.11等)による通信、および/または近距離無線通信が利用され得る。近距離無線通信としては、Bluetooth(登録商標)規格に基づく通信等が存在する。
特許文献1には、画像形成装置に関する技術ではないが、携帯端末と周辺機器との間の無線通信にBluetooth(ブルートゥース)規格に基づく通信が利用される技術が記載されている。
特開2007−67723号公報
ここにおいて、Bluetooth規格に基づく通信(ブルートゥース通信)におけるペアリング方式には、ブルートゥース通信における接続先装置をユーザが確認する作業(確認作業)を伴わない方式と当該確認作業を伴う方式とが存在する。
当該確認作業を伴わない方式(「確認不要接続方式」とも称する)としては、「JustWorks方式」などが存在する。「JustWorks方式」においては、たとえば、ブルートゥース通信における接続先装置の確認作業がユーザによって行われず、接続元装置によって検出された一の装置が接続先装置として自動的に決定され、各装置間のペアリングが自動的に実行される。
当該確認不要接続方式(たとえば「JustWorks方式」)が利用される場合、ユーザは、接続先装置の確認作業(接続先装置を承認する作業等)を行う手間が省け、ユーザの利便性は低下しない。ただし、近隣に複数の接続可能装置が存在するときには、ユーザによる接続先装置の確認作業が行われないことによって、当該ユーザの所望の接続先装置以外の装置に接続されてしまう、という問題が生じることがある。
一方、ユーザによる接続先装置の確認作業を伴う方式(「要確認接続方式」とも称する)としては、「Numeric Comparison方式」などが存在する。「Numeric Comparison方式」においては、たとえば接続元装置の表示手段と接続先装置の表示手段との双方に同一の確認コード(確認番号)が表示される。そして、確認コードが表示されている装置が所望の接続先装置である旨がユーザによって確認された上で、「OK」ボタンの押下操作など、所望の接続先装置であることを承認する操作(承認操作)が確認作業として行われると、各装置間のペアリングが実行される。
当該要確認接続方式(たとえば「Numeric Comparison方式」)が利用される場合、ユーザは、接続先装置の確認作業を行うことによって、自身の所望の接続先装置に的確に接続することができる。ただし、当該要確認接続方式が利用される場合、接続先装置の確認作業が要求されることによって、ユーザの手間(確認作業を行う手間)が増え、ユーザの利便性が低下する。
このように、ブルートゥース通信におけるペアリング方式として要確認接続方式が専ら利用される場合は、ユーザの利便性が低下する問題が生じ、逆に当該ペアリング方式として確認不要接続方式が専ら利用される場合は、ユーザの所望の接続先装置以外の装置に接続されてしまう問題が生じる。
そこで、本願発明は、近距離無線通信において、ユーザの利便性が低下することを抑制しつつ、ユーザの所望の接続先装置に的確に接続することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成システムであって、近距離無線通信用の電波を発信する少なくとも1つの画像形成装置と、前記少なくとも1つの画像形成装置と通信可能な携帯端末と、を備え、前記携帯端末は、近距離無線通信における接続先候補の画像形成装置である接続候補装置を、前記電波に基づき検出する検出手段と、前記接続候補装置の検出台数に応じて、前記近距離無線通信におけるペアリング方式を決定する決定手段と、を有し、前記決定手段は、単一の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式を、前記ペアリング方式として決定し、複数の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記確認作業を伴う第2の方式を、前記ペアリング方式として決定することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成システムにおいて、前記決定手段は、一の画像形成装置が前記接続候補装置として検出された時点から所定期間内に前記接続候補装置として検出された画像形成装置の合計台数を、前記接続候補装置の検出台数として判定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る画像形成システムにおいて、前記検出手段は、前記携帯端末にて取得される前記電波の強度が所定の閾値よりも大きいことを条件として、前記接続候補装置を検出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記携帯端末は、前記第2の方式が前記ペアリング方式として決定される場合、前記複数の接続候補装置が列挙された装置リストを表示する第1の表示制御手段と、前記装置リストにおける前記複数の接続候補装置の中から選択された被選択装置を前記接続先装置として仮決定し、前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理を実行する通信制御手段と、をさらに有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明に係る画像形成システムにおいて、前記検出手段は、前記複数の接続候補装置のそれぞれと前記携帯端末との距離を、前記複数の接続候補装置のそれぞれからの前記電波の強度に基づき求め、前記第1の表示制御手段は、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置を前記携帯端末との距離の昇順に表示することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4または請求項5の発明に係る画像形成システムにおいて、前記第1の表示制御手段は、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置をそれぞれの装置識別情報で互いに区別して表示し、前記複数の接続候補装置の各装置識別情報は、前記複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名を含むことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項4から請求項6のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記被選択装置は、各種情報を前記被選択装置の表示手段に表示する第2の表示制御手段、を有し、前記第2の表示制御手段は、前記第2の方式における前記確認処理の実行に際して、前記被選択装置が非ログイン状態を有する場合は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認画面を前記表示手段に表示し、前記第2の方式における前記確認処理の実行に際して、前記被選択装置がログイン状態を有する場合は、前記表示手段に表示されている操作画面内の一部の領域に、前記確認画面の表示指示を受け付ける指示受付領域を表示することを特徴とする。
請求項8の発明は、近距離無線通信用の電波を発信する少なくとも1つの画像形成装置と通信可能な携帯端末に内蔵されたコンピュータに、a)近距離無線通信における接続先候補の画像形成装置である接続候補装置を、前記電波に基づき検出するステップと、b)前記接続候補装置の検出台数に応じて、前記近距離無線通信におけるペアリング方式を決定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップb)においては、前記ステップa)において単一の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式が、前記ペアリング方式として決定され、前記ステップa)において複数の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記確認作業を伴う第2の方式が、前記ペアリング方式として決定されることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップa)においては、一の画像形成装置が前記接続候補装置として検出された時点から所定期間内に前記接続候補装置として検出された画像形成装置の合計台数が、前記接続候補装置の検出台数として判定されることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8または請求項9の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップa)においては、前記携帯端末にて取得される前記電波の強度が所定の閾値よりも大きいことを条件として、前記接続候補装置が検出されることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8から請求項10のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記プログラムは、c)前記第2の方式が前記ペアリング方式として決定される場合、前記複数の接続候補装置が列挙された装置リストを表示するステップと、d)前記装置リストにおける前記複数の接続候補装置の中から選択された被選択装置を前記接続先装置として仮決定し、前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理を実行するステップと、を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の発明に係るプログラムにおいて、前記プログラムは、e)前記ステップc)に先立って、前記複数の接続候補装置のそれぞれと前記携帯端末との距離を、前記複数の接続候補装置のそれぞれからの前記電波の強度に基づき求めるステップ、を前記コンピュータにさらに実行させ、前記ステップc)においては、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置が、前記携帯端末との距離の昇順に表示されることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項11または請求項12の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップc)においては、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置がそれぞれの装置識別情報で互いに区別して表示され、前記複数の接続候補装置の各装置識別情報は、前記複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名を含むことを特徴とする。
請求項14の発明は、近距離無線通信用の電波を発信し且つ携帯端末と通信可能な画像形成装置であって、近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式と前記確認作業を伴う第2の方式とのいずれかの方式を前記近距離無線通信におけるペアリング方式として指定する方式指定通知を、前記携帯端末から受信する受信手段と、前記方式指定通知にて指定されたペアリング方式を用いて、前記近距離無線通信における前記携帯端末とのペアリングを実行するペアリング実行手段と、各種情報を前記画像形成装置の表示手段に表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理の実行に際して、前記画像形成装置が非ログイン状態を有する場合は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認画面を前記表示手段に表示し、前記第2の方式における前記接続先装置の前記確認処理の実行に際して、前記画像形成装置がログイン状態を有する場合は、前記表示手段に表示されている操作画面内の一部の領域に、前記確認画面の表示指示を受け付ける指示受付領域を表示することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項14の発明に係る画像形成装置において、前記方式指定通知は、前記電波に基づき前記近距離無線通信における接続先候補として検出された接続候補装置の台数に応じて前記携帯端末にて決定された方式を前記ペアリング方式として指定する通知であり、前記第1の方式は、単一の接続候補装置が前記接続候補装置として検出されたことに応じて前記ペアリング方式として決定される方式であり、前記第2の方式は、複数の接続候補装置が前記接続候補装置として検出されたことに応じて前記ペアリング方式として決定される方式であることを特徴とする。
請求項16の発明は、近距離無線通信用の電波を発信し且つ携帯端末と通信可能な画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式と前記確認作業を伴う第2の方式とのいずれかの方式を前記近距離無線通信におけるペアリング方式として指定する方式指定通知を、前記携帯端末から受信するステップと、b)前記方式指定通知にて指定されたペアリング方式を用いて、前記近距離無線通信における前記携帯端末とのペアリングを実行するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップb)は、b−1)前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理の実行に際して、前記画像形成装置が非ログイン状態を有する場合は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認画面を前記画像形成装置の表示手段に表示するステップと、b−2)前記第2の方式における前記接続先装置の前記確認処理の実行に際して、前記画像形成装置がログイン状態を有する場合は、前記表示手段に表示されている操作画面内の一部の領域に、前記確認画面の表示指示を受け付ける指示受付領域を表示するステップと、を有することを特徴とする。
請求項1から請求項16に記載の発明によれば、近距離無線通信において、ユーザの利便性が低下することを抑制しつつ、ユーザの所望の接続先装置に的確に接続することが可能である。
特に、請求項2および請求項9に記載の発明によれば、一の画像形成装置が接続候補装置として検出された時点から所定期間内に接続候補装置として検出された画像形成装置の合計台数が、接続候補装置の検出台数として判定される。したがって、携帯端末のユーザの近傍に存在する画像形成装置を漏れなく接続候補装置として検出することが可能である。
画像形成システムを示す図である。 画像形成装置(MFP)の機能ブロックを示す図である。 携帯端末の概略構成を示す機能ブロック図である。 携帯端末の動作を示すフローチャートである。 装置リスト画面を示す図である。 携帯端末における確認画面を示す図である。 MFPにおける確認画面を示す図である。 操作画面を示す図である。 変形例に係る携帯端末における確認画面を示す図である。 変形例に係る装置リスト画面を示す図である。 MFPの配置例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.構成概要>
図1は、本発明に係る画像形成システム(通信システム)1を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、複数の画像形成装置10(10a,10b,10c)と携帯端末50とを備える。
画像形成装置10と携帯端末50とは、各種の無線通信技術を用いて互いに無線接続される。たとえば、画像形成装置10と携帯端末50との間の通信には、無線LAN(IEEE 802.11等)による通信、および近距離無線通信が利用され得る。この画像形成システム1では、近距離無線通信として、Bluetooth(登録商標)規格に基づく通信(ブルートゥース通信)が用いられる。なお、当該ブルートゥース通信には、Bluetoothの拡張規格であるBLE(Bluetooth Low Energy)等が含まれる。
ブルートゥース通信におけるペアリング方式(接続方式)には、「確認不要接続方式」と「要確認接続方式」との2つの方式が存在する。なお、この画像形成システム1においては、携帯端末50がブルートゥース通信における接続元装置であり、画像形成装置10がブルートゥース通信における接続先装置である。
「確認不要接続方式」は、ユーザによる当該接続先装置の確認作業(ブルートゥース通信における接続先装置を接続元装置(携帯端末50)のユーザが確認する作業)を伴わない方式である。確認不要接続方式としては、「JustWorks方式」などが存在する
「JustWorks方式」においては、たとえば、ユーザは、当該確認作業(接続先装置を確認する作業)を要求されず、接続元装置(携帯端末50)によって検出された一の画像形成装置10が当該接続先装置として自動的に決定され、各装置間のペアリングが自動的に実行される。
一方、「要確認接続方式」は、接続元装置(携帯端末50)のユーザによる当該接続先装置の確認作業を伴う方式である。要確認接続方式としては、「Numeric Comparison方式」、「Passkey Entry方式」などが存在する。
「Numeric Comparison方式」においては、たとえば、接続元装置(携帯端末50)のタッチパネル75(図1)と、接続先装置として選択された装置(被選択装置)のタッチパネル25(図1)との双方に同一の確認コード(確認番号)が表示される。そして、確認コードが表示されている画像形成装置10が所望の接続先装置である旨が携帯端末50のユーザによって確認され、当該画像形成装置10が所望の接続先装置であることを承認する操作(作業)として「OK」ボタン等の押下操作がユーザによって行われると、各装置間のペアリングが実行される。
「Passkey Entry方式」においては、たとえば、ユーザは、接続先装置を確認した上で、接続先装置に表示された確認コードを接続元装置(携帯端末50)の入力手段を用いて入力すること、を要求される。そして、確認コードが表示されている画像形成装置10が所望の接続先装置である旨がユーザによって確認され、確認コードの入力操作が当該確認作業としてユーザによって行われると、各装置間のペアリングが実行される。
ここでは、確認不要接続方式として「JustWorks方式」が用いられ、要確認接続方式として「Numeric Comparison方式」が用いられる。
<2.画像形成装置の構成>
図2は、画像形成装置10(10a〜10c)の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6およびコントローラ(制御部)9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像あるいはスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、各種の無線通信(ブルートゥース通信等を含む)を行うことも可能である。具体的には、通信部4は、無線LAN(IEEE 802.11等)による無線通信を行う無線LAN通信部4aと、ブルートゥース通信(ブルートゥース規格に基づく無線通信)を行うブルートゥース通信部4bとを備える。MFP10には、ブルートゥース通信部4bの一部または全部として機能するブルートゥースチップ42(近距離無線通信用チップ(あるいは単に通信チップ)とも称される)が内蔵されている(図1も参照)。ブルートゥースチップ42は、アドバタイジングデータ(Advertising Data)(ブロードキャスト送信される送信データ)をブロードキャスト送信(一斉同報送信)することが可能である。このアドバタイジングデータには、MFP10の装置識別情報(MACアドレス(Media Access Control address)、装置ID等)が含まれている(記述されている)。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。タッチパネル25は、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者からの各種の操作入力を受け付けることが可能である。
コントローラ(制御部)9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(たとえば、EEPROM(登録商標))内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体を介してMFP10にインストールされてるようにしてもよい。あるいは、当該プログラムは、ネットワーク等を経由してダウンロードされてMFP10にインストールされるようにしてもよい。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、当該プログラムの実行により、通信制御部11と入力制御部12と表示制御部13とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(携帯端末50等)との間の通信動作を通信部4等と協働して制御する処理部である。通信制御部11は、各種データの送信動作を制御する送信制御部と各種データの受信動作を制御する受信制御部とを有する。また、通信制御部11は、通信部4(ブルートゥース通信部4b)と協働して、接続元装置とのペアリング動作等をも制御する。具体的には、通信制御部11は、携帯端末50からの方式指定通知(確認不要接続方式と要確認接続方式とのいずれかの方式をブルートゥース通信におけるペアリング方式として指定する通知)にて指定されたペアリング方式を用いて、携帯端末50とのペアリング処理を実行する。当該通信制御部11は、ペアリング実行部とも称される。
入力制御部12は、操作入力部6a(タッチパネル25等)に対する操作入力動作を制御する制御部である。たとえば、入力制御部12は、タッチパネル25に表示された操作画面に対する操作入力を受け付ける動作を制御する。
表示制御部13は、表示部6b(タッチパネル25等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部13は、MFP10を操作するための操作画面等をタッチパネル25に表示させる。
<3.携帯端末の構成>
次に携帯端末50の構成について説明する。
携帯端末(外部端末)50は、MFP10との間でのネットワーク通信が可能な情報入出力端末装置(情報端末)である。ここでは、携帯端末50として、スマートフォンを例示する。ただし、これに限定されず、携帯端末50は、タブレット型端末などであってもよい。
図3は携帯端末50の概略構成を示す機能ブロック図である。
携帯端末50は、図3の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、操作部56およびコントローラ(制御部)59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、各種の無線通信(ブルートゥース通信等を含む)を行うことが可能である。具体的には、通信部54は、無線LAN(IEEE 802.11等)による無線通信を行う無線LAN通信部54aと、ブルートゥース通信(ブルートゥース規格に基づく無線通信)を行うブルートゥース通信部54bとを備える。ブルートゥース通信部54bは、MFP10に内蔵されたブルートゥースチップ42からブロードキャスト送信されてくるアドバタイジングデータ(Advertising Data)を受信するとともに、そのデータ送信用電波の強度を測定する。
格納部55は、不揮発性の半導体メモリ等の記憶装置で構成される。格納部55には、後述する各種画面(図6等参照)(詳細にはその表示用データ)が格納されている。
操作部56は、携帯端末50に対する操作入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。この携帯端末50においては、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成されたタッチパネル75(図1参照)が設けられている。このタッチパネル75は、操作入力部56aの一部としても機能するとともに、表示部56bの一部としても機能する。
図3のコントローラ(制御部)59は、携帯端末50に内蔵され、携帯端末50を統括的に制御する制御装置である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ59は、CPUにおいて、記憶部(半導体メモリ等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体を介して携帯端末50にインストールされるようにしてもよい。あるいは、当該プログラムは、ネットワーク等を経由してダウンロードされて携帯端末50にインストールされるようにしてもよい。
具体的には、コントローラ59は、当該プログラムの実行により、通信制御部61と入力制御部62と表示制御部63と検出部64と決定部65とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部61は、通信部54等と協働して、MFP10等との通信動作を制御する処理部である。また、通信制御部61は、接続先装置とのペアリング動作等をも制御する処理部でもある。
入力制御部62は、操作入力部56a(タッチパネル75等)に対する操作入力動作等を制御する制御部である。
表示制御部63は、表示部56b(タッチパネル75等)における各種情報の表示動作を制御する処理部である。表示制御部63は、たとえば、装置リスト画面510の表示動作等を制御する。
検出部(検出処理部)64は、ブルートゥース通信における接続先候補のMFP10(接続候補装置)を、ブルートゥース通信用の電波に基づき検出する動作等を制御する処理部である。
決定部(決定処理部)65は、ブルートゥース通信におけるペアリング方式を決定する動作を制御する処理部である。具体的には、決定部65は、検出部64によって検出された接続候補装置の台数に応じて、当該ペアリング方式を決定する。より詳細には、単一の接続候補装置が接続候補装置として検出される場合、決定部65は、確認作業(ブルートゥース通信における接続先装置を携帯端末50のユーザが確認する作業)を伴わない方式(確認不要接続方式)(ここでは「JustWorks方式」)を、ペアリング方式として決定する。一方、複数の接続候補装置が接続候補装置として検出される場合、決定部65は、当該確認作業を伴う方式(要確認接続方式)(ここでは「Numeric Comparison方式」)を、ペアリング方式として決定する。
<4.動作>
<近接判定処理>
ペアリング方式の決定処理等について説明する前に、携帯端末50によるMFP10への近接判定処理等について説明する。
MFP10は、ブルートゥース通信用の電波(MFP10の周辺領域(たとえば数十メートル以内)に到達する電波)を微小時間間隔で常に発信している。詳細には、MFP10に内蔵されたブルートゥースチップ42(図1参照)は、アドバタイジングデータ(Advertising Data)をブロードキャスト送信している。このような動作は、各MFP10(MFP10a,10b,10c)において、それぞれ行われている。
一方、携帯端末50は、各MFP10(MFP10a〜10c)からのブルートゥース通信用の電波をそれぞれ受信するとともに、当該電波の強度をもそれぞれ測定する。具体的には、携帯端末50(通信制御部61および検出部64)は、携帯端末50のブルートゥース通信部54bと協働し、各MFP10内のブルートゥースチップ42からそれぞれブロードキャスト送信されてきたアドバタイジングデータを受信するとともに、そのデータ送信用電波の強度をそれぞれ測定する。
たとえば、携帯端末50と或るMFP10(たとえばMFP10a)との距離が比較的小さい場合、携帯端末50によって検出(測定)される電波の強度(MFP10a内のブルートゥースチップ42から送出されてくる電波の強度)は、比較的大きい。逆に、携帯端末50と当該MFP10aとの距離が比較的大きい場合、携帯端末50によって検出(測定)される電波の強度(MFP10aからの電波の強度)は、比較的小さい。
このような性質を利用して、携帯端末50(検出部64)は、取得される電波の強度が所定の閾値THよりも大きいか否かによって、自装置がMFP10への近接状態を有しているか否か、を判定する。具体的には、携帯端末50とMFP10(より詳細にはMFP10内におけるブルートゥースチップ42の配置場所)との距離が所定の範囲(たとえば3メートル)内の距離であるか否か、が判定される。なお、携帯端末50とMFP10との距離が所定の距離(たとえば3メートル)に近接したときの電波強度の値が予め測定され、その測定値が閾値THとして定められればよい。
このようにして、携帯端末50は、MFP10から取得される電波の強度を用いて、MFP10への自装置の近接(当該携帯端末50から所定の範囲内にMFP10が存在している旨)を判定する。
<ペアリング方式の決定処理等>
図4は、携帯端末50の動作を示すフローチャートである。以下、図4等を参照しつつ、ブルートゥース通信におけるペアリング方式(接続方式)の決定処理等について説明する。なお、ここでは、図11に示すように、MFP10a〜10cのうちのMFP10aとMFP10bとの双方の近傍に携帯端末50のユーザ(たとえばユーザU1)が居る状況を想定する。また、ここでは、MFP10bから発信されるブルートゥース通信用の電波は、不安定な状態を有している。
ステップS11においては、携帯端末50(検出部64)は、ブルートゥース通信における接続先候補のMFP10(接続候補装置)が検出されたか否か、を判定する。
具体的には、携帯端末50(検出部64)は、自装置にて取得されるブルートゥース通信用の電波に基づき接続候補装置を検出する。より詳細には、携帯端末50は、自装置にて取得される電波の強度が所定の閾値THよりも大きいことを条件として、ブルートゥース通信における接続候補装置を検出する。換言すれば、携帯端末50は、当該携帯端末50から所定の範囲(近接範囲)内に存在しているMFP10を、接続候補装置として検出する。
ここでは、MFP10aからの電波の強度が閾値THよりも大きい旨が判定され、当該MFP10aが接続候補装置として(最初に)検出される(ステップS11)。
ステップS12においては、携帯端末50(決定部65)は、一のMFP10(ここではMFP10a)が接続候補装置として検出された時点から所定期間(たとえば3秒)待機し、接続候補装置の(最終的な)検出台数を確定する。
ここにおいて、或るMFP10(たとえばMFP10b)からの電波が不安定な状態を有している場合、MFP10aが接続候補装置として検出された時点において、当該MFP10bが携帯端末50の近傍に存在しているにもかかわらず、当該MFP10bからの電波の強度が閾値TH以下であることがある。換言すれば、当該MFP10aが接続候補装置として検出された時点において、携帯端末50の近傍に存在しているMFP10bが接続候補装置として検出されないことがある。
携帯端末50は、このようなMFP10(ここではMFP10b)をも接続候補装置として検出すべく、当該MFP10aが接続候補装置として検出された時点から所定期間内も引き続きブルートゥース通信用の電波を取得し続け、当該所定期間の経過後に、接続候補装置の(最終的な)検出台数を確定する(ステップS12)。
そして、携帯端末50(決定部65)は、接続候補装置の(最終的な)検出台数を判定し(ステップS13)、当該検出台数に応じて、ブルートゥース通信におけるペアリング方式を決定する(ステップS14,S16)。
たとえば、一のMFP10(ここではMFP10a)が(最初に)接続候補装置としてステップS11にて検出された時点から所定期間内に、別のMFP10が接続候補装置として検出されなかった場合、携帯端末50は、接続候補装置の(最終的な)検出台数は1台である(接続候補装置はMFP10aのみである)旨をステップS12にて確定する。
そして、ステップS13においては、単一の接続候補装置(ここではMFP10aのみ)が接続候補装置として検出された旨が判定され、処理はステップS14へと進む。
ステップS14においては、携帯端末50(決定部65)は、確認不要接続方式(ここでは「JustWorks方式」)をペアリング方式として決定する。また、当該MFP10aが、携帯端末50とのブルートゥース通信における接続先装置として(自動的に)決定される。
接続先装置が決定されると、携帯端末50は、確認不要接続方式を自装置と接続先装置(MFP10a)とのブルートゥース通信におけるペアリング方式として指定する通知(方式指定通知)を、接続先装置として決定されたMFP10aに送信する。MFP10aにおいては、携帯端末50とのブルートゥース通信におけるペアリング方式が、携帯端末50からの当該方式指定通知にて指定された方式(確認不要接続方式(「JustWorks方式」))に決定される。
ステップS15においては、携帯端末50(通信制御部61)は、接続先装置(MFP10a)との間で「JustWorks方式」によるペアリングを行い、当該接続先装置(MFP10a)との接続を確立する。詳細には、携帯端末50(通信制御部61)は、自装置にて決定されたペアリング方式(「JustWorks方式」)を用いてMFP10aとのペアリングを実行し、MFP10aは、携帯端末50からの方式指定通知にて指定されたペアリング方式(「JustWorks方式」)を用いて、携帯端末50とのペアリングを実行する。
このように、単一の接続候補装置(ここではMFP10aのみ)が接続候補装置として検出される場合、確認不要接続方式がペアリング方式として決定され、接続候補装置として検出された一のMFP10(MFP10a)がユーザの所望の接続先装置であるか否かを確認する作業は当該ユーザに対して要求されない。そして、携帯端末50と接続先装置(MFP10a)とのペアリングが自動的に実行され、両装置の接続が確立される。
携帯端末50とMFP10aとの接続が確立されると、たとえば印刷ジョブが携帯端末50から接続先装置(MFP10a)へと送信され、MFP10aにて当該印刷ジョブが実行される。
一方、一のMFP10(ここではMFP10a)が(最初に)接続候補装置としてステップS11にて検出された時点から所定期間内に、別のMFP10が接続候補装置として検出された場合、携帯端末50は、接続候補装置の(最終的な)検出台数は複数台である旨をステップS12にて確定する。
具体的には、一のMFP10(ここではMFP10a)が接続候補装置として検出された時点から所定期間内において、たとえばMFP10bからの電波の強度が閾値THを超えると、携帯端末50は、当該MFP10bをも接続候補装置として検出する。そして、当該所定期間内に接続候補装置として検出されたMFP10は、MFP10aおよびMFP10bであり、携帯端末50は、接続候補装置の(最終的な)検出台数は2台である旨を確定する(ステップS12)。
なお、電波の強度が一度閾値THを超えて接続候補装置として検出されたMFP10(MFP10aあるいはMFP10b)からの電波の強度が当該所定期間内に閾値THを下回った場合であっても、携帯端末50は、そのようなMFP10も引き続き接続候補装置として判定する。すなわち、携帯端末50は、一のMFP10が接続候補装置として検出された時点から所定期間内に一度でも接続候補装置として検出されたMFP10の合計台数を、接続候補装置の検出台数として確定する。
そして、ステップS13においては、複数の接続候補装置(ここではMFP10aおよびMFP10b)が接続候補装置として検出された旨が判定され、処理はステップS16へと進む。
ステップS16においては、携帯端末50(決定部65)は、要確認接続方式(ここでは「Numeric Comparison方式」)を、ペアリング方式として決定する。
要確認接続方式(「Numeric Comparison方式」)がペアリング方式として決定されると、携帯端末50においては、装置リスト画面510(図5)が表示され(ステップS17)、要確認接続方式(「Numeric Comparison方式」)における接続先装置の確認処理(ステップS18〜S21)が実行される。
具体的には、まず、携帯端末50(表示制御部63)は、自装置のタッチパネル75に装置リスト画面510(図5参照)を表示する(ステップS17)。図5に示すように、装置リスト画面510には、複数の接続候補装置(ここではMFP10a,10b)が列挙された装置リストに加えて、「Bluetoothで接続可能なMFPが複数台あります。接続するMFPを選択してください。」などの選択依頼メッセージもが表示される。
当該装置リストにおいては、図5に示すように、複数の接続候補装置(ここではMFP10a,10b)が、それぞれの装置識別情報(ここでは装置ID)で互いに区別されて表示される。
具体的には、各MFP10からのブルートゥース通信用電波の受信に際して、アドバタイジングデータから装置識別情報(装置ID)がそれぞれ取得され、各MFP10の装置IDが携帯端末50にて一時的に格納される。そして、接続候補装置として検出されたMFP10(電波強度が所定の閾値THよりも大きい旨の条件を充足したMFP10)の装置IDが装置リストに列挙される。ここでは、図5に示すように、当該装置リストには、MFP10aの装置ID(「C308-*********A」)とMFP10bの装置ID(「C308-*********B」)とが列挙されている。
また、当該装置リストにおいては、複数の接続候補装置(MFP10a,10b)(詳細には複数の接続候補装置の各装置ID)が、当該複数の接続候補装置からそれぞれ取得された電波の強度の降順(電波強度の大きい順)に表示される。換言すれば、当該装置リストにおいては、複数の接続候補装置(複数の接続候補装置の各装置ID)が、携帯端末50との距離の昇順(距離の近い順)に表示される。
具体的には、携帯端末50(検出部64)は、当該複数の接続候補装置(MFP10a,10b)のそれぞれと自装置との距離を、当該複数の接続候補装置のそれぞれからの電波の強度に基づき求める。詳細には、検出部64は、MFP10aからの電波の強度に基づきMFP10aと自装置との推定距離(たとえば約2メートル)を求めるとともに、MFP10bからの電波の強度に基づきMFP10bと自装置との推定距離(たとえば約3メートル)を求める。そして、携帯端末50(表示制御部63)は、装置リストにおいて、自装置までの距離の近い順(ここではMFP10a,MFP10bの順)に各接続候補装置(詳細には各装置ID)を表示する(図5参照)。
携帯端末50のユーザは、当該装置リストにおける複数の接続候補装置の中から所望の接続候補装置を、ブルートゥース通信における接続先装置として選択(押下)する。ここでは、MFP10aが接続先装置として選択される。
複数の接続候補装置の中から一の接続候補装置が接続先装置として選択されると、携帯端末50(通信制御部61)は、選択された被選択装置(ここではMFP10a)を接続先装置として仮決定する。
接続先装置が仮決定されると、携帯端末50は、要確認接続方式(ここでは「Numeric Comparison方式」)をペアリング方式として指定する方式指定通知を当該接続先装置(MFP10a)に送信する。MFP10aにおいては、携帯端末50とのブルートゥース通信におけるペアリング方式が、携帯端末50からの当該方式指定通知にて指定された方式(要確認接続方式(「Numeric Comparison方式」))に決定され、後述のように、当該指定された方式を用いて携帯端末50とのペアリングが実行される。
ステップS18〜S21においては、「Numeric Comparison方式」における接続先装置の確認処理が実行される。
まず、ステップS18においては、携帯端末50(通信制御部61)は、所定桁数の確認コード(確認番号)を乱数を用いて生成する。ここでは、6桁の確認コード(たとえば「135846」)が生成される。
そして、ステップS19においては、携帯端末50(通信制御部61)は、当該確認コード(ここでは「135846」)を当該被選択装置(ここではMFP10a)へと送信する。
当該被選択装置(MFP10a)の表示制御部13は、当該確認コードが携帯端末50から受信されると、当該確認コード(「135846」)を含む確認画面210をタッチパネル25に表示する(図7参照)。ここでは、当該確認コードが携帯端末50から受信されると、他ユーザが被選択装置(MFP10a)を現在利用中であるか否か(後述)にかかわらず、当該確認画面210が当該MFP10aのタッチパネル25に(常に)表示される。
当該確認画面210は、「Numeric Comparison方式」におけるペアリングの接続先装置(MFP10a)に表示される画面である。図7に示すように、確認画面210には、携帯端末50にて生成された確認コード(「135846」)と同じ確認コードと、当該確認コードの確認を依頼するメッセージとが表示される。
ステップS20においては、携帯端末50(表示制御部63)は、当該確認コード(「135846」)を含む確認画面520をタッチパネル75に表示する(図6参照)。
当該確認画面520は、「Numeric Comparison方式」においてペアリングの接続元装置(携帯端末50)にて表示される画面である。図6に示すように、当該確認画面520には、携帯端末50によって生成された確認コード(「135846」)とともに、被選択装置(ここではMFP10a)のタッチパネル25に当該確認コードが表示されている旨を知らせるメッセージもが表示される。また、当該確認画面520には、被選択装置がブルートゥース通信における所望の接続先装置であることを承認する「OK」ボタン521と、別の接続候補装置を接続先装置として再選択するための「CANCEL」ボタン522とが表示されている(図6参照)。
その後、ステップS21においては、被選択装置(ここではMFP10a)がユーザの所望の接続先装置であると判断され、当該被選択装置との接続が許可されたか否か、が判定される。具体的には、携帯端末50のユーザは、携帯端末50のタッチパネル75とMFP10のタッチパネル25との双方に表示された確認コード(ここでは「135846」)に基づき、被選択装置(MFP10a)が自身の所望の接続先装置であるか否かを確認する。そして、当該ユーザは、被選択装置が所望の接続先装置であることを承認する操作(作業)を、接続先装置の確認作業として行う。
たとえば、被選択装置(MFP10a)が所望の接続先装置であると判断する場合、携帯端末50のユーザは、「OK」ボタン521(図6)を押下して、被選択装置が所望の接続先装置である旨を承認する。当該「OK」ボタン521が押下される(確認作業がユーザによって行われる)と、当該被選択装置(MFP10a)がブルートゥース通信における接続先装置として決定され、被選択装置(MFP10a)との接続が許可される。そして、「Numeric Comparison方式」における接続先装置の確認処理は終了し、処理はステップS21からステップS22へと進む。
ステップS22においては、携帯端末50(通信制御部61)は、接続先装置(ここではMFP10a)とのペアリングを実行し、当該接続先装置との接続を確立する。携帯端末50とMFP10aとの接続が確立されると、たとえば印刷ジョブが携帯端末50から接続先装置(MFP10a)へと送信され、当該MFP10aにて当該印刷ジョブが実行される。
一方、被選択装置(MFP10a)が所望の接続先装置でないと判断する場合、携帯端末50のユーザは、「CANCEL」ボタン522(図6)を押下して接続先装置の再選択を行う。詳細には、当該「CANCEL」ボタン522が押下されると、被選択装置(MFP10a)との接続は許可されず、処理はステップS21から再びステップS17へと戻る。そして、装置リスト画面510(図5)が携帯端末50のタッチパネル75に再び表示され、携帯端末50のユーザは、複数の接続候補装置の中から所望の接続先装置を再度選択する。
以上のように、上記実施形態に係る動作においては、ブルートゥース通信における接続候補装置の検出台数に応じて、適切なペアリング方式が決定される。したがって、ブルートゥース通信において、ユーザの利便性が低下することを抑制しつつ、ユーザの所望の接続先装置に的確に接続することが可能である。
具体的には、単一の接続候補装置が接続候補装置として検出される場合は、携帯端末50のユーザによる接続先装置の確認作業を伴わない確認不要接続方式(ここでは「JustWorks方式」)がペアリング方式として決定される。換言すれば、単一の接続候補装置のみが接続候補装置として検出される場合は、当該単一の接続候補装置がユーザの所望の接続先装置であると携帯端末50にて(自動的に)判断され、当該確認作業を伴わない方式がペアリング方式として決定される。そして、ユーザによる接続先装置の確認作業が行われることなく、携帯端末50と接続先装置(単一の接続候補装置)とのペアリングが(自動的に)実行される。そのため、ユーザは、接続候補装置が1台である場合には接続先装置の確認作業を求められることがないので、当該確認作業の手間が省け、ユーザの利便性が低下することを抑制することが可能である。
また、複数の接続候補装置が接続候補装置として検出される場合は、当該確認作業を伴う要確認接続方式(ここでは「Numeric Comparison方式」)が、ペアリング方式として決定される。換言すれば、複数の接続候補装置が接続候補装置として存在する場合は、ブルートゥース通信における接続先装置を確認する作業がユーザによって行われる。そのため、当該ユーザの所望の接続先装置以外の装置に接続されてしまうことを防止することが可能である。換言すれば、ユーザの所望の接続先装置に的確に接続することが可能である。
また、上述のように、或るMFP10(たとえばMFP10b)からの電波が不安定な状態を有している場合、一のMFP10が接続候補装置として検出された時点において、当該MFP10bが図11のように携帯端末50の近傍に存在しているときであっても、当該MFP10bが接続候補装置として検出されない、という問題がある。
このような問題に対して、上記実施形態では、一のMFP10が接続候補装置として検出された時点から所定期間内に接続候補装置として検出されたMFP10の合計台数が、接続候補装置の検出台数として確定される(ステップS12)。そのため、携帯端末50の近傍に存在する或るMFP10(MFP10b)からの電波が不安定な状態を有している場合であっても、当該所定期間内に当該電波の強度が一度でも閾値THを上回ると、当該MFP10bもが接続候補装置として検出される。したがって、携帯端末50の近傍に存在するMFP10を、漏れなく接続候補装置として検出することが可能である。詳細には、たとえば携帯端末50の近傍に2台のMFP10が存在しているにもかかわらず、一方のMFP10からの電波が不安定な状態であることに起因して他方のMFP10に自動的に接続されてしまうこと、を抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、装置リストにおいて、一のMFP10が接続候補装置として検出された時点から所定期間内に接続候補装置として検出された複数の接続候補装置が列挙される。すなわち、当該装置リストには、当該所定期間内に当該電波の強度が一度でも閾値THを上回ったMFP10が列挙される。その結果、ブルートゥース通信における接続先装置の選択肢を増やすことが可能である。
<5.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、ユーザによる接続先装置の確認作業を伴うペアリング方式(要確認接続方式)として「Numeric Comparison方式」が利用される態様を例示したが、これに限定されず、要確認接続方式として「Passkey Entry方式」が利用されてもよい。
具体的には、「Passkey Entry方式」における接続先装置の確認処理では、図9の確認画面530が接続元装置(携帯端末50)のタッチパネル75に表示され、携帯端末50のユーザは、確認コード(パスキー)の入力作業を要求される。
より詳細には、携帯端末50は、確認コード(ここでは「135846」)を生成する(ステップS18(図4))と、当該確認コードを被選択装置(たとえばMFP10a)へと送信する(ステップS19)。当該被選択装置(MFP10a)は、携帯端末50から受信された確認コードを確認画面210(図7)に表示する。
また、携帯端末50は、当該被選択装置(ここではMFP10a)がユーザの所望の接続先装置であるか否かを確認するための確認画面530(図9)を、タッチパネル75に表示する(ステップS20)。図9に示すように、当該確認画面530には、被選択装置(MFP10a)にて表示されている確認コードの入力を依頼するメッセージとともに、当該確認コードの入力欄533が表示される。
そして、携帯端末50のユーザは、被選択装置(MFP10a)が自身の所望の接続先装置であることを確認した上で、被選択装置の確認画面210(図7)に表示されている確認コードと同じコード(ここでは「135846」)を、携帯端末50の確認画面530(図9)の入力欄533に入力する。確認コードの入力操作がユーザによって行われ、入力されたコードと正規の確認コード(確認画面210(図7)に表示されている確認コード)との照合に成功する(ステップS21)と、携帯端末50は、MFP10aとのペアリング処理を実行し、当該MFP10aとの接続を確立する(ステップS22)。このように、要確認接続方式として「Passkey Entry方式」が利用されてもよい。なお、「Numeric Comparison方式」と「Passkey Entry方式」とのいずれを要確認接続方式として利用するかは、管理者等によって事前に設定されればよい。
また、上記実施形態等においては、確認コードが接続元装置(携帯端末50)にて生成される(ステップS18)態様を例示したが、これに限定されず、たとえば、確認コードが接続先装置(被選択装置)にて生成されるようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、複数の接続候補装置の装置IDが装置リストに列挙される態様(図5も参照)を例示したが、これに限定されない。たとえば、複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名が装置リストに列挙されてもよい。
具体的には、各MFP10(10a〜10c)において、各MFP10に関する装置名が、それぞれ、管理者(あるいはユーザ)によって予め設定される。
たとえば、管理者は、MFP10aにおいて、当該MFP10aに関して装置名(たとえば「6階西側MFP」)を設定する。MFP10aに関して設定された装置名「6階西側MFP」は、MFP10aの装置識別情報に含まれ、アドバタイジングデータに記述されてMFP10aから送出される。同様に、管理者は、MFP10b,10cにおいても、当該MFP10b,10cに関してそれぞれ装置名(たとえば「6階中央MFP」、「6階東側MFP」)を設定し、当該装置名を含む装置識別情報が記述されたアドバタイジングデータが、MFP10b,10cからそれぞれ送出される。なお、各MFP10の装置名は、画像形成システム1における複数のMFP10(10a〜10c)のユーザが各MFP10を特定可能な名称に設定されることが好ましい。
そして、携帯端末50においては、複数の接続候補装置(たとえばMFP10a,10b)が接続候補装置として検出されると、装置リスト画面540(図10参照)がタッチパネル75に表示される。図10に示すように、当該装置リスト画面540においては、複数の接続候補装置(MFP10a,10b)の各装置名(「6階西側MFP」、「6階中央MFP」)が装置リストに列挙される。
このように、複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名が、装置リストに列挙されるようにしてもよい。
ここにおいて、MFP10の装置IDを知得しているユーザは比較的少なく、MFP10の装置IDを知得していないユーザにとって、装置リストに列挙された複数の接続候補装置の装置IDの中から所望の接続候補装置に対応する装置IDを選択することが困難なこともある。
これに対して、複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名が装置リストにて列挙される態様によれば、ユーザは、装置リストに列挙された複数の接続候補装置の装置名の中から所望の接続候補装置に対応する装置名を容易に選択することが可能である。
また、上記実施形態等においては、要確認接続方式における接続先装置の確認処理の実行(ステップS18〜S21)に際して、確認コードが携帯端末50から受信されると、他ユーザが被選択装置(MFP10a)を現在利用中であるか否かにかかわらず、確認画面210(図7)が当該MFP10aのタッチパネル25に(常に)表示される態様を例示した。すなわち、上記実施形態等においては、当該確認処理の実行に際して、被選択装置がログイン状態を有しているか否かにかかわらず、確認画面210(図7)が当該被選択装置のタッチパネル25に(常に)表示される態様を例示した。
しかしながら、本発明はこれに限定されない。たとえば、当該確認処理の実行に際して、いずれのユーザも被選択装置にログインしていない場合は当該確認画面210が表示され、他ユーザが被選択装置にログインしている場合は、タッチパネル25に表示されている操作画面内の一部の領域に指示受付領域(後述)が表示されるようにしてもよい。
具体的には、被選択装置(表示制御部13)は、要確認接続方式における接続先装置の確認処理の実行(ステップS18〜S21)に際して、いずれのユーザも被選択装置にログインしていない場合(自装置が非ログイン状態を有する場合)は、確認画面210(図7)をタッチパネル25にそのまま表示する。
一方、当該確認処理の実行に際して、携帯端末50のユーザ(たとえばユーザU1)以外の別ユーザ(たとえばユーザU2)が被選択装置(ここではMFP10a)にログインしている場合は、タッチパネル25に表示されている操作画面内の一部の領域に、確認画面210(図7)の表示指示を受け付ける指示受付領域が表示される。
具体的には、被選択装置(MFP10a)が当該ユーザU2によって現在利用(ログイン)されている場合、当該MFP10aは、たとえば図8に示すように、操作画面220における表示要素がいずれも配置されていない空白領域(ここでは操作画面220内の左上領域)に、指示受付領域(指示受付ボタン350)を表示する。端的に言えば、被選択装置(MFP10a)のログインユーザU2の操作の邪魔にならない位置に、当該指示受付ボタン350が表示される。
携帯端末50のユーザ(ユーザU1)は、当該MFP10aのタッチパネル25を現在操作しているログインユーザU2の許可を得て、当該MFP10aのタッチパネル25を(一時的に)操作する。そして、操作画面220に表示されている指示受付ボタン350が当該ユーザU1によって押下されると、操作画面220(図8)に代わって、確認画面210(図7)がタッチパネル25に表示される。その後、図6の「OK」ボタン521が当該ユーザU1によって押下される(ステップS21)と、当該接続先装置(被選択装置)と携帯端末50との間でペアリング処理が実行され、各装置間の接続が確立される(ステップS22)。被選択装置(MFP10a)のタッチパネル25においては、当該確認作業が終了すると、操作画面220(図8)が再び表示される。
このように、要確認接続方式における接続先装置の確認処理の実行に際して、携帯端末50のユーザ以外の別ユーザが被選択装置にログインしている場合(被選択装置がログイン状態を有する場合)は、タッチパネル25に表示されている操作画面内の一部の領域(詳細には操作画面における表示要素の非存在領域)に指示受付領域が表示されるようにしてもよい。
これによれば、携帯端末50のユーザ(ユーザU1)によるタッチパネル25の利用が優先される場合、他ユーザ(ユーザU2)による被選択装置の利用中(ログイン中)であっても、当該ユーザU1は、当該被選択装置が所望の接続先装置であることを承認する作業(確認作業)を行うことが可能である。
また、当該被選択装置のログインユーザ(ユーザU2)によるタッチパネル25の利用が優先される場合、当該ログインユーザU2は、現在表示されている操作画面(220)に対する操作を引き続き行うことができる。そのため、確認画面210(図7)がタッチパネル25に突然表示されることに起因して当該ログインユーザU2がタッチパネル25を利用できなくなること、を回避することが可能である。
また、上記実施形態等においては、画像形成システム1が、複数のMFP10(ここではMFP10a,10b,10c)と携帯端末50とで構成される態様を例示したが、これに限定されず、当該画像形成システムは、単一のMFP10(たとえばMFP10aのみ)と携帯端末50とで構成されていてもよい。
画像形成システムが単一のMFP10と携帯端末50とで構成される場合においても、接続候補装置の検出台数が判定され(ステップS13)、当該検出台数に応じて、ブルートゥース通信におけるペアリング方式が決定される。
これによれば、単一のMFP10と携帯端末50とで構成される画像形成システムが導入される場合であっても、当該MFP10および携帯端末50のプログラム構成を、一のペアリング方式が固定的に利用される構成等に変更すること、を要しない。さらには、当該画像形成システムの導入後にMFP10の台数が複数台へと増加した場合であっても、プログラム構成を、一のペアリング方式が固定的に利用される構成からペアリング方式が選択的に利用される構成へと変更することも要しない。したがって、プログラム構成の変更に要する費用および手間等の発生を回避することが可能である。
1 画像形成システム
10,10a〜10c MFP(画像形成装置)
25 MFPのタッチパネル
50 携帯端末
75 携帯端末のタッチパネル
210 MFPにおける確認画面
510,540 装置リスト画面
520,530 携帯端末における確認画面

Claims (16)

  1. 画像形成システムであって、
    近距離無線通信用の電波を発信する少なくとも1つの画像形成装置と、
    前記少なくとも1つの画像形成装置と通信可能な携帯端末と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    近距離無線通信における接続先候補の画像形成装置である接続候補装置を、前記電波に基づき検出する検出手段と、
    前記接続候補装置の検出台数に応じて、前記近距離無線通信におけるペアリング方式を決定する決定手段と、
    を有し、
    前記決定手段は、
    単一の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式を、前記ペアリング方式として決定し、
    複数の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記確認作業を伴う第2の方式を、前記ペアリング方式として決定することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記決定手段は、一の画像形成装置が前記接続候補装置として検出された時点から所定期間内に前記接続候補装置として検出された画像形成装置の合計台数を、前記接続候補装置の検出台数として判定することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記検出手段は、前記携帯端末にて取得される前記電波の強度が所定の閾値よりも大きいことを条件として、前記接続候補装置を検出することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記第2の方式が前記ペアリング方式として決定される場合、前記複数の接続候補装置が列挙された装置リストを表示する第1の表示制御手段と、
    前記装置リストにおける前記複数の接続候補装置の中から選択された被選択装置を前記接続先装置として仮決定し、前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理を実行する通信制御手段と、
    をさらに有することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    前記検出手段は、前記複数の接続候補装置のそれぞれと前記携帯端末との距離を、前記複数の接続候補装置のそれぞれからの前記電波の強度に基づき求め、
    前記第1の表示制御手段は、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置を前記携帯端末との距離の昇順に表示することを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項4または請求項5に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第1の表示制御手段は、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置をそれぞれの装置識別情報で互いに区別して表示し、
    前記複数の接続候補装置の各装置識別情報は、前記複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名を含むことを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項4から請求項6のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記被選択装置は、
    各種情報を前記被選択装置の表示手段に表示する第2の表示制御手段、
    を有し、
    前記第2の表示制御手段は、
    前記第2の方式における前記確認処理の実行に際して、前記被選択装置が非ログイン状態を有する場合は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認画面を前記表示手段に表示し、
    前記第2の方式における前記確認処理の実行に際して、前記被選択装置がログイン状態を有する場合は、前記表示手段に表示されている操作画面内の一部の領域に、前記確認画面の表示指示を受け付ける指示受付領域を表示することを特徴とする画像形成システム。
  8. 近距離無線通信用の電波を発信する少なくとも1つの画像形成装置と通信可能な携帯端末に内蔵されたコンピュータに、
    a)近距離無線通信における接続先候補の画像形成装置である接続候補装置を、前記電波に基づき検出するステップと、
    b)前記接続候補装置の検出台数に応じて、前記近距離無線通信におけるペアリング方式を決定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップb)においては、
    前記ステップa)において単一の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式が、前記ペアリング方式として決定され、
    前記ステップa)において複数の接続候補装置が前記接続候補装置として検出される場合は、前記確認作業を伴う第2の方式が、前記ペアリング方式として決定されることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップa)においては、一の画像形成装置が前記接続候補装置として検出された時点から所定期間内に前記接続候補装置として検出された画像形成装置の合計台数が、前記接続候補装置の検出台数として判定されることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項8または請求項9に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップa)においては、前記携帯端末にて取得される前記電波の強度が所定の閾値よりも大きいことを条件として、前記接続候補装置が検出されることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項8から請求項10のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記プログラムは、
    c)前記第2の方式が前記ペアリング方式として決定される場合、前記複数の接続候補装置が列挙された装置リストを表示するステップと、
    d)前記装置リストにおける前記複数の接続候補装置の中から選択された被選択装置を前記接続先装置として仮決定し、前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理を実行するステップと、
    を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムにおいて、
    前記プログラムは、
    e)前記ステップc)に先立って、前記複数の接続候補装置のそれぞれと前記携帯端末との距離を、前記複数の接続候補装置のそれぞれからの前記電波の強度に基づき求めるステップ、
    を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記ステップc)においては、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置が、前記携帯端末との距離の昇順に表示されることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項11または請求項12に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップc)においては、前記装置リストにおいて、前記複数の接続候補装置がそれぞれの装置識別情報で互いに区別して表示され、
    前記複数の接続候補装置の各装置識別情報は、前記複数の接続候補装置に関してそれぞれ予め設定された装置名を含むことを特徴とするプログラム。
  14. 近距離無線通信用の電波を発信し且つ携帯端末と通信可能な画像形成装置であって、
    近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式と前記確認作業を伴う第2の方式とのいずれかの方式を前記近距離無線通信におけるペアリング方式として指定する方式指定通知を、前記携帯端末から受信する受信手段と、
    前記方式指定通知にて指定されたペアリング方式を用いて、前記近距離無線通信における前記携帯端末とのペアリングを実行するペアリング実行手段と、
    各種情報を前記画像形成装置の表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理の実行に際して、前記画像形成装置が非ログイン状態を有する場合は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認画面を前記表示手段に表示し、
    前記第2の方式における前記接続先装置の前記確認処理の実行に際して、前記画像形成装置がログイン状態を有する場合は、前記表示手段に表示されている操作画面内の一部の領域に、前記確認画面の表示指示を受け付ける指示受付領域を表示することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項14に記載の画像形成装置において、
    前記方式指定通知は、前記電波に基づき前記近距離無線通信における接続先候補として検出された接続候補装置の台数に応じて前記携帯端末にて決定された方式を前記ペアリング方式として指定する通知であり、
    前記第1の方式は、単一の接続候補装置が前記接続候補装置として検出されたことに応じて前記ペアリング方式として決定される方式であり、
    前記第2の方式は、複数の接続候補装置が前記接続候補装置として検出されたことに応じて前記ペアリング方式として決定される方式であることを特徴とする画像形成装置。
  16. 近距離無線通信用の電波を発信し且つ携帯端末と通信可能な画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)近距離無線通信における接続先装置を前記携帯端末のユーザが確認する作業である確認作業を伴わない第1の方式と前記確認作業を伴う第2の方式とのいずれかの方式を前記近距離無線通信におけるペアリング方式として指定する方式指定通知を、前記携帯端末から受信するステップと、
    b)前記方式指定通知にて指定されたペアリング方式を用いて、前記近距離無線通信における前記携帯端末とのペアリングを実行するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップb)は、
    b−1)前記第2の方式における前記接続先装置の確認処理の実行に際して、前記画像形成装置が非ログイン状態を有する場合は、前記第2の方式における前記接続先装置の確認画面を前記画像形成装置の表示手段に表示するステップと、
    b−2)前記第2の方式における前記接続先装置の前記確認処理の実行に際して、前記画像形成装置がログイン状態を有する場合は、前記表示手段に表示されている操作画面内の一部の領域に、前記確認画面の表示指示を受け付ける指示受付領域を表示するステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
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