JP6308680B2 - バスリングの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電動機における固定子に巻き付けられた固定子コイルの端部を電気的に接続するバスリングユニットにおける単相用バスリング及び中性点用バスリングの製造方法に関する。
図12に、回転電動機200の模式横断面図を示す。
図12に示すように、回転電動機200は、略円筒状の固定子201と、前記固定子201の中央開口内に配置される回転子(図12においては図示せず)と、前記固定子201における複数のティースに巻き付けられた複数の固定子コイル202と、前記複数の固定子コイル202における端部を電気的に接続するバスリングユニット210とを備えている。
前記バスリングユニット210は、同相の固定子コイル202を電気的に接続する単相用バスリング211、212、213と、前記複数の固定子コイル202の電気的中性点を電気的に接続する中性点用バスリング215とを有している。
なお、図12においては、前記単相用バスリングは、U相用バスリング211、V相用バスリング212及びW相用バスリング213の3種類のバスリングを有している。
前記バスリングユニット210には、前記単相用バスリング211、212、213及び前記中性点用バスリング215が相互に干渉することを防止しつつ、前記固定子の軸線方向及び径方向の双方に関し全体としてコンパクト化を図ること、さらには、前記固定子コイル202の端部と前記単相用バスリング211、212、213及び前記中性点用バスリング215との接続作業の容易化を図ることが望まれる。
例えば、下記特許文献1には、固定子の軸線方向一方側に配置された絶縁性樹脂製のホルダーと、前記ホルダーに装着される第1〜第3単相用バスリング及び中性点用バスリングとを備えたバスリングユニットが開示されている。
前記ホルダーには、軸線方向一方側(前記固定子とは反対側)に開き、前記第1〜第3単相用バスリングがそれぞれ装着される第1〜第3単相用環状溝と、軸線方向他方側(前記固定子に面する側)に開き、前記中性点用バスリングが装着される中性点用環状溝とが設けられている。
前記第1単相用バスリングは、第1直径の第1環状部と、前記第1環状部から径方向外方へ延在され、対応する第1相(例えばU相)の固定子コイルにおける一対の端部の一方に電気的に接続される第1接続端子部とを有している。
前記第2単相用バスリングは、第1直径より小径の第2直径の第2環状部と、前記第2環状部から径方向外方へ延在され、対応する第2相(例えばV相)の固定子コイルにおける一対の端部の一方に電気的に接続される第2接続端子部とを有している。
前記第3単相用バスリングは、第2直径より小径の第3直径の第3環状部と、前記第3環状部から径方向外方へ延在され、対応する第3相(例えばW相)の固定子コイルにおける一対の端部の一方に電気的に接続される第3接続端子部とを有している。
前記第1単相用環状溝は、前記第1環状部が装着されるように第1直径を有している。
前記第2単相用環状溝は、前記第2環状部が装着されるように第2直径を有しつつ、溝深さが前記第1単相用環状溝よりも浅く形成されている。
前記第3単相用環状溝は、前記第3環状部が装着されるように第3直径を有しつつ、溝深さが前記第2単相用環状溝よりも浅く形成されている。
そして、前記第1単相用バスリングにおいては、前記第1接続端子部は、前記第1環状部が前記第1環状溝に装着された状態で、先端部が径方向に関し前記ホルダーより外方の所定位置に位置するように、形成されている。
前記第2単相用バスリングにおいては、前記第2接続端子部は、前記第2環状部が前記第2環状溝に装着された状態で、周方向に関し前記第1接続端子部とは変位され且つ先端部が径方向に関し前記第1接続端子部の先端部と略同一位置に位置するように、形成されている。
前記第3単相用バスリングにおいては、前記第3接続端子部は、前記第3環状部が前記第3環状溝に装着された状態で、周方向に関し前記第1及び第2接続端子部とは変位され且つ先端部が径方向に関し前記第1及び第2接続端子部の先端部と略同一位置に位置するように、形成されている。
このように、前記従来のバスリングユニットは、前記第1〜第3単相用バスリングを軸線方向に関し変位させて設置することにより、これらのバスリングが相互に干渉することを防止しつつ、対応する前記接続端子部と前記固定子コイルの端部との接続作業の容易化を図ると共に、前記第1〜第3単相用バスリングの前記接続端子部を径方向同一位置に位置させることにより、径方向に関し全体としてのコンパクト化を図っている。
しかしながら、前記従来のバスリングユニットにおいては、前述の通り、前記第1〜第3単相用バスリングは軸線方向に関し変位された状態で設置されている。従って、軸線方向に関しては大型化してしまうという問題があった。
また、前記従来のバスリングユニットにおいては、前記単相用バスリング及び前記中性点用バスリングは断面円形の丸形導線によって形成されており、これらを安定保持する為には専用の前記ホルダーが必要であった。前記専用のホルダーも前記バスリングユニット全体の大型化を招くと共に、コスト高を招く。
さらに、前記単相用バスリングには電力供給端子部を備える必要があり、前記電力供給端子部における電気抵抗の低減を図りつつ、前記環状部、前記接続端子部及び前記電力供給端子部を含む全体構造に関し、小型化及びコスト低廉化を図る必要がある。
例えば、下記特許文献2には、前記電力供給端子部として圧着端子を用いる構成が開示されているが、前記環状部及び前記接続端子を形成する部材と前記電力供給端子部を形成する部材(圧着端子)とが別体である為、前記電力供給端子部における電気抵抗が増大すると共に、部品点数増加によるコスト高を招く。
又、下記特許文献3には、接続端子部及び電力供給端子部が一体形成された単相バスリングが開示されているが、この特許文献3に記載の構成は、3本の導体条線を重合させて1つの単相用バスリングを形成するものであり、導体条線間の電気抵抗が増大すると共に、部品点数増加によるコスト高の問題も生じる。
特開2003−324887号公報 特許第5178292号公報 特開2014−079090号公報
本発明は、斯かる従来技術に鑑みなされたものであり、固定子に装着された複数の固定子コイルのうちの同相コイルを電気的接続する単相用バスリングであって、前記固定子の軸線方向及び径方向の双方に関しコンパクト化を図り得る単相用バスリングの効率的な製造方法の提供を目的とする。
また、本発明は、固定子に装着された複数の固定子コイルを電気的接続する中性点用バスリングであって、前記固定子の軸線方向及び径方向の双方に関しコンパクト化を図り得る中性点用バスリングの効率的な製造方法の提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、固定子における複数のティースにそれぞれ巻き付けられた複数の固定子コイルのうちの同相コイルにおける一対の端部の一方同士を接続する単相用バスリングであって、前記固定子の中心軸と同心の円形上に位置するように周方向に沿い且つ間隙を挟んで周方向に直列状に配置された複数の円弧領域と、隣接する円弧領域の対向エッジ同士を連結する連結領域であって、前記同相コイルの数量と同数設けられた複数の連結領域とを備え、前記円弧領域は、軸線方向第1位置に位置する基準部位と、軸線方向に関し軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置し、前記円弧領域のエッジを形成するエッジ部位と、前記基準部位及び前記エッジ部位の間を連結する移行部位とを有し、前記連結領域は、軸線方向第2位置に位置され且つ互いの間にスペースが形成された状態で、隣接する前記円弧領域の対向エッジから前記固定子の中心軸を基準にして径方向外方へ延びる一対の延在片と前記一対の延在片の径方向外端同士を連結するブリッジ部位とを有し、前記スペース内に前記固定子コイルの一方の端部が挿入可能とされている単相用バスリングの製造方法において、断面形状が一対の長辺及び一対の短辺によって画される矩形状とされた長尺の導電性平角線を用意する工程と、前記連結領域を形成する連結領域形成部位が前記円弧領域を形成する円弧領域形成部位に対してエッジワイズ方向にオフセットされるように、前記連結領域形成部材の両側で前記導電性平角線に対してエッジワイズ曲げを行う工程と、前記導電性平角線の前記長辺に沿った方向の長さが前記長辺より大とされ且つ前記導電性平角線の長手方向に沿った長さが前記固定子コイルの一方の端部の厚みより大とされているスペース形成部材を前記連結領域形成部位の主面に対して前記導電性平角線の厚み方向に相対移動させて、前記導電性平角線に対してフラットワイズ曲げを行うことで、先端側が前記ブリッジ部位を介して連結された状態の前記一対の延在片を形成する工程と、エッジワイズ曲げ及びフラットワイズ曲げを行った前記導電性平角線の前記長辺を前記固定子の中心軸に沿わせた状態で、前記導電性平角線を前記固定子と同心の円形状に成形するリング成形工程と、少なくとも前記ブリッジ部位の内側を向く主面及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態で、前記導電性平角線を絶縁性部材によって被覆する絶縁性部材被覆工程とを含む単相用バスリングの製造方法を提供する。
好ましくは、前記マスキングは、前記ブリッジ部位及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分を全体的に覆うように行われ得る。
前記単相用バスリングには給電領域が設けられ、前記給電領域が、前記複数の円弧領域の何れか一の円弧領域の基準部位から前記固定子の中心軸に沿った方向へ延びる軸線方向延在部位と、前記軸線方向延在部位の先端から前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ延びる径方向延在部位と、前記径方向延在部位の先端から前記固定子の中心軸に沿った軸線回りに折り返され、前記中心軸に沿った方向を向く開口を画する折り返し部位とを有している場合には、前記単相用バスリングの製造方法は、前記リング成形工程より製造工程上流側に給電領域形成工程を有するものとされる。
前記給電領域形成工程は、前記複数の円弧領域形成部位のうちの何れか一の円弧領域形成部位における基準部位に対応した部分に対して前記短辺に沿った軸を曲げ支点としてエッジワイズ曲げを行って、前記軸線方向延在部位を構成する軸線方向延在部位形成領域を形成する工程と、前記軸線方向延在部位形成領域に対して前記長辺に沿った軸を曲げ支点としてフラットワイズ曲げを行って、前記径方向延在部位を構成する径方向延在部位形成領域を形成する工程と、前記径方向延在部位形成領域に対して前記短辺に沿った軸を曲げ支点としてエッジワイズ曲げを行って、前記折り返し部位を形成する工程とを含むものとされる。
この場合、前記マスキングは、少なくとも前記開口を形成する前記折り返し部位の内側を向く主面に対しても行われる。
好ましくは、前記マスキングは、前記折り返し部位を全体的に覆うように行われ得る。
また、本発明は、前記目的を達成するために、固定子における複数のティースにそれぞれ巻き付けられた複数の固定子コイルにおける一対の端部のうち同相コイル同士を電気的に接続する為の一方の端部以外の他方の端部を電気的に接続する中性点用バスリングであって、前記固定子の中心軸と同心の円形上に位置するように周方向に沿い且つ間隙を挟んで周方向に直列状に配置された複数の円弧領域と、隣接する円弧領域の対向エッジ同士を連結する連結領域であって、前記複数の固定子コイルの数量と同数設けられた複数の連結領域とを備え、前記円弧領域は少なくとも一部が固定子の軸線方向第1位置に位置し、前記連結領域は、互いの間にスペースが形成された状態で隣接する円弧領域の対向エッジから前記固定子の中心軸を基準にして径方向外方へ延びる一対の延在片と前記一対の延在片の径方向外端同士を連結するブリッジ部位とを有し、前記スペース内に前記固定子コイルの他方端部が挿入可能とされている中性点用バスリングの製造方法において、断面形状が一対の長辺及び一対の短辺によって画される矩形状とされた長尺の導電性平角線を用意する工程と、前記導電性平角線の前記長辺に沿った方向の長さが前記長辺より大とされ且つ前記導電性平角線の長手方向に沿った長さが前記固定子コイルの他方の端部の厚みより大とされているスペース形成部材を前記連結領域を形成する連結領域形成部位の主面に対して前記導電性平角線の厚み方向に相対移動させて、前記導電性平角線のうち前記連結領域を形成する連結領域形成部位に対してフラットワイズ曲げを行うことで、先端側が前記ブリッジ部位を介して連結された状態の前記一対の延在片を形成する工程と、フラットワイズ曲げを行った前記導電性平角線の前記長辺を前記固定子の中心軸に沿わせた状態で、前記導電性平角線を前記固定子と同心の円形状に成形するリング成形工程と、少なくとも前記ブリッジ部位の内側を向く主面及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態で、前記導電性平角線を絶縁性部材によって被覆する絶縁性部材被覆工程とを含む中性点用バスリングの製造方法を提供する。
好ましくは、前記マスキングは、前記ブリッジ部位及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分を全体的に覆うように行われ得る。
本発明に係る単相用バスリング及び中性点用バスリングの製造方法によれば、固定子の軸線方向及び径方向の双方に関しコンパクト化を図り得るバスリングを効率的に製造することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る製造方法によって製造された第1〜第3単相用バスリング及び中性点用バスリングを含むバスリングユニットの斜視図である。 図2は、前記バスリングユニットの平面図である。 図3は、前記バスリングユニットの正面図である。 図4は、前記中性点用バスリングの斜視図である。 図5(a)及び(b)は、前記中性点用バスリングにおける中性点側連結領域に固定子コイルの中性点側端部を接続させる工程の模式図である。 図6は、前記第1単相用バスリングの斜視図である。 図7は、前記第2単相用バスリングの斜視図である。 図8は、前記第3単相用バスリングの斜視図である。 図9は、図2におけるIX−IX線に沿った断面図である。 図10(a)〜(c)は、前記中性点用バスリングの模式製造工程図である。 図11(a)〜(e)は、前記単相用バスリングの模式製造工程図である。 図12は、回転電動機の模式横断面図である。
以下、本発明に係る単相用バスリング及び中性点用バスリングの製造方法の一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係る製造方法によって製造された単相用バスリング及び中性点用バスリング50を含むバスリングユニット1の斜視図、平面図及び正面図を示す。
前記バスリングユニット1は、固定子(図示せず)に装着された複数の固定子コイル(図示せず)における端部と電気的に接続され、外部から供給される電力を前記複数の固定子コイルに伝達する為の部材である。
詳しくは、前記固定子は、周方向に沿って間隙を存しつつ配置された複数のティース(図示せず)を有しており、前記複数の固定子コイルは前記複数のティースに巻き付けられた状態で、一対の端部が前記固定子の軸線方向一方側へ引き出される。
図1〜図3に示すように、前記バスリングユニット1は、前記複数の固定子コイルのうちの同相コイルにおける前記一対の端部の一方(以下、単相側端部という)同士を電気的に接続する単相用バスリングと、前記複数の固定子コイルにおける前記一対の端部の他方(以下、中性点側端部90(下記図5参照)という)同士を電気的に接続する中性点用バスリング50とを備えている。
前記バスリングユニット1においては、図1〜図3に示すように、前記単相用バスリングは、第1〜第3単相用バスリング10、20、30を有している。
前記第1単相用バスリング10は、U相、V相又はW相の何れかの相(例えば、U相)の固定子コイルの単相側端部同士を電気的に接続し、前記第2及び第3単相用バスリング20、30は、U相、V相及びW相のうち前記第1単相用バスリング10によって接続される相以外の残余の相の一方(例えば、V相)及び他方(例えば、W相)の固定子コイルの単相側端部同士を、それぞれ、電気的に接続する。
図4に、前記中性点用バスリング50の斜視図を示す。
図1〜図4に示すように、前記中性点用バスリング50は、複数の中性点側円弧領域51及び複数の中性点側連結領域55を有している。
前記複数の中性点側円弧領域51は、前記固定子と同軸上の基準円上に位置するように周方向に沿っており、間隙を挟んで周方向に直列状に配置されている。
前記中性点側円弧領域51は、前記固定子の軸線方向に沿った位置に関しては、少なくとも一部が軸線方向第1位置に位置するように構成されている。
本実施の形態においては、図1〜図4に示すように、前記中性点側円弧領域51の全体が前記軸線方向第1位置に位置している。
前記中性点側連結領域55は、隣接する前記中性点側円弧領域51の対向エッジ同士を連結しつつ、前記複数の固定子コイルにおける前記中性点側端部90(下記図5参照)が挿入されて電気的且つ機械的に連結される中性点用接続端子として作用するように構成されている。
詳しくは、図1〜図4に示すように、前記中性点側連結領域55は、隣接する円弧領域の対向エッジから互いの間にスペース57が形成された状態で前記固定子の中心軸を基準にして径方向外方へ延びる一対の延在片56aと、前記一対の延在片56aの径方向外端同士を連結するブリッジ部位56bとを有している。
前述の通り、本実施の形態においては、前記中性点側円弧領域51は、前記対向エッジを含む全体が前記軸線方向第1位置に位置されている。
そして、前記一対の中性点側延在片56a及び前記ブリッジ部位56bも前記軸線方向第1位置に位置されている。
図5(a)及び(b)に、前記固定子コイルの前記中性点側端部90を前記中性点側連結領域55に接続させる工程の模式図を示す。
図5(a)に示すように、前記一対の中性点側延在片56aの間の前記スペース57は、前記中性点側端部90の挿入を許容する幅を有している。
即ち、前記中性点側端部90を前記スペース57に挿入した状態(図5(a))で前記一対の中性点側延在片56aを一対の挟圧部材99によって狭圧することで、前記中性点側端部90が前記中性点側連結領域55に電気的且つ機械的に接続される(図5(b))。
前記ブリッジ部位56b及び前記一対の延在片56aのうち前記ブリッジ部位に隣接する部分の内面(前記中性点側端部と接する部分)に加えて、外面も導電状態とされている場合には、好ましくは、前記一対の挟圧部材99として一対の電極を用いて、前記中性点側端部90をヒュージングによって前記中性点側連結領域55に電気的且つ機械的に接続することができる。
本実施の形態においては、図4等に示すように、前記一対の中性点側延在片56aは、基端側から先端側へ至る全領域において前記中性点側端部90が挿通し得る幅の前記スペース57を有している。
斯かる構成によれば、前記中性点側端部90が前記スペース57内に位置される状態を、前記中性点側端部90に対して前記中性点用バスリング50を前記固定子の軸線方向へ相対移動させることのみならず、前記中性点側端部90に対して前記中性点用バスリング50を前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ相対移動させることによっても現出させることができる。
なお、本実施の形態に係る前記バスリングユニット1は、12個の固定子コイルを電気的に接続するように構成されており、従って、前記中性点用バスリング50は、12個の前記中性点側連結領域55を有している。
次に、単相用バスリング10、20、30について説明する。
図6〜図8に、それぞれ、前記第1〜第3単相用バスリング10、20、30の斜視図を示す。
また、図9に、図2におけるIX−IX線に沿った断面図を示す。
図1〜図3及び図6に示すように、前記第1単相用バスリング10は、複数の第1単相側円弧領域11及び複数の第1単相側連結領域15を有している。
前記複数の第1単相側円弧領域11は、前記固定子と同軸上で且つ前記基準円より小径の第1円形上に位置するように周方向に沿っており、間隙を挟んで周方向に直列状に配置されている。
前記第1単相側円弧領域11は、周方向エッジが周方向に関し前記中性点側連結領域55とは変位され且つ軸線方向位置に関し前記軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置するように形成されている。
詳しくは、図6等に示すように、前記第1単相側円弧領域11は、軸線方向第1位置に位置する第1単相側基準部位12と、軸線方向に関し軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置し、前記第1単相側円弧領域11の周方向エッジを形成する第1単相側エッジ部位13と、前記第1単相側基準部位12及び前記第1単相側エッジ部位13の間を連結する第1単相側移行部位14とを有している。
前記第1単相側円弧領域11は、前記単相側エッジ部位13が周方向に関し前記中性点側連結領域55とは変位されるように、形成されている。
本実施の形態においては、図6等に示すように、前記第1単相側移行部位14は、前記第1単相側基準部位12の周方向端部から前記第1単相側エッジ部位13へ向かうに従って軸線方向第1位置から軸線方向第2位置に位置するように傾斜されている。
なお、本実施の形態においては、図6に示すように、前記第1単相側基準部位12は周方向所定距離に亘って存在しているが、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
例えば、前記第1単相側基準部位12が、周方向に関し一点においてのみ存在するように構成することも可能である。
前記第1単相側連結領域15は、隣接する一の前記第1単相側円弧領域11及び他の第1単相側円弧領域11の対向エッジを連結し、前記複数の固定子コイルのうちの一の相(例えば、U相)の固定子コイルの単相側端部が接続される第1相用接続端子として作用するように構成されている。
詳しくは、図1〜図3及び図6に示すように、前記第1単相側連結領域15は、一の前記第1単相側円弧領域11及び他の前記第1単相側円弧領域11の対向エッジからそれぞれ径方向外方へ延びる一対の第1単相側延在片16aと、前記一対の第1単相側延在片16aの径方向外端部同士を連結する第1単相側ブリッジ部位16bとを有している。
前述の通り、前記第1単相側円弧領域11の周方向エッジは、周方向に関し前記中性点側連結領域55とは変位され且つ軸線方向に関し軸線方向第2位置に位置されている。
そして、前記対向エッジから径方向外方へ延びる前記一対の第1単相側延在片16aは、軸線方向第2位置に位置され且つ互いの間にスペース17を存する状態で、前記中性点側円弧領域51のうち軸線方向第1位置に位置する部分を越えて径方向外方へ延在しており、先端部において前記第1単相側ブリッジ部位16bを介して互いに対して連結されている。
前記一対の第1単相側延在片16a間の前記スペース17は、対応する単相側端部の挿入を許容する幅を有している。
即ち、前記中性点側連結領域55におけると同様に、対応する前記単相側端部を前記スペース17に挿入した状態で、前記一対の第1単相側延在片16aを一対の挟圧部材によって狭圧することで、前記単相側端部が前記第1単相側連結領域15に電気的且つ機械的に接続される。
前記ブリッジ部位16b及び前記一対の延在片16aのうち前記ブリッジ部位16bに隣接する部分の内面(前記単相側端部と接する部分)に加えて、外面も導電状態とされている場合には、好ましくは、前記一対の挟圧部材99として一対の電極を用いて、前記単相側端部をヒュージングによって前記第1単相側連結領域15に電気的且つ機械的に接続することができる。
本実施の形態においては、図2等に示すように、前記一対の第1単相側延在片16a間の前記スペース17は、基端側から先端側へ至る全領域において前記単相側端部が挿通し得る幅を有している。
斯かる構成によれば、前記単相側端部が前記スペース17内に位置される状態を、前記単相側端部に対して前記第1単相用バスリング10を前記固定子の軸線方向へ相対移動させることのみならず、前記単相側端部に対して前記第1単相用バスリング10を前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ相対移動させることによっても現出させることができる。
図1〜図3及び図7に示すように、前記第2単相用バスリング20は、複数の第2単相側円弧領域21及び複数の第2単相側連結領域25を有している。
前記複数の第2単相側円弧領域21は、前記固定子と同軸上で且つ前記第1円形より小径の第2円形上に位置するように周方向に沿っており、間隙を挟んで周方向に直列状に配置されている。
前記第2単相側円弧領域21は、周方向エッジが周方向に関し前記中性点側連結領域55及び前記第1単相側円弧領域15とは変位され且つ軸線方向位置に関し前記軸線方向第2位置に位置するように形成されている。
詳しくは、図7等に示すように、前記第2単相側円弧領域21は、軸線方向第1位置に位置する第2単相側基準部位22と、前記第2単相側円弧領域の周方向エッジを形成する第2単相側エッジ部位23と、前記第2単相側基準部位22及び前記第2単相側エッジ部位23の間を連結する第2単相側移行部位24とを有している。
前記第2単相側円弧領域21は、前記第2単相側エッジ部位23が周方向に関し前記中性点側連結領域55及び前記第1単相側連結領域15とは変位され且つ軸線方向に関し軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置するように、形成されている。
本実施の形態においては、図7に示すように、前記第2単相側移行部位24は、前記第2単相側基準部位22の周方向端部から前記第2単相側エッジ部位23へ向かうに従って軸線方向第1位置から軸線方向第2位置に位置するように傾斜されている。
なお、本実施の形態においては、図7に示すように、前記第2単相側基準部位22は周方向所定距離に亘って存在しているが、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
例えば、前記第2単相側基準部位22が、周方向に関し一点においてのみ存在するように構成することも可能である。
前記第2単相側連結領域25は、隣接する一の前記第2単相側円弧領域21及び他の第2単相側円弧領域21の対向エッジを連結し、前記複数の固定子コイルのうちの他の相(例えば、V相)の固定子コイルの単相側端部が接続される第2相用接続端子として作用するように構成されている。
詳しくは、図1〜図3及び図7に示すように、前記第2単相側連結領域25は、一の前記第2単相側円弧領域21及び他の前記第2単相側円弧領域21の対向エッジからそれぞれ径方向外方へ延びる一対の第2単相側延在片26aと、前記一対の第2単相側延在片26aの径方向外端部同士を連結する第2単相側ブリッジ部位26bとを有している。
前述の通り、前記第2単相側円弧領域21の周方向エッジは、周方向に関し前記中性点側連結領域55及び前記第1単相側連結領域15とは変位され且つ軸線方向に関し軸線方向第2位置に位置されている。
そして、前記一対の第2単相側延在片26aは、軸線方向第2位置に位置され且つ互いの間にスペース27を存する状態で、前記中性点側円弧領域51及び前記第1単相側円弧領域11のうち軸線方向第1位置に位置する部分を越えて径方向外方へ延在しており、先端部において前記第2単相側ブリッジ部位26bを介して互いに対して連結されている。
前記一対の第2単相側延在片26a間の前記スペース27は、対応する単相側端部の挿入を許容する幅を有している。
即ち、前記中性点側連結領域55及び前記第1単相側連結領域15におけると同様に、対応する前記単相側端部を前記スペース27に挿入した状態で、前記一対の第2単相側延在片26aを一対の挟圧部材によって狭圧することで、前記単相側端部が前記第2単相側連結領域25に電気的且つ機械的に接続される。
前記ブリッジ部位26b及び前記一対の延在片26aのうち前記ブリッジ部位26bに隣接する部分の内面(前記単相側端部と接する部分)に加えて、外面も導電状態とされている場合には、好ましくは、前記一対の挟圧部材99として一対の電極を用いて、前記単相側端部をヒュージングによって前記第2単相側連結領域25に電気的且つ機械的に接続することができる。
本実施の形態においては、図2等に示すように、前記一対の第2単相側延在片26a間の前記スペース27は、基端側から先端側へ至る全領域において前記単相側端部が挿通し得る幅を有している。
斯かる構成によれば、前記単相側端部が前記スペース27内に位置される状態を、前記単相側端部に対して前記第2単相用バスリング20を前記固定子の軸線方向へ相対移動させることのみならず、前記単相側端部に対して前記第2単相用バスリング20を前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ相対移動させることによっても現出させることができる。
図1〜図3及び図8に示すように、前記第3単相用バスリング30は、複数の第3単相側円弧領域31及び複数の第3単相側連結領域35を有している。
前記複数の第3単相側円弧領域31は、前記固定子と同軸上で且つ前記第2円形より小径の第3円形上に位置するように周方向に沿っており、間隙を挟んで周方向に直列状に配置されている。
前記第3単相側円弧領域31は、周方向エッジが周方向に関し前記中性点側連結領域55、前記第1単相側円弧領域15及び前記第2単相側連結領域25とは変位され且つ軸線方向位置に関し前記軸線方向第2位置に位置するように形成されている。
詳しくは、図8等に示すように、前記第3単相側円弧領域31は、軸線方向第1位置に位置する第3単相側基準部位32と、前記第3単相側円弧領域31の周方向エッジを形成する第3単相側エッジ部位33と、前記第3単相側基準部位32及び前記第3単相側エッジ部位33の間を連結する第3単相側移行部位34とを有している。
前記第3単相側円弧領域31は、前記第3単相側エッジ部位33が周方向に関し前記中性点側連結領域55、前記第1単相側連結領域15及び前記第2単相側連結領域25とは変位され且つ軸線方向に関し軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置するように、形成されている。
本実施の形態においては、図8に示すように、前記第3単相側移行部位34は、前記第3単相側基準部位32の周方向端部から前記第3単相側エッジ部位33へ向かうに従って軸線方向第1位置から軸線方向第2位置に位置するように傾斜されている。
なお、本実施の形態においては、図8に示すように、前記第3単相側基準部位32は周方向所定距離に亘って存在しているが、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
例えば、前記第3単相側基準部位32が、周方向に関し一点においてのみ存在するように構成することも可能である。
前記第3単相側連結領域35は、隣接する一の前記第3単相側円弧領域31及び他の第3単相側円弧領域31の対向エッジを連結し、前記複数の固定子コイルのうちのさらに他の相(例えば、W相)の固定子コイルの単相側端部が接続される第3相用接続端子として作用するように構成されている。
詳しくは、図1〜図3及び図8に示すように、前記第3単相側連結領域35は、一の前記第3単相側円弧領域31及び他の前記第3単相側円弧領域31の対向エッジからそれぞれ径方向外方へ延びる一対の第3単相側延在片36aと、前記一対の第3単相側延在片36aの径方向外端部同士を連結する第3単相側ブリッジ部位36bとを有している。
前述の通り、前記第3単相側円弧領域31の周方向エッジは、周方向に関し前記中性点側連結領域55、前記第1単相側連結領域15及び前記第2単相側連結領域25とは変位され且つ軸線方向に関し軸線方向第2位置に位置されている。
そして、前記一対の第3単相側延在片36aは、軸線方向第2位置に位置され且つ互いの間にスペース37を存する状態で、前記中性点側円弧領域51、前記第1単相側円弧領域11及び前記第2単相側円弧領域21のうち軸線方向第1位置に位置する部分を越えて径方向外方へ延在しており、先端部において前記第3単相側ブリッジ部位36bを介して互いに対して連結されている。
前記一対の第3単相側延在片36a間の前記スペース37は、対応する単相側端部の挿入を許容する幅を有している。
即ち、前記中性点側連結領域55、前記第1単相側連結領域及び前記第2単相側連結領域におけると同様に、対応する前記単相側端部を前記スペース37に挿入した状態で、前記一対の第3単相側延在片36aを一対の挟圧部材によって狭圧することで、前記単相側端部が前記第3単相側連結領域35に電気的且つ機械的に接続される。
前記ブリッジ部位36b及び前記一対の延在片36aのうち前記ブリッジ部位36bに隣接する部分の内面(前記単相側端部と接する部分)に加えて、外面も導電状態とされている場合には、好ましくは、前記一対の挟圧部材99として一対の電極を用いて、前記単相側端部をヒュージングによって前記第3単相側連結領域35に電気的且つ機械的に接続することができる。
本実施の形態においては、図2等に示すように、前記一対の第3単相側延在片36a間の前記スペース37は、基端側から先端側へ至る全領域において前記単相側端部が挿通し得る幅を有している。
斯かる構成によれば、前記単相側端部が前記スペース37内に位置される状態を、前記単相側端部に対して前記第3単相用バスリング30を前記固定子の軸線方向へ相対移動させることのみならず、前記単相側端部に対して前記第3単相用バスリング30を前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ相対移動させることによっても現出させることができる。
このように、本実施の形態に係る前記バスリングユニット1においては、前記中性点側円弧領域51は、少なくとも一部が軸線方向第1位置に位置された状態で基準円上に配置されており、隣接する中性点側円弧領域51の対向エッジを連結する前記中性点側連結領域55は、隣接する一の前記中性点側円弧領域51及び他の前記中性点側円弧領域51の対向エッジから互いに間にスペース17を存した状態で径方向外方へ延在する前記一対の中性点側延在片56aと、前記一対の中性点側延在片56aの先端部同士を連結する前記中性点側ブリッジ部位56bとを有している。
一方、前記単相側円弧領域11、21、31は、少なくとも一部が軸線方向第1位置に位置された状態で前記基準円より小径の円形上に配置されつつ、周方向エッジが周方向に関し前記中性点側連結領域55とは変位され且つ軸線方向に関し軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置するように形成されている。
そして、隣接する単相側円弧領域11、21、31の対向エッジを連結する単相側連結領域15、25、35は、軸線方向第2位置に位置され且つ互いの間に前記スペース17、27、37を存した状態で、隣接する一の前記単相側円弧領域11、21、31及び他の前記単相側円弧領域11、21、31の対向エッジからそれぞれ径方向外方へ延びて前記中性点側円弧領域51のうち軸線方向第1位置に位置する部分を越えて径方向外方へ延在する前記一対の単相側延在片16a、26a、36aと、前記一対の単相側延在片16a、26a、36aの先端部同士を連結する前記単相側ブリッジ部位16b、26b、36bとを有している。
斯かる構成によれば、前記単相用バスリング10、20、30及び前記中性点用バスリング50が相互に干渉することを防止しつつ、前記単相用バスリング10、20、30及び前記中性点用バスリング50を含むバスリングユニット1の全体のコンパクト化、特に、軸線方向に関するコンパクト化を図ることができる。
さらに、前記固定子コイルの端部との接続端子として作用する一対の中性点側延在片56a及び前記一対の単相側延在片16a、26a、36aが周方向に関し互いに対して変位された状態で先端部が径方向に関し前記基準円より外方へ延在されている。
従って、前記固定子コイルの前記単相用バスリング10、20、30及び前記中性点用バスリング50への接続作業の容易化を図ることができる。
なお、本実施の形態においては、図1等に示すように、軸線方向第1位置から前記固定子コイルとは離間された方向へ所定距離だけ変位された位置を軸線方向第2位置としているが、軸線方向第1位置から前記固定コイルに近接する方向へ所定距離だけ変位された位置を軸線方向第2位置とすることも可能である。
さらに、図1等に示すように、本実施の形態に係る前記バスリングユニット1においては、前記単相用バスリング10、20、30は、前記複数の単相側円弧領域11、21、31及び前記単相側連結領域15、25、35に加えて、給電領域110、120、130を有している。
即ち、前記第1〜第3単相用バスリング10、20、30は、それぞれ、第1〜第3単相側給電領域110、120、130を一体的に有している。
図6〜図9に示すように、前記第1〜第3単相側給電領域110、120、130の各々は、前記複数の単相側円弧領域11、21、31における一の単相側円弧領域の単相側基準部位12、22、32から前記固定子の中心軸に沿った方向へ延びる軸線方向延在部位111、121、131と、前記軸線方向延在部位111、121、131の先端から前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ延びる径方向延在部位112、122、132と、前記径方向延在部位112、122、132の先端から前記固定子の中心軸に沿った軸線回りに折り返され、前記中心軸に沿った方向を向く開口151、152、153を画する折り返し部位113、123、133とを有しており、前記開口151、152、153が給電端子として作用するようになっている。
本実施の形態においては、図1及び図9等に示すように、前記軸線方向延在部位111、121,131は、軸線方向に関し前記単相側基準部位12、22、32を基準として前記単相側連結領域15、25、35と同一側に位置し、且つ、前記径方向延在部位112、122、132は、前記軸線方向延在部位111、121、131の先端から径方向内方へ延在されている。
斯かる構成に代えて、前記軸線方向延在部位111、121、131を、軸線方向に関し前記単相側基準部位12、22、32を基準として前記単相側連結領域15、25、35とは反対側に位置させることも可能である。
また、前記径方向延在部位112、122、132を、前記軸線方向延在部位111、121、131の先端から径方向外方へ延在させることも可能である。
例えば、前記給電領域110、120、130が軸線方向に関し前記単相側基準部位12、22、32を基準として前記単相側連結領域15、25、35と同一側に設けられ、且つ、前記給電領域110、120、130の前記径方向延在部位112、122、132が前記軸線方向延在部位111、121、131から径方向外方へ延びている構成においては、前記第1〜第3単相側給電領域110、120、130は、周方向に関し互いに対して変位されつつ、周方向に関し前記第1〜第3単相側連結領域15、25、35に対しても変位するように形成される。
ここで、前記中性点用バスリング50の製造方法について説明する。
図10に、前記中性点用バスリング50の製造方法の模式フロー図を示す。
本実施の形態においては、前記中性点用バスリング50は、断面形状が一対の長辺81及び一対の短辺82(図9参照)によって画される矩形状とされた長尺の導電性平角線80を用いて形成される。
なお、前記導電性平角線80においては、短辺82の長さが板厚t(図10(a)参照)となり、長辺の長さが板幅w(下記図11(a)参照)となる。
前記中性点用バスリング50の製造方法は、前記導電性平角線80の前記長辺81に沿った方向の長さが前記長辺81より大とされ且つ前記導電性平角線80の長手方向に沿った長さLが前記固定子コイルの中性点側端部の厚みより大とされているスペース形成部材180を、前記連結領域55を形成する連結領域形成部位55Aの主面に対して前記導電性平角線80の厚み方向に相対移動させて、前記導電性平角線80における前記連結領域形成部位55Aにおいてフラットワイズ曲げを行うことで(図10(a))、先端側が前記ブリッジ部位56bを介して連結された状態の前記一対の延在片56aを形成する工程(図10(b))を有している。
前記中性点用バスリング50の製造方法は、さらに、フラットワイズ曲げを行った前記導電性平角線80の前記長辺81を前記固定子の中心軸に沿わせた状態で、前記導電性平角線80を前記固定子と同心の円形状に成形するリング成形工程(図10(c))を有している。
前記リング成形工程によって、図4に示す形状、即ち、前記中性点側側円弧領域51が前記固定子の中心軸と同心の円形上に位置し、前記一対の中性点側延在片56aが互いの間にスペース57を存しつつ中性点側円弧領域51から径方向外方へ延在し、且つ、前記一対の中性点側延在片56aの先端部が前記ブリッジ部位56bによって連結されている形状が形成される。
前記中性点用バスリング50の製造方法は、その後に、少なくとも前記ブリッジ部位56bの内側を向く主面及び前記一対の延在片56aのうち前記ブリッジ部位56bに隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態で、前記導電性平角線80を絶縁性部材によって被覆する絶縁性部材被覆工程を有している。
前述の通り、前記リング成形工程の後においては、前記ブリッジ部位56b及び前記一対の中性点側延在片56aは前記中性点側円弧領域51から径方向外方へ延在されており、従って、前記ブリッジ部位56bの内側を向く主面及び前記一対の延在片56aのうち前記ブリッジ部位56bに隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態での前記導電性平角線80への絶縁性部材の被覆を、効率よく行うことができる。
また、前記スペース形成部材180を用いて前記導電性平角線80に対してフラット曲げ加工を行うことによって前記一対の中性点側延在片56aを形成しているので、前記一対の中性点側延在片56aの間の前記スペース57を、確実に、前記固定子コイルの中性点側端部が挿入され得る幅とすることができる。
前記固定子コイルの中性点側端部及び前記中性点側連結領域55の良好な電気的接続の観点からは、好ましくは、前記マスキングは、前記ブリッジ部位56b及び前記一対の延在片56aのうち前記ブリッジ部位56bに隣接する部分の全体を覆うように構成され得る。
前記マスキングは、種々の方法によって行うことができるが、例えば、該当部分をシリコン等のキャップによって覆う方法、又は、該当部分にマスキングテープを巻き付ける方法が好適に利用される。
次に、前記単相用バスリング10、20、30の製造方法について説明する。
図11に、前記単相用バスリング10、20、30の製造方法の模式フロー図を示す。
前記単相用バスリング10、20、30も、前記中性点用バスリング50と同様に、断面形状が一対の長辺81及び一対の短辺82によって画される矩形状とされた長尺の導電性平角線80を用いて形成される。
前記単相用バスリング10、20、30の製造方法は、前記単相側連結領域15、25、35を形成する単相側連結領域形成部位15A、25A、35Aが前記単相側円弧領域11、21、31を形成する単相側円弧領域形成部位11A、21A、31Aに対してエッジワイズ方向にオフセットされるように、前記単相側連結領域形成部材15A、25A、35Aの両側で前記導電性平角線80に対してエッジワイズ曲げを行う工程を有している(図11(a)及び(b))。
前記単相用バスリング10、20、30の製造方法は、前記エッジワイズ曲げ工程の後に、前記導電性平角線80の前記長辺81に沿った方向の長さが前記長辺81より大とされ且つ前記導電性平角線80の長手方向に沿った長さLが前記固定子コイルの単相側端部の厚みより大とされているスペース形成部材180を、前記単相側連結領域形成部位15A、25A、35Aの主面に対して前記導電性平角線80の厚み方向に相対移動させて、前記導電性平角線80に対してフラットワイズ曲げを行うことで(図11(c))、先端側が前記ブリッジ部位16b、26b、36bを介して連結された状態の前記一対の延在片16a、26a、36aを形成する工程(図11(d)参照)を有している。
前記単相用バスリング10、20、30の製造方法は、さらに、エッジワイズ曲げ及びフラットワイズ曲げを行った後の前記導電性平角線80の前記長辺81を前記固定子の中心軸に沿わせた状態で、前記導電性平角線80を前記固定子と同心の円形状に成形するリング成形工程(図11(e))を有している。
前記リング成形工程によって、図6〜8に示す形状、即ち、前記単相側基準部位12、22、32が軸線方向第1位置に位置し且つ前記単相側エッジ部位13、23、33が軸線方向第2位置に位置された状態で前記単相側円弧領域11、21、31が前記固定子の中心軸と同心の円形上に位置し、前記一対の単相側延在片16a、26a、36aが互いの間にスペース17、27、37を存しつつ単相側円弧領域11、21、31から径方向外方へ延在し、前記一対の単相側延在片16a、26a、36aの先端部が前記ブリッジ部位16b、26b、36bによって連結されている形状が形成される。
前記単相用バスリング10、20,30の製造方法は、その後に、少なくとも前記ブリッジ部位16b、26b、36bの内側を向く主面及び前記一対の延在片16a、26a、36aのうち前記ブリッジ部位16b、26b、36bに隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態で、前記導電性平角線80を絶縁性部材によって被覆する絶縁性部材被覆工程を有している。
前述の通り、前記リング成形工程の後においては、前記単相側ブリッジ部位16b、26b、36b及び前記一対の単相側延在片16a、26a、36aは前記単相側円弧領域11、21、31から径方向外方へ延在されており、従って、前記ブリッジ部位16b、26b、36bの内側を向く主面及び前記一対の延在片16a、26a、36aのうち前記ブリッジ部位16b、26b、36bに隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態での前記導電性平角線80への絶縁性部材の被覆を、効率よく行うことができる。
また、前記スペース形成部材180を用いて前記導電性平角線80に対してフラットワイズ曲げ加工を行うことによって前記一対の単相側延在片16a、26a、36aを形成しているので、前記一対の単相側延在片16a、26a、36aの間の前記スペース17、27、37を、確実に、前記固定子コイルの単相側端部が挿入され得る幅とすることができる。
前記固定子コイルの単相側端部及び前記単相側連結領域15、25、35の良好な電気的接続の観点からは、好ましくは、前記マスキングは、前記ブリッジ部位16b、26b、36b及び前記一対の延在片16a、26a、36aのうち前記ブリッジ部位16b、26b、36bに隣接する部分の全体を覆うように構成され得る。
前記マスキングは、種々の方法によって行うことができるが、例えば、該当部分をシリコン等のキャップによって覆う方法、又は、該当部分にマスキングテープを巻き付ける方法が好適に利用される。
前述の通り、前記単相用バスリング10、20、30には前記給電領域110、120、130が設けられており、前記給電領域110、120、130は前記リング成形工程より製造工程上流側において形成される。
即ち、前記単相用バスリング10、20、30の製造方法は、前記リング成形工程より製造工程上流側において給電領域形成工程を有している。
前記給電領域形成工程は、前記複数の単相側円弧領域11、21、31を形成する複数の円弧領域形成部位のうちの何れか一の円弧領域形成部位における単相側基準部位12、22、32に対応した部分に対して前記短辺82に沿った軸を曲げ支点としてエッジワイズ曲げを行って、前記軸線方向延在部位111、121、131を構成する軸線方向延在部位形成領域を形成する工程と、前記軸線方向延在部位形成領域に対して前記長辺81に沿った軸を曲げ支点としてフラットワイズ曲げを行って、前記径方向延在部位112、122、132を構成する径方向延在部位形成領域を形成する工程と、前記径方向延在部位形成領域に対して前記短辺82に沿った軸を曲げ支点としてエッジワイズ曲げを行って、前記折り返し部位113、123、133を形成する工程とを含む。
そして、この場合には、前記マスキングは、少なくとも前記開口151、152、153を形成する前記折り返し部位113、123、133の内側を向く主面に対しても行われる。
電源と前記給電領域110、120、130との良好な電気的接続の観点からは、好ましくは、前記マスキングは、前記折り返し部位113、123、133の全体を覆うように構成され得る。
1 バスリングユニット
10、20、30 単相用バスリング
11、21、31 単相側円弧領域
12、22、32 単相側基準部位
13、23、33 単相側エッジ部位
14、24、34 単相側移行部位
15、25、35 単相側連結領域
16a、26a、36a 単相側延在片
16b、26b、36b エッジ部位
17、27、37 スペース
50 中性点用バスリング
51 中性点側円弧領域
55 中性点側連結領域
56a 中性点側延在片
56b ブリッジ部位
57 スペース
80 導電性平角線
81 長辺
82 短辺
110、120、130 給電領域
111、121、131 軸線方向延在部位
112、122、132 径方向延在部位
113、123、133 折り返し部位
151、152、153 給電端子用開口
180 スペース形成部材

Claims (6)

  1. 固定子における複数のティースにそれぞれ巻き付けられた複数の固定子コイルのうちの同相コイルにおける一対の端部の一方同士を接続する単相用バスリングであって、前記固定子の中心軸と同心の円形上に位置するように周方向に沿い且つ間隙を挟んで周方向に直列状に配置された複数の円弧領域と、隣接する円弧領域の対向エッジ同士を連結する連結領域であって、前記同相コイルの数量と同数設けられた複数の連結領域とを備え、前記円弧領域は、軸線方向第1位置に位置する基準部位と、軸線方向に関し軸線方向第1位置とは変位された軸線方向第2位置に位置し、前記円弧領域のエッジを形成するエッジ部位と、前記基準部位及び前記エッジ部位の間を連結する移行部位とを有し、前記連結領域は、軸線方向第2位置に位置され且つ互いの間にスペースが形成された状態で、隣接する前記円弧領域の対向エッジから前記固定子の中心軸を基準にして径方向外方へ延びる一対の延在片と前記一対の延在片の径方向外端同士を連結するブリッジ部位とを有し、前記スペース内に前記固定子コイルの一方の端部が挿入可能とされている単相用バスリングの製造方法において、
    断面形状が一対の長辺及び一対の短辺によって画される矩形状とされた長尺の導電性平角線を用意する工程と、
    前記連結領域を形成する連結領域形成部位が前記円弧領域を形成する円弧領域形成部位に対してエッジワイズ方向にオフセットされるように、前記連結領域形成部材の両側で前記導電性平角線に対してエッジワイズ曲げを行う工程と、
    前記導電性平角線の前記長辺に沿った方向の長さが前記長辺より大とされ且つ前記導電性平角線の長手方向に沿った長さが前記固定子コイルの一方の端部の厚みより大とされているスペース形成部材を前記連結領域形成部位の主面に対して前記導電性平角線の厚み方向に相対移動させて、前記導電性平角線に対してフラットワイズ曲げを行うことで、先端側が前記ブリッジ部位を介して連結された状態の前記一対の延在片を形成する工程と、
    エッジワイズ曲げ及びフラットワイズ曲げを行った前記導電性平角線の前記長辺を前記固定子の中心軸に沿わせた状態で、前記導電性平角線を前記固定子と同心の円形状に成形するリング成形工程と、
    少なくとも前記ブリッジ部位の内側を向く主面及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態で、前記導電性平角線を絶縁性部材によって被覆する絶縁性部材被覆工程とを含むことを特徴とする単相用バスリングの製造方法。
  2. 前記マスキングは、前記ブリッジ部位及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分を全体的に覆うように行われることを特徴とする請求項1に記載の単相用バスリングの製造方法。
  3. 前記単相用バスリングには給電領域が設けられ、
    前記給電領域は、前記複数の円弧領域の何れか一の円弧領域の基準部位から前記固定子の中心軸に沿った方向へ延びる軸線方向延在部位と、前記軸線方向延在部位の先端から前記固定子の中心軸を基準にして径方向へ延びる径方向延在部位と、前記径方向延在部位の先端から前記固定子の中心軸に沿った軸線回りに折り返され、前記中心軸に沿った方向を向く開口を画する折り返し部位とを有しており、
    前記単相用バスリングの製造方法は、前記リング成形工程より製造工程上流側に給電領域形成工程を有し、
    前記給電領域形成工程は、前記複数の円弧領域形成部位のうちの何れか一の円弧領域形成部位における基準部位に対応した部分に対して前記短辺に沿った軸を曲げ支点としてエッジワイズ曲げを行って、前記軸線方向延在部位を構成する軸線方向延在部位形成領域を形成する工程と、前記軸線方向延在部位形成領域に対して前記長辺に沿った軸を曲げ支点としてフラットワイズ曲げを行って、前記径方向延在部位を構成する径方向延在部位形成領域を形成する工程と、前記径方向延在部位形成領域に対して前記短辺に沿った軸を曲げ支点としてエッジワイズ曲げを行って、前記折り返し部位を形成する工程とを含み、
    前記マスキングは、少なくとも前記開口を形成する前記折り返し部位の内側を向く主面に対しても行われることを特徴とする請求項1に記載の単相用バスリングの製造方法。
  4. 前記マスキングは、前記折り返し部位を全体的に覆うように行われることを特徴とする請求項3に記載の単相用バスリングの製造方法。
  5. 固定子における複数のティースにそれぞれ巻き付けられた複数の固定子コイルにおける一対の端部のうち同相コイル同士を電気的に接続する為の一方の端部以外の他方の端部を電気的に接続する中性点用バスリングであって、前記固定子の中心軸と同心の円形上に位置するように周方向に沿い且つ間隙を挟んで周方向に直列状に配置された複数の円弧領域と、隣接する円弧領域の対向エッジ同士を連結する連結領域であって、前記複数の固定子コイルの数量と同数設けられた複数の連結領域とを備え、前記円弧領域は少なくとも一部が固定子の軸線方向第1位置に位置し、前記連結領域は、互いの間にスペースが形成された状態で隣接する円弧領域の対向エッジから前記固定子の中心軸を基準にして径方向外方へ延びる一対の延在片と前記一対の延在片の径方向外端同士を連結するブリッジ部位とを有し、前記スペース内に前記固定子コイルの他方端部が挿入可能とされている中性点用バスリングの製造方法において、
    断面形状が一対の長辺及び一対の短辺によって画される矩形状とされた長尺の導電性平角線を用意する工程と、
    前記導電性平角線の前記長辺に沿った方向の長さが前記長辺より大とされ且つ前記導電性平角線の長手方向に沿った長さが前記固定子コイルの他方の端部の厚みより大とされているスペース形成部材を前記連結領域を形成する連結領域形成部位の主面に対して前記導電性平角線の厚み方向に相対移動させて、前記導電性平角線のうち前記連結領域を形成する連結領域形成部位に対してフラットワイズ曲げを行うことで、先端側が前記ブリッジ部位を介して連結された状態の前記一対の延在片を形成する工程と、
    フラットワイズ曲げを行った前記導電性平角線の前記長辺を前記固定子の中心軸に沿わせた状態で、前記導電性平角線を前記固定子と同心の円形状に成形するリング成形工程と、
    少なくとも前記ブリッジ部位の内側を向く主面及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分の内側を向く主面をマスキングした状態で、前記導電性平角線を絶縁性部材によって被覆する絶縁性部材被覆工程とを含むことを特徴とする中性点用バスリングの製造方法。
  6. 前記マスキングは、前記ブリッジ部位及び前記一対の延在片のうち前記ブリッジ部位に隣接する部分を全体的に覆うように行われることを特徴とする請求項5に記載の中性点用バスリングの製造方法。
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