JP6308616B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
近年、車両の低燃費化が強く要望されている。空気入りタイヤでは、転がり抵抗の低減が図られている。このタイヤの軽量化は、転がり抵抗の低減に寄与する。このタイヤでは、サイドウォールのゴムの厚さを従来のそれに比べて薄くして軽量化が図られている。このタイヤの剛性は、従来のタイヤのそれに比べて低下し易い。この剛性の低下は、乗り心地や操縦安定性に影響を与える。
特開2010−149677公報には、ストリップエイペックスを備えるタイヤが開示されている。このストリップエイペックスは、カーカスに沿って延在している。このストリップエイペックスは、カーカスプライとビードエイペックスとの間に位置している。このストリップエイペクスにより、タイヤの剛性が高められている。このタイヤでは、乗り心地及び操縦安定性を損ねることなく、サイドウォールののゴム厚さが薄くされている。
特開2006−96178公報には、シート状の副エイペックスを備えるタイヤが開示されている。この副エイペックスは、軸方向外の副エイペックスと内の副エイペックスからなっている。この副エイペックスがカーカスプライとビードエイペックスの間に位置している。この副エイペックスを備えることで、カーカスプライとビードエイペックスとの界面での剥離が抑制されている。これにより、操縦安定性や乗り心地を損ねることなく、ビード部の耐久性の向上が図られている。
特開2010−149677号公報 特開2006−96178号公報
これらの空気入りタイヤでは、ビードエイペックスは半径方向外向きの先端に向かって先細りに形成されている。ビードエイペックスは、コア側の根元部分の厚さに比べ先端部分の厚さは薄くなっている。ビードエイペックスの先端部分の剛性は、根元部分の剛性に比べて小さい。このビードエイペックスの先端部分は、根元部分に比べて変形し易い。
特開2010−149677公報のタイヤでは、ストリップエイペックスはビードエイペックの軸方向内側に位置している。このストリップエイペックスは、ビードエイペックスの先端の半径方向内側から外側まで延びている。このストリップエイペックスとビードエイペックスとが積層されて、剛性が高められている。剛性の大きいストリップエイペックスを積層することで、ビードエイペックスの先端部分の剛性が十分に得られる。一方で、このストリップエイペックスの根元部分の剛性が大きくなりすぎる。操縦安定性と乗り心地とのバランスを考慮して、剛性を調整する必要がある。このタイヤでは、操縦安定性が向上すると乗り心地が損なわれ易く、乗り心地が向上すると操縦安定性が損なわれ易いい。このタイヤでは、操縦安定性と乗り心地とを共に更に向上させることは容易ではない。
特開2006−96178公報のタイヤでは、ビードエイペッスの先端から根元まで、副エイペックスがビードエイペックスに重ね合わされている。このタイヤでは、硬度が高い副エイペックスを用いることで、剛性が向上するが、乗り心地が損なわれる。一方で、硬度が低い副エイペックスを用いることで、乗り心地が向上するが、剛性が損なわれる。また、この副エイペックスとビードエイペックとが積層される長さを小さくすることで、乗り心地が向上しうる。しかしながら、カーカスプライとビードエイペックスとの界面での剥離を抑制する観点から、この積層される長さを小さくできない。このタイヤでも、操縦安定性と乗り心地とを共に更に向上させることは容易ではない。
本発明の目的は、転がり抵抗を低減しつつ、乗り心地及び操縦安定性とに優れる空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールの半径方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、それぞれがビードの半径方向外側に位置する一対のストリップエイペックスとを備えている。上記ビードは、コアと、コアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えている。このエイペックスは、半径方向外向きの先端に向かって先細りにされている。上記ストリップエイペックスは、先端積層部と先端積層部から半径方向内向きに延びている内側積層部とを備えている。この先端積層部と内側積層部とは、エイペックスに積層されている。この先端積層部に、エイペックスの先端が積層されている。この先端積層部は、エイペックスの先端より半径方向外向きに延びている。この先端積層部の剛性は、内側積層部の剛性より大きくされている。
好ましくは、上記ストリップエイペックスは、ゴムシートからなっている。上記先端積層部のゴム硬度は、内側積層部のゴム硬度より大きくされている。好ましくは、上記ストリップエイペックスは、先端積層部から半径方向外向きに延びる外側部を備えている。この外側部のゴム硬度は、先端積層部のゴム硬度より大きくされている。
好ましくは、上記ストリップエイペックスは、内側積層部から先端積層部まで延びる第一ゴムシートと、この第一ゴムシートに積層されて先端積層部に位置する第二ゴムシートとからなっている。
好ましくは、上記第二ゴムシートの半径方向幅は、15mm以上25mm以下である。この第二ゴムシートとエイペックスとが積層される半径方向幅は、第二ゴムシートの半径方向幅より小さくされている。かつ、この半径方向幅は、5mm以上15mm以下にされている。
好ましくは、ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの高さHEに対する、ビードベースラインから上記先端積層部の内端までの高さHTの比HT/HEは、0.5以上0.9以下にされている。
好ましくは、ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの高さHEに対する、ビードベースラインから上記ストリップエイペックスの内端までの高さHSの比HS/HEは、0.4以上0.8以下にされている。
本発明に係る空気入りタイヤでは、ストリップエイペックスを備えることで、剛性を維持しつつ、サイドウォールの厚さを薄くしうる。ストリップエイペックスを備えることで、タイヤが軽量化されうる。このストリップエイペックスの先端積層部がエイペックスの先端に積層されて、エイペックスの先端近傍での剛性が向上している。内側積層部がエイペックスに積層された部分近傍で、剛性が過大となることが抑制されている。このタイヤでは、剛性が過大となることが抑制されつつ、サイドウォールの局所的な変形が抑制されている。このタイヤでは、乗り心地と操縦安定性とが共に向上しうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの部分拡大断面図である。 図3は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤの部分拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面に対して垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表す。直線BLは、ビードベースラインを表す。このビードベースラインは、タイヤ2が装着される正規リムのリム径(JATMA参照)を規定する線に相当する。このタイヤ2は、例えば乗用車等の車両に装着される。
このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、クリンチ8、ビード10、カーカス12、ベルト14、バンド16、エッジバンド18、インナーライナー20及びチェーファー22を備えている。このタイヤ2は、更に、ストリップエイペックスとして、ストリップ24を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接地するトレッド面26を形成する。トレッド4には、溝28が刻まれている。この溝28により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4は、ベース層30とキャップ層32とを有している。キャップ層32は、ベース層30の半径方向外側に位置している。キャップ層32は、ベース層30に積層されている。ベース層30は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層30の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層32は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6の半径方向外側端は、トレッド4と接合されている。このサイドウォール6の半径方向内側端は、クリンチ8と接合されている。このサイドウォール6は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス12の損傷を防止する。
クリンチ8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。クリンチ8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。クリンチ8は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。このタイヤ2がリム組みされると、クリンチ8は、リムのフランジと当接する。
ビード10は、サイドウォール6の半径方向内側に位置している。ビード10は、クリンチ8の軸方向内側に位置している。ビード10は、コア34と、このコア34から半径方向外向きに延びるエイペックス36とを備えている。コア34は、リング状である。コア34は、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス36は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス36の厚さは、コア34から先端36aに向かって薄くなっている。エイペックス36は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス12は、第一プライ38及び第二プライ40からなる。第一プライ38及び第二プライ40は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6に沿っている。第一プライ38は、コア34の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一プライ38には、主部38aと折り返し部38bとが形成されている。第二プライ40は、コア34の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二プライ40には、主部40aと折り返し部40bとが形成されている。第一プライ38の主部38aの外面に、第二プライ40の主部40aが積層されている。第一プライ38の折り返し部38bの端38eは、半径方向において、第二プライ40の折り返し部40bの端40eよりも外側に位置している。
第一プライ38及び第二プライ40のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス12が、1枚のプライから形成されてもよい。
図1の符号PWは、カーカス12の軸方向最外端を示している。軸方向一方の最外端PWから他方の最外端PWまでの距離が、このカーカス12の最大幅である。この最外端PWは、タイヤ2が正規リムに組み込まれて、正規内圧の空気が充填された状態で定められる。
ベルト14は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト14は、カーカス12と積層されている。ベルト14は、カーカス12を補強する。ベルト14は、内側層42及び外側層44からなる。図1から明らかなように、軸方向において、内側層42の幅は外側層44の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層42及び外側層44のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の一般的な絶対値は、10°以上35°以下である。内側層42のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層44のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト14の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト14が、3以上の層を備えてもよい。
バンド16は、ベルト14の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド16の幅はベルト14の幅よりも大きい。図示されないが、このバンド16は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト14が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト14及びバンド16は、補強層46を構成している。ベルト14のみから、補強層46が構成されてもよい。バンド16のみから、補強層46が構成されてもよい。
エッジバンド18は、ベルト14の半径方向外側であって、かつベルト14の端の近傍に位置している。図示されていないが、このエッジバンド18は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このエッジバンド18は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト14の端が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
インナーライナー20は、カーカス12の内側に位置している。インナーライナー20は、カーカス12の内面に接合されている。インナーライナー20は、空気遮蔽性に優れた架橋ゴムからなる。インナーライナー20の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー20は、タイヤ2の内圧を保持する。
チェーファー22は、ビード10の近傍に位置している。タイヤ2がリム組みされると、このチェーファー22がリムと当接する。この当接により、ビード10の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー22は、クリンチ8と一体である。従って、チェーファー22の材質はクリンチ8の材質と同じである。チェーファー22が、布とこの布に含浸したゴムとからなってもよい。
ストリップ24は、エイペックス36の半径方向外側に積層されている。ストリップ24は、エイペックス36の先端36aの半径方向内側から、先端36aより半径方向外側まで延在している。ストリップ24は、軸方向においてカーカス12とエイペックス24との間に積層されている。このストリップ24は、シート状にされている。このストリップ24は、周方向に一周している。ストリップ24は、高硬度な架橋ゴムからなる。
図2に示される様に、このストリップ24は、内側積層部48、先端積層部50及び外側部52を備えている。内側積層部48は、先端積層部50の半径方向内側に位置している。先端積層部50は、内側積層部48から半径方向外向きに延在している。外側部52は、先端積層部50から半径方向外向きに延在している。この内側積層部48、先端積層部50及び外側部52は半径方向に連続して延在している。
内側積層部48は、その内端48aから外端48bまで半期方向に延在している。このタイヤ2では、この内端48aは、ストリップ24の内端24aでもある。この内端48a及び外端48bは、エイペックス36の先端36aより半径方向内側に位置している。この内側積層部48の軸方向外側の面全体がエイペックス36の軸方向内側面に積層されている。この内側積層部48のゴム硬度は、先端積層部50のゴム硬度に比べて小さくされている。この内側積層部48のゴム硬度は、例えば60以上80未満である。
先端積層部50の内端50aは、先端36aより半径方向内側に位置している。先端積層部50の外端50bは、先端36aより半径方向外側に位置している。先端積層部50は、エイペックス36の先端36aが積層されている。この先端積層部50では、その内端50aから先端36aが積層される位置までの領域が、エイペックス36の軸方向内側面に積層されている。この先端積層部50のゴム硬度は、内側積層部48のゴム硬度より大きくされている。この先端積層部50のゴム硬度は、例えば75以上90以下である。
外側部52は、半径方向において、エイペックス36の先端36aより半径方向外側に位置している。外側部52は、第二プライ40の主部40aの外面に積層されている。半径方向において、外側部52の内端52aは、先端36aの半径方向外側に位置している。外端52bは、第一プライ38の端38eと第二プライ40の端40eとより半径方向外側に位置している。外端52bは、第二プライ40とサイドウォール6との間に積層されている。外側部52のゴム硬度は、先端積層部50のゴム硬度より大きくされている。この外側部52のゴム硬度は、例えば80以上100以下である。
図2の両矢印HEは、エイペックス36の高さを表す。このエイペックス36の高さHEは、ビードベースラインから先端36aまでの距離として測定される。両矢印HSは、ストリップ24の内端24aの高さを表す。この内端24aの高さHSは、ビードベースラインから内端24aまでの距離として測定される。両矢印HTは、先端積層部50の内端50aの高さを表す。この高さHTは、ビードベースラインから内端50aまでの距離として測定される。この高さHE、高さHS及び高さHTは、半径方向の直線距離として測定される。
このタイヤ2では、ストリップ24を備えているので、サイドウォール6の変形が抑制されている。このタイヤ2の剛性が大きくされている。このタイヤ2では、乗り心地及び操縦安定性を損ねることなく、サイドウォールのゴム厚さが薄くされうる。このタイヤ2では、このカーカス12の最大幅位置において、サイドウォール6の厚さが4mm未満とされている。通常は、このサイドウォール6の厚さは4mm以上であり、このタイヤ2は、薄いサイドウォール6を備えている。
この先端積層部50にエイペックス36の先端36aが積層されて、先端積層部50が先端36aより半径方向外向きに延びているので、この先端36aの近傍での剛性が向上している。内側積層部48に比べて硬度が大きい先端積層部50に、先細りの先端36aが積層されることで、局所的な変形が抑制されている。このタイヤ2は、サイドウォール6の局所的な変形が抑制されているので、操縦安定性に優れている。
一方で、先端積層部50より硬度が小さい内側積層部48がエイペックス36に積層されている。これにより、タイヤ2の剛性が過大にあることが抑制されている。この内側積層部48と先端積層部50とを備えることにより、タイヤ2の剛性が過大になることが抑制されつつ、タイヤ2の剛性が適度に向上している。
転動するタイヤ2では、外力により、サイドウォール6が変形する。このサイドウォール6では、カーカス12の最大幅の位置、即ち最外端PWの近傍が特に大きく変形し易い。このタイヤ2では、最外端PWは、半径方向において、外側部52に位置している。この外側部52は、内側積層部48より硬度が大きいので、サイドウォール6の局所的な変形がより抑制されている。
このタイヤ2では、先端積層部50の半径方向外側に外側部52を備えることで、エイペックス36とストリップ24とが延在する範囲の剛性が従来のタイヤに比べて、均一化されている。このタイヤ2では、サイドウォール6の局所的な変形が一層抑制されている。
このタイヤ2では、最外端PWは、半径方向において外側部52に位置しているが、これに限られない。この最外端PWは、半径方向において、先端積層部64に位置してもよい。先端積層部64は内側積層部48より硬度が大きいので、サイドウォール6の局所的な変形を抑制しうる。
ストリップ24とエイペックス36とが積層される幅を大きくすることで、タイヤ2の剛性が大きくされうる。剛性が大きいタイヤ2は、操縦安定性に優れている。この観点から、ビードベースラインからエイペックス36の先端36aまでの高さHEに対する、ビードベースラインからストリップ24の内端24aまでの高さHSの比HS/HEは、好ましくは0.8以下であり、更に好ましくは0.7以下である。
一方で、この比HS/HEが大きいタイヤ2は、乗り心地に優れている。この観点から、この比HS/HEは、好ましくは0.4以上であり、更に好ましくは0.5以上である。
先端積層部50とエイペックス36とが積層される幅を大きくすることで、タイヤ2の剛性が大きくされうる。剛性が大きいタイヤ2は、操縦安定性に優れている。この観点から、高さHEに対する、ビードベースラインから先端積層部50の内端50aまでの高さHTの比HT/HEは、好ましくは0.9以下であり、更に好ましくは0.8以下である。一方で、この比HT/HEが大きいタイヤ2は、乗り心地に優れている。この観点から、この比HT/HEは、好ましくは0.5以上であり、更に好ましくは0.6以上である。
図3には、本発明に係る他の実施形態のタイヤ54が示されている。図3を参照しつつ、タイヤ54の構成が説明される。このタイヤ54は、タイヤ2のストリップ24に代えて、ストリップ56を備えている。このタイヤ54の他の構成は、タイヤ2のそれと同様にされている。ここでは、タイヤ2と異なる構成について、説明がされる。タイヤ2と同様の構成について、その説明が省略される。タイヤ2と同様の構成について、同じ符号を用いて説明がされる。
このタイヤ54は、ストリップエイペックスとして、ストリップ56を備えている。ストリップ56は、第一ストリップ58と、この第一ストリップ58の軸方向外側に積層された第二ストリップ60とからなっている。
この第一ストリップ58は、シート状にされている。第一ストリップ58は、高硬度な架橋ゴムからなる。第一ストリップ58は、ゴムシートからなっている。この第一ストリップ58の半径方向内端58aは、カーカス12とエイペックス36との間に積層されている。この内端58aは、エイペックス36の先端36aより半径方向内側に位置している。この内端58aは、ストリップ56の内端56aでもある。半径方向外端58bは、カーカス12とサイドウォール6との間に積層されている。この第一ストリップ58は、第二プライ40の主部40aに積層されている。この外端58bは、エイペックス36の先端36aより半径方向外側に位置している。
この第二ストリップ60は、シート状にされている。第二ストリップ60は、高硬度な架橋ゴムからなる。第二ストリップ60の硬度は、第一ストリップ58の硬度以上であってもよい。第二ストリップ60は、ゴムシートからなっている。この第二ストリップ60の半径方向内端60aは、エイペックス36の先端36aより半径方向内側に位置している。この内端60aは、第一ストリップ58の内端58aより半径方向外側に位置している。この第二ストリップ60の外端60bは、エイペックス36の先端36aより半径方向外側に位置している。この外端60bは、第一ストリップ58の外端58bより半径方向内側に位置している。
図3の両矢印Haは、第二ストリップ60の半径方向の幅を表す。この幅Haは、内端60aから外端60bまでの距離として測定される。この幅Haは、第二ストリップ60の外面に沿って測定される。両矢印Hbは、第二ストリップ60とエイペックス36とが積層されている半径方向の幅を示している。この幅Hbは、内端60aからエイペックス36の先端36aまでの距離として測定される。この幅Hbは、第二ストリップ60の外面に沿って測定される。この幅Ha及び幅Hbは、図3に示される様に、タイヤ54から切り出された断面において測定される。
このストリップ56は、内側積層部62及び先端積層部64を備えている。内側積層部62は、第一ストリップ58の内端58aから第二ストリップ60の内端60aに至るまでの、第一ストリップ58の部分である。先端積層部64は、第一ストリップ58と第二ストリップ60とが積層された部分である。この先端積層部64の内端64aに第二ストリップ60の内端60aが相当し、外端64bに内端60bが相当している。
この先端積層部64では第一ストリップ58と第二ストリップ60とが積層されているので、先端積層部64の剛性は、内側積層部62の剛性より大きくされている。この先端積層部64に、エイペックス36の先端36aが積層されている。この先端36aの近傍での剛性が向上している。先端積層部64に先細りの先端36aが積層されることで、局所的な変形が抑制されている。
一方で、内側積層部62がエイペックス36に積層されているので、タイヤ54の剛性が過大にあることが抑制されている。この内側積層部62と先端積層部64とを備えることにより、タイヤ54の剛性が過大になることが抑制されつつ、タイヤ2の剛性が適度に向上している。このストリップ56は、ストリップ24と同様に、タイヤ2を補強しうる。
このタイヤ54では、最外端PWは、半径方向において、先端積層部64に位置している。これにより、サイドウォール6の局所的な変形がより抑制されている。このタイヤ54では、ストリップ56を備えることで、エイペックス36とストリップ56とが延在する範囲の剛性が従来のタイヤに比べて、均一化されている。このタイヤ54では、サイドウォール6の局所的な変形が抑制されている。
操縦安定性の向上の観点から、ビードベースラインからエイペックス36の先端36aまでの高さHEに対する、ビードベースラインからストリップ56の内端56a(58a)までの高さHSの比HS/HEは、好ましくは0.8以下であり、更に好ましくは0.7以下である。一方で、乗り心地の向上の観点から、この比HS/HEは、好ましくは0.4以上であり、更に好ましくは0.5以上である。
操縦安定性の向上の観点から、高さHEに対する、ビードベースラインから先端積層部64の内端64a(60a)までの高さHTの比HT/HEは、好ましくは0.9以下であり、更に好ましくは0.8以下である。一方で、乗り心地の向上の観点から、この比HT/HEは、好ましくは0.5以上であり、更に好ましくは0.6以上である。
第二ストリップ60の幅Haが大きいタイヤ54は、操縦安定性に優れる。この観点から、この幅Haは、好ましくは15mm以上であり、更に好ましくは20mm以上である。一方で、この幅Haが小さいタイヤ54は、乗り心地に優れる。この観点からこの幅Haは、好ましくは25mm以下であり、更に好ましくは20mmである。
第二ストリップ60とエイペックス36とが積層される半径方向の幅Hbが大きいタイヤ54は、操縦安定性に優れる。この観点から、この幅Hbは、好ましくは5mm以上であり、更に好ましくは10mm以上である。一方で、この幅Hbが小さいタイヤ54は乗り心地に優れる。この観点から、この幅Hbは、好ましくは15mm以下であり、更に好ましくは10mm以下である。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、図1に示されるように、切り出された断面において測定される。この寸法及び角度は、リムに組み込まれない状態で測定される。
硬度は、「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図1に示された断面にこのデュロメータが押し付けられ、硬度が測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。
本明細書において正規リムとは、タイヤが依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤが依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示されたタイヤが準備された。このタイヤのサイズは、「245/45R19」であった。このタイヤでは、カーカスの最大幅となる位置における、サイドウォールの厚さ(サイドウォールゲージ)が3.5mmであった。エイペックスの高さHEは35mmであった。このタイヤは、ストリップエイペックスを備えており、その外端部のゴム硬度、先端積層部のゴム硬度及び内側積層部のゴム硬度は、表1に示される通りであった。
[比較例1]
従来のタイヤが準備された。このタイヤは、ストリップエイペックスを備えていなかった。サイドウォールの厚さは4.5mmであった。このタイヤは、その他の構成は実施例1と同様の構成を備えていた。
[比較例2]
サイドウォールの厚さが3.5mmとされた他は、比較例1と同様にして、タイヤが得られた。
[比較例3]
エイペックスの高さHEが40mmとされた他は、比較例2と同様にして、タイヤが得られた。
[比較例4]
ストリップエイペックスとして、一枚のゴムシートが用いられた。このゴムシートのゴム硬度は、80であった。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[比較例5]
ストリップエイぺっクスの外側部、先端積層部及び内側積層部のゴム硬度が、全て80にされた。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[実施例2−5]
ストリップエイぺっクスの外側部のゴム硬度が表2に示される通りとされた他は実施例1と同様にしてタイヤを得た。
[実施例6−8及び比較例6]
ストリップエイぺっクスの先端積層部のゴム硬度が表3に示される通りとされた他は実施例1と同様にしてタイヤを得た。
[実施例9−11及び比較例7]
ストリップエイぺっクスの内側積層部のゴム硬度が表4に示される通りとされた他は実施例1と同様にしてタイヤを得た。
[実施例12]
図3に示された構造を備えるタイヤが準備された。このタイヤのサイズは、実施例1と同様に、「245/45R19」であった。このタイヤでは、サイドウォールの厚さ(サイドウォールゲージ)、エイペックスの高さHE、第一ストリップ及び第二ストリップが表5に示される様にされてタイヤを得た。
[比較例8]
第二ストリップを備えない他は、実施例12と同様にしてタイヤを得た。
[実施例13−15及び比較例9]
第二ストリップの幅Haが表5に示される様にされた他は、実施例12と同様にしてタイヤを得た。
[実施例16−17及び比較例10−11]
第二ストリップとエイペックスとが積層されている幅Hbが表6に示される様にされた他は、実施例12と同様にしてタイヤを得た。
[質量]
これらのタイヤの質量が測定された。その結果が、比較例1のタイヤを基準とした指数として、下記の表1から表6に示されている。この数値が小さいほど軽量であり、好ましい。
[転がり抵抗]
転がり抵抗試験機を用い、下記の測定条件で転がり抵抗係数を測定した。
使用リム:19×8.0J
内圧:210kPa
荷重:5.9kN
速度:80km/h
この結果が、比較例3が基準とされた指数として、下記の表1から6に示されている。数値が小さいほど好ましい。
[乗り心地及び操縦安定性]
これらのタイヤを、排気量が4600cm(cc)である乗用車に装着した。ドライバーに、この乗用車をテストコースで運転させて、乗り心地及び操縦安定性を評価させた。この結果が、比較例5を基準とする指数として、下記の表1から6に示されている。この評価結果は、数値が大きいほど好ましい。
Figure 0006308616
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表1から6に示されるように、実施例の空気入りタイヤでは、比較例の空気入りタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された空気入りタイヤは、一般の乗用車用タイヤをはじめ、車両に装着される空気入りタイヤとして広く使用しうる。
2、54・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・バンド
18・・・エッジバンド
20・・・インナーライナー
22・・・チェーファー
24、56・・・ストリップ
26・・・トレッド面
28・・・溝
30・・・ベース層
32・・・キャップ層
34・・・コア
36・・・エイペックス
38・・・第一プライ
40・・・第二プライ
42・・・内側層
44・・・外側層
46・・・補強層
48、62・・・内側積層部
50、64・・・先端積層部
52・・・外側部
58・・・第一ストリップ
60・・・第二ストリップ

Claims (6)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールの半径方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、それぞれがビードの半径方向外側に位置する一対のストリップエイペックスとを備えており、
    上記ビードが、コアと、コアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、このエイペックスが半径方向外向きの先端に向かって先細りにされており、
    上記ストリップエイペックスが先端積層部と先端積層部から半径方向内向きに延びている内側積層部とを備えており、
    この先端積層部と内側積層部とがエイペックスに積層されており、
    この先端積層部にエイペックスの先端が積層されており、
    この先端積層部がエイペックスの先端より半径方向外向きに延びており、
    上記ストリップエイペックスがゴムシートからなっており、
    上記先端積層部のゴム硬度が内側積層部のゴム硬度より大きくされている空気入りタイヤ。
  2. 上記ストリップエイペックスが先端積層部から半径方向外向きに延びる外側部を備えており、
    この外側部のゴム硬度が先端積層部のゴム硬度より大きくされている請求項1に記載のタイヤ。
  3. その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールの半径方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、それぞれがビードの半径方向外側に位置する一対のストリップエイペックスとを備えており、
    上記ビードが、コアと、コアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、このエイペックスが半径方向外向きの先端に向かって先細りにされており、
    上記ストリップエイペックスが先端積層部と先端積層部から半径方向内向きに延びている内側積層部とを備えており、
    この先端積層部と内側積層部とがエイペックスに積層されており、
    この先端積層部にエイペックスの先端が積層されており、
    この先端積層部がエイペックスの先端より半径方向外向きに延びており、
    上記ストリップエイペックスがゴムシートからなっており、
    上記ストリップエイペックスが第一ゴムシートと、この第一ゴムシートに積層された第二ゴムシートとからなっており、
    上記先端積層部が第一ゴムシートと第二ゴムシートとが積層されて形成されており、上記内側積層部が上記第一ゴムシートで形成されている空気入りタイヤ。
  4. 上記第二ゴムシートの半径方向幅が15mm以上25mm以下であり、
    この第二ゴムシートとエイペックスとが積層される半径方向幅が第二ゴムシートの半径方向幅より小さくされており、かつ5mm以上15mm以下にされている請求項3に記載のタイヤ。
  5. ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの高さHEに対する、ビードベースラインから上記先端積層部の内端までの高さHTの比HT/HEが0.5以上0.9以下にされている請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの高さHEに対する、ビードベースラインから上記ストリップエイペックスの内端までの高さHSの比HS/HEが0.4以上0.8以下にされている請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
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