JP6307674B2 - 作業記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圃場の状況に関する作業マップ作成に利用可能である作業記録装置に関する。
圃場の肥料濃度および深さなどの圃場の状況に関する情報を記録し、作業マップを作成するシステムが、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記のシステムを応用することにより、作業マップを作成して次回以降の施肥などの作業における作業車両の自動制御および無人化を実現し、作業効率を向上することが可能となる。
特開2012−055212号公報
しかしながら、上記の情報は、田植機の予備苗枠の最上段にある予備苗載せ台の上などに載置されて使用されるデータロガーボックスなどに記録することが一般的であり、予備の苗および肥料の積載量がそのために減ってしまい、苗および肥料の補充を行うべく作業を中断して圃場の端まで戻る頻度が多くなっていた。
そして、実際の作業マップの作成は、そのような情報が記録されたデータロガーボックスを自宅などのパーソナルコンピューターにわざわざ接続してデータ処理を実行しなければ、行うことができなかった。
本発明は、前述された従来の課題を考慮し、別のパーソナルコンピューターへの接続によらずに作業マップ作成を行うことが可能な作業記録装置を提供することを目的とする。
上記課題は、次の解決手段で解決される。
第1の本発明は、
作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を備え、
前記作業車両(1000)に土壌肥沃度を算出するための電極センサーを設け、
前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように、または終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記電極センサーの検出値を送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記電極センサーの検出値を受信し、
前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、受信された前記電極センサーの検出値により、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信の開始と終了を指示し、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする作業記録装置である。
第2の本発明は、
作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を備え、
前記作業車両(1000)に作土深を検知する超音波センサーを設け、
前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように、または終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記超音波センサーの検出値を送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記超音波センサーの検出値を受信し、
前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、受信された前記超音波センサーの検出値により、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信の開始と終了を指示し、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする作業記録装置である。
第3の本発明は、
作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を備え、
前記作業車両(1000)に非使用時に収納されるマーカーを設け、該マーカーの収納を測定値から判断するポテンショメーターを設け、
前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように、または終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記ポテンショメーターの検出値を送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記ポテンショメーターの検出値を受信し、
前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、受信された前記ポテンショメーターの検出値により、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信の開始と終了を指示し、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする作業記録装置である。
第4の本発明は、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記位置情報(2210)を定常的に送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記位置情報(2210)を定常的に受信することを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明の作業記録装置である。
第5の本発明は、
前記記録手段(2200)は、作成された前記作業マップ(2230)を記録し、
前記通信手段(2100)は、作業者の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して、記録された前記作業マップ(2230)を送信し、
前記作業車両通信部(1400)は、送信された前記作業マップ(2230)を受信し、
前記制御部(1300)は、受信された前記作業マップ(2230)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御することを特徴とする第1から第4のいずれかの本発明の作業記録装置である。
第6の本発明は、
前記作業車両(1000)に圃場に肥料を供給する施肥部を設け、
前記通信手段(2100)と記録手段(2200)を備える端末装置(2000)に、入力手段(2400)を設け、該入力手段(2400)は、前記施肥部の施肥量、施肥する肥料の比重、減肥率の設定値データを増減操作可能に構成し、
前記通信手段(2100)は、作業者の前記入力手段(2400)の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して前記設定値データを送信し、前記作業車両通信部(1400)は送信された前記設定値データを受信し、前記制御部(1300)は、受信された前記設定値データを利用して前記作業車両(1000)の作業を制御することを特徴とする第1から第5のいずれかの本発明の作業記録装置である。
第7の本発明は、
文字入力手段(2410)を利用する作業者の操作にしたがい、所定の手書きデータを入力する入力手段(2400)を備え、
前記記録手段(2200)は、入力された前記手書きデータを記録することを特徴とする第1から第6のいずれかの本発明の作業記録装置である。
本発明に関連する第1の発明は、
作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、
受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、
記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、
を備えることを特徴とする苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第2の発明は、
作業者の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するようにまたは終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第3の発明は、
前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するようにまたは終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業車両(1000)は、前記車両本体(1100)の姿勢が前上がり姿勢であるか前下がり姿勢であるかを検知する車両本体姿勢検知部(1500)を有し、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記車両本体姿勢検知部(1500)による検知の結果を送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記車両本体姿勢検知部(1500)による検知の結果を受信し、
前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、(1)受信された前記検知の結果が前記前下がり姿勢を示すときには、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように指示し、(2)受信された前記検知の結果が前記前上がり姿勢を示すときには、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を終了するように指示し、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第4の発明は、
前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するようにまたは終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業車両(1000)は、前記車両本体(1100)に装着された苗植付を行う苗植付部(1600)と、前記苗植付部(1600)の位置が上昇位置であるか下降位置であるかを検知する苗植付部位置検知部(1700)と、前記車両本体(1100)の姿勢が前上がり姿勢であるか前下がり姿勢であるかを検知する車両本体姿勢検知部(1500)と、を有し、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記苗植付部位置検知部(1700)および前記車両本体姿勢検知部(1500)による検知の結果を送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記苗植付部位置検知部(1700)および前記車両本体姿勢検知部(1500)による検知の結果を受信し、
前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、(1)受信された前記検知の結果が前記前下がり姿勢を示すときには、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように指示し、(2)受信された前記検知の結果が前記上昇位置および前記前上がり姿勢を示すときには、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を終了するように指示し、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第5の発明は、
前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記位置情報(2210)を定常的に送信し、
前記通信手段(2100)は、送信された前記位置情報(2210)を定常的に受信することを特徴とする、本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第6の発明は、
受信された前記位置情報(2210)にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)の送信を開始するようにまたは終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする本発明に関連する第5の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第7の発明は、
前記記録手段(2200)は、作成された前記作業マップ(2230)を記録することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第8の発明は、
前記通信手段(2100)は、作業者の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して、記録された前記作業マップ(2230)を送信し、
前記作業車両通信部(1400)は、送信された前記作業マップ(2230)を受信し、
前記制御部(1300)は、受信された前記作業マップ(2230)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御することを特徴とする本発明に関連する第7の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第9の発明は、
前記通信手段(2100)は、作業者の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して、所定の設定値データを送信し、
前記作業車両通信部(1400)は、送信された前記設定値データを受信し、
前記制御部(1300)は、受信された前記設定値データを利用して前記作業車両(1000)の作業を制御することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第10の発明は、
文字入力手段(2410)を利用する作業者の操作にしたがい、所定の手書きデータを入力する入力手段(2400)を備え、
前記記録手段(2200)は、入力された前記手書きデータを記録することを特徴とする本発明に関連する第1の発明の苗移植機の作業記録装置である。
本発明に関連する第11の発明は、
車両本体(1100)と、
前記車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、
所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して作業を制御する制御部(1300)と、
外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、
前記作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を有する苗移植機の作業記録装置(2000)と、
を備えることを特徴とする作業車両である。
請求項1記載の本発明によって、作業マップ作成手段(2300)が作業マップ(2230)を作成するので、パーソナルコンピューターを利用せずに作業マップ作成を行うことができ、作業終了直後から作業マップ作成が可能となり、作業マップ取得までに要する時間が短縮される。
また、作業情報(2220)の送信開始及び終了指示が電極センサーの検出値に基づいて行われるので、作業終了時に行うべき作業情報(2220)を取得するためのマニュアル操作が行われず、そのために余分な作業情報(2220)が取得されてしまうことが防止され、精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
請求項2記載の本発明によって、作業マップ作成手段(2300)が作業マップ(2230)を作成するので、パーソナルコンピューターを利用せずに作業マップ作成を行うことができ、作業終了直後から作業マップ作成が可能となり、作業マップ取得までに要する時間が短縮される。
また、作業情報(2220)の送信開始及び終了指示が超音波センサーの検出値に基づいて行われるので、作業終了時に行うべき作業情報(2220)を取得するためのマニュアル操作が行われず、そのために余分な作業情報(2220)が取得されてしまうことが防止され、精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
請求項3記載の本発明によって、作業マップ作成手段(2300)が作業マップ(2230)を作成するので、パーソナルコンピューターを利用せずに作業マップ作成を行うことができ、作業終了直後から作業マップ作成が可能となり、作業マップ取得までに要する時間が短縮される。
また、作業情報(2220)の送信開始及び終了指示がマーカーのポテンショメーターの検出値に基づいて行われるので、作業終了時に行うべき作業情報(2220)を取得するためのマニュアル操作が行われず、そのために余分な作業情報(2220)が取得されてしまうことが防止され、精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
請求項4記載の本発明によって、第1から第3のいずれか1つの本発明の効果に加えて、位置情報(2210)が定常的に送受信されるので、通信エラーが発生しにくい安定した動作状態で作業マップ作成を行うことができる。
請求項5記載の本発明によって、第1から第4のいずれか1つの本発明の効果に加えて、作業マップ(2230)が記録されるので、作業マップ(2230)の再利用を行うことができる。
また、作業車両通信部(1400)に対する記録された作業マップ(2230)の送信が行われるので、作業マップ(2230)を利用して作業車両(1000)の作業を容易に制御することができる。
請求項6記載の本発明によって、第1から第5のいずれか1つの本発明の効果に加えて、作業車両通信部(1400)に対する設定値データの送信が行われるので、設定値データを利用して作業車両(1000)の作業を容易に制御することができる。
また、端末装置(2000)の入力手段(2400)により、設定値データの増減操作を容易に行うことができる。
請求項7記載の本発明によって、第1から第6のいずれか1つの本発明の効果に加えて、文字入力手段(2410)を利用する手書きデータの入力が行われるので、作業者が手軽に簡単な手書きデータを入力することができる。
本発明に関連する第1の発明によって、作業マップ作成手段(2300)が作業マップ(2230)を作成するので、パーソナルコンピューターを利用せずに作業マップ作成を行うことができ、作業終了直後から作業マップ作成が可能となり、作業マップ取得までに要する時間が短縮される。
本発明に関連する第2の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、作業情報(2220)の送信開始終了指示が作業者の操作に基づいて行われるので、実際の作業範囲に即した、作業者の経験が加味された精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
本発明に関連する第3の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、作業情報(2220)の送信開始終了指示が車両本体姿勢検知部(1500)による検知の結果に基づいて行われるので、作業終了時に行うべき作業情報(2220)を取得するためのマニュアル操作が行われず、そのために余分な作業情報(2220)が取得されてしまうことが防止され、精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
本発明に関連する第4の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、作業情報(2220)の送信開始終了指示が苗植付部位置検知部(1700)および車両本体姿勢検知部(1500)による検知の結果に基づいて行われるので、作業の終了を誤認識しにくくなり、より精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
本発明に関連する第5の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、位置情報(2210)が定常的に送受信されるので、通信エラーが発生しにくい安定した動作状態で作業マップ作成を行うことができる。
本発明に関連する第6の発明によって、本発明に関連する第5の発明の効果に加えて、作業情報(2220)の送信開始終了指示が位置情報(2210)に基づいて行われるので、より簡易な構成で精度が高い作業マップ作成を行うことができる。
本発明に関連する第7の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、作業マップ(2230)が記録されるので、作業マップ(2230)の再利用を行うことができる。
本発明に関連する第8の発明によって、本発明に関連する第7の発明の効果に加えて、作業車両通信部(1400)に対する記録された作業マップ(2230)の送信が行われるので、作業マップ(2230)を利用して作業車両(1000)の作業を容易に制御することができる。
本発明に関連する第9の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、作業車両通信部(1400)に対する設定値データの送信が行われるので、設定値データを利用して作業車両(1000)の作業を容易に制御することができる。
本発明に関連する第0の発明によって、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、文字入力手段(2410)を利用する手書きデータの入力が行われるので、作業者が手軽に簡単な手書きデータを入力することができる。
本発明に関連する第1の発明によって、作業マップ作成手段(2300)が作業マップ(2230)を作成するので、パーソナルコンピューターを利用せずに作業マップ作成を行うことができる。
本発明における実施の形態の作業車両およびタブレット端末装置の模式的なブロック図 本発明における実施の形態の作業車両およびタブレット端末装置の模式的な左側面図 本発明における実施の形態の作業車両およびタブレット端末装置の模式的な平面図 本発明における実施の形態の、作業情報の送信開始終了指示が苗植付部位置検知部および車両本体姿勢検知部による検知の結果に基づいて行われる場合における作業車両およびタブレット端末装置の動作を説明する流れ図 本発明における実施の形態の、作業車両通信部に対する記録された作業マップの送信が行われる場合におけるタッチパネルの画面表示を説明する説明図 本発明における実施の形態の、作業車両通信部に対する設定値データの送信が行われる場合におけるタッチパネルの画面表示を説明する説明図 本発明における実施の形態の、タッチペンを利用する手書きデータの入力が行われる場合におけるタッチパネルの画面表示を説明する説明図 本発明における実施の形態の、作業情報の送信開始終了指示が車両本体姿勢検知部による検知の結果に基づいて行われる場合における作業車両およびタブレット端末装置の動作を説明する流れ図 本発明における実施の形態の、作業情報の送信開始終了指示が位置情報に基づいて行われる場合における作業車両およびタブレット端末装置の動作を説明する流れ図 本発明における実施の形態の、作業情報の送信開始終了指示が作業者の操作に基づいて行われる場合における作業車両およびタブレット端末装置の動作を説明する流れ図 本発明における実施の形態の、作業情報の送信開始終了指示が作業者の操作に基づいて行われる場合におけるタッチパネルの画面表示を説明する説明図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、図1〜3を主として参照しながら、本実施の形態の作業車両1000およびタブレット端末装置2000の構成について説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態の作業車両1000およびタブレット端末装置2000の模式的なブロック図であり、図2は本発明における実施の形態の作業車両1000およびタブレット端末装置2000の模式的な左側面図であり、図3は本発明における実施の形態の作業車両1000およびタブレット端末装置2000の模式的な平面図である。
まず、作業車両1000の構成について説明する。
作業車両1000は、作業車両1000の車両本体1100に関する位置情報2210を取得する位置情報取得部1200と、所定の作業情報2220および取得された位置情報2210を利用して作業車両1000の作業を制御する制御部1300と、外部に作業情報2220および位置情報2210を送信する作業車両通信部1400と、を備える。
そして、作業車両1000は、車両本体1100に装着された苗植付を行う苗植付部1600と、苗植付部1600の位置が上昇位置であるか下降位置であるかを検知する苗植付部位置検知部1700と、車両本体1100の姿勢が前上がり姿勢であるか前下がり姿勢であるかを検知する車両本体姿勢検知部1500と、を備える。
車両本体1100は、エンジンによって駆動される左右の前輪および後輪、圃場において施肥を行うための施肥部、および苗を搭載するための苗タンクなどを有する。
車両本体姿勢検知部1500は、車両本体1100の前後方向の傾斜角度を検知するための傾斜センサーなどを有する。
位置情報2210は、GPS(Global Positioning System)を利用して取得される。
作業情報2220は、苗植付の株間、施肥量、車輪のスリップ率、車両本体1100の旋回停止位置、およびエンジンの燃料消費量などに関する情報である。
作業車両1000の特定部分には、タブレット端末装置2000の受け台が設けられていてもよい。
ついで、タブレット端末装置2000の構成について説明する。
タブレット端末装置2000は、送受信ユニット2100と、メモリー2200と、中央演算ユニット2300と、タッチパネル2400と、を備える。
なお、送受信ユニット2100は、たとえば、作業車両1000の作業中に、作業車両通信部1400が送信した作業情報2220および位置情報2210を受信するための手段である。
また、メモリー2200は、たとえば、受信された作業情報2220および位置情報2210を記録するための手段である。
また、中央演算ユニット2300は、たとえば、作業車両通信部1400に対して、作業情報2220および位置情報2210の送信を開始するようにまたは終了するように指示し、記録された作業情報2220と、記録された位置情報2210と、の対応関係に基づいた作業マップ2230を作成するための手段である。
たとえば、田植機コントローラーなどの情報である作業情報2220および位置情報2210は、USB(Universal Serial Bus)による有線通信、またはBluetooth(登録商標)による無線通信、より具体的には、CAN(Controller Area Network)の優先通信を利用して、田植作業中にリアルタイムでタブレット端末装置2000へ送信され、HDD(Hard Disk Drive)またはSD(Secure Digital)メモリーカードであるメモリー2200に保存される。
このような情報は、たとえば、タブレット端末装置2000にインストールされている作業マップ作成管理アプリケーションソフトウェアに対応したデータ形式をもつ、施肥量の変化、苗植付部1600の昇降、および作業車両1000の走行速度などのセンサーによる検出値が数値化されたデータである。
上記の情報はコンパクトなタブレット端末装置2000に保存されるので、予備苗枠の最上段にある予備苗載せ台の上などに載置されて使用されていた従来のデータロガーボックスが不要となる。
そして、作業マップ2230はタブレット端末装置2000によって作成され、大掛かりな情報記録装置および情報処理装置を作業車両1000に積載する必要がなく、作業車両1000側に要求されるデータ処理能力は抑えられるので、作業車両1000の機体大型化および高コスト化が招来されることはない。
要するに、予備の苗および肥料を積載するスペースが確保され、苗および肥料の積載量が減ったり、苗および肥料の補充を行うべく作業を中断して圃場の端まで戻る頻度が多くなったりすることも少なくなり、作業能率が向上する。
つぎに、図1〜4を主として参照しながら、本実施の形態の作業車両1000およびタブレット端末装置2000の動作について説明する。
ここに、図4は、本発明における実施の形態の、作業情報2220の送信開始終了指示が苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果に基づいて行われる場合における作業車両1000およびタブレット端末装置2000の動作を説明する流れ図である。
作業車両通信部1400は、外部に苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果を送信する(ステップS1およびS3)。
送受信ユニット2100は、送信された苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果を受信する(ステップS2およびS4)。
中央演算ユニット2300は、作業車両通信部1400に対して、(1)受信された検知の結果が前下がり姿勢を示す(S5)ときには、作業情報2220および位置情報2210の送信を開始するように指示し(S6)、(2)受信された検知の結果が上昇位置および前上がり姿勢を示す(S7)ときには、作業情報2220および位置情報2210の送信を終了するように指示し(S8)、送信の終了が指示されたタイミングに基づいて作業マップ2230を作成する(S9)。
作業開始および作業終了は、タブレット端末装置2000に対してのマニュアル操作なしに、苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果を利用する圃場に対しての入出場によって自動的に判断され、作業者は圃場における本来の作業に集中することができる。
タブレット端末装置2000の主電源がオンにされていれば、圃場への入場が判断されたときに作業マップ作成管理アプリケーションソフトウェアを起動し、圃場からの出場が判断されたときに作業マップ作成管理アプリケーションソフトウェアを終了することができるので、圃場ごとの適切なデータ収集および保存がタブレット端末装置2000に対してのマニュアル操作なしに行われる。
そして、作業マップ2230は、たとえば、可変施肥機に関する施肥量、作土深、およびセンサーの電極値に応じて検出される土壌肥沃度などの情報を示すバーグラフまたは折れ線グラフを利用して、田植機を操縦して圃場での作業を行っている作業者にリアルタイムで表示されてもよい。
作業マップ2230はタブレット端末装置2000によって作成されるので、データロガーボックスをパーソナルコンピューターに接続して実行しなければならなかったマッピング処理などの従来の煩雑なデータ処理は不要となる。
もちろん、圃場に対しての入出場は、判断苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果以外を利用して判断されてもよい。
たとえば、水のない場所では小さくなる作業車両1000の前輪に設けられた電極センサーの測定値、土壌が耕されないために車輪が潜り込まない圃場出入口付近では小さくなる作土深に対応して得られる超音波センサーの測定値、および非作業時には収納されるマーカーの状態に対応して得られるマーカーに設けられたポテンショメーターの測定値、などの測定値の全部または一部が利用されてもよい。
もっとも、判断苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果は、それぞれリンクセンサーおよびジャイロセンサーの検知角度によってかなり正確に得られるので、実用性が高い。
(A)なお、メモリー2200は、作成された作業マップ2230を記録してもよい。
このような場合においては、たとえば、送受信ユニット2100は、作業者の操作にしたがい、作業車両通信部1400に対して、記録された作業マップ2230を送信し、作業車両通信部1400は、送信された作業マップ2230を受信し、制御部1300は、受信された作業マップ2230を利用して作業車両1000の作業を制御する。
作業者のための操作画面の具体例は、図5に示されている。
ここに、図5は、本発明における実施の形態の、作業車両通信部1400に対する記録された作業マップ2230の送信が行われる場合におけるタッチパネル2400の画面表示を説明する説明図である。
圃場のマッピングデータなどの情報がタブレット端末装置2000に記録されていれば、過去のそのような情報をタブレット端末装置2000でいつでも容易に確認し再利用することができる。
メモリー2200に記録されている作業マップ2230に対応する情報が作業者によるタッチパネル2400上のアイコンのタッピングまたはボタンの押し下げなどに応じて作業車両1000側に送信されるので、後日における適切な圃場作業の再現が可能となり、作業能率および作物収量が向上される。
作業車両1000の制御部1300に付随するメモリーデバイスは容量がそれほど大きくなく、同メモリーデバイスに記録された情報は作業終了後には消去され、制御部1300の設定もデフォルト設定に戻ってしまう場合がある。
しかしながら、そのような場合においても、経験の少ない作業者は、タブレット端末装置2000に記録されている情報を利用することによって、作業車両1000側に設けられた操作レバーおよび操作ダイヤルなどの煩雑なマニュアル操作による作業車両1000における各種の設定なしに、経験の多い作業者によって行われた圃場作業を再現することができる。
もちろん、上記のマッピングデータがメモリー2200に保存される際には、GPS位置情報を利用して圃場の形状を作業面積の計算が容易である近似的な多角形で置き換えるといったデータ加工が、保存されたマッピングデータの再利用時における利便性などを考慮して行われてもよい。
そして、作業マップ2230は、メモリー2200に記録されると同時に、無線通信などを利用して農業法人側のデータサーバーおよびパーソナルコンピューターなどに自動的に送付され蓄積されてもよい。
圃場ごとのデータが確実に送付されてくるので、作業者側の苗および肥料の使用量などが農業法人側で正確に把握され、それらの補充を運搬の遅延および無駄なしに行うことができる。
(B)また、送受信ユニット2100は、作業者の操作にしたがい、作業車両通信部1400に対して、所定の設定値データを送信してもよい。
このような場合においては、たとえば、作業車両通信部1400は、送信された設定値データを受信し、制御部1300は、受信された設定値データを利用して作業車両1000の作業を制御する。
作業者のための操作画面の具体例は、図6に示されている。
ここに、図6は、本発明における実施の形態の、作業車両通信部1400に対する設定値データの送信が行われる場合におけるタッチパネル2400の画面表示を説明する説明図である。
可変施肥機に関する施肥量、肥料の比重、および減肥率などの設定値データの変更は、作業車両1000側とタブレット端末装置2000側とが通信接続されているときには、作業車両1000側に設けられた操作レバーおよび操作ダイヤルなどの煩雑なマニュアル操作を必要とする後付のスイッチングデバイスなどと比較して極めて操作性に優れたタッチパネル2400上でのテンキーおよび数値増減ボタンによる入力操作などを利用して容易に行うことができる。
作業車両1000の操縦を行っている作業者以外の添乗者などが、余裕をもって作業車両1000の作業状態を観察しながらこのような入力操作を行ってもよく、操縦を行っている作業者が気づきにくい現象にも配慮して設定値データの変更を行うことができるので、作業能率および作物収量が向上される。
さらに、入力操作をより簡易にするために、肥料袋などに印刷されているバーコードおよびQR(Quick Response)コードが、タブレット端末装置2000に実装されている撮像機能を利用して撮影され、機体CPU(Central Processing Unit)などを有する作業車両1000の制御部1300に転送されてもよい。
なお、肥料の比重は施肥量の補正に利用されるが、肥料が有機肥料であるか無機肥料であるかといった情報、および肥料の成分についての情報などがそのような補正に利用されれば、より高精度な施肥作業を行うことができる。
また、肥料袋ごとのシリアル情報が上記のQRコード(登録商標)に含まれていれば、使用された肥料袋の個数をより正確に把握することができる。
もちろん、上記の設定値データは作業車両1000側で保存され、保存された設定値データは作業車両1000側に設けられた設定値データ呼び出しボタンの押し下げなどによって呼び出されることによって使用されるべき設定値データとして設定されてもよい。
(C)また、タッチパネル2400は、タッチペン2410を利用する作業者の操作にしたがい、所定の手書きデータを入力してもよい。
このような場合においては、たとえば、メモリー2200は、入力された手書きデータを記録する。
作業者のための操作画面の具体例は、図7に示されている。
ここに、図7は、本発明における実施の形態の、タッチペン2410を利用する手書きデータの入力が行われる場合におけるタッチパネル2400の画面表示を説明する説明図である。
このような手書きデータの内容は、たとえば、苗の使用枚数、圃場の特性、および圃場で発生したトラブルなどの、作業者が失念する前にタッチペン2410で手軽に入力したいと考えるような簡単なものであるが、一律な設定で作成された作業マップ2230から読み取ることは困難であり、他の作業者にとっても価値の高い可能性が高い。
(D)また、作業車両通信部1400に対する作業情報2220の送信の開始または終了の指示は、前述された実施の形態においては、作業車両通信部1400によって送信される苗植付部位置検知部1700および車両本体姿勢検知部1500による検知の結果をトリガーとして行われた。
しかしながら、このようなトリガーについては、以下で具体的に説明されるような他のいろいろな変形例が考えられる。
(D1)作業車両通信部1400に対する作業情報2220の送信の開始または終了の指示は、図8に示されているように、作業車両通信部1400によって送信される車両本体姿勢検知部1500による検知の結果のみをトリガーとして行われてもよい。
ここに、図8は、本発明における実施の形態の、作業情報2220の送信開始終了指示が車両本体姿勢検知部1500による検知の結果に基づいて行われる場合における作業車両1000およびタブレット端末装置2000の動作を説明する流れ図である。
このような変形例においては、たとえば、中央演算ユニット2300は、作業車両通信部1400に対して、(1)受信された検知の結果が前下がり姿勢を示す(S15)ときには、作業情報2220および位置情報2210の送信を開始するように指示し(S16)、(2)受信された検知の結果が前上がり姿勢を示す(S17)ときには、作業情報2220および位置情報2210の送信を終了するように指示し(S18)、送信の終了が指示されたタイミングに基づいて作業マップ2230を作成する(S19)。
作業情報2220の取得開始終了を車両本体1100の傾斜姿勢から検知された圃場に対しての入出場に応じて自動的に行うので、圃場ごとの適切なデータ収集および保存がタブレット端末装置2000に対してのマニュアル操作なしに確実に行われる。
作業が行われたエリアの指定が車両本体姿勢検知部1500による検知の結果を利用して行われるので、複数の圃場の作業情報2220が混在してしまうことはほとんどなく、苗植付部位置検知部1700による検知の結果を利用しないより簡便な構成によってもかなり高精度な作業マップ2230を圃場ごとに作成することができる。
(D2)作業車両通信部1400に対する作業情報2220の送信の開始または終了の指示は、図9に示されているように、作業車両通信部1400によって送信される位置情報2210をトリガーとして行われてもよい。
ここに、図9は、本発明における実施の形態の、作業情報2220の送信開始終了指示が位置情報2210に基づいて行われる場合における作業車両1000およびタブレット端末装置2000の動作を説明する流れ図である。
このような変形例においては、たとえば、作業車両通信部1400は、外部に位置情報2210を定常的に送信し(S21)、送受信ユニット2100は、送信された位置情報2210を定常的に受信する(S22)。
そして、中央演算ユニット2300は、受信された位置情報2210にしたがい(S25およびS27)、作業車両通信部1400に対して、作業情報2220の送信を開始する(S26)ようにまたは終了する(S28)ように指示し、送信の終了が指示されたタイミングに基づいて作業マップ2230を作成する(S29)。
作業が行われたエリアの指定があらかじめ用意しておいた地図データ、および位置情報取得部1200によって取得されたGPS位置情報である位置情報2210を利用して行われるので、複数の圃場の作業情報2220が混在してしまうことはほとんどなく、車両本体姿勢検知部1500による検知の結果も利用しないさらにより簡便な構成によってもかなり高精度な作業マップ2230を圃場ごとに作成することができる。
(D3)作業車両通信部1400に対する作業情報2220の送信の開始または終了の指示は、図10に示されているように、作業者の操作をトリガーとして行われてもよい。
ここに、図10は、本発明における実施の形態の、作業情報2220の送信開始終了指示が作業者の操作に基づいて行われる場合における作業車両1000およびタブレット端末装置2000の動作を説明する流れ図である。
このような変形例においては、たとえば、中央演算ユニット2300は、作業者の操作にしたがい(S31、S35およびS37)、作業車両通信部1400に対して、作業情報2220および位置情報2210の送信を開始する(S36)ようにまたは終了する(S38)ように指示し、送信の終了が指示されたタイミングに基づいて作業マップ2230を作成する(S39)。
作業者のための操作画面の具体例は、図11に示されている。
ここに、図11は、本発明における実施の形態の、作業情報2220の送信開始終了指示が作業者の操作に基づいて行われる場合におけるタッチパネル2400の画面表示を説明する説明図である。
作業者がタッチパネル2400を利用して作業開始ボタンを押し下げてから作業終了ボタンを押し下げるまでの間に作業が行われたエリアが一つの圃場であると判断され、対応する情報がその圃場に関する施肥量、作土深、および土壌肥沃度などの情報として作業者によるタッチパネル2400上のアイコンのタッピングに応じて即座に表示されてもよい。
作業が行われたエリアの指定が作業者の操作に応じて個々に行われるので、その作業者の経験などが加味された、他の作業者にとっても価値の高い作業マップ2230が作成され、後日における適切な圃場作業の再現が可能となり、作業能率および作物収量が向上される。
なお、タブレット端末装置2000は、本発明の作業記録装置の一例である。そして、タブレット端末装置2000は、本発明に関連する発明の苗移植機の作業記録装置の一例である。
また、送受信ユニット2100は、本発明の通信手段の一例である。そして、送受信ユニット2100は、本発明に関連する発明の通信手段の一例である。
また、メモリー2200は、本発明の記録手段の一例である。そして、メモリー2200は、本発明に関連する発明の記録手段の一例である。
また、中央演算ユニット2300は、本発明の作業マップ作成手段の一例であり、本発明の送信開始終了指示手段の一例でもある。そして、中央演算ユニット2300は、本発明に関連する発明の作業マップ作成手段の一例であり、本発明に関連する発明の送信開始終了指示手段の一例でもある。
また、タッチパネル2400は、本発明の入力手段の一例である。そして、タッチパネル2400は、本発明に関連する発明の入力手段の一例である。
また、タッチペン2410は、本発明の文字入力手段の一例である。そして、タッチペン2410は、本発明に関連する発明の文字入力手段の一例である。
本発明における作業記録装置は、たとえば、別のパーソナルコンピューターへの接続によらずに作業マップ作成を行うことが可能であり、圃場の状況に関する作業マップ作成に利用可能である作業記録装置に利用する目的に有用である。
1000 作業車両
1100 車両本体
1200 位置情報取得部
1300 制御部
1400 作業車両通信部
1500 車両本体姿勢検知部
1600 苗植付部
1700 苗植付部位置検知部
2000 タブレット端末装置
2100 送受信ユニット
2200 メモリー
2210 位置情報
2220 作業情報
2230 作業マップ
2300 中央演算ユニット
2400 タッチパネル

Claims (7)

  1. 作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を備え
    前記作業車両(1000)に土壌肥沃度を算出するための電極センサーを設け、
    前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように、または終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
    前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記電極センサーの検出値を送信し、
    前記通信手段(2100)は、送信された前記電極センサーの検出値を受信し、
    前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、受信された前記電極センサーの検出値により、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信の開始と終了を指示し、
    前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする作業記録装置。
  2. 作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を備え、
    前記作業車両(1000)に作土深を検知する超音波センサーを設け、
    前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように、または終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
    前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記超音波センサーの検出値を送信し、
    前記通信手段(2100)は、送信された前記超音波センサーの検出値を受信し、
    前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、受信された前記超音波センサーの検出値により、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信の開始と終了を指示し、
    前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする作業記録装置。
  3. 作業車両(1000)の車両本体(1100)に関する位置情報(2210)を取得する位置情報取得部(1200)と、所定の作業情報(2220)および前記取得された位置情報(2210)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御する制御部(1300)と、外部に前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を送信する作業車両通信部(1400)と、を有する前記作業車両(1000)の作業中に、前記作業車両通信部(1400)が送信した前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を受信する通信手段(2100)と、受信された前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)を記録する記録手段(2200)と、記録された前記作業情報(2220)と、記録された前記位置情報(2210)と、の対応関係に基づいた作業マップ(2230)を作成する作業マップ作成手段(2300)と、を備え、
    前記作業車両(1000)に非使用時に収納されるマーカーを設け、該マーカーの収納を測定値から判断するポテンショメーターを設け、
    前記作業車両通信部(1400)に対して、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信を開始するように、または終了するように指示する送信開始終了指示手段(2300)を備え、
    前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記ポテンショメーターの検出値を送信し、
    前記通信手段(2100)は、送信された前記ポテンショメーターの検出値を受信し、
    前記送信開始終了指示手段(2300)は、前記作業車両通信部(1400)に対して、受信された前記ポテンショメーターの検出値により、前記作業情報(2220)および前記位置情報(2210)の送信の開始と終了を指示し、
    前記作業マップ作成手段(2300)は、前記送信の終了が指示されたタイミングに基づいて前記作業マップ(2230)を作成することを特徴とする作業記録装置。
  4. 前記作業車両通信部(1400)は、外部に前記位置情報(2210)を定常的に送信し、
    前記通信手段(2100)は、送信された前記位置情報(2210)を定常的に受信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の作業記録装置。
  5. 前記記録手段(2200)は、作成された前記作業マップ(2230)を記録し、
    前記通信手段(2100)は、作業者の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して、記録された前記作業マップ(2230)を送信し、
    前記作業車両通信部(1400)は、送信された前記作業マップ(2230)を受信し、
    前記制御部(1300)は、受信された前記作業マップ(2230)を利用して前記作業車両(1000)の作業を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の作業記録装置。
  6. 前記作業車両(1000)に圃場に肥料を供給する施肥部を設け、
    前記通信手段(2100)と記録手段(2200)を備える端末装置(2000)に、入力手段(2400)を設け、該入力手段(2400)は、前記施肥部の施肥量、施肥する肥料の比重、減肥率の設定値データを増減操作可能に構成し、
    前記通信手段(2100)は、作業者の前記入力手段(2400)の操作にしたがい、前記作業車両通信部(1400)に対して前記設定値データを送信し、前記作業車両通信部(1400)は送信された前記設定値データを受信し、前記制御部(1300)は、受信された前記設定値データを利用して前記作業車両(1000)の作業を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の作業記録装置。
  7. 文字入力手段(2410)を利用する作業者の操作にしたがい、所定の手書きデータを入力する入力手段(2400)を備え、
    前記記録手段(2200)は、入力された前記手書きデータを記録することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の作業記録装置。
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