JP6307641B1 - 銀行システム、および銀行システムで実行される方法 - Google Patents

銀行システム、および銀行システムで実行される方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大量の請求書を効率的に処理し、かつ誤入力を軽減できる処理方法を提供する。【解決手段】顧客端末およびインターネットバンキングシステムを含む銀行システムは、顧客端末が、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、顧客端末が、抽出された請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報、並びに撮像データを顧客端末に同時に表示することと、ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、インターネットバンキングシステムが、顧客端末から請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を受信することと、受信した請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成することを実行するように構成される。【選択図】図5

Description

本発明は、銀行システム、および銀行システムで実行される方法に関する。より詳細には、本発明は、銀行システムによって提供される法人向けインターネットバンキングのシステム、および当該法人向けインターネットバンキングのシステムで実行される方法に関する。
近年、多くの金融機関(例えば、銀行)は、法人顧客が各営業店の窓口やATMまで足を運ばなくても金融機関が提供するサービスを受けられるように法人向けインターネットバンキングのサービスを提供している。法人向けインターネットバンキングのシステムには、法人顧客が所有するパーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型端末、携帯電話、スマートフォンなどのネットワーク接続可能なデバイスからアクセスすることができる。法人顧客は、これらのデバイスを介して、法人向けインターネットバンキングのシステムによって提供される各種サービス(例えば、振込、振替、総合振込、給与・賞与振込、税金・各種料金の払込)を利用することができる。
大企業では、企業間の商取引に伴う請求書処理のシステム(特許文献1参照)を導入している会社があるものの、中小企業や中堅企業などでは、投資コストの負担が大きいことから法人向けインターネットバンキングのシステムを利用し、社員が請求書データを手入力することにより請求書に対する支払処理を行っていた。すなわち、中小企業や中堅企業の法人顧客は、取引先から請求書を受け取ると、PCなどのデバイスから法人向けインターネットバンキングのシステムにアクセスし、予め用意されたアプリケーション画面にて必要なデータを入力し、振込データを作成している。請求書が複数ある場合には、法人顧客は、同一の指定日付の複数の振込データを一括して銀行システムに送信することができる「総合振込」のサービスを利用することができる。
特開2004−206253号公報
しかしながら、中小企業や中堅企業の法人顧客が一時に大量の請求書を受け取った場合には、インターネットバンキングのシステムを利用して紙の請求書から振込データを生成する際に、その事務量の多さから、誤入力などの人為的ミスが発生することもあった。従来の法人向けインターネットバンキングのシステムによって提供されるアプリケーション画面は、1件ずつ振込データを入力するための機能を提供していたものの、大量の請求書を効率的に、かつ誤入力を軽減するような処理機能を提供していなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、法人向けインターネットバンキングのシステムを利用する法人顧客が、大量の請求書を効率的に処理し、かつ誤入力を軽減できる処理方法を提供するための、法人向けインターネットバンキングのシステム、および当該法人向けインターネットバンキングのシステムで実行される方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る、顧客端末およびインターネットバンキングシステムを含む銀行システムであって、前記顧客端末が、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、前記顧客端末が、抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示することと、前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記インターネットバンキングシステムが、前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信することと、受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成することを実行するように構成される、ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る、顧客端末およびインターネットバンキングシステムを含む銀行システムで実行される方法は、前記顧客端末が、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、前記顧客端末が、抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示することと、前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記インターネットバンキングシステムが、前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信することと、受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成することを備える、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係る、顧客端末と通信可能に接続された銀行システムは、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出し、抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示させ、前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信し、受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成するように構成される、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係る、顧客端末と通信可能に接続された銀行システムによって実行される方法は、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示させることと、前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信することと、受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成することを備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、法人向けインターネットバンキングのシステムのアプリケーションを利用して大量の請求書を効率的に処理し、かつ誤入力を軽減した上で、振込を行うことができるようになる。
本明細書において開示される実施形態の詳細な理解は、添付図面に関連して例示される以下の説明から得ることができる。
本発明に係る法人向けインターネットバンキングシステムを含むシステム全体の構成図である。 IBシステムおよび顧客端末のシステム構成図である。 顧客マスタのデータ構造の一例を説明する図である。 振込基礎情報のデータ構造の一例を説明する図である。 顧客端末およびIBシステムによって実行される処理フローである。 IBアプリの画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。本明細書で説明する法人向けインターネットバンキングのアプリケーションは、ネイティブアプリ(タブレット型端末やスマートフォンにダウンロードして使用するアプリケーション)であってもよく、あるいはWebアプリ(パーソナルコンピュータにインストールされているブラウザを介してインターネット上でアクセスが可能なアプリケーション)であってもよい。ネイティブアプリは、顧客端末上で、スタンドアロンで実行されるのではなく、法人向けインターネットバンキングシステム100と適宜通信を行いながら実行される。例えば、振込先の銀行コード、支店コード、科目コードおよび口座番号などの妥当性チェックは、インターネットバンキングシステムと通信を行って行われてよく、他の機能についても、インターネットバンキングシステムと通信を行うことにより行われてよい。
なお、本明細書で使用される用語「銀行」は、全銀ネットワークを介して資金移動を行うことができる金融機関を指し示すものとして使用され、例えば、信用金庫や信用組合などを排除する意味として使用されない。
(全体構成)
図1は、本発明に係る法人向けインターネットバンキングシステム100(以下、本明細書では「IBシステム100」と呼ぶ)を含むシステム全体の構成図である。金融機関1は、相互接続されたIBシステム100および勘定系ホスト110を有する。IBシステム100は、勘定系ホスト110と通信することにより各種データを送受信することができる。勘定系ホスト110は、金融機関1によって従来から使用されているシステムであって、例えば、総合振込などの振込処理を実行することが可能なシステムである。IBシステム100は、ネットワーク130を介して1または複数の顧客端末120と接続可能であり、本明細書で説明するようなアプリケーションを介して各種サービス(例えば、残高や入出金明細の照会、振込や振替、定期預金や積立の申込など)を法人顧客2に対して提供することができる。ネットワーク130は、インターネットなどを含む、相互通信可能な周知のネットワークであればよく、特に限定されることはない。
顧客端末120は、IBシステム100からアプリケーションをダウンロードして利用することができる、タブレット型端末、スマートフォンまたは有線若しくは無線環境において動作可能な他の任意のタイプのデバイスとすることができる。あるいは、顧客端末120は、IBシステム100によって提供されるアプリケーションを利用可能なパーソナルコンピュータ(PC)などのデバイスであってもよい。すなわち、顧客端末120は、ネイティブアプリを利用可能なデバイスであってもよく、Webアプリを利用可能なデバイスであってもよい。図1では説明の便宜上、顧客端末120を一つだけ示しているが、顧客端末120は、IBシステム100を利用する法人顧客2の数以上、存在し得る(1つの法人顧客2の中でも従業員の役割に応じて複数の端末が利用され得る)。
(システム構成)
図2は、IBシステム100および顧客端末120のシステム構成図である。図2に示すように、IBシステム100は、一般的なコンピュータと同様に、バス210などによって相互に接続された制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、インターフェース(IF)部204および出力部205を備えることができる。また、IBシステム100は、顧客マスタ206および総合振込データ207を備えることができる。IBシステム100は、勘定系ホスト110と通信を行うことにより、顧客マスタ206のデータを勘定系ホスト110から受信し、また、IBシステム100内で更新された顧客マスタ206のデータを勘定系ホスト110に送信することで顧客マスタ206のデータの同期処理を行うことができる。IBシステム100は、予め定められた周期で総合振込データ207に格納されているデータを勘定系ホスト110に送信することができ、勘定系ホスト110は、受信した総合振込データ207のデータに基づいて振込処理を行うことができる。
図2に示すように、顧客端末120は、一般的なコンピュータと同様に、バス220などによって相互に接続された制御部211、主記憶部212、補助記憶部213、インターフェース(IF)部214および出力部215を備えることができる。また、顧客端末120は、写真データ216および振込基礎情報217を備えることができる。顧客端末120は、IBシステム100と通信を行うことにより、写真データ216のデータおよび振込基礎情報217のデータをIBシステム100に送信することができる。IBシステム100に送信された写真データ216のデータおよび振込基礎情報217のデータは、主記憶部202に格納され、後述するような処理の実行時に使用される。本発明の一実施形態では、IBシステム100は、受信した写真データ216のデータおよび振込基礎情報217のデータを永続的に格納するように構成されることもできる。
制御部201は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、IBシステム100内の各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部203に格納されている各種プログラムを主記憶部202に読み出して実行することができる。主記憶部202は、メインメモリとも呼ばれ、受信した各種データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶することができる。補助記憶部203は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、データやプログラムを長期的に保存する際に使用される。
制御部211、主記憶部212および補助記憶部213のそれぞれは、顧客端末120内で制御部201、主記憶部202および補助記憶部203のそれぞれと同様の機能を果たすことができる。
図2の実施形態では、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を同一のサーバコンピュータ内に設ける実施形態について説明するが、他の実施形態として、IBシステム100は、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を複数個使用することにより、複数のサーバコンピュータによる並列分散処理を実現するように構成されることもできる。また、他の実施形態として、IBシステム100用の複数のサーバを設置し、複数サーバが一つの補助記憶部203を共有する実施形態にすることも可能である。
IF部204は、他のシステムや装置との間でデータを送受信する際のインターフェースの役割を果たし、また、システムオペレータから各種コマンドや入力データ(各種マスタ、テーブルなど)を受け付けるインターフェースを提供することができる。出力部205は、処理されたデータを表示する表示画面や当該データを印刷するための印刷手段などを提供することができる。
IF部214は、IF部204と同様の機能を果たすことができ、出力部215は、アプリケーションの各種画面、様々なデータを表示することができる。
顧客マスタ206は、金融機関1と取引をしている法人顧客2の基礎情報および契約情報を格納する顧客マスタファイルである。基礎情報は、法人の識別子、法人名称、住所、連絡先などを含むことができ、契約情報は、IBシステム100を利用する際の取り決め事項(例えば、振込時に使用する口座の指定、システム利用者の指定、など)を含むことができるが、本明細書に示した情報に限定されることはない。図3は、顧客マスタ206のデータ構造の一例を説明する図である。図3に示すように、顧客マスタ206は、顧客ID301、パスワード302、出金口座303、振込指定日304、振込先指定305および承認者通知先306を含むことができるが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目(例えば、顧客名称、住所などの属性情報)も含むことが可能である。顧客マスタ206は、金融機関1が制御するシステムにおいて、法人顧客2の共通データ項目を提供する共通マスタとしても機能することができ、かかる場合には、金融機関1が制御するシステムで実行される複数のアプリケーションで利用されることが可能である。
顧客ID301は、法人顧客2を識別する識別子であって、IBシステム100にアクセスする際のユーザIDとして利用することができる。パスワード302は、IBシステム100にアクセスする際の認証情報である。顧客ID301およびパスワード302は、法人顧客2に対して複数個付与されてもよい。出金口座303は、法人顧客2が金融機関1に開設している取引口座であって、振込の際の出金口座(振込元口座)となる口座の情報、すなわち、銀行コード、支店コード、科目コード、口座番号、口座名称(カナ)を示す。
振込指定日304は、法人顧客2が振込をする場合のデフォルトの振込日を示し、例えば、勘定系ホスト110に振込データが届いた翌営業日、2営業日後などの情報を示す。本発明では、請求書に振込指定日の情報が記載されていない場合には、顧客が振込を行う日付として振込指定日304の情報が利用される。一方、請求書に振込指定日の情報が記載されている場合には、後述するように、アプリケーションの画面上で表示される振込指定日(あるいは、修正された振込指定日)が、顧客が振込を行う日付として利用される。
振込先指定305は、請求書に複数の振込先口座が含まれている場合に、どの振込先口座を指定するかを示す情報であり、例えば、同行間優先、最上段記載優先、最左欄記載優先、などである。同行間優先が指定されている場合であって、振込先口座が金融機関1の口座である場合には、その金融機関1の振込先口座に対して振込が行われる。最上段記載優先および最左欄記載優先は、複数の振込先口座が請求書にどのように記載されているかに応じて使い分けられる(以下のパターンAおよびパターンB参照)。
(パターンA:「最上段記載」優先の場合)
銀行名A 支店名a 科目 口座番号 口座カナ名称
銀行名B 支店名b 科目 口座番号 口座カナ名称
銀行名C 支店名c 科目 口座番号 口座カナ名称
(パターンB:「最左欄記載」優先の場合)
銀行名A 銀行名B 銀行名C
支店名a 支店名b 支店名c
科目 科目 科目
口座番号 口座番号 口座番号
口座カナ名称 口座カナ名称 口座カナ名称
パターンAでは、銀行名Aの行が最上段に記載されているので、銀行名Aの行に記載されている情報が振込先口座の情報として利用される。パターンBでは、銀行名Aの列が最左欄に記載されているので、銀行名Aの列に記載されている情報が振込先口座の情報として利用される。
承認者通知先306は、法人顧客2の内部で振込内容に対して承認する立場の承認者の通知先情報(例えば、電子メールアドレス)を示す。承認者は、法人顧客2の内部における上席者であってよい。
図2に戻って説明すると、総合振込データ207は、IBシステム100によって生成される総合振込形式のデータセットを格納することができるデータベースである。当業者には周知であるように、総合振込データ207は、全銀協制定フォーマットに従う振込データを示し、ヘッダーレコード、データレコード、トレーラレコードおよびエンドレコードを含む。ヘッダーレコードは、振込依頼人や出金口座の情報などを含み、データレコードは、振込先口座や振込額の情報などを含み、トレーラレコードは、振込の合計件数や合計金額の情報などを含み、エンドレコードは、データの終了を示す情報を含む。また、総合振込データ207は、法人顧客2の承認者による承認がなされたかどうかを示すフラグ(承認フラグ)、および勘定系ホスト110にデータ送信を行ったかどうかを示すフラグ(勘定系連動フラグ)を有することができる。IBシステム100は、総合振込データ207の承認フラグが未承認を示す場合には、法人顧客2の承認者に対して当該データを示して承認依頼をすることができ、一方、承認を示す場合には、勘定系ホスト110に当該データを送信することができる。勘定系連動フラグは、総合振込データ207のデータがIBシステム100から勘定系ホスト110に送信されたことに応答して値がセットされ得る。
写真データ216は、撮像データを格納することができる。本明細書の説明では、写真データ216は、請求書の撮像データを格納することを説明するが、他の撮像データが格納されていても問題はない。写真データ216に格納される撮像データは、顧客端末120がスマートフォンなどのデバイスである場合には内蔵カメラなどでの撮像時に格納され、一方、顧客端末120がPCなどのデバイスである場合には、例えば、デジタルカメラやスマートフォンなどの外部デバイスで撮像したデータを有線あるいは無線で受信した後に格納される。写真データ216は、顧客端末120内に存在する既知のストレージであってよい。
振込基礎情報217は、写真データ216内の請求書の撮像データに基づいて生成される振込基礎情報(例えば、銀行名、支店名、科目名、口座番号、口座名称、振込金額および振込日など)を格納することができる。振込基礎情報217は、顧客端末120のディスプレイに表示され、法人顧客2の担当者によって修正されることも可能である。修正された情報は、振込基礎情報217に格納されることができる。図4に例示されるように、振込基礎情報217は、顧客ID301、撮像データ識別情報401、請求金額402、支払先情報403および振込指定日404を含むことができる。
本発明では、法人顧客2のユーザがIBシステム100にログインし、IBシステム100によって提供されるアプリケーションを介して写真データ216を指定し、指定した写真データ216に基づいて振込基礎情報217が生成されるので、振込基礎情報217の顧客ID301は、そのログインした法人顧客2の顧客ID301を示す。
撮像データ識別情報401は、写真データ216に格納されている撮像データであって、IBシステム100によって提供されるアプリケーション(ネイティブアプリ、Webアプリ)を介して振込基礎情報217が生成される元となる撮像データを識別する識別情報である。
請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のそれぞれは、振込基礎情報217が生成される元となる撮像データ(請求書データ)から取得された請求金額情報、支払先情報(銀行、支店、科目、口座番号、口座カナ名称)および振込指定日情報である。請求書によっては振込指定日がないものもあり、かかる場合には、振込指定日404は、NULL値が初期値としてセットされてよい。NULL値であった場合、振込指定日404は、法人顧客2のユーザによって入力されてもよく、あるいは振込指定日304の情報に基づいてセットされてもよい。
次に、図5および図6を参照しながら、請求書を撮像してから振込データを自動生成するまでの処理フローを、ネイティブアプリを利用する実施形態(第1の実施形態)とWebアプリを利用する実施形態(第2の実施形態)の両方について説明する。第1の実施形態の前提条件として、スマートフォンやタブレット型端末などの顧客端末120にはIBシステム100を利用するためのアプリケーション(本明細書において「第1のIBアプリ」と呼ぶネイティブアプリ)がダウンロードされているものとする。第2の実施形態の前提条件として、PCなどの顧客端末120は、IBシステム100によって提供されるWebアプリケーション(本明細書において「第2のIBアプリ」と呼ぶWebアプリ)にアクセスして利用することができるものとする。
第1のIBアプリは、顧客端末120の補助記憶部213に格納されているプログラムであり、実行時には顧客端末120の制御部211によって主記憶部212に読み出されて実行される。第1のIBアプリは、スマートフォンやタブレット型端末に内蔵されている撮像装置(例えば、カメラ)を起動することができ、撮像装置によって生成された写真データ216から特定の条件に合致する情報を判別し、判別したデータを振込基礎情報217に格納することができる。また、第1のIBアプリは、IBシステム100との通信を介して、インターネットバンキングの各種機能を法人顧客2に提供することができる。顧客端末120は、第1のIBアプリを介して、顧客マスタ206および総合振込データ207にアクセスすることができ、写真データ216および/または振込基礎情報217のデータをIBシステム100に送信することができる。IBシステム100は、写真データ216および/または振込基礎情報217のデータを主記憶部202に格納するように構成されてもよく、あるいは、IBシステム100は、写真データ216および振込基礎情報217のデータを永続的に格納するように構成されてもよい。
第2のIBアプリは、IBシステム100の補助記憶部203に格納されているプログラムであり、実行時には、IBシステム100は、第2のIBアプリの各種画面を顧客端末120に提供することができる。第2のIBアプリは、顧客端末120の写真データ216の格納場所(例えば、フォルダ)を表示するように構成され得る。
以下、図5および図6を参照しながら、第1の実施形態であるネイティブアプリ(第1のIBアプリ)を利用する実施形態の処理フローを説明する。
図5は、顧客端末120およびIBシステム100によって実行される処理フローである。S501にて、法人顧客2のユーザ(担当者)は、顧客端末120上にて、例えば、第1のIBアプリのアイコンをタップするなどして第1のIBアプリを起動し、割り当てられているログインIDおよびパスワードを入力することができる。顧客端末120上で起動された第1のIBアプリは、入力されたログインIDおよびパスワードに基づいてIBシステム100の顧客マスタ206に問い合わせを行い、IBシステム100は、その問い合わせに応答して認証処理を行う。認証処理が成功裏に行われると、第1のIBアプリは、図6(a)に例示するようなメニュー画面600を顧客端末120のディスプレイに表示することができる。なお、顧客マスタ206に対する問い合わせの際、顧客マスタ206に格納されているログインIDに関連付けられる出金口座303、振込指定日304、振込先指定305および承認者通知先306などのデータは予め取得され、主記憶部212に格納されていてよい。
S502にて、法人顧客2のユーザ(担当者)がカメラ起動601のメニューを選択すると、スマートフォンまたはタブレット型端末などの顧客端末120に内蔵されている撮像装置(例えば、カメラ)が起動する。撮像装置の起動後、法人顧客2のユーザは、紙の請求書を1枚ずつ撮像する。撮像されたデータは、写真データ216に格納される。
その後、法人顧客2のユーザによって、メニュー画面600の振込データ作成602のメニューが選択されると、顧客端末120は、第1のIBアプリを介して、写真データ216に格納されている撮像データを選択する画面を表示することができる。撮像データ選択画面は、撮像された写真データ216を日付毎に並べて表示してもいいし、サムネイル画像を表示してもよく、特に限定されることはない。法人顧客2のユーザによって、任意の一つの写真データ216が選択されると、顧客端末120は、第1のIBアプリを介して、選択された写真データ216に含まれる請求金額、支払先および振込指定日の情報を抽出する処理を行うことができる。
例えば、第1のIBアプリは、写真データ216に含まれる金額情報(数値情報)のうち、一番大きい金額を請求金額であると判断することができる。あるいは、第1のIBアプリは、予め定められた文字情報(例えば、「請求額」)に隣接した領域に記載されている金額情報を請求金額と判断してもよい。
また、第1のIBアプリは、金融機関を示す文字情報(例えば、「銀行」「信用金庫」など)を目印として、その文字情報の近傍領域にある銀行、支店、科目、口座番号および口座名称(カナ)などの情報を支払先情報であると判断することができる。第1のIBアプリは、金融機関を示す文字情報が複数存在する場合、顧客端末120上に予め取得しておいた振込先指定305の情報に従って選択すべき金融機関を判断することができる。例えば、金融機関を示す文字情報が複数件存在する場合には、第1のIBアプリは、最上欄または最左欄の情報を支払先情報と判断することができる。支払先としての金融機関の情報のそれぞれは、請求書によっては、上記したパターンAやパターンBのように表示され得るので、第1のIBアプリは、最上欄または最左欄の情報を支払先情報と判断することができる。
また、第1のIBアプリは、振込指定日を示す文字情報(例えば、「期限」などの予め定められた文字情報)が写真データ216に含まれているかどうかを判定し、含まれていると判定される場合には、その近傍にある日付情報を抽出することができる。日付情報が、例えば、「2月末日」のような表記の場合、第1のIBアプリは、利用可能なカレンダー情報に基づいて具体的な日付情報(例えば、2017-02-28)を特定することができる。振込指定日を示す情報が読み込めない場合、第1のIBアプリは、顧客端末120上に予め取得しておいた振込指定日304の情報に基づいて、振込日を設定することもできる。
S503にて、顧客端末120は、第1のIBアプリを介して、図6(b)(c)に例示されるような振込基礎情報編集画面610をディスプレイに表示する。図6(b)(c)は、顧客端末120の傾きに応じたディスプレイの見え方を示す。振込基礎情報編集画面610は、振込基礎情報表示欄611および撮像データ表示欄612を隣接させた状態で同時に表示するように構成されうる。図6(b)(c)に示した振込基礎情報表示欄611および撮像データ表示欄612の表示位置は、逆であってもよい。撮像データ表示欄612には、法人顧客2の担当者によって選択された写真データ216が表示される。振込基礎情報表示欄611は、撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216から抽出された請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータを初期表示することができる。第1のIBアプリは、請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータのそれぞれが撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216(撮像データ)のどの領域から抽出されたのかを明示するように構成されることができる。例えば、第1のIBアプリは、請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータのそれぞれに対応する写真データ216上の領域を矩形や楕円形などの図形(それぞれの項目で色分けをしてもよい)で明示することができる。
S504にて、法人顧客2のユーザは、振込基礎情報表示欄611に表示されている請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータ、並びに撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216、あるいは紙の請求書を見て、修正が必要であるかどうかを判断する。修正が必要であると判断したら、法人顧客2のユーザは、振込基礎情報表示欄611に表示されている請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータの1つまたは複数を修正することができる。修正操作は、顧客端末120が提供する操作方法(例えば、スマートフォンやタブレット型端末に内蔵されている文字入力インターフェースを通じた入力、など)によって行うことができる。顧客端末120は、第1のIBアプリを介して、法人顧客2のユーザによって入力された修正情報があるかどうかを判断することができる。修正情報があると判断した場合、すなわち、初期表示されたデータから少しでも差異が生じたと判断した場合、S505に処理が進む。修正がない場合にはS506に処理が進む。
S505にて、顧客端末120は、第1のIBアプリを介して、修正された情報に基づいて振込基礎情報217にデータを格納することができる。かかる場合、法人顧客2を識別する顧客ID301、撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216を識別する撮像データ識別情報401も合わせて振込基礎情報217に格納される。
S506にて、他に処理すべき請求書がない場合には、法人顧客2のユーザは、振込基礎情報編集画面610上の確認ボタン(不図示)を押下することができる。あるいは、法人顧客2のユーザは、他にも請求書がある場合には、次ボタン(不図示)を押下することによってS502に戻って処理を行うことができる。その繰り返し処理は、請求書の枚数だけ行われ得る。かかる場合、全ての請求書に対する処理が行われた後に、確認ボタン(不図示)が押下されてよい。
確認ボタン(不図示)が押下されたことに応答して、顧客端末120は、確認がなされた振込基礎情報217の1または複数のデータを、第1のIBアプリを介してIBシステム100に送信することができる。IBシステム100は、受信した1または複数のデータを格納することができる。なお、IBシステム100は、写真データ216を顧客端末120から受信することもできる。
S507にて、IBシステム100は、受信した振込基礎情報217に含まれる振込指定日404が同一日付のデータごとに総合振込形式のデータセットを生成し、生成したデータセットを総合振込データ207に格納することができる。より詳細に言えば、IBシステム100は、振込指定日404が同一日付のデータの顧客ID301に関連付けられる出金口座303を顧客マスタ206から取得してヘッダーレコードを生成し、振込基礎情報217に含まれる請求金額402および支払先情報403に基づいてデータレコードを生成し、生成したデータレコードの合計件数や合計金額の情報からトレーラレコードを生成した後、エンドレコードを生成することができる。このため、総合振込データ207は、顧客ID別振込指定日別の総合振込形式のデータセットを格納することとなる。
総合振込形式のデータセットを生成した後、IBシステム100は、振込基礎情報217に含まれる顧客ID301に基づいて顧客マスタ206に問い合わせを行い、承認者通知先306(例えば、電子メールアドレス)を取得し、承認すべき振込データが発生したことを法人顧客2の承認者に対して通知する、すなわち、承認依頼することができる。通知手段は、電子メールに限定されることはなく、周知のメッセージングソフトであってよい。
S508にて、IBシステム100は、法人顧客2の承認者がログインしたことに応答して、総合振込データ207から未承認の総合振込データのセットを読み出し、顧客端末120(例えば、PC)のディスプレイ上に表示することができる。法人顧客2の承認者は、表示された総合振込データのセットに対して承認処理を行う(例えば、承認ボタンを押下する)。
S509にて、IBシステム100は、承認された総合振込データのセットを勘定系ホスト110に送信する。送信された総合振込データのセットは、振込指定日404で指定された日付に振り込まれるように勘定系ホスト110によって処理が行われる。
次に、図5および図6を参照しながら、第2の実施形態であるWebアプリ(第2のIBアプリ)を利用する実施形態の処理フローを説明する。第2のIBアプリを利用する第2の実施形態の場合、写真データ216および振込基礎情報217は、IBシステム100内に格納されることができる。このため、PC上に格納されている写真データは、第2のIBアプリの画面上で選択された後、写真データ216に基づいて生成された振込基礎情報217とともにIBシステム100に格納され得る。
S501にて、法人顧客2のユーザ(担当者)は、顧客端末120を利用して、IBシステム100によって提供されるサイトにアクセスし、第2のIBアプリのログイン画面を表示する。法人顧客2のユーザは、ログイン画面にて、割り当てられているログインIDおよびパスワードを入力することができる。IBシステム100は、入力されたログインIDおよびパスワードに基づいて顧客マスタ206に問い合わせを行い、認証処理を行う。認証処理が成功裏に行われると、IBシステム100は、第2のIBアプリを介して、メニュー画面600を顧客端末120のディスプレイに表示することができる。かかる場合のメニュー画面600は、カメラ起動601のメニューが表示されないように構成され得る。顧客マスタ206に対する問い合わせの際、顧客マスタ206に格納されているログインIDに関連付けられる出金口座303、振込指定日304、振込先指定305および承認者通知先306などのデータは予め取得され、主記憶部202に格納されていてよい。
S502にて、法人顧客2のユーザ(担当者)がメニュー画面600の振込データ作成602のメニューを選択すると、第2のIBアプリは、顧客端末120の写真データ216に格納されている撮像データを選択する画面を表示することができる。撮像データ選択画面は、撮像された写真データ216を日付毎に並べて表示してもいいし、サムネイル画像を表示してもよく、特に限定されることはない。法人顧客2のユーザによって、任意の一つの写真データ216が選択されると、IBシステム100は、第2のIBアプリを介して、選択された写真データ216に含まれる請求金額、支払先および振込指定日の情報を抽出する処理を行うことができる。
S503にて、IBシステム100は、第2のIBアプリを介して、顧客端末120のディスプレイに、図6(b)(c)に例示されるような振込基礎情報編集画面610を表示させることができる。法人顧客2のユーザは、振込基礎情報編集画面610を図6(b)(c)のうちの任意の表示方法で表示することができる。振込基礎情報編集画面610は、振込基礎情報表示欄611および撮像データ表示欄612を隣接させた状態で同時に表示するように構成されうる。図6(b)(c)に示した振込基礎情報表示欄611および撮像データ表示欄612の表示位置は、逆であってもよい。撮像データ表示欄612には、法人顧客2の担当者によって選択された写真データ216が表示される。振込基礎情報表示欄611は、撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216から抽出された請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータを初期表示することができる。第2のIBアプリは、請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータのそれぞれが撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216(撮像データ)のどの領域から抽出されたのかを明示するように構成されることができる。例えば、第2のIBアプリは、請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータのそれぞれに対応する写真データ216上の領域を矩形や楕円形などの図形(それぞれの項目で色分けをしてもよい)で明示することができる。
S504にて、法人顧客2のユーザは、振込基礎情報表示欄611に表示されている請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータ、並びに撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216、あるいは紙の請求書を見て、修正が必要であるかどうかを判断する。修正が必要であると判断したら、法人顧客2のユーザは、振込基礎情報表示欄611に表示されている請求金額402、支払先情報403および振込指定日404のデータの1つまたは複数を修正することができる。修正操作は、顧客端末120が提供する操作方法(例えば、キーボードやマウスを通じた入力、など)によって行うことができる。IBシステム100は、法人顧客2のユーザによって入力された修正情報があるかどうかを判断することができる。修正情報があると判断した場合、すなわち、初期表示されたデータから少しでも差異が生じたと判断した場合、S505に処理が進む。修正がない場合にはS506に処理が進む。
S505にて、IBシステム100は、第2のIBアプリを介して修正された情報に基づいて振込基礎情報217にデータを格納することができる。かかる場合、法人顧客2を識別する顧客ID301、撮像データ表示欄612に表示されている写真データ216を識別する撮像データ識別情報401も合わせて振込基礎情報217に格納される。
S506にて、他に処理すべき請求書がない場合には、法人顧客2のユーザは、振込基礎情報編集画面610上の確認ボタン(不図示)を押下することができる。あるいは、法人顧客2のユーザは、他にも請求書がある場合には、次ボタン(不図示)を押下することによってS502に戻って処理を行うことができる。その繰り返し処理は、請求書の枚数だけ行われ得る。かかる場合、全ての請求書に対する処理が行われた後に、確認ボタン(不図示)が押下されてよい。
確認ボタン(不図示)が押下されたことに応答して、IBシステム100は、確認がなされた振込基礎情報217の1または複数のデータを格納することができる。なお、IBシステム100は、写真データ216を格納することもできる。
S507にて、IBシステム100は、振込基礎情報217に含まれる振込指定日404が同一日付のデータごとに総合振込形式のデータセットを生成し、生成したデータセットを総合振込データ207に格納することができる。総合振込形式のデータセットを生成した後、IBシステム100は、振込基礎情報217に含まれる顧客ID301に基づいて顧客マスタ206に問い合わせを行い、承認者通知先306(例えば、電子メールアドレス)を取得し、承認すべき振込データが発生したことを法人顧客2の承認者に対して通知する、すなわち、承認依頼することができる。通知手段は、電子メールに限定されることはなく、周知のメッセージングソフトであってよい。
S508にて、IBシステム100は、法人顧客2の承認者がログインしたことに応答して、総合振込データ207から未承認の総合振込データのセットを読み出し、顧客端末120(例えば、PC)のディスプレイ上に表示することができる。法人顧客2の承認者は、表示された総合振込データのセットに対して承認処理を行う(例えば、承認ボタンを押下する)。
S509にて、IBシステム100は、承認された総合振込データのセットを勘定系ホスト110に送信する。送信された総合振込データのセットは、振込指定日404で指定された日付に振り込まれるように勘定系ホスト110によって処理が行われる。
上記で説明した実施形態では、法人顧客2のユーザがIBアプリにログインしていることをもって本人確認を行っているものとして説明した。本発明の他の実施形態では、本人確認をするために、以下のようなやり方を採用することもできる。
Figure 0006307641
以上、例示的な実施形態を参照しながら本発明の原理を説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、構成および細部において変更する様々な実施形態を実現可能であることを当業者は理解するだろう。すなわち、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を採用することが可能である。
1 金融機関
2 法人顧客
100 インターネットバンキングシステム(IBシステム)
110 勘定系ホスト
120 顧客端末
201、211 制御部
202、212 主記憶部
203、213 補助記憶部
204、214 インターフェース(IF)部
205、215 出力部
206 顧客マスタ
207 総合振込データ
210、220 バス
216 写真データ
217 振込基礎情報
600 メニュー画面
610 振込基礎情報編集画面

Claims (9)

  1. 顧客端末およびインターネットバンキングシステムを含む銀行システムであって、
    前記顧客端末が、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、
    前記顧客端末が、抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示することと、
    前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記インターネットバンキングシステムが、
    前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信することと、
    受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成すること
    を実行するように構成される、銀行システム。
  2. 前記インターネットバンキングシステムが、受信した前記振込指定日情報によって示される日付ごとに、前記請求金額情報および前記支払先情報、並びに前記ログインユーザに関連付けられる出金口座情報に基づいて前記総合振込データを生成すること
    を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載の銀行システム。
  3. 前記顧客端末は、前記顧客端末に表示されている前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報のいずれかが変更されているかどうかを判定し、変更されている場合に、変更された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を前記インターネットバンキングシステムに送信することを実行するようにさらに構成される、請求項1に記載の銀行システム。
  4. 抽出された前記振込指定日情報がNULL値である場合、前記顧客端末は、前記ログインユーザに予め関連付けられた振込日判定情報に基づいて、前記振込指定日情報を決定することを実行するようにさらに構成される、請求項1に記載の銀行システム。
  5. 選択された前記撮像データのそれぞれについて、前記抽出すること、および前記顧客端末に同時に表示することを行った後、
    前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記インターネットバンキングシステムが、前記撮像データのそれぞれについての前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を前記顧客端末から受信すること
    を実行するようにさらに構成される、請求項1に記載の銀行システム。
  6. 前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記インターネットバンキングシステムが、前記ログインユーザに関連付けられる承認者に対して、生成された前記総合振込データについての承認依頼を送信することを実行するようにさらに構成される、請求項1に記載の銀行システム。
  7. 顧客端末およびインターネットバンキングシステムを含む銀行システムで実行される方法であって、
    前記顧客端末が、ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、
    前記顧客端末が、抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示することと、
    前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、前記インターネットバンキングシステムが、
    前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信することと、
    受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成することと
    を備える方法。
  8. 顧客端末と通信可能に接続された銀行システムであって、
    ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出し、
    抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示させ、
    前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、
    前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信し、
    受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成する
    ように構成された銀行システム。
  9. 顧客端末と通信可能に接続された銀行システムによって実行される方法であって、
    ログインユーザによって選択された撮像データに関連付けられる請求金額情報、支払先情報および振込指定日情報を抽出することと、
    抽出された前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報、並びに前記撮像データを前記顧客端末に同時に表示させることと、
    前記ログインユーザによる肯定的な指示に応答して、
    前記顧客端末から前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報を受信することと、
    受信した前記請求金額情報、前記支払先情報および前記振込指定日情報に基づいて総合振込データを生成することと
    を備える方法。
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