JP6305491B1 - スタータ用電磁スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助リレーと起動抵抗を内蔵しながらも内部結線の容易なスタータ用電磁スイッチ装置を提供する。【解決手段】コイル側固定接点と主吸引保持コイルと起動抵抗とを接続する接続面aと、モータ側起動接点コネクタとモータコネクタとを接続する接続面bと、主吸引保持コイルとマイナスコネクタとを接続する接続面cとを備え、それぞれの接続面a、b、cのうちの1つの接続面の法線方向の延長面に対し、残りの2つの接続面、及びバッテリ端子とモータ端子のうちの最も近接する一つが交差しないように配置されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。【選択図】図8

Description

この発明は、例えば自動車などに搭載されるエンジンを始動するスタータに用いられるスタータ用電磁スイッチ装置に関するものである。
従来、特にバス、トラックといった大排気量エンジンを始動させるスタータ用電磁スイッチ装置については、スタータ用電磁スイッチ装置を作動させるために大電流を供給する必要があり、この電流供給手段として補助リレーと呼ばれるスタータ用電磁スイッチ装置より小型のリレーを使用している。補助リレーはスタータ用電磁スイッチ装置の近傍に設置され、配線して電気的に接続されているが、エンジン室内でこの補助リレーの設置空間を確保することが困難であったり、配線の配策が難しいことも多いため、この設置空間および配線を不要とした補助リレーを内蔵したスタータ用電磁スイッチ装置が知られている(例えば特許文献1から3参照)。すなわち、特許文献1のFig.1に記載の実施例、及び特許文献2、3の実施例においては、ソレノイドコイルと可動接点の間に補助リレーを内蔵したスタータ用電磁スイッチ装置に関する記載がある。また特許文献2の図5の実施例においては、端子台の軸方向外側に補助リレーの一部が突出するように内蔵されたスタータ用電磁スイッチ装置の記載がある。
また、スタータ用電磁スイッチ装置は、スタータのピニオンをリングギヤに噛み合わせる機能と、モータ主電気回路の開閉を行う機能の2つの機能を持っている。この2つの機能を発生させるために、吸引コイルと保持コイルを有している。
この吸引コイルの一端はモータに接続しており、ピニオン噛合動作中の短時間のみ吸引コイルに電流を通電する。そのため、吸引コイルは温度上昇が小さく、通電電流に対して低い耐熱性の材料での構成を可能としている。このように構成されたスタータ用電磁スイッチ装置は、吸引コイルに流れる電流の大きさと時間的変化が、前記2つの機能に加え、モータが回転を始めるタイミング、及びモータの角加速度にも互いに影響を及ぼす。この相互作用があるため、吸引コイルと保持コイルの設計において、これら影響を受けるすべての機能を最良の状態とすることは困難である。これを解決するため、吸引コイルを起動抵抗に変更し、保持コイルを吸引及び保持の機能を持たせた吸引保持コイルに変更したスタータ用電磁スイッチ装置が知られている(例えば特許文献4)。
US 2009/0002105 A1 特開2002−138931号公報 特表平8−504913号公報 特許第3998730号公報
しかしながら、特許文献1、2、及び3の実施例のように補助リレーをスタータ用電磁スイッチ装置に内蔵させるためには、補助スイッチとスタータ用電磁スイッチ装置との配線と接続をスタータ用電磁スイッチ装置内で完結させる必要がある。
配線の接続は、信頼性を確保するため溶接することが望ましい。その溶接方法としては、周辺部品の熱劣化を避けるためアーク溶接ではなくスポット溶接やプロジェクション溶接といった抵抗溶接を選択し、その溶接は溶接する部分を挟み込んで荷重を与えながら電流を通電するため溶接面の法線方向に溶接電極を配置する空間が必要となる。補助リレーを
内蔵したスタータ用電磁スイッチ装置は接続箇所が多いため、その溶接電極を配置する空間を確保することが困難という問題があった。
また起動抵抗を使用したスタータ用電磁スイッチ装置は起動抵抗の回路を開閉するための接点をスタータ用電磁スイッチ装置内に配置したうえで起動抵抗と接点間の配線および接続も追加となるため、さらに溶接電極を配置する空間を確保することが困難になるという問題があった。
また上記では有接点の補助リレーと起動抵抗の回路を開閉する接点を内蔵する場合を例として取り上げたが、無接点リレー、または電子制御回路や電子部品等を内蔵する場合であっても接続箇所が増加するため同様の問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、スタータ用電磁スイッチ装置を構成する部品間を接続するための溶接に必要な溶接電極を配置する空間を確保したスタータ用電磁スイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明によるスタータ用電磁スイッチ装置は、
一端にバッテリが組み付けられる第1のネジ部と他端に第1の固定接点とが形成されたバッテリ端子、
一端にモータのリード線が組み付けられる第2のネジ部と他端に第2の固定接点とが形成されたモータ端子、
バッテリ端子の第1の固定接点とモータ端子の第2の固定接点とを開閉しモータへの通電を制御する可動接点、
可動接点を付勢する可動鉄心、
可動鉄心の外周に配置され、可動鉄心を付勢する第1のコイル、
バッテリの正極と電気的に接続され、バッテリからの電力を第1のコイルに給電する給電コネクタ、
給電コネクタが配置される端面とバッテリ端子の第1の固定接点とモータ端子の第2の固定接点とが収納される接点室を有し、モータ端子の第2のネジ部とバッテリ端子の第1のネジ部とが給電コネクタが配置される端面側から突出されている端子台、
一端が給電コネクタと電気的に接続され、他端がモータと電気的に接続される導電体、
第1のコイルの一端をバッテリの負極と電気的に接続され、端子台の給電コネクタと同じ端面に配置されたマイナスコネクタ、
モータ端子と導電体の一端とが電気的に接続され、端子台の給電コネクタと同じ端面に配置されたモータコネクタ、
を備え、
第1のコイルの一端と導電体の一端が電気的に接続される給電コネクタに設けられた接続面を接続面aとし、
導電体の一方が電気的に接続されるモータコネクタに設けられた接続面を接続面bとし、第1のコイルの他端が接続されるマイナスコネクタに設けられた接続面を接続面cとすると、
接続面aの法線方向の延長面Aに対してバッテリ端子とモータ端子と接続面bと接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
接続面bの法線方向の延長面Bに対してバッテリ端子とモータ端子と接続面aと接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
接続面cの法線方向の延長面Cに対してバッテリ端子とモータ端子と接続面aと接続面bのうち最も近接する一つが交差しない配置、
の少なくともいずれか一つの配置に接続面a、接続面b、及び接続面cが配置されている
ことを特徴とする。
本発明に係るスタータ用電磁スイッチ装置によれば、溶接電極を配置する各接続面の法線方向の延長面上にバッテリ端子とモータ端子と他の各接続面が存在しないため、溶接電極の配置空間を容易に確保することが可能となる。
本発明の実施の形態1によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図である。 本発明の実施の形態1から4に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの長手方向側面図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態1から4に係るスタータ用電磁スイッチ装置の正面図である。 図3のQ−Q線における断面図である。 図3のR−R線における、本発明の実施の形態1から4に係るスタータ用電磁スイッチ装置の補助リレー付近を示した断面図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図である。 図6の矢印z方向から見た側面図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置の、端子台23上での接続面を示した正面図である。 図8の矢印y方向から見た背面図である。 本発明の実施の形態2に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態2に係るスタータ用電磁スイッチ装置において、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図である。 図11の矢印y方向から見た上面図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態2に係るスタータ用電磁スイッチ装置において、端子台23上での接続面を示した正面図である。 図13の矢印y方向から見た背面図である。 本発明の実施の形態3に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態3に係るスタータ用電磁スイッチ装置の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図である。 図16の矢印y方向から見た上面図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態3に係るスタータ用電磁スイッチ装置において、端子台23上での接続面を示した正面図である。 図18の矢印y方向から見た背面図である。 本発明の実施の形態4に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図である。 図2を矢印x方向から見た本発明の実施の形態4に係るスタータ用電磁スイッチ装置の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図である。 図21の矢印y方向からみた上面図である。 図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態4に係るスタータ用電磁スイッチ装置において、端子台23上での接続面を示した正面図である。 図23の矢印y方向から見た背面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図2は、本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの長手方向側面図である。スタータ1はスタータ用電磁スイッチ装置2と、これに接続されるモータ3を備えている。スタータ1は自力始動できない内燃機関を回転させる装置である。図3は図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置の正面図である。図4は、図3のQ−Q断面図である。図5は図3のR−R断面図である。なお、図2及び図3は、実施の形態1から実施の形態4まで同じ外形状である。
次にスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。
スタータ用電磁スイッチ装置2は補助リレー8を内蔵し、車両側の始動信号に応じてスタータ1のピニオン4と内燃機関のリングギヤ5を噛み合わせるとともに、モータ3への通電を制御する装置である。その作動はキースイッチ7で制御される。
図1に示す補助リレー8は、主吸引保持コイル9と起動抵抗10への通電を制御する装置であって、図5にその構造を示すように、端子台23の開口部23bに配置され、バッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12と副コイル13と副可動鉄心14と副可動接点15と副復帰バネ16とを備える。
バッテリ側固定接点11は銅板等の導電性の材料から板金プレス等によって製造されるものであって、図1に示すように、一端はバッテリ側からの配線を接続するターミナル11aであり、他端は副可動接点15が接触する接点面11bである。
コイル側固定接点12は銅板等の導電性の材料から板金プレス等によって製造されるものであって、図1に示すように、一端は主吸引保持コイル9と導電体である起動抵抗10とを接続するターミナル12aであり、他端は副可動接点15が接触する接点面12bである。ターミナル12aは、主吸引保持コイル9にバッテリからの電力を給電するための給電コネクタと言うことができる。なお、実施の形態1では、ターミナル12aは、スタータ用電磁スイッチ装置2に内蔵した補助リレー8を経由してバッテリ6と電気的に接続されているが、補助リレー8に相当する通電制御手段をスタータ用電磁スイッチ装置2の外部に備えた構成でもよい。
副コイル13はエナメル被膜された銅線等の導電性の線材を巻回したものであって、通電されることで副可動鉄心14を付勢するための磁力を発生する。
副可動鉄心14は低炭素鋼等の磁性材から圧造等によって製造されるものであって、副コイル13の磁力を受け付勢されることによって副可動接点15をバッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12の方向に付勢する。
副可動接点15は銅板等の導電性の材料から板金プレス等によって製造されるものであって、図1に示すように、バッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12との間を開閉することで、主吸引保持コイル9と起動抵抗10への通電を制御する。
図5に示された副復帰バネ16はピアノ線等を巻回したコイルバネであって、副可動接点15をバッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12から引き離す方向へ付勢するように配置される。
図4に示された主吸引保持コイル9はエナメル被膜された銅線等の導電性の線材を巻回したものであって、可動鉄心20、固定鉄心21の外周に配置され、一端である主吸引保持コイル端9aは、図6及び図7で示されるように、固定鉄心21の外周から引き出され、図8に示されるコイル側固定接点12のターミナル12aに接続されるように、端子台
23を貫通し開口部23b側に突出する。他端である主吸引保持コイル端9bも固定鉄心21の外周から図6及び図7で示されるように引き出され、図8で示されたマイナスコネクタ31のターミナル31aに接続される。主吸引保持コイル9は、通電されることで可動鉄心20を付勢するための磁力を発生する。ここで、図6は、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図7は図6の矢印z方向から見た側面図、図8は、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図9は、図8の矢印y方向から見た背面図である。
起動抵抗10はエナメル被膜されたニッケル合金線等の電気抵抗線を巻回したものであって可動鉄心20、固定鉄心21の外周に配置され、一端である起動抵抗端10aは、図6及び図7で示されるように引き出され、図8で示されたコイル側固定接点12のターミナル12aに接続されるように端子台23を貫通し開口部23b側に突出している。他端である起動抵抗端10bは、図6で示されるようにコイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aに接続され、噛合作動中のモータ3への通電電流を抑制する。その巻回回数と巻回方向は主吸引保持コイル9の磁力を調整するように定めて主吸引保持コイル9の外周に巻回される。
バッテリ端子17は、図4に示されるように、銅棒等の導電材から圧造等によって製造されるボルトであって、一端に車両側のバッテリハーネスを固定するネジ部17aを備え、他端に可動接点19が当接する固定接点17bを備えている。
モータ端子18は、図4に示されるように、銅棒等の導電材から圧造等によって製造されるボルトであって、一端にモータ3のリード線を固定するネジ部18aを備え、他端に可動接点19が当接する固定接点18bを備えている。
可動接点19は銅板等の導電性の材料から板金プレス等によって製造されるものであって、図1または図4に示すように、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25の間、または固定接点17bと固定接点18bの間を開閉しモータ3への通電を制御する。
図4に示された可動鉄心20は低炭素鋼等の磁性材から圧造等によって製造されるものであって、主吸引保持コイル9の磁力を受け可動接点19を固定接点17b、及び固定接点18b方向に付勢する。
図4に示された固定鉄心21は低炭素鋼等の磁性材から圧造等によって製造されるものであって、一端に主吸引保持コイル9の磁力を受けた可動鉄心20が吸着される面が設けられ、他端に端子台23が配置される。
図4に示された復帰バネ22はピアノ線等を巻回したコイルバネであって、可動接点19を固定接点17bと固定接点18bから引き離す方向へ付勢するように配置される。
端子台23はフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂から樹脂成形加工等によって製造されるものであって、図4に示すように、一端に可動接点19を内蔵する接点室23aとなる開口部を備え、図5に示すように、他端に補助リレー8を内蔵する開口部23bを備えている。またバッテリ端子17とモータ端子18を貫通させる貫通穴が設けられ、バッテリ端子17とモータ端子18は接点室23a側に固定接点17bと固定接点18bが配置され、開口部23b側にネジ部17a,ネジ部18aが突出するように配置される。
図4及び図6に示されたコイル側起動接点24は銅棒等の導電材から圧造等によって製造されるものであって、一端に接点面、他端にコイル側起動接点コネクタ27と絶縁部材
26を固定するかしめ部を備え、固定鉄心21の端子台23側に配置される。
図4及び図6に示されたモータ側起動接点25は銅棒等の導電材から圧造等によって製造されるものであって、一端に接点面、他端にモータ側起動接点コネクタ28と絶縁部材26へ固定されるかしめ部を備え、固定鉄心21の端子台23側に配置される。
図4及び図6に示された絶縁部材26はフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂から樹脂成形加工等によって製造されるものであって、コイル側起動接点コネクタ27とモータ側起動接点コネクタ28をインサート成形することによって固定している。
図4に示されたコイル側起動接点コネクタ27は鋼板等の導電材から板金プレス等によって製造されるものであって、図6で示されるように、一端に起動抵抗端10bが固定されるターミナル27aを備え、他端にコイル側起動接点24が固定される。
図4に示されたモータ側起動接点コネクタ28は鋼板等の導電材から板金プレス等によって製造されるものであって、図6で示されるように一端にモータ側起動接点25が固定され、他端であるターミナル28aは、図7及び図8で示すように、モータコネクタ29のターミナル29aが固定されるように端子台23を貫通し開口部23b側に突出している。
図4に示されたモータコネクタ29は銅板等の導電材から板金プレス等によって製造されるものであって、図8に示すように、一端にモータ側起動接点コネクタ28のターミナル28aが固定されるターミナル29aを備え、他端であるターミナル29bはモータ端子18と電気的に接続されるように、端子台23の開口部23b側に配置されるように絶縁部材30にインサート成形されることによって固定される。
図4及び図8に示される絶縁部材30はフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂から樹脂成形加工等によって製造されるものであって、モータコネクタ29をインサート成形することによって固定している。
マイナスコネクタ31は鋼板等の導電材から板金プレス等によって製造されるものであって、一端であるターミナル31aは、図8で示される主吸引保持コイル端9bが接続されるように端子台23の開口部23b側に配置され、他端はバッテリ6のマイナス端子と電気的に接続される。
次にスタータ用電磁スイッチ装置2の動作について図1に従って説明する。
スタータ1はキースイッチ7がONになると補助リレー8の副コイル13に電流が流れ、その磁力により副可動鉄心14が付勢されることによって副可動接点15がバッテリ側固定接点11およびコイル側固定接点12方向に移動し、バッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12の間が副可動接点15で短絡され、主吸引保持コイル9と起動抵抗10にバッテリ6から電流が流れる。
主吸引保持コイル9に電流が流れることで磁力が発生し可動鉄心20は固定接点17bおよび固定接点18b方向に移動し始めると同時に、図2に示されたスタータ1のピニオン4が内燃機関のリングギヤ5方向に移動し噛合い動作を始め、モータ3は起動抵抗10によって抑制された電流で緩やかに回転を始める。
可動鉄心20がさらに移動すると可動接点19が移動し始め、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25の間が開離する。この動作はスタータ1のピニオン4が内燃機関のリングギヤ5に回転トルクを伝達し始めるタイミングの前後となるように各部品の寸法、
各バネの荷重、主吸引保持コイル9による吸引力等が設定される。
その結果、起動抵抗10に電流が流れなくなりモータ3は可動接点19によって固定接点17bと固定接点18b間が短絡されるまでの間、自身が持っている慣性で回転を続ける。一方、可動接点19は主吸引保持コイル9に電流が流れ続けているので移動し続ける。可動接点19が移動し続け、固定接点17bと固定接点18bを短絡するとモータ3にバッテリ6からの電力が供給されてモータ3が全力で回転し内燃機関を回転させる。
内燃機関の始動完了等でモータ3の回転を停止させる時は、キースイッチ7をOFFにする。
これにより副コイル13に電流が流れなくなるので、副可動接点15は副復帰バネ16の力でバッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12から離れる方向に移動し、バッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12間の短絡が解除され、主吸引保持コイル9に電流が流れなくなる。
その結果、可動接点19は復帰バネ22の力で固定接点17bと固定接点18bから離れる方向に移動し、固定接点17bと固定接点18b間の短絡が解除されることで、モータ3に電流が流れなくなる。
また主吸引保持コイル9に電流が流れなくなると、スタータ1のピニオン4と内燃機関のリングギヤ5の噛合いも外れるので、モータ3、ピニオン4ともに動作前の静止状態に戻る。
本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置2は、図8に示されるように、主吸引保持コイル端9aと起動抵抗端10aとが溶接されるターミナル12a(接続面
a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長
した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)を配置した。
またモータ側起動接点コネクタ28が溶接されるターミナル29a(接続面b)と最も近接する主吸引保持コイル端9bが溶接されるターミナル31a(接続面c)と、ターミナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。
また主吸引保持コイル端9bが溶接されるターミナル31a(接続面c)と最も近接するターミナル29a(接続面b)と、ターミナル31a(接続面c)を法線方向に延長した延長面31c(延長面C)と、が交差しないようにターミナル31a(接続面c)を配置した。
また、図7に示すように、起動抵抗端10bとコイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aとの溶接は端子台23を組み付ける前に行われ、その溶接面27cを、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25との双方の上方の空間35に配置した。
このように構成されたスタータ用電磁スイッチ装置2によれば、図8及び図9に示すように、ターミナル12a(接続面a)、主吸引保持コイル端9a、および起動抵抗端10aを溶接する溶接電極を、モータ端子18と干渉しないように配置することが可能である。
また、ターミナル29a(接続面b)とターミナル28aとを溶接する溶接電極を、ターミナル31a(接続面c)と干渉しないように配置することが可能である。
また、主吸引保持コイル端9bとターミナル31a(接続面c)とを溶接する溶接電極を、ターミナル29a(接続面b)と干渉しないように配置することが可能である。
また、起動抵抗端10bと、コイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aとを溶接する溶接電極を、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25との双方の上方の空間35に配置することが可能である。
以上のように本発明の実施の形態1によれば各々の接続面を溶接する溶接電極を他の接続面と干渉しないように溶接電極を配置することが可能で、溶接電極の配置空間の確保が容易になる。また、起動抵抗端10bとコイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aを溶接する溶接電極の配置空間の確保が容易になる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2によるスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。
実施の形態2においては、図10から14に示すように、実施の形態1と比較して副吸引保持コイル32を追加している。ここで、図10は、本発明の実施の形態2によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図11は、図6同様、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図12は図11の矢印y方向から見た上面図、図13は、図8同様、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図14は、図13の矢印y方向から見た背面図である。
副吸引保持コイル32はエナメル被膜された銅線等の導電性の線材を、主吸引保持コイル9と同軸かつ同一方向に巻回したものである。その電気抵抗はモータ3の内部抵抗に対して数十倍から数百倍、主吸引保持コイル9に対して1倍から数倍、起動抵抗10に対して数十倍に設定される。よって、図10に示すように、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25が可動接点19で短絡されている間(ピニオン4とリングギヤ5との噛合い動作中)は副吸引保持コイル32にほとんど電流が流れないため、副吸引保持コイル32が可動鉄心20を、固定接点17bと固定接点18bの方向に付勢する効果は僅かであるが、噛合い動作の完了前後の、可動接点19がコイル側起動接点24とモータ側起動接点25とから開離した状態では可動鉄心20を付勢する効果が大きくなる。
また噛合い動作完了後、固定接点17bと固定接点18bとを可動接点19で短絡させるように可動鉄心20を付勢するとともに可動鉄心20を固定鉄心21に保持する効果もある。このように副吸引保持コイル32は噛合い動作の完了前後から可動鉄心20の動作完了までに限定して可動鉄心20の付勢を補助することが可能である。
図10の回路図で明らかなように、副吸引保持コイル32の一端である副吸引保持コイル端32aはコイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aに起動抵抗端10bと一緒に接続され、他端である副吸引保持コイル端32bはマイナスコネクタのターミナル31aに主吸引保持コイル端9bと一緒に接続される。
このように構成されたスタータ用電磁スイッチ装置2においても実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、副吸引保持コイル32が、噛合い動作の完了前後から可動鉄心の動作完了までに限定して可動鉄心20の付勢を補助する効果が得られる。
すなわち、本発明の実施の形態2に係るスタータ用電磁スイッチ装置2は、図13に示されるように、主吸引保持コイル端9aと起動抵抗端10aとが溶接されるターミナル12a(接続面a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)を配置した。
またモータ側起動接点コネクタ28が溶接されるターミナル29a(接続面b)と最も近接する主吸引保持コイル端9bが溶接されるターミナル31a(接続面c)と、ターミ
ナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。ターミナル31aには、副吸引保持コイル端32bも接続されている。
また主吸引保持コイル端9bが溶接されるターミナル31a(接続面c)と最も近接するターミナル29a(接続面b)と、ターミナル31a(接続面c)を法線方向に延長した延長面31c(延長面C)と、が交差しないようにターミナル31a(接続面c)を配置した。
また、図12に示すように、起動抵抗端10bとコイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aとの溶接は端子台23を組み付ける前に行われ、その溶接面27cを、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25との双方の上方の空間35に配置した。
以上のように本発明の実施の形態2によれば、副吸引保持コイル32を備えた状態でも、各々の接続面を溶接する溶接電極を他の接続面と干渉しないように溶接電極を配置することが可能で、溶接電極の配置空間の確保が容易になる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3によるスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。
実施の形態3においては、図15から19に示すように、実施の形態1に対して溶接箇所を次のように変更したものである。ここで、図15は、本発明の実施の形態3によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図16は、図6同様、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図17は図16の矢印y方向から見た上面図、図18は、図8同様、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図19は、図18の矢印y方向から見た背面図である。
まず、図15に示すように、コイル側固定接点12のターミナル12aと主吸引保持コイル端9aと起動抵抗端10aの間にコイル側中間コネクタ33を配置した。コイル側中間コネクタ33は鋼板等の導電材から板金プレス等によって製造されるものであって、図19に示されるように、一端であるターミナル33aはコイル側固定接点12のターミナル12aと固定するため端子台23を貫通し開口部23b側に突出し、図17に示すように、他端であるターミナル33bに主吸引保持コイル端9aと起動抵抗端10aが固定される溶接面33cを備える。実施の形態1では、図7に示すように、主吸引保持コイル端9aと起動抵抗端10aが端子台23を貫通し開口部23b側に突出する構成であったが、細く剛性の低い主吸引保持コイル9と起動抵抗10が端子台23を貫通する際に端子台23の貫通穴内壁と接触し座屈するといった不具合を解消するため、剛性のある鋼板に変更したものである。
つぎにマイナスコネクタ31のターミナル31aと主吸引保持コイル端9bとの間にマイナス側中間コネクタ34を配置した。図17に示すように、マイナス側中間コネクタ34は鋼板等の導電材から板金プレス等によって製造されるものであって、一端であるターミナル34aは主吸引保持コイル端9bが固定される溶接面34cを備え、他端であるターミナル34bはマイナスコネクタ31のターミナル31aと固定するため端子台23を貫通し開口部23b側に突出するように配置される。実施の形態1は主吸引保持コイル端9bが端子台23を貫通し開口部23b側に突出する構成であったが、細く剛性の低い主吸引保持コイル9が端子台23を貫通する際に端子台23の貫通穴内壁と接触し座屈するといった不具合を解消するため剛性のある鋼板に変更したものである。
本発明の実施の形態3に係るスタータ用電磁スイッチ装置2は、図18に示す通り、
実施の形態1と同様に、ターミナル12a(接続面a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)を配置した。
またターミナル29a(接続面b)と最も近接するターミナル31a(接続面c)と、ターミナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。
またターミナル31a(接続面c)と最も近接するターミナル29a(接続面b)と、ターミナル31a(接続面c)を法線方向に延長した延長面31c(延長面C)と、が交差しない位置にターミナル31a(接続面c)を配置した。
また図17に示すように、溶接面33c(接続面d)と溶接面34c(接続面e)と溶接面27c(接続面f)とを、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25上の空間35に配置した。
また、図16に示すように、溶接面33c(接続面d)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と、溶接面33c(接続面d)の延長面33d(延長面D)と、が交差しないように溶接面33c(接続面d)を配置し、
溶接面34c(接続面e)が最も近接する溶接面27c(接続面d)と、溶接面34c(接続面e)の延長面34e(延長面E)と、が交差しないように溶接面34c(接続面e)を配置し、
溶接面27c(接続面f)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と、溶接面27c(接続面f)の延長面27d(延長面F)と、が交差しないように溶接面27c(接続面f)を配置した。
以上のように本発明の実施の形態3によれば、コイル側中間コネクタ33、及びマイナス側中間コネクタ34を備えた状態でも、各々の接続面を溶接する溶接電極を他の接続面と干渉しないように溶接電極を配置することが可能で、溶接電極の配置空間の確保が容易になる。また、端子台23を組み付ける前の溶接においても、溶接電極の配置空間の確保が容易になるといった効果が得られる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4におけるスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。実施の形態4においては、図20から24に示すように実施の形態2に対して溶接箇所を次のように変更したものである。ここで、図20は、本発明の実施の形態4によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図21は、図6同様、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図22は図21の矢印y方向から見た上面図、図23は、図8同様、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図24は、図23の矢印y方向から見た背面図である。
実施の形態4では、実施の形態3と同様に、コイル側中間コネクタ33と、マイナス側中間コネクタ34を配置した。このマイナス側中間コネクタ34のターミナル34aには主吸引保持コイル端9bだけでなく、副吸引保持コイル端32bも同様に溶接される。
本発明の実施の形態4に係るスタータ用電磁スイッチ装置2は、実施の形態2と同様に副吸引保持コイル32を備え、図23で示すように、
ターミナル12a(接続面a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)配置した。
またターミナル29a(接続面b)と最も近接するターミナル31a(接続面c)と、ターミナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。
また、ターミナル31a(接続面c)と最も近接するターミナル29a(接続面b)と、ターミナル31a(接続面c)を法線方向に延長した延長面31c(延長面C)と、が交差しないようにターミナル31a(接続面c)を配置した。
また、図22に示すように、溶接面33c(接続面d)と溶接面34c(接続面e)と溶接面27c(接続面f)とを、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25上の空間35に配置した。
また、図21に示すように、溶接面33c(接続面d)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と溶接面33c(接続面d)の延長面33d(延長面D)と、が交差しないように溶接面33c(接続面d)を配置し、
溶接面34c(接続面e)が最も近接する溶接面27c(接続面d)と、溶接面34c(接続面e)の延長面34e(延長面E)と、が交差しないように溶接面34c(接続面e)を配置し、
溶接面27c(接続面f)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と、溶接面27c(接続面f)の延長面27d(延長面F)と、が交差しないように溶接面27c(接続面f)を配置した。
以上のように本発明の実施の形態4によれば、副吸引保持コイル32、コイル側中間コネクタ33、及びマイナス側中間コネクタ34を備えた状態でも、各々の接続面を溶接する溶接電極を他の接続面と干渉しないように溶接電極を配置することが可能で、溶接電極の配置空間の確保が容易になる。また、端子台23を組み付ける前の溶接においても、溶接電極の設置空間の確保が容易になるといった効果が得られる。
なお、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、種々の設計変更を行うことが可能であり、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、各図面に付された同一の符号は、同一または相当の構成を示す。
1 スタータ、2 スタータ用電磁スイッチ装置、3 モータ、4 ピニオン、
5 リングギヤ、6 バッテリ、7 キースイッチ、8 補助リレー、
9 主吸引保持コイル、10 起動抵抗、11 バッテリ側固定接点、
12 コイル側固定接点、13 副コイル、14 副可動鉄心、15 副可動接点、
16 副復帰バネ、17 バッテリ端子、17a ネジ部、17b 固定接点、
18 モータ端子、18a ネジ部、18b 固定接点、19 可動接点、
20 可動鉄心、21 固定鉄心、22 復帰バネ、23 端子台、
23a 接点室、23b 開口部、24 コイル側起動接点、
25 モータ側起動接点、26 絶縁部材、27 コイル側起動接点コネクタ、
28 モータ側起動接点コネクタ、29 モータコネクタ、30 絶縁部材、
31 マイナスコネクタ、32 副吸引保持コイル、33 コイル側中間コネクタ、
34 マイナス側中間コネクタ

Claims (10)

  1. 一端にバッテリが組み付けられる第1のネジ部と他端に第1の固定接点とが形成されたバッテリ端子、
    一端にモータのリード線が組み付けられる第2のネジ部と他端に第2の固定接点とが形成されたモータ端子、
    前記バッテリ端子の前記第1の固定接点と前記モータ端子の前記第2の固定接点とを開閉し前記モータへの通電を制御する可動接点、
    前記可動接点を付勢する可動鉄心、
    前記可動鉄心の外周に配置され、前記可動鉄心を付勢する第1のコイル、
    前記バッテリの正極と電気的に接続され、前記バッテリからの電力を前記第1のコイルに給電する給電コネクタ、
    前記給電コネクタが配置される端面と前記バッテリ端子の前記第1の固定接点と前記モータ端子の前記第2の固定接点とが収納される接点室を有し、前記モータ端子の前記第2のネジ部と前記バッテリ端子の前記第1のネジ部とが前記給電コネクタが配置される端面側から突出されている端子台、
    前記一端が給電コネクタと電気的に接続され、他端が前記モータと電気的に接続される導電体、
    前記第1のコイルの一端を前記バッテリの負極と電気的に接続され、前記端子台の前記給電コネクタと同じ端面に配置されたマイナスコネクタ、
    前記モータ端子と前記導電体の一端とが電気的に接続され、前記端子台の前記給電コネクタと同じ端面に配置されたモータコネクタ、
    を備え、
    前記第1のコイルの一端と前記導電体の一端が電気的に接続される前記給電コネクタに設けられた接続面を接続面aとし、
    前記導電体の一方が電気的に接続される前記モータコネクタに設けられた接続面を接続面bとし、
    前記第1のコイルの他端が接続される前記マイナスコネクタに設けられた接続面を接続面cとすると、
    前記接続面aの法線方向の延長面Aに対して前記バッテリ端子と前記モータ端子と前記接続面bと前記接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
    または、
    前記接続面bの法線方向の延長面Bに対して前記バッテリ端子と前記モータ端子と前記接続面aと前記接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
    または、
    前記接続面cの法線方向の延長面Cに対して前記バッテリ端子と前記モータ端子と前記接続面aと前記接続面bのうち最も近接する一つが交差しない配置、
    の少なくともいずれか一つの配置に前記接続面a、前記接続面b、及び前記接続面cが配置されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
  2. 前記導電体は前記第1のコイルとともに前記可動鉄心を付勢する第2のコイルであることを特徴とする請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  3. 前記導電体と前記モータと間に前記可動接点の開閉により前記モータへの通電を制御する一対の起動接点を備え、
    前記導電体は、前記起動接点と前記可動接点とが当接されている状態で、前記モータへの印加電圧を下げる起動抵抗であることを特徴とする請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  4. 前記導電体と前記モータの間に前記可動接点の開閉により前記モータへの通電を制御する一対の起動接点を備え、前記導電体は前記起動接点と前記可動接点とが当接されている状態で、前記モータへの印加電圧を下げる起動抵抗であるとともに、前記可動鉄心を付勢する第2のコイルであることを特徴とする請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  5. 一端が前記給電コネクタと電気的に接続され、他端が前記第1のコイル、及び前記起動抵抗と電気的に接続されるコイル側中間コネクタを備え、
    前記コイル側中間コネクタは、前記第1のコイルの一端と前記起動抵抗の一端とが電気的に接続される接続面dを有し、
    この接続面dは、前記一対の起動接点の前記可動接点が当接する面よりも前記可動接点の側の離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  6. 一端が前記第1のコイルの一端と電気的に接続され、他端が前記マイナスコネクタと電気的に接続されるマイナス側中間コネクタを備え、
    前記マイナス側中間コネクタは前記第1のコイルの一端と電気的に接続される接続面eを有し、この接続面eは、前記一対の起動接点の前記可動接点が当接する面よりも前記可動接点の側の離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  7. 一端が前記起動抵抗の一端と電気的に接続され他端が前記一対の起動接点の一方と電気的に接続されるコイル側起動接点コネクタを備え、
    前記コイル側起動接点コネクタは前記起動抵抗の一端と電気的に接続される接続面fを有し、この接続面fは、前記一対の起動接点の前記可動接点が当接する面よりも前記可動接点の側の離れた位置に配置したことを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  8. 一端が前記給電コネクタと電気的に接続され、他端が前記第1のコイル、及び前記起動抵抗と電気的に接続され、前記第1のコイルの一端と前記起動抵抗の一端とが電気的に接続される接続面dを有しているコイル側中間コネクタ、
    一端が前記第1のコイルの一端と電気的に接続される接続面eを有しており、他端が前記マイナスコネクタと電気的に接続されるマイナス側中間コネクタ
    一端が前記起動抵抗の一端と電気的に接続される接続面fを有しており、他端が前記一対の起動接点の一方と電気的に接続されるコイル側起動接点コネクタ
    を備え、
    前記接続面dの法線方向の延長面Dに対して前記接続面eと前記接続面fのうち最も近接する一つが交差しない配置、
    または、
    前記接続面eの法線方向の延長面Eに対して前記接続面dと前記接続面fのうち最も近接する一つが交差しない配置、
    または、
    前記接続面fの法線方向の延長面Fに対して前記接続面dと前記接続面eのうち最も近接する一つが交差しない配置、
    の少なくともいずれか一つの配置に前記接続面d、前記接続面e、及び前記接続面fが配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  9. 一端が前記起動抵抗の前記モータに電気的に接続される一端と接続され、他端が前記接続面cと電気的に接続される第3のコイルを備えたことを特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
  10. 前記給電コネクタに接続された給電コネクタ側固定接点と、一端に前記バッテリが電気的に接続され、他端に接点面が設けられたバッテリ側固定接点と、前記給電コネクタ側固定接点と前記バッテリ側固定接点との間を開閉する副可動接点と、
    を備える補助リレーが、前記端子台の前記給電コネクタが配置される端面に設けられた開口部に配置されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
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