JP6305491B1 - スタータ用電磁スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この吸引コイルの一端はモータに接続しており、ピニオン噛合動作中の短時間のみ吸引コイルに電流を通電する。そのため、吸引コイルは温度上昇が小さく、通電電流に対して低い耐熱性の材料での構成を可能としている。このように構成されたスタータ用電磁スイッチ装置は、吸引コイルに流れる電流の大きさと時間的変化が、前記2つの機能に加え、モータが回転を始めるタイミング、及びモータの角加速度にも互いに影響を及ぼす。この相互作用があるため、吸引コイルと保持コイルの設計において、これら影響を受けるすべての機能を最良の状態とすることは困難である。これを解決するため、吸引コイルを起動抵抗に変更し、保持コイルを吸引及び保持の機能を持たせた吸引保持コイルに変更したスタータ用電磁スイッチ装置が知られている(例えば特許文献4)。
配線の接続は、信頼性を確保するため溶接することが望ましい。その溶接方法としては、周辺部品の熱劣化を避けるためアーク溶接ではなくスポット溶接やプロジェクション溶接といった抵抗溶接を選択し、その溶接は溶接する部分を挟み込んで荷重を与えながら電流を通電するため溶接面の法線方向に溶接電極を配置する空間が必要となる。補助リレーを
内蔵したスタータ用電磁スイッチ装置は接続箇所が多いため、その溶接電極を配置する空間を確保することが困難という問題があった。
また上記では有接点の補助リレーと起動抵抗の回路を開閉する接点を内蔵する場合を例として取り上げたが、無接点リレー、または電子制御回路や電子部品等を内蔵する場合であっても接続箇所が増加するため同様の問題がある。
一端にバッテリが組み付けられる第1のネジ部と他端に第1の固定接点とが形成されたバッテリ端子、
一端にモータのリード線が組み付けられる第2のネジ部と他端に第2の固定接点とが形成されたモータ端子、
バッテリ端子の第1の固定接点とモータ端子の第2の固定接点とを開閉しモータへの通電を制御する可動接点、
可動接点を付勢する可動鉄心、
可動鉄心の外周に配置され、可動鉄心を付勢する第1のコイル、
バッテリの正極と電気的に接続され、バッテリからの電力を第1のコイルに給電する給電コネクタ、
給電コネクタが配置される端面とバッテリ端子の第1の固定接点とモータ端子の第2の固定接点とが収納される接点室を有し、モータ端子の第2のネジ部とバッテリ端子の第1のネジ部とが給電コネクタが配置される端面側から突出されている端子台、
一端が給電コネクタと電気的に接続され、他端がモータと電気的に接続される導電体、
第1のコイルの一端をバッテリの負極と電気的に接続され、端子台の給電コネクタと同じ端面に配置されたマイナスコネクタ、
モータ端子と導電体の一端とが電気的に接続され、端子台の給電コネクタと同じ端面に配置されたモータコネクタ、
を備え、
第1のコイルの一端と導電体の一端が電気的に接続される給電コネクタに設けられた接続面を接続面aとし、
導電体の一方が電気的に接続されるモータコネクタに設けられた接続面を接続面bとし、第1のコイルの他端が接続されるマイナスコネクタに設けられた接続面を接続面cとすると、
接続面aの法線方向の延長面Aに対してバッテリ端子とモータ端子と接続面bと接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
接続面bの法線方向の延長面Bに対してバッテリ端子とモータ端子と接続面aと接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
接続面cの法線方向の延長面Cに対してバッテリ端子とモータ端子と接続面aと接続面bのうち最も近接する一つが交差しない配置、
の少なくともいずれか一つの配置に接続面a、接続面b、及び接続面cが配置されている
ことを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図2は、本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置を搭載したスタータの長手方向側面図である。スタータ1はスタータ用電磁スイッチ装置2と、これに接続されるモータ3を備えている。スタータ1は自力始動できない内燃機関を回転させる装置である。図3は図2の矢印x方向から見た本発明の実施の形態1に係るスタータ用電磁スイッチ装置の正面図である。図4は、図3のQ−Q断面図である。図5は図3のR−R断面図である。なお、図2及び図3は、実施の形態1から実施の形態4まで同じ外形状である。
次にスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。
スタータ用電磁スイッチ装置2は補助リレー8を内蔵し、車両側の始動信号に応じてスタータ1のピニオン4と内燃機関のリングギヤ5を噛み合わせるとともに、モータ3への通電を制御する装置である。その作動はキースイッチ7で制御される。
23を貫通し開口部23b側に突出する。他端である主吸引保持コイル端9bも固定鉄心21の外周から図6及び図7で示されるように引き出され、図8で示されたマイナスコネクタ31のターミナル31aに接続される。主吸引保持コイル9は、通電されることで可動鉄心20を付勢するための磁力を発生する。ここで、図6は、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図7は図6の矢印z方向から見た側面図、図8は、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図9は、図8の矢印y方向から見た背面図である。
26を固定するかしめ部を備え、固定鉄心21の端子台23側に配置される。
スタータ1はキースイッチ7がONになると補助リレー8の副コイル13に電流が流れ、その磁力により副可動鉄心14が付勢されることによって副可動接点15がバッテリ側固定接点11およびコイル側固定接点12方向に移動し、バッテリ側固定接点11とコイル側固定接点12の間が副可動接点15で短絡され、主吸引保持コイル9と起動抵抗10にバッテリ6から電流が流れる。
各バネの荷重、主吸引保持コイル9による吸引力等が設定される。
内燃機関の始動完了等でモータ3の回転を停止させる時は、キースイッチ7をOFFにする。
また主吸引保持コイル9に電流が流れなくなると、スタータ1のピニオン4と内燃機関のリングギヤ5の噛合いも外れるので、モータ3、ピニオン4ともに動作前の静止状態に戻る。
a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長
した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)を配置した。
また、ターミナル29a(接続面b)とターミナル28aとを溶接する溶接電極を、ターミナル31a(接続面c)と干渉しないように配置することが可能である。
また、主吸引保持コイル端9bとターミナル31a(接続面c)とを溶接する溶接電極を、ターミナル29a(接続面b)と干渉しないように配置することが可能である。
また、起動抵抗端10bと、コイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aとを溶接する溶接電極を、コイル側起動接点24とモータ側起動接点25との双方の上方の空間35に配置することが可能である。
次に、実施の形態2によるスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。
実施の形態2においては、図10から14に示すように、実施の形態1と比較して副吸引保持コイル32を追加している。ここで、図10は、本発明の実施の形態2によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図11は、図6同様、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図12は図11の矢印y方向から見た上面図、図13は、図8同様、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図14は、図13の矢印y方向から見た背面図である。
図10の回路図で明らかなように、副吸引保持コイル32の一端である副吸引保持コイル端32aはコイル側起動接点コネクタ27のターミナル27aに起動抵抗端10bと一緒に接続され、他端である副吸引保持コイル端32bはマイナスコネクタのターミナル31aに主吸引保持コイル端9bと一緒に接続される。
ナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。ターミナル31aには、副吸引保持コイル端32bも接続されている。
次に、実施の形態3によるスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。
実施の形態3においては、図15から19に示すように、実施の形態1に対して溶接箇所を次のように変更したものである。ここで、図15は、本発明の実施の形態3によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図16は、図6同様、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図17は図16の矢印y方向から見た上面図、図18は、図8同様、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図19は、図18の矢印y方向から見た背面図である。
実施の形態1と同様に、ターミナル12a(接続面a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)を配置した。
またターミナル29a(接続面b)と最も近接するターミナル31a(接続面c)と、ターミナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。
またターミナル31a(接続面c)と最も近接するターミナル29a(接続面b)と、ターミナル31a(接続面c)を法線方向に延長した延長面31c(延長面C)と、が交差しない位置にターミナル31a(接続面c)を配置した。
溶接面34c(接続面e)が最も近接する溶接面27c(接続面d)と、溶接面34c(接続面e)の延長面34e(延長面E)と、が交差しないように溶接面34c(接続面e)を配置し、
溶接面27c(接続面f)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と、溶接面27c(接続面f)の延長面27d(延長面F)と、が交差しないように溶接面27c(接続面f)を配置した。
次に、実施の形態4におけるスタータ用電磁スイッチ装置2の構成について説明する。実施の形態4においては、図20から24に示すように実施の形態2に対して溶接箇所を次のように変更したものである。ここで、図20は、本発明の実施の形態4によるスタータ用電磁スイッチ装置を搭載した内燃機関始動装置の回路図、図21は、図6同様、図2の矢印x方向から見た本スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23を組み付ける前の状態を示した正面図、図22は図21の矢印y方向から見た上面図、図23は、図8同様、図2の矢印x方向から見た、スタータ用電磁スイッチ装置2の、端子台23上での接続面を示した正面図、及び図24は、図23の矢印y方向から見た背面図である。
実施の形態4では、実施の形態3と同様に、コイル側中間コネクタ33と、マイナス側中間コネクタ34を配置した。このマイナス側中間コネクタ34のターミナル34aには主吸引保持コイル端9bだけでなく、副吸引保持コイル端32bも同様に溶接される。
ターミナル12a(接続面a)と最も近接するモータ端子18と、ターミナル12a(接続面a)を法線方向に延長した延長面12c(延長面A)と、が交差しないようにターミナル12a(接続面a)配置した。
またターミナル29a(接続面b)と最も近接するターミナル31a(接続面c)と、ターミナル29a(接続面b)を法線方向に延長した延長面29c(延長面B)と、が交差しないようにターミナル29a(接続面b)を配置した。
また、ターミナル31a(接続面c)と最も近接するターミナル29a(接続面b)と、ターミナル31a(接続面c)を法線方向に延長した延長面31c(延長面C)と、が交差しないようにターミナル31a(接続面c)を配置した。
また、図21に示すように、溶接面33c(接続面d)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と溶接面33c(接続面d)の延長面33d(延長面D)と、が交差しないように溶接面33c(接続面d)を配置し、
溶接面34c(接続面e)が最も近接する溶接面27c(接続面d)と、溶接面34c(接続面e)の延長面34e(延長面E)と、が交差しないように溶接面34c(接続面e)を配置し、
溶接面27c(接続面f)が最も近接する溶接面34c(接続面e)と、溶接面27c(接続面f)の延長面27d(延長面F)と、が交差しないように溶接面27c(接続面f)を配置した。
また、各図面に付された同一の符号は、同一または相当の構成を示す。
5 リングギヤ、6 バッテリ、7 キースイッチ、8 補助リレー、
9 主吸引保持コイル、10 起動抵抗、11 バッテリ側固定接点、
12 コイル側固定接点、13 副コイル、14 副可動鉄心、15 副可動接点、
16 副復帰バネ、17 バッテリ端子、17a ネジ部、17b 固定接点、
18 モータ端子、18a ネジ部、18b 固定接点、19 可動接点、
20 可動鉄心、21 固定鉄心、22 復帰バネ、23 端子台、
23a 接点室、23b 開口部、24 コイル側起動接点、
25 モータ側起動接点、26 絶縁部材、27 コイル側起動接点コネクタ、
28 モータ側起動接点コネクタ、29 モータコネクタ、30 絶縁部材、
31 マイナスコネクタ、32 副吸引保持コイル、33 コイル側中間コネクタ、
34 マイナス側中間コネクタ
Claims (10)
- 一端にバッテリが組み付けられる第1のネジ部と他端に第1の固定接点とが形成されたバッテリ端子、
一端にモータのリード線が組み付けられる第2のネジ部と他端に第2の固定接点とが形成されたモータ端子、
前記バッテリ端子の前記第1の固定接点と前記モータ端子の前記第2の固定接点とを開閉し前記モータへの通電を制御する可動接点、
前記可動接点を付勢する可動鉄心、
前記可動鉄心の外周に配置され、前記可動鉄心を付勢する第1のコイル、
前記バッテリの正極と電気的に接続され、前記バッテリからの電力を前記第1のコイルに給電する給電コネクタ、
前記給電コネクタが配置される端面と前記バッテリ端子の前記第1の固定接点と前記モータ端子の前記第2の固定接点とが収納される接点室を有し、前記モータ端子の前記第2のネジ部と前記バッテリ端子の前記第1のネジ部とが前記給電コネクタが配置される端面側から突出されている端子台、
前記一端が給電コネクタと電気的に接続され、他端が前記モータと電気的に接続される導電体、
前記第1のコイルの一端を前記バッテリの負極と電気的に接続され、前記端子台の前記給電コネクタと同じ端面に配置されたマイナスコネクタ、
前記モータ端子と前記導電体の一端とが電気的に接続され、前記端子台の前記給電コネクタと同じ端面に配置されたモータコネクタ、
を備え、
前記第1のコイルの一端と前記導電体の一端が電気的に接続される前記給電コネクタに設けられた接続面を接続面aとし、
前記導電体の一方が電気的に接続される前記モータコネクタに設けられた接続面を接続面bとし、
前記第1のコイルの他端が接続される前記マイナスコネクタに設けられた接続面を接続面cとすると、
前記接続面aの法線方向の延長面Aに対して前記バッテリ端子と前記モータ端子と前記接続面bと前記接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
前記接続面bの法線方向の延長面Bに対して前記バッテリ端子と前記モータ端子と前記接続面aと前記接続面cのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
前記接続面cの法線方向の延長面Cに対して前記バッテリ端子と前記モータ端子と前記接続面aと前記接続面bのうち最も近接する一つが交差しない配置、
の少なくともいずれか一つの配置に前記接続面a、前記接続面b、及び前記接続面cが配置されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記導電体は前記第1のコイルとともに前記可動鉄心を付勢する第2のコイルであることを特徴とする請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記導電体と前記モータと間に前記可動接点の開閉により前記モータへの通電を制御する一対の起動接点を備え、
前記導電体は、前記起動接点と前記可動接点とが当接されている状態で、前記モータへの印加電圧を下げる起動抵抗であることを特徴とする請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記導電体と前記モータの間に前記可動接点の開閉により前記モータへの通電を制御する一対の起動接点を備え、前記導電体は前記起動接点と前記可動接点とが当接されている状態で、前記モータへの印加電圧を下げる起動抵抗であるとともに、前記可動鉄心を付勢する第2のコイルであることを特徴とする請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 一端が前記給電コネクタと電気的に接続され、他端が前記第1のコイル、及び前記起動抵抗と電気的に接続されるコイル側中間コネクタを備え、
前記コイル側中間コネクタは、前記第1のコイルの一端と前記起動抵抗の一端とが電気的に接続される接続面dを有し、
この接続面dは、前記一対の起動接点の前記可動接点が当接する面よりも前記可動接点の側の離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 一端が前記第1のコイルの一端と電気的に接続され、他端が前記マイナスコネクタと電気的に接続されるマイナス側中間コネクタを備え、
前記マイナス側中間コネクタは前記第1のコイルの一端と電気的に接続される接続面eを有し、この接続面eは、前記一対の起動接点の前記可動接点が当接する面よりも前記可動接点の側の離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 一端が前記起動抵抗の一端と電気的に接続され他端が前記一対の起動接点の一方と電気的に接続されるコイル側起動接点コネクタを備え、
前記コイル側起動接点コネクタは前記起動抵抗の一端と電気的に接続される接続面fを有し、この接続面fは、前記一対の起動接点の前記可動接点が当接する面よりも前記可動接点の側の離れた位置に配置したことを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 一端が前記給電コネクタと電気的に接続され、他端が前記第1のコイル、及び前記起動抵抗と電気的に接続され、前記第1のコイルの一端と前記起動抵抗の一端とが電気的に接続される接続面dを有しているコイル側中間コネクタ、
一端が前記第1のコイルの一端と電気的に接続される接続面eを有しており、他端が前記マイナスコネクタと電気的に接続されるマイナス側中間コネクタ、
一端が前記起動抵抗の一端と電気的に接続される接続面fを有しており、他端が前記一対の起動接点の一方と電気的に接続されるコイル側起動接点コネクタ、
を備え、
前記接続面dの法線方向の延長面Dに対して前記接続面eと前記接続面fのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
前記接続面eの法線方向の延長面Eに対して前記接続面dと前記接続面fのうち最も近接する一つが交差しない配置、
または、
前記接続面fの法線方向の延長面Fに対して前記接続面dと前記接続面eのうち最も近接する一つが交差しない配置、
の少なくともいずれか一つの配置に前記接続面d、前記接続面e、及び前記接続面fが配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 一端が前記起動抵抗の前記モータに電気的に接続される一端と接続され、他端が前記接続面cと電気的に接続される第3のコイルを備えたことを特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記給電コネクタに接続された給電コネクタ側固定接点と、一端に前記バッテリが電気的に接続され、他端に接点面が設けられたバッテリ側固定接点と、前記給電コネクタ側固定接点と前記バッテリ側固定接点との間を開閉する副可動接点と、
を備える補助リレーが、前記端子台の前記給電コネクタが配置される端面に設けられた開口部に配置されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
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