JP6304372B2 - 管理システム、記録媒体、及び管理方法 - Google Patents

管理システム、記録媒体、及び管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信端末からアプリケーションへのアクセスを管理する発明に関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して通信を行う通信システムが普及している。通信システムのうち、例えば、テレビ会議システムでは、複数の通信端末間で、画像データ及び音データの送受信が行われることにより、テレビ会議を実現することができる(特許文献1参照)。
また、テレビ会議システムを構成するテレビ会議管理システムが、通信端末の認証を行った後、伝送管理システムや、アップデートシステム、画面提供システム等のURIを通信端末へ通知して、通信端末から各システムへアクセスさせる方法が知られている(特許文献2参照)。この方法によると、テレビ会議管理システムが、一括して通信端末を認証することにより、アクセス先の各システムにおいて改めて通信端末を認証する必要がなくなるので、アクセス先における認証の負荷を軽減することができる。
また、アクセス先のアプリケーションとしては、例えば、Java(登録商標)アプリケーションなど、プラットフォームに依存することなく動作するものが開発されている。これにより、PC(Personal Computer)とテレビ会議専用端末などの異なるプラットフォームの通信端末が、それぞれ同じアプリケーションへアクセスすることにより、異端末間の通信等の異端末間を連携させる機能の提供が可能となる。この場合、アプリケーション側では、アクセス元の通信端末に設けられているカメラの解像度等に応じて、通信端末毎に、例えば、高画質のテレビ会議や標準画質のテレビ会議等の異なる機能を提供することもできる。
しかしながら、アプリケーションがアクセス元の通信端末に応じて異なる機能を提供する場合に、アプリケーション側では、アクセス元の通信端末にどのような動作が可能であるかを問い合わせて、利用可能な機能を判断していたため、アプリケーション側に負荷がかかるという課題が生じる。
本発明は、通信端末からアプリケーションへのアクセスを管理するアクセス管理システムであって、前記アプリケーションは、前記通信端末に応じて異なる機能を提供可能なアプリケーションであり、前記アプリケーションへのアクセス元となる通信端末の機種に基づいて、前記アプリケーションが提供可能な機能の中から、前記アクセス元となる通信端末において利用可能な機能を特定する機能特定手段と、前記アクセス元となる通信端末が、前記アプリケーションにアクセスする際に、前記機能特定手段によって特定された機能を示す機能情報が、アクセス先のアプリケーションに対して送信されるように制御する制御手段と、を有することを特徴とするアクセス管理システムである。
本発明によれば、アクセス管理システムは、アプリケーションへのアクセス元となる通信端末の機種に基づいて、アクセス元となる通信端末において利用可能な機能を特定して、特定された機能を示す機能情報がアクセス先のアプリケーションに対して送信されるように制御する。これにより、通信端末がアプリケーションへアクセスしたときに、アプリケーション側において、通信端末に提供する機能を特定しなくても良くなるため、アプリケーション側の負荷を軽減できるようになるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 図2は、認証・認可方式を示すフロー図である。 図3は、認証・認可方式を示すフロー図である。 図4は、通信端末の外観図の一例を示す図である。 図5は、通信端末のハードウェア構成図である。 図6は、通信端末のハードウェア構成図である。 図7は、電子黒板のハードウェア構成図である。 図8は、通信管理システム、中継装置、アプリケーションサーバ、プログラム提供システム、及びメンテナンスシステムのハードウェア構成図である。 図9は、通信端末のソフトウェア構成図である。 図10は、通信端末、通信管理システム、及びアプリケーションサーバの各機能ブロック図である。 図11は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。 図12は、アプリ利用管理テーブルを示す概念図である。 図13は、アプリURL管理テーブルを示す概念図である。 図14は、端末機能管理テーブルを示す概念図である。 図15は、アプリ機能管理テーブルを示す概念図である。 図16は、アクセストークン管理テーブルを示す概念図である。 図17は、通信システムにおける各種情報の送受信の状態を示した概念図である。 図18は、通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図19は、アプリアイコンを表示させるまでの処理を示したシーケンス図である。 図20は、アプリケーションの起動を要求する処理を示したシーケンス図である。 図21は、アプリケーションリストの画面例を示した図である。 図22は、アプリケーションの利用を認可する処理を示したフロー図である。 図23は、ディスプレイにおける表示画面の一例を示す概念図である。 図24は、ディスプレイにおける表示画面の一例を示す概念図である。 図25は、アプリアイコンを表示させるまでの処理を示したシーケンス図である。
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態について説明する。
<<実施形態の全体構成>>
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの概略図である。図1に示されているように、通信システム1は、複数の通信端末(10aa,10ab,…)、各通信端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、通信管理システム50、アプリケーションサーバ80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。
なお、以下、「アプリケーション」は「アプリ」と省略して説明する。また、以下では、「通信端末」は単に「端末」として表され、「通信管理システム」は単に「管理システム」として表されている。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は、「端末10」と表され、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,30c)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。また、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは、「ルータ70」と表されている。なお、この通信は、音、映像(画像)、又は、音及び映像(画像)によって実現することができる。
この通信システム1によって、通信データの一例としての画像データ及び音データの通信が行われることで、遠隔地間のテレビ会議等を実現することができる。なお、複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、通信データの最適な経路の選択を行う。また、アプリサーバ80は、各端末10で動作する各種アプリ(オンラインアプリ)を管理する。各端末10は、アプリサーバ80から各種アプリをダウンロードして利用する。
また、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。通信端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されている。更に、LAN2a、LAN2b、及び専用線2abは、地域A内で構築されている。例えば、LAN2aは、ある会社の東京事業所内で構築されており、LAN2bは大阪事業所内で構築されている。
一方、通信端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。通信端末10d(10da,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されている。更に、LAN2c、LAN2d、及び専用線2cdは、地域B内で構築されている。例えば、LAN2cはある会社のニューヨーク事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
上記の端末10のうち、端末(10aa,10ba,10ca,10da)は、テレビ会議専用端末であって、音入出力用のマイクおよびスピーカ、標準画質乃至高画質の画像撮影用のカメラが設けられている。端末(10ab,10bb,10cb,10db)は、廉価版のテレビ会議専用端末であって、音入出力用のマイクおよびスピーカ、及び標準画質の画像撮影用のカメラが設けられている。端末(10ac,10bc,10cc,10dc)は、携帯電話端末であって、音入出力用のマイクおよびスピーカが設けられている。端末(10ad,10bd,10cd,10dd)は、電子黒板であって、座標データ入力用のコントローラが設けられている。なお、座標データとは、利用者が電子ペンや手をディスプレイに接触させることで描いた文字、数字、図形等のストローク画像を、電子黒板が電子的に変換することにより生成されたデータである。電子黒板は、管理システム50を介して他の電子黒板に座標データを送信すると、他の電子黒板では座標データからストローク画像を再生することで、一方の電子黒板で描かれたストローク画像が、遠隔地の他方の電子黒板でも表示されることになる。これにより、遠隔地間の会議等がより便利なものとなる。
また、管理システム50、アプリサーバ80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、インターネット2iに接続されている。なお、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の設置場所は限定されず、それぞれのシステムが同一地域あるいは同一国内に設置されていても、異なる地域あるいは異なる国内にそれぞれ設置されていても良い。
また、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明している。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通信や、同じ事業所内の異なる部屋間での通信だけでなく、同じ部屋内での通信や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通信で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
また、図1に示されている各端末10は、通信データの送受信により、ユーザの通信を実現する端末である。更に、端末10は、所定の通信方式(通信の宛先と接続又は切断をするための呼制御方式、及び通信データをIPパケット化するための符号化方式)を利用して、通信データの送受信を行う。
なお、この呼制御方式としては、(1)SIP(Session Initiation Protocol)、(2)H.323、(3)SIPを拡張したプロトコル、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコル、(5)SIPのMESSAGEメソッドを利用したプロトコル、(6)インターネットリレーチャットのプロトコル(IRC(Internet Relay Chat))、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル等が挙げられる。このうち、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコルは、例えば、(4−1)XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)、又は(4−2)ICQ(登録商標)、AIM(登録商標)、若しくはSkype(登録商標)などで利用されるプロトコルである。また、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコルは、例えば、Jingleである。
また、端末10は、ユーザの操作に基づいて、各種用途のアプリを、アプリサーバ80からダウンロードして利用する。複数の端末10は、お互いに同じアプリを利用した場合、通信ネットワーク2を介して通信を実現することができる。ここで、アプリは、通信及びメッセージアプリを含み、テレビ会議用のアプリの他に、例えば、Skype, Google Talk, LINE, FaceTime, カカオトーク, Tango(登録商標又は未登録商標)等が挙げられる。
また、管理システム50は、端末10の認証・認可に必要な情報を管理しており、端末10を認証し、アプリへのアクセスを認可するアクセス認可システムの機能を有している。アプリサーバ80は、アプリの実体であるURI(Uniform Resource Identifier)をホストしているサーバである。
端末10は、通信ネットワーク2を介して各種アプリを利用することができる。アプリを利用する場合に、なりすまし等の不正利用や、情報漏洩を防止する方法として、アプリ側で独自に認証を行うシステムを運用することも考えられる。ところが、この方法によると、利用者の信頼を得るために、個人情報等を安全に運用できるシステムが各アプリ側において構築されていなければならないため、アプリ側の負荷が大きくなる。そこで、利用者は個人情報等を含むサービスに係る情報を一つのアクセス認可システムに登録し、アプリを利用する際には、図2に示したように、アクセス認可システムから認可をうける形の方式が考えられ広く利用されている。なお、図2は、認証・認可方式を示すフロー図である。この方法を用いた認証・認可方式の一例としては、OAuth2(RFC6749)が挙げられる。
この方法によると、端末は、アクセス認可システムへ認証要求を行う。この認証に成功した場合には(認証成功:YES)、アクセス認可システムは、アプリへのアクセスが認可されていることを示すアクセストークン等の認可情報を作成して端末へ送信する。端末では、認可情報をアプリサーバへ送信することにより、アプリへアクセスしアプリを起動する。このアクセス認可システムでは、アプリ側に代わって一括して端末の認証を行うことにより、各アプリ側において、認証に要するコストを削減することが可能となる。
ところで、アプリが端末に応じて動作を変える場合、例えば、スマートフォンの通信システムであれば、アプリ側が、スマートフォンのOSもしくはOSが提供するサービスに問い合わせることで、画面の解像度などの端末の情報を取得して、取得した情報に応じて動作を変える。ところが、このような問い合わせの処理を行った場合には、アプリ側の負荷が大きくなる。
そこで、本実施形態では図3に示したような認証・認可方式を用いることができる。なお、図3は、認証・認可方式を示すフロー図である。すなわち、アクセス認可システムとしての管理システム50は、端末に応じて動作を変えるアプリへのアクセスの認可を受け付けた場合に、利用者がアプリの利用権限を保有しているか(アプリ利用権あり:YES)否か(アプリ利用権あり:NO)だけではなく、アプリの各機能の実行権限を有するかどうかも判断し、認可情報を作成する。これにより、アプリ側では、従来のシステムにおいて行っていた、端末の情報を取得して機能を判断する処理が不要になる。
なお、この判断に必要な端末10の情報は、管理システム50があらかじめ保持しておくか、端末10が認可を要求するときに端末10の情報を管理システム50に送信することで実現できる。これにより、アプリの実装を変えることなく、判断に必要な情報を更新するだけで、端末10の種類に応じてアプリの動作を判断することが可能となる。
<<実施形態のハードウェア構成>>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。まず、端末10のハードウェア構成について説明する。端末10には、上記のようにテレビ会議専用端末及び廉価版のテレビ会議専用端末(以上、テレビ会議専用端末)と、携帯電話端末と、電子黒板と、が含まれている。以下、テレビ会議専用端末の外観について説明する。
図4は、本実施形態に係る端末10の外観図である。図4に示されているように、テレビ会議専用端末である端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、操作パネル1150には、認証受付I/F122が設けられている。認証受付I/F122は、利用者から認証情報の入力を受け付けるインタフェイスであり、具体的には、ICカードリーダや、SDカードやSIMカード等の読み取り器が該当する。
また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図4は、チルト角θ1が90度の状態を示している。カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、ユーザ、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図4で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、上記図4の外観図はあくまで一例であってこの外観に限定するものではない。端末10は例えば汎用的なPC、スマートフォン、タブレット型端末、電子黒板、プロジェクターなどの投影装置、自動車に搭載されるカーナビゲーション端末、複合機やプリンタなどの画像形成装置、ウェアラブル端末であってもよい。カメラやマイクは必ずしも内蔵型である必要はなく外付けであってもよい。
なお、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバコンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。また、端末10のうち携帯電話端末及び電子黒板は、それぞれ一般の携帯電話端末及び電子黒板の外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
続いて端末10の一例としてテレビ会議専用端末のハードウェア構成について説明する。図5は、本実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。図5に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、通信端末10用のプログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、図5を用いて説明した認証受付I/F122、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作等を表示する液晶や有機EL(Organic Electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High−Definition MultimediaInterface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。なお、テレビ会議専用端末に設けられているカメラ112はHD(High Definition)画質用のビデオカメラである。
外部機器接続I/F118には、図4に示されている筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable andProgrammable ROM)等を用いてもよい。
なお、廉価版のテレビ会議専用端末は、上記のテレビ会議専用端末と同様のハードウェア構成を有するので、詳細な説明を省略する。ただし、廉価版のテレビ会議専用端末に設けられているカメラ112はSD(Standard Definition)画質用のビデオカメラである。
続いて、テレビ会議専用端末以外の端末10のハードウェア構成について、テレビ会議専用端末と異なる点を説明する。携帯電話端末は、図6に示したように、カメラ112、撮像素子I/F113、ディスプレイI/F117、及びディスプレイ120を有していない点で、テレビ会議専用端末と異なるハードウェア構成を有している。なお、図6は、本実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。
また、図7を用いて、本実施形態の電子黒板のハードウェア構成を説明する。なお、図7は、電子黒板のハードウェア構成図である。図7に示されているように、端末(10ad,10bd,…)等の電子黒板は、電子黒板全体の動作を制御するCPU101、IPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM103、電子黒板用のプログラム等の各種データを記憶するSSD105、及び、通信ネットワーク2との通信を制御するネットワークI/F111を備えている。また、電子黒板は、利用者から認証情報の入力を受け付ける認証受付I/F122、ノートPC6のディスプレイに対して映像情報を静止画または動画として表示させるキャプチャデバイス123、グラフィクスを専門に扱うGPU(Graphics Processing Unit)124、及び、GPU124からの出力画像をディスプレイ3等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行うディスプレイコントローラ125を備えている。
更に、電子黒板は、接触センサ127の処理を制御するセンサコントローラ126、ディスプレイ3上に電子ペン4やユーザの手H等が接触したことを検知する接触センサ127を備えている。この接触センサ127は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標を検出する方法は、ディスプレイ3の上側両端部に設置された2つの受発光装置が、ディスプレイ3に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ3の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。接触センサ127は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のID(Identification)をセンサコントローラ126に出力し、センサコントローラ126が、物体の接触位置である座標位置を特定する。なお、以下に示す全ての各IDは、識別情報の一例である。
また、接触センサ127としては、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。
また、電子黒板は、電子ペンコントローラ128を備えている。この電子ペンコントローラ128は、電子ペン4と通信することで、ディスプレイ3へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。なお、電子ペンコントローラ128が、電子ペン4のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン4のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。更に、電子黒板は、CPU101、ROM102、RAM103、SSD105、ネットワークI/F111、認証受付I/F122、キャプチャデバイス123、GPU124、センサコントローラ126、及び電子ペンコントローラ128を、図7に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
図8は、本発明の本実施形態に係る管理システム50、中継装置30、アプリケーションサーバ80、プログラム提供システム90、メンテナンスシステム100のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図8に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
一方、中継装置30、アプリサーバ80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。
続いて、端末10のソフトウェア構成について説明する。図9は、端末10のソフトウェア構成図である。図9に示されているように、OS1020、通話アプリ1031、SD(Standard Definition)ビデオ会議アプリ1032、HD(High Definition)ビデオ会議アプリ1033、電子黒板アプリ1034は、RAM103の作業領域1010上で動作する。OS1020は、特に限定されないが、工場出荷前から端末10にインストールされている。また、通話アプリ1031、SDビデオ会議アプリ1032、HDビデオ会議アプリ1033、電子黒板アプリ1034は、工場出荷後にアプリサーバ80から取得してインストールされたものであっても良い。
また、これらのうち、OS1020は、基本的な機能を提供し、端末10全体を管理する基本ソフトウェアである。ブラウザ1021は、OS1020上で動作するソフトウェアであって、情報を一定の目的に沿って表示し閲覧に供するために用いられる。通話アプリ1031、SDビデオ会議アプリ1032、HDビデオ会議アプリ1033、電子黒板アプリ1034は、ブラウザ1021上で動作するソフトウェアであって、他の端末10との通信などの目的で用いられる。なお、本発明の一実施形態によると、各通話アプリ1031、SDビデオ会議アプリ1032、HDビデオ会議アプリ1033、電子黒板アプリ1034は、それぞれ異なる通信プロトコルに対応したものであっても良い。
なお、通話アプリ1031、SDビデオ会議アプリ1032、HDビデオ会議アプリ1033、電子黒板アプリ1034は、一例であって、他のアプリがインストールされていてもよいが、説明の簡略化のために、4種類のアプリを説明した。また、複数の通話アプリがインストールされる場合は、上記(1)〜(7)のように、異なるプロトコルの通話アプリがインストールされてもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図10は、本実施形態の通信システム1の一部を構成する端末10、管理システム50、及びアプリサーバ80の機能ブロック図である。図10では、端末10、管理システム50、及びアプリサーバ80が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<通信端末の機能構成>
端末10は、装置制御部1050及び通信制御部1060を有している。このうち、装置制御部1050は、図9に示されているOS1020およびブラウザ1021が起動することによって実現される。また、通信制御部1060は、図9に示されている通話アプリ1031、SDビデオ会議アプリ1032、HDビデオ会議アプリ1033、電子黒板アプリ1034の何れかが起動されることによって実現される。
また、装置制御部1050は、送受信部11、操作入力受付部12、表示制御部13、起動要求部14、及び記憶・読出部19を有している。これら各部は、図5あるいは図6に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。
一方、通信制御部1060は、送受信部21、起動部22、表示制御部24、機能実行部25、及び記憶・読出部29を有している。これら各部は、図5あるいは図6に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された通話アプリ(プログラム)に従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。
また、端末10は、図5あるいは図6に示されているROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(認証用データ記憶領域)
端末10の記憶部1000には、端末10が管理システム50にログイン要求するときに、ログイン要求元を認証するために用いられる認証情報を記憶するための認証用データ記憶領域1001が設けられている。本発明の一実施形態によると、端末10の認証用データ記憶領域1001には証明書情報が記憶されており、さらに、任意にパスワードが記憶されている。これにより、端末10ではクライアント証明書認証が利用可能であり、任意にパスワード認証が利用可能となる。なお、認証用データは、SIM(Subscriber Identity Module)カードや、メモリ等に記憶されていたものが、認証受付I/F122によって受け付けられて、記憶・読出部19によって認証用データ記憶領域1001に記憶されたものであっても良い。
(機種情報記憶領域)
また、端末10の記憶部1000には、この端末10の機種を示す機種情報が記憶された機種情報記憶領域1002が設けられている。本発明の一実施形態によると、端末(10aa,10ba,…)の機種情報記憶領域1002には、テレビ会議専用端末を示す機種情報「A」が記憶されている。また、端末(10ab,10bb,…)の機種情報記憶領域1002には、廉価版のテレビ会議専用端末を示す機種情報「B」が記憶されている。また、端末(10ac,10bc,…)の機種情報記憶領域1002には、携帯電話端末を示す機種情報「C」が記憶されている。また、端末(10ad,10bd,…)の機種情報記憶領域1002には、電子黒板を示す機種情報「D」が記憶されている。
(装置制御部の各機能構成)
次に、図10を用いて、端末10における装置制御部1050の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10における装置制御部1050の各機能構成を説明するにあたって、図5乃至図7に示されている各構成要素のうち、装置制御部1050の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図10に示されている端末10の送受信部11は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されている操作ボタン(108a、108b、108c、108d、108e)及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力又は各種選択を受け付ける。例えば、ユーザが、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図10に示されている操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、電源をONにする。
表示制御部13は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、通信する際に相手側から送られてきた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。
起動要求部14は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令に基づいて、ブラウザ1021によって実現される機能であって、通信制御部1060に対して、アプリ(1031、1032、1033、1034)の起動を要求する。
記憶・読出部19は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令及びSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
(通信制御部の各機能構成)
次に、図5乃至図7、及び図10を用いて、端末10における通信制御部1060の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10における通信制御部1060の各機能構成を説明するにあたって、図5乃至図7に示されている各構成要素のうち、通信制御部1060の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図10に示されている送受信部21は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
起動部22は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令によって実現され、装置制御部1050の操作入力受付部12がユーザによるアプリの選択を受け付けた場合に、操作入力受付部12の起動要求に基づいて通信制御部1060(通話アプリ)の動作を起動する。
表示制御部24は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、画面のデータをディスプレイ120に送信するための制御を行う。
機能実行部25は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令、及びカメラ112、マイク114、又はスピーカ115等によって実現され、画像又は音等による通信を実現するための制御を行う。
記憶・読出部29は、図5乃至図7に示されているCPU101からの命令及びSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、認証部52、機能特定部53、認可部55、及び記憶・読出部59を有している。これら各部は、図8に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、図8に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。この記憶部5000には、以下に示すような各テーブルによって構成されているDB(5001,5003,5004,5005,5006,5007)が構築される。
(端末認証管理テーブル)
図11は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図11に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5001が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、認証用のパスワード、及び、クライアント証明書認証の許否を示す情報が関連付けられて管理される。例えば、図11に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である端末10aaは、パスワード認証を利用可能であり、パスワード認証用のパスワードは「aaaa」であることが示されている。また、端末認証管理テーブルにおいて、端末IDが「01ab」である端末10abは、クライアント証明書認証を利用可能であることが示されている。更に、端末認証管理テーブルにおいて、端末IDが「01ac」である端末10acは、パスワード認証、及びクライアント証明書認証を利用可能であり、パスワード認証用のパスワードは「cccc」であることが示されている。なお、端末10毎に利用可能な認証方式を限定することにより、端末10毎に、利用可能なアプリ全体に対して、利用可能な認証方式を限定することができる。なお、本実施形態において、端末IDは、通信先の端末10を特定可能な情報であればよく、端末10固有の情報以外に端末10に固有ではない情報であってもよい。例えば端末10を利用するユーザを識別する情報であってもよいし、端末10が読み込み可能な記録媒体に記憶された識別情報であってもよい。
(アプリ利用管理テーブル)
図12は、アプリ利用管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図12に示されているようなアプリ利用管理テーブルによって構成されているアプリ利用管理DB5003が構築されている。このアプリ利用管理テーブルでは、端末10を識別するための端末ID及びテレビ会議用のアプリのそれぞれを識別するためのアプリID毎に、アプリの利用可否を示す利用可否情報を関連付けて管理している。なお、利用可否情報「On」は利用可能である旨を示し、利用可否情報「Off」は利用可能でない旨を示す。
また、アプリ利用管理テーブルでは、アプリを利用可能である場合に、その条件を追加して管理することができる。例えば、図12に示されているアプリ利用管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である端末10aaでは、アプリIDが「a001」で識別される通話アプリ、及び、アプリIDが「a002」で識別されるSDビデオ会議アプリを利用可能であり、アプリIDが「a003」で識別されるHDビデオ会議アプリを利用可能でない旨が示されている。この場合、通話アプリの利用可能期間は、「2014年1月1日」から「2014年9月30日」までである。
(アプリURL管理テーブル)
図13は、アプリURL管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図13に示されているようなアプリURL管理テーブルによって構成されているアプリURL管理DB5004が構築されている。このアプリURL管理テーブルでは、複数のアプリIDのそれぞれに、これらのアプリのアイコンデータの通信ネットワーク2におけるURL情報及びこれらのアプリの通信ネットワーク2におけるURL情報を関連付けて管理している。
(端末機能管理テーブル)
図14は、端末機能管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図14に示されているような端末機能管理テーブルによって構成されている端末機能管理DB5005が構築されている。この端末機能管理テーブルでは、端末10の機種を示す機種情報毎に、その機種の端末10によって利用可能なアプリの機能を示す機能情報を関連付けて管理している。本発明の一実施形態によると、端末10に設けられている機器に応じて端末10の機種情報を分類しても良く、例えば、マイクやスピーカなどの外部機器が取り付けられた端末10は、外部機器が取り付けられる前の端末10とは別の機種であるとして管理しても良い。図14の端末機能管理テーブルにおいて、機種情報「A」は、テレビ会議専用端末を示し、機種情報「B」は、廉価版のテレビ会議専用端末を示し、機種情報「C」は、携帯電話端末を示し、機種情報「D」は電子黒板を示す。
(アプリ機能管理テーブル)
図15は、アプリ機能管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には図15に示されているようなアプリ機能管理テーブルによって構成されているアプリ機能管理DB5006が構築されている。このアプリ機能管理テーブルでは、管理システム50で管理されるアプリのアプリID毎に、このアプリによって提供される機能を示す一以上の機能情報を関連付けて管理している。図15のアプリ機能管理テーブルにおいてアプリID「a001」は、通話アプリ1031のアプリIDであり、アプリID「a002」は、SDビデオ会議アプリ1032のアプリIDであり、アプリID「a003」は、HDビデオ会議アプリ1033のアプリIDであり、アプリID「a004」は、電子黒板アプリ1034のアプリIDである。
(アクセストークン管理テーブル)
図16は、アクセストークン管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図16に示されているようなアクセストークン管理テーブルによって構成されているアクセストークン管理DB5007が構築されている。このアクセストークン管理テーブルでは、アプリを識別するためのアプリID、及び、このアプリが提供する機能のうち端末10による利用が認可された機能を示す機能情報毎に、アプリへのアクセスが認可されたことを示す認可情報としてのアクセストークンを関連付けて管理している。例えば、図16に示すアクセストークン管理テーブルでは、アプリID「a001」で識別される通話アプリが提供する機能のうち、「音声会議」の機能の利用が認可されたときに、認可情報としてアクセストークン「abcdefg」が発行されることが示されている。
(管理システムの各機能構成)
次に、通信管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、通信管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図8に示されている各構成要素のうち、通信管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図8に示されているCPU201からの命令、及び図8に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証部52は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51で受信された端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末認証管理テーブル(図11参照)を検索し、この端末認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末の認証を行う。
機能特定部53は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、アプリの起動要求元の端末10から送信された機種情報を検索キーとして、端末機能管理テーブル(図14参照)を検索し、対応する機能情報を抽出することにより、端末10において利用可能な機能を特定する。
認可部55は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、アプリが提供する機能の利用が認可されたことを示す認可情報として、アクセストークンを作成する。
記憶・読出部59は、図8に示されているCPU201からの命令及び図8に示すHDD205によって実行され、又はCPU201からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを抽出する処理を行う。
<アプリサーバの機能構成>
アプリサーバ80は、送受信部81、及び記憶・読出部89を有している。これら各部は、図8に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開されたアプリサーバ80用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、アプリサーバ80は、図8に示されているHD204により構築される記憶部8000を有している。
(アプリホスティングDB)
記憶部8000には、アプリホスティングDB8001が構築されている。アプリホスティングDB8001は、アプリサーバ80にアップロードされたアプリを記憶して管理する。
また、アプリサーバ80の記憶部8000には、図16で示されているアクセストークン管理テーブルと同様の情報を記載したテーブルが記憶されている。これにより、アプリサーバ80が端末10からアクセストークンを受信したときに、アプリ側では、端末10からのアクセスが認可されているか否かだけでなく、そのアプリにおいて利用が認可されている機能を把握することができる。なお、アプリサーバ80のアプリホスティングDB8001には複数のアプリが記憶されていても良い。この場合、各アプリは、図16で示されているアクセストークン管理テーブルに記載された情報のうち当該アプリに必要な情報を保有していても良い。また、アプリサーバ80は複数用意されていても良い。この場合、各アプリサーバ80は、図16で示されているアクセストークン管理テーブルに記載された情報のうち当該アプリサーバ80が管理するアプリに必要な情報を保有していても良い。
送受信部81は、図8に示されているCPU201からの命令、及び図8に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
記憶・読出部89は、図8に示されているCPU201からの命令及び図8に示すHDD205によって実行され、又はCPU201からの命令によって実現され、記憶部8000に各種アプリを記憶したり、記憶部8000に記憶された各種アプリを抽出する処理を行う。
<<実施形態の処理または動作>>
続いて、図17を用いて本実施形態の処理または動作の概要について説明する。図17は、通信システム1における各種情報の送受信の状態を示した概念図である。
管理システム50(アクセス管理システムの一例)は、端末10からアプリサーバ80に登録されているアプリへの通信ネットワーク2を介したアクセスを管理する。このアプリは、端末10の機種に応じて異なる機能を提供可能なアプリである。通信システム50の機能特定部53(機能特定手段の一例)は、アプリの起動要求元の端末10(アクセス元となる端末10)の機種に基づいて、アプリが提供可能な機能の中から、アクセス元となる端末10において利用可能な機能を特定する。送受信部51(制御手段の一例)は、アクセス元となる端末10が、アプリケーションにアクセスする際に、機能特定部53によって特定された機能を示す機能情報を含むアクセストークンをアクセス元の端末10へ送信することにより、機能情報がアプリサーバ80に送信されるように制御する。これにより、端末10がアプリへアクセスしたときに、アクセス先のアプリサーバ80では、端末10に問い合わせることなく端末10の機能を把握することができるようになるので、アクセス先の負荷を軽減できるようになる。
管理システム50の端末機能管理DB5005(通信端末機能管理手段の一例)は、端末10の機種を示す機種情報、及びその機種の端末10において利用可能なアプリの機能を示す機能情報、を関連付けて管理する。管理システム50の送受信部51(機種情報受信手段の一例)は、アプリのアクセス元となる端末10の機種を示す機種情報を含む起動要求情報を受信する。これにより、機能特定部53は、端末機能管理DB5005において、送受信部51が受信した起動要求情報に含まれる機種情報に関連付けられて管理されている機能情報に基づいて、アクセス元となる端末10において利用可能な機能を特定することができる。
なお、管理システム50の送受信部51(機能情報受信手段)は、端末10からその端末10において利用可能な機能を示す機能情報を受信しても良い。これにより、管理システム50が端末機能管理DB5005を有しない場合でも、機能特定部53は、端末10から送信された機能情報に基づいて、アクセス元となる端末10において利用可能な機能を特定することが可能となる。
管理システム50のアプリ機能管理DB5006(アプリケーション機能管理手段の一例)は、アプリのアプリID毎に、このアプリが提供する機能を示す機能情報を関連付けて管理する。これにより、機能特定部53は、アプリ機能管理DB5006において管理されている機能情報の中から、アクセス元となる端末10において利用可能な機能を示す機能情報を特定することができる。
管理システム50のアプリURL管理DB5004(位置情報管理手段の一例)は、端末10からのアクセス先となるアプリの通信ネットワーク2上の位置を示すURL(Uniform Resource Locator,位置情報の一例)を管理する。送受信部51は、アプリURL管理DB5004において管理されているアクセス先となるアプリのURLと、機能特定部53によって特定された機能を示す機能情報と、を含み、前記機能特定手段によって特定された機能を利用する権限を有することを示すアクセストークン(認可情報の一例)を、アクセス元となる端末10に送信する。これにより、アクセス元の端末10は、アクセストークンを利用して、アプリにアクセスするとともに、利用可能な機能をアプリに対してに送信することができる。
続いて、本実施形態の処理または動作について、詳細に説明する。まず、図18を用いて、端末10において通信を開始する準備段階の処理について説明する。図18は、通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。ユーザが、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図10に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、端末10を起動させる(ステップS1)。そして、送受信部11は、上記電源ONの受け付けを契機とし、通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログイン要求を行う(ステップS2)。これにより、管理システム50の送受信部51は、ログイン要求を受け付ける。なお、ログイン要求はログイン要求元の端末10のユーザによる指示入力を契機としてもよい。
このログイン要求には、要求元としての自端末である端末10を識別するための端末ID、ログイン要求元を認証するための認証情報が含まれている。なお、認証情報としては、パスワードあるいはクライアント証明書情報などが挙げられる。これら端末ID及び認証情報は、記憶・読出部19を介して記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータ、あるいは、認証受付I/F122によって入力が受け付けられたデータであっても良い。また、これら端末ID及びパスワードは、ログイン要求元の端末10のユーザによって入力されてもよい。また、端末10から管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である端末10のIPアドレスを取得することができる。
次に、管理システム50の認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及び認証情報に基づいて、ログイン要求元である端末10の認証を行う(ステップS3)。この場合、端末10が、パスワード認証を要求してきた場合には、端末10から送信されたパスワードを検索キーとして、記憶部5000の端末認証管理テーブル(図11参照)を検索し、この端末認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。また、端末10が、クライアント証明書認証を要求してきた場合には、端末10から送信された端末IDを検索キーとして、記憶部5000の端末認証管理テーブル(図11参照)を検索し、この端末10のクライアント証明書認証が許可されているか否かを参照する。クライアント証明書認証が許可されている場合には、端末10から送信されたクライアント証明書情報が正当なものであるか否かを判断することによって端末認証を行う。
そして、管理システム50の送受信部51は、上記認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、ログイン要求元の端末10に送信する(ステップS4)。これにより、ログイン要求元の端末10の送受信部11は、認証結果情報を受信する。続いて、認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下説明する。
続いて、図19を用いて、端末10において、起動要求するアプリの候補を示すアプリアイコンを表示させるまでの処理を説明する。図19は、アプリアイコンを表示させるまでの処理を示したシーケンス図である。
端末10が、ステップS1からステップS4の処理を経て管理システム50にログインした後、端末10の送受信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50に、利用可能アプリの候補のリストを要求する(ステップS31)。これにより、管理システム50の送受信部51は、利用可能アプリの要求を受け付ける。この要求には、リスト要求元の端末10の端末IDが含まれている。
次に、管理システム50の記憶・読出部59は、上記ステップS31によって受信されたリスト要求元の端末10の端末IDを検索キーとしてアプリ利用管理テーブル(図12を参照)を検索することにより、この端末IDに対応するアプリID、および利用条件(有効期間開始日、および有効期間終了日)を読み出す(ステップS32)。更に、記憶・読出部59は、上記ステップS32によって読み出されたアプリIDのうち、利用条件が設定されている場合には、この処理の時点で有効期間内(有効期間開始日から有効期間終了日までの期間)を抽出し、抽出されたアプリIDを検索キーとして、アプリURL管理テーブル(図13を参照)を検索することにより、このアプリIDに対応するアイコンのURL情報を読み出す(ステップS33)。
次に、管理システム50は、通信ネットワーク2を介してリスト要求元の端末10に、利用可能なアプリの候補のリストとして利用可能アプリ情報を送信する(ステップS34)。この利用可能アプリ情報には、アプリIDと上記ステップS33で読み出されたアイコンのURL情報が含まれている。これにより、リスト要求元の端末10の送受信部11は、利用可能アプリ情報を受信する。
次に、端末10の送受信部11は、上記ステップS34によって受信したアイコンのURLで示される、アプリホスティングDB8001内のリソースにアクセスして、アイコンの画像情報の取得を要求する(ステップS35)。これにより、アプリサーバ80の送受信部81は、アイコンの画像情報の取得要求を受け付ける。
次に、アプリサーバ80の記憶・読出部89は、記憶部8000のアプリホスティングDB8001から、上記ステップS35によって要求されたアイコンの画像情報を読み出す(ステップS36)。そして、送受信部81は、通信ネットワーク2を介して取得要求元の端末10に、アイコンの画像情報を送信する(ステップS37)。これにより、要求元の端末10の送受信部11は、アイコンの画像情報を受信する。
次に、表示制御部13は、ディスプレイ120上に、図21に示されているような「アプリリスト」画面140を表示させる(ステップS38)。なお、図21は、アプリリストの画面例を示した図である。この画面140には、有効期間内のアプリのアイコンが表示される。ここでは、4つの各アプリID(a001,a002,a003,a004)で示される4つのアプリのアイコン(141,142,143,144)が表示される。
続いて、図20を用いて、アプリのリストの中から所望のアプリを示すアプリアイコンの選択することにより、選択されたアプリの起動を要求する処理を説明する。なお、図20は、アプリの起動を要求する処理を示したシーケンス図である。
まず、ユーザの操作により、図21に示されている複数のアイコンのうち、所望のアイコンが選択されると、端末10の操作入力受付部12は、ユーザによるアプリアイコンの選択を受け付ける(ステップS41)。続いて、端末10の送受信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、選択されたアプリの起動の要求を示す起動要求情報を送信する(ステップS42)。起動要求情報には、起動要求元の端末10の端末ID、選択されたアプリのアプリID、及び、起動要求元の端末の機種を示す機種情報が含まれている。なお、機種情報は、起動要求元の端末10の機種情報記憶領域1002に記憶されていたものが、記憶・読出部19によって読み出されて、送受信部11によって管理システム50へ送信されたものである。
管理システム50の送受信部51は、起動要求情報を受信することにより起動要求を受け付ける。起動要求が受け付けられると管理システム50の認可部55は、起動要求にかかるアプリが提供する機能のうち、起動要求元の端末10の機種に応じた機能の利用が認可されたことを示すアクセストークンを作成する(ステップS43)。ステップS43の処理について図22を用いて詳細に説明する。図22は、アプリの利用を認可する処理を示したフロー図である。
まず、管理システム50の機能特定部53は、起動要求元の端末10から送信された機種情報を検索キーとして、端末機能管理テーブル(図14参照)を検索し、対応する機能情報を抽出することにより、端末10において利用可能な機能を特定する(ステップS43−1)。続いて、機能特定部53は、起動要求にかかるアプリのアプリIDを検索キーとして、アプリ機能管理テーブル(図15参照)を検索することにより、対応する機能を示す機能情報を抽出することにより、アプリが提供可能な機能を特定する(ステップS43−2)。
続いて、機能特定部55は、起動要求にかかるアプリが提供する機能のうち端末10において利用可能な機能を示す機能情報として、ステップS43−2で抽出されたアプリの各機能情報のうち、ステップS43−1で抽出された各機能情報と一致するものを特定する(ステップS43−3)。
続いて、認可部55は、ステップS43−3の処理で、端末10において利用可能な機能として、いずれかの機能が特定されたか否かを判断する(ステップS43−4)。端末10においていずれかの機能が特定された場合(ステップS43−4のYES)、認可部55は、起動要求にかかるアプリのアプリID及び、ステップS43−3で特定された機能情報を検索キーとして、アクセストークン管理テーブル(図16参照)を検索することにより対応するアクセストークンを抽出する(ステップS43−5)。本実施形態において、ステップS43−5で抽出されたアクセストークンは、起動要求元の端末10においてステップS43−3で特定された機能の利用が認可されたことを示す認可情報として用いられる。続いて、認可部55は、起動要求に係るアプリのアプリIDを検索キーとして、アプリURL管理テーブル(図13を参照)を検索することにより、対応するアプリのURL情報を読み出す(ステップS43−6)。
ステップS43−3の処理で、端末10において利用可能な機能として、いずれの機能も特定されなかった場合(ステップS43−4のNO)、認可部55は、起動要求元の端末10からアプリへアクセスできない旨を示すエラーメッセージを作成する(ステップS43−7)。
続いて、管理システム50の送受信部51は、起動要求元の端末10へ、ステップS43−3で特定された機能情報、ステップS43−5で抽出されたアクセストークン、および、ステップS43−6で抽出されたアクセス先のアプリのURL、あるいは、ステップS43−7のエラーメッセージを送信する(ステップS44)。
端末10の送受信部11においてエラーメッセージが受信された場合には、表示制御部13は、起動要求にかかるアプリのアプリID、アプリ名、およびエラーメッセージ等をディスプレイ120に表示させて処理を終了する(ステップS45)。なお、図23は、ディスプレイにおける表示画面の一例を示す概念図である。
一方、端末10の送受信部11においてアクセストークンが受信されると、認可情報に含まれるアクセストークンに基づいて、表示制御部13は、起動要求にかかるアプリのアプリID、アプリ名、管理システム50から送信された機能情報によって示される機能、およびアプリの起動要求を受け付けるボタンをディスプレイ120に表示させる。なお、図24は、ディスプレイにおける表示画面の一例を示す概念図である。
利用者による操作ボタン108の操作により、図24の表示画面において、「起動」ボタンが選択された場合には、図10に示される装置制御部1050の起動要求部14は、通信制御部1060の起動部22に対して、起動を命令することで、通信制御部1060が起動する(ステップS45)。即ち、ユーザに選択されたアプリが起動することになる。なお、これよりも前の処理は、装置制御部1050による処理であったが、これ以降は、通信制御部1060による処理となる。
アプリが起動すると、送受信部21は、ステップS44で送信されたアクセストークンをアプリサーバ80に送信するとともに、起動可否情報に含まれるアプリのURLにアクセスして、アプリのダウンロードを要求する(ステップS46)。アプリのダウンロード要求がアプリサーバ80の送受信部81で受け付けられると、記憶・読出部89はURLにより特定されるアプリを読み出す(ステップS47)。読み出されたアプリは、送受信部81によってダウンロードの要求元の端末10へ送信される(ステップS48)。これにより、起動要求元の端末10では、ブラウザ1021上でアプリを動作させることが可能となる。なお、アプリサーバ80に送信されたアクセストークンには、アクセスが認可されたアプリを示す情報だけでなく、そのアプリが提供する機能のうち起動要求元の端末10において利用可能な機能を示す情報も含まれている。これにより、アプリ側では、起動要求元の端末10の機器情報を問い合わせることなく、端末10で利用可能な機能を特定することが可能となるので、アプリ側の負荷が軽減される。
〔第2の実施形態〕
続いて、第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を説明する。図25は、アプリアイコンを表示させるまでの処理を示したシーケンス図である。第2の実施形態では、ステップS31において、利用可能アプリの候補のリストを管理システム50に要求するときに、端末10の送受信部11は、リスト要求元である端末10の機種情報を送信する。なお、機種情報は、リスト要求元の端末10の機種情報記憶領域1002に記憶されていたものが、記憶・読出部19によって読み出されて、送受信部11によって管理システム50へ送信されたものである。
また、第2の実施形態では、第1の実施形態におけるステップS32の処理が、図25に示されたS32−1乃至S32−4の一連の処理に変更されている。
まず、管理システム50の記憶・読出部59は、上記ステップS31によって受信されたリスト要求元の端末10の端末IDを検索キーとしてアプリ利用管理テーブル(図12を参照)を検索することにより、この端末IDに対応するアプリID、および利用条件(有効期間開始日、および有効期間終了日)を読み出す(ステップS32−1)。続いて、記憶・読出部59は、読み出されたアプリIDの中から、処理の時点で有効期間内ではないアプリのアプリIDを除くことによりリストに含めるアプリの候補を特定する(ステップS32−2)。
続いて、管理システム50の機能特定部53は、ステップS31で端末10から送信された機種情報を検索キーとして、端末機能管理テーブル(図14参照)を検索し、対応する機能情報を抽出することにより、端末10において利用可能な機能を特定する(ステップS32−3)。続いて、機能特定部53は、ステップS32−2で特定された各候補のアプリのアプリIDを検索キーとして、アプリ機能管理テーブル(図15参照)を検索することにより、対応する機能を示す機能情報を抽出することにより、各候補のアプリが提供可能な機能を特定する(ステップS32−4)。
続いて、機能特定部53は、ステップS32−4で特定された各候補のアプリが提供可能な機能が、ステップS32−3において特定された端末10において利用可能な機能に含まれているか否かに基づいて、リストに含めるアプリを最終的に絞り込む(ステップS32−5)。すなわち、機能特定部53は、ステップS32−4で特定されたアプリが提供可能ないずれかの機能が、ステップS32−3において特定された端末10において利用可能な機能に含まれている場合には、そのアプリをリストに含める。一方、機能特定部53は、ステップS32−4で特定されたアプリが提供可能ないずれかの機能が、ステップS32−3において特定された端末10において利用可能な機能に含まれていない場合には、そのアプリをリストに含めない。
続いて、第2の実施形態では、ステップS32−5で最終的に絞り込まれたアプリのアプリIDを検索キーとして、アプリURL管理テーブル(図13を参照)を検索することにより、このアプリIDに対応するアイコンのURL情報を読み出す(ステップS33)。以後の処理は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
第2の実施形態によると、端末10において利用可能な機能を有していないアプリをリストから除外できるので、端末10側では、アプリの選択が容易になる。
<<実施形態の補足>>
上記実施形態における中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、又は伝送管理用プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び伝送管理用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
また、上記実施形態では、管理システム50が、端末10の機能情報を含むアクセストークンを、端末10へ送信する構成としたが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、管理システム50は、端末10の機能情報を含むアクセストークンを、アプリサーバ80へ直接送信しても良い。
更に、上記実施形態の各IDは、それぞれを一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、各IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
例えば、アプリIDは、アプリ識別情報の一例であって、このアプリ識別情報には、アプリIDの他に、アプリの名称等も含まれる。また、端末IDは、端末識別情報の一例であって、この端末識別情報には、端末IDの他に、端末10の製造番号、端末10のユーザに割り当てられたユーザID等も含まれる。また、図21に示されているアイコンは、文字、絵記号、又は、絵記号に文字もしくは記号が含まれていてもよい。
また、上記では、端末10の一例としてテレビ会議端末について説明したが、これに限るものではない。例えば、要求元端末と宛先端末のうちの一方又は両方が、IP(Internet Protocol)電話機、インターネット電話機、PC(Personal Computer)等であってもよい。更に、通信が可能な端末だけでなく、通信以外に様々なデータ通信が可能な情報処理端末として、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、カーナビゲーション装置等の通信端末であってもよい。この場合、通信管理システム50は、通信管理システムとして各種処理を実行する。
1 通信システム
10 通信端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 表示制御部
14 起動要求部
19 記憶・読出部
21 送受信部
22 起動部
24 表示制御部
25 機能実行部
29 記憶・読出部
50 通信管理システム(アクセス管理システムの一例)
51 送受信部(制御手段の一例,機種情報受信手段の一例,機能情報受信手段)
52 認証部
53 機能特定部(機能特定手段の一例)
55 認可部
59 記憶・読出部
80 アプリサーバ
81 送受信部
89 記憶・読出部
1000 記憶部
5000 記憶部
5001 端末認証管理DB
5003 アプリ利用管理DB
5004 アプリURL管理DB(位置情報管理手段)
5005 端末機能管理DB(通信端末機能管理手段の一例)
5006 アプリ機能管理DB(アプリケーション機能管理手段の一例)
5007 アクセストークン管理DB
8000 記憶部
8001 アプリホスティングDB
特開2008−227577号公報 特開2012−134940号公報

Claims (9)

  1. 通信端末からアプリケーションへのアクセスを管理する管理システムであって、
    前記通信端末から送信された当該通信端末の機種を示す機種情報およびアプリケーションを示すアプリケーション情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記機種情報に基づいて特定された前記通信端末において利用可能な機能の中で、前記受信手段によって受信されたアプリケーション情報に基づいて特定されたアプリケーションが提供可能な機能と一致する機能を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された機能に対応する当該機能の利用が認可されたことを示す認可情報および前記受信手段によって受信されたアプリケーション情報に対応するアプリケーションへのアクセス先を示すアクセス先情報を前記通信端末に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする管理システム。
  2. 前記受信手段は、前記通信端末から送信された前記機種情報および前記アプリケーション情報を含む前記通信端末におけるアプリケーションの起動の要求を受信する受信手段であり、
    前記送信手段は、前記受信手段による前記アプリケーションの起動の要求の受信に応じて、前記認可情報および前記アクセス先情報を前記通信端末に送信する送信手段であることを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記送信手段は、前記特定手段によって機能が特定された場合、前記認可情報を前記通信端末に送信し、前記特定手段によって機能が特定されない場合、前記通信端末がアプリケーションへアクセスできないことを示すメッセージを送信する送信手段であることを特徴とする請求項に記載の管理システム。
  4. 前記送信手段は、前記特定手段によって特定された機能を示す機能情報を前記通信端末に送信する送信手段であることを特徴とする請求項に記載の管理システム。
  5. 信端末から送信された当該通信端末の機種を示す機種情報およびアプリケーションを示すアプリケーション情報を受信するステップと、
    受信された前記機種情報に基づいて特定された前記通信端末において利用可能な機能の中で、受信された前記アプリケーション情報に基づいて特定されたアプリケーションが提供可能な機能と一致する機能を特定するステップと、
    特定された機能に対応する当該機能の利用が認可されたことを示す認可情報および受信された前記アプリケーション情報に対応するアプリケーションへのアクセス先を示すアクセス先情報を前記通信端末に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 通信端末からアプリケーションへのアクセスを管理するコンピュータで実行する管理方法であって、
    前記通信端末から送信された当該通信端末の機種を示す機種情報およびアプリケーションを示すアプリケーション情報を受信するステップと、
    受信された前記機種情報に基づいて特定された前記通信端末において利用可能な機能の中で、受信された前記アプリケーション情報に基づいて特定されたアプリケーションが提供可能な機能と一致する機能を特定するステップと、
    特定された機能に対応する当該機能の利用が認可されたことを示す認可情報および受信された前記アプリケーション情報に対応するアプリケーションへのアクセス先を示すアクセス先情報を前記通信端末に送信するステップと、
    を含む管理方法。
  7. 前記受信するステップは、前記通信端末から送信された前記機種情報および前記アプリケーション情報を含む前記通信端末におけるアプリケーションの起動の要求を受信し、
    前記送信するステップは、前記受信するステップによって前記アプリケーションの起動の要求の受信に応じて、前記認可情報および前記アクセス先情報を前記通信端末に送信する、ことを特徴とする請求項に記載の管理方法。
  8. 前記送信するステップは、前記特定するステップによって機能が特定された場合、前記認可情報を前記通信端末に送信し、前記特定するステップによって機能が特定されない場合、前記通信端末がアプリケーションへアクセスできないことを示すメッセージを送信する、
    ことを特徴とする請求項に記載の管理方法。
  9. 前記送信するステップは、前記特定するステップによって特定された機能を示す機能情報を前記通信端末に送信する、ことを特徴とする請求項に記載の管理方法。
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