JP6303681B2 - 乗員姿勢制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗員姿勢制御装置に関する。
従来、車両の進行方向をナビゲーション装置により検出し、アクチュエータを用いて乗員に対して触覚を付与することにより、車両の進行方向を教示する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−115553号公報
車両への乗車時には、加減速や旋回運動といった車両運動に伴い、乗員の身体には加速度に基づいて生じる慣性力が付加され、乗員の姿勢の乱れを引き起こす。特に、非運転乗員は運転乗員に比べて姿勢の変化が過大になりやすく、乗員の姿勢が乱れやすい。
特許文献1に記載の手法では、乗員に対して教示される情報は車両の進行方向であり、且つフィードフォワード制御である。そのため、特許文献1に記載の手法では、車両運動に伴う乗員の姿勢の乱れを容易には補正することはできないという問題点があった。
上記問題点に鑑み、本発明は、車両運動に伴う乗員の姿勢の乱れを容易に補正することができる乗員姿勢制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る乗員姿勢制御装置は、車両の加速度及び乗員の姿勢の変化量を検出し、検出された加速度の変化に対する検出された乗員の姿勢の変化量が、所定の変化量より過大であるか否かにより乗員の姿勢制御の必要の有無を判定する。乗員姿勢制御装置は、乗員の姿勢制御が必要と判定した場合、検出された加速度の変化による乗員の姿勢の乱れを補正するように、乗員に触覚を付与する。
本発明によれば、車両運動に伴う乗員の姿勢の乱れを容易に補正することができる乗員姿勢制御装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2(a)〜図2(c)は、車両運動に伴う運転乗員及び非運転乗員の姿勢変化を説明するための概略図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る姿勢検出手段の一例を示す概略図である。 図4(a)は、乗員の身体上部のピッチ角の変化を示す概略図であり、図4(b)は、乗員の身体上部のピッチ角と車両前後加速度との関係を表すグラフである。 図5(a)は、乗員の身体上部のロール角の変化を示す概略図であり、図5(b)は、乗員の身体上部のロール角と車両横加速度との関係を表すグラフである。 図6(a)〜図6(c)は、本発明の実施の形態に係る触覚付与手段の一例をそれぞれ示す概略図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態の第1の変形例に係る構成の一例を示す概略図である。 図9(a)は、本発明の実施の形態の第2の変形例に係る構成の一例を示す概略図であり、図9(b)は、本発明の実施の形態の第2の変形例に係る姿勢検出方法を説明するための概略図である。 図10は、本発明の実施の形態の第3の変形例に係る構成の一例を示す概略図である。 図11(a)〜図11(c)は、本発明の実施の形態の第3の変形例に係る構成の他の一例をそれぞれ示す概略図である。 図12は、本発明の実施の形態の第4の変形例に係る構成の一例を示す概略図である。 図13(a)及び図13(b)は、本発明の実施の形態の第4の変形例に係る仲介物体を説明するための概略図である。 図14は、本発明の実施の形態の第5の変形例に係る乗員姿勢制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図15は、本発明の実施の形態の第5の変形例に係る乗員姿勢制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。 図16は、本発明の実施の形態の第6の変形例に係る身体制御ロジックを説明するためのグラフである。 図17は、本発明の実施の形態の第6の変形例に係る乗員姿勢制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御装置は、一般的な車両に搭載可能である。本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御装置は、図1に示すように、車両運動に伴う加速度を検出する加速度検出手段(加速度検出センサ)2と、乗員の姿勢を検出する姿勢検出手段(姿勢検出センサ)3と、乗員に触覚を付与可能な触覚付与手段(アクチュエータ)4と、加速度検出センサ2により検出された加速度及び姿勢検出センサ3により検出された乗員の姿勢に基づいてアクチュエータ4を制御する電子制御ユニット(ECU)1とを備える。
ここで、本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御装置が解決すべき課題についてより具体的に説明する。図2(a)は、運転乗員21及び非運転乗員22が車室内のシート31,32にそれぞれ着座している様子を示す。車両運動に伴う姿勢変化は、運転乗員21と非運転乗員22とでは異なってくる。それは、運転乗員21は車両運動に伴う身体への慣性力を事前に予測可能であることや、操作系、特に操舵装置を把持していることにより姿勢制御が容易であることに起因する。
例えば、制駆動時には、車両前後方向に加速度が発生し、運転乗員21及び非運転乗員22には加速度の発生方向と逆方向に慣性力が付加される。このとき、非運転乗員22の身体上部の前傾又は後傾角度は、運転乗員21よりも大きく変化する。図2(b)は制動時の様子を示しており、運転乗員21及び非運転乗員22には車両前方に慣性力F1が付加される。このとき、運転乗員21の身体上部の前傾角度Φ1よりも、非運転乗員22の身体上部の前傾角度Φ2が大きく変化する。
また、旋回時には横加速度が発生し、運転乗員21及び非運転乗員22には横加速度に応じた慣性力が付加される。運転乗員21は、通常は操舵装置の把持等を利用して、慣性力が付加される方向に対して抗う方向へ事前に姿勢を変化させている。一方、非運転乗員22は旋回運動のタイミングを正確には知りえないため、慣性力の付加により受動的な身体運動を発生してしまう。更には、一度身体運動を発生させてしまうと、操舵装置を把持していないため、姿勢変化が過大になりやすい。図2(c)は右旋回時の様子を示しており、車両左方向に慣性力F2が付加される。このとき、運転乗員21の身体上部の傾斜角度Φ3よりも、非運転乗員22の身体上部の傾斜角度Φ4が大きく変化しやすい。
このように、車両乗車時には、加減速や旋回運動といった車両運動に伴って乗員の身体には常時慣性力が付加され、特に非運転乗員の姿勢を乱れさせる。このため、乗車時間が長いほど、乗員の姿勢制御の負荷は肉体的及び精神的な疲労負荷として蓄積され、疲労感や車両運動に対する不快感、不安感等のネガティブな影響を生成することとなる。また、車両運動と身体姿勢運動とのずれが、視覚や運動感覚、体性感覚等の間で相互に知覚のミスマッチを起こし、車酔いの要因となることが知られている。このような乗員の姿勢の乱れによる悪影響を抑制するために、本発明の実施の形態では、車両運動に伴う乗員の姿勢の乱れを容易に補正することができるように、乗員に対して触覚を付与することにより姿勢制御のための情報を提示する。
図1に示した加速度検出センサ2は、車両の前後加速度及び横加速度を検出する。姿勢検出センサ3は、加速度検出センサ2により検出される加速度の方向と一致する方向における乗員の姿勢を検出する。姿勢検出センサ3により検出される乗員の姿勢としては、例えば、乗員の身体上部(頭部)が車両前後方向において鉛直方向となす角度(以下、「ピッチ角」ともいう)と、乗員の身体上部(頭部)が車幅方向において鉛直方向となす角度(以下、「ロール角」ともいう)とのいずれか又は両方が含まれる。姿勢検出センサ3としては、光学カメラ又は超音波センサ等が使用可能である。姿勢検出センサ3は、図3に示すように、姿勢制御対象となる乗員22,23の頭部又は胸部が撮像領域3aに収まるように、車両10の車室内の天井付近に固定されている。
図1に示したECU1は、中央処理装置(CPU)、メモリ、及び入出力部を備えるマイクロコントローラからなり、予めインストールされたコンピュータプログラムを実行することにより、乗員姿勢制御装置として機能する複数の情報処理部を構成する。ECU1の複数の情報処理部は、判定部11、補正部12及び制御部13を備える。
判定部11は、加速度検出センサ2で検出された車両運動に伴う加速度と、姿勢検出センサ3により検出された乗員の姿勢とに基づいて、乗員の姿勢制御の必要の有無を判定する。
例えば、図4(a)に示すように、車両制駆動に伴って慣性力F11,F12が付加され、乗員22の身体上部の前傾又は後傾角度Φ11が変化する場合を考える。乗員22が姿勢変化が過大となりやすい非運転乗員であっても、シート32等の3次元的な姿勢支持機構により姿勢変化は低減されるものの、いずれにせよ姿勢変化は起こる。
姿勢支持機構(シート)32の剛性を一定値と考えた場合、姿勢支持機構32により吸収可能な姿勢変化量は、慣性力(加速度)の大きさに対して略線形の関係になる。姿勢変化量と慣性力(加速度)との間にこの線形関係が成立する場合、又は線形関係よりも慣性力(加速度)に対して姿勢変化量が小さい場合には、乗員22の身体姿勢そのものは車両運動に対して略同期が取れていると考えられる。一方、慣性力(加速度)の大きさに対してこの線形関係を逸脱して姿勢変化量が過大となっている場合、姿勢支持機構32では吸収しきれない身体の姿勢の乱れが生じていると判断できる。
したがって、姿勢支持機構32の剛性を含むシート特性等から、乗員22が一般的な姿勢で乗車している場合の慣性力(加速度)の大きさと姿勢支持機構32により吸収可能な姿勢変化量との関係式を予め求めておき、ECU1の記憶手段に記憶させておく。判定部11は、この関係式をECU1の記憶手段から読み出して、乗員22の身体姿勢制御の必要の有無を判定に用いる。
図4(b)は、制駆動時の車両前後方向の加速度と、乗員の身体上部のピッチ角との関係を示す。図4(b)の横軸の加速度は車両前方を正の方向とし、縦軸のピッチ角は車両前方を正の方向とする。図4(b)に示す直線L11,L12は、姿勢支持機構32により吸収可能な姿勢変化量と慣性力(加速度)の大きさとの関係式で表されるものであり、比例関係を示している。
駆動時はシート32の背面で身体姿勢支持が行われるため、シート32により吸収可能な姿勢変化量が制動時よりも大きくなる。このため、図4(b)に示すように、制動時と駆動時では線形特性である点では共通するが、直線L11,L12の傾きが異なっている。
図4(b)において、乗員22の身体上部のピッチ角の変化量が、直線L11,L12上又は直線L11,L12よりも小さい領域(非制御領域)に有る場合には、身体姿勢そのものは車両運動に対して略同期が取れていると判断できる。一方、乗員22の身体上部のピッチ角の変化量が、直線L11,L12を越えて過大な領域(制御領域)に有る場合には、姿勢支持機構32では吸収しきれない身体の姿勢の乱れが生じていると判断できる。
そこで、判定部11は、加速度と姿勢変化量との関係式を用いて制御領域及び非制御領域を設定し、加速度検出センサ2により検出された加速度に対して、姿勢検出センサ3により検出された乗員22の身体上部のピッチ角が、制御領域に有るか否か(非制御領域に有るか)を判定する。例えば、図4(b)に示すように、制動時にピッチ角Φ11及び加速度a1が検出された場合、ピッチ角Φ11及び加速度a1に対応する位置P11が制御領域に有り、姿勢支持機構32では吸収しきれない身体の姿勢の乱れが生じていると考えられる。したがって、判定部11は、乗員22の姿勢制御が必要と判定する。
また、車両旋回運動について、図5(a)に示すように、車両横方向に慣性力F21,F22が付加され、乗員22の身体上部のロール角Φ21が変化する場合を考える。図5(b)は、旋回運動時の横加速度と、乗員の身体上部のロール角との関係を示す。図5(b)の横軸の加速度は車両右方向を正の方向とし、縦軸のロール角は車両左方向を正の方向とする。図5(b)に示す直線L21,L22は、姿勢支持機構32により吸収可能な姿勢変化量と、慣性力(加速度)の大きさとの関係式で表されるものであり、比例関係を示している。図5(b)に示すように、横加速度で発生するロール角の変化については、左右方向は略対称として考えることができる。
判定部11は、加速度検出センサ2により検出された加速度に対して、姿勢検出センサ3により検出されたロール角が、制御領域に有るか否か(非制御領域に有るか)を判定する。例えば、図5(b)に示すように、ロール角Φ21及び加速度a2が検出された場合、ピッチ角Φ21及び加速度F21に対応する位置P21が制御領域に有り、姿勢支持機構32では吸収しきれない身体の姿勢の乱れが生じていると考えられる。したがって、判定部11は、乗員22の姿勢の制御が必要と判定する。
なお、図4(b)及び図5(b)では、慣性力(加速度)と姿勢変化の関係を線形関係として示したが、シート特性等によっては必ずしも線形関係とは限らない。その場合は、多項式や関数式等を用いて制御領域及び非制御領域を設定すればよい。
図1に示した補正部12は、乗員22の姿勢を制御(補正)するための補正方向及び補正量を算出する。例えば、補正部12は、図4(b)に示すように、乗員22の身体上部のピッチ角Φ11を直線L11上に戻す方向(車両後方)を補正方向として算出する。補正部12は更に、ピッチ角Φ11と直線L11上のピッチ角Φ12との差分を補正量として算出する。なお、乗員22の身体上部のピッチ角Φ11が非制御領域に有ればよいため、補正量はピッチ角Φ11,Φ12の差分よりも大きくてもよい。
また、補正部12は、図5(b)に示すように、乗員22の身体上部のロール角Φ21を直線L21上に戻す方向(車両右方向)を補正方向として算出する。補正部12は更に、ピッチ角Φ21と直線L21上のピッチ角Φ22との差分を補正量として決定する。なお、乗員22の身体上部のロール角Φ21が非制御領域に有ればよいため、補正量はピッチ角Φ21,Φ22の差分よりも大きくてもよい。
図1に示した制御部13は、加速度検出センサ2により検出された加速度や、補正部12により算出された補正方向及び補正量に基づいて、アクチュエータ4を制御するための制御信号を出力する。
アクチュエータ4は、加速度検出センサ2により検出された加速度の変化による乗員の姿勢の乱れを補正するように、乗員に触覚を付与する。例えば、アクチュエータ4は、制御部13からの制御信号に応じて振動を発生させ、補正部12により算出された姿勢の補正方向及び補正量を乗員22に対して提示する。また、アクチュエータ4は、制御部13からの制御信号に応じて振動を発生させ、加速度検出センサ2により検出された加速度に基づいて生じる慣性力の方向及び大きさを乗員22に対して提示してもよい。アクチュエータ4により提示する情報の種類は、乗員22等により予め設定可能である。
アクチュエータ4は、例えば図6(a)に示すように、シート32の背部に左右対称に内蔵された一対の振動子4a,4bで構成されている。車両旋回時には、振動子4a,4bの一方を振動させることにより、補正方向として車両左方向又は右方向を乗員22の背部に対して提示する。振動子4a,4bのいずれを振動させた場合に、車両左方向又は右方向のいずれが提示されたと乗員22が理解するかは乗員22等により予め設定可能である。例えば、右旋回時には、車両前方に向かって右側の振動子4aを振動させることにより、補正方向として車両右方向を乗員22に提示することができる。なお、加速度検出センサ2により検出された加速度に基づいて生じる慣性力の方向を提示する場合には、右旋回時には、車両前方に向かって左側の振動子4bを振動させることにより、慣性力の方向として車両左方向を乗員22に提示することができる。
また、加減速時には、車両旋回時とは区別されるように、振動子4a,4bを車両旋回時の振動パターンとは異なる振動パターンで振動させ、補正方向又は慣性力の方向として車両前方又は後方を乗員22に対して提示する。例えば、振動子4a,4bの両方を同時に作動させることにより車両前方を乗員22に対して提示し、振動子4a,4bを交互に作動させることにより車両後方を乗員に対して提示する。
また、振動子4a,4bは、補正部12により算出された補正量に応じて振動強度(振幅又は振動周期)の大きさを変化させることにより補正量を乗員22に対して提示することができる。例えば、振動子4a,4bは、補正量が大きいほど振動強度を大きくする。なお、振動子4a,4bは、加速度検出センサ2により検出された加速度に基づいて生じる慣性力の大きさに応じて振動強度(振幅又は振動周期)の大きさを変化させることにより慣性力の大きさを乗員22に対して提示することもできる。
また、図6(b)に示すように、一対の振動子4a,4bをシート32の臀部に内蔵し、乗員22の臀部に振動を付与してもよい。また、図6(c)に示すように、振動子4a,4bをシート32に取り付けたアームレスト部32a,32bに内蔵し、乗員22の手部に振動を付与してもよい。図6(b)及び図6(c)に示した構成の場合も、図6(a)に示した構成の場合と同等の作用効果を奏する。
なお、振動子4a,4bは単純に振動させてもよいし、準静的に動かすことで振動ではなく変位として身体接触部に触覚刺激を付与してもよい。また、振動子4a,4bとしては、電動モータや空気圧等の駆動方式を有していてもよく、発熱素子を用いた温度変化を触覚として付与してもよい。また、送風機能を加えて手足や首、顔や頭部等の肌露出部に送風による皮膚刺激を付与してもよい。また、振動子4a,4b等の触覚付与手段4の種類や個数、配置位置は特に限定されず、車両前後方向又は車両左右方向を区別して提示可能であればよい。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御方法の一例を説明する。
ステップS10において、加速度検出センサ2が現在の車両運動の加速度を検出する。ステップS11において、姿勢検出センサ3が現在の乗員の姿勢を検出する。
ステップS12において、判定部11が、加速度検出センサ2により検出された車両運動の加速度に対して、姿勢検出センサ3により検出された乗員の姿勢が、予め設定した制御領域に有るか否か(非制御領域に有るか)を判定することにより、乗員の姿勢制御の必要の有無を判定する。ステップS12において非制御領域にあると判定された場合には、ステップS13に移行してアクチュエータ4の作動を作動させず、即ち乗員姿勢制御は行わずに、ステップS10に戻る。
一方、ステップS12で制御領域にあると判断された場合においては、ステップS14に移行する。ステップS14において、補正部12が、姿勢の補正方向及び補正量を決定する。ステップS15において、制御部13が、補正部12により決定された乗員姿勢の補正方向及び補正量に基づいてアクチュエータ4を作動させ、姿勢の補正方向及び補正量を乗員に対して提示させる。
本発明の実施の形態によれば、車両の加速度を検出し、検出された加速度の変化による乗員の姿勢の乱れを補正するように、乗員に触覚を付与することにより、乗員は身体姿勢の乱れを容易に補正することができる。したがって、特に非運転乗員に対して、車両運動に対する姿勢安定を常時促進させることができ、乗車中の疲労感低減や車酔い低減につなげることができる。更に、複数の乗員が乗車している場合、各乗員の姿勢をそれぞれ検出して、各乗員に対して姿勢を制御すべきである場合に触覚を付与することにより、各乗員に個別に情報を伝達することができる。
また、アクチュエータ4が、車両運動に伴う加速度に基づいて生じる慣性力の方向を乗員22に触覚で提示することにより、乗員22はどの方向に身体を動かせば姿勢の乱れを補正できるかを容易に把握することができる。
また、判定部11が、車両運動に伴う加速度及び乗員の姿勢に基づいて、乗員の姿勢制御の必要の有無を判定し、乗員の姿勢制御が必要と判定された場合に、アクチュエータ4が乗員に対して触覚を付与することにより、ある程度の乗員の姿勢変化は許容して触覚提示が連続的に起こる煩わしさを回避することができる。
また、車両左右方向及び車両前後方向の乗員の姿勢及び加速度を検出することにより、旋回時による車両左右方向の姿勢変化と、制駆動による車両前後方向の姿勢変化とを含む路面平面内の任意方向の姿勢変化に対して姿勢制御を行うことができる。
また、判定部11が、加速度と乗員の姿勢との関係式を用いて制御領域及び非制御領域を設定し、検出された加速度に対する乗員の姿勢が制御領域にあるか、或いは非制御領域にあるかを判定することにより、乗員姿勢制御のロジックを実現することができる。
また、判定部11が、乗員の姿勢が加速度に対して予め設定された比例関係から逸脱して過大となるか否かを判定し、比例関係から逸脱して過大となると判定された場合に、アクチュエータ4が、乗員の姿勢を比例関係に戻す方向を、乗員に対して触覚で提示することにより、あるレベルの姿勢変化は許容させておき、過大な姿勢変化が生じた場合にのみ補正することができる。したがって、乗員の姿勢変化が小さい場合でも触覚提示が連続的に起こる煩わしさを回避することができる。
(第1の変形例)
本発明の実施の形態の第1の変形例では、図1に示した加速度検出手段2及び姿勢検出手段3としてセンサを用いる代わりに、図8に示すように、スマートフォンや携帯電話等の汎用の電子機器41の機能を利用する場合を説明する。電子機器41は、電子機器41に内蔵されている加速度検出センサにより車両10の加速度の方向及び大きさを検出することができる。また、電子機器41に内蔵されているカメラ機能を利用して乗員22,23の姿勢を検出することができる。電子機器41は、姿勢制御対象である乗員22,23の頭部又は身体上部が撮像範囲42に収まるように配置される。
本発明の実施の形態の第1の変形例によれば、車両10に固定したセンサを用いずに、汎用の電子機器41で簡易に加速度検出手段2及び姿勢検出手段3を実現することができる。なお、電子機器41により図1に示したECU1の機能を更に実現させることもできる。
(第2の変形例)
本発明の実施の形態の第2の変形例では、姿勢検出手段3として、乗員の姿勢変化を直接計測する代わりに、乗員の姿勢変化を間接的に示す量を計測することにより、乗員の姿勢変化を推定する場合を説明する。本発明の実施の形態の第2の変形例に係る姿勢検出手段は、例えば、図9(a)に示すように、シート31の座面に挿入された面圧センサ4cで構成される。面圧センサ4cは、乗員22の着座時の面圧重心を計測する。面圧重心は乗員22の姿勢変化に伴い移動する。このため、面圧重心の移動量から乗員22の姿勢変化量を推定することができる。
図9(b)に、面圧センサ4cによる面圧重心の計測手法を模式的に示す。図9(b)の矩形の枠が面圧センサ4cの範囲を示しており、位置P30が、乗員22の身体上部の姿勢変化がない場合の面圧重心の位置を示す。乗員22の身体上部がピッチ角Φ11だけ前傾した場合、面圧重心が位置P31に移動する。また、乗員22の身体上部がロール角Φ21だけ左方向に傾いた場合、面圧重心が位置P32に移動する。
本発明の実施の形態の第3の変形例によれば、姿勢検出手段3として、変位センサやカメラ等の光学的手段を用いて直接計測するだけでなく、面圧センサ4c等を用いて姿勢変化に伴って生じる間接的な量の変化から乗員22の姿勢変化を推定することも可能となる。
(第3の変形例)
本発明の実施の形態の第3の変形例では、第1の変形例と同様に、図1に示した加速度検出手段2、姿勢検出手段3及びECU1としての機能を、図10に示すように、スマートフォンや携帯電話等の汎用の電子機器51で実現させる。電子機器51は、姿勢制御対象である乗員22,23の頭部又は身体上部が撮像範囲52に収まるように配置される。
本発明の実施の形態の第3の変形例では更に、触覚付与手段4としてシートに固定したアクチュエータを用いる代わりに、別の電子機器53を用いることで実現させる。電子機器53としては、スマートフォンや携帯電話、ゲーム機の振動デバイスを内蔵したコントローラ等が使用可能である。電子機器51及び電子機器53とは有線で接続してもよく、或いはBluetoothや赤外線、無線LAN等の非接触な伝達方式を用いてもよい。
また、触覚付与手段4として、シートに固定したアクチュエータを用いる代わりに、乗員22,23が装着可能な、振動機能や触覚感覚発生機能を有するデバイスを使用してもよい。例えば、図11(a)に示すような眼鏡等の顔装着型のデバイス61や、図11(b)に示すように帽子やカツラ等の頭部装着型のデバイス62、図11(c)に示すような腕装着型のデバイス63であってもよい。デバイス61,62,63のそれぞれには振動子61a,62a,63aが内蔵されている。
(第4の変形例)
本発明の実施の形態の第4の変形例では、第1の変形例と同様に、図1に示した加速度検出手段2、姿勢検出手段3及びECU1としての機能を、図12に示すように、スマートフォンや携帯電話等の電子機器71で実現させる。電子機器71は、姿勢制御対象である乗員22,23の頭部又は身体上部が撮像範囲72に収まるように配置される。
本発明の実施の形態の第4の変形例では更に、乗員22が小さな子供の場合等には、ぬいぐるみ等の玩具73を抱えている場合が想定される。そこで、図13(a)に示すように、触覚付与手段としてのアクチュエータ74を玩具73に内包させ、玩具73を仲介物体として乗員22に触覚を付与してもよい。乗員22は玩具73等の仲介物体を介してアクチュエータ4からの振動又は変動による触覚感覚を得ることができる。電子機器71とアクチュエータ74とは有線で接続してもよく、或いはBluetoothや赤外線、無線LAN等非接触な伝達方式を用いてもよい。
本発明の実施の形態の第4の変形例によれば、乗員22に対して触覚を付与する際に、玩具73等の仲介物体を利用することで、乗員22とのインターフェースとしての親和性を向上させることができる。なお、図13(b)に示すように、玩具73等の仲介物体に可動部75を持たせて、アクチュエータ74と連動又は単独で駆動できる可動機構を介して可動部75を動かすことにより、乗員22に姿勢変化方向を提示してもよい。
(第5の変形例)
本発明の実施の形態の第5の変形例に係る乗員姿勢制御装置は、図14に示すように、車両運動の予定情報を取得する車両運動情報取得手段5を更に備える点が、図1に示した乗員姿勢制御装置の構成と異なる。車両運動情報取得手段5としては、例えば操舵装置、ナビゲーション装置又は車両制御装置が使用可能である。また、車両運動情報取得手段5が取得する車両運動の予定情報としては、操舵装置等からの車両操作情報、ナビゲーション装置からの経路や速度情報、また車両が自動運転や運転支援状態であれば車両制御装置からの車両操作予定情報等である。
本発明の実施の形態の第5の変形例においては、判定部11は、車両運動情報取得手段5により取得された車両運動の予定情報に基づいて、現在から一定時間後までの間に発生する車両の将来の加速度を予測する。更に、判定部11は、姿勢検出センサ3により検出された現在の乗員の姿勢が、車両の将来の加速度に対して制御領域にあるか否かを判定する。その結果、現在の乗員の姿勢が、車両の将来の加速度に対して制御領域にあると判定された場合には、将来的に乗員の姿勢の乱れが大きくなることが推測されるので、事前に乗員の姿勢を制御する必要があると判定する。
本発明の実施の形態の第5の変形例に係る乗員姿勢制御装置の他の構成は、本発明の実施の形態に係る乗員姿勢制御装置の構成と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
次に、図15のフローチャートを参照しながら、本発明の実施の形態の第5の変形例に係る方法の一例を説明する。
ステップS20において、車両運動情報取得手段5が車両運動の予定情報を取得する。ステップS21において、姿勢検出手段3が現在の乗員の姿勢を検出する。
ステップS22において、判定部11が、車両運動情報取得手段5により取得された車両運動の予定情報に基づいて、現在から一定時間後までの間に発生する車両運動に伴う将来の加速度を予測する。更に、判定部11が、予測された将来の加速度に対して、姿勢検出手段3により検出された現在の乗員の姿勢が制御領域にあるか否かを判定する。ステップS22において制御領域にあると判定された場合には、ステップS23に移行する。
ステップS23において、補正部12が、姿勢の補正方向及び補正量を算出する。ステップS24において、制御部13が、アクチュエータ4を作動させて補正方向及び補正量を乗員へ伝達する。
一方、ステップS22において非制御領域にあると判定された場合、ステップS26に移行する。ステップS26〜S29の手順は、図7のフローチャートのステップS12〜S15の手順と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の実施の形態の第5の変形例によれば、判定部11が車両の将来の加速度を予測し、予測された加速度及び現在の乗員の姿勢の相関に基づいて乗員の姿勢制御の必要の有無を判定することにより、将来的な乗員姿勢制御のための方向提示をより早く開始させることができ、乗員姿勢制御の能力を高めることができる。
(第6の変形例)
本発明の実施の形態の第6の変形例では、乗員の姿勢変化速度を考慮する場合を説明する。乗員の現在の姿勢だけを見た場合には制御で姿勢を戻させる必要のない領域(非制御領域)にあったとしても、姿勢変化速度が過大なときには、自分の姿勢を調整するまでの時間遅れがあるために、結果として過大な姿勢変化を起こし、制御領域に到達する場合がある。
そこで、本発明の実施の形態の第6の変形例においては、乗員の姿勢変化の速度を計測又は推定する。例えば、図14に示した判定部11が、姿勢検出センサ3により検出された乗員22の姿勢の時間変化に基づいて、乗員22の姿勢変化の速度dΦを推定する。判定部11は更に、現在の姿勢変化量Φ及び姿勢変化速度dΦを用いて、補正遅れ時間TΦだけ後の時刻における将来の姿勢変化量
Figure 0006303681
を以下の式(1)に示すように算出する。
Figure 0006303681
補正遅れ時間TΦは、人間の姿勢制御の反応時間遅れを考慮して事前に設定し、ECU1の記憶手段に記憶しておけばよい。
例えば、図16に示すように、加速度検出センサ2により検出された現在の加速度a3と、姿勢検出センサ3により検出された現在の姿勢量Φとの対応位置P41が非制御領域にある。一方、判定部11により算出された将来の姿勢変化量
Figure 0006303681
と、加速度検出センサ2により検出された現在の加速度a3との対応位置P42は制御領域にあるため、判定部11は乗員姿勢制御が必要と判定する。補正部12は、将来の姿勢変化量
Figure 0006303681
を直線L21上の位置P43又は位置P43よりも小さく戻すように補正量及び補正方向を算出する。
次に、図17のフローチャートを参照しながら、本発明の実施の形態の第6の変形例に係る乗員姿勢制御方法の一例を説明する。
ステップS30は、ステップS20と同様であり、車両運動の予定情報を取得する。ステップS31においては、姿勢検出センサ3が、乗員姿勢を検出することに加え、乗員姿勢の変化速度を更に検出する点が、図15に示したステップS21の手順と異なる。ステップS32〜S38は、図15に示したステップS22〜S26、S28、S29と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
ステップS36において、非制御領域に該当すると判定された場合の処理が、図15に示したフローチャートと異なる。即ち、ステップS39において、判定部11が、式(1)を用いて補正遅れ時間TΦ後の将来の姿勢変化予測量を計算する。ステップS40において、判定部11が、将来の姿勢変化予測量が、現在の加速度に対して制御領域にあるか否かを判定する。ステップS40において制御領域にあると判定された場合に、ステップS33に移行する。ステップS33において、補正部12が姿勢補正方向及び補正量を算出する。ステップS34において、制御部13が、アクチュエータ4を作動させて姿勢補正方向及び補正量を乗員に対して提示する。
本発明の実施の形態の第6の変形例によれば、将来の姿勢変化量を用いて乗員姿勢制御の必要の有無を判定することにより、乗員姿勢制御のための方向提示を早く開始させることができる。この結果、乗員姿勢制御の能力を高めることができる。
1…電子制御ユニット(ECU)
2…加速度検出手段
3…姿勢検出手段
4…触覚付与手段
5…車両運動情報取得手段
11…判定部
12…補正部
13…制御部

Claims (8)

  1. 車両の加速度を検出する加速度検出手段と、
    乗員の姿勢の変化量を検出する姿勢検出手段と、
    前記検出された加速度の変化に対する前記検出された乗員の姿勢の変化量が、所定の変化量より過大であるか否かにより前記乗員の姿勢制御の必要の有無を判定する判定部と、
    前記判定部によって前記乗員の姿勢制御が必要と判定された場合に、前記検出された加速度の変化による前記乗員の姿勢の乱れを補正するように、前記乗員に触覚を付与する触覚付与手段
    とを備えることを特徴とする乗員姿勢制御装置。
  2. 前記触覚付与手段が、前記検出された加速度に基づいて生じる慣性力の方向を前記乗員に触覚で提示することを特徴とする請求項1に記載の乗員姿勢制御装置。
  3. 前記姿勢検出手段が、前記乗員の姿勢を間接的に推定することにより前記乗員の姿勢を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の乗員姿勢制御装置。
  4. 前記加速度検出手段が、前記車両の横加速度及び前後加速度の少なくともいずれかを検出し、
    前記姿勢検出手段が、前記加速度検出手段により検出された加速度と一致する方向における前記乗員の姿勢を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗員姿勢制御装置。
  5. 前記判定部が、前記加速度と前記乗員の姿勢との関係式を用いて、前記乗員の姿勢制御の必要の有無を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗員姿勢制御装置。
  6. 前記判定部が、前記乗員の姿勢が前記加速度に対して予め設定された比例関係から逸脱して過大となるか否かを判定し、
    前記触覚付与手段が、前記比例関係から逸脱して過大となると判定された場合に、前記乗員の姿勢を前記比例関係に戻す方向を、前記乗員に対して触覚で提示する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の乗員姿勢制御装置。
  7. 前記判定部が、
    前記検出された乗員の姿勢の変化速度から前記乗員の将来の姿勢を推定し、
    前記検出された加速度及び前記推定された乗員の将来の姿勢の相関に基づいて、前記乗員の姿勢制御の必要の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の乗員姿勢制御装置。
  8. 前記判定部が、
    前記車両の将来の加速度を予測し、
    前記予測された加速度及び前記検出された乗員の姿勢の相関に基づいて、前記乗員の姿勢制御の必要の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の乗員姿勢制御装置。
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