JP6303520B2 - 液体噴射システムならびに収容ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、液体を収容する容器の入った収容ユニットを液体噴射装置に固定する技術に関する。
従来から、インク等を噴射する液体噴射部を備えた液体噴射装置と、液体噴射部に液体を供給する容器が入った収容ユニットを備えた液体噴射システムが用いられている。特許文献1には、この種の液体噴射システムの一例が開示されている。特許文献1では、液体噴射装置の一例であるプリンターの側面に、インク収容容器の入った収容ユニットが取り付けられている。特許文献1のプリンターは、インクを噴射する液体噴射部の一例であるインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンターである。
特開2012−051327号公報
特許文献1では、収容ユニットのプリンターへの取付構造として、収容ユニットのフックをプリンター側面の引掛部に引っ掛ける簡易な構造が採用されている。しかしながら、このような構造は、プリンターおよび収容ユニットからなる液体噴射システムの運搬時などにシステム全体を持ち上げるとき、フックが引掛部から外れやすく、収容ユニットがプリンターから外れてしまう懸念があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、液体を収容する容器の入った収容ユニットを液体噴射装置から容易に外れないように固定する技術を提案することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の液体噴射システムは、液体噴射装置と、液体を収容可能な収容ユニットと、前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、前記第1ケースは第1貫通孔を有し、前記第2ケースは前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有し、前記第4ケースは第1突出部を有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、第4ケースの第1突出部が第1ケースと第2ケースを両方貫通する状態に固定される。これにより、貫通方向と交差する方向の固定強度を高めることができる。従って、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。よって、持ち運ぶときに両者が外れることがなく、安定して持ち運ぶことができる。
本発明において、前記第1ケースは第3貫通孔を有し、前記第2ケースは前記第3貫通孔に重なる第4貫通孔を有し、前記第4ケースは第2突出部を有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第2突出部が前記第3貫通孔と前記第4貫通孔とに挿入される状態で、固定される、ことが望ましい。このようにすると、第4ケースの第2突出部が第1ケースと第2ケースを両方貫通するので、2つの突出部がいずれも第1ケースと第2ケースを両方貫通した状態に固定される。従って、収容ユニットの液体噴射装置に対する固定強度がより高まり、より安定性が向上する。
本発明において、前記第4ケースは第3突出部を有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第3突出部と前記第1ケースとが前記第2ケースを挟む状態で、固定される、ことが望ましい。このようにすると、収容ユニットの液体噴射装置に対する固定強度がさらに高まり、さらに安定性が向上する。
次に、本発明の液体噴射システムは、液体噴射装置と、液体を収容可能な収容ユニットと、前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、前記第1ケースは第1貫通孔を有し、前記第2ケースは第2貫通孔を有し、前記第4ケースは第1突出部と第2突出部とを有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔に挿入され、前記第2突出部が前記第2貫通孔に挿入される状態で、固定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、第4ケースの第1突出部と第2突出部が第1ケースと第2ケースをそれぞれ貫通する状態に固定される。これにより、貫通方向と交差する方向の固定強度を高めることができる。従って、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。よって、持ち運ぶときに両者が外れることがなく、安定して持ち運ぶことができる。
次に、本発明の液体噴射システムは、液体噴射装置と、液体を収容可能な収容ユニットと、前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、前記第1ケースは第1貫通孔を有し、前記第2ケースは前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有し、前記第3ケースは第1突出部を有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、第3ケースの第1突出部が第1ケースと第2ケースを両方貫通する状態に固定される。これにより、貫通方向と交差する方向の固定強度を高めることができる。従って、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。よって、持ち運ぶときに両者が外れることがなく、安定して持ち運ぶことができる。
本発明において、前記第1ケースは第3貫通孔を有し、前記第2ケースは前記第3貫通孔に重なる第4貫通孔を有し、前記第3ケースは第2突出部を有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第2突出部が前記第3貫通孔と前記第4貫通孔とに挿入される状態で、固定される、ことが望ましい。このようにすると、第3ケースの第2突出部が第1ケースと第2ケースを両方貫通するので、2つの突出部がいずれも第1ケースと第2ケースを両方貫通した状態に固定される。従って、収容ユニットの液体噴射装置に対する固定強度がより高まり、より安定性が向上する。
次に、本発明の液体噴射システムは、液体噴射装置と、液体を収容可能な収容ユニットと、前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、前記第1ケースは第1貫通孔を有し、前記第2ケースは第2貫通孔を有し、前記第3ケースは第1突出部と第2突出部とを有し、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔に挿入され、前記第2突出部が前記第2貫通孔に挿入される状態で、固定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、第3ケースの第1突出部と第2突出部が第1ケースと第2ケースをそれぞれ貫通する状態に固定される。これにより、貫通方向と交差する方向の固定強度を高めることができる。従って、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。よって、持ち運ぶときに両者が外れることがなく、安定して持ち運ぶことができる。
本発明において、さらに、前記第1ケースと前記第3ケースとを固定する第1固定部材と、前記第2ケースと前記第4ケースとを固定する第2固定部材と、のいずれか一方もしくは両方を備える、ことが望ましい。このようにすると、固定箇所がさらに増えるため、さらに固定強度が高まり、安定性が向上する。第1、第2固定部材としてネジ部材を用いた場合には、ねじ込み方向の固定強度を向上させることができる。
本発明において、前記第1ケースはスキャナーユニットを含む、ように構成することもできる。
次に、本発明は、液体噴射部と、液体を収容可能な収容部と、前記収容部から前記液体噴射部に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備える液体噴射装置であって、前記液体噴射部は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースの第1領域と、前記第1ケースと前記第2ケースの前記第1領域との間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、前記収容部は、第3ケースと、前記第3ケースに対向する前記第2ケースの第2領域と、前記第3ケースと前記第2ケースの前記第2領域との間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、第2ケースが液体噴射部と収容部に共通しているので、第2ケースを把持して持ち運ぶときに両者が外れることがない。従って、安定して持ち運ぶことができる。さらに、収容部を取り外したいとき、第3ケースのみ取り外せばよいため、取り外し作業が容易である。
次に、本発明は、液体噴射部と、液体を収容可能な収容部と、前記収容部から前記液体噴射部に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備える液体噴射装置であって、前記液体噴射部は、第1ケースの第1領域と、前記第1ケースの前記第1領域に対向する第2ケースと、前記第1ケースの前記第1領域と前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、前記収容部は、前記第1ケースの第2領域と、前記第1ケースの前記第2領域に対向する第4ケースと、前記第1ケースの前記第2領域と前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、第1ケースが液体噴射部と収容部に共通しているので、第1ケースを把持して持ち運ぶときに両者が外れることがない。従って、安定して持ち運ぶことができる。
次に、本発明は、第1貫通孔を有する第1ケースと、前記第1ケースに対向し、前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含む液体噴射装置に、液体供給管を通じて前記液体を供給可能な収容ユニットであって、第3ケースと、前記第3ケースに対向し、第1突出部を有する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を備え、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、第4ケースの第1突出部が第1ケースと第2ケースを両方貫通する状態に固定される。従って、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。
次に、本発明は、第1貫通孔を有する第1ケースと、前記第1ケースに対向し、前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含む液体噴射装置に、液体供給管を通じて前記液体を供給可能な収容ユニットであって、第2突出部を有する第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を備え、前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第2突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、第3ケースの第1突出部が第1ケースと第2ケースを両方貫通する状態に固定される。従って、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。
本発明によれば、収容ユニットが液体噴射装置から容易に外れるおそれが少なく、従来よりも固定強度を高めることができる。よって、安定して持ち運ぶことができる。
実施形態1の液体噴射システムを示す斜視図である。 実施形態1の液体噴射システムを示す分解斜視図(上面カバー部材を取り外した状態)である。 実施形態1の液体噴射システムを示す分解斜視図(さらに、タンクおよび底面カバー部材を取り外した状態)である。 実施形態1の液体噴射システムにおいて本体カバー部材および上面カバー部材を取り外した状態の斜視図である。 実施形態1のタンクを示す分解斜視図である。 実施形態1のタンクを示す斜視図である。 実施形態1のインク収容ユニットにおける上面カバー部材および底面カバー部材を示す分解斜視図である。 実施形態1のインク収容ユニットにおける上面カバー部材および底面カバー部材を示す分解斜視図である。 実施形態1のインク収容ユニットをXZ面で切断した断面図である。 実施形態1におけるプリンターとインク収容ユニットの嵌合部を模式的に示す説明図である。 プリンターとインク収容ユニットの嵌合部の変形例1を模式的に示す説明図である。 プリンターとインク収容ユニットの嵌合部の変形例2を模式的に示す説明図である。 プリンターとインク収容ユニットの嵌合部の変形例3を模式的に示す説明図である。 実施形態2の液体噴射装置を示す斜視図である。 実施形態2の液体噴射装置を示す分解斜視図である。 実施形態2の液体噴射装置において上面カバー部材およびタンクを取り外した状態を示す斜視図である。 上面カバー部材と、本体カバー部材およびベース部材との嵌合部を模式的に示す説明図である。 実施形態3の液体噴射装置を示す斜視図である。 底面カバー部材と、本体ベース部材との嵌合部を模式的に示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した液体噴射システムおよび液体噴射装置の実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る液体噴射システムの斜視図である。実施形態1の液体噴射システム1は、インクジェットプリンター2(以下、プリンター2と呼ぶ)と、インク収容ユニット3と、供給チューブ4(液体供給管)とを有する。液体噴射システム1は、液体の一例であるインクによって印刷用紙などの印刷媒体Pに印刷を行う。インク収容ユニット3から供給チューブ4を経由してプリンター2にインクが供給される。なお、図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。XYZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+方向(正方向)、矢印の向きとは逆向きが−方向(負方向)を示している。液体噴射システム1が使用される状態において、液体噴射システム1は、X軸とY軸とによって規定される水平な平面(XY面)に配置される。液体噴射システム1の使用状態において、Z軸は、水平な平面に直交する軸であり、−Z軸方向が鉛直下方向となる。
プリンター2は液体噴射装置の一例であり、本体カバー部材5(第1ケース)と、本体ベース部材6(第2ケース)と、機構ユニット10(図4参照)を含む。本体カバー部材5は本体ベース部材6と対向しており、機構ユニット10は本体カバー部材5と本体ベース部材6の間に収容されている。機構ユニット10は、印刷動作を実行する機構部分である。プリンター2において、+Y軸方向を向く面が正面12であり、+Z軸方向(鉛直上方向)を向く面が上面13である。正面12には、排紙部11が設けられている。排紙部11からは、印刷媒体Pが排出される。
インク収容ユニット3は液体を収容する収容ユニットの一例である。インク収容ユニット3は、プリンター2に対して+X軸方向側に配置され、プリンター2の+X軸方向の側面14に設けられた取付部15に着脱可能に取り付けられている。インク収容ユニット3は、上面カバー部材7(第3ケース)と、底面カバー部材8(第4ケース)と、タンク9(液体収容容器)とを含む。上面カバー部材7は底面カバー部材8と対向しており、タンク9は上面カバー部材7と底面カバー部材8の間に位置している。タンク9は4つ設けられ、印刷に用いるインクを収容している。実施形態1のインク収容ユニット3には、ブラックのインクを収容するタンク9と、イエローのインクを収容するタンク9と、マゼンタのインクを収容するタンク9と、シアンのインクを収容するタンク9が1つずつ設けられている。なお、タンク9の数を4以外にしてもよく、収容するインクの種類も上記の4色のインクと異なるものであってもよい。
上面カバー部材7は、+Y軸方向を向く正面を構成する側壁部22Aと、−Y軸方向を向く背面側を構成する側壁部22B(図7、図8参照)と、+Z軸方向を向く上面を構成する上壁部23と、+X軸方向を向く側面を構成する側壁部24を備える。上面カバー部材7の側壁部24には、4つの窓部21が設けられている。窓部21は、側壁部24を貫通する開口である。図1に示すように、インク収容ユニット3は、窓部21に重なる位置に、上述した4つのタンク9を収容する。タンク9は、窓部21に対面する部位からインクの量を視認できる。タンク9の窓部21に対面する部位には、インクの量の上限を示す上限マーク28(図2、図3参照)と、インクの量の下限を示す下限マーク29(図2、図3参照)が設けられている。
図2、図3は液体噴射システム1の分解斜視図であり、図2はインク収容ユニット3の上面カバー部材7を取り外した状態、図3はさらにタンク9を搭載した底面カバー部材8をプリンター2から取り外した状態を示す。図1に示すように、上面カバー部材7は、取付けビス31(第1固定部材)によってプリンター2の本体カバー部材5に固定される。上面カバー部材7には、本体カバー部材5に当接する端縁(−X軸方向の端縁)に、2つの固定部701が設けられている。固定部701は、上壁部23から正面側の側壁部22Aに繋がる角部と、上壁部23から背面側の側壁部22Bに繋がる角部の2箇所に配置されている。固定部701には、取付けビス31を挿通可能な貫通孔が形成されている。上面カバー部材7は、図2に示すように、取付けビス31を取り外すことによって本体カバー部材5から分離される。
底面カバー部材8は、図2に示すように、取付けビス33(第2固定部材)によって本体ベース部材6に固定されている。底面カバー部材8には、2つの固定部801が設けられている。固定部801は、底面カバー部材8の+Y軸方向の端部と、−Y軸方向の端部に設けられている(図7、図8参照)。固定部801には、取付けビス33を挿通可能な貫通孔が形成されている。本体ベース部材6には、固定部801とX軸方向に重なる位置にボス部604(図3参照)が形成されている。上面カバー部材7を本体カバー部材5から分離したのち、さらに取付けビス33を取り外すと、図3に示すように、底面カバー部材8が本体ベース部材6から分離される。なお、本体ベース部材6への底面カバー部材8の固定、および、本体カバー部材5への上面カバー部材7への固定は、取付けビス31、33以外の固定手段を用いて行っても良い。
図3に示すように、本体カバー部材5の取付部15には、矩形の取付面16が設けられている。取付面16の4隅のうち、+Z軸方向側の2箇所には、それぞれ、ボス部17が設けられている。上面カバー部材7を固定するときは、各ボス部17に固定部701を重ね合わせて、取付けビス31で固定する。また、取付面16の4隅のうち、−Z軸方向側の2箇所には切り欠き部18A、18Bが形成されている。切り欠き部18A、18Bは、本体ベース部材6のボス部604と重なる部位に設けられている。切り欠き部18A、18Bによって、本体ベース部材6のボス部604がインク収容ユニット3側に露出している。底面カバー部材8を固定するときは、各ボス部604に固定部801を重ね合わせて、取付けビス33で固定する。
切り欠き部18Aは、取付面16の+Y軸方向側の側端に位置しており、取付面16のZ軸方向の中央付近まで広がる開口である。切り欠き部18Aの+Z軸方向側の領域から、供給チューブ4がインク収容ユニット3側に引き出される。取付面16には、さらに、2つの貫通孔20A、20Bが設けられている。貫通孔20Aおよび貫通孔20Bは、Z軸方向の位置がほぼ等しく、Y軸方向に離れて配置されている。実施形態1では、貫通孔20A(第1貫通孔)は、取付面16の+Y軸方向側の部位に設けられている。また、貫通孔20B(第3貫通孔)は、取付面16の−Y軸方向側の部位に設けられている。
図4は液体噴射システム1において本体カバー部材5および上面カバー部材7を取り外した状態を示す斜視図である。プリンター2の機構ユニット10は、本体ベース部材6に支持されている。本体ベース部材6は、プリンター2の装置底面を構成するベースフレーム601と、ベースフレーム601の+X軸方向の側端から+Z軸方向に突出するサイドフレーム602を有している。サイドフレーム602は、YZ面に沿って広がる部位である。サイドフレーム602の+X軸方向の表面には、Z軸方向に延在するリブおよびY軸方向に延在するリブが格子状に配置されている。サイドフレーム602は、本体ベース部材6と本体カバー部材5とを組み立てたとき、本体カバー部材5の取付面16と一部あるいは全体が重なる。サイドフレーム602には、上述したボス部604が設けられている。また、サイドフレーム602には、本体カバー部材5の貫通孔20Aと重なる位置に貫通孔603A(第2貫通孔)が形成され、本体カバー部材5の貫通孔20Bと重なる位置に貫通孔603B(第4貫通孔)が形成されている。貫通孔603A、603Bは、本体カバー部材5の貫通孔20A、20Bと共に、インク収容ユニット3とプリンター2との固定強度を高める嵌合部を構成する。この嵌合部の詳細については後述する。
図4に示すように、機構ユニット10は、印刷部41と、媒体搬送機構42と、ヘッド移動機構43を有している。印刷部41は、キャリッジ45と、印刷ヘッド47(液体噴射ヘッド)と、4つの中継ユニット49を有している。印刷ヘッド47および中継ユニット49は、キャリッジ45に搭載されている。各中継ユニット49には供給チューブ4が接続されている。供給チューブ4は可撓性を有しており、タンク9と中継ユニット49を接続している。印刷ヘッド47は、中継ユニット49および供給チューブ4を介してタンク9から供給されたインクをインク滴として吐出する。
媒体搬送機構42は、図示しないモーターからの動力で搬送ローラー51を駆動して、印刷媒体PをY軸方向に沿って搬送する。ヘッド移動機構43は、モーター53からの動力をタイミングベルト55を介してキャリッジ45に伝達することによって、キャリッジ45をX軸方向に沿って搬送する。印刷ヘッド47は、ヘッド移動機構43によって、キャリッジ45を介してX軸方向に搬送される。媒体搬送機構42及びヘッド移動機構43によって、印刷媒体Pに対する印刷ヘッド47の相対位置を変化させながら、印刷ヘッド47からインクを吐出することによって印刷媒体Pに印刷が施される。
図5はタンク9の分解斜視図であり、図6はタンク9の斜視図である。タンク9において、上面カバー部材7の窓部21から視認される面、すなわち、+X軸方向を向く面をタンク9の正面91とする。また、−X軸方向を向く面をタンクの背面92とする。図5に示すように、タンク9は、ケース61とシート部材63を有している。シート部材63は、合成樹脂(例えば、ナイロンや、ポリプロピレン等)によりフィルム状に形成され、可撓性を有する。シート部材63は、ケース61に溶着などの接合方法によって接合されている。
図5に示すように、タンク9の内部には、収容部65と、大気室68と、連通路69が設けられている。連通路69によって、収容部65と大気室68が連通されている。収容部65内にはインクが収容される。タンク9には、+Z軸方向を向いた上面93に、インク注入部95が設けられている。また、上面93の一部が+Z軸方向に張り出しており、ここに大気連通口96が設けられている。また、タンク9において、−Z軸方向を向いた底面94から供給部97が張り出している。供給部97からは筒状の接続部98が突出している。接続部98には、供給チューブ4が接続される。タンク9に収容されたインクは、接続部98の先端に設けられた供給口から供給チューブ4に送出される。図6に示すように、タンク9の底面94には、被支持部183と、2つの凸部185と、第1被係合部187が設けられている。また、タンク9の背面92には、第2被係合部191が設けられている。
図7、図8はインク収容ユニット3における上面カバー部材7および底面カバー部材8を示す分解斜視図である。図7に示すように、底面カバー部材8は、XY面に沿って広がる板状のベース部201と、ベース部201から+Z軸方向に突出する隔壁203および隔壁204を有している。隔壁203は、ベース部201の外縁に沿ってベース部201を囲むように設けられている。また、隔壁204は、X軸方向に延在しており、X軸方向の両端で隔壁203に繋がっている。隔壁204は複数設けられている。隣り合う2つの隔壁204の間の領域が、1つのタンク9を配置するタンク配置領域205である。
タンク配置領域205は4つ設けられている。各タンク配置領域205には、2つの載置部221と、2つの凹部223と、第1係合部225と、第2係合部227が設けられている。各タンク配置領域205には、ベース部201からZ軸方向に突出する載置壁229が設けられている。載置壁229は、X軸方向に延在する載置壁229Aと、Y軸方向側に延在する載置壁229Bを備える。2つの載置部221は、載置壁229Aから+Z軸方向に突出している。また、第1係合部225は、載置壁229Bから+X軸方向に突出している。そして、第2係合部227は、ベース部201から+Z軸方向に突出しており、先端がフック状である。
図9は、インク収容ユニット3をXZ面で切断した断面図である。インク収容ユニット3において、4つのタンク9は、それぞれ、タンク配置領域205に配置されている。各タンク9は、タンク9の第1被係合部187とベース部201の第1係合部225とが係合し、タンク9の第2被係合部191とベース部201の第2係合部227とが係合することで、底面カバー部材8に固定されている。また、このとき、タンク9の2つの凸部185が底面カバー部材8の2つの凹部223内に挿入され、タンク9の被支持部183が底面カバー部材8の2つの載置部221に当接している。
上面カバー部材7には、図7に示すように、4つの開口251が設けられている。4つの開口251は、それぞれ、上面カバー部材7の上壁部23に形成された凹部253内に形成されている。各タンク9のインク注入部95は、各開口251を介して上面カバー部材7の外側に露出する。インク注入部95は、図1に示すように、印刷時にはキャップ部材99によって塞がれる。タンク9が上面カバー部材7内に収容された状態で、キャップ部材99を取り外し、インク注入部95からインクを注入することが可能である。
図8に示すように、上面カバー部材7には、底面カバー部材8と係合する係合部702が2箇所に設けられている。係合部702の1つは、+Y軸方向の側壁部22Aの−Z軸方向の端縁から突出している。もう1つの係合部702は、−Y軸方向の側壁部22Bの−Z軸方向の端縁から突出している。係合部702の先端は−Z軸方向を向いており、フック状である。一方、底面カバー部材8のベース部201には、係合部702とZ軸方向に重なる位置に被係合部802が形成されている。被係合部802はベース部201を貫通している。上面カバー部材7と底面カバー部材8を組み立てるとき、被係合部802に係合部702の先端を係合させる。
底面カバー部材8において、ベース部201の−X軸方向側に位置する端縁から突出している隔壁203の部位は、YZ面に沿って広がる平板状である。以下、この部位を隔壁203Bとし、隔壁203の他の部位(+Y軸方向側、+X軸方向側、−Y軸方向側の3方向を囲む部位)を隔壁203Aとする。隔壁203Bは、隔壁203Aよりも+Z軸方向への突出寸法が大きい。隔壁203Bにおいて、Y軸方向の両端の部位は、上述したネジ固定用の固定部801を構成している。また、隔壁203Bにおいて、2つの固定部801の間の部位には、2つの突出部803A、803Bが設けられている。
突出部803A、803Bは、いずれも円形断面であり、隔壁203Aから−X軸方向(すなわち、プリンター2側)に突出している。また、突出部803A、803Bは、いずれも隔壁203Aの+Z軸方向の先端寄りの位置に設けられ、Y軸方向に離れて配置されている。突出部803A(第1突出部)は、上述した本体カバー部材5の貫通孔20Aおよび本体ベース部材6の貫通孔603Aと重なる位置に設けられている。また、突出部803B(第2突出部)は、本体カバー部材5の貫通孔20Bおよび本体ベース部材6の貫通孔603Bと重なる位置に設けられている。突出部803Aの外径は、貫通孔20A、貫通孔603Aの内径よりも小さい。同様に、突出部803Bの外径は、貫通孔20B、貫通孔603Bの内径よりも小さい。図9に示すように、実施形態1では、+Y軸方向側に位置する突出部803Aは、−Y軸方向側に位置する突出部803Bよりも突出長さが短い。なお、突出部803A、803Bを同一の突出長さにしてもよいし、突出部803Bを突出部803Aよりも短くしてもよい。
図8に示すように、底面カバー部材8のベース部201は、−X軸方向側に位置する端縁の一部が、隔壁203Aよりも−X軸方向に突出している。以下、この部位を突出部804(第3突出部)とする。突出部804は、ベース部201のY軸方向の中央よりも+Y軸方向寄りに位置している。図3に示すように、プリンター2の本体ベース部材6には、底面カバー部材8を取り付けるとき、突出部804が挿入される凹部605が形成されている。本体ベース部材6において、凹部605が形成された部位は、薄肉部607(図10(c)参照)となっている。
インク収容ユニット3をプリンター2に取り付ける組立工程は、以下の手順で行う。まず、プリンター2の本体カバー部材5、本体ベース部材6、機構ユニット10が組み立てられた状態から、底面カバー部材8をプリンター2の本体ベース部材6に対して位置決めする第1工程を行う。しかる後に、図2に示すように、2本の取付けビス33によってボス部604と固定部801とを結合させる第2工程を行う。その後、上面カバー部材7を本体カバー部材5に対して位置決めする第3工程を行う。第3工程では、上面カバー部材7を底面カバー部材8と係合させて組み立てることで、位置決めが行われる。しかる後に、2本の取付けビス31によってボス部17と固定部701とを結合させる第4工程を行う。以上で、図1に示すように、組立完了状態となる。
図10は、プリンター2とインク収容ユニット3の嵌合部の構造を模式的に示す説明図である。液体噴射システム1には、取付けビス31、33によるネジ固定部以外に、プリンター2とインク収容ユニット3とを嵌合させる嵌合部が設けられている。実施形態1では、貫通孔20A、貫通孔603A、突出部803Aが同軸に配置され、貫通孔20B、貫通孔603B、突出部803Bが同軸に配置されるように、底面カバー部材8、本体カバー部材5、および本体ベース部材6が組み立てられる。図10(a)(b)は、図3のA−A線を含むXY面で切断したときの嵌合部の断面構成であり、図10(a)は底面カバー部材8を取り外している状態、図10(b)は底面カバー部材8を本体ベース部材6に固定した状態を示す。上述した第1工程を行うとき、図10(b)に示すように、貫通孔20Aおよび貫通孔603Aに突出部803Aが挿入され、貫通孔20Bおよび貫通孔603Bに突出部803Bが挿入される。
突出部803A、803Bの先端面には、その外周端に沿ってテーパー部805が設けられている。また、貫通孔20A、20Bの内径は貫通孔603A、603Bの内径よりも一回り大きく、貫通孔20A、20Bから−X軸方向に見た場合に、貫通孔603A、603Bを囲む部位が環状に露出する。この露出部位には、貫通孔603A、603Bの縁に沿ってテーパー部606が設けられている。このように、テーパー部805およびテーパー部606を設けることによって、突出部803A、803Bの挿入工程を容易に行うことができる。なお、貫通孔20A、20Bと貫通孔603A、603Bを同一の内径にして、テーパー部606を省略してもよい。また、貫通孔20A、20Bの縁に沿ってテーパー部を設けてもよい。
図10(c)は、図3のB−B線を含むXZ面で切断した断面構成であり、底面カバー部材8を本体ベース部材6に固定した状態を示している。この図に示すように、上述した第1工程を行うとき、底面カバー部材8の突出部804が本体ベース部材6の凹部605に挿入される。突出部804が凹部605に挿入されると、本体ベース部材6の薄肉部607が、突出部804と、本体カバー部材5との間に挟み込まれる。従って、本体カバー部材5と底面カバー部材8とが本体ベース部材6を挟む状態で固定される。
以上のように、実施形態1の液体噴射システム1は、プリンター2と、インクを収容可能なインク収容ユニット3と、供給チューブ4と、を備え、プリンター2は、本体カバー部材5と、本体カバー部材5に対向する本体ベース部材6と、本体カバー部材5と本体ベース部材6との間に位置する印刷ヘッド47と、を含み、インク収容ユニット3は、上面カバー部材7と、上面カバー部材7に対向する底面カバー部材8と、上面カバー部材7と底面カバー部材8との間に位置するタンク9と、を含み、本体カバー部材5は貫通孔20A、20Bを有し、本体ベース部材6は貫通孔20A、20Bに重なる貫通孔603A、603Bを有し、底面カバー部材8は突出部803A、803Bを有し、インク収容ユニット3は、プリンター2に、突出部803A、803Bが貫通孔20A、20Bと貫通孔603A、603Bとに挿入される状態で、固定されている。
このように、実施形態1では、底面カバー部材8の突出部803A、803Bが本体カバー部材5と本体ベース部材6を両方貫通するように嵌合されている。このような嵌合部を設けることで、突出部803A、803Bの挿入方向と交差する方向(YZ方向)の固定強度を高めることができる。また、これらの嵌合部は、ネジ固定位置に対して+Z軸方向に離れた位置に設けられている。このため、液体噴射システム1全体を持ち上げたとき、底面カバー部材8がタンク9等の重さによって傾き、インク収容ユニット3がプリンター2から外れるおそれが少ない。従って、液体噴射システム1においてプリンター2とインク収容ユニット3との固定強度を高めることができ、安定して持ち運ぶことができる。
また、実施形態1では、底面カバー部材8の突出部804が本体ベース部材6の凹部605に挿入される。このため、インク収容ユニット3は、プリンター2に対し、本体カバー部材5と底面カバー部材8とが本体ベース部材6を挟む状態で固定されている。これにより、プリンター2とインク収容ユニット3との固定強度をさらに高めることができる。従って、液体噴射システム1をより安定して持ち運ぶことができる。
なお、実施形態1では、底面カバー部材8と、プリンター2側の部材との嵌合部を2箇所に設けていたが、1箇所のみとしてもよい。また、3箇所以上としてもよい。また、突出部804を本体ベース部材6の底面よりも下側に配置してもよい。この場合には、本体ベース部材6に凹部605を設ける必要がない。
(変形例1)
図11は、プリンター2とインク収容ユニット3との嵌合部の変形例1を模式的に示す説明図である。以下、変形例については、図1〜図10で示した形態と異なる構成のみ説明する。また、実施形態1と同一の構成は同一の符号で示す。図11(a)は、変形例1の本体カバー部材5Aおよび本体ベース部材6Aを模式的に示す側面図(−X軸方向に見た図)であり、図11(b)は変形例1の底面カバー部材8Aを模式的に示す側面図(+X軸方向に見た図)である。また、図11(c)(d)はそれぞれ、図11(a)のC1−C1線、C2−C2線の位置においてXZ面で切断したときの嵌合部の断面構成である。
図11(a)に示すように、変形例1では、本体カバー部材5A(第1ケース)の取付面16Aに、−Z軸方向側の部位を大きく切り欠いた矩形の切り欠き部19Aが設けられている。切り欠き部19Aからは、本体ベース部材6A(第2ケース)のサイドフレーム602Aがインク収容ユニット3側に露出している。取付面16Aには、+Y軸方向寄りの位置に貫通孔20A(第1貫通孔)が設けられている。サイドフレーム602Aにおいて、切り欠き部19A内に露出した部位には、貫通孔603B(第2貫通孔)が設けられている。貫通孔20Aと貫通孔603Bは、Y軸方向に離れて配置されている。一方、図11(b)に示すように、変形例1の底面カバー部材8A(第4ケース)には、貫通孔20AとX軸方向に重なる位置に、突出部803A(第1突出部)が設けられている。また、貫通孔603BとX軸方向に重なる位置に、突出部803B(第2突出部)が設けられている。
底面カバー部材8Aを本体ベース部材6Aに固定するとき、図11(c)に示すように、突出部803Aが貫通孔20Aに挿入される。また、図11(d)に示すように、突出部803Bが貫通孔603Bに挿入される。従って、インク収容ユニット3は、プリンター2に、突出部803Aが貫通孔20Aに挿入され、突出部803Bが貫通孔603Bに挿入される状態で、固定される。なお、図11(c)において破線で示すように、サイドフレーム602Aが貫通孔20Aと重なっている場合、貫通孔20Aと重なる位置に貫通孔603Aを設ける。
このように、変形例1では、底面カバー部材8Aの突出部803A、803Bが本体カバー部材5Aと本体ベース部材6Aをそれぞれ貫通するように嵌合されている。これにより、突出部803A、803Bの挿入方向と交差する方向(YZ方向)の固定強度を高めることができる。従って、プリンター2とインク収容ユニット3との固定強度を高めることができ、安定して持ち運ぶことができる。
(変形例2)
図12は、プリンター2とインク収容ユニット3との嵌合部の変形例2を模式的に示す説明図である。図12(a)(b)は変形例1の上面カバー部材7Bを模式的に示しており、図12(a)は+X軸方向に見た側面図、図12(b)は−Z軸方向に見た上面図である。また、図12(c)は、図12(a)のD−D線を含むXZ面で切断した嵌合部の断面構成である。変形例2では、実施形態1と同一のプリンター2に対して、上面カバー部材7B(第3ケース)および底面カバー部材8B(第4ケース)を固定する。すなわち、プリンター2側には、実施形態1と同一の位置に、貫通孔20A、20B(第1貫通孔、第3貫通孔)、および貫通孔603A、603B(第2貫通孔、第4貫通孔)が設けられている。
図12(a)に示すように、変形例2の上面カバー部材7Bには、上壁部23の−X軸方向の端縁から、−Z軸方向に向けて側壁部25Bが延在している。側壁部25BのY軸方向の両端は、側壁部22A、22Bと繋がっている。側壁部25Bは、プリンター2側に設けられた貫通孔20A、20Bと重なる位置まで延在している。図12(b)に示すように、上面カバー部材7Bには、側壁部25Bから−X軸方向に突出する突出部803A、803B(第1突出部、第2突出部)が設けられている。突出部803A、803Bは、貫通孔20A、20BとX軸方向に重なる位置に設けられている。一方、底面カバー部材8B(図13(a)参照)は、隔壁203Bに代えて、隔壁203Cを備えている。隔壁203Cは、実施形態1の隔壁203Bから突出部803A、803Bを除去し、更に、隔壁203Bを上面カバー部材7Bの側壁部25Bと干渉しない形状にしたものである。変形例2では、底面カバー部材8Bに突出部803A、803Bを設けず、上面カバー部材7Bに設けている。
上面カバー部材7Bを本体カバー部材5(第1ケース)に固定するとき、図12(c)に示すように、突出部803Aが貫通孔20Aおよび貫通孔603Aに挿入される。突出部803Bも同様に、貫通孔20Bおよび貫通孔603Bに挿入される。従って、インク収容ユニット3は、プリンター2に、突出部803A、803Bが貫通孔20A、20Bと貫通孔603A、603Bとに挿入される状態で、固定される。
このように、変形例2では、上面カバー部材7Bの突出部803A、803Bが本体カバー部材5と本体ベース部材6(第2ケース)を両方貫通するように嵌合されている。これにより、突出部803A、803Bの挿入方向と交差する方向(YZ方向)の固定強度を高めることができる。従って、プリンター2とインク収容ユニット3との固定強度を高めることができ、安定して持ち運ぶことができる。なお、変形例2では、上面カバー部材7Bと、プリンター2側の部材との嵌合部を2箇所に設けていたが、1箇所のみとしてもよい。また、3箇所以上としてもよい。
(変形例3)
図13は、プリンター2とインク収容ユニット3との嵌合部の変形例3を模式的に示す説明図である。変形例3では、プリンター側の構成として、変形例1における本体カバー部材5A(第1ケース)および本体ベース部材6A(第2ケース)の構成(図11(a)参照)を採用する。また、インク収容ユニット側の構成として、変形例2と同様に、突出部803A、803Bを設けない底面カバー部材8Bの構成を採用する。図13(a)は、変形例3の上面カバー部材7Cを模式的に示す側面図(+X軸方向に見た図)である。また、図13(b)は、変形例2、3の底面カバー部材8Bを模式的に示す側面図(+X軸方向に見た図)である。そして、図13(c)(d)はそれぞれ、図13(a)のE1−E1線、E2−E2線を含むXY面で切断したときの嵌合部の断面構成である。
図13(a)に示すように、変形例3の上面カバー部材7C(第3ケース)は、本体カバー部材5Aの貫通孔20A、および、本体ベース部材6Aの貫通孔20Bと重なる領域に側壁部25Cが設けられている。側壁部25Cには、貫通孔20AとX軸方向に重なる位置に、突出部803A(第1突出部)が設けられている。また、側壁部25Cには、貫通孔603BとX軸方向に重なる位置に、突出部803B(第2突出部)が設けられている。一方、図13(b)に示すように、底面カバー部材8Bは、実施形態1の隔壁203Bに代えて、側壁部25Cと干渉しない形状の隔壁203Cを備える。隔壁203Cには、突出部803A、803Bは設けられていない。
図13(c)(d)に示すように、上面カバー部材7Cを本体カバー部材5Aに固定するとき、突出部803Aが貫通孔20A(第1貫通孔)に挿入され、突出部803Bが貫通孔603B(第2貫通孔)に挿入される。従って、インク収容ユニット3は、プリンター2に、突出部803Aが貫通孔20Aに挿入され、突出部803Bが貫通孔603Bに挿入される状態で、固定される。なお、図13(c)において破線で示すように、サイドフレーム602Aが貫通孔20Aと重なる場合、貫通孔20Aと重なる位置に貫通孔603Aを設けることができる。
このように、変形例3では、上面カバー部材7Cの突出部803A、803Bが、本体カバー部材5Aと本体ベース部材6Aをそれぞれ貫通するように嵌合されている。これにより、突出部803A、803Bの挿入方向と交差する方向(YZ方向)の固定強度を高めることができる。従って、プリンター2とインク収容ユニット3との固定強度を高めることができ、安定して持ち運ぶことができる。
(他の変形例)
本発明において、実施形態1と、その変形例1〜3を組み合わせた構成を採用してもよい。すなわち、上面カバー部材7に設けた突出部を、本体カバー部材5と本体ベース部材6の一方あるいは両方に設けた貫通孔に挿入した嵌合部、底面カバー部材8に設けた突出部を、本体カバー部材5と本体ベース部材6の一方あるいは両方に設けた貫通孔に挿入した嵌合部、を適宜組み合わせて設けることができる。また、嵌合部の数およびその位置は、実施形態1および変形例1〜3の形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。さらに、これらの構成において、取付けビス31によるネジ固定、および、取付けビス33によるネジ固定の一方あるいは両方を省略してもよい。
また、実施形態1およびその変形例1〜3において、貫通孔に代えて凹部を採用することもできる。すなわち、実施形態1および変形例2において、貫通孔603A、603Bは、突出部803A、803Bの先端が挿入される部位である。従って、突出部803A、803Bの寸法が短い場合には、サイドフレーム602を貫通している必要はなく、凹部であってもよい。また、変形例1、3の貫通孔603Bも同様に、凹部であってもよい。さらに、変形例1、3において、突出部803Aの突出寸法を短くした場合には、貫通孔20Aを凹部にすることができる。
(実施形態2)
図14は、本発明の実施形態2に係る液体噴射装置の斜視図である。以下、実施形態1と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。この図に示すように、実施形態2の液体噴射装置101は、液体噴射部102と、インク収容部103(収容部)と、供給チューブ4(液体供給管)を有している。実施形態2では、液体噴射装置101の一例として、液体の一例であるインクによって印刷用紙などの印刷媒体Pに印刷を行うインクジェットプリンターを示す。印刷に用いるインクは、インク収容部103から供給チューブ4を経由して液体噴射部102に供給される。
液体噴射部102は、本体カバー部材105(第1ケース)と、本体カバー部材105に対向するベース部材106(第2ケース)の第1領域106Aと、機構ユニット10(図4参照)を含む。第1領域106Aは、ベース部材106の−X軸方向側の部位である。機構ユニット10は、本体カバー部材105と、ベース部材106の第1領域106Aとの間に位置している。機構ユニット10は、印刷動作を実行する機構部分である。液体噴射部102には、+Y軸方向を向く正面に排紙部11が設けられている。
インク収容部103は、上面カバー部材7B(第3ケース)と、上面カバー部材7Bに対向するベース部材106の第2領域106Bと、複数(2個以上)のタンク9とを含む。第2領域106Bは、ベース部材106の+X軸方向側の部位である。複数のタンク9は、上面カバー部材107と、ベース部材106の第1領域106Aとの間に位置している。実施形態2では、実施形態1と同じタンク9が4つ設けられている。上面カバー部材7Bは、後述するように、変形例2と同じ構成である。
液体噴射装置101は、装置底面を構成するベース部材106を備えている。ベース部材106は、機構ユニット10を支持する第1領域106Aと、4つのタンク9を支持する第2領域106Bと、第1領域106Aと第2領域106Bの境界に設けられたサイドフレーム106Cを備える。第1領域106Aと第2領域106Bは、全体として液体噴射装置101のベースフレームを構成している。サイドフレーム106Cは、機構ユニット10の配置領域とタンク9の配置領域とを仕切るように、YX面に沿って広がっている。機構ユニット10は、実施形態1と同じ構成をしており、印刷部41と、媒体搬送機構42と、ヘッド移動機構43を有している。印刷部41は、キャリッジ45と、印刷ヘッド47(液体噴射ヘッド)と、4つの中継ユニット49を有している。媒体搬送機構42は、搬送ローラー51およびこれを駆動するモーターを備えている。また、ヘッド移動機構43は、モーター53およびタイミングベルト55等を備えている(図4参照)。
図15は、液体噴射装置101の分解斜視図であり、上面カバー部材7Bを取り外した状態を示す。また、図16は、液体噴射装置101において上面カバー部材7Bおよびタンク9を取り外した状態を示す斜視図である。図15に示すように、上面カバー部材7Bにおいて、+X軸方向を向く側面には4つの窓部21が設けられ、窓部21からタンク9を視認可能である。また、+Z軸方向を向く上面には4つの開口251が設けられ、ここからタンク9にインクを注入することができる。上面カバー部材7Bには、ネジ固定用の貫通孔が形成された2つの固定部701、および、ベース部材106と係合する2つの係合部702が設けられている。
図16に示すように、ベース部材106の第2領域106Bは、実施形態1の変形例2、3の底面カバー部材8Bと同様の構成をしており、ベース部201と、ベース部201から+Z軸方向に突出する隔壁203および隔壁204を備えている。ベース部201には、上述した2つの係合部702のそれぞれとZ軸方向に重なる位置に被係合部802が形成されている。また、ベース部201には、隔壁204によって区画された4つのタンク配置領域205が設けられている。一方、隔壁203は、ベース部201の+Y軸方向側、+X軸方向側、−Y軸方向側の3方向の外縁に沿って設けられた隔壁203Aと、−X軸方向の外縁に沿って設けられた隔壁203Cを備えている。
図15、図16に示すように、本体カバー部材105には、+X軸方向を向く側面に、矩形の取付面116が設けられている。取付面116の4隅のうち、+Z軸方向側の2箇所には、それぞれ、ボス部17が設けられている。上面カバー部材107を本体カバー部材5に固定するときは、各ボス部17に固定部701を重ね合わせて、取付けビス31で固定する。また、取付面116には、切り欠き部18Aが設けられている。切り欠き部18Aから、供給チューブ4がタンク9側に引き出される。取付面116には、図16に示すように、2つの貫通孔20A、20Bが設けられている。取付面116の背面側(−X軸方向側)には、ベース部材106のサイドフレーム106Cが重なって配置されている。サイドフレーム106Cには、貫通孔20A、20Bと重なる位置に、貫通孔603A、603B(図17参照)が設けられている。
実施形態2の液体噴射装置101には、実施形態1の変形例2と同様に、上面カバー部材7Bと、液体噴射部102側の部材(本体カバー部材105およびベース部材106)との嵌合部が設けられている。図17は、上面カバー部材7Bと、本体カバー部材105およびベース部材106との嵌合部を模式的に示す説明図である。図17(a)は、上面カバー部材7Bを+X軸方向に見た側面図である。また、図17(b)(c)は、図16のF−F線を含むXY面で切断したときの嵌合部の断面構成であり、図17(b)は上面カバー部材7Bを取り外した状態、図17(c)は上面カバー部材7Bを本体カバー部材105に固定した状態を示す。
図17(a)に示すように、上面カバー部材7Bは、−X軸方向側の側面を構成する側壁部25Bを備えている。側壁部25Bには、−X軸方向に突出する突出部803A、803Bが設けられている。突出部803A、803Bは、本体カバー部材105の貫通孔20A、20BとX軸方向に重なる位置に設けられている。上面カバー部材7Bを本体カバー部材105に固定するとき、ボス部17と固定部701とを当接させるが、このとき、図17(c)に示すように、貫通孔20Aおよび貫通孔603Aに突出部803Aが挿入され、貫通孔20Bおよび貫通孔603Bに突出部803Bが挿入される。突出部803A、803Bと、貫通孔20A、20Bおよび貫通孔603A、603Bの構成は、実施形態1と同じである。
以上のように、実施形態2の液体噴射装置101では、上面カバー部材7Bの突出部803A、803Bが本体カバー部材105と本体ベース部材106を両方貫通するように嵌合されている。従って、従来よりも固定強度が高められている。なお、嵌合部の数は1箇所あるいは3箇所以上であってもよい。また、実施形態2では、液体噴射装置101の底面側のケース部材として、機構ユニット10を支持する第1領域106Aと、4つのタンク9を支持する第2領域106Bを備えた一体型のベース部材106を用いている。従って、液体噴射装置101の筐体の一体性が高められ、安定して持ち運ぶことができる。さらに、インク収容部103を取り外したいとき、上面カバー部材107のみ取り外せばよいため、取り外し作業が容易である。
(実施形態3)
図18は、本発明の実施形態3に係る液体噴射装置を示す斜視図である。以下、実施形態1、2と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。この図に示すように、実施形態3の液体噴射装置301は、液体噴射部302と、インク収容部303(収容部)と、供給チューブ4(液体供給管)を有している。実施形態3では、液体噴射装置301の一例として、液体の一例であるインクによって印刷用紙などの印刷媒体Pに印刷を行うインクジェットプリンターを示す。インクは、インク収容部303から供給チューブ4を経由して液体噴射部302に供給される。
液体噴射部302は、カバー部材305(第1ケース)と、カバー部材305の−X軸方向側の部位である第1領域305Aに対向する本体ベース部材6(第2ケース)と、機構ユニット10(図4参照)を含む。第1領域305Aは、カバー部材305の−X軸方向側の部位である。機構ユニット10は、カバー部材305の第1領域305Aと、本体ベース部材6との間に位置している。機構ユニット10は、印刷動作を実行する機構部分である。液体噴射部302には、+Y軸方向を向く正面に排紙部11が設けられている。本体ベース部材6は、後述するように、実施形態1と同じ構成である。
インク収容部303は、カバー部材305の+X軸方向側の部位である第2領域305Bと、第2領域305Bに対向する底面カバー部材8(第3ケース)と、複数(2個以上)のタンク9とを含む。第2領域305Bは、カバー部材305の+X軸方向側の部位である。複数のタンク9は、カバー部材305の第2領域305Bと、底面カバー部材8との間に位置している。実施形態3では、実施形態1、2と同じタンク9が4つ設けられている。底面カバー部材8は、後述するように、実施形態1と同じ構成である。
機構ユニット10は、本体ベース部材6に支持されている。機構ユニット10は、実施形態1、2と同じ構成であり、印刷部41と、媒体搬送機構42と、ヘッド移動機構43を有している。印刷部41は、キャリッジ45と、印刷ヘッド47(液体噴射ヘッド)と、4つの中継ユニット49を有している。媒体搬送機構42は、搬送ローラー51およびこれを駆動するモーターを備えている。また、ヘッド移動機構43は、モーター53およびタイミングベルト55等を備えている(図4参照)。
本体ベース部材6は、実施形態1の説明で述べたように、ベースフレーム601およびサイドフレーム602を有している。サイドフレーム602には、底面カバー部材8をネジ固定するためのボス部604が設けられている。また、サイドフレーム602には、貫通孔603A、603Bが設けられている(図19参照)。底面カバー部材8は、実施形態1の説明で述べたように、ボス部604に重なる位置に固定部801が設けられている(図3等参照)。この部位を取付けビス33によってネジ止めすることで、底面カバー部材8が本体ベース部材6に固定される。底面カバー部材8は、ベース部201、隔壁203および隔壁204(図7等参照)を備えている。ベース部201には、2箇所に被係合部802が形成されている(図8等参照)。カバー部材305には、被係合部802とZ軸方向に重なる位置に、係合部(図示省略)が形成されている。底面カバー部材8の隔壁203は、サイドフレーム602とX軸方向に重なる隔壁203Bを備えている。隔壁203Bには、貫通孔603A、603BとX軸方向に重なる位置に、突出部803A、803Bが設けられている(図8、図19参照)。
実施形態3の液体噴射装置301には、底面カバー部材8と、本体ベース部材6との嵌合部が設けられている。図19は本体ベース部材6と底面カバー部材8との嵌合部を模式的に示す説明図であり、本体ベース部材6および底面カバー部材8を突出部803A、803Bの中心線を含むXY面で切断したときの断面構成を示す。本体ベース部材6と底面カバー部材8と位置決めするとき、図19に示すように、貫通孔603Aに突出部803Aが挿入され、貫通孔603Bに突出部803Bが挿入される。貫通孔603A、603Bおよび突出部803A、803Bの構成は実施形態1と同じである。
以上のように、実施形態3の液体噴射装置301では、底面カバー部材8の突出部803A、803Bが、本体ベース部材6を貫通するように嵌合されている。従って、従来よりも固定強度が高められている。なお、嵌合部の数は1箇所あるいは3箇所以上であってもよい。また、実施形態3では、液体噴射装置301の上面側のケース部材として、機構ユニット10および4つのタンク9を覆う一体型のカバー部材305を用いている。従って、液体噴射装置301の筐体の一体性が高められており、カバー部材305を把持して安定して持ち運ぶことができる。
(他の実施形態)
実施形態1〜3において、機構ユニット10に対して+Z軸方向に重なっているカバー部材の部位に、スキャナーユニットを搭載してもよい。
1…液体噴射システム、2…プリンター(液体噴射装置)、3…インク収容ユニット(収容ユニット)、4…供給チューブ(液体供給管)、5、5A…本体カバー部材(第1ケース)、6、6A…本体ベース部材(第2ケース)、7、7B、7C…上面カバー部材(第3ケース)、8、8A、8B…底面カバー部材(第4ケース)、9…タンク、10…機構ユニット、11…排紙部、12…正面、13…上面、14…側面、15…取付部、16、16A…取付面、17…ボス部、18A、18B…切り欠き部、19A…切り欠き部、20A…貫通孔(第1貫通孔)、20B…貫通孔(第3貫通孔)、21…窓部、22A、22B…側壁部、23…上壁部、24…側壁部、25B、25C…側壁部、28…上限マーク、29…下限マーク、31…取付けビス(第1固定部材)、33…取付けビス(第2固定部材)、41…印刷部、42…媒体搬送機構、43…ヘッド移動機構、45…キャリッジ、47…印刷ヘッド(液体噴射ヘッド)、49…中継ユニット、51…搬送ローラー、53…モーター、55…タイミングベルト、61…ケース、63…シート部材、65…収容部、68…大気室、69…連通路、91…正面、92…背面、93…上面、94…底面、95…インク注入部、96…大気連通口、97…供給部、98…接続部、99…キャップ部材、101…液体噴射装置、102…液体噴射部、103…インク収容部(収容部)、105…本体カバー部材(第1ケース)、106…ベース部材(第2ケース)、106A…第1領域、106B…第2領域、106C…サイドフレーム、116…取付面、183…被支持部、185…凸部、187…第1被係合部、191…第2被係合部、201…ベース部、203、203A、203B、203C…隔壁、204…隔壁、205…タンク配置領域、221…載置部、223…凹部、225…第1係合部、227…第2係合部、229、229A、229B…載置壁、251…開口、253…凹部、301…液体噴射装置、302…液体噴射部、303…インク収容部(収容部)、305…カバー部材(第1ケース)、305A…第1領域、305B…第2領域、601…ベースフレーム、602、602A…サイドフレーム、603A…貫通孔(第2貫通孔)、603B…貫通孔(第4貫通孔)、604…ボス部、605…凹部、606…テーパー部、607…薄肉部、701…固定部、702…係合部、801…固定部、802…被係合部、803A…突出部(第1突出部)、803B…突出部(第2突出部)、804…突出部(第3突出部)、805…テーパー部、P…印刷媒体

Claims (11)

  1. 液体噴射装置と、
    液体を収容可能な収容ユニットと、
    前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、
    前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、
    前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、
    前記第1ケースは第1貫通孔を有し、
    前記第2ケースは前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有し、
    前記第4ケースは第1突出部を有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  2. 請求項1に記載の液体噴射システムにおいて、
    前記第1ケースは第3貫通孔を有し、
    前記第2ケースは前記第3貫通孔に重なる第4貫通孔を有し、
    前記第4ケースは第2突出部を有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第2突出部が前記第3貫通孔と前記第4貫通孔とに挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  3. 請求項1または2に記載の液体噴射システムにおいて、
    前記第4ケースは第3突出部を有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第3突出部と前記第1ケースとが前記第2ケースを挟む状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  4. 液体噴射装置と、
    液体を収容可能な収容ユニットと、
    前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、
    前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、
    前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、
    前記第1ケースは第1貫通孔を有し、
    前記第2ケースは第2貫通孔を有し、
    前記第4ケースは第1突出部と第2突出部とを有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔に挿入され、前記第2突出部が前記第2貫通孔に挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  5. 液体噴射装置と、
    液体を収容可能な収容ユニットと、
    前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、
    前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含み、
    前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、
    前記第1ケースは第1貫通孔を有し、
    前記第2ケースは前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有し、
    前記第3ケースは第1突出部を有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  6. 請求項5に記載の液体噴射システムにおいて、
    前記第1ケースは第3貫通孔を有し、
    前記第2ケースは前記第3貫通孔に重なる第4貫通孔を有し、
    前記第3ケースは第2突出部を有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第2突出部が前記第3貫通孔と前記第4貫通孔とに挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  7. 液体噴射装置と、
    液体を収容可能な収容ユニットと、
    前記収容ユニットから前記液体噴射装置に前記液体を供給可能な液体供給管と、を備え、
    前記液体噴射装置は、第1ケースと、前記第1ケースに対向する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を
    含み、
    前記収容ユニットは、第3ケースと、前記第3ケースに対向する第4ケースと、前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を含み、
    前記第1ケースは第1貫通孔を有し、
    前記第2ケースは第2貫通孔を有し、
    前記第3ケースは第1突出部と第2突出部とを有し、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔に挿入され、前記第2突出部が前記第2貫通孔に挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の液体噴射システムにおいて、
    さらに、
    前記第1ケースと前記第3ケースとを固定する第1固定部材と、
    前記第2ケースと前記第4ケースとを固定する第2固定部材と、のいずれか一方もしくは両方を備える、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の液体噴射システムにおいて、
    前記第1ケースはスキャナーユニットを含む、
    ことを特徴とする液体噴射システム。
  10. 第1貫通孔を有する第1ケースと、前記第1ケースに対向し、前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含む液体噴射装置に、液体供給管を通じて前記液体を供給可能な収容ユニットであって、
    第3ケースと、
    前記第3ケースに対向し、第1突出部を有する第4ケースと、
    前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を備え、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第1突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする収容ユニット。
  11. 第1貫通孔を有する第1ケースと、前記第1ケースに対向し、前記第1貫通孔に重なる第2貫通孔を有する第2ケースと、前記第1ケースと前記第2ケースとの間に位置し、前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を含む液体噴射装置に、液体供給管を通じて前記液体を供給可能な収容ユニットであって、
    第2突出部を有する第3ケースと、
    前記第3ケースに対向する第4ケースと、
    前記第3ケースと前記第4ケースとの間に位置し、前記液体を収容可能な液体収容容器と、を備え、
    前記収容ユニットは、前記液体噴射装置に、前記第2突出部が前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに挿入される状態で、固定される、
    ことを特徴とする収容ユニット。
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