JP6303390B2 - 印刷装置、印刷システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置、印刷システム、プログラムに関する。
Webサーバに配信リクエストを行う際、履歴情報クライアント保存を示すリクエストパラメータを指定し、ダウンロードする際に指定した印刷用のリクエストパラメータ、およびデータの印刷イメージのサムネイル、サーバURLをダウンロードしたデータから取得して履歴情報として保存し、ユーザがUIを介してその履歴情報を参照し、サムネイル画像をクリックした際、履歴情報に記されたリクエストパラメータで、同履歴情報に記されたサーバURLにリクエストを行い、ダウンロード印刷を行う技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−285461号公報
本発明の目的は、ASCII文字による名称に限定されない名称を印刷対象データに付けて印刷指示者に確認させた上で、印刷対象データを印刷することにある。
請求項1に記載の発明は、印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データ及び当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の少なくとも何れか一方を保持する他の装置から当該表示対象データを受信する受信手段と、前記表示対象データの内容を解析することにより前記記述情報が記憶された場所が特定されれば、当該記述情報の送信を要求することにより前記他の装置から当該記述情報を取得する取得手段と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする印刷装置である。
請求項2に記載の発明は、前記表示手段は、前記印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面に、当該印刷対象データの名称を表示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置である。
請求項3に記載の発明は、印刷対象データを保持する他の装置から当該印刷対象データを受信する受信手段と、前記印刷対象データの内容を、予め定められた属性を有する部分である、当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報が見つかるまで、解析することにより、当該記述情報を取得する取得手段と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする印刷装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示手段は、前記印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面に、当該印刷対象データの名称を表示することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置である。
請求項5に記載の発明は、印刷対象データ及び当該印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データの少なくとも何れか一方である対象データを保持する他の装置から当該対象データを受信する受信手段と、前記対象データの内容を解析することにより、前記印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報を取得する取得手段と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段とを備え、前記受信手段は、前記対象データとして、前記印刷対象データ及び前記表示対象データを受信し、前記表示手段は、前記印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面に、前記表示対象データの内容を解析することにより取得された第1の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称を表示した後、前記印刷指示者により当該一覧から当該印刷対象データが選択されると、当該印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面に、当該印刷対象データの内容を解析することにより取得された第2の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称を表示することを特徴とする印刷装置である。
請求項6に記載の発明は、印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データ及び当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の少なくとも何れか一方を保持する保持装置と、前記印刷対象データを印刷する印刷装置とを備え、前記保持装置は、前記印刷装置により前記表示対象データの送信が要求されると、当該表示対象データを当該印刷装置に送信し、前記印刷装置により前記記述情報の送信が要求されると、当該記述情報を当該印刷装置に送信する送信手段
を備え、前記印刷装置は、前記表示対象データの送信を要求することにより前記保持装置から送信された当該表示対象データを受信し、前記記述情報が記憶された場所が当該表示対象データの内容を解析することにより特定されれば、当該記述情報の送信を要求することにより前記保持装置から送信された当該記述情報を受信する受信手段と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする印刷システムである。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データ及び当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の少なくとも何れか一方を保持する他の装置から当該表示対象データを受信する機能と、前記表示対象データの内容を解析することにより前記記述情報が記憶された場所が特定されれば、当該記述情報の送信を要求することにより前記他の装置から当該記述情報を取得する機能と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する機能と、前記印刷対象データの名称が表示機構に表示されるように制御する機能と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷機構に出力する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項8に記載の発明は、コンピュータに、印刷対象データを保持する他の装置から当該印刷対象データを受信する機能と、前記印刷対象データの内容を、予め定められた属性を有する部分である、当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報が見つかるまで、解析することにより、当該記述情報を取得する機能と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する機能と、前記印刷対象データの名称が表示機構に表示されるように制御する機能と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷機構に出力する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、印刷対象データ及び当該印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データの少なくとも何れか一方である対象データを保持する他の装置から当該対象データを受信する機能と、前記対象データの内容を解析することにより、前記印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報を取得する機能と、前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する機能と、前記印刷対象データの名称が表示機構に表示されるように制御する機能と、印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷機構に出力する機能とを実現させ、前記受信する機能は、前記対象データとして、前記印刷対象データ及び前記表示対象データを受信し、前記制御する機能は、前記印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面に、前記表示対象データの内容を解析することにより取得された第1の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称が表示されるように制御した後、前記印刷指示者により当該一覧から当該印刷対象データが選択されると、当該印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面に、当該印刷対象データの内容を解析することにより取得された第2の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称が表示されるように制御するプログラムである。
請求項1の発明によれば、ASCII文字による名称に限定されない名称を印刷対象データに付けて印刷指示者に確認させた上で、印刷対象データを印刷することができる。
請求項2の発明によれば、印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面上で、印刷対象データの名称を印刷指示者に確認させることができる。
請求項3の発明によれば、ASCII文字による名称に限定されない名称を印刷対象データに付けて印刷指示者に確認させた上で、印刷対象データを印刷することができる。
請求項4の発明によれば、印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面上で、印刷対象データの名称を印刷指示者に確認させることができる。
請求項5の発明によれば、印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面上、及び、印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面上の何れにおいても、印刷対象データの名称を印刷指示者に確認させることができる。
請求項6の発明によれば、ASCII文字による名称に限定されない名称を印刷対象データに付けて印刷指示者に確認させた上で、印刷対象データを印刷することができる。
請求項7の発明によれば、ASCII文字による名称に限定されない名称を印刷対象データに付けて印刷指示者に確認させた上で、印刷対象データを印刷することができる。
請求項8の発明によれば、ASCII文字による名称に限定されない名称を印刷対象データに付けて印刷指示者に確認させた上で、印刷対象データを印刷することができる。
請求項9の発明によれば、印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面上、及び、印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面上の何れにおいても、印刷対象データの名称を印刷指示者に確認させることができる。
本発明の実施の形態におけるコンピュータシステムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態におけるサーバのハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるサーバの機能構成例を示したブロック図である。 画像形成装置の起動時に操作パネルに表示されるメニュー画面の一例を示した図である。 メニュー画面の「仕様設定/登録」ボタンの押下時に操作パネルに表示される接続先の登録画面の一例を示した図である。 接続先の登録画面の「設定」ボタンの押下時に操作パネルに表示される設定画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のメイン処理の流れを示したフローチャートである。 HTMLファイルを受信して解析した後に操作パネルに表示されるファイル一覧画面の一例を示した図である。 受信情報解析処理の流れを示したフローチャートである。 受信情報解析処理で参照されるMIMEタイプについて示した図である。 第1のファイル名取得処理及び第2のファイル名取得処理が実行された後にファイル名が保持されるファイル名管理テーブルの一例を示した図である。 第1のファイル名取得処理の流れを示したフローチャートである。 第2のファイル名取得処理の流れを示したフローチャートである。 ファイル名決定処理の流れを示したフローチャートである。 印刷処理の流れを示したフローチャートである。 印刷対象ファイルのファイル名が決定された後に操作パネルに表示される印刷条件設定画面の一例を示した図である。 印刷条件設定画面の「プリント」ボタンの押下時に操作パネルに表示されるダウンロード状態画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるサーバのファイル送信処理の流れを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[発明の背景]
ウェブブラウザが搭載され、このウェブブラウザがネットワーク上の外部サーバから送信されるファイルが印刷可能であると判断した場合にそのファイルを直接印刷可能な画像形成装置が商品化されている。通常、ウェブブラウザはHTML(HyperText Markup Language)で記述された表示データを外部サーバから取得し、これを解析して表示部に結果を表示する。また、ボタン、テキスト等の表示部品を操作することにより、表示データに記載されたサーバのアクセス先であるURL(Uniform Resource Locator)からファイルを取得し、サーバから送られるファイルの情報(MIMEタイプ)に応じてそのファイルを処理する。例えば、ファイルの情報がHTMLを示していれば、構文を解析して結果を表示し、ファイルの情報がJPEGを示していれば、JPEG画像を解凍して結果を表示する。その際、ファイルの情報が画像形成装置で印刷可能なファイルを示していれば、用紙サイズ、部数等の印刷条件を設定する画面を表示し、利用者の指示によりファイルを印刷する。
ところで、この場合、ファイル名を特定する方法としては、以下の方法が考えられる。
第一に、サーバのアクセス先であるURLを使用する方法である。
URLはRFC3986で規定されており、日本語のファイル名等を表現するには、文字の代わりに「%xx」(xxは16進数)という形式のコードを表記することになっている。例えば、「日本.pdf」のURLは、UTF−8エンコードで表現すれば、「http://domain/file/日本.pdf」ではなく、「http://domain/file/%E6%97%A5%E6%9C%AC.pdf」となる。但し、ローカル言語でファイル名を表現する場合、どのようなエンコードを用いるかについては規定がなく、動作する環境によって異なっているのが現状である。
また、動的にファイルを生成して返すCGI(Common Gateway Interface)のURLは、例えば、「http://domain/createFile.cgi」となり、生成されるファイルのファイル名を表現することができない。
更に、サーバにおけるファイルの構成によっては、例えば、「http://domain/dir/files/」といったURLが指定される場合もある。この場合は、サーバ側がその階層にあるデフォルトファイルを返す仕組みが一般的には用意されているが、URLからファイル名を特定することは困難である。
第二に、Content-Disposition(RFC1806)ヘッダを使用する方法である。
この方法では、サーバから送信されたContent-Dispositionヘッダのfilename属性をファイル名として使用する。但し、filename属性はASCII文字列に限定されているので、英数字のファイル名しか使用できない。つまり、この方法には、ローカル言語のファイル名を使用することができないという制限がある。
そこで、本実施の形態では、ネットワーク上の外部サーバから送信されるファイルを取得して印刷する場合に、日本語等のローカル言語でも表現可能なファイル名を特定して使用できるようにする。
[本実施の形態の構成]
図1は、本実施の形態におけるコンピュータシステムの全体構成例を示した図である。図示するように、このコンピュータシステムは、画像形成装置10と、サーバ30とが、ネットワーク80を介して接続されることにより構成されている。ここで、画像形成装置10は、1つしか示していないが、その台数は1つには限らないものとする。
画像形成装置10は、紙等の記録媒体に画像を形成し、印刷媒体として出力する装置である。また、画像形成装置10にはウェブブラウザが搭載されており、このウェブブラウザは、サーバ30から送信されるファイルが印刷可能であると判断した場合に、そのファイルを画像形成装置10で直接印刷する。本実施の形態では、印刷装置の一例として、画像形成装置10を設けている。
サーバ30は、HTMLファイル等の各種ファイルを保持し、画像形成装置10に搭載されたウェブブラウザからの要求に応じて、要求されたファイルをウェブブラウザに送信するコンピュータである。本実施の形態では、保持装置の一例として、サーバ30を設けている。
ネットワーク80は、画像形成装置10とサーバ30の間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、インターネットである。
まず、画像形成装置10の構成について説明する。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、操作パネル15と、ICカードリーダ16と、画像形成部17と、通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)18とを備える。
CPU11は、ROM13等に記憶された各種プログラムをRAM12にロードして実行することにより、後述する各機能を実現する。
RAM12は、CPU11の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD14は、画像形成部17における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル15は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行うタッチパネルである。ここで、操作パネル15は、各種情報が表示されるディスプレイと、指やスタイラスペン等で指示された位置を検出する位置検出シートとからなる。或いは、タッチパネルに代えて、ディスプレイ及びキーボードを用いてもよい。本実施の形態では、表示手段、表示機構の一例として、操作パネル15を設けている。
ICカードリーダ16は、ユーザが所持するICカードに記録された情報を読み取る。ここで、ICカードに記録された情報には、ユーザを識別するユーザID等がある。
画像形成部17は、記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部17は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。本実施の形態では、印刷手段、印刷機構の一例として、画像形成部17を設けている。
通信I/F18は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
尚、ここでは図示しなかったが、画像形成装置10は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る画像読取部を備えてもよい。即ち、画像形成装置10は、画像形成部17によるプリンタ機能に加えて、画像読取部によるスキャナ機能や、画像読取部及び画像形成部17によるコピー機能を有するものであってもよい。更には、画像読取部、画像形成部17及び通信I/F18によるファクシミリ機能を有するものであってもよい。
図3は、画像形成装置10の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、画像形成装置10は、通信制御部21と、操作受付部22と、表示制御部23と、ファイル名取得部24と、認証部25と、管理テーブル記憶部26と、ファイル名決定部27と、印刷条件設定部28と、印刷指示部29とを備えている。
通信制御部21は、画像形成装置10に登録されたURLにアクセスし、これに応じてサーバ30から送られてきたHTMLファイルを受信する。また、HTMLファイルに記述されたURLへのアクセスを指示する操作を操作受付部22が受け付けると、そのURLにアクセスし、これに応じてサーバ30から送られてきた印刷対象ファイル、ファイル名記述ファイル、画像ファイル等を受信する。ここで、ファイル名記述ファイルとは、印刷対象ファイルのファイル名が記述されたファイルである。そして、通信制御部21は、HTMLファイルを受信した場合は、受信したファイルを表示制御部23及びファイル名取得部24に受け渡し、印刷対象ファイルを受信した場合は、受信したファイル及びこのファイルと共に受信した通信情報(HTTPヘッダ等)をファイル名取得部24に受け渡し、ファイル名記述ファイルを受信した場合は、受信したファイルをファイル名取得部24に受け渡し、画像ファイル等を受信した場合は、受信したファイルを表示制御部23に受け渡す。本実施の形態では、印刷対象データの一例として、印刷対象ファイルを用いており、表示対象データの一例として、HTMLファイルを用いている。また、印刷対象データ及び表示対象データの少なくとも何れか一方である対象データを受信する受信手段、表示対象データを受信した後に記述情報を受信する受信手段の一例として、通信制御部21を設けている。
操作受付部22は、HTMLファイルに記述されたURLへのアクセスを指示する操作、印刷対象ファイルの印刷及びその取り消しを指示する操作、印刷対象ファイルのファイル名を変更する旨を入力する操作、印刷対象ファイルのダウンロードの停止を指示する操作等の利用者の操作を受け付ける。
表示制御部23は、HTMLファイルに記述されたURLに対応する印刷対象ファイルの一覧画面(以下、「ファイル一覧画面」という)、印刷対象ファイルの印刷条件を設定するための画面(以下、「印刷条件設定画面」という)等が操作パネル15に表示されるように制御する。また、表示制御部23は、ファイル一覧画面が操作パネル15に表示される際には、印刷対象ファイルのファイル名もファイル一覧画面に表示されるように制御し、印刷条件設定画面が操作パネル15に表示される際には、印刷対象ファイルのファイル名も印刷条件設定画面に表示されるように制御する。
ファイル名取得部24は、通信制御部21から受け取ったファイル及び通信情報に基づいて、印刷対象ファイルのファイル名を取得する。
具体的には、まず、ファイル名取得部24は、通信制御部21から受け取ったHTMLファイルに基づく第1のファイル名取得処理により、印刷対象ファイルのファイル名を取得する。ここで、第1のファイル名取得処理は、HTMLファイルに含まれるサーバ30にアクセスすることが定義されたタグ(以下、「サーバアクセスタグ」という)を参照し、サーバアクセスタグの属性の値である文字列、サーバアクセスタグの属性の値である場所にあるファイル名記述ファイル及びサーバアクセスタグの属性の値である関数の戻り値の何れかからファイル名を取得する処理である。そして、サーバアクセスタグの属性の値である文字列、サーバアクセスタグの属性の値である場所にあるファイル名記述ファイル及びサーバアクセスタグの属性の値である関数の戻り値は、URLとは異なり、ファイル名をASCII文字に限定されずに記述可能なので、印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の一例である。また、サーバアクセスタグの属性の値である文字列は、表示対象データの部分の一例であり、サーバアクセスタグの属性の値である場所にあるファイル名記述ファイルは、表示対象データにより示される場所に記憶された他のデータの一例であり、サーバアクセスタグの属性の値である関数の戻り値は、表示対象データにより示される関数の戻り値の一例である。
また、ファイル名取得部24は、通信制御部21から受け取った印刷対象ファイル及び通信情報等に基づく第2のファイル名取得処理により、印刷対象ファイルのファイル名を取得する。ここで、第2のファイル名取得処理は、通信情報に設定された値、印刷対象ファイルの属性の値、認証部25により提供される認証情報の何れかからファイル名を取得する処理である。そして、通信情報に設定された値のうちのファイル名指定ヘッダ(後述)及び印刷対象ファイルの属性の値は、ファイル名をASCII文字に限定されずに記述可能なので、印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の一例である。また、通信情報に設定された値は、印刷対象データに関連付けて受信された通信を制御するための情報の一例であり、印刷対象ファイルの属性の値は、印刷対象データの部分の一例である。
そして、本実施の形態では、記述情報を取得する取得手段、印刷対象データの名称を決定する決定手段の一例として、ファイル名取得部24を設けている。
認証部25は、利用者を認証する。具体的には、利用者が所持するICカードからICカードリーダ16が読み取ったユーザIDを受け取り、これを予め登録されたユーザIDと照合する、といった認証処理を行い、認証処理で得られた認証情報をファイル名取得部24に提供する。
管理テーブル記憶部26は、ファイル名取得部24により取得された印刷対象ファイルのファイル名を保持するファイル名管理テーブルを記憶する。
ファイル名決定部27は、管理テーブル記憶部26に記憶されたファイル名管理テーブルが保持する印刷対象ファイルのファイル名に基づいて、最終的に使用する印刷対象ファイルのファイル名を決定する。
印刷条件設定部28は、操作パネル15に表示された印刷条件設定画面上で印刷条件を指定する利用者の操作を操作受付部22が受け付けると、その指定された印刷条件を、印刷対象ファイルを印刷する際に用いる印刷条件として設定する。
印刷指示部29は、印刷対象ファイルと、印刷条件設定部28が設定した印刷条件とを画像形成部17に出力することにより、画像形成部17に印刷対象ファイルの印刷を指示する。
尚、これらの処理部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU11が、通信制御部21、操作受付部22、表示制御部23、ファイル名取得部24、認証部25、ファイル名決定部27、印刷条件設定部28、印刷指示部29を実現するプログラムを例えばHDD14からRAM12に読み込んで実行することにより、これらの処理部は実現される。また、管理テーブル記憶部26は、例えばHDD14により実現される。
次に、サーバ30の構成について説明する。
図4は、サーバ30のハードウェア構成を示した図である。図示するように、サーバ30は、演算手段であるCPU31と、記憶手段であるメインメモリ32及び磁気ディスク装置(HDD)33とを備える。ここで、CPU31は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、後述する各処理部を実現する。また、メインメモリ32は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶し、磁気ディスク装置33は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶し、これらの一方又は両方が上述した各記憶部を実現する。
更に、サーバ30は、外部との通信を行うための通信I/F34と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構35と、キーボードやマウス等の入力デバイス36とを備える。
図5は、サーバ30の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、サーバ30は、受信部41と、ファイル取得部42と、送信部43とを備えている。
受信部41は、画像形成装置10からのアクセスがあると、このアクセスがあった場所を示す情報を受信する。
ファイル取得部42は、受信部41が受信した情報が示す場所からファイルを取得する。ここで、ファイル取得部42が取得するファイルとしては、HTMLファイル、印刷対象ファイル、ファイル名記述ファイル等がある。
送信部43は、ファイル取得部42が取得したファイルと、通信を制御する情報である通信情報とを、画像形成装置10へ送信する。また、これに先立ち、アクセスがあった場所に印刷対象ファイルが記憶されていれば、アクセスがあった場所の設定に応じて、ファイル名を通信情報に設定する。本実施の形態では、印刷対象データ及び印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データの少なくとも何れか一方である対象データを記述情報に関連付けて送信する送信手段、表示対象データを送信した後に記述情報を送信する送信手段の一例として、送信部43を設けている。
尚、これらの処理部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU31が、受信部41、ファイル取得部42、送信部43を実現するプログラムを例えば磁気ディスク装置33からメインメモリ32に読み込んで実行することにより、これらの処理部は実現される。
[本実施の形態の動作]
まず、画像形成装置10の動作について説明する。画像形成装置10は、起動すると、図6に例示するメニュー画面を操作パネル15に表示する。このメニュー画面に表示されたボタンのうち、「外部アクセス」ボタンは、画像形成装置10に登録された接続先にアクセスする際に押下されるボタンである。
ここで、画像形成装置10は、「外部アクセス」ボタンへの接続先の登録を以下のように行う。即ち、図6のメニュー画面の「仕様設定/登録」ボタンが押下されると、画像形成装置10は、図7に例示する接続先の登録画面を操作パネル15に表示する。この登録画面では、「外部アクセスサーバ」が接続先に相当する。ここでは最大10個の接続先が登録可能となっている。次に、「外部アクセスサーバ1」が選択されて「設定」ボタンが押下されると、画像形成装置10は、図8に例示する「外部アクセスサーバ1」に関する設定画面を操作パネル15に表示する。そして、この設定画面で接続先のURLが登録される。尚、本実施の形態では、「外部アクセスサーバ」の各々について、その「外部アクセスサーバ」にアクセスするためのボタンを、図6のメニュー画面上に配置することも可能としている。
このようにして画像形成装置10に「外部アクセスサーバ」のURLが登録されると、画像形成装置10は、本実施の形態の動作を開始する。図9は、本実施の形態の動作例におけるメイン処理の流れを示したフローチャートである。
図6のメニュー画面の「外部アクセス」ボタンが押下されると、通信制御部21が、登録されたURLにアクセスする(ステップ101)。アクセスの結果、サーバ30からはファイルが返されるので、通信制御部21がこのファイルを受信する(ステップ102)。通常は、最初にHTMLファイルが返され、HTMLファイルを解析した結果、HTMLファイルに明示されたURLにアクセスすることで、HTMLファイルに付随する画像ファイルやJavaScript(登録商標)言語で記述されたプログラムファイル等が返される。そして、通信制御部21は、受信した情報を解析する受信情報解析処理を行う(ステップ103)。その後、通信制御部21は、1つの画面(ページ)を構成する全てのファイルを受信したかどうかを判定し(ステップ104)、全てのファイルを受信していないと判定すれば、ステップ102に戻る。
一方、全てのファイルを受信したと判定すれば、表示制御部23が、図10に例示するファイル一覧画面が操作パネル15に表示されるように制御する(ステップ105)。このとき、ファイル一覧画面では、各ファイルに対して、後述するステップ204で取得されたファイル名が表示される。この状態で、操作受付部22は、利用者の操作を監視し、利用者がタッチパネルを操作したかどうかを判定する(ステップ106)。利用者がタッチパネルを操作したと判定されなければ、操作受付部22は、ステップ106を繰り返すが、利用者がタッチパネルを操作したと判定されれば、通信制御部21は、操作対象となったファイルに対応するリンクで定義されているURLにアクセスする(ステップ107)。アクセスの結果、サーバ30からはファイルが返されるので、通信制御部21がこのファイルを受信し(ステップ102)、受信情報解析処理を行う(ステップ103)。
ここで、図10のファイル一覧画面について、更に詳しく説明する。図示するように、ファイル一覧画面の各行には、印刷対象ファイルのファイル名、所有者、更新日時、サイズ等が表示されている。本実施の形態では、PDFファイル及びTIFFファイルを印刷対象ファイルとしているので、全てのファイル名の拡張子は「.pdf」及び「.tif」の何れかである。また、ファイル名の左側には、PDFファイル及びTIFFファイルを区別可能なアイコンが表示されており、その更に左側には、印刷対象ファイルを選択するためのラジオボタンが表示されている。即ち、ラジオボタンを押下することにより所望の印刷対象ファイルを選択し、「Print」ボタンを押下すると、その印刷対象ファイルがサーバ30から送信される。
図11は、図9のステップ103における受信情報解析処理の流れを示したフローチャートである。通常、サーバ30との通信にはHTTP(HyperText Transfer Protocol)が使用される。HTTPでは、サーバ30から送られるファイルの種類を示すために、Content-Typeヘッダに情報が設定される。具体的には、図12に示すMIMEタイプがこのヘッダに設定される。
サーバ30から送られたContent-Typeヘッダに「text/html」が設定されていれば受信情報はHTMLファイルなので、通信制御部21は、Content-Typeヘッダに「text/html」が設定されているかどうかを判定することにより、受信情報がHTMLファイルであるかどうかを判定する(ステップ201)。受信情報がHTMLファイルであると判定されれば、表示制御部23は、HTMLファイルを解析して表示データを生成し、表示データが操作パネル15に表示されるように制御する(ステップ202)。また、通信制御部21は、HTMLファイルに記述されたURLにアクセスして、HTMLファイルに付随する他の情報(画像ファイル、プログラムファイル等)を取得し、表示制御部23が、この情報も操作パネル15に表示されるように制御する(ステップ203)。その後、ファイル名取得部24は、通信制御部21で解析されたHTMLの情報に基づいて、第1のファイル名取得処理を実行し、取得したファイル名を、管理テーブル記憶部26に記憶されたファイル名管理テーブルに保持する(ステップ204)。
また、サーバ30から送られたContent-Typeヘッダに「image/jpeg」、「image/png」、「image/bmp」等が設定されていれば受信情報は画像ファイルなので、通信制御部21は、Content-Typeヘッダに「image/jpeg」、「image/png」、「image/bmp」等が設定されているかどうかを判定することにより、受信情報が画像ファイルであるかどうかを判定する(ステップ205)。受信情報が画像ファイルであると判定されれば、表示制御部23は、画像ファイルを解析して表示データを生成し、表示データが操作パネル15に表示されるように制御する(ステップ206)。
更に、本実施の形態では、サーバ30から送られたContent-Typeヘッダに「application/pdf」又は「image/tiff」が設定されていれば受信情報は印刷対象ファイルとしているので、通信制御部21は、Content-Typeヘッダに「application/pdf」又は「image/tiff」が設定されているかどうかを判定することにより、受信情報が印刷対象ファイルであるかどうかを判定する(ステップ207)。受信情報が印刷対象ファイルであると判定されれば、ファイル名取得部24が、第2のファイル名取得処理を実行し、取得したファイル名を、管理テーブル記憶部26に記憶されたファイル名管理テーブルに保持する(ステップ208)。これにより、ファイル名決定部27が、第1のファイル名取得処理及び第2のファイル名取得処理でファイル名管理テーブルに保持されたファイル名に基づいて最終的なファイル名を決定するファイル名決定処理を実行する(ステップ209)。そして、最後に、印刷条件設定部28及び印刷指示部29が印刷処理を実行する(ステップ210)。
更にまた、本実施の形態では、サーバ30から送られたContent-Typeヘッダに「application/fname」が設定されていれば受信情報はファイル名記述ファイルとしているので、通信制御部21は、Content-Typeヘッダに「application/fname」が設定されているかどうかを判定することにより、受信情報がファイル名記述ファイルであるかどうかを判定する(ステップ211)。受信情報がファイル名記述ファイルであると判定されれば、ファイル名取得部24が、ファイル名記述ファイルに記述されたファイル名を、管理テーブル記憶部26に記憶されたファイル名管理テーブルに登録する(ステップ212)。ここで、ファイル名記述ファイルは、文字列でファイル名を記述したものであってもよいし、XML(eXxtensible Markup Language)等でファイル名を規定するものであってもよい。
図13は、このようにしてファイル名が登録されるファイル名管理テーブルを示した図である。尚、「種別」欄に「External」と記されたファイルが、ファイル名記述ファイルに記述されたファイル名が登録されたファイルに相当する。
図14は、図11のステップ204における第1のファイル名取得処理の流れを示したフローチャートである。
図示するように、まず、ファイル名取得部24は、HTMLファイルの構文を解析する(ステップ221)。そして、HTMLファイルの解析結果から、利用者の操作に応じてサーバ30にアクセスすることが定義されたサーバアクセスタグを参照する(ステップ222)。以下の説明では、サーバアクセスタグとして、AタグやFORMタグを例示するが、これらのタグには限定されない。
次に、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値としてファイル名が指定されているかどうかを判定する(ステップ223)。例えば、「<A HREF=”../../file/print” printFileName=”document1.pdf”>Click here!</A>」という記述では、「printFileName」という属性の値としてファイル名「document1.pdf」が指定されているので、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値としてファイル名が指定されていると判定する。そして、この場合は、属性の値として指定されたファイル名を図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ224)。尚、図13で「種別」欄に「HTML-Attribute」と記されたファイルが、ここでファイル名が登録されたファイルに相当する。
また、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値としてファイル名の取得先が指定されているかどうかを判定する(ステップ225)。例えば、「<FORM ACTION=”../../file/print” printRemoteFileName=”../print/fileA”></FORM>」という記述では、「printRemoteFileName」という属性の値としてファイル名の取得先「../print/fileA」が指定されているので、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値としてファイル名の取得先が指定されていると判定する。そして、この場合は、ファイル名の取得先にアクセスする(ステップ226)。尚、このようにファイル名の取得先にアクセスすると、サーバ30からはファイル名記述ファイルが送られてくる。これにより、通信制御部21は、図9のステップ102でこのファイル名記述ファイルを受信し、ファイル名取得部24は、図11のステップ212でこのファイル名記述ファイルに記述されたファイル名をファイル名管理テーブルに登録する。
更に、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値としてファイル名を取得するための関数が指定されているかどうかを判定する(ステップ227)。例えば、「<FORM ACTION=”../../file/print” onprint=”getFileName()”></FORM>」という記述では、「onprint」という属性(イベントハンドラ)の値として関数「getFileName()」が指定されているので、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値として関数が指定されていると判定する。そして、この場合は、この関数を実行し、戻り値として得られた文字列をファイル名として図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ228)。尚、図13で「種別」欄に「onprint」と記されたファイルが、ここでファイル名が登録されたファイルに相当する。
一方、ファイル名取得部24は、サーバアクセスタグの属性の値として、ファイル名、ファイル名の取得先、ファイル名を取得するための関数の何れも指定されていないと判定した場合は、サーバアクセスタグの属性の値として指定されたURLを解析し、解析結果から得られたファイル名を図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ229)。尚、URLはRFC1738で規定されており、それに従えば、URLからファイル名を特定するためには、最後の記号”/”以降の文字列をファイル名として扱うことが考えられる。
しかしながら、例えば、以下のようなURLからはファイル名を特定することが困難である。即ち、「http://host/dir/dir/」のようにファイル名を指定する部分を持たないURL、「http://host/dir/file.cgi」のように動的にファイルを生成するCGI等のプログラムを指すURL、「http://host/dir/file.pl?name=aaa」のようにプログラム及びプログラムへの引数を指すURL等である。URLがこのようなものである場合、図14には示していないが、ファイル名取得部24は、例えば、現在時刻(年月日時分秒)の情報に基づいて、「20130617233245」、「20130617233245_unkown」、「20130617233245_host_dir_unkown_file」等のファイル名とすることが望ましい。そして、ファイル名取得部24は、このようにURLを解析して得たファイル名も図13のファイル名管理テーブルに登録する。
その後、ファイル名取得部24は、HTMLファイルの解析結果から、全てのサーバアクセスタグを参照したかどうかを判定する(ステップ230)。そして、全てのサーバアクセスタグを参照していないと判定すれば、処理をステップ222に戻し、全てのサーバアクセスタグを参照したと判定すれば、処理を図11に戻す。
図15は、図11のステップ208における第2のファイル名取得処理の流れを示したフローチャートである。
図示するように、まず、ファイル名取得部24は、図9のステップ102で通信制御部21が印刷対象ファイルと共に受信したHTTPヘッダに、Content-Dispositionヘッダが含まれているかどうかを判定する(ステップ241)。そして、Content-Dispositionヘッダが含まれていると判定すれば、「filename=」以降の文字列をファイル名として図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ242)。
また、ファイル名取得部24は、図9のステップ102で通信制御部21が印刷対象ファイルと共に受信したHTTPヘッダに、ファイル名を指定するために特別に用意されたヘッダ(以下、「ファイル名指定ヘッダ」という)が含まれているかどうかを判定する(ステップ243)。そして、ファイル名指定ヘッダが含まれていると判定すれば、ファイル名指定ヘッダから得られるファイル名を図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ244)。その際、サーバ30からは、UTF−8のファイル名をBASE64エンコードした文字列を設定したファイル名指定ヘッダを送信し、ファイル名取得部24は、ファイル名指定ヘッダに設定された文字列をBASE64デコードしてUTF−8のファイル名を得るようにするにするのが望ましい。但し、エンコード/デコード方法及びファイル名の文字コードはこれには限らず、BASE64以外のエンコード/デコード方法やUTF−8以外の文字コードを使用しても構わない。
更に、ファイル名取得部24は、図9のステップ102で通信制御部21が印刷対象ファイルと共に受信したHTTPヘッダにファイル名が指定されていないと判定すれば、印刷対象ファイルが解析可能なものであるかどうかを判定する(ステップ245)。そして、印刷対象ファイルが解析可能なものであると判定すれば、印刷対象ファイルを解析し、解析結果から得られたファイル名を図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ246)。例えば、ISO32000で定義されているPDFでは、「Key=Name」属性の値がファイル名と規定されている。従って、サーバ30から送られてきた印刷対象ファイルを受信しながら「Key=Name」属性の値を発見するまで解析を続け、「Key=Name」属性の値として指定されているファイル名を取得すると、このファイル名を図13のファイル名管理テーブルに登録する。一般に印刷対象ファイルの解析にはある程度の時間を要するが、本実施の形態では、ファイル名が取得できるまで解析を続け、次段のファイル名決定処理を待たせる。尚、印刷対象ファイルが解析可能なものでないと判定すれば、ファイル名取得部24は、ファイル名をファイル名管理テーブルに登録することなく、処理をステップ247へ進める。
その後、認証部25が、利用者を認証済みであるかどうかを判定する(ステップ247)。例えば、利用者が所持するICカードからICカードリーダ16が読み取ったユーザIDを受け取り、これを予め登録されたユーザIDと照合する、といった認証処理を行い、認証情報をファイル名取得部24に提供しているかどうかを判定する。その結果、認証部25が利用者を認証済みであると判定すれば、ファイル名取得部24は、例えば、認証情報と、その時点での現在時刻(年月日時分秒)の情報とに基づいて、「利用者名_20130617233245」、「部門_利用者名_20130617233245」といったファイル名を生成し、図13のファイル名管理テーブルに登録する(ステップ248)。一方、認証部25が利用者を認証済みでないと判定すれば、ファイル名取得部24は処理を図11に戻す。
図16は、図11のステップ209におけるファイル名決定処理の流れを示したフローチャートである。
図示するように、まず、ファイル名決定部27は、管理テーブル記憶部26に記憶されたファイル名管理テーブルから、図9のステップ102で通信制御部21が受信した印刷対象ファイルに関する全ての行を読み出す(ステップ261)。
次に、ファイル名決定部27は、読み出した行に含まれるファイル名がHTMLファイル内で明示されているかどうかを判定する(ステップ262)。そして、ファイル名がHTMLファイル内で明示されていると判定すれば、このHTMLファイル内で明示されたファイル名を使用することを決定する(ステップ263)。ここで、ファイル名がHTMLファイル内で明示されていると判定されるのは、読み出した行における「種別」が、図13に示した「HTML-Attribute」又は「onprint」となっている場合である。
また、ファイル名決定部27は、読み出した行に含まれるファイル名がHTTPヘッダで明示されているかどうかを判定する(ステップ264)。そして、ファイル名がHTTPヘッダで明示されていると判定すれば、このHTTPヘッダで明示されたファイル名を使用することを決定する(ステップ265)。ここで、ファイル名がHTTPヘッダで明示されていると判定されるのは、読み出した行における「種別」が、図13に示した「Content-Disposition」となっている場合又は図13には示していないがファイル名指定ヘッダを表す情報になっている場合である。
更に、ファイル名決定部27は、読み出した行に含まれるファイル名が印刷対象ファイル内で明示されているかどうかを判定する(ステップ266)。そして、ファイル名が印刷対象ファイル内で明示されていると判定すれば、この印刷対象ファイルで明示されたファイル名を使用することを決定する(ステップ267)。ここで、ファイル名が印刷対象ファイル内で明示されていると判定されるのは、読み出した行における「種別」が、図13には示していないが印刷対象ファイルを表す情報となっている場合である。
更にまた、ファイル名決定部27は、読み出した行に含まれるファイル名がファイル名記述ファイル内で明示されているかどうかを判定する(ステップ268)。そして、ファイル名がファイル名記述ファイル内で明示されていると判定すれば、このファイル名記述ファイル内で明示されたファイル名を使用することを決定する(ステップ269)。ここで、ファイル名がファイル名記述ファイル内で明示されていると判定されるのは、読み出した行における「種別」が、図13に示した「External」となっている場合である。
次いで、ファイル名決定部27は、読み出した行に含まれるファイル名が認証情報から生成されたものであるかどうかを判定する(ステップ270)。その結果、ファイル名が認証情報から生成されたものであると判定すれば、この認証情報から生成されたファイル名を使用することを決定する(ステップ271)。一方、ファイル名が認証情報から生成されたものでないと判定された場合、現在時刻のみからファイル名を生成することがないものとすると、ファイル名はURL内で明示されたものであることになる。従って、この場合は、このURL内で明示されたファイル名を使用することを決定する(ステップ272)。
その後、ファイル名決定部27は、処理を図11に戻す。
尚、本実施の形態では、読み出した行に含まれるファイル名について、HTMLファイル内で明示されているか、HTTPヘッダで明示されているか、印刷対象ファイル内で明示されているか、ファイル名記述ファイル内で明示されているか、認証情報から生成されたものであるかの順に、判定を行うようにしたが、この限りではない。例えば、1つ目から4つ目までの判定は、順番を入れ替えてもよい。
図17は、図11のステップ210における印刷処理の流れを示したフローチャートである。
図示するように、まず、表示制御部23は、図18に例示する印刷条件設定画面が操作パネル15に表示されるように制御する(ステップ281)。そして、利用者の印刷条件設定画面上での操作に応じて、印刷条件設定部28が、用紙トレイ、排出先、カラー等の印刷条件を設定する(ステップ282)。また、印刷条件設定画面には、図18に「ファイル名:MOV01045.MPG」と示したように、ファイル名決定処理で決定されたファイル名が表示されるので、利用者はそのファイル名の確認も行う。
この状態で、操作受付部22は、利用者の操作を監視し、利用者が「プリント」ボタンを押下したかどうかを判定する(ステップ283)。利用者が「プリント」ボタンを押下したと判定されれば、通信制御部21は、印刷対象ファイルのダウンロードを行い(ステップ284)、表示制御部23は、図19に例示するダウンロード状態画面が操作パネル15に表示されるように制御する(ステップ285)。ここで、このダウンロード状態画面には、印刷対象ファイルのファイル名及びダウンロード状態が表示される。尚、図9のステップ107で通信制御部21がURLにアクセスした時点で、印刷対象ファイルのダウンロードは開始しているが、印刷対象ファイルのサイズが大きい場合等は、印刷条件設定画面が表示され、印刷条件設定画面にファイル名が表示されたとしても、ダウンロードが完了しているとは限らない。従って、この動作例では、ステップ284で、印刷対象ファイルのダウンロードを引き続き行うようにしている。しかしながら、印刷対象ファイルのサイズが小さい場合等でダウンロードが完了している場合は、ステップ284及びステップ285は実行しなくてもよい。
また、利用者が「プリント」ボタンを押下したと判定されなければ、操作受付部22は、利用者が「取り消し」ボタンを押下したかどうかを判定する(ステップ286)。そして、利用者が「取り消し」ボタンを押下したと判定されれば、この印刷条件設定画面を閉じて、処理を図11に戻す。
一方、利用者が「取り消し」ボタンを押下したと判定されなければ、操作受付部22は、利用者がファイル名を変更する旨を入力する操作を行ったかどうかを判定する(ステップ287)。利用者がファイル名を変更する旨を入力する操作を行ったと判定されれば、表示制御部23は、仮想キーボードが操作パネル15に表示されるように制御し、操作受付部22は、利用者がファイル名を変更する操作を受け付け(ステップ288)、ステップ283以降の処理を繰り返す。また、ステップ287で利用者がファイル名を変更する旨を入力する操作を行ったと判定されなかった場合は、ファイル名を変更することなく、ステップ283以降の処理を繰り返す。
その後、通信制御部21は、印刷対象ファイルのダウンロードが終了したかどうかを判定する(ステップ289)。そして、印刷対象ファイルのダウンロードが終了したと判定されれば、印刷指示部29は、ステップ282で設定された印刷条件で、印刷対象ファイルを印刷するよう、画像形成部17に指示する(ステップ290)。
一方、印刷対象ファイルのダウンロードが終了したと判定されなければ、操作受付部22は、利用者が「停止」ボタンを押下したかどうかを判定する(ステップ291)。そして、利用者が「停止」ボタンを押下したと判定されれば、通信制御部21は、印刷対象ファイルのダウンロードを停止し(ステップ292)、処理を図11に戻す。また、ステップ291で利用者が「停止」ボタンを押下したと判定されなければ、ステップ289以降の処理を繰り返す。
次に、サーバ30の動作について説明する。尚、ここでは、HTMLファイル、印刷対象ファイル、ファイル名記述ファイルは、完全な状態で(そのまま送信しても画像形成装置10で利用可能な状態で)記憶されているものとする。
図20は、サーバ30がファイルを送信する際の処理の流れを示したフローチャートである。
画像形成装置10に搭載されたウェブブラウザからのアクセスがあると、サーバ30では、受信部41が、このアクセスがあった場所を示す情報を受信する(ステップ301)。
次に、ファイル取得部42が、この受信した情報により示される場所からファイルを取得する(ステップ302)。例えば、図9のステップ101で画像形成装置10がサーバ30にアクセスした場合、このアクセスがあった場所にはHTMLファイルが記憶されているはずなので、ファイル取得部42は、HTMLファイルを取得する。また、図9のステップ107で画像形成装置10がサーバ30にアクセスした場合、このアクセスがあった場所には印刷対象ファイル等が記憶されているはずなので、ファイル取得部42は、印刷対象ファイル等を取得する。更に、図14のステップ226で画像形成装置10がサーバ30にアクセスした場合、このアクセスがあった場所にはファイル名記述ファイルが記憶されているはずなので、ファイル取得部42は、ファイル名記述ファイルを取得する。そして、このように取得されたファイルは、送信部43に渡される。
すると、送信部43は、ファイル取得部42により取得されたファイルと共に画像形成装置10に送信する通信情報を生成する(ステップ303)。その際、サーバ30は、アクセスがあった場所の設定に応じて、ファイル名に関する情報を通信情報に設定する。
具体的には、まず、送信部43は、アクセスがあった場所がContent-Dispositionヘッダを送信する設定になっているかどうかを判定する(ステップ304)。そして、アクセスがあった場所がContent-Dispositionヘッダを送信する設定になっていると判定すれば、HTTPヘッダのContent-Dispositionヘッダのfilename属性に、ステップ302で取得したファイルのファイル名をセットする(ステップ305)。尚、ここでは、アクセスがあった場所に印刷対象ファイルが記憶されている場合に、その場所はContent-Dispositionヘッダを送信する設定になっているものとする。また、Content-Dispositionヘッダのfilename属性にセットするファイル名は、利用者が任意に決めて、サーバ30の予め定められた記憶領域に記憶しておくとよい。
次に、送信部43は、アクセスがあった場所がファイル名指定ヘッダを送信する設定になっているかどうかを判定する(ステップ306)。そして、アクセスがあった場所がファイル名指定ヘッダを送信する設定になっていると判定すれば、HTTPヘッダのファイル名指定ヘッダに、ステップ302で取得したファイルのファイル名をセットする(ステップ307)。尚、ここでは、アクセスがあった場所に印刷対象ファイルが記憶されている場合に、その場所はファイル名指定ヘッダを送信する設定になっているものとする。また、ファイル名指定ヘッダにセットするファイル名は、利用者が任意に決めて、サーバ30の予め定められた記憶領域に記憶しておくとよい。
その後、送信部43は、ステップ302で取得されたファイルと、ステップ303で生成した通信情報(ステップ305又はステップ307で追加の設定を行った場合はその後の通信情報)とを、画像形成装置10のウェブブラウザに送信する(ステップ308)。
[変形例]
本実施の形態では、ファイル名取得部24が第1のファイル名取得処理及び第2のファイル名取得処理を実行し、ファイル名決定部27がこれらの処理で取得されたファイル名の中から最終的なファイル名を決定したが、ファイル名取得部24が第1のファイル名取得処理及び第2のファイル名取得処理の何れか一方のみを実行し、ファイル名決定部27が実行された方の処理で取得されたファイル名の中から最終的なファイル名を決定してもよい。
本実施の形態では、サーバ30がHTMLファイル、印刷対象ファイル及びファイル名記述ファイルを記憶していることを前提としたが、画像形成装置10が印刷対象ファイルのファイル名を取得する際にファイル名記述ファイルを用いないのであれば、サーバ30はファイル名記述ファイルを記憶していなくてもよい。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…画像形成装置、21…通信制御部、22…操作受付部、23…表示制御部、24…ファイル名取得部、25…認証部、26…管理テーブル記憶部、27…ファイル名決定部、28…印刷条件設定部、29…印刷指示部、30…サーバ、41…受信部、42…ファイル取得部、43…送信部、80…ネットワーク

Claims (9)

  1. 印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データ及び当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の少なくとも何れか一方を保持する他の装置から当該表示対象データを受信する受信手段と、
    前記表示対象データの内容を解析することにより前記記述情報が記憶された場所が特定されれば、当該記述情報の送信を要求することにより前記他の装置から当該記述情報を取得する取得手段と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、
    前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記表示手段は、前記印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面に、当該印刷対象データの名称を表示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 印刷対象データを保持する他の装置から当該印刷対象データを受信する受信手段と、
    前記印刷対象データの内容を、予め定められた属性を有する部分である、当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報が見つかるまで、解析することにより、当該記述情報を取得する取得手段と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、
    前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  4. 前記表示手段は、前記印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面に、当該印刷対象データの名称を表示することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 印刷対象データ及び当該印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データの少なくとも何れか一方である対象データを保持する他の装置から当該対象データを受信する受信手段と、
    前記対象データの内容を解析することにより、前記印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報を取得する取得手段と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、
    前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段と
    を備え、
    前記受信手段は、前記対象データとして、前記印刷対象データ及び前記表示対象データを受信し、
    前記表示手段は、前記印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面に、前記表示対象データの内容を解析することにより取得された第1の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称を表示した後、前記印刷指示者により当該一覧から当該印刷対象データが選択されると、当該印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面に、当該印刷対象データの内容を解析することにより取得された第2の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称を表示することを特徴とする印刷装置。
  6. 印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データ及び当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の少なくとも何れか一方を保持する保持装置と、
    前記印刷対象データを印刷する印刷装置と
    を備え、
    前記保持装置は、
    前記印刷装置により前記表示対象データの送信が要求されると、当該表示対象データを当該印刷装置に送信し、前記印刷装置により前記記述情報の送信が要求されると、当該記述情報を当該印刷装置に送信する送信手段
    を備え、
    前記印刷装置は、
    前記表示対象データの送信を要求することにより前記保持装置から送信された当該表示対象データを受信し、前記記述情報が記憶された場所が当該表示対象データの内容を解析することにより特定されれば、当該記述情報の送信を要求することにより前記保持装置から送信された当該記述情報を受信する受信手段と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する決定手段と、
    前記印刷対象データの名称を表示する表示手段と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷する印刷手段と
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  7. コンピュータに、
    印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データ及び当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報の少なくとも何れか一方を保持する他の装置から当該表示対象データを受信する機能と、
    前記表示対象データの内容を解析することにより前記記述情報が記憶された場所が特定されれば、当該記述情報の送信を要求することにより前記他の装置から当該記述情報を取得する機能と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する機能と、
    前記印刷対象データの名称が表示機構に表示されるように制御する機能と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷機構に出力する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、
    印刷対象データを保持する他の装置から当該印刷対象データを受信する機能と、
    前記印刷対象データの内容を、予め定められた属性を有する部分である、当該印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報が見つかるまで、解析することにより、当該記述情報を取得する機能と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する機能と、
    前記印刷対象データの名称が表示機構に表示されるように制御する機能と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷機構に出力する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    印刷対象データ及び当該印刷対象データを含むデータの一覧を表示するための表示対象データの少なくとも何れか一方である対象データを保持する他の装置から当該対象データを受信する機能と、
    前記対象データの内容を解析することにより、前記印刷対象データの名称をASCII文字による名称に限定されずに記述可能な記述情報を取得する機能と、
    前記記述情報に従って、前記印刷対象データの名称を決定する機能と、
    前記印刷対象データの名称が表示機構に表示されるように制御する機能と、
    印刷指示者により前記印刷対象データの印刷が指示されると、当該印刷対象データを印刷機構に出力する機能と
    を実現させ、
    前記受信する機能は、前記対象データとして、前記印刷対象データ及び前記表示対象データを受信し、
    前記制御する機能は、前記印刷対象データを含むデータの一覧を表示する一覧画面に、前記表示対象データの内容を解析することにより取得された第1の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称が表示されるように制御した後、前記印刷指示者により当該一覧から当該印刷対象データが選択されると、当該印刷対象データの印刷に関する条件を設定するための設定画面に、当該印刷対象データの内容を解析することにより取得された第2の記述情報に従って決定された当該印刷対象データの名称が表示されるように制御するプログラム。
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