JP6301067B2 - 光学部材、光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送に供される光学部材と光学部材が適用される光モジュールに関する。
スーパーコンピュータ、ハイエンドサーバの高速インターフェースに銅ケーブルが使用されているが、信号の高速伝送化に伴い、伝送距離が短くなる。そのため、信号の高速伝送化に対応でき、かつ伝送距離が長くできる光通信の適用が増加している。
光伝送においては光電変換器と光導波路とをレンズとミラーにより光学的に接続することが一般的に行われる。レンズを含むレンズシートと、光電変換器が載置された基板との接着及び光学的結合については例えば特許文献1に記載される技術が提案されている。
特開2010−102313号公報
特許文献1に記載の技術では、接着に用いる接着剤をレンズシートのレンズの周囲に正確に設置した上で、レンズシートと基板を接着する必要が生じる。すなわち製造の難易度が高くなりコストアップを招くことが懸念される。
本発明は、上記問題に鑑み、コストアップを招くことなく接着性を確保することができる光学部材、光モジュールを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る光学部材は、基部と、前記基部の面上に形成されたレンズと、前記基部の面上に前記レンズの中心に対して環状に形成された複数の突起を含み、当該複数の突起のうち最も内周側に位置する突起以外の突起には切り欠きが設けられており、前記複数の突起のうち互いに隣接する突起の間隔は、前記基部上に接着対象部品を接着する接着剤を毛細管現象により突起間に充填させることのできる閾値以下であり、前記切り欠きの間隔は前記閾値以下であることを特徴とする。


本発明は、接着に用いる接着剤の製造時の設置を容易なものとし、コストアップを招くことなく接着性を高めることができる。
本発明に係る実施例1の光学部材1の一実施形態について示す模式図である。 実施例1の光学部材1の一実施形態についてレンズ13の反対側から視て示す模式図である。 本発明に係る実施例1の光モジュールM1の一実施形態について示す模式図である。 比較例の光モジュールM101の形態を示す模式図である。 実施例1の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例1の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例1の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例1の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例1の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例1の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例2の光学部材1の一実施形態について示す模式図である。 実施例2の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例2の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例3の光学部材1の一実施形態について示す模式図である。 実施例3の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例3の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例3の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。 実施例3の光学部材1の他実施形態について示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、周知の構成や材質についての詳細な説明は適宜割愛し、本発明に関する構成について主に説明する。
図1(a)は実施例1による光学部材の平面視、図1(b)は図1(a)の側面視、図1(c)は図1(a)の正面視、図1(d)は図1(a)の斜視図である。図1に示す実施例1のレンズシート1(光学部材)は、透明の合成樹脂により構成され、面11a(平面)を有する基部11と、面11aにインプリント技術により形成された形状が円柱である複数の突起12を含む。なお、インプリント技術とは上述した特許文献1に記載されるように複数の突起12に対応する形状を有する金型で基部上に透明の合成樹脂に形状を転写して、紫外線照射により合成樹脂を硬化させるものである。また、レンズシートは可撓性を有する部材で構成されてもよい。
複数の突起12は、接着対象部品と基部11とを接着する接着層の厚さ、言い換えると基部11の面11aに対する接着対象部品の位置を制御するもので、面11aからの高さがHである。また、複数の突起12は、接着層を構成する接着剤を毛細管現象により充填させる配列形態を有する。
本実施例1において、複数の突起12のうち互いに隣接する突起12の間隔d1を、接着剤、基部11及び突起12の性質(特に滴下、塗布時の接着剤の濡れ広がり性)や突起12の断面形状に基づいて定められた閾値dt以下とする。この閾値dtは実験又はシミュレーションにより求められるものであり、毛細管現象によって接着剤を充填させることのできる条件となる。なお、毛細管現象によって接着剤を充填させる必要のない部分では、突起12の間隔は閾値dtよりも大きくする。
さらに実施例1のレンズシート1は、インプリント技術により面11a上に形成されるレンズ13を含み、複数の突起12は面11aのレンズ13が形成されない領域にマトリクス状に配置される。また上述した突起12の高さHはレンズ13の焦点距離により定められる。実施例1では少なくともレンズ高さHLよりも突起12の高さHを大きいものとしている。また、レンズ13と隣接する突起12との間隔d2は、レンズ13周辺に接着剤を充填させないために、閾値dtより大きいものしている。
図2は、図1のレンズシート1のレンズ13が形成されない側の面11b(平面)を示している。図2(a)はレンズシート1の平面視、図2(b)は図2(a)の側面視、図2(c)は図2(a)の正面視、図2(d)は図2(a)の斜視図である。面11bには全領域においてマトリクス状に配置された高さHBの突起14が、これもインプリント技術により形成されている。なお、本実施形態によるレンズシートは、その両面に突起が形成されるものとする。
次に、実施例1のレンズシート1を含む光モジュールM1について、図3を用いて説明する。光モジュールM1は、VCSEL/PD2(光電変換器:Vertical Cavity Surface Emitting Laser/Photo Diode)、FPC3(基板)、接着層4、光導波板/Waveguide5、接着層6を含んで構成される。
VCSEL/PD2は、電気的接続のための端子である脚部2aが、FPC3の図示しない配線パターンに接続されたパッドに半田付け等の接続手法により接続され固定される。FPC3は、レンズシート1のレンズ13が形成される側に、高さHの複数の突起12によりその高さ方向の位置が制御され、かつ、レンズ13の焦点距離をVCSEL/PD2との距離に合わせつつ、接着層4により接着され固定される。
Waveguide5は透明な部材により形成されており、レンズシート1のレンズ13が形成されない側に、高さHBの複数の突起14によりその高さ方向の位置が制御された上で、接着層6により接着され固定される。Waveguide5のレンズ13に対応する位置にはミラー5aが形成されている。接着層4と接着層6の厚みの制御により、VCSEL/PD2とWaveguide5との距離Dが制御される。
実施例1の光モジュールM1においては、FPC3の図示しない端子部から入力される電気信号をVCSEL/PD2が光信号に変換し、この光信号がレンズ13、ミラー5a、Waveguide5を介して図示しない光ケーブル内の光ファイバーに伝達される。これとは逆に、光ケーブル内の光ファイバーからの光信号がWaveguide5、ミラー5a、レンズ13を介してVCSEL/PD2に伝達され、VCSEL/PD2により光信号が電気信号に変換されて、FPC3の端子部に電気信号が出力される。なおVCSEL/PD2の変換は一方向であってもよく、光ファイバーは単芯でも多芯でもよい。
ここで比較例の光モジュールM101について図4を用いて説明する。図4では、実施例1の光モジュール1と同一の構成要素には同一の符号を付している。光モジュールM101はレンズシート101、VCSEL/PD2、FPC3、接着層41、Waveguide5、接着層61を含んでいる。ここで接着層41と接着層61は例えば粘着テープなどの粘着層である。つまり光モジュールM101では、Waveguide5とVCSEL/PD2との距離Dを接着層41と接着層61の厚みにより制御している。
ここで実施例1においては接着層4及び接着層6を形成するに辺り、粘着層ではなく接着剤を用いる。上述したように実施例1の配列形態にて形成される複数の突起12は、突起12同士の間隔d1は毛細管現象を発生させる必要条件である閾値dt以下に設定されている。
このため図3に示すような接着層4を形成するにあたり、図1に示すマトリクス状に配置された突起12に対して基部11の外縁側から例えばディスペンス手法を用いて接着剤を塗布又は滴下させる。なお、塗布又は滴下のタイミングは、レンズシート1にFPC3を載置する時、Waveguide5にレンズシート1を載置する時の前段階であっても同時であっても載置の後であっても良い。
つまり、実施例1では接着剤を塗布又は滴下により導入する位置を外縁側とし、複数の突起12がマトリクス状に配置された領域全体に対して毛細管現象により接着剤を充填した上で接着層4及び接着層6を形成することができる。すなわち実施例1は、所望の領域に対して接着剤を正確に設置する必要性をなくすことができる。
加えて、実施例1では、レンズ13と複数の突起12との間隔d2は閾値dtよりも大きく設定されていることから、外縁側から導入された接着剤はレンズ13の周囲には充填されることはない。すなわち、実施例1は、接着層4及び接着層6を接着剤の外縁側からの導入により形成して接着性を高めるとともに、レンズ13の周囲には接着剤を充填させずに光学性能を高めることを、より容易にコストアップを招くことなく実現することができる。
さらに、実施例1では、図3に示した距離Dを、粘着層の厚みではなく、レンズシート1にインプリント技術により形成された複数の突起12の高さHと複数の突起14の高さHBにより制御しているので、距離Dをより正確に制御できる。また実施例1はレンズシート1とVCSEL/PD2との距離やレンズシート1とミラー5aとの距離も正確に制御できる。
なお、実施例1に示した複数の突起12、14の形状は例示的に円柱としたが、図5に示す角柱、図6に示す角錐、図7に示す円錐、図8に示す半球(部分球)を先端に有する円柱などの適宜の形状に置換することができる。なお、図5に示す角柱の突起12は図1に示す円柱に比べて、突起間の間隔d1をより厳密に管理することができる。
これらの突起の形状は、例えばインプリント技術による成型のし易さ、接着剤の量の調節や毛細管現象による充填の制御のし易さ等に基づいて適宜選択可能である。なお図6〜図8に示す形態を選択する場合は、FPC3に接する側において突起12相互間の間隔は広くなるため、Waveguide5にレンズシート1を載置してFPC3を載置した後に、接着剤をディスペンス手法により塗布又は滴下してFPC3と突起12との間の間隔に基づく毛細管現象も利用することが好ましい。また図6〜図8に示す形態は、上述したインプリント技術によりレンズシート1を形成するにあたり、複数の突起12に対応する形状を有する金型で透明の合成樹脂に形状を転写する場合の、成形後の金型の「抜け」をより良好なものとすることができる。
また、図1に示した円柱の形態の突起12は、面11a全体にマトリクス状に配置すること以外に、図9に示すようにレンズ13の周囲に枠状に二列配置する形態とすることもできる。同様に、図5に示した角柱の形態の突起12も、図10に示すようにレンズ13の周囲に枠状に二列配置する形態とすることもできる。この図9〜図10に示す形態は接着剤を分布させる領域がレンズ13近傍のみとする場合に有効である。
本発明は上述した実施例1に示した形態の他、以下のように突起12をレンズ13に対して環状に配置することもできる。以下それについての実施例2について図11〜図13を用いて述べる。図11〜図13においても図1と同様に、(a)は光学部材の平面視、(b)は(a)の側面視、(c)は(a)の正面視、(d)は(a)の斜視図である。
図11に示すように、実施例2のレンズシート1は、面11aにインプリント技術により形成されるレンズ13を含み、レンズ13を含む側の面11aに形成される複数の突起12は、レンズ13の中心に対して同心円状(環状の一形態)に三重に配置される。
複数の突起12は、最外周に位置する突起12Oと、最内周側に位置する突起12Iと、それらの中間に位置する突起12Mを含んでいる。最内周側に位置する突起12I以外の突起12Oと突起12Mは左右一対の切り欠き12Aを有している。突起12相互間の間隔d1及び切り欠き12Aの間隔d1は、毛細管現象を発生させる閾値dt以下に設定されている。突起12の高さHは、上述した実施例1と同様にレンズ13の焦点距離により定められる。切り欠き12Aは、突起12O及び突起12Mの外周側から内周側に接着剤を導く機能を有する。
レンズ13を含む側の面11aに形成される複数の突起12形状は、円環である。なお、図12に示すように突起12形状は多角環(四角枠状)とし、二重としてもよい。また図13に示すように突起12を多角環(四角枠状)とし、四重として切り欠き12Aを縦横方向に二対設けてもよい。なお、レンズ13が形成されない側の面11bの突起14の形状は、レンズ13が形成される側の梁状の突起12に対応する高さHBの突起14を径方向に並列する形態としても、その他の形態としてもよい。
つまり、実施例2では接着剤を塗布又は滴下により導入する位置を図11(a)又は図12(a)又は図13(a)に示す最外周側に位置する切り欠き12Aとし、複数の突起12がレンズ13の径方向に並列して配置された領域全体に対して毛細管現象により接着剤を充填した上で、図3に示した接着層4及び接着層6を形成することができる。
加えて、実施例2では、レンズ13に隣接する最も内周側と突起12は切り欠きのない環状であることから、切り欠き12Aから導入された接着剤はレンズ13の周囲には充填されることはない。すなわち、実施例2も実施例1と同様に、接着層4及び接着層6を接着剤の外縁側からの導入により形成して接着性を高めるとともに、レンズ13の周囲には充填させずに光学性能を高めることを、より容易にコストアップを招くことなく実現することができる。
さらに、実施例2においても、図4に示した距離Dについて粘着層の厚みではなくレンズシート1にインプリント技術により形成された複数の突起12の高さHと複数の突起14の高さHBにより制御しているので、距離Dをより正確に制御できる。
実施例2においても、図11〜図13に示す突起12の形状は、例えばインプリント技術による成型のし易さ、接着剤の量の調節や毛細管現象による充填の制御のし易さ等に基づいて適宜選択可能である。
上述した実施例1においては突起をマトリクス状に配置する形態を示したが、突起をレンズシートの面方向に延在する複数条の梁状とすることもできる。以下それについての実施例3について図14を用いて述べる。図14においても図1と同様に、(a)は光学部材の平面視、(b)は(a)の側面視、(c)は(a)の正面視、(d)は(a)の斜視図である。
実施例3では、複数の突起12形状は、面11aの面方向、ここでは図14(a)の横方向に延在する複数条(八条)の梁であり、突起12の断面形状は四角状であることとしている。また、実施例3は、中央の一対の突起12Iを、レンズ13を跨いで分割されるものとして配置するものとし、その外側に位置する二対の突起12Mは分割されない四条の梁状とし、さらに外側に位置する一対の突起12ORと突起12OLを配置している。突起12I、突起12Mと隣接するレンズ13の間隔d2は閾値dtより大きいものとしている。
相互に平行をなす複数の突起12のうち、最も外側に位置する一対の突起12ORと突起12OLは、一対の突起12OR、12OR以外の複数の突起12I、12Mの延在する方向の端部に対向する対向部12ORAと対向部12OLAをそれぞれ含んでL字状の形態をなしている。対向部12ORAと突起12I、12Mの端部との間隔d1も閾値dt以下に設定される。
すなわち、突起12相互間の縦方向の間隔d1は全て閾値dt以下としている。なお、レンズ13が形成されない側の面11bの突起14の形状は、レンズ13が形成される側の梁状の突起12に対応する梁状の高さHBの形態のものを縦方向に並列する形態とする。
つまり、実施例3では接着剤を塗布又は滴下により導入する位置を左端部及び右端部の外縁側とし、複数の梁をなす突起12が縦方向に並列して配置された領域全体に対して毛細管現象により接着剤を充填した上で図3に示した接着層4及び接着層6を形成することができる。
加えて、実施例3でも、レンズ13と突起12I及び突起12Mとの間隔d2は閾値dtよりも大きく設定されていることから、外縁側から導入された接着剤はレンズ13の周囲には充填されることはない。すなわち、本実施例3も実施例1と同様に、接着層4及び接着層6を接着剤の外縁側からの導入により形成して接着性を高めるとともに、レンズ13の周囲には充填させずに光学性能を高めることを、より容易にコストアップを招くことなく実現することができる。
さらに、実施例3においても、図4に示した距離Dについて粘着層の厚みではなくレンズシート1にインプリント技術により形成された複数の突起12の高さHと複数の突起14の高さHBにより制御しているので、距離Dをより正確に制御できる。また実施例3はレンズシート1とVCSEL/PD2との距離やレンズシート1とミラー5aとの距離も正確に制御できる。
なお、実施例3に示した複数の突起12の配置形態として、最外周側の突起12OR、12OLがそれぞれ対向部12ORA、対向部12OLAを含む形態を示したが、図15に示すように対向部については適宜省略し、条数も三条として簡略化した形態とすることもできる。またインプリント技術の金型の抜けを考慮して、突起12の形状も適宜、半円とすることもできる。
また図16に示すように突起12の形状を四角形状とし、条数を四条とすることもでき、図17に示すように、突起12の延在する方向を縦方向とし、レンズ13の周辺には接着剤を塗布しない形態とすることもできる。図17に示す形態でも図18に示すように断面形状を半円に置換することもできる。
図15〜図18に示す形態においては、接着剤を塗布又は滴下により導入する位置を突起12の延在する方向の両端部に位置する外縁側とする。この形態においては、レンズ13が位置する領域に対応する縦方向の両端部には接着剤は導入しないものとする。
なお図17及び図18に示す形態では、レンズ13と隣接する突起12との間隔は閾値dtに対する制約を受けない。なお、実施例3において、レンズ13が形成されない側の面11bにおける突起12は実施例1の形態としてもよい。
以上本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。例えば上述した実施例ではレンズ13が形成される面と形成されない面とで突起12の形態を同一のものとしたが、異なる形態のものとしても良い。
本発明は、光学部品と光モジュールに関するものであり、コストアップを招くことなく接着の信頼性を確保することができる。従って本発明は、特に高速化が要求される、家庭用、オフィス用、産業上の電子機器に適用して有益なものである。
1 レンズシート(光学部品)
11 基部
11a 面(レンズ側)
11b 面
12 突起(レンズ側)
13 レンズ
14 突起
H 突起高さ(レンズ側)
HB 突起高さ
HL レンズ高さ
d1 間隔(突起12間)
d2 間隔(突起12とレンズ13の間)
dt 閾値
2 VCSEL/PD(光電変換器)
3 FPC(基板)
4 接着層
5 Waveguide
5a ミラー
6 接着層

Claims (5)

  1. 基部と、
    前記基部の面上に形成されたレンズと、
    前記基部の面上に前記レンズの中心に対して環状に形成された複数の突起とを含み、
    当該複数の突起のうち最も内周側に位置する突起以外の突起には切り欠きが設けられており、
    前記複数の突起のうち互いに隣接する突起の間隔は、前記基部上に接着対象部品を接着する接着剤を毛細管現象により突起間に充填させることのできる閾値以下であり、
    前記切り欠きの間隔は前記閾値以下であることを特徴とする光学部品。
  2. 前記突起の高さは前記レンズの焦点距離により定められることを特徴とする請求項に記載の光学部品。
  3. 前記複数の突起の形状は、円環、多角環のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
  4. 前記基部の前記レンズが形成された面と対向する面には第2の複数の突起が形成され、
    前記第2の複数の突起のうち互いに隣接する突起の間隔は前記閾値以下であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の光学部品。
  5. 光電変換器と、当該光電変換器が載置される基板と、ミラーが形成される光導波路と、請求項1乃至のいずれかに記載の光学部品とを含み、前記基板と前記光導波路が前記接着対象部品であることを特徴とする光モジュール。
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