JP6300273B2 - 加熱容器構造 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体の内部を上下に二分する中皿に折畳可能な把持片を設けて中皿を取り出しやすくした加熱容器構造に関するものである。
2種類の異なる食品などの収納物を分別して電子レンジで加熱する容器の基本構造として、上方が開口する開口部と第1の食品を収容する第1食品収容部とを備える容器本体と、前記容器本体の前記開口部に係止する係止部を有し、前記開口部を覆うように配置されており、第2の食品を収容する第2食品収容部を備える中皿部と、前記容器本体と係合して前記中皿部の第2食品収容部を覆うように配置される蓋体とを有する容器構造が知られている(例えば、特開2008−245586号、特開2007−222402号など)。
上記構成では、中皿の上部外周に沿ってフランジを設け容器本体の上端のフランジの上に重ねており、中皿を容器本体から分離する際には、加熱された中皿のフランジや壁部などを持って持ち上げる必要があり、掴みにくいという問題があった。
また、特開2006−103733号の電子レンジ加熱用容器では、熱可塑性樹脂発泡成形体からなる外容器と、熱可塑性樹脂からなり、JIS S2029・6.5で規定された耐熱性試験において100℃以上の耐熱性を有する内容器とが、開口周縁部において互いに嵌合して固定された二重容器と、該二重容器内に着脱自在に載置された中皿と、前記内容器に嵌合する蓋とからなる構成からなっており、前記中皿には、底部とその周縁から立設された側壁部とからなり、側壁部の対向する2箇所に台部が設けられ、これらの台部の頂上部には上方に突出した掴み部が設けられている。そして、前記側壁部には段部が形成されており、該段部が内容器の支承部に係合するようになっている。
上記構成では、中皿の2箇所に設けられ台部に掴み部が上方に突設されているため、摘み部の高さが中皿の側壁部の高さより高くなって嵩張るため、中皿の側壁部の高さを低くするか、蓋を大型化する必要があった。
また、中皿と台部および掴み部は一体に成形されているので、内容器の支承部や内壁面と接して内容器からの熱が伝わり摘み部が熱くて持ちにくいという問題もある。
そこで、中皿の側壁部の外周に径方向に伸びる折畳式の把持片を一対に設け、該把持片を摘まんで中皿を持ち上げて取り出す構成が考えられるが、その場合、把持片は折り曲げて容器本体内に押し込む必要があるので、把持片によって中皿または容器本体が撓んで収納物が洩れ出すおそれがある。
そこで、上記把持片を折り曲げて収納する箇所の容器本体側の内周面に把持片を収納しうる窪みを形成すれば上記問題は解決するが、容器本体の外周面側には突部が形成されることになり、容器本体が嵩張ってしまうため、陳列スペースが広くなり、また、外周面に突部が形成されるため、シュリンクフィルムで密封する際に前記突部によりフィルムが切れてしまうなどの不具合が考えられる。
特開2006−103733号公報
この発明が解決しようとする問題点は、中皿に設けた折畳式の把持片に、該把持片を折畳んで中皿を容器本体に収納した際に、把持片に***部を設けて、把持片の上部の掴み部が、容器本体の内壁面と接触しない位置に保持することで、簡単な構造で中皿を取り出しやすくした加熱容器構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、上面が開放された容器本体と、該容器本体に掛け止められて容器本体の内部を上下に二分する中皿と、該中皿の上面を覆い中皿または前記容器本体の上部に掛止められる蓋体とからなる加熱容器構造において、
中皿が、底面部の周縁から立設された側壁部を有し、
該側壁部に、折曲げ線を介して折曲げ可能に連設される把持片を設け、
該把持片には、把持片を折曲げて容器本体に収納した際に容器本体およびまたは蓋体の側壁部の内壁面と接触して把持片の上部を前記内壁面から離間させる***部と、把持片を上から摘まむことができる掴み部とを設けてなることを特徴とする。
本発明の加熱容器構造では、中皿の側壁部に把持片を折曲げ可能に設け、把持片の裏面には***部を設け、容器本体に中皿を嵌合する際に、把持片の***部が容器本体およびまたは蓋体の側壁部の内壁面に衝合して、把持片の上部を前記内壁面とは接触しない位置に保持したので、把持片は加熱されにくくなっており、加熱処理後に、使用者は把持片の掴み部を指で摘まんで中皿を引き上げることができ、安全・確実に中皿を容器本体から取り外すことができる。
また、把持片を水平のまま中皿を容器本体に嵌合しようとすると、***部と容器本体の内壁面との衝合により、把持片が自動的に上を向き、把持片の上部が内壁面と接触しない位置で保持されたまま容器本体と中皿が嵌合する。
実施例1の加熱容器構造の中皿の平面図である。 (a)は図1のa−a線断面図、(b)はb−b線断面図である。 同加熱容器構造の容器本体の断面図である。 同加熱容器構造の蓋体の平面図である。 容器本体に中皿を掛止め、蓋体を分離した状態の断面図である。 把持片の使用状態を示す要部拡大図である。 ***部が、蓋体の内壁面に衝合するように配置された実施例2の要部断面図である。 中皿に凹部を設けず***部を把持片の両面に設けた実施例3の要部断面図である。 (a)は実施例4の中皿嵌合前の状態を示す要部断面図、(b)は中皿の嵌合後の状態を示す要部断面図である。 把持片が中皿の側壁部の上端に連設された実施例5の要部断面図である。 把持片が中皿の側壁部の中途位置に連設された実施例6の要部断面図である。
この発明は、中皿に折曲げ式の把持片を設け、該把持片に容器本体およびまたは蓋体の側壁部の内壁面と衝合する***部を設け、把持片の上部に形成した掴み部を中空姿勢に保持することで、簡単な構成により、加熱処理後の把持片による中皿の引き上げの容易化を実現した。
以下に、この発明を、電子レンジで主食材と副食材とを分離して均一に加熱する加熱容器構造に適用した場合の実施例について説明する。
図1から図6に示す実施例1の加熱容器30は、上面が開放された容器本体10(図3参照)と、該容器本体10に掛け止められて容器本体10の内部を上下に二分する中皿1(図1および図2参照)と、該中皿1の上面を覆い中皿1または前記容器本体10の上部に掛止められる蓋体20(図4参照)との組み合わせからなっている。
[容器本体]
ここで、容器本体10と蓋体20とは、公知形状からなっている。
図示例の場合、容器本体10は、図3に示すように、円形の底面部11の周縁から上向きに漸次大径となるように立設された側壁部12を有し、該側壁部12の上方の中途位置に内壁面12aを拡開する段部13が形成されており、側壁部12の上端には掛止用突部の一例としてのカール状の掛止部14が設けられている。
[蓋体]
蓋体20は、図4および図5に示すように、円形の頂面部21にU字状の切込み線からなるエアー抜き部22が形成されており、該頂面部21の周縁から下向きに漸次大径になるように延びる側壁部22を有し、該側壁部22の下端に前記容器本体10の掛止部14に外嵌して着脱可能に係合される凹状の嵌合部24が形成されている。
[中皿]
中皿1は、図1および図2に示すように、略円形の底面部2の周縁に連設された側壁部3を有し、上面が開放されている。
側壁部3は後述の実施例のように底面部2から上方に延びる壁面からなるものでもよいが、本実施例で側壁面3は、底面部2に連設されて上向きに漸次大径になるように立設された筒状の側壁本体3Aと、該側壁本体3Aの上端部で平坦面3aを介して外方へ折り返され、下向きに漸次大径になり、側壁本体3Aの高さ方向の中途位置まで延びる截頭円錐状の折返し部3Bとからなっている。
前記折返し部3Bの下端の周縁には、外方へ略水平に延びて、前記容器本体10の段部13に掛止められ、中皿1を容器本体10の中空を二分する位置に支持するためのフランジ4が形成されている。
なお、図中、符号3dは、側壁本体3Aの上部に設けた段部である。
[把持片]
前記側壁部3の先端となる折返し部3Bの下端のフランジ4には、中皿1の直径方向で対向する位置に、それぞれ折曲げ線L1を介して一対の把持片5が折曲げ可能に連設されている。
把持片5は、少なくとも指で掴める大きさの片からなっており、その形状は問わないが図示例では略梯形状からなっており、折り曲げる前はフランジ4と同じく略水平に延びており、前記折曲げ線L1を谷折りして上向きに折り曲げて、中皿1と共に容器本体10内に嵌込むようになっている。
把持片5の数は左右一対が好ましいが、中皿1を容器本体10から引き上げることができれば、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
[掴み部]
また、把持片5には掴み部7が形成される。
掴み部7は、後述の***部6が形成されていない把持片5の上部や、***部6が複数の場合の***部6間の部分に形成されることが好ましい。
この掴み部7は、平坦面であってもよいが、指との摩擦を高めるために、滑り止め手段を設けることが好ましく、凹凸面7aを設けたり、波板状に形成される。
[***部]
前記把持片5には、把持片5を上向きに折り曲げた際に、容器本体10の内壁面12aと衝合して把持片5の上部を中空位置に保持する***部6が、把持片5の裏面から外方へ断面円弧状に突設されている。
***部6の形状は図示例に限定されず、任意の断面形状であればよく、また把持片5から突出する板状や杆状の部材であってもよい。
図示例の場合、***部6は、把持片5の中途位置で左右一対に設けられているが、***部6の形状や、配置、数は、図示例に限定されない。
即ち、***部6は、中皿1が容器本体10に掛止められ、所定位置に収納された際に、折り曲げられた把持片5の***部6が、容器本体10の側壁部12の内壁面12aと衝合して、把持片5の上部の掴み部7を内壁面12aと非接触の位置となる構成であればよい。
前記掴み部7は、同時に中皿1の側壁部3、本実施例では折返し部3Bとも非接触の位置に設定されることが望ましい。
そこで、本実施例では、折返し部3Bで、前記掴み部7と対峙する箇所に、折曲げられた把持片5の少なくとも掴み部7と接触しないように内側に窪む凹部8を形成している。
上記構成からなっているので、容器本体10に中皿1をセットする時は、把持片5が水平のまま(図2(b)の状態)で中皿1を容器10に押し込むと、***部6と容器の内壁面12aとが衝合して、図5の様に把持片が上を向いた状態で容器本体10に嵌込み、折返し部3Bの下端のフランジ4を容器本体10の段部13に掛け止めて、中皿1を容器本体10の中空位置に支持する。
即ち、本実施例で折曲げ線L1は、容器本体10の嵌合前は水平に維持されており、把持片5に折曲げ方向へ力が加わると屈曲して折曲げのきっかけとなる罫線からなっている。
ここで、把持片5は、中皿1が容器本体10内に嵌合することで折り曲げられるため、前記折曲げ線L1の位置は、前記中皿1が容器本体10に掛け止められた際に把持片5の折曲げが完了するように、容器本体10の側壁部12の高さ方向の中途位置に設定されている。
これにより、予め把持片5を前記折曲げ線L1に沿って折り曲げたり、位置合わせすることなく、中皿1を容器本体10内へ押し込むだけで、簡単に把持片5を折曲げながら中皿1を容器本体10に嵌合して掛止めることができる。
その際に、把持片5は、裏面で外方へ突出する***部6が容器本体10の段部13の上方の内壁面12aに衝合して、把持片5の上方が前記内壁面12aから離間する方向に傾斜させ、内壁面12aと掴み部7との間に隙間S1を設けることができる。
また、中皿1には、前記折曲げられた把持片5に対峙して凹部8が形成されているので、前記把持片5と中皿1の凹部8の外面との間にも隙間S2を設けることができる。
上記のように中皿1を容器本体10にセットした状態で、蓋体20の嵌合部24を容器本体10の掛止部14に外嵌して、蓋体20を容器本体10に着脱自在に掛け止めて、電子レンジなどにより加熱処理に供する。
加熱処理が済むと、前記蓋体20を容器本体10から取り外す。
そして、図6に示すように、把持片5の掴み部7は、容器本体10の内壁面12aとの間に隙間S1が形成されており、中皿1の折返し部3B(凹部8)との間にも隙間S2が形成されているので、上記隙間S1、S2からそれぞれ指を挿入し掴み部7を挟んで中皿1を引き上げることができる。
この際に掴み部7は中空位置にあるので、加熱時の熱が伝達されにくいので、安全且つ確実に指で掴むことができる。
図7に示す加熱容器30は、中皿1の把持片5に設けた***部6が、蓋体20の側壁部23の内壁面23aに接して、把持片5が容器本体10の側壁部12の内壁面12aにも非接触となっている異なる実施例を示す。
図示例では、***部6は、容器本体10の内壁面12aとは非接触となっているが、蓋体20の内壁面23aと共に前記容器本体10の内壁面12aとも接触するものでもよい。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示す加熱容器30は、中皿1の折返し部3Bに凹部8を設けない異なる実施例を示す。
この場合、容器本体10の側壁部3に設けた段部13の幅をやや広くし、同時に中皿1の折返し部3Bのフランジ4の幅をやや広くすることで、容器本体10と折返し部3Bの外壁面との隙間を広げることができる。
そして、把持片5の表面側と裏面側とにそれぞれ突出する***部6、6’を突設することで、裏面側の***部6は容器本体10の前記内壁面12aと接し、表面側の***部6’は折返し部3Bの外壁面3Baと接するので、把持片5の掴み部7を非接触の位置に保持することができる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一の符号を付して説明を省略する。
前記実施例では、側壁部3が側壁本体3Aと折返し部3Bとからなる構成を例示したが、この発明では、側壁部3が、側壁本体のみからなる構成であってもよい。
図9に示す実施例4の中皿1では、側壁部3は側壁本体(3A)からなっており、把持片5は、前記側壁部3の上端で折曲げ線L1を介して略水平に延びている。
折曲げ線L1は、前記実施例と同様に折曲げガイド用の罫線からなっており、図9(a)に示すように、***部6が、容器本体10の上端ないし側壁部12の内壁面12aとの衝合により、把持片5が、折曲げ線L1を起点として上向きに撓みながら自動的に屈曲する。
これにより、図9(b)に示すように、把持片5が上向きに折り曲げられ、***部6は容器本体10の内壁面12aと衝合した状態で、中皿1を容器本体10の所定位置に掛止めることができる。
ここで、容器本体10に嵌合した中皿1の把持片5の基端、即ち、折曲げ線L1の位置は、嵌合した容器本体10の側壁部12の上端より低い位置に設定してあるので、中皿1を容器本体10内に押し下げて嵌合することで把持片5を折り曲げることができる。
なお、ここで、本実施例の加熱容器30では、中皿1の側壁部3の高さ方向の中途位置に上方に向かって拡開する段部3Eが前記実施例のフランジに替えて形成されている。
従って、上記段部3Eは、容器本体10に形成された段部13に掛け止めて、中皿1を容器本体10に支持することができる。
なお、折れ曲がった把持片5の上部は、容器本体10及び中皿1の上端より上方に突出しているので、指で摘まみやすい。
その他の構成は前記実施例に準じるので、その説明を省略する。
図10に示す加熱容器30の異なる実施例5では、前記実施例4と同様に、中皿1が、底面部2の周縁から立設された側壁部3からなっており、該側壁部3の高さ方向の中途位置に上方に向かって拡開する段部3Eが形成されている。
従って、上記段部3Eは、容器本体10に形成された段部13に掛け止めて、中皿1を容器本体10に支持することができる。
そして、本実施例では、側壁部3の上端に折曲げ線L1を介して把持片5を連設する。
ここで、本実施例の中皿1は、その上端が、容器本体10への嵌合時に容器本体10の上端と同一以上の高さに設定されているため、中皿1の嵌合時に把持片5を自動的に折り曲げることができない。
そこで、該把持片5は、長さ方向の中途位置に第2折曲げ線L2を有しており、該第2折曲げ線L2と前記折曲げ線L1の間を下向き用の第1把持構成片5aとし、第2折曲げ線L2から先端を上向き用の第2把持構成片5bとしている。
これにより、把持片5は、第1把持構成片5aを下向きに折曲げ、第2把持構成片5bを上向きに折曲げて使用することができる。
そして、***部6は、第2把持構成片5bの裏面側に突設しており、折畳んだ際に容器本体10の内壁面12aと衝合するようになっている。
ここで、折曲げられた第2把持構成片5bは側壁部3との間に第1把持構成片5aを介しているので、その厚み分だけ側壁部3から離間するので、折曲げ時の第2把持構成片5bの上端を第1把持構成片5aより高くすることで第2把持構成片5bは摘まみやすくなる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、説明を省略する。
図11に示す中皿1は、側壁面3の中途位置に把持片5を設けた異なる実施例を示す。
この場合も、把持片5は、折曲げ線L1を介して上向きに折り曲げられ、把持片5の裏面に突設したる***部6を図示しない容器本体の内壁面に接触させて把持片5を中空姿勢に保持することができる。
また、把持片5は折り曲げた際に先端が中皿1の上端より高く設定されているので、その突出部分を掴み部7とすればよい。
その他の構成は前記実施例2に準じるのでその説明を省略する。
このように、この発明では、把持片の位置は中皿の側壁部の任意の高さ位置に取り付けることができる。
また、把持片を折り曲げて中皿を容器本体に掛止めた際に、把持片が中皿側の側壁部とも接触しないようにすることが好ましく、前記実施例で示したように側壁部に内側に窪む凹部を設けたり、中皿の側壁部と容器本体の側壁部との間隔を広げたり、折曲げ時の把持片の上端が中皿の側壁部の上端よりも高く設定するようにして中皿の側壁面との接触を防ぐことができる。
更に、図示例では、加熱容器の形状が、略円筒形状の場合を示したが、この発明では、角筒形状や、多角形や楕円形の筒形状、その他、任意の形状であってもよい。
また、各実施例の構成は、異なる実施例の構成に置き換え、または組み合わせて用いてもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 中皿
2 底面部
3 側壁部
3A 側壁本体
3B 折り返し部
4 フランジ
5 把持片
6 ***部
7 掴み部
8 凹部
10 容器本体
11 底面部
12 側壁部
12a 内壁面
13 段部
14 掛止部
20 蓋体
21 頂面部
23 側壁部
24 掛止部
30 加熱容器
L 折曲げ線

Claims (4)

  1. 上面が開放された容器本体と、該容器本体に掛け止められて容器本体の内部を上下に二分する中皿と、該中皿の上面を覆い中皿または前記容器本体の上部に掛止められる蓋体とからなる加熱容器構造において、
    中皿が、底面部の周縁から立設された側壁部を有し、
    該側壁部に、折曲げ線を介して折曲げ可能に連設される把持片を設け、
    該把持片には、把持片を折曲げて容器本体に収納した際に容器本体およびまたは蓋体の側壁部の内壁面と接触して把持片の上部を前記内壁面から離間させる***部と、把持片を上から摘まむことができる掴み部とを設けてなることを特徴とする加熱容器構造。
  2. 中皿の側壁部が、折り曲げられた把持片に対峙する個所に、該把持片と接しないように内側へ窪む凹部を有していることを特徴とする請求項に記載の加熱容器構造。
  3. 中皿の側壁部が、中皿の底壁部の周縁から立設される内方側壁面と、該内方側壁面の上部で内方側壁面の外方へ折り返される外方側壁面とからなっており、
    該外方側壁面の下端で折曲げ線を介して外方へ延びる把持片が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱容器構造。
  4. ***部は、折り曲げられた把持片の高さ方向の中途位置に配置されており、掴み部が、把持片の上部およびまたは***部が複数設けられている場合の***部の間に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の加熱容器構造。
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