JP6298760B2 - スプールに巻回された釣糸を案内する釣糸案内体を備えた魚釣用リール - Google Patents

スプールに巻回された釣糸を案内する釣糸案内体を備えた魚釣用リール Download PDF

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Description

本明細書の開示は、スプールに巻回された釣糸を案内する釣糸案内体を備えた魚釣用リールに関する。
従来、魚釣用リールとして、左右一対の側板間に回転可能に支持されたスプールと、当該スプールに対して釣糸を均等に巻回するための釣糸案内体を有するレベルワインド機構とを備える両軸受型タイプの魚釣用リールが知られている。釣糸案内体は、ハンドルの巻き取り操作に連動して左右に往復動するように構成されるので、釣糸を釣糸案内体に挿通しておけば、ハンドルの巻き取り操作によってスプールに対して釣糸を均一に巻回することができる。
このような従来の魚釣用リールにおいては、釣糸放出時に釣糸に対して作用する抵抗が大きくなり、その結果、仕掛けを遠方へ飛ばすことができなくなるという問題が指摘されている。この問題に対処するために、釣糸案内体に形成される挿通孔の一部の幅を他の部分よりも幅広に形成した公知例がある(例えば、特開2013−243997号公報参照)。かかる釣糸案内体は、釣糸放出時に釣糸がその幅広の部分を通過するとともに釣糸巻取時には釣糸が幅狭部によってスプールに案内されるようにリール本体に取り付けられるので、釣糸放出時には釣糸案内体から釣糸へ作用する抵抗を少なくすることができるとともに、釣糸巻取時には幅狭部によって釣糸をスプールへ整然と案内することができる。
特開2013−243997号公報
このような従来の釣糸案内体の挿通孔の幅狭部は、釣糸が当該幅狭部に保持されたときに左右方向に暴れないようにするために、釣糸の径よりも若干大きい幅を有するように形成される。これにより、通常時には釣糸を整然とスプールに巻き取ることができるが、釣糸に結束部ができている場合には当該結束部が幅狭部に引っ掛かりやすくなってしまう。
そこで、本明細書における開示の目的の一つは、スプールへの巻取時に釣糸が引っ掛かりにくい釣糸案内体を提供することである。これ以外の目的については、本明細書全体から明らかになる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、リール本体の左側板と右側板との間に回転自在に支持されたスプールと、前記スプールに巻き取られる釣糸を案内するための第1の貫通孔が形成された第1の部分と、前記第1の貫通孔よりも左右方向に幅広で前記第1の貫通孔と連続する第2の貫通孔が形成された第2の部分と、を含む釣糸案内体と、を備え、前記第1の部分の前面が、前記スプールの回転軸の中心から前記釣糸の延伸方向に下ろした垂線に対して後方に傾いている。
当該実施形態によれば、釣糸案内体の第1の部分の前面がスプールの回転軸の中心から前記釣糸の延伸方向に下ろした垂線に対して後方に傾いているので、幅狭の第1の貫通孔を通過できない大きさの結束部が釣糸にできている場合でも、当該結束部は、当該第1の部分の前面に沿って幅広の第2の貫通孔が形成された第2の部分に案内され、当該第2の貫通孔からスプールの方向に引き抜かれる。これにより、釣糸が引っ掛かりにくい釣糸案内体が得られる。
本発明の一実施形態においては、前記第1の部分の後面が前記垂線に対して前方に傾いている。当該実施形態によれば、釣糸が引き出される場合にも釣糸が釣糸案内体に引っ掛かりにくくすることができる。
以上のように、本明細書の開示によって、スプールへの巻取時に釣糸が引っ掛かりにくい釣糸案内体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールを概略的に示す平面図。図1においては、釣糸案内体が露出するように当該魚釣用リールの一部を破断して描いている。 図1の魚釣用リールのA−A線に沿った断面図。 図1の魚釣用リールに備えられる釣糸案内体の正面図。 図3の釣糸案内体のB−B線に沿った断面図。図4は、釣糸の結束部が当該釣糸案内体よりも前方にあることを示している。 図3の釣糸案内体のB−B線に沿った断面図。図5は、釣糸の結束部が当該釣糸案内体よりも後方にあることを示している。 本発明の他の実施形態に係る魚釣用リールを概略的に示す平面図。図6においては、釣糸案内体が露出するように当該魚釣用リールの一部を破断して描いている。 図6の魚釣用リールの側面図。図7は、クラッチ機構がON状態にあることを示している。 図6の魚釣用リールの側面図。図8は、クラッチ機構がOFF状態にあることを示している。 クラッチプレートと回動プレートとの連結箇所の構造を示す断面図。 図6の魚釣用リールのC−C線に沿った断面図。図10は、クラッチ機構がON状態にあることを示している。 図6の魚釣用リールのC−C線に沿った断面図。図11は、クラッチ機構がOFF状態にあることを示している。 図6の釣糸案内体の正面図。図12は、釣糸Sが巻取時に最も下側の軌道を通過した場合の釣糸(結束部T)の位置を示している。 図12の釣糸案内体のD−D線に沿った断面図。
以下、本発明の様々な実施形態を適宜図面を参照して説明する。なお、複数の図面にわたって共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
図1ないし図5を参照して、本発明の一実施形態に係る魚釣用リールを説明する。まず図1及び図2を参照して本発明の一実施形態に係る魚釣用リールの概要を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る魚釣用リールの平面図を示し、図2は、図1の魚釣用リールのA−A線に沿った断面図を示す。
図示のとおり、本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、リール本体1と、スプール5Aと、ハンドル8と、動力伝達機構10と、クラッチ機構20と、レベルワインド機構50と、を含む。
リール本体1は、左側板1A及び右側板1Bを備える。この左側板1Aは、左フレーム2aと当該左フレーム2aを覆う左カバー3aとを備え、右側板1Bは、右フレーム2bと当該右フレーム2bを覆う右カバー3bとを備える。リール本体1は、左側板1Aと右側板1Bとの間に配置されているリール脚1Cにより不図示の釣竿に装着される。
左側板1Aと右側板1Bとの間には釣糸Sが巻回されるスプール5Aが配置される。このスプール5Aのスプール軸5は、左フレーム2a及び右フレーム2bに軸受を介して回転可能に支持される。このようにスプール軸が左右一対の側板に軸支されている魚釣用リールは、一般に、両軸受型リール又はベイトキャスティングリールと呼ばれる。左側板1Aと右側板1Bとの間のスプール5の前方には、指を載置するためのサムレスト1Dが設けられてもよい。
右側板1Bには、スプール5Aを駆動するハンドル8が設けられている。ハンドル8には、左右方向に延伸するハンドル軸8aが固定されており、ハンドル8の回転は、このハンドル軸8A及び他の動力伝達用の部材を介してスプール軸5A及びレベルワインド機構50に伝達される。
本発明の一実施形態における動力伝達機構10は、右フレーム2b及び右カバー3bにより画定される右側板1Bの内部空間に配置されており、ハンドル8の回転をスプール軸5に伝達するように構成される。具体的には、一実施形態に係る動力伝達機構10は、ハンドル軸8aの回転とともに回転する駆動歯車11と、この駆動歯車11に噛合するピニオン12とを備えている。一実施形態において、ピニオン12は、スプール軸5と同軸のピニオン軸12aに沿って軸方向に移動可能に設けられ、後述するクラッチ機構20がON状態のときに当該ピニオン12の左端がスプール軸5の右端と係合するように構成される。また、ピニオン12の外周には、その周方向に沿って延伸する溝12bが形成されている。この溝12bは、後述するクラッチ機構20のヨーク22と係合するように構成される。図示した動力伝達機構10は、本発明に係る魚釣用リールに適用できる動力伝達機構の一例に過ぎず、本発明に係る魚釣用リールには当業者に公知の任意の動力伝達機構を適用できる点に留意されたい。
本発明の一実施形態におけるクラッチ機構20も右側板1Bの内部空間に配置されている。このクラッチ機構20は、クラッチレバー21の操作に応じてハンドル軸8aとスプール軸5との間での動力の伝達をON/OFFするように構成される。一実施形態において、クラッチ機構20は、右フレーム2bに回動可能に支持されたクラッチプレート25と、不図示のバネ部材によってクラッチプレート25の方向に常時付勢されているヨーク22とを備える。ヨーク22は、クラッチ機構20がON状態のときにピニオン12の溝12bと係合し、ピニオン12の左端をスプール軸5の右端と係合させるように構成される。これにより、クラッチ機構20がON状態のときには、ハンドル軸8Aの回転が動力伝達機構10を介してスプール軸5に伝達される。
クラッチ機構20は、クラッチレバー21を押し下げ操作することにより、ON状態からOFF状態に切り替えられる。具体的には、クラッチレバー21を押し下げ操作することによりクラッチプレート25が反時計回りに回動され、このときクラッチプレート25の表面に設けられたカム面によってヨーク22が右側方向に押し出され、その結果、ピニオン12がスプール軸5から離脱する。このように、クラッチレバー21の押し下げ操作によりクラッチ機構20がOFF状態に切り替えられると、ピニオン12がスプール軸5から離脱し、ハンドル軸8aとスプール軸5との間の動力伝達が遮断される。
クラッチ機構20がOFF状態のときには、スプール5Aとハンドル8との間の動力伝達が遮断されているので、スプール5Aは自由回転することができる。したがって、キャスティングはクラッチ機構20をOFFにして行われる。一方、釣糸の巻き取りはクラッチ機構20をONにして行われる。
本発明の一実施形態における魚釣用リールは、ハンドル8を回転操作することにより、クラッチ機構20をOFF状態からON状態へ復帰させる自動復帰機構を備えてもよい。図示したクラッチ機構20は、本発明に係る魚釣用リールに適用できるクラッチ機構の一例に過ぎず、本発明に係る魚釣用リールには当業者に公知の任意のクラッチ機構を適用できる点に留意されたい。
本発明の一実施形態におけるレベルワインド機構50は、スプール5Aの前方において左側板1Aと右側板1Bとの間に配置される。一実施形態において、レベルワインド機構50は釣糸Sが挿通される釣糸案内体60を備えている。この釣糸案内体60は、ハンドル8の回転操作に応じて左右に往復動するように構成されているので、釣糸案内体60の働きにより釣糸Sをスプール5Aに均一に巻き取ることができる。
本発明の一実施形態におけるレベルワインド機構50は、軸受を介して左側板1Aと右側板1Bとの間に回転可能に支持される螺軸(ウォームシャフト)51と、左側板1Aと右側板1Bとの間に回動可能に保持され、内部に螺軸51が挿通される筒状の管状体55とを備える。一実施形態において、螺軸51の表面には螺旋溝が形成されるとともに管状体55には軸方向に延出する長孔55aが形成され、螺軸51は、管状体55の長孔55aから螺旋溝が部分的に露出されるように管状体55に収容される。螺軸51の右端には、ハンドル軸8aの回転が入力される入力ギア(不図示)が設けられており、ハンドル8の回転はこの入力ギアを介して螺軸51に入力される。
釣糸案内体60は、左右方向に幅広の貫通孔67aが形成された先端部60Aと、幅狭の貫通孔67bが形成されたガイド部60Bと、釣糸案内体60を管状体55に取り付けるための取付部60Cと、を備える。貫通孔67aと貫通孔67bとは連続して形成されている。先端部60A及びガイド部60Bは、SUS、チタン等の釣糸との間での摩擦抵抗が少ない材料から形成されてもよい。
図3に最も分かりやすく図示されているように、先端部60Aの貫通孔67aは、ガイド部60Bの貫通孔67bよりも左右方向に幅広となるように形成されており、貫通孔67bと連続するように下部が幅狭に形成されている。貫通孔67aは、貫通孔67bとなだらかに連結されるように、その下方において縮幅している。貫通孔67aは、釣糸Sの放出時に当該釣糸Sが通過する位置に形成される。キャスティング等により釣糸Sを放出する場合には、スプール5Aに釣糸Sが多く巻回されていることが通常であるため、スプール5Aにおける釣糸Sの厚みにより釣糸Sは上方寄りの軌道を通過しやすい。釣糸Sが貫通孔67aを通過することにより、釣糸案内体80と釣糸Sとの接触を抑制でき、これにより仕掛けの飛距離の低下を抑制することができる。釣糸Sが放出される際の釣糸の典型的な軌道は、図2において参照符号S1で表されている。また、図2においては、この軌道S1にスプール軸5の中心(スプール5Aの回転軸)から下ろした垂線を参照符号L1で表している。
貫通孔67bは、釣糸Sの直径よりも若干大きな左右方向の幅を有しており、釣糸Sをスプール5Aへ巻き取る際に、釣糸Sが通過する位置に形成される。釣糸Sをスプール5Aに巻き取る場合には、スプール5Aに巻回されている糸の量が少なく、また、釣糸Sに取り付けられた仕掛けを水中から引き上げるため釣糸Sには下向きの張力が作用しやすいので、釣糸Sは貫通孔67bを通過しやすい。この貫通孔67bによって釣糸Sをスプール5Aに案内することにより、釣糸Sの左右方向における動きを規制することができるので、釣糸Sを整然とスプール5Aに巻き取ることができる。釣糸Sを巻き取る場合に釣糸Sが取り得る軌道のうち最も下側を通る軌道を図2において参照符号S2で表している。また、図2においては、この軌道S2にスプール軸5の中心(スプール5Aの回転軸)から下ろした垂線を参照符号L2で表している。
本明細書においては、釣糸案内体60のうち、軌道S2を含みスプール軸と平行な仮想平面と、釣糸Sが貫通孔67bの上端を通過する場合の軌道(不図示)を含みスプール軸と平行な仮想平面との間に挟まれた部分をガイド部60Bとする。また、釣糸案内体60のうちガイド部60Bよりも上方(先端側)にある部分を先端部60Aとする。さらに、釣糸案内体60のうちガイド部60Bよりも下方(基端側)にある部分を取付部60Cとする。
一実施形態における取付部60Cは、螺軸51の表面に形成された螺旋溝と長孔55aを介して係合する摺動子61を保持している。この摺動子61は、袋ナット62によって、取付部60Cに固定される。管状体55の外周には、その軸方向に沿って延伸する回り止め部55bが形成されており、釣糸案内体60は、取付部60Cに形成された係合部(凹部)64が回り止め部55bと係合するように管状体55に取り付けられる。このように、回り止め部55bが係合部64と係合しているので、釣糸案内体60は、螺軸51の回転によって管状体55の回りで回転せずに左右に往復道することができる。
このように構成されたレベルワインド機構50においては、ハンドル8を巻き取り操作することで、ハンドル軸8aに設けられた連結ギア及びこれに噛合する入力ギアを介して螺軸51が回転駆動される。螺軸51が回転すると、螺軸51の外周面に形成された螺旋溝と係合する摺動子61が当該螺旋溝に沿って左右方向に往復運動する。このようにして、釣糸案内体60は、ハンドル8の回転に応じて、左側板1Aと右側板1Bとの間で螺軸51に沿って左右方向に往復動することができる。
ここで、釣糸案内体60について図4及び図5を参照してさらに説明する。図4及び図5は、図3の釣糸案内体のB−B線に沿った断面図である。図4に示すように、釣糸案内体60のガイド部60Bの前面65は、スプール5Aの回転軸の中心から巻き取られる釣糸Sの延伸方向に下ろした垂線に対して後方に傾いている。この垂線に対する前面65の傾きを把握しやすくするため、図4には例としてスプール5Aの回転軸の中心から軌道S2に下ろした垂線L2を示している。ガイド部60Bの前面65は、釣糸Sが貫通孔67bを通過する際のいずれの軌道に関しても、スプール5Aの回転軸の中心から当該軌道に下ろした垂線に対して後方に傾いている。また、図4におけるガイド部60Bの前面65は、垂線L2に対する傾きが比較的大きい第1の前面65aと垂線L2に対する傾きが比較的小さい第2の前面65bとを有するが、第1の前面65a及び第2の前面65bのいずれもかかる垂線に対して後方に傾いている。
また、図5に示されているように、釣糸案内体60のガイド部60Bの後面66は、スプール5Aの回転軸の中心から貫通孔67bを通過する釣糸Sの軌道に下ろした垂線に対して前方に傾いている。この垂線に対する後面66の傾きを把握しやすくするため、図5には例として垂線L2を記載している。
上述のように構成された釣糸案内体60を利用して釣糸Sをスプール5Aに巻き取る際に、貫通孔67bの左右方向の幅よりも大径の結束部Tが釣糸Sに形成されていると、当該結束部Tは貫通孔67bを通過することができず、例えば第2の前面65bに突き当たる。このとき、結束部Tは、図4中に点線矢印で示すように、釣糸Sの張力によって第2の前面65bに沿って後方に引っ張られ、第2の前面65bの上端まで引き上げられた後は第1の前面65aに沿ってさらに後方に引っ張られる。結束部Tが第1の前面65aの上端まで達すると、結束部Tは貫通孔67aから後方へ釣糸Sの延伸方向に沿って抜けることができる。このように、釣糸案内体60の前面65がスプール5Aの回転軸の中心から釣糸巻取時の釣糸Sの延伸方向S2に下ろした垂線L2に対して後方に傾いているので、釣糸Sに結束部Tが形成されている場合であっても、当該結束部Tを釣糸案内体60の後方に(したがって、スプール5Aに)逃がすことができる。これにより、上述した実施形態によれば、釣糸Sが釣糸案内体60に引っ掛かりにくくすることができる。
一方、例えば仕掛けに掛かった魚の引き等により釣糸Sがスプール5Aから引き出される際にも結束部Tは貫通孔67bを通過することができず、釣糸案内体60の後面66に突き当たる。後面66に当接した結束部Tは、図5中に点線矢印で示すように、釣糸Sの張力によって後面66に沿って前方に引っ張られる。結束部Tが後面66の上端まで達すると、結束部Tは貫通孔67aから前方へ釣糸Sの延伸方向に沿って抜けることができる。このように、釣糸案内体60の後面66がスプール5Aの回転軸の中心から貫通孔67bを通過する釣糸Sの軌道に下ろした垂線に対して前方に傾いているので、釣糸Sに結束部Tが形成されている場合であっても、当該結束部Tを釣糸案内体60の前方に逃がすことができる。したがって、本発明の上述した実施形態によれば、釣糸Sが引き出されるときにも、釣糸Sが釣糸案内体60に引っ掛かりにくくすることができる。
次に、図6ないし図13を参照して、本発明の他の実施形態に係る魚釣用リールについて説明する。図6ないし図13に示されている魚釣用リールおいて図1ないし図5と実質的に同じ構成要素については図1ないし図5で用いられている参照符号と同じ参照符号を用いて表し、その詳細な説明は省略する。図6の魚釣用リールは、釣糸案内体の形状、及び、釣糸を案内する釣糸案内体がクラッチ機構のON/OFFに応じて回動するようにリール本体に設けられている点で図1に示した魚釣用リールと異なる。
まず、図6ないし図9を参照して当該魚釣用リールの概要を説明する。図6は、本発明の他の実施形態に係る魚釣用リールの平面図を示し、図7及び図8は、図6の魚釣用リールの側面図を示し、図9は、クラッチプレートと回動プレートとの連結箇所の構造を示す断面図を示す。図7の魚釣用リールではクラッチ機構がON状態にあり、図8の魚釣用リールではクラッチ機構がOFF状態にある。これらの図に示すとおり、本発明の他の実施形態に係る魚釣用リールは、リール本体1と、スプール5Aと、ハンドル8と、動力伝達機構10と、クラッチ機構20と、レベルワインド機構70と、を含む。
レベルワインド機構70は、スプール5Aの前方において左側板1Aと右側板1Bとの間に配置される。一実施形態において、レベルワインド機構70は釣糸Sを案内する釣糸案内体80を備えており、ハンドル8の回転操作に応じて釣糸案内体80を左右に往復移動させ釣糸をスプール5Aに均一に巻き取ることができるよう構成される。
図7及び図8に示すように、本実施形態における魚釣用リールのクラッチプレート25は、振り分けバネ23によって、図7に示すクラッチON状態と、図8に示すクラッチOFF状態に振り分け保持される。このクラッチプレート25は、右フレーム2bに上下方向に形成された連結孔2dを介して前記クラッチレバー21と連結されており、クラッチプレート25に形成された長孔25aに、右フレーム2bに突出するように設けられたピン2eが挿入されて、その回動駆動が案内されるようになっている。
このクラッチプレート25の表面には、前記ピニオン12の円周溝12aに係合したヨーク22と係合可能な一対のカム面26が形成されている。前記ヨーク22の先端側は、右フレーム2bに突設された支持ピン27によって保持されており、ヨーク22は、各支持ピンに配設されたバネ部材(図示せず)によって常時、クラッチプレート25側に付勢された状態となっている。図7においては、ヨーク22がバネ部材によってクラッチプレート25側に付勢されている。このとき、ピニオン12はスプール軸の端部に形成されている係合部に嵌合し、ハンドル軸8aの回転をスプール軸5に伝達することができる。
クラッチレバー21が図7に示す位置から下方に押下げられるとクラッチプレート25が反時計回り方向に回動され、クラッチプレート25の表面に形成されたカム面26がヨーク22を図6の右方向に付勢する。このヨーク22からの付勢によってピニオン12が図6の右方向に移動してスプール軸5から離脱する。これにより、ハンドル軸8aとスプール軸5との間の動力伝達が遮断される。
また、クラッチプレート25には、クラッチをOFF状態からON状態にする自動復帰機構30が設けられている。この自動復帰機構30は、クラッチプレートに一体的に設けられるキック部材31と、前記ハンドル軸8aに回り止め固定されるラチェット32とを備えている。クラッチ機構20がクラッチOFF状態にあるときにハンドル8を巻き取り操作すると、ラチェット32の回転によりキック部材31がキックされてラチェット32の回転軌跡内に侵入し、これにより、クラッチ機構20を自動的にクラッチON状態に復帰させることができる。このクラッチON状態は、振り分けバネ23のバネ力で保持される。クラッチ機構20のクラッチON状態への復帰は、クラッチレバー21を図8の位置から図7の位置へ押し上げ操作しても行うことができる。
図9に示されているように、レベルワインド機構70は、軸受72を介して左側板1Aと右側板1Bとの間に回転可能に支持される螺軸(ウォームシャフト)71と、左側板1Aと右側板1Bとの間に回動可能に保持され、内部に螺軸71が挿通される筒状の管状体75とを備える。一実施形態において、螺軸71の表面には螺旋溝が形成されるとともに管状体75には軸方向に延出する長孔75aが形成され、螺軸71は、管状体75の長孔75aから螺旋溝が部分的に露出されるように管状体75に収容される。螺軸71の右端には、ハンドル軸8aの回転が入力される入力ギア73が設けられており、ハンドル8の回転はこの入力ギアを介して螺軸71に入力される。
ここで、クラッチ機構20から管状体75への動力伝達経路について説明する。図9に示されているように、クラッチプレート25にはリール本体1の前方側に向けて突出する突片25bが形成されており、その先端には右フレーム2b側に向けて突出する係合突起25cが形成されている。右フレーム2bは、軸受72を介して螺軸71を支持するための回動プレート79を保持している。この回動プレート79には、径方向に突出する凸部79aが形成されており、この凸部79aに、管状体75の端部に形成された凹部75cが嵌合することで、管状体75が回動プレート79に回り止め固定される。
回動プレート79は、軸受72の外輪と右フレーム2bとの間で回動可能に支持されている。また、右フレーム2bには、クラッチプレート25の突片25bと係合する連結片79bが形成されている。連結片79bには長孔79cが形成されており、この長孔79cに突片25bの係合突起25cが挿入される。これにより、回動プレート79は、クラッチプレート25の回動に伴って螺軸71の軸芯を中心に回動される。
次に、レベルワインド機構70に設けられる釣糸案内体80について図10ないし図13を参照してさらに説明する。釣糸案内体80は、前記螺軸71が回転駆動されると、摺動子81を介して左右側板間で往復駆動されると共に、上述したクラッチ機構20のON/OFFに連動して螺軸71の回りで回動するように構成されており、クラッチ機構20がONの場合には図10(または図7)に示す起立姿勢(釣糸巻き取り姿勢)を取り、クラッチ機構20がOFFの場合には図11(または図8)に示す仰臥姿勢(釣糸放出姿勢)を取る。
釣糸案内体80は、左右方向に幅広の貫通孔が形成された先端部80Aと、幅狭の貫通孔87cが形成されたガイド部80Bと、釣糸案内体80を管状体75に取り付けるための取付部80Cと、を備える。先端部80Aの貫通孔は、左右方向の延伸した貫通孔87aと、この貫通孔87aと貫通孔87cとを連続するように設けられ、貫通孔87aよりも左右方向の幅が小さい貫通孔87bとを含む。この貫通孔87bは、貫通孔87cよりも左右方向に幅広となるように形成されており、貫通孔87cと連続するように下部が幅狭に形成されている。
本明細書においては、釣糸案内体80のうち、釣糸Sが通る最も下方の軌道S2を含みスプール軸と平行な仮想平面と、釣糸Sが貫通孔87cの上端を通過する場合の軌道(不図示)を含みスプール軸と平行な仮想平面との間に挟まれた部分をガイド部80Bとする。また、釣糸案内体80のうちガイド部80Bよりも上方(先端側)にある部分を先端部80Aとする。さらに、釣糸案内体80のうちガイド部80Bよりも下方(基端側)にある部分を取付部80Cとする。
一実施形態における取付部80Cは、螺軸71の表面に形成された螺旋溝と長孔75aを介して係合する摺動子81を保持している。この摺動子81は、袋ナット82によって取付部80Cに固定される。管状体75の外周には、その軸方向に沿って延伸する回り止め部75bが形成されている。釣糸案内体80は、取付部80Cに形成された係合部(凹部)84が回り止め部75bと係合するように管状体75に取り付けられる。このように、回り止め部75bが係合部84と係合しているので、釣糸案内体80は、螺軸71の回転によって左右に移動する場合に、管状体75の回りを回転しないように回り止めされている。かかる構成によれば、ハンドル8を巻き取り操作することで、ハンドル軸8aに設けられた連結ギア及びこれに噛合する入力ギア73を介して螺軸71が回転駆動される。螺軸71が回転すると、螺軸71の外周面に形成された螺旋溝と係合する摺動子81が当該螺旋溝に沿って左右方向に往復運動する。このようにして、釣糸案内体80は、ハンドル8の回転に応じて、左側板1Aと右側板1Bとの間で螺軸71に沿って左右方向に往復動する。
釣糸Sをスプール5Aに巻き取る場合には、クラッチ機構20がクラッチON状態にあるため、釣糸案内体80は図10(図7も同様)に示す仰臥姿勢を取る。釣糸案内体80が仰臥姿勢を取ると、起立姿勢の場合よりも先端部80Aの上壁89が釣糸Sの軌道に上方から近づくため、この上壁89によって釣糸Sの上方への移動を規制し、釣糸Sを貫通孔87cに誘導しやすくなる。釣糸案内体80は、仰臥姿勢にあるとき、上壁89が釣糸Sに上側から当接するように構成されてもよい。かかる構成によれば、上壁89により釣糸Sを貫通孔87cに確実に誘導することができる。
キャスティング等により釣糸Sを放出する場合には、クラッチレバー21を図10に示す位置から図11に示す位置に押し下げて、クラッチ機構20をクラッチOFF状態にする。クラッチレバー21が押し下げられると、上述したように、釣糸案内体80は、螺軸71の回りで回動され、図11に示す起立姿勢を取る。釣糸Sの繰り出し方向に垂直な面に投影した挿通孔87の断面積は、釣糸案内体80が起立姿勢にあるときに仰臥姿勢にあるときよりも大きくなるので、釣糸案内体80を図11に示す起立姿勢に保持して釣糸Sを放出することにより、釣糸Sと釣糸案内体80との接触により仕掛けの飛距離が低下することを防止できる。
ここで、釣糸案内体80について図13を参照してさらに説明する。図13は、図12の釣糸案内体80のD−D線に沿った断面図である。図13に示すように、釣糸案内体80のガイド部80Bの前面85は、スプール5Aの回転軸の中心から貫通孔87cを通過する釣糸Sの軌道に下ろした垂線に対して後方に傾いている。この垂線に対する前面85の傾きを把握しやすくするため、図13には例として垂線L2を記載している。
釣糸Sを釣糸案内体80で案内してスプール5Aに巻き取る際には、貫通孔87cの左右方向の幅よりも大径の結束部Tが釣糸Sに形成されていると、当該結束部Tは貫通孔87cを通過することができず前面85に突き当たる。このとき、結束部Tは、図13中に点線矢印で示すように、釣糸Sの張力によって前面85に沿って後方に引っ張られ、結束部Tが前面85の上端まで達すると、結束部Tは第2の貫通孔87bから後方へ釣糸Sの延伸方向に沿って抜けることができる。このように、釣糸案内体80の前面85がスプール5Aの回転軸の中心から釣糸巻取時の釣糸Sの軌道に下ろした垂線に対して後方に傾いているので、釣糸Sに結束部Tが形成されている場合であっても、当該結束部Tを釣糸案内体80の後方に(したがって、スプール5Aに)逃がすことができる。したがって、本発明の上述した実施形態によれば、釣糸Sが釣糸案内体80に引っ掛からないようにすることができる。
本発明の実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更が可能である。例えば、上述した実施形態における各部材の材質、形状、寸法、形態、数、又は配置等は適宜変更され得る。
1 リール本体
1A 左側板
1B 右側板
5 スプール軸
5A スプール
20 クラッチ機構
50、70 レベルワインド機構
55 管状体
60、80 釣糸案内体
60B、80B ガイド部
65、85 釣糸案内体のガイド部の前面
66 釣糸案内体のガイド部の後面

Claims (7)

  1. リール本体の左側板と右側板との間に回転自在に支持されたスプールと、
    第1の貫通孔が形成された第1の部分と、前記第1の貫通孔よりも左右方向に幅広で前記第1の貫通孔と連続する第2の貫通孔が形成された第2の部分と、を含む釣糸案内体と、
    を備え、
    前記第1の貫通孔は、釣糸が前記スプールに巻き取られる際に通過する位置に形成されており、
    前記第1の部分の前面が、前記スプールの回転軸の中心から前記釣糸の延伸方向に下ろした垂線に対して当該前面の全体に亘って後方に傾いている特徴とする魚釣用リール。
  2. 前記第1の部分の後面が前記垂線に対して前方に傾いていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
  3. 前記第2の部分は前記第1の部分の上端と連続して形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の魚釣用リール。
  4. 前記釣糸案内体は、前記釣糸を放出する際に第1の姿勢をとるとともに前記釣糸を巻き取る際に第2の姿勢をとるように構成され、
    前記第1の部分の前面は、前記釣糸案内体が前記第2の姿勢にあるときに前記垂線に対して後方に傾いていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用リール。
  5. 前記第1の部分の後面のうち前記第2の部分と連続する部分は、前記釣糸案内体が前記第の姿勢をとったときに前記垂線に対して前方に傾いていることを特徴とする請求項4に記載の魚釣用リール。
  6. 前記リール本体に設けられたハンドルと、前記ハンドルからスプールへの動力の伝達をON/OFFするクラッチ機構と、をさらに備え、
    前記釣糸案内体は前記クラッチ機構がON状態のときに前記第2の姿勢をとることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の魚釣用リール。
  7. 前記釣糸案内体は、前記左側板と前記右側板との間で前記ハンドルの回転操作に応じて往復動するように構成されたことを特徴とする請求項6に記載の魚釣用リール。

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