JP6297877B2 - シート貼付装置、並びに、シート成形装置およびシート成形方法 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載のシート貼付装置は、基板保持ピンを突出させ、粘着テープの中央部位を膨らませた後、第1、第2減圧室の圧力を操作することで、第1被着体と粘着テープとの間に気泡が形成されないようにこれらを貼付している。
また、両面接着シートを介して第1被着体に第2被着体を積層する場合にでも、第1、第2被着体が破損すること抑制できるように、第1被着体に両面接着シートを貼付しておくことができるシート貼付装置、並びに、シート成形装置およびシート成形方法を提供することにある。
また、本発明のシート貼付装置では、前記テーパ面の頂部を第2被着体の被着面に当接させ、前記第1被着体および第2被着体の面形状を維持した状態でそれらを接近させ、前記頂部から前記両面接着シートの外縁に向けて徐々に貼付領域を広げて当該第2被着体を前記第1被着体に積層する積層手段を備えている、ことが好ましい。
さらに、積層手段を備えれば、第1被着体と第2被着体とを両面接着シートを介して積層する際に、第1、第2被着体と両面接着シートとの間に気泡が形成されることを抑制することができ、また、第1、第2被着体が破損すること抑制することができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、各実施形態での同様の構成および動作については、詳細な説明を省略する。
また、以下において、基準となる図を挙げることなく、例えば、上、下、左、右、または、手前、奥といった方向を示した場合は、全て図1を正規の方向(付した番号が適切な向きとなる方向)から観た場合を基準とし、上、下、左、右方向が紙面に平行な方向であり、前が紙面に直交する手前方向、後が紙面に直交する奥側方向とする。
先ず、作業者が原反RSを図1に示すようにセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力手段を介して運転開始の信号を入力すると、両面接着シート供給手段20が回動モータ22、25を駆動し、両面接着シートASを繰り出す。そして、両面接着シートASの繰出方向先端部が図1中実線で示す押圧ローラ30の近傍所定位置に到達したことを光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段が検知すると、両面接着シート供給手段20が回動モータ22、25の駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図3において、シート貼付装置10Aは、第1実施形態のシート貼付装置10に対し、両面接着シート供給手段20および剥離板50の代わりに両面接着シート供給手段90およびシート材供給手段100を設けた点と、押圧ローラ30の配置位置とが相違する。
押圧ローラ30は、両面接着シート供給手段90で供給された両面接着シートASを第1被着体WK1に貼付可能な位置に設けられている。
シート材供給手段100は、シート材としての剥離シートRL1を支持する支持ローラ101と、一対のガイドローラ102、103と、駆動機器としての回動モータ104によって駆動する駆動ローラ105との間に剥離シートRL1を挟み込むピンチローラ106と、駆動機器としての回動モータ107によって駆動し、剥離シートRL1を回収する回収ローラ108とを備えている。
先ず、作業者が原反RSおよび剥離シートRL1を図3に示すようにセットした後、図示しない入力手段を介して運転開始の信号を入力すると、両面接着シート供給手段90が回動モータ94を駆動し、両面接着シートASを繰り出し、両面接着シートASの繰出方向先端部が剥離板93で所定量剥離されたことを図示しない検知手段が検知すると、両面接着シート供給手段90が回動モータ94の駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
以上のような第2実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第3実施形態のシート貼付装置10Bは、図4に示すテーパ面形成手段110を備え、このテーパ面形成手段110は、駆動機器としての直動モータ112の出力軸112Aに支持されるとともに、第2接着面FA2に第1、第2テーパ部TA1、TA2からなるテーパ面TAを形成するテーパ形成面111Aが下面に設けられたプレート111と、プレート111内に設けられ両面接着シートASの変形を促進させる第1変形促進手段46と同等の変形促進手段113と、剥離シートRLを介してテーパ形成面111Aと両面接着シートASとで形成される領域を減圧する減圧手段114とを備えている。
テーパ形成面111Aは、第2接着面FA2に頂部TTおよびテーパ面TAを形成する頂部形成部111Bおよびテーパ形成部111Cを備えている。
減圧手段114は、頂部形成部111Bに設けられた孔114Aだけで構成されてもよいし、当該孔114Aを介して強制的に減圧する減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧装置114Bを含んで構成されてもよい。なお、減圧手段114を孔114Aだけで構成する場合、当該孔114Aは、底有りでも底なしでもよい。
第4実施形態のシート貼付装置10Cは、図5に示すテーパ面形成手段120を備え、このテーパ面形成手段120は、剥離縁50Aの反対側の端部が駆動機器としての回動モータ121の出力軸121Aで支持された剥離板50によって構成されている。
また、第4実施形態において、図5中符号GGで示すように、剥離板50の剥離縁50Aに回動軸122Aを中心にして回動するローラ122を設け、テーパ面TAを形成するときの剥離板50と剥離シートRLとの摩擦を小さくするようにしてもよい。
また、第1、第2実施形態において、第1変形促進手段46および第2変形促進手段47の少なくとも一方を設けなくてもよい。
さらに、第3実施形態において、変形促進手段113および減圧手段114の少なくとも一方を設けなくてもよい。
また、第4実施形態において、剥離板50やローラ122の内部や外部に両面接着シートASの変形を促進させる変形促進手段を設けてもよい。
また、各実施形態において、積層手段60を設けなくてもよいし、減圧雰囲気下で積層手段60によって第2被着体WK2を第1被着体WK1に積層してもよい。
また、テーパ面TAを構成する第1、第2テーパ部TA1、TA2は、図1〜5の左方または右方から視て湾曲したり、折れ曲がったりした形状でもよいし、円錐形状や角錐形状などの頂点によって第2被着体WK2に点接触可能な頂部を有する形状に形成してもよく、それら錐面は側方から視て湾曲したり、折れ曲がったりした形状でもよい。なお、テーパ面TAを円錐形状や角錐形状とするには、例えば、テーパ形成面111Aを逆円錐形状や逆角錐形状とすればよいし、第1テーパ形成ローラ44の回転軸線を支持面71に対して傾けた状態で、当該第1テーパ形成ローラ44と両面接着シートASが貼付された第1被着体WK1とを支持面71と平行な面内で相対回転させて円錐形状のテーパ面TAを形成してもよい。
さらに、テーパ面形成手段110は、テーパ形成部111Cが図4の左方または右方から視て湾曲したり、折れ曲がったりした形状でもよいし、円錐形状や角錐形状などの頂点によって頂部形成部111Bを形成してもよく、それら錐面は側方から視て湾曲したり、折れ曲がったりした形状でもよい。
また、両面接着シートASは、第1被着体WK1や第2被着体WK2の平面形状に合わせた形状でなくてもよく、例えば、第1被着体WK1や第2被着体WK2からはみ出したり、はみ出さない形状でもよく、例えば、円形、多角形、楕円形等、どのような形状であってもよい。
さらに、両面接着シートASは、枚葉でなく帯状に形成されていてもよく、第1被着体WK1に貼付する前または貼付した後に、切断刃やレーザカッタ、圧縮エア切断、圧縮水切断等の適宜な切断手段で切断して使用してもよい。
また、テーパ面TAにおける頂部TTの高さは、当該テーパ面TAの最下部に比べて1μm〜5mm高くなっているものが例示できるが、それ以上の高低差でもよいしそれ以下の高低差でもよい。
さらに、シート材は、紙、樹脂、ゴム等からなる任意のシートであってよい。
さらに、剥離手段は、丸棒やローラ等で構成してもよい。
また、押圧手段は、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用することができ、エア噴き付けにより押圧する構成も採用することができる。
さらに、支持手段70および積層手段60は、第1、第2被着体WK1、WK2をメカチャックやクーロン力等で保持する構成でもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
30…押圧ローラ(押圧手段)
40、110、120…テーパ面形成手段(シート成形装置)
60…積層手段
100…シート材供給手段
AS…両面接着シート
FA1…第1接着面(一方の面)
FA2…第2接着面(他方の面)
RL1…剥離シート(シート材)
TA…テーパ面
TT…頂部
WA1、WA2…被着面
WK1、WK2…第1、第2被着体
Claims (5)
- 両面接着シートの一方の面を第1被着体の被着面に押圧して貼付する押圧手段と、
前記第1被着体に貼付された両面接着シートの厚みを変更して、当該両面接着シートの他方の面にテーパ面を形成するテーパ面形成手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記第1被着体に貼付された前記両面接着シートの前記他方の面上にシート材を供給するシート材供給手段を備え、
前記テーパ面形成手段は、前記シート材越しに前記テーパ面を形成することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。 - 前記テーパ面の頂部を第2被着体の被着面に当接させ、前記第1被着体および第2被着体の面形状を維持した状態でそれらを接近させ、前記頂部から前記両面接着シートの外縁に向けて徐々に貼付領域を広げて当該第2被着体を前記第1被着体に積層する積層手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート貼付装置。
- 一方の面が第1被着体の被着面に貼付された両面接着シートの厚みを変更して、当該両面接着シートの他方の面にテーパ面を形成するテーパ面形成手段を備えていることを特徴とするシート成形装置。
- 一方の面が第1被着体の被着面に貼付された両面接着シートの厚みを変更して、当該両面接着シートの他方の面にテーパ面を形成する工程を備えていることを特徴とするシート成形方法。
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