JP6296817B2 - ウェブサービス提供システム、ウェブサービス提供方法、及びウェブサービス提供のためのプログラム - Google Patents

ウェブサービス提供システム、ウェブサービス提供方法、及びウェブサービス提供のためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ウェブサービス提供システム、ウェブサービス提供方法、及びウェブサービス提供のためのプログラムに関する。
一般に、種々のウェブサービスが知られている。ウェブサービスとして、例えばソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やブログサービス等、様々な人が他人に対して記事や写真を公開するサービスが知られている。例えば特許文献1には、ブログサービス提供システムについて開示されている。このシステムでは、最近の書き込みに応じて複数の画像の組み合わせが決定され、この決定に基づいて作成されたアバターが表示される。
SNSやブログサービスでは、あるユーザのページには様々な人々がアクセスする。情報を公開している人にとって、アクセスしてくる人によって公開する情報を変更したい場合がある。
特開2012−079073号公報
本発明は、情報を公開する人と情報を見る人との関係によって提供される情報が異なるように構成されたウェブサービス提供システム、ウェブサービス提供方法、及びウェブサービス提供のためのプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を果たすため、本発明の一態様によれば、ウェブサービス提供システムは、複数の第1のユーザの各々について、前記第1のユーザの所定の項目について内容が異なる複数のコンテンツと、前記第1のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第1の情報を記憶する記憶部と、前記第1のユーザの検索と前記第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求する第2のユーザを特定するユーザ特定部と、前記第2のユーザが指定した所定の条件を満たす前記第1のユーザを前記複数の第1のユーザの中から検索して発見する検索部と、前記第2のユーザが前記発見された第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求しているとき、前記第1の情報に対応する前記第2のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第2の情報と前記第1の情報とに基づいて決定されるよそ行き度であって、前記出身地及び前記年齢が同じ場合に変化するよそ行き度を算出し、前記よそ行き度に応じて、前記所定の項目について前記複数のコンテンツのうちから1つ以上のコンテンツを選択する選択部と、前記選択部が選択した前記コンテンツを前記第2のユーザ宛に送信する送信部とを具備する。
また、前記目的を果たすため、本発明の一態様によれば、ウェブサービス提供方法は、複数の第1のユーザの中から特定の第1のユーザを発見する検索と前記第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求する第2のユーザを特定することと、前記第2のユーザが指定した所定の条件を満たす前記第1のユーザを前記複数の第1のユーザの中から検索して発見することと、前記第2のユーザが前記発見された第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求しているとき、記憶されている前記第1のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第1の情報と、前記第1の情報に対応する前記第2のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第2の情報とに基づいて決定されるよそ行き度であって、前記出身地及び前記年齢が同じ場合に変化するよそ行き度を算出し、前記よそ行き度に応じて、前記第1のユーザの所定の項目について記憶されている内容が異なる複数のコンテンツのうちから1つ以上のコンテンツを選択することと、選択された前記コンテンツを読み出すことと、読み出された前記コンテンツを前記第2のユーザ宛に送信することとを含む。
また、前記目的を果たすため、本発明の一態様によれば、ウェブサービス提供のためのプログラムは、複数の第1のユーザの中から特定の第1のユーザを発見する検索と前記第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求する第2のユーザを特定することと、前記第2のユーザが指定した所定の条件を満たす前記第1のユーザを前記複数の第1のユーザの中から検索して発見することと、前記第2のユーザが前記発見された第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求しているとき、記憶されている前記第1のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第1の情報と、前記第1の情報に対応する前記第2のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第2の情報とに基づいて決定されるよそ行き度であって、前記出身地及び前記年齢が同じ場合に変化するよそ行き度を算出し、前記よそ行き度に応じて、前記第1のユーザの所定の項目について記憶されている内容が異なる複数のコンテンツのうちから1つ以上のコンテンツを選択することと、選択された前記コンテンツを読み出すことと、読み出された前記コンテンツを前記第2のユーザ宛に送信することとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、情報を公開する人と情報を見る人との関係によって提供される情報が異なるように構成されたウェブサービス提供システム、ウェブサービス提供方法、及びウェブサービス提供のためのプログラムを提供できる。
本発明の第1の実施形態に係るウェブサービス提供システムの一例の概略を示すブロック図。 あるユーザの第1のプロフィールに含まれる写真の一例を示す図。 あるユーザの第2のプロフィールに含まれる写真の一例を示す図。 別のユーザの第1のプロフィールに含まれる写真の一例を示す図。 別のユーザの第2のプロフィールに含まれる写真の一例を示す図。 第1の実施形態に係るプロフィール提示処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態の第1の例に係るプロフィール選択指標算出処理の一例を示すフローチャート。 第1の例に係る第1のユーザについてのキーワードの一例を示す図。 第1の例に係る第2のユーザについてのキーワードの一例を示す図。 本実施形態の第2の例に係るプロフィール選択指標算出処理の一例を示すフローチャート。 第2の例に係るキーワードの一致度を説明するための図。 第2の例に係るキーワードの一致度を説明するための図。 第1の実施形態の第3の例に係るプロフィール選択指標算出処理の一例を示すフローチャート。 第3の例に係る対応表の一例を示す図。 第1の実施形態の第4の例に係るプロフィール選択指標算出処理の一例を示すフローチャート。 第4の例に係る年齢と基本よそ行き度との関係の一例を示す図。 第4の例に係る年齢と年齢差異効果係数との関係の一例を示す図。 第4の例に係る年齢と趣味・嗜好係数との関係の一例を示す図。 第4の例に係る年齢と再会係数との関係の一例を示す図。 第2の実施形態に係るSNS制御処理の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係るデジタルカメラの構成例の概略を示すブロック図。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係るウェブサービスを提供するシステム全体の概略図を図1に示す。本実施形態に係るウェブサービス提供システム100は、例えばソーシャルネットワーキングサービス(SNS)といったサービスを提供する。すなわち、ウェブサービス提供システム100は、インターネット200を介して、ユーザAの端末210やユーザBの端末220やユーザCの端末230等、複数のユーザの端末と接続する。各端末210,220,230は、それぞれ制御部211,221,231や、入力部212,222,232や、表示部213,223,233を有する。
各ユーザは、各ユーザのページに自身のプロフィールや日記等の種々の記事や写真等のコンテンツを投稿して、これらコンテンツを公開する。ウェブサービス提供システム100は、あるユーザからの要求に応じて、そのユーザに他のユーザのプロフィールや記事などを送信する。例えばユーザAがユーザBのプロフィール等をウェブサービス提供システム100に要求したとき、ウェブサービス提供システム100は、ユーザAにユーザBのプロフィール等を送信する。ユーザBのようにプロフィール等を要求されるユーザを以下説明のため第1のユーザと称し、ユーザAのようにプロフィール等の送信を要求するユーザを第2のユーザと称することにする。
本実施形態に係るウェブサービス提供システム100には、ユーザデータベース(ユーザDB)160が設けられている。ユーザDB160には、例えばユーザAのプロフィール162A、ユーザBのプロフィール162B、ユーザCのプロフィール162Cといったように各ユーザのプロフィールが記憶されている。これら各ユーザのプロフィールを単にプロフィール162と称することにする。ユーザDB160には、プロフィールのみならず、図示しない各種記事や写真等のコンテンツがユーザ毎に記憶されている。
各ユーザのプロフィール162A,162B,162Cは、それぞれ第1のプロフィール164A,164B,164Cと、第2のプロフィール166A,166B,166Cとを含む。これら各ユーザの第1のプロフィールを単に第1のプロフィール164と称し、各ユーザの第2のプロフィールを単に第2のプロフィール166と称することにする。それぞれのプロフィールには各ユーザ自身の写真が含まれている。例えばユーザAの第1のプロフィール164Aに含まれる写真は、図2Aに示すような自身が写った写真である。また、例えばユーザAの第2のプロフィール166Aに含まれる写真は、図2Bに示すような自身が写った写真である。また、例えばユーザBの第1のプロフィール164Bに含まれる写真は、図3Aに示すような自身が写った写真である。また、例えばユーザBの第2のプロフィール166Bに含まれる写真は、図3Bに示すような自身が写った写真である。
これら図に示すように、第1のプロフィール164に含まれる写真は、くだけた雰囲気の写真である。また、第2のプロフィール166に含まれる写真は、固い雰囲気の写真である。第1のプロフィール164に含まれる写真は、他人に親しみやすい印象を与える。一方で、第1のプロフィール164に含まれる写真は、他人にふざけた印象や人を食った印象を与える。また、第2のプロフィール166に含まれる写真は、他人に信頼できる印象を与える。一方で、第2のプロフィール166に含まれる写真は、他人にお高く留まった印象や付き合いにくい印象を与える。これらのことから、第1のプロフィール164は、例えば友人や趣味が一緒の人等向けのプロフィールに適する。一方、第2のプロフィール166は、例えば年長者や、それほど親しくない人や、仕事上の付き合いのある人や、友人でも年齢が大きく異なる人や、気になる異性等向けのプロフィールに適する。写真のみならず、文章についても、第1のプロフィール164に含まれるものと第2のプロフィール166に含まれるものとで異なるものとなっていてよい。
本実施形態では、第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて、第2のユーザに提示される第1のユーザのプロフィールが第1のプロフィールと第2のプロフィールとのうちから選択される。
本実施形態に係るウェブサービス提供システム100は、システム全体の動作に係る演算を行う演算装置を含む制御部110と、インターネット200に接続して各種情報の送受信を行う送受信部120とを備える。また、ウェブサービス提供システム100は、前述のユーザDB160を記憶する記憶装置を含む記憶部150を備える。記憶部150には、図示されていないが、ウェブサービス提供システム100の動作に必要な各種情報も記録されている。
制御部110は、ユーザ特定部130と、選択部140とを含む。ユーザ特定部130は、ウェブサービス提供システム100にアクセスしたユーザの情報に基づいて、第2のユーザを特定し、また当該第2のユーザがコンテンツ取得を希望する第1のユーザを特定する。選択部140は、第1のユーザと第2のユーザとの関係に基づいて、ユーザDB160に含まれる第1のユーザのプロフィール等のコンテンツのうち適切なコンテンツを選択する。選択部140は、適切なコンテンツを選択する際に用いられる選択指標を算出する選択指標算出部145を含む。送受信部120は、選択部140が選択した第1のユーザのプロフィール等のコンテンツを第2のユーザに送信する。
本実施形態におけるウェブサービス提供システム100におけるプロフィール提示処理を図4に示すフローチャートを参照して説明する。プロフィール提示処理は、あるユーザが他のユーザのプロフィールを見ることを希望したときに行われる処理であり、例えばあるユーザが他のユーザのページにアクセスしたときに行われる処理である。前述のとおり、プロフィールの送信が求められているユーザを第1のユーザとし、第1のユーザのプロフィールを要求しているユーザを第2のユーザとして説明する。本実施形態のプロフィール提示処理では、第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて、第1のユーザについて登録されている第1のプロフィールと第2のプロフィールとのうち適当な方が第2のユーザに提示される。
ステップS101において、制御部110は、あるユーザから他のユーザのプロフィールの提示の要求を受け付ける。要求が受信されたとき、制御部110は、プロフィールが求められているユーザを第1のユーザとして特定し、プロフィール送信を要求しているユーザを第2のユーザとして特定する。
ステップS102において、制御部110は、ステップS101において提示要求を受信したか否かを判定する。提示要求を受信していないと判定されたとき、処理はステップS101に戻る。すなわち、制御部110は、提示要求を受信するまで、提示要求を待つ。一方、ステップS102において提示要求を受信したと判定されたとき、処理はステップS103に進む。
ステップS103において、制御部110は、プロフィール選択指標算出処理を行う。プロフィール選択指標算出処理では、プロフィールの選択に用いられる選択指標を算出する。選択指標は、第1のユーザと第2のユーザとの関係に基づいて決定される。図2Aや図3Aに示したようなくだけた雰囲気の写真を含む気を許した友人等向けの第1のプロフィール164を送信すべきとき、選択指標は「1」となるように決定される。一方、例えば図2Bや図3Bに示したような固い雰囲気の写真を含む年長者等向けの第2のプロフィール166を送信すべきとき、選択指標は「0」となるように決定される。すなわち、例えば、第1のユーザと第2のユーザとが仲の良い友人であるとき、選択指標は「1」となる。一方、第1のユーザと第2のユーザとが互いにほとんど面識がないときや、仕事上の固い付き合いのみがあるとき、選択指標は「0」となる。
ステップS104において、制御部110は、選択指標が1であるか否かを判定する。選択指標が1であると判定されたとき、処理はステップS105に進む。ステップS105において、制御部110は、ユーザDB160から、例えば第1のユーザの第1のプロフィール164を読み出す。その後、処理はステップS107に進む。一方、ステップS104の判定において選択指標が1でないと判定されたとき、処理はステップS106に進む。ステップS106において、制御部110は、ユーザDB160から、例えば第1のユーザの第2のプロフィール166を読み出す。その後、処理はステップS107に進む。
ステップS107において、制御部110は、ステップS105又はステップS106において読み込んだ第1のユーザのプロフィールを、第2のユーザ宛に送信する。その後、プロフィール提示処理は終了する。第1のユーザの第1のプロフィールを受信した第2のユーザの端末には、第1のユーザの第1のプロフィールが表示される。また、第1のユーザの第2のプロフィールを受信した第2のユーザの端末には、第1のユーザの第2のプロフィールが表示される。
次に、プロフィール選択指標算出処理のいくつかの例を示す。
[第1の例]
プロフィール選択指標算出処理の第1の例について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。第1の例では、第1のユーザと第2のユーザとの性別及びキーワードに基づいて選択指標が決定される。
ステップS201において、制御部110は、第1のユーザ及び第2のユーザの性別及びキーワードを取得する。ここでキーワードとは、第1のユーザ及び第2のユーザが公開しているプロフィールや記事等に含まれる特徴的な単語等である。
例えば、第1のユーザに係るキーワードとして、図6Aに示すようなキーワードが抽出され、第2のユーザに係るキーワードとして、図6Bに示すようなキーワードが抽出される。この例では、出身地:長野県、趣味:テニス、過去の投稿キーワード:ネコ、位置情報:世田谷・長野、出身校:都立H高校などのキーワードが一致している。
ステップS202において、制御部110は、第1のユーザと第2のユーザとが同性であるか否かを判定する。同性であると判定されたとき、処理はステップS205に進む。一方、同性でないと判定されたとき、処理はステップS203に進む。ステップS203において、制御部110は、第1のユーザのキーワードと第2のユーザのキーワードとを比較して、一致するキーワードがあるか否かを判定する。一致するキーワードがないと判定されたとき、処理はステップS206に進む。一方、一致するキーワードがあると判定されたとき、処理はステップS204に進む。ステップS204において、制御部110は、一致するキーワードの数が所定の数以上であるか否かを判定する。所定の数以上であると判定されたとき、処理はステップS206に進む。一方、所定の数以上でないと判定されたとき、処理はステップS205に進む。
ステップS205において、制御部110は、選択指標を「1」に設定する。一方、ステップS206において、制御部110は、選択指標を「0」に設定する。ステップS205又はステップS206の処理の後、処理はプロフィール提示処理に戻る。
この例では、第1のユーザと第2のユーザとが同性であるときは、第1のユーザと第2のユーザとは友人であるとみなされ、制御部110は、第2のユーザに第1のユーザの第1のプロフィールを送信する。また、第1のユーザと第2のユーザとが異性であり、両者のキーワードがある程度一致するとき、第1のユーザと第2のユーザとは友人であるとみなされ、制御部110は、第2のユーザに第1のユーザの第1のプロフィールを送信する。
一方、第1のユーザと第2のユーザとが異性であり、両者のキーワードが一致しないとき、第1のユーザと第2のユーザとは親しくないとみなされ、制御部110は、第2のユーザに第1のユーザの第2のプロフィールを送信する。また、第1のユーザと第2のユーザとが異性であり、両者のキーワードが非常に一致するとき、第2のユーザにとって第1のユーザは気になる異性である可能性等が考慮され、制御部110は、第2のユーザに第1のユーザの第2のプロフィールを送信する。
以上のように動作することで、第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて、第2のユーザに送られる第1のユーザの情報は適切に選択される。その結果、第2のユーザの端末には、第1のユーザの適切なプロフィールが表示される。
ここに示した第1の例では、性別とキーワードによって選択指標が決定されているが、性別のみ又はキーワードのみによって選択指標が決定されてもよい。また、選択指標の決定には、性別やキーワードとは別に登録されている例えば年齢や出身校といった他の要素が用いられても、それらの組み合わせが用いられてもよい。
出身校と学年が同一である場合、元同級生であることが考えられる。元同級生であると考えられる場合、第2のユーザが第1のユーザのコンテンツの提示要求を行う頻度等が考慮されてもよい。提示要求を行う頻度は、アクセス履歴によって取得され得る。第2のユーザが第1のユーザのコンテンツの提示要求を頻繁に行っている場合、第1のユーザと第2のユーザとは親しい友人同士であると考えられる。このような場合、他の条件によらずに第1のプロフィールが提示されるようにウェブサービス提供システム100が構成されてもよい。一方、第2のユーザが第1のユーザのコンテンツの提示要求を初めて行う場合や久しぶりに行う場合、第1のユーザと第2のユーザとはそれほど親しくない同級生同士であると考えられる。このような場合、第2のプロフィールが提示されるようにウェブサービス提供システム100が構成されてもよい。
[第2の例]
プロフィール選択指標算出処理の第2の例について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。第2の例では、キーワードの出現頻度の一致度に基づいて選択指標が決定される。
ステップS301において、制御部110は、第1のユーザ及び第2のユーザのキーワードを取得する。ステップS302において、制御部110は、第1のユーザのキーワードと第2のユーザのキーワードとの一致度を算出する。
ここでキーワードの出現頻度の一致度について、図8A及び図8Bを参照して説明する。図8A及び図8Bにおいて、横軸に第1のユーザ及び第2のユーザの記事等に現れる代表的なキーワードを示し、縦軸にそのキーワードの出現頻度を示す。実線は第1のユーザの例を示し、破線は第2のユーザの例を示す。
制御部110は、図8A及び図8Bに模式的に示すように、第1のユーザの記事等に出現するキーワードとそのキーワードが出現する頻度との関係を、複数のキーワードについて取得する。同様に、制御部110は、第2のユーザの記事に出現するキーワードとそのキーワードが出現する頻度との関係を、複数のキーワードについて取得する。続いて、制御部110は、これらキーワードとキーワードの出現頻度との関係の類似度を一致度として算出する。例えば図8Aに示す場合には、キーワードとその出現頻度とが第1のユーザと第2のユーザとで類似しているので、一致度は高くなる。一方、図8Bに示す例では、一致度は低くなる。この一致度が高いほど、第1のユーザと第2のユーザとは親しいと考えられる。
ステップS303において、制御部110は、第1のユーザのキーワードと第2のユーザのキーワードとの一致度が所定の値より大きいか否かを判定する。一致度が所定の値より大きいと判定されたとき、処理はステップS304に進む。一方、一致度が所定の値より大きくないと判定されたとき、処理はステップS305に進む。
ステップS304において、制御部110は、選択指標を「1」に設定する。ステップS305において、制御部110は、選択指標を「0」に設定する。ステップS304又はステップS305の処理の後、処理はプロフィール提示処理に戻る。
この例では、キーワードの一致度が高いほど第1のユーザと第2のユーザとは親しいと考えられ、キーワードの一致度が高いとき、第1のプロフィールが提示される。この例によっても、第1のユーザと第2のユーザとの関係によって、第2のユーザに提示される第1のユーザのプロフィールの情報は適切に選択される。
ここでは、キーワードを例に挙げて説明を行ったが、各ユーザについて登録されている年齢、性別、趣味、嗜好、出身地、出身校等、各種情報が用いられてもよい。
[第3の例]
プロフィール選択指標算出処理の第3の例について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。第3の例では、第1のユーザ及び第2のユーザの年齢及び性別の組み合わせと所定のテーブルとに基づいて、選択指標が決定される。
ステップS401において、制御部110は、第1のユーザ及び第2のユーザの性別及び年齢を取得する。ステップS402において、制御部110は、記憶部160に記憶されているテーブルに基づいて、選択指標を決定する。ここで、テーブルは、例えば図10に示すようなものである。
図10に示す例では、第1のユーザが若い女性である場合、第2のユーザが同世代の女性、同世代の男性、又は異なる世代の女性であれば、選択指標は1であると決定される。その結果、第2のユーザには第1のユーザの第1のプロフィールが提示される。一方、第1のユーザが若い女性であり、第2のユーザが異なる世代の男性であれば、選択指標は0であると決定される。その結果、第2のユーザに第1のユーザの第2のプロフィールが提示される。
また、第1のユーザが年配の女性である場合、第2のユーザの性別や年齢に関わらず選択指標は1であると決定される。また、第1のユーザが若い男性である場合、第2のユーザが同世代の男性、同世代の女性、又は異なる世代の女性であれば、選択指標は1であると決定される。一方、第1のユーザが若い男性であり、第2のユーザが異なる世代の男性であれば、選択指標は0であると決定される。また、第1のユーザが年配の男性である場合、第2のユーザの性別や年齢に関わらず選択指標は0であると決定される。
この例によっても、第1のユーザと第2のユーザとの関係によって、第2のユーザに提示される第1のユーザのプロフィールの情報は適切に選択される。
ここで説明した例では、年齢と性別との組み合わせに基づいてテーブルを参照して選択指標が決定されている。しかしながらこれに限らず、年齢と性別以外のパラメータが用いられてもよいことはもちろんである。
[第4の例]
プロフィール選択指標算出処理の第4の例について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。第4の例では、第1のユーザと第2のユーザとの注目する関係に応じて種々の係数が用意されている。この例では、第1のユーザと第2のユーザとの年齢に基づいて決定されたこれら係数の積に応じて選択指標が決定される。
ステップS501において、制御部110は、第1のユーザ及び第2のユーザの年齢、性別、趣味や嗜好の情報を取得する。ステップS502において、制御部110は、基本よそ行き度Dyを算出する。ここで、基本よそ行き度Dyは、例えば図12Aに示すように、男性及び女性のそれぞれについて年齢に応じた所定の値が与えられている。基本よそ行き度Dyの値が大きい程、威厳があったり、強い自意識に基づく気取りがあったりする。一方、基本よそ行き度Dyが低い程、親しみやすさがあったり、包容力があったりする。
図12Aに示す例では、例えば男性では、年齢が増すとともに威厳が増す傾向があるため、年齢が増すとともに基本よそ行き度Dyが高くなるように設定されている。一方、女性では、若い女性では親しみやすさから基本よそ行き度Dyが低く設定されおり、年齢が増すとともに自意識に基づく気取りによって徐々に基本よそ行き度Dyが高くなるように設定されている。さらに年配の女性では包容力が増してくるため基本よそ行き度Dyは年齢とともに減少するように設定されている。制御部110は、第1のユーザの年齢及び性別と図12Aに示すような関係に基づいて、基本よそ行き度Dyを取得する。
ステップS503において、制御部110は、年齢差異性効果係数Ksを算出する。年齢差異性効果係数Ksは、第1のユーザと第2のユーザとが異性であり、かつ、第1のユーザと第2のユーザとの年齢差が所定の値以上であるときに、例えば図12Bに示すように、男性及び女性のそれぞれについて年齢に応じた所定の値が与えられている。なお、第1のユーザと第2のユーザとが同性であるとき又は年齢差がないときは、年齢差異性効果係数Ksは「1」となる。
図12Bに示す例では、女性の場合、年齢の増加とともに年齢差がある異性に対して気取りが減少して包容力が増加する傾向があることを反映して、年齢の増加とともに年齢差異性効果係数Ksは徐々に減少する傾向を有するように設定されている。男性の場合、若いころは年齢差がある異性に対して親しみやすさがあるが、年齢の増加とともに気取りが出てきて、その後は包容力が増してくる傾向があることを反映した年齢差異性効果係数Ksが設定されている。
ステップS504において、制御部110は、趣味嗜好係数Khを算出する。趣味嗜好係数Khは、第1のユーザと第2のユーザとが同一又は類似の趣味や嗜好を有しているときに、例えば図12Cに示すように、男性及び女性のそれぞれについて年齢に応じた所定の値が与えられている。なお、第1のユーザと第2のユーザとの趣味や嗜好が類似していないときは、趣味嗜好係数Khは「1」となる。
図12Cに示す例では、男性の方が女性よりもこだわりが強くて同じ趣味が少ないので、趣味が同じ人に対して強い親しみを抱く傾向があるために、全年齢を通して男性の方が女性よりも趣味嗜好係数Khが小さくなっている。
ステップS505において、制御部110は、基本よそ行き度Dyと年齢差異性効果係数Ksと趣味嗜好係数Khとを掛け合わせて、よそ行き度Dを算出する。すなわち、次式(1)により、よそ行き度Dが得られる。
D=Dy×Ks×Kh (1)
ステップS506において、制御部110は、よそ行き度Dが所定の閾値未満であるか否かを判定する。よそ行き度Dが所定の閾値未満であるとき、処理はステップS507に進む。一方、よそ行き度Dが所定の閾値以上であるとき、処理はステップS508に進む。ステップS507において、制御部110は、選択指標を「1」に設定する。その後、処理はプロフィール提示処理に戻る。ステップS508において、制御部110は、選択指標を「0」に設定する。その後、処理はプロフィール提示処理に戻る。
例えば、ステップS506で用いる所定の閾値を2とした場合を考える。例えば、第1のユーザが女性であり、第2のユーザが男性であり、ともに若い学生であり、趣味が異なる場合、
D=Dy×Ks×Kh=1×0.5×1=0.5 (2)
となり、選択指標は1となる。その結果、第1のプロフィールが第2のユーザに提示される。
また、例えば、第1のユーザが若い女性であり、第2のユーザが年齢差がある男性であり、趣味が異なる場合、
D=Dy×Ks×Kh=1×2×1=2 (3)
となり、選択指標は0となる。その結果、第2のプロフィールが第2のユーザに提示される。
また、例えば、第1のユーザが年配の男性であり、第2のユーザが若い女性であり、趣味が同一である場合、
D=Dy×Ks×Kh=10×1.5×0.1=1.5 (4)
となり、選択指標は1となる。その結果、第1のプロフィールが第2のユーザに提示される。
この例によっても、第1のユーザと第2のユーザとの関係によって、第2のユーザに提示される第1のユーザのプロフィールの情報は適切選択される。
基本よそ行き度Dyに乗じられるのは、年齢差異性効果係数Ksや、趣味嗜好係数Khに限らず、例えばさらに図12Dに示すような再会係数Krが乗じられてもよい。すなわち、次式(5)により、よそ行き度Dが得られてもよい。
D=Dy×Ks×Kh×Kr (5)
ここで、再会係数Krは、第1のユーザと第2のユーザとがしばらく連絡をとっていない場合や、第2のユーザが第1のユーザのページにしばらくアクセスしていない場合に用いられる係数である。再会係数Krは、例えば昔とは違うという自意識を反映し、例えば図12Dに示すように年齢とともにおおよそ減少する。すなわち、年配の人では、昔と変わらないということを強調したいことや、若々しさを強調したいことのために、係数が低く設定されている。
このように、よそ行き度Dには種々の係数が反映され得る。また、上記の各係数の設定はもちろん一例であり、適宜に調整され得る。各係数が適切に設定されることで、よそ行き度Dは、第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて第1のプロフィールと第2のプロフィールとのうち適切な方が選択され得るような値になる。
上述の各例は一例であり、選択指標の決定には各種の要素が考慮され、種々の方法を用いて選択指標が決定される。選択指標の決定には、第1のユーザと第2のユーザとの関係が考慮される。
上述のいずれの例によっても、第1のユーザと第2のユーザとの関係に基づいて、第1のプロフィールと第2のプロフィールとが選択されて提示される。その結果、第1のユーザと第2のユーザとの人間関係に応じた適切な写真やプロフィールが第2のユーザに提示される。これにより、第1のユーザは、第2のユーザに応じた情報を適切に伝達することができ、第1のユーザと第2のユーザとの人間関係が円満に育まれる。例えばしばしば連絡を取っている同窓生には親しみを伝えることができるし、久しぶりに連絡をとる同窓生には誠実さを伝えることができる。
上述のいずれの例でも、第1のユーザについてのプロフィールは、第1のプロフィールと第2のプロフィールとの2種類である例を示したが、3種類以上のプロフィールが用いられてもよいことはもちろんである。ここではプロフィールの提示を例に挙げて説明したが、プロフィールに限らず第1のユーザが掲載した種々の記事や写真等のコンテンツが、第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて適切に選択されて第2のユーザに提示されるように構成されてもよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態の第4の例に示したよそ行き度Dを用いた制御部110における処理の別の例を図13に示すフローチャートを参照して説明する。あるユーザが当該サービスにログインした場合の処理について説明する。ここで当該サービスへの入会手続き等の説明は省略する。当該サービスでは、ログインしたユーザごとに特定のユーザが「友人」として指定されている。ログインしたユーザのページには、「友人」に指定されているユーザのプロフィールが表示される。すなわち、この場合、ログインしたユーザは第2のユーザに相当し、「友人」は第1のユーザに相当する。また、ログインしたユーザは、検索等によって指定した他のユーザのプロフィールや記事を読むことができる。この場合、検索等を行っているユーザは第2のユーザに相当し、指定されてプロフィールや記事を読まれるユーザは第1のユーザに相当する。
ステップS601において、制御部110は、第2のユーザのログイン処理を行い、第2のユーザの「友人」に指定されている人を第1のユーザとして特定する。ステップS602において、制御部110は、「友人」に指定されている一人以上の第1のユーザのうち、各第1のユーザについて、上記式(1)に基づいて、よそ行き度Dを算出する。ここで、よそ行き度Dは、第1のユーザと第2のユーザとの年齢、性別、趣味等に基づいて、種々の係数を決定することで算出される。
ステップS603において、制御部110は、よそ行き度Dに基づいて、各「友人」について、各「友人」の選択された第1のプロフィール又は第2のプロフィールに係る情報を第2のユーザに送信する。その結果、ログインした第2のユーザの端末には、各友人の第1のプロフィール又は第2プロフィールが表示される。
ステップS604において、制御部110は、第2のユーザが「友人」の記事を選択したか否かを判定する。選択したと判定されたとき、処理はステップS605に進む。ステップS605において、制御部110は、第2のユーザに第2のユーザが指定した記事を送信する。その結果、第2のユーザの端末には、第2のユーザが指定した記事が表示される。その後、処理はステップS604に戻る。
ステップS604において記事を選択していないと判定されたとき、処理はステップS611に進む。ステップS611において、制御部110は、第2のユーザは、名前や住所等による他のユーザの検索を要求しているか否かを判定する。名前等による検索を要求しているとき、処理はステップS612に進む。
ステップS612において、制御部110は、名前や住所等、第2のユーザの要求に応じて、ユーザの検索を行う。検索によって発見されたユーザを第1のユーザとして、この第1のユーザについてよそ行き度Dを算出して以下の処理を行う。すなわち、ステップS613において、制御部110は、第1のユーザと第2のユーザとの出身地や年齢が同じ場合、同級生等である可能性が高いので、第1のユーザと第2のユーザとに係る再会係数Krを決定する。ステップS614において、制御部110は、ステップS613で決定した再会係数Krも考慮して、よそ行き度Dを算出する。ステップS615において、制御部110は、検索によって発見された第1のユーザについて、ステップS614で算出されたよそ行き度Dに基づいて、第1のプロフィールと第2のプロフィールとのうち適切な方を第2のユーザに送信する。その結果、第2のユーザの端末には、検索によって発見された第1のユーザの選択されたプロフィールが表示される。
なお、ここでは、第1のユーザと第2のユーザとの出身地や年齢が同じである場合に再会係数Krを考慮する例を示したが、よそ行き度Dの算出に再会係数Krを用いる代わりに、よそ行き度Dに基づいて第1のプロフィールと第2のプロフィールとを選択する際に用いる閾値を下げるようにしてもよい。ステップS615の処理の後、処理はステップS604に戻る。
ステップS611の判定において、名前等による他のユーザの検索を行っていないと判定されたとき、処理はステップS621に進む。ステップS621において、制御部110は、第2のユーザが他のユーザの記事を検索したか否かを判定する。記事が検索されたと判定されたとき、処理はステップS622に進む。
ステップS622において、制御部110は、第2のユーザの検索要求に応じて他のユーザの検索を行う。この検索によって発見されたユーザを第1のユーザとする。ステップS623において、制御部110は、第1のユーザと第2のユーザとの関係に基づいて、よそ行き度Dを算出する。ステップS624において、制御部110は、検索によって発見された第1のユーザについて、ステップS623で算出されたよそ行き度Dに基づいて、第1のプロフィールと第2のプロフィールとのうち適切な方を第2のユーザに送信する。その結果、第2のユーザの端末には、検索によって発見された第1のユーザの選択されたプロフィールが表示される。ステップS624の後、処理はステップS604に戻る。
ここで、ステップS624で第1のプロフィールと第2のプロフィールとを選択する際に用いる閾値は、他の場合よりも高いものに設定されるものとしてもよい。これは、記事による検索が行われる場合、例えば同じ趣味など、第1のプロフィールが選択されてもよい場合が多くなるからである。なお、検索の内容によっては、この閾値が他の場合よりも低いものに設定されてもよい。
ステップS621の判定において、記事による他のユーザの検索を行っていないと判定されたとき、処理はステップS631に進む。ステップS631において、制御部110は、第2のユーザがプロフィールや記事等のコンテンツを掲載することを要求しているか否かを判定する。コンテンツ掲載を要求していると判定されたとき、処理はステップS632に進む。ステップS632において、制御部110は、第2のユーザの要求に応じて、関連付け項目に従って、第2のユーザのページにコンテンツを掲載する処理を行う。その後処理はステップS633に進む。
ステップ631の判定において、コンテンツの掲載の要求がなされていないと判定されたとき、処理はステップS633に進む。ステップS633において、制御部110は、第2のユーザが他のユーザについて友人関係化を要求しているか否かを判定する。友人関係化を要求していると判定されたとき、処理はステップS634に進む。ステップS634において、制御部110は、当該他のユーザと第2のユーザとの同意関係に従って友人関係化を設定する。その後、処理はステップS635に進む。
ステップS633において友人関係化を要求していないと判定されたとき、処理はステップS635に進む。ステップS635において、制御部110は、ログアウトを要求しているか否かを判定する。ログアウトを要求しいていないと判定されたとき、処理はステップS604に戻る。一方、ログアウトを要求していると判定されたとき、ログアウト処理を行い処理を終了する。
本実施形態のように、「友人」関係にある第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて第1のユーザ毎に第1のプロフィールと第2のプロフィールとが適切に選択される。また、第2のユーザが第1のユーザを検索したり、第1のユーザの記事を検索したりしたときにも、その検索結果に応じて、第1のプロフィールが提示されるか第2のプロフィールが提示されるかがより適切に選択され得る。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態や第2の実施形態に係るウェブサービス提供システムに写真を投稿する際に用いるデジタルカメラに係るものである。本実施形態に係るデジタルカメラ300の構成例の概略を図14に示す。
図14に示すように、デジタルカメラ300は、信号処理制御部310と、撮像部320と、操作部330と、記録部340と、通信部370とを備える。また、デジタルカメラ300は、録音部362と、時刻取得部364と、位置取得部366とを備える。また、デジタルカメラ300は、表示部382と、タッチパネル384とを備える。
信号処理制御部310は、デジタルカメラ300の各部の制御や各種信号処理を行う。撮像部320は、レンズ322と、撮像素子324とを含む。撮像部320は、被写体像に基づく画像信号を生成する。操作部330は、レリーズボタン、操作ボタン、操作ダイヤル等を含み、ユーザによる各種入力を受け付けて信号処理制御部310に操作信号を伝達する。通信部370は、インターネットに接続し、インターネット上のサーバに各種情報を送信したり、サーバから各種情報を受信したりする。表示部382は、例えば液晶表示素子を含み、信号処理制御部310の制御下で、各種表示を行う。タッチパネル384は、表示部382に対応して設けられており、ユーザのタッチによる入力を受け付ける。
録音部362は、マイクを含み音声を取得して音声信号を信号処理制御部310に伝達する。時刻取得部364は、時計を含み、時刻情報を信号処理制御部310に伝達する。位置取得部366は、例えばGPSによってデジタルカメラ300の現在位置を取得し、取得した位置を信号処理制御部310に伝達する。
記録部340は、撮像部320による撮像で得られた画像や、録音部362によって録音された音声、時刻取得部364で取得された時刻、位置取得部366で取得された現在位置、操作部330やタッチパネル384によって入力された各種情報や画像に付された文章等を記録する。また、記録部340は、通信部370が接続する接続先に係るデータベースである接続先DB342を含む。また、記録部340は、デジタルカメラ300のユーザのプロフィールを記録するプロフィール記録部344を含む。
信号処理制御部310は、画像処理部311と、画像判定部312と、コンテンツ分類部313と、接続制御部314とを有する。画像処理部311は、一般的な画像処理を行う。画像判定部312は、例えば顔検出部を含み、得られた画像について、第1のプロフィールに用いられるくだけた雰囲気の写真であるか第2のプロフィールに用いられる固い雰囲気の写真であるかを判定する。コンテンツ分類部313は、画像判定部312の判定結果や、ユーザからの入力に基づいて、得られた画像が第1のプロフィールに用いられる画像であるか第2のプロフィールに用いられる画像であるかを決定し、その結果を当該画像と結び付けて記録部340に記録する。接続制御部314は、接続先DB342に含まれる情報と通信部370とを用いて、デジタルカメラ300とインターネットとの接続を制御する。
デジタルカメラ300による動作について説明する。第1の実施形態に係るウェブサービスに掲載するプロフィール写真を撮影する場合を考える。ユーザがプロフィール写真撮影モードにおいてユーザ自身を撮影したとき、撮像素子324は被写体に係る信号を生成し、画像処理部311は、その信号を処理して画像を作成する。画像判定部312は、得られた画像を判定して、当該画像が第1のプロフィールに用いられる写真であるか第2のプロフィールに用いられる写真であるかを判定する。信号処理制御部310は、判定結果を表示部382に表示させる。
ユーザは、判定結果が適当であれば、この判定結果を採用して、ウェブサービスに掲載する指示を行う。その結果、コンテンツ分類部313は、取得したユーザの画像とプロフィールの選択結果とを関連付けて記録部に記録する。さらに、接続制御部314は、通信部370を制御してウェブサービスに接続し、プロフィールの選択結果と関連付けられたユーザの画像をウェブサービスに掲載するように情報を送信する。その結果、送信された画像は、ウェブサービスに第1又は第2のプロフィールである旨と関連付けられて記録される。
また、デジタルカメラ300は、プロフィール写真と同様に、自身が写った写真以外の写真を投稿することもできるし、ユーザが作成した記事を投稿することもできる。さらに、自身が写った写真以外の写真についても、第1のユーザと第2のユーザとの関係に応じて第2のユーザに提示されるか否かを区別するための情報を関連付けるようにしてもよい。
本実施形態によれば、ユーザは、デジタルカメラ300を用いることで、第1のプロフィールと第2のプロフィールとを使い分けるウェブサービスを容易に利用することができる。
なお、ここで説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御に関しては、プログラムで設定可能であることが多い。このプログラムは、記録媒体や記録部に収められる場合もある。この記録媒体、記録部への記録の仕方は、製品出荷時に記録されてもよく、配布された記録媒体が利用されて記録されてもよく、インターネットを介したダウンロードが利用されて記録されてもよい。
100…ウェブサービス提供システム、110…制御部、120…送受信部、130…ユーザ特定部、140…選択部、145…選択指標算出部、150…記憶部、160…ユーザデータベース、162…プロフィール、164…第1のプロフィール、166…第2のプロフィール、200…インターネット、210,220,230…端末、300…デジタルカメラ、310…信号処理制御部、311…画像処理部、312…画像判定部、313…コンテンツ分類部、314…接続制御部、320…撮像部、322…レンズ、324…撮像素子、330…操作部、340…記録部、342…接続先DB、344…プロフィール記録部、362…録音部、364…時刻取得部、366…位置取得部、370…通信部、382…表示部、384…タッチパネル。

Claims (7)

  1. 複数の第1のユーザの各々について、前記第1のユーザの所定の項目について内容が異なる複数のコンテンツと、前記第1のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第1の情報を記憶する記憶部と、
    前記第1のユーザの検索と前記第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求する第2のユーザを特定するユーザ特定部と、
    前記第2のユーザが指定した所定の条件を満たす前記第1のユーザを前記複数の第1のユーザの中から検索して発見する検索部と、
    前記第2のユーザが前記発見された第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求しているとき、前記第1の情報に対応する前記第2のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第2の情報と前記第1の情報とに基づいて決定されるよそ行き度であって、前記出身地及び前記年齢が同じ場合に変化するよそ行き度を算出し、前記よそ行き度に応じて、前記所定の項目について前記複数のコンテンツのうちから1つ以上のコンテンツを選択する選択部と、
    前記選択部が選択した前記コンテンツを前記第2のユーザ宛に送信する送信部と
    を具備するウェブサービス提供システム。
  2. 前記項目は、前記第1のユーザのプロフィールであり、
    前記記憶部は、前記複数のコンテンツとして複数のプロフィールを記憶しており、
    前記選択部は、前記コンテンツとして前記複数のプロフィールのうちから1つ以上のプロフィールを選択する、
    請求項1に記載のウェブサービス提供システム。
  3. 前記複数のプロフィールは、前記第1のユーザが撮影された、くだけた雰囲気の写真と固い雰囲気の写真を含み、
    前記選択部は、前記出身地及び前記年齢が同じ場合には前記よそ行き度を低下させ、
    前記選択部は、前記よそ行き度が所定の閾値よりも小さいとき、前記コンテンツとして前記くだけた雰囲気の写真を選択し、前記よそ行き度が所定の閾値以上であるとき、前記コンテンツとして固い雰囲気の写真を選択する、
    請求項2に記載のウェブサービス提供システム。
  4. 前記選択部は、前記第1の情報と前記第2の情報との一致度に基づいて選択を行う、請求項1乃至3のうち何れか1に記載のウェブサービス提供システム。
  5. 前記よそ行き度は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの親しさを表す指標を含む、請求項1乃至のうち何れか1項に記載のウェブサービス提供システム。
  6. 複数の第1のユーザの中から特定の第1のユーザを発見する検索と前記第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求する第2のユーザを特定することと、
    前記第2のユーザが指定した所定の条件を満たす前記第1のユーザを前記複数の第1のユーザの中から検索して発見することと、
    前記第2のユーザが前記発見された第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求しているとき、記憶されている前記第1のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第1の情報と、前記第1の情報に対応する前記第2のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第2の情報とに基づいて決定されるよそ行き度であって、前記出身地及び前記年齢が同じ場合に変化するよそ行き度を算出し、前記よそ行き度に応じて、前記第1のユーザの所定の項目について記憶されている内容が異なる複数のコンテンツのうちから1つ以上のコンテンツを選択することと、
    選択された前記コンテンツを読み出すことと、
    読み出された前記コンテンツを前記第2のユーザ宛に送信することと
    を含むウェブサービス提供方法。
  7. 複数の第1のユーザの中から特定の第1のユーザを発見する検索と前記第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求する第2のユーザを特定することと、
    前記第2のユーザが指定した所定の条件を満たす前記第1のユーザを前記複数の第1のユーザの中から検索して発見することと、
    前記第2のユーザが前記発見された第1のユーザについてのコンテンツの提示を要求しているとき、記憶されている前記第1のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第1の情報と、前記第1の情報に対応する前記第2のユーザの出身地及び年齢と、名前、住所、性別、趣味、嗜好、出身校及び公開している文章に含まれるキーワードのうち少なくとも1つとを含む第2の情報とに基づいて決定されるよそ行き度であって、前記出身地及び前記年齢が同じ場合に変化するよそ行き度を算出し、前記よそ行き度に応じて、前記第1のユーザの所定の項目について記憶されている内容が異なる複数のコンテンツのうちから1つ以上のコンテンツを選択することと、
    選択された前記コンテンツを読み出すことと、
    読み出された前記コンテンツを前記第2のユーザ宛に送信することと
    をコンピュータに実行させるウェブサービス提供のためのプログラム。
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