JP6296136B2 - アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータに関する。
シリンジ内の液体を所定流量で吐出させるための装置として、回転直動変換機構(ボールねじ)を用いたアクチュエータが従来から知られている。例えば、特許文献1には、シリンジ内の液体を所定流量で吐出させるためのシリンジ駆動ユニットが記載されている。特許文献1のシリンジ駆動ユニットは、案内レールと、案内レールと平行に設けられると共にモータによって回転するねじ軸と、且つねじ軸の回転に応じて案内レールに沿って移動するスライダと、を備えている。スライダの移動に応じてシリンジ内の液体が所定流量で吐出される。
特開2010−229926号公報
液体の吐出流量の精度を向上させるためには、ボールねじの回転量に対するスライダの移動量にばらつきがないことが求められる。このためには、ボールねじが案内レールと完全に平行であることが望ましい。しかしながら、各部材の取り付け誤差等に起因して、少なからずボールねじが案内レールと平行ではなくなる可能性がある。このため、ボールねじの回転量に対するスライダの移動量がばらつく可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、回転直動変換機構の回転量に対するスライダの移動量のばらつきを抑制できるアクチュエータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るアクチュエータは、フレームと、前記フレームに取り付けられた案内レールと、前記案内レールに案内されるスライダと、前記案内レールに対して前記フレームを挟んだ反対側に配置され、前記フレームに支持されたねじ軸及び前記ねじ軸に取り付けられたナットを有する回転直動変換機構と、前記スライダと前記ナットとを接続する接続部材と、を備える。
回転直動変換機構がフレームを挟んで案内レールとは反対側に配置されることにより、回転直動変換機構及び案内レールがフレームに対して同じ方向に配置される場合に比較して、回転直動変換機構から案内レールまでの距離が大きくなる。これにより、スライダとナットとを接続する接続部材が長くなるので、接続部材が変形しやすくなる。接続部材が変形することで、仮に案内レールに対するねじ軸のなす角度を変化させる力が回転直動変換機構に作用したとしても、ねじ軸が案内レールと平行である状態が保たれやすい。すなわち、接続部材が緩衝部材として案内レールに対するねじ軸の方向のずれを抑制する。したがって、本発明に係るアクチュエータは、回転直動変換機構の回転量に対するスライダの移動量のばらつきを抑制できる。
本発明の望ましい態様として、前記接続部材は、前記フレームに対して隙間を空けて配置されていることが好ましい。これにより、接続部材が変形する際に、フレームが接続部材に干渉しにくい。このため、接続部材が容易に変形することができる。
本発明の望ましい態様として、前記ねじ軸の軸方向から見て、前記接続部材は、前記案内レール及び前記ねじ軸を通る直線を軸とした線対称形状であることが好ましい。これにより、作用する力の方向に応じた接続部材の変形しやすさのばらつきが生じにくくなる。このため、案内レールに対するねじ軸の方向のずれが抑制されやすい。
本発明の望ましい態様として、前記接続部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿った環状の部材であることが好ましい。これにより、接続部材において、ねじ軸の軸廻りのねじり剛性が、ねじ軸に対して直交する軸廻りのねじり剛性よりも小さくなりやすい。このため、接続部材において、案内レールに対するねじ軸の方向のずれを抑制する方向に変形は生じやすく、且つ傾斜(ピッチング)が生じにくい。
本発明の望ましい態様として、前記接続部材は、ナットブラケットを介して前記ナットに接続されており、前記ナットブラケットは、前記ねじ軸に対して直交する板状のナット支持部を備えることが好ましい。これにより、ナットブラケットは、ナットから伝わるねじ軸の軸方向の力を、ねじ軸に対して直交する板状のナット支持部で受ける。このため、ナットブラケットから接続部材に伝えられる力の方向が、ねじ軸の軸方向に対してずれにくくなる。
本発明の望ましい態様として、前記接続部材は、ナットブラケットを介して前記ナットに接続されており、前記ナットブラケットは、前記ナットを前記ねじ軸の軸方向に対して直交する軸廻りに回転可能に支持することが好ましい。これにより、ねじ軸に傾斜(ピッチング)が生じた場合でも、回転直動変換機構等に生じる応力が抑制される。
本発明の望ましい態様として、前記スライダに対して前記接続部材を挟んだ反対側に配置され、前記接続部材と共に移動するプランジャ駆動部材を備え、前記案内レールが取り付けられる前記フレームの面に平行な方向であって前記ねじ軸の軸方向に対して直交する方向をX方向としたとき、前記プランジャ駆動部材の前記X方向の長さは、前記接続部材の前記X方向の長さの半分以上であることが好ましい。これにより、接続部材のうちプランジャ駆動部材が配置される面が補強される。このため、接続部材においてねじ軸の軸方向廻りのねじり剛性が大きくなる。その結果、プランジャ駆動部材の傾斜(ピッチング)が抑制される。
本発明の望ましい態様として、前記接続部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿った環状の部材であって、前記スライダに固定される板状のスライダ連結部と、前記ナットブラケットに固定され且つ前記スライダ連結部に平行な板状であるナットブラケット連結部と、を備えることが好ましい。これにより、接続部材において、スライダとの連結部及びナットブラケットとの連結部が互いに平行な平面となる。このため、接続部材とスライダとを固定する工程及び接続部材とナットブラケットとを固定する工程が容易となる。
本発明の望ましい態様として、前記フレームは、前記案内レールに接するベースプレートと、前記案内レールに対して前記ベースプレートを挟んだ反対側に配置される補強部材と、を備えることが好ましい。これにより、ベースプレートに変形が生じにくくなる。さらに、案内レールを固定するための雌ネジを補強部材に設けることができるので、補強部材がない場合に比較して案内レールがより強固に固定される。その結果、案内レールの位置決め精度が向上する。
本発明によれば、回転直動変換機構の回転量に対するスライダの移動量のばらつきを抑制できるアクチュエータを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るアクチュエータを示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係るアクチュエータを示す正面図である。 図3は、本実施形態に係るアクチュエータを示す平面図である。 図4は、本実施形態に係るアクチュエータを示す左側面図である。 図5は、本実施形態に係るアクチュエータを示す右側面図である。 図6は、図3におけるA−A断面図である。 図7は、図6におけるサポートユニットの周辺の拡大図である。 図8は、本実施形態に係る接続部材が変形した状態を説明するための模式図である。 図9は、第1変形例に係るアクチュエータを示す左側面図である。 図10は、図9におけるB矢視図である。 図11は、第2変形例に係る接続部材を示す斜視図である。 図12は、第3変形例に係るアクチュエータを示す斜視図である。 図13は、第3変形例に係るアクチュエータを示す正面図である。 図14は、第3変形例に係るアクチュエータを示す平面図である。 図15は、第3変形例に係るアクチュエータを示す底面図である。 図16は、第3変形例に係るアクチュエータを示す左側面図である。 図17は、第3変形例に係るアクチュエータを示す右側面図である。 図18は、図14におけるC−C断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係るアクチュエータを示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るアクチュエータを示す正面図である。図3は、本実施形態に係るアクチュエータを示す平面図である。図4は、本実施形態に係るアクチュエータを示す左側面図である。図5は、本実施形態に係るアクチュエータを示す右側面図である。図6は、図3におけるA−A断面図である。アクチュエータ1は、例えば、シリンジ内の液体を所定の流量で吐出させるために用いられる装置である。
図1〜図6に示すように、アクチュエータ1は、フレーム2と、シリンジ固定部材11と、プランジャ駆動部材12と、案内レール5と、スライダ4と、モータ9と、ボールねじ6と、ナットブラケット7と、接続部材3と、を備える。アクチュエータ1を用いてシリンジ内の液体を吐出させるときは、シリンジ固定部材11にシリンジが固定され、プランジャ駆動部材12にプランジャが固定される。シリンジ固定部材11はフレーム2に固定されている。プランジャ駆動部材12は、ボールねじ6の回転に応じて移動可能な接続部材3に固定されている。プランジャ駆動部材12がシリンジ固定部材11に対して近付く方向に移動することにより、シリンジ内の液体が吐出される。
フレーム2は、アクチュエータ1の各部材を支持するための部材である。フレーム2は、例えばステンレス鋼等の金属により形成されている。図1に示すように、フレーム2は、ベースプレート21と、サイドプレート22と、サイドプレート23と、を備える。ベースプレート21、サイドプレート22及びサイドプレート23は、例えば肉厚が1.5mmのステンレス鋼板を曲げ加工することにより一体に形成されている。ベースプレート21は、プランジャ駆動部材12の移動する方向に長い板状部材であって、案内レール5及びシリンジ固定部材11を支持している。サイドプレート22及びサイドプレート23は、ベースプレート21の短手方向の両端から、ベースプレート21に対して直交する方向に突出している。このため、ボールねじ6の軸方向から見たフレーム2は略U字状である。また、サイドプレート22は、ボールねじ6の軸方向で接続部材3の端面と対向する第1対向面221及び第2対向面222(図6参照)を備える。サイドプレート23は、ボールねじ6の軸方向で接続部材3の端面と対向する第1対向面231及び第2対向面232を備える。
以下の説明において、ベースプレート21の短手方向に平行なX軸、ボールねじ6の軸方向に平行なY軸、及びX軸及びY軸の両方に対して直交するZ軸からなる直交座標系を用いて説明する。また、X方向のうち、ベースプレート21に対してサイドプレート22のある方向を−X方向とし、サイドプレート23のある方向を+X方向とする。Y方向のうち、プランジャ駆動部材12に対してシリンジ固定部材11のある方向を+Y方向とし、+Y方向の反対方向を−Y方向とする。Z方向のうち、ベースプレート21に対してサイドプレート22及びサイドプレート23が突出する方向を−Z方向とし、−Z方向の反対方向を+Z方向とする。
シリンジ固定部材11及びプランジャ駆動部材12は、ベースプレート21の+Z方向側に配置されている。シリンジ固定部材11は、ベースプレート21に例えば溶接等により固定されている。プランジャ駆動部材12は、接続部材3に例えば溶接等により固定されている。
図1及び図3に示すように、ベースプレート21には開口部29が設けられている。開口部29は例えば矩形の孔である。例えば、モータ9周辺における部材の接続作業が開口部29を介して行われる。また、図6に示すように、ベースプレート21には裏板25及びサポートユニットブラケット26が取り付けられている。裏板25は、例えばベースプレート21と同じ材料で形成されている。裏板25の厚みは、ベースプレート21の厚みよりも大きく、例えば2mmである。裏板25は、例えば溶接によってベースプレート21に固定されている。サポートユニットブラケット26は、裏板25に対して直交する板状部材である。サポートユニットブラケット26は、肉厚が2mmのステンレス鋼板を曲げ加工することにより、裏板25と一体に形成されている。このため、裏板25及びサポートユニットブラケット26は、X方向から見て略L字を描いている。
案内レール5は、ベースプレート21に取り付けられた長尺部材である。案内レール5は、ベースプレート21のうち裏板25とは反対側の表面に固定されている。より具体的には、案内レール5は、ベースプレート21を貫通するボルト等の締結部材が裏板25に形成された雌ねじに嵌合することで、ベースプレート21に固定されている。
スライダ4は、案内レール5に案内されて、案内レール5に沿って移動可能な部材である。図1に示すように、スライダ4は案内レール5をX方向の両側から挟んでいる。スライダ4は、内部に案内レール5に接する複数の転動体を有している。転動体は、例えば玉であり、案内レール5に接しながら転がる。これにより、スライダ4は、案内レール5に沿って滑らかに直線運動することができる。すなわち、スライダ4及び案内レール5は、直動案内を形成している。より具体的には、複数の転動体は、環状の配置されており転がりながら循環する。すなわち、複数の転動体が無限循環路を形成している。
上述したように、スライダ4及び案内レール5で構成される直動案内、シリンジ固定部材11及びプランジャ駆動部材12のいずれもがベースプレート21の+Z方向側に配置されている。これにより、直動案内がシリンジと近接して配置されるので、外力によるシリンジ固定部材11の傾斜(ピッチング及びローリング)が抑制される。これにより、シリンジ内の液体の吐出流量の精度が向上する。なお、ピッチングはX軸廻りの回転であり、ローリングはY軸廻りの回転である。
モータ9は、フレーム2に支持されており、シャフト91を備える。モータ9は、例えばステッピングモータであって、制御装置から供給されるパルス信号に応じて所定角度ずつ回転することができる。シャフト91は、例えばカップリング92を介してボールねじ6に連結されている。ボールねじ6は、回転運動を直動運動に変換できる回転直動変換機構である。例えば、ボールねじ6は、本体部610及び連結部611を含むねじ軸61と、本体部610に取り付けられたナット62と、を備える。具体的には、シャフト91は、ねじ軸61の一端に設けられた連結部611にカップリング92を介して接続されている。ねじ軸61の本体部610の表面にはねじ山が形成されており、連結部611の表面は平滑面である。ナット62の内壁に形成されたねじ山が本体部610のねじ山に嵌合している。また、連結部611の外径は、本体部610の外径よりも小さい。
図7は、図6におけるサポートユニットの周辺の拡大図である。図7に示すように、サポートユニットブラケット26には、ボルト等の締結部材によりサポートユニット8が取り付けられている。サポートユニット8は、ボールねじ6を回転可能に支持するための部材である。サポートユニット8は、ケース80と、軸受81と、軸受82と、ロックナット83と、を備える。
ケース80は、軸受81及び軸受82の外輪に接しており、軸受81及び軸受82を支持している。例えば、ケース80に設けられた孔に軸受81及び軸受82が圧入されることにより、軸受81及び軸受82の外輪がケース80に固定されている。軸受81及び軸受82は、ねじ軸61の軸方向に沿って並んでいる。軸受81の内輪が本体部610と連結部611との間の段差612に接しており、軸受82の内輪が連結部611に取り付けられたロックナット83に接している。すなわち、段差612及びロックナット83により、軸受81及び軸受82が位置決めされている。
ナットブラケット7は、ボールねじ6のナット62に連結された部材である。図6に示すように、ナットブラケット7は、ベース部71と、ナット支持部73と、補強部72と、を備える。ベース部71、ナット支持部73及び補強部72は、例えばステンレス鋼板に対して曲げ加工及び溶接を施すことにより一体に形成されている。
ベース部71は、例えばベースプレート21と平行な板状部材である。ナット支持部73は、Y軸に対して直交する板状部材である。ナット62は、ナット支持部73に設けられた孔を貫通しており、ボルト等の締結部材によってナット支持部73に固定されている。このため、ナットブラケット7は、ナット62の移動に伴って一体的に移動する。補強部72は、ベース部71及びナット支持部73の両方に直交する板状部材であって、ベース部71及びナット支持部73の両方に連結されている。補強部72は、ナット支持部73がベース部71に対する角度を変えるように倒れることを抑制する。これにより、ナット支持部73に外力が加わった場合でもナット支持部73が変形しにくいので、ナット62の姿勢が維持されやすい。
接続部材3は、スライダ4とナット62とを接続するための部材である。具体的には、接続部材3は、ナットブラケット7を介してスライダ4をナット62に接続している。接続部材3は、図1に示すように例えばY方向に沿う環状の部材であって、スライダ連結部31と、第1迂回部32と、第2迂回部33と、ナットブラケット連結部34と、を備える。Y方向に沿う環状の部材とは、環状の部材の軸方向がY方向に沿うことを意味し、以下においても同様の意味で用いられる。スライダ連結部31、第1迂回部32、第2迂回部33及びナットブラケット連結部34は、例えばステンレス鋼板に対して曲げ加工及び溶接を施すことにより一体に形成されている。
スライダ連結部31は、ベースプレート21に平行な板状部材である。X方向において、スライダ連結部31はベースプレート21よりも長い。すなわち、Z方向から見て、X方向におけるスライダ連結部31の両端は、ベースプレート21のX方向の両端よりも外側に位置している。スライダ連結部31は、ボルト等の締結部材によってスライダ4に固定されている。このため、接続部材3は、スライダ4と共に案内レール5に案内される。具体的には、スライダ4は、スライダ連結部31の−Z方向側に固定されている。また、スライダ連結部31の+Z方向側には、プランジャ駆動部材12が固定されている。
第1迂回部32及び第2迂回部33は、スライダ連結部31に対して直交する板状部材であって、スライダ連結部31の両端から−Z方向に突出している。第1迂回部32は、フレーム2のサイドプレート22に対して−X方向側に位置している。第1迂回部32は、サイドプレート22に対して幅d1の隙間を空けて対向している。幅d1は、例えば1mmから2mm程度である。第2迂回部33は、フレーム2のサイドプレート23に対して+X方向に位置している。第2迂回部33は、サイドプレート23に対して幅d1の隙間を空けて対向している。図4に示すように、Z方向における第1迂回部32及び第2迂回部33の長さL1は、スライダ連結部31からボールねじ6までの距離L2よりも長い。すなわち、第1迂回部32及び第2迂回部33のスライダ連結部31とは反対側の端部は、ボールねじ6よりも−Z方向に位置している。
仮に、第1迂回部32及び第2迂回部33がフレーム2の外側を通過せずに内側を通過する場合、すなわちベースプレート21に設けられたスリット等を第1迂回部32及び第2迂回部33が通過する場合、ベースプレート21のねじり剛性が低下する。すなわち、ベースプレート21において、第1迂回部32及び第2迂回部33が通過するスリット分の断面欠損が生じることでねじり剛性が低下する。したがって、外力によってベースプレート21に変形が生じやすくなる。これにより、案内レール5の位置決め精度の低下、又は案内レール5及びボールねじ6に生じる応力による寿命低下等の問題が生じる。これに対して、本実施形態においては、第1迂回部32及び第2迂回部33がフレーム2を迂回しているので、ベースプレート21の変形が抑制されている。また、ベースプレート21を製作するための加工が少なくなるので、フレーム2の製造が容易となる。
ナットブラケット連結部34は、スライダ連結部31と平行な板状部材であって、第1迂回部32と第2迂回部33とを連結している。このため、接続部材3は、Y方向から見て略長方形状である。より具体的には、接続部材3は、Y方向から見て、X方向に沿う短辺とZ方向に沿う長辺を有する略長方形状である。また、接続部材3は、Y方向から見て、スライダ4及びねじ軸61を通る直線C(図4参照)を軸とした線対称形状であるともいえる。ナットブラケット連結部34は、ナットブラケット7のベース部71にボルト等の締結部材によって固定されている。このため、接続部材3は、ナット62の移動に伴って、ナットブラケット7と共に一体的に移動する。
また、ナットブラケット連結部34の端面は、図1及び図6に示すように、第1対向面221、第2対向面222、第1対向面231及び第2対向面232に対向している。ナット62の移動に伴ってナットブラケット連結部34が−Y方向に所定量移動すると、ナットブラケット連結部34が第1対向面221及び第1対向面231に接する。これにより、接続部材3が−Y方向に移動できる限界位置が規定されている。また、ナット62の移動に伴ってナットブラケット連結部34が+Y方向に所定量移動すると、ナットブラケット連結部34が第2対向面222及び第2対向面232に接する。これにより、接続部材3が+Y方向に移動できる限界位置が規定されている。このため、ナット62のねじ軸61からの脱落が防止される。
モータ9が駆動すると、シャフト91を介してボールねじ6のねじ軸61が回転する。ねじ軸61が回転すると、ねじ軸61のねじ山に嵌合しているナット62がY方向に移動する。これにより、ナット62と共に、ナットブラケット7、接続部材3及びスライダ4がY方向に移動する。プランジャ駆動部材12のY方向の移動量は、スライダ4のY方向の移動量に等しい。このため、アクチュエータ1に設置されたシリンジ内の液体の吐出流量の精度を向上させるためには、スライダ4の移動量が高い精度で制御される必要がある。そのためには、図1に示した案内レール5の軸A1がねじ軸61の軸A2と平行であることが望ましい。しかしながら、軸A1が軸A2と平行である状態を常に保持することは容易ではない。例えば、フレーム2に対する各部材の取り付け誤差によって、少なからず軸A1が軸A2と平行でなくなる可能性がある。また、ナット62の移動に応じて、サポートユニット8を支点としてねじ軸61が少なからず揺動することにより、軸A1が軸A2と平行でなくなる可能性がある。すなわち、軸A1に対する軸A2の角度が経時的に変化する可能性がある。これにより、ボールねじ6の回転量に対するスライダ4の移動量にばらつきが生じる可能性がある。
また、仮に案内レール5及びスライダ4とボールねじ6とが近接して配置され、且つねじ軸61が揺動しないようにボールねじ6が支持される場合、軸A1が軸A2に対してなす角度の経時的な変化が抑制されるものの、案内レール5及びスライダ4とボールねじ6とに応力が生じ続ける可能性がある。これにより、スライダ4の滑らかな移動が阻害されるので、ボールねじ6の回転量に対するスライダ4の移動量にばらつきが生じる可能性がある。
これに対して、本実施形態に係るアクチュエータ1においては、接続部材3が変形することにより、ボールねじ6の回転量に対するスライダ4の移動量にばらつきが抑制される。図8は、本実施形態に係る接続部材が変形した状態を説明するための模式図である。図8は、アクチュエータ1を+Y方向に向かって見た場合の図である。なお、図8においては説明のため接続部材3の変形が大きく描かれているため、図8で描かれた接続部材3の変形は実際の変形とは異なる場合がある。
仮に軸A2に対する軸A1のなす角度を変化させる力がボールねじ6に作用したとしても、接続部材3が変形することにより、軸A1が軸A2と平行である状態が保たれやすい。具体的には、接続部材3は、図8に示すように、第1迂回部32及び第2迂回部33のZ方向の両端部がX方向にずれるように変形する。上述したように、第1迂回部32とサイドプレート22との間、及び第2迂回部33とサイドプレート23との間には隙間が設けられているので、接続部材3が容易に変形することができる。また、接続部材3が変形することにより、案内レール5及びスライダ4とボールねじ6とに応力が生じにくい。このため、案内レール5、スライダ4及びボールねじ6の寿命が向上する。
接続部材3に図8に示す変形を生じやすくするため、接続部材3において、例えばY軸廻りのねじり剛性は、X軸廻りのねじり剛性よりも小さいことが好ましい。本実施形態においては、接続部材3がY方向に沿う環状部材であることにより、Y軸廻りのねじり剛性がY軸に対して直交する軸廻りのねじり剛性よりも小さくなっている。なお、部材のある軸廻りのねじり剛性は、部材の横弾性係数をGとし、ねじり定数をJとし、軸方向の長さをLとしたとき、G×J/Lで表される。
なお、接続部材3は、必ずしも上述した形状でなくてもよい。接続部材3は環状部材でなくてもよく、例えば、スライダ連結部31又はナットブラケット連結部34にY方向の一端から他端に亘るスリットが設けられていてもよい。または、スライダ連結部31及びナットブラケット連結部34の両方にY方向の一端から他端に亘るスリットが設けられていてもよい。また、接続部材3はZ軸に平行な直線を軸とした線対称形状でなくてもよい。例えば、第1迂回部32及び第2迂回部33のいずれかが設けられていないことで、接続部材3がY方向から見て略U字状であってもよい。また、図4に示した長さL1は必ずしも距離L2よりも大きくなくてもよい。ただし、長さL1が距離L2よりも大きい方が、接続部材3がX方向の力に対して変形しやすい点で好ましい。
なお、フレーム2は、必ずしもサイドプレート22及びサイドプレート23を備えていなくてもよく、少なくともベースプレート21を備えていればよい。仮にサイドプレート22及びサイドプレート23が設けられていない場合、図4に示した幅d1は、第1迂回部32とベースプレート21との間の隙間の幅、又は第2迂回部33とベースプレート21との間の隙間の幅を意味する。
以上で説明したように、本実施形態に係るアクチュエータ1は、フレーム2と、フレーム2に取り付けられた案内レール5と、案内レール5に案内されるスライダ4と、案内レール5に対してフレーム2を挟んだ反対側に配置され、フレーム2に支持されたねじ軸61及びねじ軸61に取り付けられたナット62を有する回転直動変換機構(ボールねじ6)と、スライダ4とナット62とを接続する接続部材3と、を備える。
ボールねじ6がフレーム2を挟んで案内レール5とは反対側に配置されることにより、ボールねじ6及び案内レール5がフレーム2に対して同じ方向に配置される場合に比較して、ボールねじ6から案内レール5までの距離が大きくなる。これにより、スライダ4とナット62とを接続する接続部材3が長くなるので、接続部材3が変形しやすくなる。接続部材3が変形することで、仮に案内レール5に対するねじ軸61のなす角度を変化させる力がボールねじ6に作用したとしても、ねじ軸61が案内レール5と平行である状態が保たれやすい。すなわち、接続部材3が緩衝部材として案内レール5に対するねじ軸61の方向のずれを抑制する。したがって、本実施形態に係るアクチュエータ1は、回転直動変換機構(ボールねじ6)の回転量に対するスライダ4の移動量のばらつきを抑制できる。
また、本実施形態に係るアクチュエータ1において、接続部材3は、フレーム2に対して隙間を空けて配置されている。これにより、接続部材3が変形する際に、フレーム2が接続部材3に干渉しにくい。このため、接続部材3が容易に変形することができる。
また、本実施形態に係るアクチュエータ1において、ねじ軸61の軸方向(Y方向)から見て、接続部材3は、案内レール5及びねじ軸61を通る直線Cを軸とした線対称形状である。これにより、作用する力の方向に応じた接続部材3の変形しやすさのばらつきが生じにくくなる。このため、案内レール5に対するねじ軸61の方向のずれがより抑制されやすい。
また、本実施形態に係るアクチュエータ1において、接続部材3は、ねじ軸61の軸方向(Y方向)に沿った環状の部材である。これにより、接続部材3において、ねじ軸61の軸(Y軸)廻りのねじり剛性が、Y軸に対して直交する軸廻りのねじり剛性よりも小さくなりやすい。このため、接続部材3において、案内レール5に対するねじ軸61の方向のずれを抑制する方向に変形は生じやすく、且つ傾斜(ピッチング)が生じにくい。
また、本実施形態に係るアクチュエータ1において、接続部材3は、ナットブラケット7を介してナット62に接続されている。ナットブラケット7は、ねじ軸61に対して直交する板状のナット支持部73を備える。これにより、ナットブラケット7は、ナット62から伝わるねじ軸61の軸方向(Y方向)の力を、ねじ軸61に対して直交する板状のナット支持部73で受ける。このため、ナットブラケット7から接続部材3に伝えられる力の方向が、ねじ軸61の軸方向(Y方向)に対してずれにくくなる。
また、本実施形態に係るアクチュエータ1において、接続部材3は、ねじ軸61の軸方向(Y方向)に沿った環状の部材であって、スライダ4に固定される板状のスライダ連結部31と、ナットブラケット7に固定され且つスライダ連結部31に平行な板状であるナットブラケット連結部34と、を備える。これにより、接続部材3において、スライダ4との連結部及びナットブラケット7との連結部が互いに平行な平面となる。このため、接続部材3とスライダ4とを固定する工程及び接続部材3とナットブラケット7とを固定する工程が容易となる。
また、本実施形態に係るアクチュエータ1において、フレーム2は、案内レール5に接するベースプレート21と、案内レール5に対してベースプレート21を挟んだ反対側に配置される補強部材(裏板25)と、を備える。これにより、ベースプレート21に変形が生じにくくなる。さらに、案内レール5を固定するための雌ネジを補強部材に設けることができるので、補強部材がない場合に比較して案内レール5がより強固に固定される。その結果、案内レール5の位置決め精度が向上する。
(第1変形例)
図9は、第1変形例に係るアクチュエータを示す左側面図である。図10は、図9におけるB矢視図である。図9及び図10に示すように、第1変形例においては、上述したボールねじ6及びナットブラケット7とは異なるボールねじ6A及びナットブラケット7Aが設けられている。上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図9及び図10に示すように、ボールねじ6Aは、ねじ軸61と、ナット62Aと、を備える。ナット62Aは、例えば円筒状の部材である。ナット62Aの内壁に形成されたねじ山が本体部610のねじ山に嵌合している。
ナットブラケット7Aは、ナット62AをX軸廻りに回転可能に支持する部材である。図9及び図10に示すように、ナットブラケット7Aは、ベース部71Aと、2つのナット支持部73Aと、を備える。ベース部71A及びナット支持部73Aは、例えばステンレス鋼板に対して曲げ加工を施すことにより一体に形成されている。
ベース部71Aは、ベースプレート21に平行な板状部材であって、ナットブラケット連結部34に連結されている。ナット支持部73Aは、X軸に対して直交する板状部材である。ナット支持部73Aは、軸受75と、トラニオン76と、を備える。軸受75は、ナット支持部73Aに固定されている。トラニオン76の一端は例えば軸受75の内輪に圧入されており、トラニオン76の他端はナット62Aに固定されている。これにより、ナットブラケット7Aは、ナット62AをX軸廻りに回転可能に支持することができる。
上述したように、第1変形例に係るアクチュエータ1Aにおいて、接続部材3は、ナットブラケット7Aを介してナット62Aに接続されている。ナットブラケット7Aは、ナット62AをX軸廻りに回転可能に支持する。これにより、ねじ軸61に傾斜(ピッチング)が生じた場合でも、ボールねじ6A等に生じる応力が抑制される。
(第2変形例)
図11は、第2変形例に係る接続部材を示す斜視図である。第2変形例においては、上述した接続部材3とは異なる接続部材3Bが設けられる。上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
接続部材3Bは、上述したスライダ4とナット62とを接続するための部材である。具体的には、接続部材3Bは、ナットブラケット7を介してスライダ4をナット62に接続している。接続部材3Bは、図11に示すように例えばY方向に沿う環状の部材であって、スライダ連結部31Bと、第1迂回部32Bと、第2迂回部33Bと、ナットブラケット連結部34Bと、を備える。スライダ連結部31B、第1迂回部32B、第2迂回部33B及びナットブラケット連結部34Bは、例えば溶接により互いに連結されている。
スライダ連結部31Bは、ベースプレート21に平行な板状部材であって、例えばステンレス鋼板等の金属板である。X方向において、スライダ連結部31Bはベースプレート21よりも長い。すなわち、Z方向から見て、X方向におけるスライダ連結部31Bの両端は、ベースプレート21のX方向の両端よりも外側に位置している。スライダ連結部31Bは、ボルト等の締結部材によってスライダ4に固定されている。このため、接続部材3Bは、スライダ4と共に案内レール5に案内される。具体的には、スライダ4は、スライダ連結部31Bの−Z方向側に固定されている。また、スライダ連結部31Bの+Z方向側には、プランジャ駆動部材12が固定されている。
第1迂回部32B及び第2迂回部33Bは、スライダ連結部31Bに対して直交する板状部材であって、スライダ連結部31Bの両端から−Z方向に突出している。第1迂回部32B及び第2迂回部33Bは、例えばスライダ連結部31Bよりも肉厚の小さいステンレス鋼板等の金属板である。第1迂回部32Bは、サイドプレート22に対して−X方向側に位置している。第1迂回部32Bは、サイドプレート22に対して幅d1(図4参照)の隙間を空けて対向している。第2迂回部33Bは、サイドプレート23に対して+X方向に位置している。第2迂回部33は、サイドプレート23に対して幅d1の隙間を空けて対向している。図4に示した第1迂回部32及び第2迂回部33と同様に、Z方向における第1迂回部32B及び第2迂回部33Bの長さは、スライダ連結部31Bからボールねじ6までの距離よりも長い。すなわち、第1迂回部32B及び第2迂回部33Bのスライダ連結部31Bとは反対側の端部は、ボールねじ6よりも−Z方向に位置している。
ナットブラケット連結部34Bは、スライダ連結部31Bと平行な板状部材であって、第1迂回部32と第2迂回部33とを連結している。このため、接続部材3Bは、Y方向から見て略長方形状である。より具体的には、接続部材3Bは、Y方向から見て、X方向に沿う短辺とZ方向に沿う長辺を有する略長方形状である。ナットブラケット連結部34Bは、例えばスライダ連結部31Bと同じ肉厚を有するステンレス鋼板等の金属板である。また、接続部材3Bは、Y方向から見て、スライダ4及びねじ軸61を通る直線を軸とした線対称形状であるともいえる。ナットブラケット連結部34Bは、ナットブラケット7のベース部71にボルト等の締結部材によって固定されている。このため、接続部材3Bは、ナット62の移動に伴って、ナットブラケット7と共に一体的に移動する。
上述したように第2変形例においては、第1迂回部32B及び第2迂回部33Bの肉厚が、スライダ連結部31B及びナットブラケット連結部34Bの肉厚よりも小さい。これにより、第1迂回部32B及び第2迂回部33Bの肉厚が薄いことによって接続部材3B全体におけるY軸廻りのねじり剛性が小さくなると共に、スライダ連結部31B及びナットブラケット連結部34Bのねじれ剛性は保持される。このため、スライダ4及びナットブラケット7の傾斜(ピッチング)が抑制される。
なお、スライダ連結部31B、第1迂回部32B、第2迂回部33B及びナットブラケット連結部34Bは、必ずしも溶接により連結されていなくてもよく、例えばピン及びボルト等で連結されていてもよい。例えば、スライダ連結部31B及びナットブラケット連結部34Bに設けられたピンが第1迂回部32B及び第2迂回部33Bに設けられた凹部に嵌合することで位置決めが行われる。その上で、ボルト等によってスライダ連結部31B、第1迂回部32B、第2迂回部33B及びナットブラケット連結部34Bが締結される。
(第3変形例)
図12は、第3変形例に係るアクチュエータを示す斜視図である。図13は、第3変形例に係るアクチュエータを示す正面図である。図14は、第3変形例に係るアクチュエータを示す平面図である。図15は、第3変形例に係るアクチュエータを示す底面図である。図16は、第3変形例に係るアクチュエータを示す左側面図である。図17は、第3変形例に係るアクチュエータを示す右側面図である。図18は、図14におけるC−C断面図である。ただし図18において一部の構成は正面図として描かれている。第3変形例に係るアクチュエータ1Cは、上述したプランジャ駆動部材12とは異なるプランジャ駆動部材12Cを備える。上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図12に示すように、アクチュエータ1Cを用いてシリンジ13内の液体を吐出させるときは、シリンジ固定部材11にシリンジ13が固定され、プランジャ駆動部材12Cにプランジャ14が固定される。プランジャ駆動部材12Cは、ボールねじ6の回転に応じて移動可能な接続部材3に固定されている。プランジャ駆動部材12Cがシリンジ固定部材11に対して近付く方向に移動することにより、シリンジ13内の液体が吐出される。
プランジャ駆動部材12Cは、スライダ連結部31の+Z方向側に配置されている。プランジャ駆動部材12Cは、軸方向がZ方向に沿う環状の部材である。Z方向から見てプランジャ駆動部材12Cの外縁は略長方形を描いている。図12に示すように、プランジャ駆動部材12Cは、プランジャ接触部121と、対向部124と、第1側面部122と、第2側面部123と、を備える。
プランジャ接触部121は、Y方向に対して直交する板状部材であって、シリンジ13及びプランジャ14がアクチュエータ1Cに取り付けられたときにプランジャ14に接する。プランジャ接触部121は、例えば溶接によりスライダ連結部31に固定されている。プランジャ接触部121は、X方向における中央にZ方向に延びるスリット121aを備える。
対向部124は、プランジャ接触部121に平行な板状部材である。対向部124のX方向の長さは、プランジャ接触部121のX方向の長さに略等しい。対向部124は、X方向における中央に孔124aを備える。孔124aは、Y方向から見てスリット121aに重なる。
第1側面部122及び第2側面部123は、X方向に対して直交する板状部材であって、例えば対向部124と一体である。すなわち、1枚の板に曲げ加工が施されることで、対向部124、第1側面部122及び第2側面部123が一体に形成されている。第2側面部123のY方向の長さは、第1側面部122のY方向の長さに略等しい。対向部124、第1側面部122及び第2側面部123は、例えば溶接によりスライダ連結部31に固定されている。第1側面部122及び第2側面部123の+Y方向側の端部は、プランジャ接触部121に固定されている。また、プランジャ接触部121、対向部124、第1側面部122及び第2側面部123のZ方向の長さは略等しい。
第3変形例に係るプランジャ駆動部材12Cにおいては、上述した実施形態に係るプランジャ駆動部材12と比較してX方向の長さが異なる。図16に示すように、プランジャ駆動部材12CのX方向の長さL3は、例えば接続部材3のX方向の長さL5の半分以上であり、長さL5以下である。また、長さL3は、例えばナットブラケット7のX方向の長さL4以上である。長さL3は、言い換えるとプランジャ接触部121及び対向部124のX方向の長さである。
以上で説明したように、第3変形例に係るアクチュエータ1Cは、プランジャ駆動部材12Cを備える。プランジャ駆動部材12Cは、スライダ4に対して接続部材3を挟んだ反対側に配置され、接続部材3と共に移動する。案内レール5が取り付けられるフレーム2の面(ベースプレート21)に平行な方向であってねじ軸61の軸方向に対して直交する方向をX方向としたとき、プランジャ駆動部材12CのX方向の長さL3は、接続部材3のX方向の長さL5の半分以上である。これにより、接続部材3のうちプランジャ駆動部材12Cが配置される面(スライダ連結部31)が補強される。このため、接続部材3においてねじ軸61の軸方向廻り(Y軸廻り)のねじり剛性が大きくなる。その結果、プランジャ駆動部材12Cの傾斜(ピッチング)が抑制される。
1、1A、1C アクチュエータ
11 シリンジ固定部材
12、12C プランジャ駆動部材
121 プランジャ接触部
121a スリット
122 第1側面部
123 第2側面部
124 対向部
124a 孔
13 シリンジ
2 フレーム
21 ベースプレート
22、23 サイドプレート
221、231 第1対向面
222、232 第2対向面
25 裏板
26 サポートユニットブラケット
29 開口部
3、3B 接続部材
31、31B スライダ連結部
32、32B 第1迂回部
33、33B 第2迂回部
34、34B ナットブラケット連結部
4 スライダ
5 案内レール
6、6A ボールねじ(回転直動変換機構)
61 ねじ軸
610 本体部
611 連結部
612 段差
62、62A ナット
7、7A ナットブラケット
71、71A ベース部
72 補強部
73、73A ナット支持部
75 軸受
76 トラニオン
8 サポートユニット
80 ケース
81、82 軸受
83 ロックナット
9 モータ
91 シャフト
92 カップリング
A1、A2 軸
C 直線

Claims (10)

  1. フレームと、
    前記フレームに取り付けられた案内レールと、
    前記案内レールに案内されるスライダと、
    前記案内レールに対して前記フレームを挟んだ反対側に配置され、前記フレームに支持されたねじ軸及び前記ねじ軸に取り付けられたナットを有する回転直動変換機構と、
    前記スライダと前記ナットとを接続する接続部材と、
    を備え
    前記接続部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿った環状の部材であるアクチュエータ。
  2. フレームと、
    前記フレームに取り付けられた案内レールと、
    前記案内レールに案内されるスライダと、
    前記案内レールに対して前記フレームを挟んだ反対側に配置され、前記フレームに支持されたねじ軸及び前記ねじ軸に取り付けられたナットを有する回転直動変換機構と、
    前記スライダと前記ナットとを接続する接続部材と、
    を備え、
    前記接続部材は、ナットブラケットを介して前記ナットに接続されており、
    前記ナットブラケットは、前記ナットを前記ねじ軸の軸方向に対して直交する軸廻りに回転可能に支持するアクチュエータ。
  3. 前記接続部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿った環状の部材であって、前記スライダに固定される板状のスライダ連結部と、前記ナットブラケットに固定され且つ前記スライダ連結部に平行な板状であるナットブラケット連結部と、を備える
    請求項に記載のアクチュエータ。
  4. フレームと、
    前記フレームに取り付けられた案内レールと、
    前記案内レールに案内されるスライダと、
    前記案内レールに対して前記フレームを挟んだ反対側に配置され、前記フレームに支持されたねじ軸及び前記ねじ軸に取り付けられたナットを有する回転直動変換機構と、
    前記スライダと前記ナットとを接続する接続部材と、
    を備え、
    前記接続部材は、ナットブラケットを介して前記ナットに接続されており、
    前記ナットブラケットは、前記ねじ軸に対して直交する板状のナット支持部を備える
    前記接続部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿った環状の部材であって、前記スライダに固定される板状のスライダ連結部と、前記ナットブラケットに固定され且つ前記スライダ連結部に平行な板状であるナットブラケット連結部と、を備える
    アクチュエータ。
  5. 前記接続部材は、前記フレームに対して隙間を空けて配置されている請求項1から4のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記ねじ軸の軸方向から見て、前記接続部材は、前記案内レール及び前記ねじ軸を通る直線を軸とした線対称形状である請求項1から5のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  7. 前記接続部材は、前記ねじ軸の軸方向に沿った環状の部材である請求項に記載のアクチュエータ。
  8. 前記接続部材は、ナットブラケットを介して前記ナットに接続されており、
    前記ナットブラケットは、前記ねじ軸に対して直交する板状のナット支持部を備える請求項に記載のアクチュエータ。
  9. 前記スライダに対して前記接続部材を挟んだ反対側に配置され、前記接続部材と共に移動するプランジャ駆動部材を備え、
    前記案内レールが取り付けられる前記フレームの面に平行な方向であって前記ねじ軸の軸方向に対して直交する方向をX方向としたとき、前記プランジャ駆動部材の前記X方向の長さは、前記接続部材の前記X方向の長さの半分以上である
    請求項1からのいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  10. 前記フレームは、前記案内レールに接するベースプレートと、前記案内レールに対して前記ベースプレートを挟んだ反対側に配置される補強部材と、を備える
    請求項1からのいずれか1項に記載のアクチュエータ。
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