JP6293035B2 - ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、両端が構造体または基礎に各別に固定される構造用ケーブルとして好適に用いることができるケーブルに関する。
従来から、下記特許文献1に記載されているようなケーブルが知られている。このケーブルは、一体に束ねられた複数本の線材により構成されるケーブル本体を備えている。複数本の線材のうちの少なくとも一本は、ケーブル長さ方向に延びる光ファイバが保護管により保護されてなるファイバ内蔵線とされている。
特開2007−297777号公報
ところで、前記従来のケーブルでは、ケーブル本体の伸縮に伴う光ファイバのひずみを検出し、ケーブル本体に加えられた張力について測定するときに、測定精度を向上させることについて改善の余地がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、ケーブル本体に加えられた張力についての測定精度を向上させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るケーブルは、一体に束ねられた複数本の線材により構成されるケーブル本体を備え、前記複数本の線材のうちの少なくとも一本は、ケーブル長さ方向に延びる光ファイバが保護管により保護されてなるファイバ内蔵線とされたケーブルであって、前記光ファイバと前記保護管との間には、前記光ファイバと前記保護管とを固着する固着部が、ケーブル長さ方向に間隔をあけて複数配置され、前記固着部として、硬化性樹脂が硬化してなる樹脂固着部が備えられ、前記樹脂固着部は、前記保護管の管端部に配置され、前記保護管には、前記硬化性樹脂が、前記保護管における管端部から、前記保護管において管端部よりもケーブル長さ方向の内側に位置する中央部に流入するのを規制する流入規制部が設けられ、前記流入規制部は、前記保護管と前記光ファイバとの間に埋め込まれていることを特徴とする。
この場合、光ファイバと保護管との間には、固着部がケーブル長さ方向に間隔をあけて複数配置されている。したがって、ケーブル本体に張力が加えられたときに、光ファイバのうち、ケーブル長さ方向に隣り合う一対の固着部の間に位置する部分(以下、中間部分という)を、保護管を介してケーブル本体と一体に伸縮させることができる。これにより、光ファイバの中間部分を、ケーブル本体に加えられた張力に基づいて精度良くひずませることができる。
この場合、樹脂固着部が、保護管の管端部に配置されているので、光ファイバを保護管内に挿通した状態で、管端部から硬化性樹脂を注入することで、樹脂固着部を形成することができる。
この場合、保護管に流入規制部が設けられているので、管端部から硬化性樹脂を注入したときに、硬化性樹脂が中央部に流入するのを規制することができる。
前記保護管における管端部と中央部とは、別部材により構成され、前記流入規制部は、前記保護管において管端部と中央部とが接合された接合部分に設けられていてもよい。
この場合、流入規制部が、保護管の接合部分に設けられているので、保護管における管端部と中央部とを接合するときにあわせて、流入規制部を形成することができる。
前記流入規制部は、前記保護管の中央部の端縁において前記保護管と前記光ファイバとの間に埋め込まれたコーキングにより形成されていてもよい。
この場合、例えば、光ファイバを、保護管の中央部に挿通した後、保護管の管端部を中央部に接合する前に、保護管の中央部の端縁にコーキング処理を施すことで、流入規制部を形成するので、流入規制部を容易に形成することができる。
前記固着部として、前記保護管内に嵌合されるとともに、内部に前記光ファイバが嵌合されたスリーブを有するスリーブ固着部が備えられていてもよい。
この場合、固着部として、スリーブ固着部が備えられているので、保護管と光ファイバとの径方向の位置関係をスリーブにより高精度に保持することができる。これにより、光ファイバの中間部分を、ケーブル本体に加えられた張力に基づいて一層精度良くひずませることができる。
前記保護管は、ケーブル長さ方向に複数に分割されていてもよい。
この場合、保護管が、ケーブル長さ方向に複数に分割されているので、スリーブを、保護管において分割された部分から保護管内に挿通させることができる。
本発明に係るケーブルは、一体に束ねられた複数本の線材により構成されるケーブル本体を備え、前記複数本の線材のうちの少なくとも一本は、ケーブル長さ方向に延びる光ファイバが保護管により保護されてなるファイバ内蔵線とされたケーブルであって、前記ケーブル本体の両端部が各別に挿通された一対のソケットと、前記ソケット内に充填され、前記ケーブル本体の端部と前記ソケットとを固着する充填材と、を更に備え、前記ファイバ内蔵線において前記ソケット内に位置する部分では、前記光ファイバが前記保護管から露出し、前記充填材は、前記光ファイバと前記ソケットとを固着していることを特徴とする。
この場合、充填材が、光ファイバとソケットとを固着している。したがって、一対のソケットからケーブル本体に張力が加えられたときに、光ファイバの全体を、ケーブル本体と一体に伸縮させることができる。これにより、光ファイバの全体を、ケーブル本体に加えられた張力に基づいて精度良くひずませることができる。
請求項1に係るケーブルによれば、光ファイバの中間部分を、ケーブル本体に加えられた張力に基づいて精度良くひずませることができる。したがって、ケーブル本体に加えられた張力を光ファイバのひずみから高精度に測定することができる。
請求項に係るケーブルによれば、光ファイバを保護管内に挿通した状態で、管端部から硬化性樹脂を注入することで、樹脂固着部を形成することができる。したがって、ケーブルを容易に製造し易くすることができる。
請求項に係るケーブルによれば、管端部から硬化性樹脂を注入したときに、硬化性樹脂が中央部に流入するのを規制することができる。したがって、ケーブルを一層容易に製造し易くすることができる。
請求項に係るケーブルによれば、保護管における管端部と中央部とを接合するときにあわせて、流入規制部を形成することができる。したがって、ケーブルを更に一層容易に製造し易くすることができる。
請求項に係るケーブルによれば、流入規制部を容易に形成することができる。したがって、ケーブルをより一層容易に製造し易くすることができる。
請求項に係るケーブルによれば、光ファイバの中間部分を、ケーブル本体に加えられた張力に基づいて一層精度良くひずませることができる。したがって、ケーブル本体に加えられた張力を光ファイバのひずみから高精度に測定することができる。
請求項に係るケーブルによれば、スリーブを、保護管において分割された部分から保護管内に挿通させることができる。したがって、ケーブルを容易に製造し易くすることができる。
請求項に係るケーブルによれば、光ファイバの全体を、ケーブル本体に加えられた張力に基づいて精度良くひずませることができる。したがって、ケーブル本体に加えられた張力を光ファイバのひずみから高精度に測定することができる。
本発明の第1実施形態に係るケーブルを備える構造物の概略図である。 図1に示すケーブルの縦断面図である。 図1に示すケーブルの横断面図である。 図1に示すケーブルを構成するファイバ内蔵線の要部の斜視図である。 図4に示すファイバ内蔵線を構成する保護管の要部の部分的な縦断面図である。 図4に示すファイバ内蔵線を構成する光ファイバの斜視図である。 図4に示すファイバ内蔵線の要部を拡大した斜視図である。 図4に示すファイバ内蔵線を構成する光ファイバおよびスリーブ固着部を露出させた状態を示す斜視図である。 図4に示すファイバ内蔵線を構成する光ファイバの要部の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るケーブルの縦断面図である。 図10に示すケーブルを構成するファイバ内蔵線の要部の側面図である。 図10に示すケーブルの製造方法を説明する図であって、光ファイバを、保護管の中央管および端部管の両方に挿通させた状態を示す図である。 図10に示すケーブルの製造方法を説明する図であって、保護管の中央管の端縁にコーキングを施した状態を示す図である。 図10に示すケーブルの製造方法を説明する図であって、保護管の中央管および端部管の両端縁を突き合わした状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るケーブルの縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態のケーブルを、図1から図9を参照して説明する。
図1に示すように、ケーブル10は、構造物1に用いられ、ケーブル10の両端は、構造体または基礎に各別に固定される。本実施形態では、ケーブル10は、構造体としての浮体2(図示の例では、水上発電装置)を、基礎としての図示しない水底に係留していて、ケーブル10の一端が浮体2に固定され、ケーブル10の他端が水底に固定されている。このケーブル10には、浮体2が水上を変位し、構造体としての浮体2と基礎としての水底とが相対的に変位したときに、張力が作用する。
図2および図3に示すように、ケーブル10は、ケーブル本体11と、一対のソケット12と、充填材13と、を備えている。
ケーブル本体11は、一体に束ねられた複数本の線材14により構成される。複数本の線材14の外径は、互いに同等となっていて、ケーブル本体11は、これらの複数本の線材14からなる集合体(ストランド)とされている。本実施形態では、ケーブル本体11として、パラレルワイヤストランド(PWS:Parallel Wire Strand)タイプを採用している。
ケーブル本体11は、複数本の線材14として、鋼線15(ワイヤ)と、ファイバ内蔵線16と、を備えている。本実施形態では、ファイバ内蔵線16は一本、設けられている。ファイバ内蔵線16は、ケーブル本体11の中心軸線上に配置されていて、この中心軸線方向であるケーブル長さ方向Dに沿って真直に延びている。
鋼線15は、円形状の横断面形状を有する細長い線材である。鋼線15として、例えば外周面を亜鉛(Zn)によって被覆した鋼材である亜鉛めっき鋼線15などを採用することができる。
図4に示すように、ファイバ内蔵線16は、ケーブル長さ方向Dに延びる光ファイバ17(光伝送路)および保護管18を備えていて、光ファイバ17が保護管18内に挿通され、保護管18により保護されてなる。
保護管18は、ファイバ内蔵線16の外郭を構成している。図4および図5に示すように、保護管18は、ケーブル長さ方向Dに複数に分割されている。保護管18がケーブル長さ方向Dに分割されてなる複数の分割管19のうち、ケーブル長さ方向Dに隣り合う分割管19同士は、接合部材20を介して互いに接合されている。接合部材20には、光ファイバ17が挿通される挿通孔21が設けられている。
図示の例では、接合部材20として、接続ねじを採用している。接続ねじは、ケーブル長さ方向Dに延びる棒状に形成され、接続ねじの外周面には雄ねじが形成されている。分割管19のケーブル長さ方向Dの端部内には、雌ねじが形成されている。接続ねじは、ケーブル長さ方向Dに隣り合う分割管19それぞれにおいて互いに突き合わされた各端部内に各別に螺着されることで、分割管19を接合している。
図6に示すように、光ファイバ17は、コアおよびクラッドを有するファイバ本体22が、被覆膜23により被覆されてなる。
図2に示すように、前記ケーブル本体11において、ケーブル長さ方向Dの両端部の間に位置する中央部は、筒状の被覆層24により被覆されている。この中央部では、複数の線材14が一体に撚り合わされている。一方、ケーブル本体11におけるケーブル長さ方向Dの両端部は、被覆層24から露出している。この両端部では、複数の線材14の撚り合いが解かれている。
各ソケット12には、ケーブル本体11の両端部が各別に挿通されている。ソケット12内には、撚り合いが解かれた複数の線材14それぞれの端部が配置されている。複数の線材14それぞれの端部は、ソケット12内に嵌合された固定板25に固定されている。なおソケット12は、前述の構造体または基礎に各別に固定(定着)される。ソケット12の構造体や基礎への固定には、例えばピン定着方式や、支圧を利用した方式等を採用することができる。
充填材13は、ケーブル本体11の端部とソケット12とを固着する。充填材13は、ソケット12内に充填されていて、図示の例では、ソケット12内において固定板25よりもケーブル長さ方向Dの内側に位置する空間内に充填されている。充填材13は、例えば硬化性樹脂、具体的には熱硬化性樹脂により形成される。熱硬化性樹脂の硬化温度は、光ファイバ17への影響を考慮して、例えば約80℃以下となっている。なお複数の線材14のうち、ファイバ内蔵線16では、このファイバ内蔵線16のうち、保護管18の管端部が、充填材13に固着されている。
前記ケーブル10では、ケーブル本体11の伸縮に伴う光ファイバ17のひずみが検出され、ケーブル本体11に加えられた張力について測定される。本実施形態では、光ファイバ17は、固定板25よりもケーブル長さ方向Dの外側に向けて延びていて、図示しない測定装置に接続されている。前記測定装置としては、例えば、光ファイバ17に光を入射させて反射光を検出することにより光ファイバ17の歪み分布を検出し、この歪み分布からケーブル本体11に作用する張力を検出する構成を採用することができる。このような歪測定用の光ファイバ17では、測定する圧縮歪相当分以上の初期テンション(引張歪)が与えられていることにより、精度良く歪を測定できる。なお温度測定用の光ファイバでは、逆にテンションをかけないで弛ませることにより、精度良く温度を測定できる。
ところで図7および図8に示すように、光ファイバ17と保護管18との間には、光ファイバ17と保護管18とを固着する固着部26が、ケーブル長さ方向Dに間隔をあけて複数配置されている。本実施形態では、固着部26として、スリーブ固着部27が備えられている。
スリーブ固着部27は、保護管18内に嵌合されるとともに、内部に光ファイバ17が嵌合されたスリーブ28を備えている。スリーブ28は、円筒状に形成され、スリーブ28の外周面は、接着剤29により保護管18の内周面に接着固定されている。
スリーブ28は、ケーブル長さ方向Dから見た正面視において、半円状をなすように径方向に2等分されている。スリーブ28が分割されてなる一対の分割体30は、図9に示すような、光ファイバ17においてケーブル長さ方向Dに沿った一部分であって、被覆膜23が除去されファイバ本体22が露出する一部分を、径方向に挟み込んでいる。
なお図4に示すように、光ファイバ17のうち、ケーブル長さ方向Dに隣り合うスリーブ固着部27同士の間に位置する部分(以下、非固着部分という)は、保護管18には固着されていない。光ファイバ17の非固着部分には、FBG素子32が設けられていて、この光ファイバ17では、例えばFBG方式によりひずみ(張力)を検出することができる。
ここで前記ケーブル10を製造するに際し、ファイバ内蔵線16を形成するときには、例えば、まず図9に示すように、光ファイバ17の被覆膜23を部分的に除去することで外部に露出したファイバ本体22に、スリーブ28を組み付けるとともに、スリーブ28の外周面に接着剤29を塗布する。その後、図7に示すように、スリーブ28が組み付けられた光ファイバ17を分割管19内に挿入し、スリーブ固着部27を形成する。そして、図5に示すような接合部材20を介して分割管19同士を接合して、保護管18を形成する。
以上説明したように、本実施形態に係るケーブル10によれば、光ファイバ17と保護管18との間には、固着部26がケーブル長さ方向Dに間隔をあけて複数配置されている。したがって、ケーブル本体11に張力が加えられたときに、光ファイバ17のうち、ケーブル長さ方向Dに隣り合う一対の固着部26の間に位置する部分(以下、中間部分という)を、保護管18を介してケーブル本体11と一体に伸縮させることができる。これにより、光ファイバ17の中間部分を、ケーブル本体11に加えられた張力に基づいて精度良くひずませることができる。したがって、ケーブル本体11に加えられた張力を光ファイバ17のひずみから高精度に測定することができる。
また固着部26として、スリーブ固着部27が備えられているので、保護管18と光ファイバ17との径方向の位置関係をスリーブ28により高精度に保持することができる。これにより、光ファイバ17の中間部分を、ケーブル本体11に加えられた張力に基づいて一層精度良くひずませることができる。したがって、ケーブル本体11に加えられた張力を光ファイバ17のひずみから高精度に測定することができる。
また保護管18が、ケーブル長さ方向Dに複数に分割されているので、スリーブ28を、保護管18において分割された部分から保護管18内に挿通させることができる。したがって、ケーブル10を容易に製造し易くすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態のケーブルを、図10から図14を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、前記実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態に係るケーブル40では、保護管18において、ケーブル長さ方向Dの端部である管端部と、ケーブル長さ方向Dに沿って両管端部の間に位置する中央部と、が別部材により構成されている。保護管18は、管端部を構成する端部管41(分割管)と、中央部を構成する中央管42(分割管)と、に分割されている。図11に示すように、端部管41と中央管42とは、接合部材20を介して接合されている。本実施形態では、接合部材20として、端部管41および中央管42の管端部同士に一体に巻き付かれるテーピングを採用している。
そして本実施形態では、固着部26として、前記スリーブ固着部27に代えて、硬化性樹脂が硬化してなる樹脂固着部43が備えられている。樹脂固着部43は、保護管18の端部管41に配置されている。樹脂固着部43を構成する硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂が挙げられる。熱硬化性樹脂の硬化温度は、光ファイバ17への影響を考慮して、例えば約80℃以下となっている。
また本実施形態では、保護管18には、硬化性樹脂が、端部管41から中央管42に流入するのを規制する流入規制部44が設けられている。流入規制部44は、保護管18において端部管41と中央管42とが接合された接合部分に設けられている。流入規制部44は、中央管42の端縁において中央管42と光ファイバ17との間に埋め込まれたコーキングにより形成されている。
ここで本実施形態では、前記ケーブル40を製造するに際し、ファイバ内蔵線16を形成するときには、例えば、まず図12および図13に示すように、光ファイバ17を、保護管18の中央管42に挿通した後、保護管18の端部管41を中央管42に接合する前に、保護管18の中央管42の端縁にコーキング処理を施すことで、流入規制部44を形成する。その後、図14に示すように、中央管42および端部管41の端部同士を突き合せ、図11に示すように、接合部材20により接合する。そして、端部管41においてケーブル長さ方向Dの外側に位置する端縁から硬化性樹脂を注入し、硬化させることで樹脂固着部43を形成する。なお樹脂固着部43は、例えば、ケーブル本体11の端部をソケット12内に挿通し、ケーブル本体11の端部およびソケット12を、充填材13を介して固着させた状態で形成することもできる。
ところで本実施形態では、光ファイバ17のうち、保護管18の中央管42内に位置する中央管42は、保護管18には固着されておらず、この光ファイバ17では、例えばFBG方式やBOTDR方式によりひずみ(張力)を検出することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るケーブル40によれば、樹脂固着部43が、保護管18の端部管41に配置されているので、光ファイバ17を保護管18内に挿通した状態で、端部管41から硬化性樹脂を注入することで、樹脂固着部43を形成することができる。したがって、ケーブル40を容易に製造し易くすることができる。
また、保護管18に流入規制部44が設けられているので、端部管41から硬化性樹脂を注入したときに、硬化性樹脂が中央管42に流入するのを規制することができる。したがって、ケーブル40を一層容易に製造し易くすることができる。
また流入規制部44が、保護管18の接合部分に設けられているので、保護管18における端部管41と中央管42とを接合するときにあわせて、流入規制部44を形成することができる。したがって、ケーブル40を更に一層容易に製造し易くすることができる。
また光ファイバ17を、保護管18の中央管42に挿通した後、保護管18の端部管41を中央管42に接合する前に、保護管18の中央管42の端縁にコーキング処理を施すことで、流入規制部44を形成するので、流入規制部44を容易に形成することができる。したがって、ケーブル40をより一層容易に製造し易くすることができる。
なお本実施形態において、端部管41と中央管42とが同径でなくてもよい。例えば、端部管41および中央管42のうちの一方が他方に比べて大径とされ、小径とされた端部管41または中央管42の端部が、大径とされた端部管41または中央管42の端部内に挿入されていてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態のケーブルを、図15を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、前記実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図15に示すように、本実施形態に係るケーブル50では、ファイバ内蔵線16においてソケット12内に位置する部分で、光ファイバ17が保護管18から露出している。充填材13は、光ファイバ17とソケット12とを固着している。本実施形態では、光ファイバ17のうち、保護管18内に位置する中央部は、保護管18には固着されていない。
以上説明したように、本実施形態に係るケーブル50によれば、充填材13が、光ファイバ17とソケット12とを固着している。したがって、一対のソケット12からケーブル本体11に張力が加えられたときに、光ファイバ17の全体を、ケーブル本体11と一体に伸縮させることができる。これにより、光ファイバ17の全体を、ケーブル本体11に加えられた張力に基づいて精度良くひずませることができる。したがって、ケーブル本体11に加えられた張力を光ファイバ17のひずみから高精度に測定することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記実施形態では、複数本の線材14のうちの1本が、ファイバ内蔵線16とされていたが、本発明はこれに限られない。例えば、複数本の線材14のうちの2本以上がファイバ内蔵線16であってもよい。また本発明では、ファイバ内蔵線16の中に、複数本の光ファイバが挿入されていてもよいし、また、複数本の光ファイバが異なる2種類以上の情報を検出する光ファイバであってもよい。例えば、一本を温度測定用の光ファイバとし、他の一本を歪測定用の光ファイバとしてもよい。この場合、複数本の光ファイバが、保護管に一体に固定されていてもよく、各別に固定されていてもよい。
前記測定装置は、異なる2種類以上の情報を検出可能な構成であってもよい。例えば、温度と歪みの両方の情報を測定できる構成のものであってもよい。
ケーブル本体11における光ファイバ17の配置は、以上の実施形態に示したような、同心円上に並べるものには限定されず、少なくとも1本の光ファイバ17がケーブル10、40、50に設けられていればよい。また、光ファイバ17、ファイバ内蔵線16、光ファイバ17センサ等の構成、測定法の原理等は、以上の説明において例示したものには限定されず、様々なものを適用することができる。
ケーブル10、40、50の構造は、以上の実施形態において説明したパラレルワイヤストランドには限定されない。例えばケーブル本体11を構成する鋼線15、ファイバ内蔵線16は、必ずしも撚り合わせられていなくてもよい。また、例えばマルチストランド構造、すなわち、実施形態に示したようなケーブル本体11をさらに複数本集束させて、一本の索状にした構造にしてもよい。
さらに、本発明は、浮体2の係留に用いられるケーブル10、40、50には限定されない。例えば、建築構造物において吊り屋根構造に用いられる吊り構造用のケーブル10、40、50であってもよく、斜張橋や吊り橋等の橋梁に用いられるケーブル10、40、50に適用することもできる。なお例えば、橋梁としては、河川や海峡、道路などに架設されるものが挙げられる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、40、50 ケーブル
11 ケーブル本体
12 ソケット
13 充填材
14 線材
16 ファイバ内蔵線
17 光ファイバ
18 保護管
26 固着部
27 スリーブ固着部
28 スリーブ
43 樹脂固着部
44 流入規制部
D ケーブル長さ方向

Claims (6)

  1. 一体に束ねられた複数本の線材により構成されるケーブル本体を備え、
    前記複数本の線材のうちの少なくとも一本は、ケーブル長さ方向に延びる光ファイバが保護管により保護されてなるファイバ内蔵線とされたケーブルであって、
    前記光ファイバと前記保護管との間には、前記光ファイバと前記保護管とを固着する固着部が、ケーブル長さ方向に間隔をあけて複数配置され
    前記固着部として、硬化性樹脂が硬化してなる樹脂固着部が備えられ、
    前記樹脂固着部は、前記保護管の管端部に配置され、
    前記保護管には、前記硬化性樹脂が、前記保護管における管端部から、前記保護管において管端部よりもケーブル長さ方向の内側に位置する中央部に流入するのを規制する流入規制部が設けられ、
    前記流入規制部は、前記保護管と前記光ファイバとの間に埋め込まれていることを特徴とする記載のケーブル。
  2. 前記保護管における管端部と中央部とは、別部材により構成され、
    前記流入規制部は、前記保護管において管端部と中央部とが接合された接合部分に設けられていることを特徴とする請求項記載のケーブル。
  3. 前記流入規制部は、前記保護管の中央部の端縁において前記保護管と前記光ファイバとの間に埋め込まれたコーキングにより形成されていることを特徴とする請求項記載のケーブル。
  4. 前記固着部として、前記保護管内に嵌合されるとともに、内部に前記光ファイバが嵌合されたスリーブを有するスリーブ固着部が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル。
  5. 前記保護管は、ケーブル長さ方向に複数に分割されていることを特徴とする請求項記載のケーブル。
  6. 一体に束ねられた複数本の線材により構成されるケーブル本体を備え、
    前記複数本の線材のうちの少なくとも一本は、ケーブル長さ方向に延びる光ファイバが保護管により保護されてなるファイバ内蔵線とされたケーブルであって、
    前記ケーブル本体の両端部が各別に挿通された一対のソケットと、
    前記ソケット内に充填され、前記ケーブル本体の端部と前記ソケットとを固着する充填材と、を更に備え、
    前記ファイバ内蔵線において前記ソケット内に位置する部分では、前記光ファイバが前記保護管から露出し、
    前記充填材は、前記光ファイバと前記ソケットとを固着していることを特徴とするケーブル。
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