JP6292981B2 - カラオケ装置及びカラオケシステム - Google Patents

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本発明は、楽曲データを処理するカラオケ装置及びカラオケシステムに関する。
従来、カラオケ装置を赤外線通信により遠隔操作する遠隔操作装置から映像に係る映像情報(映像データ)を送信し、カラオケ装置が映像情報を受信し、受信した映像情報を歌唱映像とともにカラオケ装置の表示装置に表示する技術が知られている。
例えば特許文献1には、カラオケ歌唱中に表示装置に表示される歌詞テロップを含む映像を遠隔操作装置に表示し、ユーザが映像を見ながら遠隔操作装置を用いてデコレーションする素材の配置位置を決定できるという技術が開示されている。
特開2012−198380号公報
しかし、従来の技術では、歌詞テロップのように歌唱者にとって重要な情報をデコレーション素材が邪魔しないようにデコレーションするには、カラオケ歌唱中に表示される映像を遠隔操作装置が取得して表示する必要があったため、映像データのような大容量データを取得するにあたって、通信環境が不安定な場所では遅延が発生し、ユーザの所望のタイミングではデコレーション素材をカラオケ映像に反映できない、という問題があった。
そこで本発明は、送信装置から送信されたデコレーションのための映像データを、歌詞テロップの表示を邪魔しないように表示することができるカラオケ装置及びカラオケシステムを提供することを目的とする。
一態様のカラオケ装置は、映像データを送信する送信装置から送信された映像データ及び該映像データに係る映像を表示する位置を示す位置情報を受信する受信部と、該受信部で受信した位置情報に基づいて該受信部で受信した映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力する出力部とを備えるカラオケ装置であって、前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部とを備え、前記受信部は、前記送信装置から更に音声情報を受信し、前記変更部は、前記受信部で受信した前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更し、前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力するようにしてあることを特徴とする。
一態様のカラオケ装置は、映像データを送信する送信装置から送信された映像データ及び該映像データに係る映像を表示する位置を示す位置情報を受信する受信部と、該受信部で受信した位置情報に基づいて該受信部で受信した映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力する出力部とを備えるカラオケ装置であって、前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部とを備え、前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力するようにしてあり、前記受信部で受信した複数の映像データに係る映像の大きさの合計を算出する算出部と、該算出部が算出した合計が所定の閾値以上であるか否かを判定する映像判定部と、前記映像判定部が前記算出部が算出した合計が所定の閾値以上であると判定した場合、前記受信部で複数の映像データを受信した後に前記受信部で受信する映像データに係る映像を前記出力部から出力することを禁止する出力禁止部とを更に備えることを特徴とする。
一態様のカラオケ装置にあっては、映像データを送信する送信装置から送信された映像データ及び該映像データに係る映像を表示する位置を示す位置情報を受信する。受信した位置情報に基づいて該受信部で受信した映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力する。前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する。前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力する。
このことにより、送信装置から送信されたデコレーションのための映像データを、歌詞テロップの表示を邪魔しないように表示することができる。
また、一態様のカラオケ装置にあっては、変更部は、受信部で受信した音声情報に基づいて、受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更する。このことによりカラオケ装置が変化に富んだ映像情報を表示することでカラオケユーザを楽しませることができる。
また、一態様のカラオケ装置にあっては、受信部は複数の映像データを受信し、前記受信部で受信した複数の映像データに係る映像の大きさの合計を算出する算出部と、該算出部が算出した合計が所定の閾値以上であるか否かを判定する映像判定部と、前記映像判定部が前記算出部が算出した合計が所定の閾値以上であると判定した場合、前記受信部で複数の映像データを受信した後に前記受信部で受信する映像データに係る映像を前記出力部から出力することを禁止する出力禁止部とを備える。このことにより、カラオケ装置に表示される映像データが増加しすぎることで歌唱映像が見辛くなることを防止できる。
一態様のカラオケ装置は、前記変更部は、前記判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更するようにしてあることを特徴とする。
一態様のカラオケ装置にあっては、前記判定部が前記歌詞表示領域と受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更する。
このことにより、歌詞と映像情報とが重複して見難くなることを防止できる。
一態様のカラオケ装置は、前記変更部は、前記判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の透過の程度を変更するようにしてあることを特徴とする。
一態様のカラオケ装置にあっては、前記判定部が前記歌詞表示領域と受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、受信した映像データに係る映像の透過の程度を変更する。
このことにより映像情報を半透明にするため、ユーザは歌詞及び映像情報が重複しても歌詞が見やすくなり、かつユーザが表示したい位置に映像情報を表示することができる。
一態様のカラオケ装置は、前記受信部は、前記送信装置から送信された複数の映像データ及び位置情報を受信、前記受信部で受信した複数の位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する重複判定部と、該重複判定部が前記受信部で受信した複数の位置情報が示す位置が重複していると判定した場合、前記受信部で受信した複数の映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更する映像変更部とを備え、前記出力部は、該映像変更部が変更した複数の位置情報又は映像データに基づいて該映像変更部が変更した複数の映像データを出力することを特徴とする。
一態様のカラオケ装置にあっては、前記受信部は、送信装置から送信された複数の映像データ及び位置情報を受信、受信部で受信した複数の位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する重複判定部と、重複判定部が受信部で受信した複数の位置情報が示す位置が重複していると判定した場合、受信部で受信した複数の映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更する。出力部は、映像変更部が変更した複数の位置情報又は映像データに基づいて映像変更部が変更した複数の映像データを出力する。
このことにより、複数の映像情報が重複した場合であっても、一又は複数の映像情報の視認性を向上させることができる。
一態様のカラオケ装置は、前記受信部は、前記送信装置から前記音声情報を識別するための音声識別情報を受信し、前記受信部で受信した音声情報及び音声識別情報を対応付けて記憶する記憶部を備え、前記変更部は、前記受信部で受信した音声識別情報に対応する前記音声情報を前記記憶部から読み出し、前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態または位置情報が示す位置を変更することを特徴とする。
一態様のカラオケ装置にあっては、前記受信部は、前記送信装置から前記音声情報を識別するための音声識別情報を受信し、前記受信部で受信した音声情報及び音声識別情報を対応付けて記憶する記憶部を備え、前記変更部は、前記受信部で受信した音声識別情報に対応する前記音声情報を前記記憶部から読み出し、前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態または位置情報が示す位置を変更する。
このことにより、短時間でカラオケ装置に変更した映像情報を反映させることができる。
一態様のカラオケシステムは、映像データを送信する送信装置と、該送信装置から送信された映像データを受信し、該映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力するカラオケ装置を備えるカラオケシステムにおいて、前記送信装置は、映像を表示する表示部と、該表示部に表示される映像に係る映像データ及び該表示部の表示画面における映像の位置を示す位置情報を特定する特定部と、該特定部で特定された映像データ及び位置情報を前記カラオケ装置に送信する送信部とを備え、前記カラオケ装置は、前記送信部から送信された映像データ及び位置情報を受信する受信部と、前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部と、変更後の表示態様に対応する映像を出力する出力部とを備え、前記送信部は、更に音声情報を前記カラオケ装置に送信し、前記受信部は、前記送信部から送信された音声情報を受信し、前記変更部は、前記受信部で受信した前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更し、前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力することを特徴とする。
一態様のカラオケシステムは、映像データを送信する送信装置と、該送信装置から送信された映像データを受信し、該映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力するカラオケ装置を備えるカラオケシステムにおいて、前記送信装置は、映像を表示する表示部と、該表示部に表示される映像に係る映像データ及び該表示部の表示画面における映像の位置を示す位置情報を特定する特定部と、該特定部で特定された映像データ及び位置情報を前記カラオケ装置に送信する送信部とを備え、前記カラオケ装置は、前記送信部から送信された映像データ及び位置情報を受信する受信部と、前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部と、変更後の表示態様に対応する映像を出力する出力部と、前記受信部で受信した複数の映像データに係る映像の大きさの合計を算出する算出部と、該算出部が算出した合計が所定の閾値以上であるか否かを判定する映像判定部と、前記映像判定部が前記算出部が算出した合計が所定の閾値以上であると判定した場合、前記受信部で複数の映像データを受信した後に前記受信部で受信する映像データに係る映像を前記出力部から出力することを禁止する出力禁止部とを備えることを特徴とする。
一態様によれば、送信装置から送信されたデコレーションのための映像データを、歌詞テロップの表示を邪魔しないように表示することができる。
カラオケシステムの概要を示す模式図である。 送信装置のハードウェア群を示すブロック図である。 カラオケ装置のハードウェア群を示すブロック図である。 位置情報テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 楽曲情報テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 表示部の表示画面の一例を示す説明図である。 映像情報を選択する選択画面の一例を示す説明図である。 表示部及び表示装置に表示された映像情報の一例を示す説明図である。 本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。 本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。 映像処理の処理手順を示したフローチャートである。 実施の形態2に係る表示部及び表示装置に表示された映像情報の一例を示す説明図である。 実施の形態2に係る映像処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る表示部及び表示装置に表示された映像情報の一例を示す説明図である。 実施の形態3に係る映像処理を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る位置情報テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態4に係る表示部及び表示装置に表示された映像情報の一例を示す説明図である。 実施の形態4に係る映像処理を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る表示部及び表示装置に表示された映像情報の一例を示す説明図である。 実施の形態5に係るカラオケシステムを示すフローチャートである。 実施の形態6に係る表示部及び表示装置に表示された映像情報の一例を示す説明図である。 実施の形態6に係るCPUの処理を示すフローチャートである。 実施の形態7に係るCPUの処理を示すフローチャートである。 実施の形態8に係るカラオケ装置のハードウェア群を示すブロック図である。 音声識別テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態8に係るカラオケシステムの作用及び動作を示す説明図である。 実施の形態8に係るCPUの処理を示すフローチャートである。 実施の形態8に係るCPUの処理を示すフローチャートである。 実施の形態8に係るCPUの処理を示すフローチャートである。 実施の形態9に係る送信装置のハードウェア群を示すブロック図である。 実施の形態9に係るCPUの処理を示すフローチャートである。 実施の形態10に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。 実施の形態11に係る位置情報テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態11に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。 実施の形態11に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。以下の説明では各図中の上下、左右を使用する。図1はカラオケシステムの概要を示す模式図である。カラオケシステムは画像データ又は文字列等の各種情報を送信する送信装置1と、通信網Nを介して送信装置1に接続されたカラオケ装置2とを備える。通信網Nは例えばインターネット、LAN(Local Area Network)または携帯電話網等である。
図2は送信装置1のハードウェア群を示すブロック図である。送信装置1は例えばスマートフォン又は携帯電話等である。以下、本実施形態における送信装置1はスマートフォンであるとして説明する。図2に示す送信装置1は、CPU11、記憶部12、RAM13、入力部14、表示部15、通信部16及びマイク17を備える。
CPU11は、バスを介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は例えば一又は複数のCPU又はマルチコアCPU等を備える。CPU11は、記憶部12に記憶されたプログラム12Pに従いハードウェアの各部を制御する。
記憶部12は例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等である。記憶部12にはCPU11が処理を行う際に必要とする種々のデータ、プログラム12P及び位置情報テーブルT1を格納する。
RAM13は例えばSRAM、DRAM又はフラッシュメモリ等である。RAM13は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部14はタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部15はCPU11から画像データを出力する。表示部15は例えば液晶画面である。タッチパネルは表示部15の表示画面を覆うように設けられている。タッチパネルは例えば、タップ、フリック又はスワイプ等のユーザの指先のタッチ操作により表示部15の表示画面上における位置指定を受け付ける。タッチパネルはユーザの指先が接触する接触点の表示画面上の座標を検出し、検出した座標とともにユーザが行ったタッチ操作の情報をCPU11へ出力する。なお、入力部14はユーザの指示を受け付けるための各種ボタン、指示の確定を受け付けるエンターキー又はテンキー等でもよい。
通信部16は、ネットワークインタフェースである。CPU11がカラオケ装置2と各種の情報を入出力する際には、通信部16を介して信号の送受信を行う。マイク17は、音声を音声信号に変換し、CPU11に出力する。
図3はカラオケ装置2のハードウェア群を示すブロック図である。カラオケ装置2は、カラオケ店舗の各個室に通常1台設置され、有線LANケーブルを介して、該カラオケ店舗に設置されたハードディスク内蔵型のルータに接続されている。
図3に示すカラオケ装置2は、CPU21、記憶部22、RAM23、通信部24、入出力部25、MIDI音源26、音声ミキサ27及び赤外線通信28を備える。
CPU21は、バスを介してハードウェア各部と接続されている。CPU21は例えば一又は複数のCPU又はマルチコアCPU等を備える。CPU21は、記憶部22に記憶されたプログラム22Pに従いハードウェアの各部を制御する。
記憶部22は例えばハードディスクまたは大容量メモリ等である。記憶部22にはCPU21が処理を行う際に必要とする種々のデータ、プログラム22P、位置情報テーブルT1及び楽曲情報テーブルT2を格納する。
RAM23は例えばSRAM、DRAM又はフラッシュメモリ等である。RAM23は、記憶部としても機能し、CPU21による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。通信部24は、例えば無線LANカードであり、通信網Nを介して各種情報を送信装置1、カラオケ装置2との間で入出力する。
入出力部25は各種入出力端子を備え、各入出力端子にはマイク209、及びスピーカ210、表示装置211等が接続されている。マイク209は、カラオケユーザの歌唱音声を音声信号に変換する。表示装置211は、例えばCR(Cathode-ray Tube)、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、楽曲データに対応づけられた歌唱映像を表示し、後述する歌詞データに基づいて歌詞映像を表示画面の下端に表示する。表示装置211は歌詞映像が表示される歌詞表示領域をCPU21に出力している。歌詞表示領域は予め記憶部22に記憶されている。
MIDI音源26は楽曲データに基づいて楽曲の伴奏音としての楽器音を再現した音声信号を生成する。音声ミキサ27は伴奏及び歌唱音声を合成する。
CPU21は、音声ミキサ27により変換された音声信号と、MIDI音源26によって生成された楽器音の音声信号とを合成する。スピーカ210は合成された音声信号に係る音声を放音する。赤外線通信28はカラオケ装置2と、遠隔操作装置212との紐付けを行うべく、遠隔操作装置212との間で赤外線通信を行う回路である。
また、各個室には、カラオケ装置2を遠隔操作するための遠隔操作装置212が一又は複数台、備えられている。遠隔操作装置212は、ペンタッチセンサを有する液晶パネルを備えたボード型であり、赤外線通信にて、同一個室内のカラオケ店舗が紐付けられる。カラオケ店舗には、有線LANケーブルに接続されたアクセスポイントが設置されており、各個室に備えられた遠隔操作装置212は、アクセスポイントを介して、カラオケシステムへの認証、カラオケ曲の選曲の操作に係る情報を、紐付けられた同一個室内のカラオケ装置2との間で送受信している。
以下では表示部15又は表示装置211に表示される表示画面上において原点を正面視左端とし、左から右へ向かう方向をX軸正方向としたX座標、及び表示部15又は表示装置211に表示される表示画面上において原点を正面視上端とし、上から下へ向かう方向をY軸正方向としたY座標を用いる。なお、以下ではX座標及びY座標を簡略化のため、(x、y)のデカルト座標系によって記述する。
図4は位置情報テーブルT1のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。位置情報テーブルT1は画像、映像又は文字列等の映像情報(映像データ)及び映像情報の座標を示す位置情報を記憶するテーブルである。位置情報テーブルT1は映像情報列及び位置情報列等を備える。映像情報列には映像情報が記憶される。映像情報列には例えば画像Aが記憶される。位置情報列には位置情報が記憶される。位置情報列には例えば(1250,0)又は(1250,570)が記憶される。位置情報の単位は例えばピクセルである。
図5は楽曲情報テーブルT2のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。楽曲情報テーブルT2は楽曲に関する情報を記憶するテーブルである。楽曲情報テーブルT2は楽曲ID列、歌詞列及び歌唱映像列等を備える。楽曲ID列には楽曲を識別するIDが記憶される。歌詞列には楽曲の歌詞データが記憶される。歌唱映像列には歌唱映像が記憶される。
図6は表示部15の表示画面の一例を示す説明図である。図6に示すように、プログラム12Pを実行したCPU11は表示部15の表示画面上に操作画面101を表示する。操作画面101には座標軸が表示されている。なお、座標軸には目盛が表示されてもよい。
図7は映像情報を選択する選択画面100の一例を示す説明図である。操作画面101は左部に表示された選択画面100を備える。選択画面100は記憶部12に予め記憶された映像情報110を縦に3つずつ2列表示する。カラオケユーザが操作画面101に所定の操作を行った場合、CPU11は操作画面101に選択画面100を表示する。所定の操作とは例えばタップである。カラオケユーザが選択画面100及び操作画面101に所定の指定操作を行った場合、CPU11は操作画面101上の映像情報110の位置を特定する。所定の指定操作とは例えば、カラオケユーザはカラオケユーザが選択画面100をタッチし、操作画面101に映像情報110をドラッグする操作である。CPU11はドラッグされた操作画面101上の座標を特定する。CPU11は特定した位置情報が示す座標に映像情報110を表示する。CPU11は映像情報及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する。
図8は表示部15及び表示装置211に表示された映像情報の一例を示す説明図である。以下、図8を参照しつつカラオケシステムの作用及び動作を説明する。
CPU11は操作画面101に映像情報110を表示した後、通信部16から特定された映像情報110及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する。カラオケ装置2のCPU21は通信部24で映像情報及び位置情報を受信する。CPU21は映像情報及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する。CPU21は映像処理を実行する。
映像処理は以下の通りである。CPU21は歌詞表示領域を取得する。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標とが重複しているか否かを判定する。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標が重複していると判定した場合、映像情報及び位置情報の特定を禁止する。CPU21は位置情報テーブルT1に基づいて映像情報及び位置情報を特定する。CPU21は特定した位置情報に基づいて映像情報201を表示装置211に表示する。
具体的なカラオケシステムの作用及び動作は以下の通りである。以下、歌詞表示領域は左上の点を(0,500)とし、右下の点を(1270,600)とした矩形領域とする。CPU11は操作画面101に画像A及び画像Bの映像情報110を(1250,0)及び(1250,570)に表示した後、通信部16から画像A及び画像B並びに(1250,0)及び(1250,570)をカラオケ装置2へ送信する。カラオケ装置2のCPU21は通信部24で画像A及び画像B並びに(1250,0)及び(1250,570)を受信する。CPU21は画像A及び画像B並びに(1250,0)及び(1250,570)を位置情報テーブルT1に記憶する。
CPU21は歌詞表示領域を取得する。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と(1250,0)が重複していないと判定する。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と(1250,570)が重複していると判定する。CPU21は画像B及び(1250,570)の特定を禁止する。CPU21は画像A及び(1250,0)を特定する。CPU21は(1250,0)の位置に画像Aを表示する。
次に、フローチャートを用いてカラオケシステムの処理手順を説明する。図9〜10は本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。送信装置1のCPU11は入力部14で映像情報及び位置情報の入力を受け付ける(ステップS1)。CPU11は入力された映像情報及び位置情報を特定する(ステップS2)。CPU11は特定した位置情報に基づいて表示部15に映像情報を表示する(ステップS3)。CPU11は映像情報及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する(ステップS4)。CPU11は通信部16で映像情報及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する(ステップS5)。
カラオケ装置2のCPU21は通信部24で映像情報及び位置情報を受信する(ステップS6)。CPU21は映像情報及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する(ステップS7)。CPU21は映像処理を実行する(ステップS8)。
図11は映像処理の処理手順を示したフローチャートである。CPU21はステップS7の処理を終了した後、記憶部12に予め記憶された歌詞表示領域を取得する(ステップS14)。CPU11は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標とが重複しているか否かを判定する(ステップS15)。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標とが重複していないと判定した場合(ステップS15:NO)、ステップS17に処理を移す。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標とが重複していると判定した場合(ステップS15:YES)、映像情報及び位置情報の特定(出力)を禁止する(ステップS16)。CPU21は映像情報及び位置情報を特定し(ステップS17)、映像処理を終了し、処理をステップS9へ移す。
CPU21は映像処理を終了した後、特定した位置情報に基づいて映像情報を表示装置211に表示(出力)する(ステップS9)。CPU11は映像情報の表示形態又は一情報の変更指示を受け付ける(ステップS10)。CPU11は変更指示に基づく映像情報の表示形態又は位置情報が示す位置を変更する変更情報を通信部16からカラオケ装置2へ送信する(ステップS11)。具体的には変更情報とは大きさ変更、半透明、位置変更等が記憶される。大きさ変更とは映像情報の大きさを変更する処理を示す。半透明とは映像情報を半透明にする処理を示す。位置変更とは位置情報が示す位置を変更することを示す。CPU21は変更情報を通信部24で受信する(ステップS12)。CPU11は変更情報に基づいて表示装置211に表示(出力)し(ステップS13)、処理を終了する。具体的にはCPU11は変更後の表示態様に対応する映像を表示装置211に表示(出力)する。
本実施形態によれば、送信装置1に表示装置211に表示する映像を取得させることなく、送信装置1から送信されたデコレーションのための映像データを、歌詞テロップの表示を邪魔しないように表示することができる。
本実施形態によれば、歌詞と映像情報とが重複して見難くなることを防止できる。
本実施形態によれば、表示部が座標軸を表示することにより、映像情報同士の位置関係が解りやすくなる。
本実施形態によれば、映像情報が画像、映像又は文字列であるため、見やすい表示になる。
本実施形態によれば、映像情報の表示形態又は位置情報の変更指示を送信するため、すぐに映像情報を変更できる。
実施の形態2
図12は実施の形態2に係る表示部15及び表示装置211に表示された映像情報の一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。以下、図12を参照しつつカラオケシステムの作用及び動作を説明する。
CPU21は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標が重複していると判定した場合、位置情報を歌詞表示領域以外の位置に変更する。具体的にはCPU21は位置情報をY方向に100ピクセル減算する。
実施の形態2に係る具体的なカラオケシステムの作用及び動作は以下の通りである。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と(1250,570)が重複していると判定する。CPU21は(1250,570)を(1250,470)に減算する。CPU21は画像A及び(1250,0)並びに画像B及び(1250,470)を特定する。CPU21は(1250,0)の座標に画像Aを表示し、(1250,470)の座標に画像Bを表示する。
図13は実施の形態2に係る映像処理を示すフローチャートである。ステップS21以外の処理は上述の実施の形態1に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU21はステップS15がYESであった場合、位置情報を歌詞表示領域以外の位置に変更し(ステップS21)、処理をステップS17に移す。
本実施形態によれば、歌詞と映像情報との重複を防止できるため、歌詞及び映像情報が見やすくなる。
実施の形態3
図14は実施の形態3に係る表示部15及び表示装置211に表示された映像情報の一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態2と同等であり、簡潔のため記載を省略する。以下、図14を参照しつつカラオケシステムの作用及び動作を説明する。
CPU21は歌詞表示領域が示す座標と位置情報が示す座標が重複していると判定した場合、映像情報を半透明に変更する。
実施の形態3に係る具体的なカラオケシステムの作用及び動作は以下の通りである。CPU21は歌詞表示領域が示す座標と(1250,570)とが重複していると判定する。CPU21は画像Aを半透明にする。CPU21は画像A及び(1250,0)並びに画像B及び(1250,470)を特定する。CPU21は(1250,0)の座標に画像Aを表示し、(1250,470)の座標に半透明にした画像Bを表示する。
図15は実施の形態3に係る映像処理を示すフローチャートである。ステップS31以外の処理は上述の実施の形態2に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS15がYESであった場合、映像情報を半透明に変更し(ステップS31)、処理をステップS17に移す。
本実施形態によれば、映像情報を半透明にするため、ユーザは歌詞及び映像情報が重複しても歌詞が見やすくなり、かつユーザが表示したい位置に映像情報を表示することができる。
実施の形態4
図16は実施の形態4に係る位置情報テーブルT1のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態2と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
位置情報テーブルT1は大きさ列を備える。大きさ列は映像情報の大きさを示す。映像情報の大きさとは例えば、映像情報の上端から下端までの長さである。大きさ列の単位は例えばピクセルである。
図17は実施の形態4に係る表示部15及び表示装置211に表示された映像情報の一例を示す説明図である。CPU21は複数の位置情報が示す座標が重複しているか否かを判定する。具体的にはCPU21は一の位置情報が示すX座標(左端座標)に映像情報の大きさを足した右端座標が、他の位置情報が示す左端座標以下であり、一の位置情報が示す左端座標が、他の位置情報が示す左端座標に映像情報の大きさを足した右端座標以下であり、一の位置情報が示すY座標(上端座標)に映像情報の大きさを足した下端座標が、他の位置情報が示す上端座標以下であり、かつ一の位置情報が示す上端座標が、他の位置情報が示す上端座標に映像情報の大きさを足した下端座標以下であるか否かを判定する。
CPU21は複数の位置情報が示す座標が重複していると判定した場合、位置情報又は映像情報を変更する。具体的にはCPU21は複数の位置情報が示す座標が重複していると判定した場合、位置情報のY座標を所定の値減算する。所定の値とは例えば映像情報の大きさである。なお、CPU21は映像情報を半透明にしてもよい。あるいは、CPU21は一方の映像情報の表示を禁止してもよい。
実施の形態4に係る具体的なカラオケシステムの作用及び動作は以下の通りである。CPU21は画像Aの大きさが10であり、位置情報が(1000,200)である一の映像情報110と画像Bの大きさが10であり、位置情報が(1000,250)である他の映像情報110重複しているか否かを判定する。CPU21は複数の位置情報が示す座標が重複していると判定する。
CPU21は他の映像情報110の位置情報を(1000,280)に変更する。CPU21は画像A及び画像B並びに(1000,200)及び(1000,280)を特定する。CPU21は(1000,200)の座標に画像Aを表示し、(1000,280)の座標に画像Bを表示する。
図18は実施の形態4に係る映像処理を示すフローチャートである。ステップS1〜31の処理は上述の実施の形態3に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU21はステップS15又はステップS31の処理を終了した後、複数の位置情報が示す座標が重複しているか否かを判定する(ステップS41)。CPU21は複数の位置情報が示す座標が重複していると判定した場合(ステップS41:YES)、映像情報に係る映像の表示態様を変更し(ステップS42)、処理をステップS17へ移す。CPU21は複数の位置情報が示す座標が重複していないと判定した場合(ステップS41:NO)、処理をステップS17へ移す。
本実施形態によれば、複数の映像情報が重複した場合であっても、一又は複数の映像情報の視認性を向上させることができる。
実施の形態5
図19は実施の形態5に係る表示部15及び表示装置211に表示された映像情報の一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
実施の形態5に係るカラオケシステムの送信装置1は複数であり、例えば送信装置1A及び1B等を備える。送信装置1AのCPU11は操作画面101に映像情報11Aを表示した後、通信部16から特定された映像情報11A及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する。カラオケ装置2のCPU21は通信部24で映像情報11A及び位置情報を受信する。CPU21は映像情報11A及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する。
送信装置1BのCPU11は操作画面101に映像情報11Bを表示した後、通信部16から特定された映像情報11B及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する。カラオケ装置2のCPU21は通信部24で映像情報11B及び位置情報を受信する。CPU21は映像情報11B及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する。以下、本実施形態における映像処理は実施の形態4と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
図20は実施の形態5に係るカラオケシステムを示すフローチャートである。ステップS1〜42の処理は上述の実施の形態4に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。送信装置1AのCPU11は、通信部16で映像情報及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する(ステップS5)。送信装置1BのCPU11は、入力部14で映像情報及び位置情報の入力を受け付ける(ステップS51)。送信装置1BのCPU11は入力された映像情報及び位置情報を特定する(ステップS52)。送信装置1BのCPU11は特定した位置情報に基づいて表示部15に映像情報を表示する(ステップS53)。送信装置1BのCPU11は映像情報及び位置情報を位置情報テーブルT1に記憶する(ステップS54)。送信装置1BのCPU11は通信部16で映像情報及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する(ステップS55)。
本実施形態におけるカラオケシステムは一の送信装置1Aから送信された映像情報を表示装置211に表示した後、他の送信装置1Bから送信された映像データを表示装置211に表示する際、CPU11は双方の映像情報の位置情報が示す座標が重複しているかどうかを判定する。CPU11が双方の映像情報の位置情報が示す座標が重複していると判定した場合、映像情報の位置、大きさ又は透過の割合を変える。また、CPU11はカラオケ装置2が先に取得した映像情報を変更しても良いし、後に取得した映像情報を変更しても良いし、双方の映像情報を変更しても良い。
実施の形態6
図21は実施の形態6に係る表示部15及び表示装置211に表示された映像情報の一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
CPU21は映像情報及び位置情報の入力を受け付けた後、マイク17が音声を取得したか否かを判定する。CPU11はマイク17が音声を取得したと判定した場合、映像情報の大きさを所定の大きさに変更する。所定の大きさとは例えば50ピクセルである。CPU21は映像情報及び位置情報を特定する。CPU11は特定した位置情報が示す座標に操作画面101に映像情報110を表示する。CPU11は操作画面101に映像情報110を表示した後、通信部16から特定された映像情報110及び位置情報をカラオケ装置2へ送信する。
具体的なカラオケシステムの作用及び動作は以下の通りである。ユーザは画像Aの映像情報110を(1250,0)にドラッグし、マイク17へ音声を発する。マイク17はCPU11へ音声信号を出力する。CPU11はマイク17が音声を取得したと判定する。CPU11は画像Aを50ピクセルに変更する。CPU11は画像A及び(1250,0)を特定する。CPU11は操作画面101の座標(1250,0)に画像Aを表示する。CPU11は通信部16から画像A及び(1250,0)をカラオケ装置2へ送信する。以下、実施の形態1と同様であるため、簡潔のため説明を省略する。
図22は実施の形態6に係るCPU11の処理を示すフローチャートである。ステップS1〜17の処理は上述の実施の形態1に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU21はステップS1の処理を終了した後、マイク17が音声を取得したか否かを判定する(ステップS61)。CPU11はマイク17が音声を取得したと判定した場合(ステップS61:YES)、映像情報の大きさを所定の大きさに変更し(ステップS62)、処理をステップS2に移す。CPU11はマイク17が音声を取得しなかったと判定した場合(ステップS61:NO)、処理をステップS2に移す。
本実施形態によれば、CPU11はマイク17から取得した音声により映像情報の大きさを変更する。このことによりカラオケシステムは変化に富んだ映像情報を表示することでカラオケユーザを楽しませることができる。
なお、本実施形態ではCPU11は映像情報の大きさを所定の大きさに変更したが、映像情報を半透明にしてもよい。あるいは、CPU21は映像情報を所定の位置に変更してもよい。所定の位置とは例えば10ピクセルである。またCPU21は映像情報を別の映像情報に変更してもよい。
実施の形態7
図23は実施の形態7に係るCPU11の処理を示すフローチャートである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態5と同等であり、簡潔のため記載を省略する。ステップS1〜62の処理は上述の実施の形態5に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS62の処理を終了した後、取得した音声情報を通信部16からカラオケ装置2へ送信する(ステップS71)。CPU11は通信部24で音声情報を受信する(ステップS72)。CPU11は取得した音声情報をスピーカ210から出力し(ステップS73)、処理を終了する。
本実施形態によれば、CPU11はマイク209以外から音声を取得することができ、一のカラオケユーザは演奏中の他のカラオケユーザに対して掛け声又は応援等の音声をスピーカ210から出力することができる。
実施の形態8
図24は実施の形態8に係るカラオケ装置2のハードウェア群を示すブロック図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態7と同等であり、簡潔のため記載を省略する。カラオケ装置2の記憶部22は音声識別テーブルT3をさらに備える。
図25は音声識別テーブルT3のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。音声識別テーブルT3は音声情報を識別するための音声識別情報に関連するデータを記憶するテーブルである。音声識別テーブルT3は音声ID列、音声列及び変更情報列等を備える。音声ID列には音声識別情報が記憶される。音声列には音声情報が記憶される。音声情報は例えば、「haku.mp3」、「kake.mp3」、「yubi.mp3」及び「ori.mp3」等が記憶される。「haku.mp3」とは拍手の音声である。「kake.mp3」とは掛け声の音声である。「yubi.mp3」とは指笛の音声である。「ori.mp3」とはオリジナル音声である。変更情報列には変更情報が記憶される。変更情報列は例えば、大きさ変更、半透明、位置変更等が記憶される。
図26は実施の形態8に係るカラオケシステムの作用及び動作を示す説明図である。図26Aに示すように、ユーザが例えばマイク17の前で拍手を行った場合、CPU11は拍手の音声を取得する。CPU11は音声識別テーブルT3を読み出す。CPU11は音声識別テーブルT3に取得した拍手の音声が記憶されているか否かを判定する。
CPU11は音声識別テーブルT3に取得した拍手の音声が記憶されていると判定する。CPU11は取得した拍手の音声に対応づけられた変更情報である大きさ変更に基づいて映像情報の大きさを変更する。具体的にはCPU11は映像情報の大きさを50ピクセルにする。CPU11は映像情報及び位置情報を特定する。CPU11は映像情報を位置情報に基づいて表示装置211に表示(出力)する。
CPU11は取得した拍手の音声に対応づけられた音声識別情報11111を通信部16からカラオケ装置2へ送信する。CPU21は音声識別情報11111を通信部24で送信装置1から受信する。
CPU21は音声識別テーブルT3を読み出す。CPU21は音声識別情報11111に対応する変更情報である大きさ変更に基づいて映像情報の大きさを変更する。具体的にはCPU11は映像情報の大きさを50ピクセルにする。CPU21は音声識別情報11111に対応する拍手の音声をスピーカ210から出力する。CPU21は映像情報及び位置情報を特定する。CPU21は映像情報の大きさを50ピクセルにした映像情報を表示装置211に表示(出力)する。
図26Bに示すように、ユーザが例えばマイク17の前で「あいう」を発声した場合、CPU11は音声識別テーブルT3に音声情報が記憶されていないと判定する。CPU11は取得した音声情報「あいう」に対応する音声識別情報11114を生成する。CPU11は取得した音声情報「あいう」に対応する変更情報である大きさ変更を生成する。本実施形態においてCPU11は音声情報に対応する変更情報をランダムに生成する。CPU11は取得した音声情報、生成した音声識別情報及び変更情報を音声識別テーブルT3に記憶する。なお、CPU11は予め音声情報に対応する変更情報を音声識別テーブルT3に記憶してもよい。あるいはCPU11は変更情報の入力を受け付け、入力された変更情報を音声情報に対応づけて音声識別テーブルT3に記憶してもよい。
CPU11は生成した変更情報である大きさ変更に基づいて映像情報の表示形態または位置情報が示す位置を変更する。具体的にはCPU11は映像情報の大きさを50ピクセルにする。CPU11は映像情報及び位置情報を特定する。CPU11は映像情報を位置情報に基づいて表示部15に表示(出力)する。
CPU11は取得した音声情報「あいう」、生成した音声識別情報11114及び変更情報である大きさ変更を通信部16からカラオケ装置2へ送信する。CPU21は取得した音声情報「あいう」、生成した音声識別情報11114及び変更情報である大きさ変更を通信部24で送信装置1から受信する。
CPU21は取得した音声情報「あいう」、生成した音声識別情報11114及び変更情報である大きさ変更を音声識別テーブルT3に記憶する。CPU21は変更情報である大きさ変更に基づいて映像情報の表示形態または位置情報が示す位置を変更する。CPU21は音声識別情報11114に対応する音声情報「あいう」をスピーカ210から出力する。CPU21は映像情報及び位置情報を特定する。CPU21は映像情報を位置情報に基づいて表示装置211に表示(出力)し、処理を終了する。
図27〜29は実施の形態8に係るCPU11の処理を示すフローチャートである。ステップS61の処理は上述の実施の形態1に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。ステップS61がYESであった場合、CPU11は音声識別テーブルT3を読み出す(ステップS81)。CPU11は音声識別テーブルT3に取得した音声情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS82)。
CPU11は音声識別テーブルT3に取得した音声情報が記憶されていると判定した場合(ステップS82:YES)、取得した音声情報に対応づけられた変更情報に基づいて映像情報の表示形態又は位置情報が示す位置を変更する(ステップS83)。CPU11は映像情報及び位置情報を特定する(ステップS84)。CPU11は映像情報を位置情報に基づいて表示装置211に表示(出力)する(ステップS85)。
CPU11は取得した音声に対応する音声情報に対応づけられた音声識別情報を通信部16からカラオケ装置2へ送信する(ステップS86)。CPU21は音声識別情報を通信部24で送信装置1から受信する(ステップS87)。
CPU21は音声識別テーブルT3を読み出す(ステップS88)。CPU21は音声識別情報に対応する変更情報に基づいて映像情報の表示形態または位置情報が示す位置を変更する(ステップS89)。CPU21は音声識別情報に対応する音声情報をスピーカ210から出力する(ステップS90)。CPU21は映像情報及び位置情報を特定する(ステップS91)。CPU21は映像情報を位置情報に基づいて表示装置211に表示(出力)し(ステップS92)、処理を終了する。
CPU11は音声識別テーブルT3に音声情報が記憶されていないと判定した場合(ステップS82:NO)、取得した音声情報に対応する音声識別情報を生成する(ステップS93)。CPU11は取得した音声情報に対応する変更情報を生成する(ステップS94)。CPU11は取得した音声情報、生成した音声識別情報及び変更情報を音声識別テーブルT3に記憶する(ステップS95)。
CPU11は生成した変更情報に基づいて映像情報の表示形態または位置情報が示す位置を変更する(ステップS96)。CPU11は映像情報及び位置情報を特定する(ステップS97)。CPU11は映像情報を位置情報に基づいて表示部15に表示(出力)する(ステップS98)。
CPU11は取得した音声情報、生成した音声識別情報及び変更情報を通信部16からカラオケ装置2へ送信する(ステップS99)。CPU21は取得した音声情報、生成した音声識別情報及び変更情報を通信部24で送信装置1から受信する(ステップS100)。
CPU21は取得した音声情報、生成した音声識別情報及び変更情報を音声識別テーブルT3に記憶する(ステップS101)。CPU21は変更情報に基づいて映像情報の表示形態または位置情報が示す位置を変更する(ステップS102)。CPU21は音声識別情報に対応する音声情報をスピーカ210から出力する(ステップS103)。CPU21は映像情報及び位置情報を特定する(ステップS104)。CPU21は映像情報を位置情報に基づいて表示装置211に表示(出力)し(ステップS105)、処理を終了する。
本実施形態におけるカラオケシステムは、音声識別情報を出力するため、短時間で表示装置211に変更した映像情報を反映させることができる。
実施の形態9
図30は実施の形態9に係る送信装置1のハードウェア群を示すブロック図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。送信装置1は計時部18をさらに備える。計時部18は、映像情報が表示された表示時間を計時しており、CPU11からの求めに応じて、計時結果をCPU11に与える回路である。
図31は実施の形態9に係るCPU11の処理を示すフローチャートである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。ステップS1〜17の処理は上述の実施の形態1に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU21は表示部15に映像情報が示す映像を表示してから計時部18が所定の表示時間を経過したか否かを判定する(ステップS111)。CPU11は計時部18が所定の表示時間を経過したと判定した場合(ステップS111:NO)、処理をステップS1に移す。
CPU11は計時部18が所定の表示時間を経過したと判定した場合(ステップS111:YES)、表示時間が所定の表示時間を経過した映像情報及び位置情報を消去する(ステップS112)。CPU11は表示部15から表示時間が所定の表示時間を経過した映像情報を消去する(ステップS113)。CPU11は通信部16から映像情報及び位置情報の消去する消去命令をカラオケ装置2へ送信する(ステップS114)。
カラオケ装置2のCPU21は通信部24で消去命令を受信する(ステップS115)。CPU21は消去命令に基づいて位置情報テーブルT1から映像情報及び位置情報を消去する(ステップS116)。CPU21は消去命令に基づいて表示装置210から映像情報を消去し(ステップS117)、処理を終了する。
本実施形態によれば、表示時間が所定の閾値を超えた映像情報を消去することで古い映像情報を表示することを防止できる。
なお、本実施例では、計時部は送信装置に備わっていたが、これに限られず、計時部がカラオケ装置に備わっていても良い。この場合、送信装置から受信した映像情報を表示部に表示してからの時間を計時し、所定の時間を経過したら映像情報を消去することとなる。
実施の形態10
図32は実施の形態10に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。ステップS1〜14の処理は上述の実施の形態1に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU21はステップS7の処理を終了した後、位置情報テーブルT1に記憶された複数の映像情報の大きさを合計する(ステップS121)。CPU21は合計した映像情報の大きさが所定の座標閾値以上であるか否かを判定する(ステップS122)。CPU21は合計した映像情報の大きさが所定の座標閾値以上でないと判定した場合(ステップS122:NO)、処理をステップS8に移す。
CPU21は合計した映像情報の大きさが所定の座標閾値以上であると判定した場合(ステップS122:YES)、映像情報の追加を禁止し(ステップS123)、処理をステップS8に移す。具体的にはCPU21は複数の映像データを受信した後に受信する映像データに係る映像を出力することを禁止する。
本実施形態によれば、合計した映像情報の大きさが所定の座標閾値以上であると判定した場合、映像情報の追加を禁止するので、表示装置211に表示される映像情報が増加しすぎることで歌唱映像が見辛くなることを防止できる。
なお、本実施形態においてカラオケ装置は映像情報の追加を禁止したが、送信装置に映像情報の受信を禁止する命令を送信すると、送信装置側で映像情報の送信が禁止されるようにしてもよい。また送信装置から映像情報を送信しようとするとエラーメッセージが表示されることとしても良い。あるいは、別の例としては、表示装置に表示した、または送信装置から受信した際の時間情報を映像情報に対応付けて記憶しておき、閾値以上と判定した場合は、該時間情報が早い順に映像情報を消去することとしても良い。
実施の形態11
図33は実施の形態11に係る位置情報テーブルT1のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。位置情報テーブルT1はさらにID列を備える。ID列には映像情報を識別するための映像識別情報が記憶される。
図34〜35は実施の形態11に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。ステップS1〜17の処理は上述の実施の形態1に係るカラオケシステムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11は特定した映像情報が記憶部12に記憶されているか否かを判定する(ステップS131)。CPU11は特定した映像情報が記憶部12に記憶されていないと判定した場合(ステップS131:NO)、処理をステップS5に移す。
CPU11は特定した映像情報が記憶部12に記憶されていると判定した場合(ステップS131:YES)、特定した映像情報を識別するための映像識別情報を通信部16から送信する(ステップS132)。
CPU21は映像識別情報を通信部24で受信する(ステップS133)。CPU21は映像識別情報に対応する映像情報を読み出し(ステップS134)、映像処理を実行する(ステップS8)。CPU21は受信した映像識別情報に基づいて映像情報を表示装置211に表示する(ステップS135)。具体的にはCPU21は受信した読み出した映像情報を表示装置211に表示する。
本実施形態によれば、映像情報の代わりに映像識別情報を通信部16から送信するため、通信量を減少することができる。このことにより、カラオケシステムは表示装置211の表示の遅延を防止することができる。
各実施例で記載されている技術的特徴はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 CPU
12 記憶部
13 RAM
14 入力部
15 表示部
16 通信部
17 マイク
21 CPU
22 記憶部
23 RAM
24 通信部
25 入出力部
209 マイク
210 スピーカ
211 表示装置

Claims (8)

  1. 映像データを送信する送信装置から送信された映像データ及び該映像データに係る映像を表示する位置を示す位置情報を受信する受信部と、
    該受信部で受信した位置情報に基づいて該受信部で受信した映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力する出力部とを備えるカラオケ装置であって、
    前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、
    該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部とを備え、
    前記受信部は、前記送信装置から更に音声情報を受信し、
    前記変更部は、前記受信部で受信した前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更し、
    前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力するようにしてある
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 映像データを送信する送信装置から送信された映像データ及び該映像データに係る映像を表示する位置を示す位置情報を受信する受信部と、
    該受信部で受信した位置情報に基づいて該受信部で受信した映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力する出力部とを備えるカラオケ装置であって、
    前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、
    該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部とを備え、
    前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力するようにしてあり、
    前記受信部で受信した複数の映像データに係る映像の大きさの合計を算出する算出部と、
    該算出部が算出した合計が所定の閾値以上であるか否かを判定する映像判定部と、
    前記映像判定部が前記算出部が算出した合計が所定の閾値以上であると判定した場合、前記受信部で複数の映像データを受信した後に前記受信部で受信する映像データに係る映像を前記出力部から出力することを禁止する出力禁止部とを更に備える
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  3. 前記変更部は、前記判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカラオケ装置。
  4. 前記変更部は、前記判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の透過の程度を変更するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載のカラオケ装置。
  5. 前記受信部は、前記送信装置から送信された複数の映像データ及び位置情報を受信
    前記受信部で受信した複数の位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する重複判定部と、
    該重複判定部が前記受信部で受信した複数の位置情報が示す位置が重複していると判定した場合、前記受信部で受信した複数の映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更する映像変更部とを備え、
    前記出力部は、該映像変更部が変更した複数の位置情報又は映像データに基づいて該映像変更部が変更した複数の映像データを出力することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載のカラオケ装置。
  6. 前記受信部は、前記送信装置から前記音声情報を識別するための音声識別情報を受信し、
    前記受信部で受信した音声情報及び音声識別情報を対応付けて記憶する記憶部を備え、
    記変更部は、前記受信部で受信した音声識別情報に対応する前記音声情報を前記記憶部から読み出し、前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態または位置情報が示す位置を変更する
    ことを特徴とする請求項に記載のカラオケ装置。
  7. 映像データを送信する送信装置と、該送信装置から送信された映像データを受信し、該映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力するカラオケ装置を備えるカラオケシステムにおいて、
    前記送信装置は、
    映像を表示する表示部と、
    該表示部に表示される映像に係る映像データ及び該表示部の表示画面における映像の位置を示す位置情報を特定する特定部と、
    該特定部で特定された映像データ及び位置情報を前記カラオケ装置に送信する送信部とを備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記送信部から送信された映像データ及び位置情報を受信する受信部と、
    前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、
    該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部と、
    変更後の表示態様に対応する映像を出力する出力部と
    を備え
    前記送信部は、更に音声情報を前記カラオケ装置に送信し、
    前記受信部は、前記送信部から送信された音声情報を受信し、
    前記変更部は、前記受信部で受信した前記音声情報に基づいて、前記受信部で受信した映像データの表示形態又は位置情報が示す位置を変更し、
    前記出力部は、変更後の表示態様に対応する映像を出力することを特徴とするカラオケシステム。
  8. 映像データを送信する送信装置と、該送信装置から送信された映像データを受信し、該映像データに係る映像を楽曲に係る歌詞と共に出力するカラオケ装置を備えるカラオケシステムにおいて、
    前記送信装置は、
    映像を表示する表示部と、
    該表示部に表示される映像に係る映像データ及び該表示部の表示画面における映像の位置を示す位置情報を特定する特定部と、
    該特定部で特定された映像データ及び位置情報を前記カラオケ装置に送信する送信部とを備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記送信部から送信された映像データ及び位置情報を受信する受信部と、
    前記歌詞を表示する歌詞表示領域及び前記受信部で受信した位置情報が示す位置が重複しているか否かを判定する判定部と、
    該判定部が前記歌詞表示領域と前記受信部で受信した位置情報が示す位置とが重複していると判定した場合、前記受信部で受信した映像データに係る映像の表示態様を変更する変更部と、
    変更後の表示態様に対応する映像を出力する出力部と、
    前記受信部で受信した複数の映像データに係る映像の大きさの合計を算出する算出部と、
    該算出部が算出した合計が所定の閾値以上であるか否かを判定する映像判定部と、
    前記映像判定部が前記算出部が算出した合計が所定の閾値以上であると判定した場合、前記受信部で複数の映像データを受信した後に前記受信部で受信する映像データに係る映像を前記出力部から出力することを禁止する出力禁止部と
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
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