JP6291967B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像形成を行う画像形成装置に関する。
上記の画像形成装置として、トナー等の画像形成媒体の残量が少なくなると、所定期間に1回の頻度でユーザに通知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−192151号公報
しかしながら、上記画像形成装置では、画像形成媒体の残量が少なくなった旨が通知された後であっても、画像形成を行うことが可能であるため、複数の記録媒体を用いた画像形成がなされている途中で画像形成不良(例えば、画像形成媒体不足による画像のかすれ等)が発生すると、多くの記録媒体が無駄になるという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、記録媒体に画像形成を行う画像形成装置において、画像形成不良となった記録媒体が大量に排出されることを抑制できるようにすることを本発明の目的とする。
本発明の画像形成装置においては、記録媒体の搬送を行う搬送部と、搬送部により搬送される記録媒体に画像形成媒体を用いて画像形成を行う画像形成部と、搬送部及び画像形成部を制御する制御部と、を備え、制御部は、画像形成媒体の残量についての情報を取得する残量取得処理と、残量取得処理により取得された画像形成媒体の残量が第1量未満の場合に、画像形成部により使用される画像形成媒体の使用量または画像形成部により画像形成が行われた記録媒体の数を表す画像形成値を計数する計数処理と、計数処理により計数された画像形成値が第1値以上になった場合に、画像形成部による画像形成を停止させる画像形成停止処理と、を実行することを特徴とする。
このような画像形成装置によれば、画像形成値が閾値以上となると画像形成を停止させるので、画像形成不良となった記録媒体が大量に排出されることを抑制することができる。
なお、本発明は、方法またはプログラムとして実現されていてもよい。また、各請求項の記載は、可能な限りにおいて任意に組み合わせることができる。この際、発明の目的を達成できる範囲内において一部構成を除外してもよい。
本発明が適用された画像形成装置1の概略構成を示す模式図(側断面図)である。 制御部10が実行するジョブ印字処理を示すフローチャートである。 ジョブ印字処理のうちの停止ドットカウント決定処理を示すフローチャートである。 ジョブ印字処理のうちの停止枚数決定処理を示すフローチャートである。 ジョブ印字処理のうちの印字処理を示すフローチャートである。 確認画面の一例を示す画像図である。 第2実施形態のジョブ印字処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の停止枚数決定処理を示すフローチャートである。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
[本実施形態の構成]
本発明が適用された画像形成装置1は、用紙やOHPシート等の記録媒体に印刷を行うプリンタとして構成されている。画像形成装置1は、図1に示すように、制御部10と、タッチパネル21と、画像形成部22と、搬送部23と、記録媒体保持部31と、排出部32と、を備えている。
タッチパネル21は、情報を表示させる表示部としての機能と、ユーザによる指示を受付ける受付部としての機能とを備えた周知のタッチパネルとして構成されている。タッチパネル21は、ユーザによる指示を制御部10に送り、制御部10から指令に応じて画像を表示させる。
画像形成部22は、制御部10からの指令に応じて、後述する搬送部23により搬送経路41に沿って搬送される記録媒体にトナーやインク等の画像形成媒体(本実施形態ではトナー)を用いて画像形成を行う。
搬送部23は、制御部10からの指令に応じて複数の搬送ローラ24を駆動させることで、記録媒体保持部31から排出部32まで搬送経路41に沿って記録媒体の搬送を行う。なお、搬送部23は、画像形成部22による画像形成後の記録媒体を反転経路42に沿って搬送することで、記録媒体を反転させて排出部32に排出できるよう構成されている。搬送部23は、反転経路42を通過した記録媒体を画像形成部22により画像形成可能となるよう搬送するので、記録媒体の両面への画像形成(両面印刷)を実施することもできる。
制御部10は、CPU11とROM、RAM等のメモリ12とを備えたコンピュータとして構成されており、CPU11がメモリ12に格納されたプログラム(画像形成プログラムを含む)に基づいて、後述する各種処理を実施する。すなわち、一例として搬送部23および画像形成部22を制御する。
また、制御部10は、画像形成媒体の残量を管理し、画像形成媒体の残量が低下すると、画像形成媒体の残量が低下した旨をユーザに報知し、その後、画像形成媒体の残量が低下していない通常モードから画像形成媒体の残量が低下したトナー延長モードに遷移する機能を備えている。
本実施形態では、例えば、トナーが新品に交換されたときからのトナー使用量である累積ドットカウントをメモリ12において管理し、この累積ドットカウントがある閾値(第1値)を超えると(例えば、トナー残量がトナー最大量(未使用の状態のトナー残量)の1割未満になると)残量が低下したと判断する。また、制御部10は、トナー延長モードに遷移してからのトナー使用量である延長後ドットカウントをメモリ12において管理する。
なお、制御部10は、トナーが新品に交換されると、累積ドットカウントおよび延長後ドットカウントをクリアし、通常モードに遷移する。
[本実施形態の処理]
このように構成された画像形成装置1において、制御部10は、図2に示すジョブ印字処理を実施する。ジョブ印字処理は、1つのドキュメントについて印刷を行うための一群のデータを表すジョブ(画像形成ジョブ)に対して、各ジョブの状況に応じて印刷途中に印刷を停止させることによって印字状態の確認をユーザに促す処理である。また、1ジョブ印字処理は、例えばある印刷ジョブを実施するようタッチパネル21や、その他の外部装置(例えば図示しないパソコン等)から指令を受けるとジョブ毎に開始される処理である。
ジョブ印字処理では、図2に示すように、まず、トナー延長モード中であるか否かを判定する(S5)。ここで、トナー延長モード中でなければ(S5:NO)、S60の処理に移行する。
また、トナー延長モード中であれば(S5:YES)、画像形成媒体の使用量を削減するよう設定する(S10)。この処理では、例えば、濃度を一律に10%下げるなどすることで、トナー延長モードの際の画像形成媒体の使用量が通常モードの際よりも少なくなるよう設定する。
続いて、ドットカウントをクリア(リセット)し(S7)たうえで、本ジョブで使用する画像形成媒体についてのドットカウント(本ジョブのドットカウント)を算出する(S15)。この処理では、本ジョブに含まれるドット(画像形成媒体で形成される点)の数をカウントすることでドットカウントを求める。
また、この処理は、例えば、本ジョブに含まれる全てのドットをカウントする処理である。また、このドットカウントは、ジョブ毎に0から順にカウントされる。
続いて、停止ドットカウント決定処理を実施する(S20)。停止ドットカウント決定処理は、印刷を停止する際のドットカウントを表す停止ドットカウントを設定する処理である。
停止ドットカウント決定処理では、図3に示すように、まず、基準ドットカウント量a、ドットカウント減算基準値b及び停止ドットカウントの下限値cを設定する(S110)。ここで、基準ドットカウントとは、トナー延長モード中で連続して印字を許可する最大のドットカウントを表し、例えば平均的なテキスト印刷50枚分に相当するドットカウントを表す。基準ドットカウントはメモリ12に記憶されている値であり、読み出されて設定される。
続いて、停止ドットカウントを求める(S115)。停止ドットカウントは、延長後ドットカウントを、延長後の印字部数に応じてドットカウントの値を減らすドットカウント減算基準値b(例えば20枚印字したら1枚分のドットカウントを減らしたい場合b=20を設定する)で除し、この値を基準ドットカウント量aから減算することによって求める。
続いて、停止ドットカウントと停止ドットカウントの下限値cとを比較する(S120)。ここで下限値cは、頻繁に印刷が停止しないようにするための値であり、例えば平均的なテキスト印刷10枚分に相当するドットカウントに設定される。
停止ドットカウントが下限値c以下であれば(S120:NO)、この下限値cを停止ドットカウントとして設定し(S125)、この停止ドットカウントをメモリ12に記録させる(S130)。また、停止ドットカウントが下限値cよりも大きければ(S120:YES)、この停止ドットカウントをメモリに記録させる(S130)。
ここで、停止ドットカウント決定処理の意義について説明する。延長後のドットカウントが大きくなる(トナーが完全になくなる状態に近づく)ほど、画像形成不良(印字不良)が発生しやすくなる。したがって、延長後のドットカウントが大きくなるほど停止ドットカウントを小さくする計算が図3のS115で行われている。しかしながら、停止ドットカウントが小さくなりすぎると頻繁に印字が停止されることになるので、停止ドットカウントの下限値をcとする処理が図3のS125で行われている。
このような処理が終了すると、停止ドットカウント決定処理を終了し、図2に戻る。続いて、本ジョブのドットカウントと、停止ドットカウントとを比較する(S25)。本ジョブのドットカウントが停止ドットカウント以下であれば(S25:NO)、S60の処理に移行する。
また、本ジョブのドットカウントが停止ドットカウントよりも大きければ(S25:YES)、停止枚数決定処理を実施する(S40)。停止枚数決定処理では、図4に示すように、停止ドットカウントが本ジョブの何枚目に当たるかを演算により決定し、この値を印字停止枚数として設定する(S155)。
続いて、メモリ12に記憶されている本ジョブのドットカウントを、本ジョブのドットカウントから停止ドットカウントと停止するページの残りのドットカウントを加えたカウントを減算したものに更新する(S160)。
このような処理が終了すると、停止枚数決定処理を終了し、図2に戻る。続いて、画像形成部22を用いた印刷を実施し(S60)、ジョブ印字処理を終了する。
続いて、印字処理を実施する(S50)。ここでの印字処理は、停止枚数決定処理で決定された印字停止枚数まで画像形成部22を用いた印刷を実施し、決定された印字停止枚数で印字を停止させる処理を含む。
詳細には、図5に示すように、停止枚数決定処理で決定された停止枚数のページを、停止ページとして設定する(S210)。
続いて、停止ページの1ページ前まで印刷を行う(S215)。そして、停止ページを反転して印刷する(S220)。すなわち、記録媒体の印刷面(画像形成された面)を排出部32において上側に向けて排出するフェイスアップ印刷を行う。なお、この処理が終了すると、本ジョブの印刷を停止させることになる。
続いて、ユーザインタフェースに確認画面を出力する(S52)。ここで、確認画面が出力されるユーザインタフェースは、例えばタッチパネル21であり、このタッチパネル21に、図6に示すような確認画面を表示させる。この確認画面においては、印字品質を問うメッセージと、問いに回答するための選択肢「はい」「いいえ」が含まれている。このような処理が終了すると、本印字処理を終了する。
続いて、図2に戻り、ユーザの確認結果について判定を行う(S52)。この処理では、確認画面においてユーザが「はい」を選択すると、確認結果がOKであると認識し、確認画面においてユーザが「いいえ」を選択すると、確認結果がNGであると認識する。また、「はい」または「いいえ」が選択されないときはS52の処理で待機する。
確認結果がOKであれば(S52:YES)、停止ページ以降のページの印刷を再開するためS20に戻り、上述した処理を繰りかえす。また、確認結果がNGであれば(S52:NO)、直ちにジョブ印字処理を終了する。
[本実施形態による効果]
以上のように詳述した画像形成装置(1)においては、記録媒体の搬送を行う搬送部(23)と、搬送部(23)により搬送される記録媒体に画像形成媒体を用いて画像形成を行う画像形成部(22)と、搬送部(23)及び画像形成部(22)を制御する制御部(10)と、を備え、制御部(10)は、画像形成媒体の残量についての情報を取得する残量取得処理(S5)と、残量取得処理(S5)により取得された画像形成媒体の残量が第1量未満の場合に、画像形成部(22)により使用される画像形成媒体の使用量または画像形成部(22)により画像形成が行われた記録媒体の数を表す画像形成値を計数する計数処理(S15)と、計数処理(S15)により計数された画像形成値が第1値以上になった場合に、画像形成部(22)による画像形成を停止させる画像形成停止処理(S20、S25、S60)と、を実行することを特徴とする。
このような画像形成装置(1)によれば、画像形成値が閾値以上となると画像形成を停止させるので、画像形成不良となった記録媒体が大量に排出されることを抑制することができる。
また、画像形成装置(1)において制御部(10)は、計数処理(S15)において、画像形成部(22)が新たな画像形成ジョブに係る画像形成を行う際に、画像形成値をリセットする第1リセット処理(S7)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、ジョブ毎に新たに画像形成値を監視するので、新たなジョブを実行したときにすぐに画像形成部(22)が停止してしまうことを抑制することができる。
さらに、画像形成装置(1)において制御部(10)は、画像形成停止処理(S20、S25、S60)の実行毎に、画像形成値をリセット(再設定)する第2リセット処理(S160)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、画像形成値が閾値以上となる度に、画像形成を停止させることができる。
また、画像形成装置(1)において制御部(10)は、画像形成停止処理(S20、S25、S60)において、画像形成媒体の残量が少なくなるにつれて、第1値をより小さな値に設定する第1値設定処理(S115)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、画像形成媒体の残量が少なくなるにつれて、画像形成部(22)を停止させる頻度を高くすることができる。よって、画像形成不良となった記録媒体の排出量をより少量に抑制することができる。
さらに、画像形成装置(1)においては、第1値設定処理(S115)において、予め設定された下限値以上となるよう第1値を設定する。
このような画像形成装置(1)によれば、閾値が下限値未満にならないようにするので、画像形成部(22)を停止させる頻度が極端に高くなることを抑制することができる。
また、画像形成装置(1)においては、受付部(21)を備え、制御部(10)は、画像形成停止処理(S20、S25、S60)の実行により画像形成部(22)による画像形成を停止させた状態において、画像形成の再開に関する指令を受付部(21)により受け付けた場合に、画像形成部(22)による画像形成を再開させる再開処理(S52)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、停止させた画像形成を簡易な操作によって再開させることができる。
また、画像形成装置(1)において制御部(10)は、搬送部(23)および画像形成部(22)の少なくとも一方を用いて、画像形成部(22)による画像形成を停止させる直前に画像形成が行われた記録媒体の画像が形成された面が鉛直上側を向くように当該画像形成装置(1)から排出する排出処理(S220)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、記録媒体の画像形成面が上側に向けて画像形成装置(1)から排出されるので、ユーザは記録媒体を反転させることなく画像形成不良についての確認を行うことができる。よって、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、画像形成装置(1)においては、情報を表示する表示部(21)、を備え、制御部(10)は、画像形成停止処理(S20、S25、S60)において、画像形成を停止させるときに、画像形成不良の確認のための表示を表示部(21)に表示させる表示制御処理(S225)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、画像形成を停止させる際に、表示によって画像形成不良を確認するようユーザに促すことができる。
また、画像形成装置(1)において、第1量は、画像形成媒体の最大量に対して1割以下の量である。
このような画像形成装置(1)によれば、画像形成媒体の最大量に対して1割以下の量となったときに画像形成を停止させることができる。
また、画像形成装置(1)において、制御部(10)は、残量取得処理(S5)により取得された画像形成媒体の残量が第1量未満の場合に、画像形成に用いる画像形成媒体の量を画像形成媒体の残量が第1量以上の場合よりも少なくさせるように画像形成部(22)を制御する特定画像形成処理(S10、S50)を実行する。
このような画像形成装置(1)によれば、画像形成媒体の残量が少なくなったときに、画像形成媒体を節約しながら画像形成を行わせることができる。
[第2実施形態]
次に、別形態の画像形成装置2について説明する。本実施形態(第2実施形態)では、第1実施形態の画像形成装置1と異なる箇所のみを詳述し、第1実施形態の画像形成装置1と同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の画像形成装置2においては、ドットカウントによらず停止枚数を設定し、本ジョブが停止枚数に達すると印刷を停止させる。すなわち、本実施形態のジョブ印字処理では、図7に示すように、第1実施形態のジョブ印字処理において実施された停止ドットカウント決定処理(S20)およびドットカウントを判定する処理(S25)を省略する。
また、第1実施形態のジョブ印字処理において実施されたドットカウントのクリア(S7)の代わりに枚数カウントのクリア(S417)を実施し、第1実施形態のジョブ印字処理において実施された本ジョブで使用する画像形成媒体についてのドットカウントの算出(S15)の代わりに、本ジョブで使用する記録媒体の枚数(ジョブ内ページ数)を算出する(S415)。
また、停止枚数設定処理(S40)では、図8に示す処理を実施する。すなわち、第2実施形態の停止枚数設定処理では、図8に示すように、まず、基準停止枚数α、減算枚数基準値β及び停止枚数の下限値γを設定する(S310)。ここで本実施形態における値α、β、γは、順に、前述のa、b、cの値と同様の基準で設定される。
そして、減算枚数を設定する(S315)。ここで、制御部10は、トナー延長開始後の印字枚数を管理しており、本処理での減算枚数は、トナー延長開始後の印字枚数(トナー延長開始後で本ジョブ開始前までの印字枚数+本ジョブ開始からの印字枚数)を定数βで除した値とすればよい。
続いて、基準印字停止枚数αから減算枚数を減算した値である印字停止枚数と、下限値γとを比較する(S320)。印字停止枚数が下限値γよりも大きければ(S320:YES)、この印字停止枚数をメモリ12に記録させ(S335)、停止枚数決定処理を終了する。
また、印字停止枚数が下限値γ以下であれば(S320:NO)、この下限値γを印字停止枚数に設定し(S330)、この印字停止枚数をメモリ12に記録させ(S335)、停止枚数決定処理を終了する。
また、停止処理を終了した後、ジョブ内ページ数から印字停止枚数を減算して、ジョブ内ページ数を更新する(S51)。
このようにすれば、画像形成媒体の使用量で印字状態を管理するのではなく、印刷枚数単位で印字状態を管理することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、上記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。また、上記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲に関連する記載にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
例えば、上記実施形態において、画像形成媒体の残量が所定量未満の場合(トナー延長モードのとき)、新たなジョブに係る画像形成を行う際に画像形成値をリセットすることなく、画像形成値が閾値以上となったときだけに画像形成値をリセットし、画像形成値が閾値以上となる度に画像形成部22を停止させてもよい。
具体的には、制御部10は、トナー延長モードに遷移してからのトナー使用量である印字停止用ドットカウントをメモリ12において管理し、本ジョブのドットカウントとして印字停止用ドットカントを利用してもよい。この場合、S225とS52との間で、印字停止用ドットカウントをリセットすればよい。
このようにすれば、ジョブ単位で印字状態を管理するのではなく、画像形成媒体の使用量の単位で印字状態を管理することができる。
また、上記実施形態においては、トナー延長モード中の場合に画像形成媒体の使用量を削減するよう設定しているが、トナー延長モード中に画像形成媒体の使用量を削減しない構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、ドットカウントがドットの数をカウントするものとされているが、ドットの数に限定されるものではない。ドットカウントについては使用するトナーの量(画像形成媒体の使用量)に対応するカウントであれば名称や形態は特に限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、定数bが基準ドットカウント量a以下の値とされているが、定数bはaを超える値であってもよい。また、この処理は、例えば、本ジョブに含まれる全てのドットをカウントする処理である。また、このドットカウントは、ジョブ毎に0から順にカウントされる。
また、上記実施形態においては、図2のS15におけるドットカウントは、本ジョブに含まれる全てのドットをカウントする処理となっているが、例えば、本ジョブに関するデータを読み出しつつ実施される処理であり、現時点で読み込まれたデータについてのドットカウントを求める構成であってもよい。このように構成する場合、S55の処理で否定判定されるとS15の処理に戻るようにすればよい。この場合は、S15の処理が繰り返される度に、読み込まれるデータが増加することになり、ドットカウントも増加することになる。
また、上記実施形態においては、停止枚数決定処理で決定された印字停止枚数のページを停止ページとして設定しているが、印字停止枚数以上で印字率が高いページ(例えば本ジョブ内で最も印字率が高いページ)を停止ページとして設定してもよい。ここで、印字率とは、記録媒体の画像形成可能な領域に対する画像が形成される領域の割合を表す。
そのように印字率の高いページは印字不良を確認しやすくなるので、ユーザが印字不良を容易に確認できるようになる。また、印字率が高いページについては所定の印字率(例えば、50%)以上のページとしてもよい。
1,2…画像形成装置、10…制御部、11…CPU、12…メモリ、21…タッチパネル、22…画像形成部、23…搬送部、24…搬送ローラ、31…記録媒体保持部、32…排出部、41…搬送経路、42…反転経路、50…テキスト印刷。

Claims (9)

  1. 記録媒体の搬送を行う搬送部と、
    前記搬送部により搬送される記録媒体に画像形成媒体を用いて画像形成を行う画像形成部と、
    前記搬送部及び前記画像形成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成媒体の残量についての情報を取得する残量取得処理と、
    前記残量取得処理により取得された前記画像形成媒体の残量が第1量未満の場合に、前記画像形成部により使用される画像形成媒体の使用量または前記画像形成部により画像形成が行われた記録媒体の数を表す画像形成値を計数する計数処理と、
    前記計数処理により計数された前記画像形成値が第1値以上になった場合に、前記画像形成部による画像形成を停止させる画像形成停止処理と、
    を実行し、
    前記制御部は、
    前記画像形成停止処理において、前記画像形成媒体の残量が少なくなるにつれて、前記第1値をより小さな値に設定する第1値設定処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記計数処理において、前記画像形成部が新たな画像形成ジョブに係る画像形成を行う際に、前記画像形成値をリセットする第1リセット処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記画像形成停止処理の実行毎に、前記画像形成値をリセットする第2リセット処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記第1値設定処理において、予め設定された下限値以上となるよう前記第1値を設定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    受付部を備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成停止処理の実行により前記画像形成部による画像形成を停止させた状態において、画像形成の再開に関する指令を前記受付部により受け付けた場合に、前記画像形成部による画像形成を再開させる再開処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記搬送部および前記画像形成部の少なくとも一方を用いて、前記画像形成部による画像形成を停止させる直前に画像形成が行われた記録媒体の画像が形成された面が鉛直上側を向くように当該画像形成装置から排出する排出処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    情報を表示する表示部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成停止処理において、画像形成を停止させるときに、画像形成不良の確認のための表示を前記表示部に表示させる表示制御処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記第1量は、前記画像形成媒体の最大量に対して1割以下の量であることを特徴とする
    画像形成装置。
  9. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記残量取得処理により取得された前記画像形成媒体の残量が第1量未満の場合に、画像形成に用いる前記画像形成媒体の量を前記画像形成媒体の残量が第1量以上の場合よりも少なくさせるように前記画像形成部を制御する特定画像形成処理を実行する画像形成装置。
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