JP6288555B2 - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す概略図である。図2に示す画像形成装置1は、プロセスカートリッジとしても用いることが可能な画像形成部としての画像形成ユニット10を並列し、転写体としての中間転写体である中間転写ベルト11に一旦画像を重ね合わせて、それを記録紙Pに一括転写する方式である。
画像形成モードに応じて接離機構を制御し、その画像形成モードに用いる画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とは当接させ、その画像形成モードに用いない画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とは離間させる。
(態様A)
トナー像を担持する感光体20などの像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状の中間転写ベルト11などのベルト部材と、ベルト部材を介して像担持体と当接し、像担持体とベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、ベルト部材の表面またはベルト部材の表面に担持された記録紙などの記録材上に転写する一次転写ローラ13などの転写部材と、前記転写部材とベルト部材回転方向で隣り合う位置に設けられ、ベルト部材を支持する従動ローラ18などの支持部材と、像担持体に対してベルト部材を接離させる接離機構100などの接離手段とを備えた中間転写装置60などの転写装置において、前記接離手段は、前記転写部材を保持する転写ローラブラケット131などの第一保持部材と、前記支持部材を保持する従動ローラブラケット181などの第二保持部材とを有しており、第一保持部材と第二保持部材とが、ベルト部材裏面からおもて面へ突き出す方向と、当該突き出す方向とは逆方向とに揺動可能なように共通の共通軸19などの揺動軸に軸支されている。
(態様A)においては、共通の揺動軸を中心に第一保持部材と第二保持部材とを、前記突き出す方向と前記逆方向とに揺動させることで、転写部材及び支持部材を変位させベルト部材の軌道を変化させることにより、像担持体に対してベルト部材を接離させる。(態様A)では、第一保持部材と第二保持部材とを共通の揺動軸で軸支するので、第一保持部材と第二保持部材とを別個の揺動軸で軸支するよりも、転写部材及び支持部材の組み付け誤差を小さくし、転写部材と支持部材との位置関係を精度良く決めることができる。また、共通の揺動軸で軸支された第一保持部材と第二保持部材とで、転写部材と支持部材とを別々に保持するので、ベルト部材から支持部材に伝わった振動は、第二保持部材と揺動軸と第一保持部材とを介して転写部材に伝わることになる。そのため、転写部材と支持部材とを単一の保持部材で保持した場合よりも、支持部材から転写部材に振動を伝わり難くすることができる。よって、その分、転写部材が振動することに起因したニップ部のニップ圧の変動が抑えられ、画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記転写部材とベルト部材回転方向上流側で隣り合う位置に、前記支持部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト部材を介して転写部材と像担持体とで形成されるニップ部のプレニップ幅を適切に確保することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、ベルト部材回転方向で前記転写部材と前記支持部材との間に、前記揺動軸を位置させて設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材と支持部材との位置関係をより精度良く決めることができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、前記接離手段によって前記ベルト部材を前記像担持体に接触させるときに、前記支持部材が予め設定された位置よりも像担持体側に位置しないように前記第二保持部材の移動を規制する曲げ部194などの規制手段を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材と支持部材とで張架されるベルト部分の軌道を、適切に維持することができる。
(態様E)
トナー像を担持する感光体20などの感光体と、走行可能に設けられた中間転写ベルト11などのベルト部材と、ベルト部材の裏面に当接し、感光体上のトナー像をベルト部材上へ転写する一次転写ローラ13bなどの転写ローラと、ベルト部材走行方向において転写ローラと隣り合う位置でベルト部材の裏面に当接し、ベルト部材を支持する従動ローラ18などの従動ローラと、転写ローラを保持する転写ローラブラケット131などの転写ローラブラケットと、従動ローラを保持する従動ローラブラケット181などの従動ローラブラケットと、転写ローラの軸と平行に設けられ、転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットを共に軸支する共通軸19などの揺動軸と、揺動軸を中心に転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットを揺動させる接離スライダ192などのスライダと、を備える。
(態様E)においては、転写ローラの軸と平行に設けられ、転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットを共に軸支する揺動軸を備えるので、これらを別個の軸で軸支するよりも、転写ローラ及び従動ローラの組み付け誤差を小さくし、転写ローラと従動ローラとの位置関係を精度良く決めることができる。また、前記揺動軸で軸支された転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットとで、転写ローラと従動ローラとを別々に保持するので、ベルト部材から従動ローラに伝わった振動は、従動ローラブラケットと揺動軸と転写ローラブラケットとを介して転写ローラに伝わることになる。そのため、転写ローラと従動ローラとを単一のブラケットで保持した場合よりも、従動ローラから転写ローラに振動を伝わり難くすることができる。よって、その分、感光体上のトナー像をベルト部材上へ転写する際に、転写ローラが振動することに起因した画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制することができる。
(態様F)
(態様E)において、前記揺動軸は、ベルト部材走行方向において前記転写ローラと前記従動ローラとの間に設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写ローラと従動ローラとの位置関係をより精度良く決めることができる。
(態様G)
感光体20などの像担持体上のトナー像を、中間転写装置60などの転写手段を用いて最終的に記録紙などの記録材上へ転写することにより当該記録材に画像を形成する画像形成装置1などの画像形成装置において、前記転写手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)などの転写装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材が振動することに起因したニップ部のニップ圧の変動が抑えられ、画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制し、良好な画像形成を行うことができる。
2 給紙部
3 画像形成部
4 露光装置
10 画像形成ユニット
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラ
13 一次転写ローラ
14 テンションローラ
15 二次転写ベルト
16 二次転写ローラ
17 二次転写対向ローラ
18 従動ローラ
19 共通軸
20 感光体
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 張架ローラ
30 帯電ローラ
40 感光体クリーニング装置
41 クリーニングブレード
50 現像装置
51 現像ローラ
60 中間転写装置
70 中間転写ベルトクリーニング装置
80 搬送路
81 給紙トレイ
82 給紙ローラ
83 レジストローラ対
84 排紙ローラ対
85 搬送ローラ対
86 搬送ローラ対
90 定着装置
100 接離機構
101 スプリング
102 スプリング
103 スプリング
131 転写ローラブラケット
141 スタッド
142 スタッド
181 従動ローラブラケット
191 接離カム
191a 回転軸
192 接離スライダ
192a 引掛け部
193 接離スライダ軸
194 曲げ部
Claims (7)
- トナー像を担持する像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材を介して前記像担持体と当接し、前記像担持体と前記ベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、前記ベルト部材の表面または前記ベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する転写部材と、
前記転写部材が前記ニップ部を形成する位置にあるときに、自らが前記転写部材とベルト部材回転方向で隣り合う位置で前記ベルト部材を支持することで、前記ニップ部の面積をベルト移動方向に広げる支持部材と、
前記転写部材及び前記支持部材をともに前記像担持体に近づく位置に移動させるのに伴って前記ベルト部材を前記像担持体に当接させて前記ニップ部を形成したり、前記転写部材及び前記支持部材をともに前記像担持体から遠ざかる位置に移動させるのに伴って前記ベルト部材を前記像担持体から離間させたりする接離手段とを備えた転写装置において、
前記接離手段は、前記転写部材を保持する第一保持部材と、前記支持部材を保持する第二保持部材とを有しており、前記第一保持部材と前記第二保持部材とが、ベルト部材裏面からおもて面へ突き出す方向と、前記突き出す方向とは逆方向とに揺動可能なように共通の揺動軸に軸支されていることを特徴とする転写装置。 - 請求項1に記載の転写装置において、
前記転写部材とベルト部材回転方向上流側で隣り合う位置に、前記支持部材を設けたことを特徴とする転写装置。 - 請求項1または2に記載の転写装置において、
ベルト部材回転方向で前記転写部材と前記支持部材との間に、前記揺動軸を位置させて設けたことを特徴とする転写装置。 - 請求項1、2または3に記載の転写装置において、
前記接離手段によって前記ベルト部材を前記像担持体に接触させるときに、前記支持部材が予め設定された位置よりも像担持体側に位置しないように前記第二保持部材の移動を規制する規制手段を有することを特徴とする転写装置。 - 請求項1、2、3または4に記載の転写装置であって、
前記像担持体が感光体であり、前記転写部材が転写ローラであり、前記支持部材が前記ベルト部材の移動に伴って従動回転する従動ローラであることを特徴とする転写装置。 - 請求項5に記載の転写装置において、
前記揺動軸は、ベルト部材走行方向において前記転写ローラと前記従動ローラとの間に設けられていることを特徴とする転写装置。 - 像担持体上の画像を、転写手段を用いて最終的に記録材上へ転写することにより前記記録材に画像を形成する画像形成装置において、
前記転写手段として、請求項1、2、3、4、5または6に記載の転写装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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