JP6280887B2 - 手摺 - Google Patents

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本発明は、歩行者が掴む箇所に弾性を有する手摺に関するものである。
例えば、特開2012−122295号公報に開示されるような手摺では、手で掴む部位である外覆部材が弾性を有する素材で成形されている。
特開2012−122295号公報
上記のような手摺は、歩行者が掴んだときに、外覆部材が弾性を有することにより、手に柔らかな感触を得られるものであった。しかしながら、このような手摺は、金属製の芯材の外周に外覆部材を配置する構造であることから、芯材の角部の外周部と外覆部材とが密接に当接する。これにより、芯材と外覆部材との接触箇所は弾性を失って固くなることから、手摺を掴んだときの触り心地が非常に悪くなり、さらに、歩行者が手摺を掴んだときに滑りやすくなって安定性も失われてしまう。したがって、この種の手摺本来の機能が充分に発揮されない問題点があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、歩行者が掴んだときに柔らかな感触を充分に得られるとともに、使用時の安定性を確保できる手摺を提供することにある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、材と、外覆部材と、支持部材とを備えており、外覆部材は、弾性を有するとともに芯材の外周を覆うものであり、支持部材は、芯材及び躯体への固定部をそれぞれ有しており、躯体から芯材を持ち出して支持するものであり、芯材は、外覆部材と当接する外周部を肉抜きして空隙形成部を設け、外覆部材と芯材との間に空隙を形成し、外覆部材は、その周壁の一部が長手方向に連続して分断する断面ほぼC字状をなしており、外覆部材の周壁の分断された両端部には、係合部がそれぞれ設けてあり、周壁と係合部とで、周壁の分断部の反対側に向けて開口する溝部を形成していて、溝部は開口側から底側に向けて拡幅する蟻溝としてあり、芯材は、支持部材の取付溝を有しており、取付溝の縁部に沿って被係合部が設けてあり、被係合部は、取付溝側に向けて屈曲しかつ先端側に向けて拡幅する蟻型としてあり、外覆部材の溝部に嵌まり、係合部を係合するものであることを特徴とする。
本発明のうち請求項2記載の発明では、前記溝部は、溝の両側壁面のうち係合部側の側壁面が開口方向に対して平行であり、外覆部材の周壁側の側壁面が開口方法に傾斜していることを特徴とする。
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、芯材は、外覆部材と当接する外周部を肉抜きして空隙形成部を設け、芯材と外覆部材との間に空隙が形成される。これにより、手摺を掴んだときに、手に柔らかな感触が得られ掴み心地が向上するとともに、指が手摺の外覆部材へ弾性的に食い込むことによる手摺の安定性を確保することができる。また、外覆部材の溝部は開口側から底側に向けて拡幅する蟻溝としてあり、芯材の被係合部は、取付溝側に向けて屈曲しかつ先端側に向けて拡幅する蟻型としてあり、外覆部材の溝部に嵌まり、係合部を係合するため、芯材から外覆部材が外れにくい。
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、前記溝部は、溝の両側壁面のうち係合部側の側壁面が開口方向に平行であることから、被係合部が係合部を乗り越えやすくしてあるので、外覆部材を芯材に取り付けやすい。また、外覆部材の周壁側の側壁面は傾斜して蟻溝状としてあることで、請求項1と同様、芯材へ取り付けた後に外覆部材が外れにくい構造となる。
本実施による手摺の使用状態を示す縦断面図である。 本実施による手摺の(a)は芯材の斜視図であり、(b)は、芯材の縦断面図であり、(c)は、外覆部材の斜視図であり、(d)は、外覆部材の縦断面図である。 本実施による手摺を歩行者が掴んだときの状態を示す縦断面図である。 本実施による手摺の全体を示す斜視図である。
以下、本発明の手摺の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施による手摺は、図1と図4に示すように、室内通路の躯体壁(支持体)Wに取り付けたものである。また、本手摺は、図1と図2(a)〜(d)に示すように、芯材1と、外覆部材2と、支持部材3とから構成してある。
支持部材3は、図1を参照すれば、躯体壁Wに固定する躯体固定部3aと芯材1に固定する芯材固定部3bをそれぞれ有しており、躯体固定部3aから芯材固定部3bが通路側に持ち出されたほぼL字型をなしている。そして、上記の躯体固定部3aをネジなどの固定具で躯体壁Wに固定したときに、支持部材3の芯材固定部3bが通路側に突出する。
外覆部材2は、図2(c)(d)のように、弾性を備えるように樹脂の押出成形により形成してある。また、上記の外覆部材2は、その周壁の一部が長手方向に連続して分断する断面ほぼC字状をなしており、さらに、外覆部材2の周壁の分断された両端部には、周壁内周側に向かって突出した鉤状をなす係合部2a,2aがそれぞれ設けてある。そして、係合部2a,2aは、後述するが芯材1の被係合部4,4にそれぞれ係合することができる。
芯材1は、図2(a)(b)のように、長尺な中空押出形材からなっており、その断面形状は、ほぼ円形のソリッド形状をなしている。また、芯材1の開口部が支持部材3の取付溝5を形成している。また、芯材1の内周部には、取付溝5から挿入された支持部材3の被取付部を有している。さらに、芯材1の取付溝5の縁部に沿って被係合部4,4が設けてある。被係合部4,4は、外覆部材2の係合部2a,2aを係合して、芯材1から外覆部材2が外れにくい構造としている。さらに、芯材1の外周部のうち、上側部と、左右両側部と、取付溝5を挟んだ両側部のそれぞれの箇所を肉抜きして空隙形成部Rを有している。上記の芯材1の被係合部4,4に、外覆部材2の係合部2a,2aを係合して外覆部材2で芯材1の外周を覆うことで、外覆部材2と芯材1の間に空隙形成部Rを設けた各箇所で複数の空隙Sが形成される。また、上記の芯材1と外覆部材2との取り付けは、芯材1の外周部に外覆部材2を被せ、芯材1の被係合部4,4の長手方向のほぼ全長に亘って外覆部材2の係合部2a,2aを係合することで完成する。これにより、図3のように歩行者が手摺を掴んだときに手Hの触れる外覆部材2が、上記の各空隙Sのある複数の箇所で弾性変形して凹み、歩行者が掴んだ手Hと指Pが外覆部材2の外周部に柔らかく食い込む。
上記のように構成される支持部材3、外覆部材2、芯材1の各構成部材で手摺を形成することにより、以下に示す作用、効果を奏する。
図3のように、外覆部材2と芯材1との間に形成された空隙Sにより、歩行者が本実施による手摺の外覆部材2を掴んだときに、指Pのいずれかで空隙Sを覆う外覆部材2の外周部を押さえることになる。これにより、歩行者は、手摺を掴んだときに外覆部材2から弾力のある柔らかな感触が得られる。さらに、本実施による手摺は、芯材1の下部両側の箇所をそれぞれ肉抜きして形成した空隙形成部Rがあり、外覆部材2における支持部材3の挿し込まれている両側の箇所に空隙Sがそれぞれ設けられている。このことから、歩行者が手摺を掴んだときに、押圧力が最もかかる指Pの先が外覆部材2の外周部にかかる箇所に空隙Sが設けられる。したがって、歩行者が手摺を掴んだときに、芯材1の固い感触を伝えることがなく、手摺を掴んだときの柔らかな感触のよさと、指Pの先が手摺の外覆部材2へ弾性的に食い込むことによる手摺本来の安定性の両方を確保することができる。
本発明の手摺は、上記実施形態で説明した歩行者の進路に沿って配置されるほぼ一直線状の手摺の他、通路の方向や段差等に対応して取り付けるコーナー用の手摺にも適用できる。また、芯材1は、上記実施形態では断面ほぼ円形状の形材を肉抜きしたものであるが、外覆部材2との間に空隙Sが形成される形状であればよい。さらに、芯材1と外覆部材2との間に形成される空隙Sは、少なくとも歩行者の指Pの先にかかる箇所に設けてあればよい。また、外覆部材2の材質についても、上記実施形態では塩化ビニル樹脂を使用しているが、一般的なこの種の手摺に適した弾性や耐候性、耐久性、可撓性を有する素材であれば、素材を限定するものではない。支持部材3は、手摺と支持体Wとの距離を保ち、歩行者が手摺を掴みやすくするものであればよい。また、支持体Wは、上記実施形態では躯体壁に手摺を設けてあるが、通路から起立する支柱に手摺を設けてもよい。
1 芯材
2 外覆部材
2a 係合部
3 支持部材
3a 躯体固定部
3b 芯材固定部
4 被係合部
5 取付溝
H 手
L 通路
P 指
R 空隙形成部
W 躯体壁(支持体)
S 空隙

Claims (2)

  1. 材と、外覆部材と、支持部材とを備えており、外覆部材は、弾性を有するとともに芯材の外周を覆うものであり、支持部材は、芯材及び躯体への固定部をそれぞれ有しており、躯体から芯材を持ち出して支持するものであり、芯材は、外覆部材と当接する外周部を肉抜きして空隙形成部を設け、外覆部材と芯材との間に空隙を形成し、
    外覆部材は、その周壁の一部が長手方向に連続して分断する断面ほぼC字状をなしており、外覆部材の周壁の分断された両端部には、係合部がそれぞれ設けてあり、周壁と係合部とで、周壁の分断部の反対側に向けて開口する溝部を形成していて、溝部は開口側から底側に向けて拡幅する蟻溝としてあり、
    芯材は、支持部材の取付溝を有しており、取付溝の縁部に沿って被係合部が設けてあり、被係合部は、取付溝側に向けて屈曲しかつ先端側に向けて拡幅する蟻型としてあり、外覆部材の溝部に嵌まり、係合部を係合するものであることを特徴とする手摺。
  2. 前記溝部は、溝の両側壁面のうち係合部側の側壁面が開口方向に対して平行であり、外覆部材の周壁側の側壁面が開口方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の手摺。
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