JP6279442B2 - 故障検出システム - Google Patents

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Description

本発明は、直列に接続された複数のセルアレイの故障を検出する故障検出システムに関するものである。
例えば、電動モータを用いて走行する電気自動車(EV)や、エンジンと電動モータとを併用して走行するハイブリッド自動車(HEV)などの各種車両には、電動モータの動力源として、リチウムイオン充電池やニッケル水素充電池などの二次電池が搭載されている。
このような二次電池として、複数の電池セルが直列及び並列に接続されることによって電池パックを構成するものが特許文献1に記載されている。電池セルを直列に接続することによって二次電池全体の電圧を高くすることができ、並列に接続することによって容量を大きくすることができる。
特開2009−176689号公報
特許文献1に記載されたような複数の電池セルが直列及び並列に接続された二次電池において、1個の電池セルが故障してしまうと二次電池全体の容量が大きく低下してしまう。特に、複数の電池セルが並列に接続されてセルアレイを構成し、複数のセルアレイが直列に接続される場合、1個の電池セルの故障によって1組のセルアレイの容量が低下すると、二次電池全体の容量が当該セルアレイの容量によって決まってしまう。したがって、容量の低下を検出して対処するために、各セルアレイの故障を検出することが求められる。
そこで、電池セルが故障すると通電しなくなってセルアレイの合成内部抵抗が変化することから、合成内部抵抗の変化を検出することによってセルアレイの故障を検出する方法が考えられる。開放電圧OCV及び合成内部抵抗rを有するセルアレイに電流Iが流れると、両電極間の電圧は、V=OCV−r・Iとなり、この電圧Vの変化を検出すれば、合成内部抵抗の変化を検出することができる。
しかしながら、電池セルの故障数が少ない場合、故障による両電極間の電圧Vの変化は小さく、この変化が測定器の測定精度よりも小さいとセルアレイの故障を検出することができない。
本発明の目的は、セルアレイの故障を精度良く検出することができる故障検出システムを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、直列に接続された複数のセルアレイのそれぞれに対応して設けられる複数の故障検出装置と、該セルアレイの故障を検出する故障判定手段と、を備える故障検出システムであって、前記故障検出装置が、第1入力端子及び第2入力端子を有し、該第1入力端子及び該第2入力端子のそれぞれに入力された電圧の差分値に応じた差分電圧を出力する差分電圧出力手段と、前記セルアレイの一方の電極を前記第1入力端子及び前記第2入力端子に排他的に接続する切換スイッチと、前記第1入力端子と前記セルアレイの他方の電極との間の電圧を保持可能な第1電圧保持手段と、前記第2入力端子と前記セルアレイの他方の電極との間の電圧を保持可能な第2電圧保持手段と、前記セルアレイに第1電流が流れる際に当該セルアレイの一方の電極と前記第1入力端子とを接続し、前記セルアレイに前記第1電流と大きさが異なる第2電流が流れる際に当該セルアレイの一方の電極と前記第2入力端子とを接続するように、前記切換スイッチを制御する切換制御手段と、を備え、前記故障判定手段が、前記複数のセルアレイのそれぞれにおいて、前記複数の故障検出装置のそれぞれの前記差分電圧出力手段によって出力された前記第1電流が流れる際の両電極間の電圧と前記第2電流が流れる際の前記両電極間の電圧との差分値に応じた前記差分電圧に基づいて、当該複数のセルアレイのそれぞれを正常なセルアレイと故障したセルアレイとに判定することを特徴とする故障検出システムである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記セルアレイが、互いに並列接続された複数の電池セルを有し、前記故障判定手段が、前記正常なセルアレイの前記差分電圧と、前記故障したセルアレイの前記差分電圧と、1組の前記セルアレイにおける前記電池セルの並列数と、に基づいて前記故障したセルアレイにおける前記電池セルの故障数を推定することを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記差分電圧出力手段が、前記差分電圧として前記差分値を所定の増幅率で増幅した電圧を出力するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記第1電流及び前記第2電流が、放電時に前記セルアレイに流れる電流であることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、差分電圧出力手段が、第1入力端子及び第2入力端子を有し、これら第1入力端子及び第2入力端子のそれぞれに入力された電圧の差分値に応じた差分電圧を出力する。切換スイッチが、セルアレイの一方の電極を第1入力端子及び第2入力端子に排他的に接続する。第1電圧保持手段が、第1入力端子とセルアレイの他方の電極との間に設けられ、第1入力端子とセルアレイの他方の電極との間の電圧を保持する。第2電圧保持手段が、第2入力端子とセルアレイの他方の電極との間に設けられ、第2入力端子とセルアレイの他方の電極との間の電圧を保持する。接続切換制御手段が、セルアレイに第1電流が流れる際にセルアレイの一方の電極と第1入力端子とを接続し、かつ、セルアレイに第2電流が流れる際にセルアレイの一方の電極と第2入力端子とを接続するように、切換スイッチを制御する。そして、故障判定手段が、各故障検出装置で検出された各セルアレイにおける電圧の差分値に基づいて正常なセルアレイと故障したセルアレイとを判定する。
このようにしたことから、セルアレイに第1電流が流れる際の両電極間の電圧を第1電圧保持手段に保持し、第2電流が流れる際の両電極間の電圧を第2電圧保持手段に保持することができ、この2つの電圧の差分値が差分電圧出力手段によって差分電圧として出力される。これに対し、例えば、二次電池の両電極間の電圧を直接測定する構成とした場合には、二次電池の最低使用電圧から最高使用電圧の間でしか電圧が変化しないにもかかわらず、測定器(例えばアナログ−デジタル変換器)の入力レンジを0以上最高電圧以下に合わせる必要があり、最低使用電圧がオフセット電圧として含まれてしまう。即ち、測定器の分解能の一部しか利用することができない。一方、差分電圧は、このようなオフセット電圧を含まず絶対電圧と比較して非常に小さい値となることから、適宜に増幅して測定器の入力レンジに合わせることにより、測定器の分解能を最大限に利用して高精度で検出することができる。
故障判定手段は、複数のセルアレイのうち、差分電圧が所定範囲内の値となる集団を正常なセルアレイと判定し、正常なセルアレイとの差分電圧の差が所定値よりも大きいものを故障したセルアレイと判定する。上記のように差分電圧を高精度で検出することにより、セルアレイが故障することによる差分電圧の変化が小さくても高精度で故障を検出することができる。
請求項2に記載された発明によれば、故障判定手段が、正常なセルアレイの差分電圧と、故障したセルアレイの差分電圧と、1組のセルアレイにおける電池セルの並列数と、に基づいて電池セルの故障数を推定する。例えば、正常なセルアレイの差分電圧ΔVと電池セルの並列数nとに基づいて、1つの電池セルの内部抵抗r0を算出するとともに、並列数nから故障数kを減じた故障後並列数n−kと、電池セルの内部抵抗r0と、に基づいて故障後並列数n−kに対するセルアレイの合成内部抵抗rkを算出し、この合成内部抵抗rkに基づいて故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkを算出する。さらに、故障判定手段が、故障したセルアレイにおける差分電圧の理論値と実測値とを比較することによって故障数を推定する。
即ち、故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkと実測値ΔVとを比較し、例えば理論値ΔVkのうち実測値ΔVに最も近いものを判定し、この理論値ΔVkとなる故障後並列数n−kから故障数kを推定する。このようにしたことから、セルアレイの故障の有無だけでなく、故障したセルアレイにおける電池セルの故障数も推定することができる。
請求項3に記載された発明によれば、差分電圧出力手段が、差分電圧として前記差分値を所定の増幅率で増幅した電圧を出力するように構成されている。このようにしたことから、差分電圧をより大きな値として得ることができ、セルアレイの故障を精度良く検出することができる。
請求項4に記載された発明によれば、第1電流及び第2電流が放電時に二次電池に流れる電流である。このようにしたことから、二次電池に接続された負荷の大きさの変動に応じて適宜に第1電流及び第2電流を設定することができる。さらに、放電時にセルアレイの故障を検出することにより、セルアレイが故障して二次電池全体の容量が小さくなってしまった場合に、残容量が減少したと判断し、充電が必要なタイミングを正確に判定することができる。
本発明の実施形態に係る故障検出システムにおける各故障検出装置を示す概略構成図である。 図1の故障検出装置を備えた故障検出システム、及び、該故障検出システムによって検査される二次電池を示す概略構成図である。 故障検出システムが備えるマイクロコンピュータのCPUによって実行される故障検出処理の一例を示すフローチャートである。 故障検出装置が備えるマイクロコンピュータのCPUによって実行される差分電圧検出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態の故障検出システムについて、図1〜4を参照して説明する。図1は、本実施形態の故障検出システムにおける各故障検出装置の概略構成を示す図である。図2は、図1の故障検出装置を複数備えた故障検出システム、及び、この故障検出システムによって検査される二次電池を示す概略構成図である。図3は、故障検出システムが備えるマイクロコンピュータのCPUによって実行される故障検出処理の一例を示すフローチャートである。図4は、故障検出装置が備えるマイクロコンピュータのCPUによって実行される差分電圧検出処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の故障検出システムは、例えば、電気自動車に搭載され、当該電気自動車が備える二次電池を構成する複数のセルアレイのそれぞれの両電極間に接続される複数の故障検出装置と、セルアレイの故障を判定する故障判定手段と、を備え、当該セルアレイの故障を検出するものである。勿論、電気自動車以外の二次電池を備えた装置、システムなどに適用してもよい。
このような二次電池(図中、符号Bで示す)は、図2に示すように、並列に接続された複数の電池セルBCを有したセルアレイCAを複数備え、複数のセルアレイCAが直列に接続されている。各セルアレイCAに対して後述する故障検出装置1が設けられ、故障検出時に対象のセルアレイCAに故障検出装置1が接続される。また、二次電池Bの両電極間には、図示しない充放電手段が接続されており、二次電池Bの充電時には、二次電池Bを図示しない充電部に接続して充電電流を流すように設けられ、放電時には、図示しない負荷(例えば、電気自動車の走行用モータや暖房用の電気ヒータ)に接続するとともに、二次電池Bから当該負荷に流れる負荷電流の大きさを調節可能に設けられている。複数のセルアレイCAが直列に接続されていることから、二次電池Bに流れる充電電流又は負荷電流は、各セルアレイCAに流れる充電電流又は負荷電流に等しい。
セルアレイCAが有する各電池セルBCは、図1に示すように、開放電圧OCVを生じる起電力部eと、内部抵抗r0と、を有し、セルアレイCAは内部抵抗r0の合成抵抗である合成内部抵抗rを有している。セルアレイCAは、両電極(正極Bp及び負極Bn)間に電圧Vを生じ、この電圧Vは、開放電圧OCVと合成内部抵抗rに電流が流れることにより生じる電圧Vrとによって決定される(V=OCV+Vr)。セルアレイCAに故障検出装置1が接続された際に、セルアレイCAの負極Bnが基準電位Gに接続される。
図2に示すように、本実施形態の故障検出システム(図中、符号10で示す)は、後述する複数の故障検出装置1と、マイクロコンピュータ20(以下、「μCOM20」という)と、を備え、このμCOM20のCPUが故障判定手段として機能する。
また、図1に示すように、本実施形態の故障検出装置(図中、符号1で示す)は、増幅器11と、切換スイッチ12と、第1電圧保持手段としての第1コンデンサ13と、第2電圧保持手段としての第2コンデンサ14と、アナログ−デジタル変換器21と、マイクロコンピュータ40(以下、「μCOM40」という)と、を有している。以下、故障検出装置1が対象のセルアレイCAに接続された際の構成について説明する。
増幅器11は、例えば、オペアンプなどで構成されており、2つの入力端子(第1入力端子In1及び第2入力端子In2)と1つの出力端子(出力端子Out)を備え、これら2つの入力端子に入力された電圧の差分値を所定の増幅率Avで増幅した増幅電圧Vmを出力端子から出力する。増幅器11は、差分電圧出力手段に相当する。
切換スイッチ12は、例えば、アナログスイッチなどで構成された1回路2接点(SPDT(単極双投))のスイッチである。切換スイッチ12は、2つの切換端子a、bのうちの一方の切換端子aが、増幅器11の第1入力端子In1に接続され、他方の切換端子bが、増幅器11の第2入力端子In2に接続されている。また、切換スイッチ12は、共通端子cが、セルアレイCAの正極Bp(セルアレイの一方の端子)に接続されている。切換スイッチ12は、後述するμCOM40に接続されており、μCOM40からの制御信号に応じて、2つの切換端子a、bと共通端子cとの接続を切り替えて、セルアレイCAの正極Bpを第1入力端子In1及び第2入力端子In2に排他的に接続する。
第1コンデンサ13は、増幅器11の第1入力端子In1と基準電位Gとの間に接続されており、つまり、第1コンデンサ13は、第1入力端子In1とセルアレイCAの負極Bnとの間に設けられている。これにより、第1コンデンサ13には、第1入力端子In1とセルアレイCAの負極Bnとの間の電圧が保持される。
第2コンデンサ14は、増幅器11の第2入力端子In2と基準電位Gとの間に接続されており、つまり、第2コンデンサ14は、第2入力端子In2とセルアレイCAの負極Bnとの間に設けられている。これにより、第2コンデンサ14には、第2入力端子In2とセルアレイCAの負極Bnとの間の電圧が保持される。
アナログ−デジタル変換器21(以下、「ADC21」という)は、増幅器11から出力された増幅電圧Vmを量子化して、当該増幅電圧Vmに対応するデジタル値を示す信号を出力する。本実施形態において、ADC21は、個別の電子部品として実装されているが、これに限定されるものではなく、例えば、後述するμCOM40に内蔵されたアナログ−デジタル変換部などを用いて、各電圧を量子化してもよい。
μCOM40は、CPU、ROM、RAMなどを内蔵して構成されており、故障検出装置1全体の制御を司る。ROMには、CPUを接続切換制御手段として機能させるための制御プログラムが予め記憶されており、CPUは、この制御プログラムを実行することにより接続切換手段として機能する。
μCOM40は、切換スイッチ12に接続された出力ポートPO1を備えている。μCOM40のCPUは、出力ポートPO1を通じて切換スイッチ12に制御信号を送信して、セルアレイCAに充電電流又は負荷電流として第1電流I1が流れる際にセルアレイCAの正極Bpと第1入力端子In1とを接続し、かつ、セルアレイCAに充電電流又は負荷電流として第2電流I2が流れる際にセルアレイCAの正極Bpと第2入力端子In2とを接続するように、切換スイッチ12を制御する。
μCOM40は、ADC21から出力された信号が入力される入力ポートPI1を有している。入力ポートPI1に入力された信号は、μCOM40のCPUが認識できる形式の情報に変換されて当該CPUに送られる。μCOM40のCPUは、当該情報に基づいて増幅電圧Vmを検出する。
故障検出システム10のμCOM20は、CPU、ROM、RAMなどを内蔵して構成されており、故障検出システム10全体の制御を司る。ROMには、CPUを故障判定手段として機能させるための制御プログラムが予め記憶されており、CPUは、この制御プログラムを実行することにより、下位のCPUであるμCOM40のCPUを制御し、後述するように各セルアレイCAにおける増幅電圧Vmに基づいてセルアレイCAの故障を検出することで、故障判定手段として機能する。
μCOM20は、図示しない通信ポートを有している。この通信ポートは、図示しない車両内ネットワーク(例えば、CAN(Controller Area Network)など)に接続されており、当該車両内ネットワークを通じて車両メンテナンス用の端末装置などの表示装置に接続される。μCOM20のCPUは、通信ポート及び車両内ネットワークを通じて、二次電池Bにおける電池セルBCの故障の有無を示す信号を表示装置に送信し、この表示装置において当該信号に基づき電池セルBCの故障の有無を表示する。または、μCOM20のCPUは、通信ポート及び車両内ネットワークを通じて、電池セルBCの故障の有無を示す信号を車両に搭載されたコンビネーションメータなどの表示装置に送信し、この表示装置において当該信号に基づき電池セルBCの故障の有無を表示するようにしてもよい。尚、故障の有無だけでなく故障数を示す信号が送信され、故障数も表示されてもよい。
μCOM20は、図示しない受信ポートを有している。この受信ポートは、車両に搭載された電子制御装置に接続されている。電子制御装置は、二次電池B全体を充電部又は負荷に接続して充放電電流が流れるように充放電手段に制御信号を送信すると同時に、二次電池Bに充放電電流が流れることを示す信号をμCOM20及びμCOM40に送信する。
次に、上述した故障検出システムが備えるマイクロコンピュータにおける故障検出処理の一例について、図3のフローチャートを参照して説明する。
μCOM20のCPU(以下、単に「上位CPU」という)は、例えば、車両の走行開始時や加速時に、電子制御装置から二次電池Bに負荷電流が流れることを示す信号を受信して図3に示す故障検出処理に進む。また、各μCOM40のCPUを以下、単に「下位CPU」という。
故障検出処理において、上位CPUは、二次電池Bの放電が開始されると、下位CPUを制御し、各セルアレイCAに対して差分電圧検出処理を実行する(S110)。各セルアレイCAにおける差分電圧検出処理は、略同時に実施されてもよいし、順次実施されてもよい。
差分電圧検出処理において、下位CPUは、出力ポートPO1を通じて切換スイッチ12に対して他方の切換端子bと共通端子cとを接続する制御信号を送信する(S210)。切換スイッチ12は、この制御信号に応じて他方の切換端子bと共通端子cとを接続することにより、セルアレイCAの正極Bpと増幅器11の第2入力端子In2とを接続する。これにより、第2コンデンサ14がセルアレイCAの正極Bp及び負極Bnの間に接続されて、第2コンデンサ14に、セルアレイCAから電荷が流れ込む。
次に、下位CPUは、セルアレイCAに第2電流I2が流れるまで待機する(S220)。そして、ある程度時間が経過すると、第2コンデンサ14には、第2電流I2が流れる際のセルアレイCAの両電極間の電圧が保持される。なお、第2電流I2は、測定してもよいし負荷の大きさから推定してもよく、例えば、負荷電流を測定する電流測定手段が設けられるとともに測定結果がμCOM40に入力されることで、第2電流I2が流れたことを下位CPUが判断してもよいし、μCOM40に負荷の大きさと負荷電流との関係を予め記憶させておき、負荷の大きさが所定値となったら第2電流I2が流れたと下位CPUが判断してもよい。また、第2電流I2の大きさは予め定められていなくてもよく、例えば、下位CPUが、セルアレイCAの放電開始直後や所定時間経過後に流れる負荷電流を第2電流I2と判断し、電流測定手段によってこの電流の大きさを測定してもよい。
次に、下位CPUは、セルアレイCAに第2電流I2が流れて所定時間が経過すると、第2コンデンサ14への電荷の蓄積が完了したと判断し、出力ポートPO1を通じて切換スイッチ12に対して一方の切換端子aと共通端子cとを接続する制御信号を送信する(S230)。切換スイッチ12は、下位CPUからの制御信号に応じて、一方の切換端子aと共通端子cとを接続することにより、セルアレイCAの正極Bpと増幅器11の第1入力端子In1とを接続する。これにより、第1コンデンサ13がセルアレイCAの正極Bp及び負極Bnの間に接続されて、第1コンデンサ13に、セルアレイCAから電荷が流れ込む。
次に、下位CPUは、セルアレイCAに第2電流I2と大きさの異なる第1電流I1が流れるまで待機する(S240)。そして、第1電流I1が流れてある程度時間が経過すると、第1コンデンサ13には、第1電流I1が流れる際のセルアレイCAの両電極間の電圧が保持される。なお、第1電流I1は、第2電流I2と略同様に、測定してもよいし負荷の大きさから推定してもよい。また、第1電流I1の大きさは予め定められていなくてもよく、第2電流I2との差分電流の大きさが予め定められてもよい。
次に、下位CPUは、入力ポートPI1に入力された信号から得られた情報に基づいて増幅器11から出力された増幅電圧Vmを検出する(S250)。
次に、下位CPUは、検出した増幅電圧Vmを増幅器11の増幅率Avで除することで、第1コンデンサ13の両端間の電圧V1と第2コンデンサ14の両端間の電圧V2との差分電圧ΔV(=V1−V2)を算出し(S260)、この差分電圧ΔVの情報をμCOM20に送信して差分電圧検出処理を終了する。
以上のように各セルアレイCAにおける差分電圧検出処理が終了したら、上位CPUは、複数のセルアレイCAにおける差分電圧ΔVに基づいて、正常なセルアレイCAの集団と、故障したセルアレイCAと、を判定する(S120)。即ち、複数のセルアレイCAのうち、差分電圧ΔVが所定範囲内の値となる集団を正常なセルアレイCAと判定し、正常なセルアレイCAとの差分電圧ΔVの差が所定値よりも大きいものを故障したセルアレイCAと判定する。尚、過去に故障履歴のあるセルアレイCAについては、予め正常なセルアレイCAの集団から除外しておく。
次に、上位CPUは、正常なセルアレイCAの差分電圧ΔVと、故障したセルアレイの差分電圧ΔVと、電池セルBCの並列数nと、に基づいて故障したセルアレイCAにおける電池セルBCの故障数k(k=0〜n−1)を推定し(S130)、故障検出処理を終了する。即ち、正常なセルアレイCAの差分電圧ΔVと電池セルBCの並列数nとに基づいて、1つの電池セルBCの内部抵抗r0を算出するとともに、並列数nから故障数kを減じた故障後並列数n−kと、電池セルの内部抵抗r0と、に基づいて故障後並列数n−kに対するセルアレイの合成内部抵抗rkを算出し、この合成内部抵抗rkに基づいて故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkを算出する。さらに、故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkと実測値ΔVとを比較し、例えば理論値ΔVkのうち実測値ΔVに最も近いものを判定し、この理論値ΔVkとなる故障後並列数n−kから故障数kを推定する。そして、故障検出処理の終了後、上位CPUは、通信ポートを通じて、電池セルBCの故障の有無及び故障数kを示す信号を他の装置等に送信する。
図3のフローチャートにおけるステップS120及びS130の処理を実行する上位CPUが、故障判定手段に相当し、図4のフローチャートにおけるステップS210及びS230の処理を実行する下位CPUが、接続切換制御手段に相当する。
上記の故障判定処理の詳細について、さらに具体的に説明する。例えば、100組のセルアレイCAが直列に接続されて二次電池Bが構成されるとともに、各セルアレイCAにおいて、電池セルBCの並列数nが33であり、第1電流I1が100Aであり、第2電流I2が1Aである場合について考える。
ステップS260において算出した差分電圧ΔVが60.00±0.50mV内となるセルアレイCAが99組あり、残り1組のセルアレイCAの差分電圧ΔVが61.90mVであったとする。上位CPUは、ステップS120においてこの99組のセルアレイCAを正常なセルアレイCAの集団と判定し、1組のセルアレイCAを故障したセルアレイCAであると判定する。尚、正常なセルアレイCAの集団と判定するための差分電圧ΔVの範囲は適宜に設定されればよく、その中央値は例えば正常な集団における平均値であればよい。また、例えばセルアレイCA全体における差分電圧ΔVの平均値との差に基づいて故障したセルアレイCAを仮定し、正常な集団における平均値を再び算出してセルアレイCAの故障を再判定することを繰り返し、故障したセルアレイCAを判定するとともに正常な集団における差分電圧ΔVの平均値を求めればよい。また、正常なセルアレイCAの集団を判定するための差分電圧ΔVの範囲は、周囲温度や二次電池Bの総使用時間等に応じて設定してもよく、このように範囲を設定することで、電池セルBCの内部抵抗が温度上昇によって上昇したり、劣化に伴って低下したりすることにも対応することができ、判定制度をさらに向上させることができる。
正常なセルアレイCAの集団における差分電圧ΔVの範囲の中央値が60.00mVとなる場合、上位CPUは、ステップS130において、この差分電圧ΔVを第1電流I1と第2電流I2との差分値で除して合成内部抵抗rが0.6061mΩであることを算出し、並列数33を乗じて電池セルBCの内部抵抗r0が20.00mΩであることを算出する。さらに、上位CPUは、故障後並列数32と、電池セルの内部抵抗r0と、に基づいて故障後並列数32に対するセルアレイの合成内部抵抗r1が0.6250mΩであることを算出し、この合成内部抵抗r1に基づいて故障後並列数32に対する差分電圧の理論値ΔV1が61.88mVであることを算出する。故障後並列数n−kが31以下の場合についても同様に、故障したセルアレイCAの差分電圧の理論値Vkを算出する。なお、理論値ΔVkは、全ての故障後並列数n−kに対して算出してもよいし、故障後並列数n−kの下限を決めて算出してもよい。
上位CPUは、ステップS130において、故障したセルアレイCAの差分電圧の実測値ΔVと故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkとを比較し、理論値ΔVkのうち実測値ΔVに最も近いものを判定し、故障数kを推定する。故障したセルアレイCAの差分電圧の実測値ΔVが61.90mVであることから、最も近い理論値ΔVkは、故障後並列数n−kが32の場合の61.88mVであり、故障数kが1であることを推定する。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、増幅器11によって増幅された増幅電圧Vmから差分電圧ΔVを求めることにより、差分電圧ΔVを高精度で求めることができ、この差分電圧ΔVに基づいて正常なセルアレイCAと故障したセルアレイCAとを判定することにより、セルアレイCAが故障することによる差分電圧ΔVの変化が小さくても高精度で故障を検出することができる。
さらに、故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkと実測値ΔVとを比較し、故障数kを推定することから、セルアレイCAの故障の有無だけでなく、そのセルアレイCAにおける電池セルBCの故障数kも精度良く推定することができる。
さらに、二次電池Bの放電時の負荷電流である第1電流I1及び第2電流I2に基づいて電池セルBCの故障を検出することにより、二次電池Bに接続された負荷の大きさの変動に応じて適宜に第1電流I1及び第2電流I2を設定することができる。さらに、放電時に電池セルBCの故障を精度良く検出することにより、電池セルBCが故障して二次電池B全体の容量が小さくなってしまった場合に、残容量が減少したと判断し、充電が必要なタイミングを正確に判定することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、上位CPUが故障後並列数n−kに対する差分電圧の理論値ΔVkを算出し、電池セルBCの故障数kを推定するものとしたが、故障検出システムは、電池セルの故障数を推定せずにセルアレイの故障の有無のみを検出するものであってもよい。
また、前記実施形態では、差分電圧の理論値ΔVkのうち実測値ΔVに最も近いものから故障数kを推定する、即ち、故障後並列数n−kが1だけ異なる2つの理論値ΔVkの平均値を境界として故障数kを推定するものとしたが、この境界は、例えば、故障後並列数n−kと理論値ΔVkとの関係を表す非線形な関数に基づいて決定してもよい。
また、前記実施形態では、負荷電流である第1電流I1及び第2電流I2に基づいて差分電圧ΔVを測定して電池セルBCの故障を検出するものとしたが、第1電流及び第2電流は、充電時に二次電池に流れる電流であってもよいし、放電時の電流と充電時の電流とが組み合わされてもよい。
また、前記実施形態では、各故障検出装置1のμCOM40とは別に設けられたμCOM20のCPUが故障判定手段として機能するものとしたが、μCOM20が省略されるとともに、μCOM40のCPUのうち1つが代表して故障検出処理を実行して故障判定手段として機能してもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
10 故障検出システム
1 故障検出装置
11 増幅器(差分電圧出力手段)
12 切換スイッチ
13 第1コンデンサ(第1電圧保持手段)
14 第2コンデンサ(第2電圧保持手段)
40 マイクロコンピュータ(接続切換制御手段)
20 マイクロコンピュータ(故障判定手段)
CA セルアレイ

Claims (4)

  1. 直列に接続された複数のセルアレイのそれぞれに対応して設けられる複数の故障検出装置と、該セルアレイの故障を検出する故障判定手段と、を備える故障検出システムであって、
    前記故障検出装置が、第1入力端子及び第2入力端子を有し、該第1入力端子及び該第2入力端子のそれぞれに入力された電圧の差分値に応じた差分電圧を出力する差分電圧出力手段と、前記セルアレイの一方の電極を前記第1入力端子及び前記第2入力端子に排他的に接続する切換スイッチと、前記第1入力端子と前記セルアレイの他方の電極との間の電圧を保持可能な第1電圧保持手段と、前記第2入力端子と前記セルアレイの他方の電極との間の電圧を保持可能な第2電圧保持手段と、前記セルアレイに第1電流が流れる際に当該セルアレイの一方の電極と前記第1入力端子とを接続し、前記セルアレイに前記第1電流と大きさが異なる第2電流が流れる際に当該セルアレイの一方の電極と前記第2入力端子とを接続するように、前記切換スイッチを制御する切換制御手段と、を備え、
    前記故障判定手段が、前記複数のセルアレイのそれぞれにおいて、前記複数の故障検出装置のそれぞれの前記差分電圧出力手段によって出力された前記第1電流が流れる際の両電極間の電圧と前記第2電流が流れる際の前記両電極間の電圧との差分値に応じた前記差分電圧に基づいて、当該複数のセルアレイのそれぞれを正常なセルアレイと故障したセルアレイとに判定することを特徴とする故障検出システム。
  2. 前記セルアレイが、互いに並列接続された複数の電池セルを有し、
    前記故障判定手段が、前記正常なセルアレイの前記差分電圧と、前記故障したセルアレイの前記差分電圧と、1組の前記セルアレイにおける前記電池セルの並列数と、に基づいて前記故障したセルアレイにおける前記電池セルの故障数を推定することを特徴とする請求項1に記載の故障検出システム。
  3. 前記差分電圧出力手段が、前記差分電圧として前記差分値を所定の増幅率で増幅した電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の故障検出システム。
  4. 前記第1電流及び前記第2電流が、放電時に前記セルアレイに流れる電流であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の故障検出システム。
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