JP6279029B2 - 植物栽培用トレイ - Google Patents

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Description

本発明は、植物工場において植物を載置するための植物栽培用トレイに関する。
近年、温度を管理した屋内施設で無農薬の植物を栽培する植物工場の技術が発展してきている。このような植物工場内において、土は用いられず、植物は培養液に浸した状態で栽培される。また、植物工場は、図1に示すように、合成樹脂プレートで形成された植物栽培用トレイ1の表面1aよりも上方に植物2を載置するためのスペースを空けつつ、植物栽培用トレイ1を複数段に積み重ねるとともに、その表面1aに対して反対側の裏面1bにLED等の光源3を設ける構成となっている。この光源3から発生した光が直接植物2に入射すること、および、その光が熱となって植物2に伝達されることによって植物2を成長させて栽培することが可能となる。
光源3から発生する光は、植物2に入射する成分と、植物栽培用トレイ1に入射する成分とに大別される。植物栽培用トレイ1に入射する成分は、さらに、植物栽培用トレイ1に吸収される成分と、植物栽培用トレイ1から反射される成分とに分けられる。植物栽培用トレイ1の表面1aで光が反射すると、その光の大部分は、その植物栽培用トレイ1の一段上に設けられた植物栽培用トレイ1の裏面1bに入射する。裏面1bは、植物2を載置する面ではないため、この裏面1bで光が吸収されても、そこで発生した熱は植物2に伝わりにくい。そのため、植物2への熱伝達のエネルギー効率が悪くなるという問題があった。
上記課題を解決するために、本第1発明は、植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、前記軟質樹脂の層と前記硬質樹脂の層との間に、前記軟質樹脂よりも硬度が大きく、かつ前記硬質樹脂よりも硬度が低い半硬質樹脂の層が介在することを特徴とする
また、本第2発明は、植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、各層の合成樹脂は、前記熱放射物質として0.5質量%以上10質量%以下の含有率の黒色顔料、または、前記光反射物質として0.5質量%以上10質量%以下の含有率の白色顔料を含有することを特徴とする
また、本第3発明は、植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、前記光反射物質は、酸化チタンと蛍光ホワイト塗料とを混合したものであることを特徴とする
また、本第4発明は、植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、前記合成樹脂プレートが、その一方の表面側から見て凹んだ形状であって、その他方の表面側から見て突き出た形状に成形加工されていることを特徴とする
また、本第5発明における植物栽培用トレイは、前記合成樹脂は、ポリ塩化ビニルであることを特徴とする
本発明によれば、光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面に含有されているため、この合成樹脂プレートを植物栽培用トレイの形状に加工した後、その一方の表面側に植物を載置することによって、その一方の表面が光源からの光を吸収して放射する熱を効率よく植物に伝えることが可能となる。さらに、本発明によれば、光を反射する光反射物質が他方の表面(裏面)に含有されているため、この裏面では光源からの光がほとんど吸収されずに反射され、光の大部分が植物または植物栽培用トレイの一方の表面で吸収される。そのため、無駄なエネルギーが消費されることを抑制でき、ひいては、エネルギー効率を向上させることが可能となる。
また、本発明の合成樹脂プレートは、両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間に硬質樹脂の層が介在する。そのため、硬質樹脂の層によって植物栽培用トレイとしての形状を維持することが可能となる。また、軟質樹脂の層が硬質樹脂の層を挟むように設けられているため、合成樹脂プレートを植物栽培用トレイの形状に加工するに際して割れが起こりにくくなり、合成樹脂プレートの加工性を向上させることが可能となる。したがって、本発明の合成樹脂プレートは、植物栽培用トレイとして最適に利用可能である。
植物工場の断面の概略図である。 本発明の実施の形態に係る合成樹脂プレートの断面図である。
まず、本発明の実施の形態に係る合成樹脂プレートについて説明する。本発明の実施の形態に係る合成樹脂プレート10は、図2に示すように、5層の合成樹脂を積層して構成されている。
第1層の合成樹脂11は、光を吸収して熱放射する熱放射物質としての黒色顔料が含有された軟質ポリ塩化ビニル(以下、ポリ塩化ビニルをPVCと称することがある)で形成されている。黒色顔料としては、例えば、カーボンブラックが用いられる。黒色顔料の含有率については後述する。軟質PVCは、例えば、硬度基準が♯350で、100質量部のポリ塩化ビニル(平均重合度1000〜1100)に対して、可塑剤を35質量部含有させることによって構成されている。可塑剤としては、フタル酸ジオクチル(DOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)や、フタル酸ジイソデシル(DIDP)等のフタル酸系可塑剤が使用され得る。なお、この層の厚みは、0.2mm〜0.3mmで、例えば0.25mmであるが、これに限られない。
第2層の合成樹脂12は、黒色顔料が含有された半硬質PVCで形成されている。第2層の合成樹脂12の黒色顔料の材料および含有率については第1層の合成樹脂11の黒色顔料と同じとすることができる。半硬質PVCは、軟質PVCよりも硬度が高く、例えば、硬度基準が♯150で、100質量部のポリ塩化ビニル(平均重合度780〜850)に対して、可塑剤を15質量部含有させることによって構成されている。この層の厚みは、0.4mm〜0.6mmで、例えば0.5mmであるが、これに限られない。
第3層の合成樹脂13は、黒色顔料が含有された硬質PVCで形成されている。第3層の合成樹脂13の黒色顔料の材料および含有率については第1層および第2層の合成樹脂11、12の黒色顔料と同じとすることができる。硬質PVCは、半硬質PVCよりもさらに硬質が高く、例えば硬度基準が♯50で、100質量部のポリ塩化ビニル(平均重合度680〜750)に対して、可塑剤を5質量部含有させることによって構成されている。なお、この層の厚みは、1.2mm〜1.4mmで、例えば1.3mmであるが、これに限られない。
第4層の合成樹脂14は、光を反射する光反射物質としての白色顔料が含有された半硬質PVCで形成されている。白色顔料としては、例えば、酸化チタンと蛍光ホワイト塗料とを混合したものが用いられる。蛍光ホワイト塗料を用いることによって光沢を出すことができ、この層における光反射効率を向上させることが可能となる。白色顔料の含有率については後述する。なお、この層の厚みは、0.4〜0.6mで、例えば、0.5mmであるが、これに限られない。
第5層の合成樹脂15は、白色顔料が含有された軟質PVCで形成されている。第5層の合成樹脂15の白色顔料の材料および含有率については第4層の合成樹脂14の白色顔料と同じとすることができる。この層の厚みは、0.2mm〜0.3mmで、例えば0.25mmであるが、これに限られない。各層の合成樹脂11〜15には、カルシウム亜鉛やバリウム亜鉛等の安定剤が含有されてもよい。
各層の合成樹脂11〜15は、例えば、それぞれ二軸延伸法によって形成され、さらにその後、カレンダー成形によって厚みが調整され得る。合成樹脂プレート10は、これらの合成樹脂11〜15を積層して熱プレスすることによって形成される。もしくは、接着剤を用いて合成樹脂11〜15を貼り合わせて合成樹脂プレート10を形成することも可能である。もしくは、各層の合成樹脂11〜15を二軸延伸法で形成することに代えて、第3層の合成樹脂13のみを二軸延伸法で形成し、その第3層の合成樹脂13に対して、その他の層の合成樹脂11、12、14、15の材料で塗装することによっても合成樹脂プレート10を形成することは可能である。
このようにして形成された合成樹脂プレート10は、真空成形などによって植物栽培用トレイ1(図1参照)の形状に加工される。植物栽培用トレイ1の形状は、第1層の合成樹脂11側から見ると凹んだ形状であって、第5層の合成樹脂15側から見ると突き出た形状となる。凹んだ箇所には、培養液が貯められ、そこに栽培しようとする植物が載置される。一方で、第5層の合成樹脂15側にはLED等の光源3(図1参照)が設けられる。
本実施の形態に係る合成樹脂プレート10によれば、光を吸収して熱放射する熱放射物質(黒色顔料)が第1層の合成樹脂11に含有されているため、この合成樹脂プレート10を植物栽培用トレイの形状に加工した後、第1層の合成樹脂11側に植物を載置することによって、第1層の合成樹脂11が植物栽培用の光源からの光を吸収して放射する熱を効率よく植物に伝えることが可能となる。さらに、合成樹脂プレート10によれば、光を反射する光反射物質(白色顔料)が第5層の合成樹脂15に含有されているため、第5層の合成樹脂15では光源からの光がほとんど吸収されずに反射され、光の大部分が植物または植物栽培用トレイの第1層の合成樹脂11で吸収される。そのため、無駄なエネルギーが消費されることを抑制でき、ひいては、エネルギー効率を向上させることが可能となる。
また、合成樹脂プレート10は、その最表面の層である第1層および第5層の合成樹脂11、15が軟質樹脂で形成されているとともに、その間に硬質樹脂で形成された第3層の合成樹脂13が介在する。そのため、第3層の合成樹脂13によって植物栽培用トレイとしての形状を維持することが可能となる。また、軟質樹脂で形成された第1層および第5層の合成樹脂11、15が硬質樹脂の層を挟むように設けられているため、植物栽培用トレイの形状に真空成形加工するに際して割れが起こりにくくなり、合成樹脂プレート10の加工性を向上させることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係る合成樹脂プレート10では、軟質樹脂で形成された第1層および第5層の合成樹脂11、15と、硬質樹脂で形成された第3層の合成樹脂13との間に、半硬質樹脂で形成された第2層および第4層の合成樹脂12、14が介在する。この第2層および第4層の合成樹脂12、14は、硬質樹脂の層と軟質樹脂の層とを馴染ませる役割をして、これにより、合成樹脂プレート10を植物栽培用トレイの形状に真空成形加工するに際して、ひび割れ等が発生することをさらに抑制することが可能となり、ひいては合成樹脂プレート10の加工性をいっそう向上させることが可能となる。
なお、硬質樹脂と軟質樹脂とを馴染ませなくとも、加工の際にひび割れがほとんど発生しない場合は、半硬質樹脂で形成された第2層および第4層の合成樹脂12、14が用いられなくともよい。この場合、合成樹脂プレート10は、3層の合成樹脂11、13、15を積層して構成される。
ところで、第1層〜第5層の合成樹脂11〜15に対する黒色顔料または白色顔料の含有率は、それぞれ0.5質量%以上20質量%以下とすることができる。黒色顔料または白色顔料の含有率が20質量%を超えると、十分な硬度の合成樹脂が得られない。また、黒色顔料または白色顔料の含有率が0.5質量%未満であると、合成樹脂が透明または半透明となってしまい、入射する光が合成樹脂を透過してしまうことで、光源からの光が植物の栽培のために有効に用いられず、エネルギー効率が低下してしまう。0.5質量%以上とすることで合成樹脂が不透明となり、合成樹脂の熱放射効率または光反射効率が上昇してエネルギー効率を向上させることができる。さらに好ましくは、黒色顔料または白色顔料の含有率は0.5質量%以上10質量%以下である。10質量%を超える黒色顔料や白色顔料を含有させても合成樹脂の熱放射効率や光反射効率はほとんど変化しない一方で、黒色顔料または白色顔料の含有率を低くすることによってより高い硬度の合成樹脂が得られるためである。
なお、本実施の形態は、黒色顔料としてカーボンブラックが用いられる態様であるが、本発明はこれに限られず、他の黒色顔料が使用されてもよい。また、黒色顔料に限られず、他の熱放射物質が用いられてもよい。白色顔料についても、これに限られず、他の光反射物質が用いられてもよい。
また、本実施の形態は、各層の合成樹脂としてPVCが用いられる態様であるが、本発明はこの態様に限られない。PVCに代えて他の合成樹脂、例えばABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)が用いられてもよい。ただし、これらABS樹脂等が用いられる場合は、燃焼防止のために難燃剤を用いる必要がある。合成樹脂としてPVCが用いられる場合、PVCはもともと難燃性が高いため難燃剤を用いる必要がない点で有利である。
表1は、合成樹脂としてPVCを用いた場合における燃焼性の試験を行った結果を示す。試験片としては、各層の合成樹脂の黒色顔料および白色顔料の含有率を4質量%とし、各層の厚みは、第1層および第5層の合成樹脂11、15を0.25mmとし、第2層および第4層の合成樹脂12、14を0.5mmとし、第3層の合成樹脂を1.3mmとした。安全規格としてはUL94垂直燃焼性試験にて5つの試験片(試験片1〜5)を用いて検証を行った。すなわち、保持クランプで試験片を上方から垂直に保持した状態で、20mm炎による10秒間の接炎を下方から2回行い、第一次接炎時の残炎時間(秒)と、第二次接炎時の残炎時間(秒)と、第二次接炎時の残じん時間(秒)と、保持クランプまでの残炎または残じんの有無と、発炎物質または滴下物による標識用綿の着火の有無を検証した。
Figure 0006279029
試験の結果、表1に示すように、第一次接炎時および第二次接炎時の残炎時間の合計が4.5秒となり、第二次接炎時の残炎時間および残じん時間の最大値が1.2秒となり、さらに、いずれの試験片も保持クランプまでの残炎または残じんがなく、発煙物質または滴下物による標識用綿の着火も見られなかった。試験片は難燃性を示す指標として最高のクラスV−0となった。
1 植物栽培用トレイ
2 植物
3 光源
10 合成樹脂プレート
11〜15 合成樹脂

Claims (5)

  1. 植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、
    前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、
    光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、
    両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、
    前記軟質樹脂の層と前記硬質樹脂の層との間に、前記軟質樹脂よりも硬度が大きく、かつ前記硬質樹脂よりも硬度が低い半硬質樹脂の層が介在する
    ことを特徴とする植物栽培用トレイ
  2. 植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、
    前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、
    光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、
    両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、
    各層の合成樹脂は、前記熱放射物質として0.5質量%以上10質量%以下の含有率の黒色顔料、または、前記光反射物質として0.5質量%以上10質量%以下の含有率の白色顔料を含有する
    ことを特徴とする植物栽培用トレイ
  3. 植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、
    前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、
    光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、
    両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、
    前記光反射物質は、酸化チタンと蛍光ホワイト塗料とを混合したものである
    ことを特徴とする植物栽培用トレイ
  4. 植物を載置するための合成樹脂プレートを備える植物栽培用トレイであって、
    前記合成樹脂プレートは、少なくとも3層の合成樹脂を積層して構成されており、
    光を吸収して熱放射する熱放射物質が一方の表面の層に含有されているとともに、光を反射する光反射物質が他方の表面の層に含有されており、
    両方の表面の層の合成樹脂が軟質樹脂で形成されているとともに、その間の層の合成樹脂が前記軟質樹脂よりも硬度が高い硬質樹脂で形成されており、
    前記合成樹脂プレートが、その一方の表面側から見て凹んだ形状であって、その他方の表面側から見て突き出た形状に成形加工されている
    ことを特徴とする植物栽培用トレイ
  5. 前記合成樹脂は、ポリ塩化ビニルである
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の植物栽培用トレイ
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