JP6277119B2 - 電動ハンド - Google Patents

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本発明は、ワークを把持するための電動ハンドに関する。
量産品の製造ラインにおいては、被加工物等のワークを把持して製造ラインに投入したり、搬出したりするために、電動ハンドが使用されている。
特許文献1には、ワークを把持するための2つの指部材つまりフィンガーを、電動モータにより相互に接近離反移動させるようにした電動チャックが記載されている。この電動チャックは、モータの出力軸の回転運動を第1摺動軸の直線往復動に変換する第1直動部と、第1摺動軸により圧縮コイルばねを介して第2摺動軸を直線往復動する第2直動部とを有している。指部材に設けられた従節が第2摺動軸に設けられたカム溝に係合し、第2摺動軸の往復動により指部材が開閉駆動される。フィンガーが閉じてワークを把持した状態と、フィンガーが全開となった状態とを検出するために、ハウジング内には棒状電極が配置されている。
特許文献2には、ワークを把持するための2つのフィンガーを、電動モータにより揺動させるようにしたハンド装置が記載されている。このハンド装置は、ボールねじにより駆動されるナットの外周部にブロックが取り付けられ、フィンガーに設けられたカムフォロワーがブロックに係合している。フィンガーがワークを把持した状態を保持するために、モータ主軸を固定するブレーキを有している。
特開2002−292588号公報 特開2009−202332号公報
特許文献1に記載される電動チャックにおいては、雄ねじ部が前進後退する構造であるから、特に雄ねじ部の移動ストロークが長い場合には、移動方向に長大なスペースを必要とするので、電動チャックを小型化には適さない。さらに、指部材はスイングする構造であって、直線運動しないから、様々な大きさのワークを適切に把持することができない。また、ワークに対して把持力を加えるコイルばねが外部に露出しており、外部から混入する異物がコイルばねに付着すると、コイルばねの軸方向の弾性変形動作が確実に行われなくなる。一方、特許文献2に記載されるように、ナットの外側とブロックとの間にスプリングを配置すると、ハンド装置を小型化することができない。また、フィンガーをワーク把持状態に保持するためにブレーキを設ける必要がある。このように、従来の電動チャックやハンド装置はいずれも小型化することができないという問題点を有している。
本発明の目的は、小型の電動ハンドを提供することである。
本発明の他の目的は、給電を停止してもワーク把持状態を維持する電動ハンドを提供することである。
本発明の電動ハンドは、第1と第2のフィンガーを電動モータにより開閉させてワークを把持する電動ハンドであって、第1と第2の前記フィンガーを案内するガイドレールが設けられたハウジングと、前記ハウジングの摺動孔に軸方向に往復動自在に収容され、前記電動モータにより回転駆動されるねじ軸にねじ結合されるナットと、前記ナットのガイド孔に軸方向に往復動自在に収容され、ばね室を形成する駆動軸と、前記ハウジング内に揺動自在に支持され、一端が前記駆動軸に係合し、他端が前記第1のフィンガーに係合する第1の揺動アームと、前記ハウジング内に揺動自在に支持され、一端が前記駆動軸に係合し、他端が前記第2のフィンガーに係合する第2の揺動アームと、前記ばね室内に収容され、前記フィンガーがワークに当接するまでは前記駆動軸を前記ナットとともに駆動し、前記フィンガーがワークを把持するときには弾性変形して前記フィンガーにばね力を付勢するばね部材と、を有する。
フィンガーがワークを把持するときに、ばね部材は弾性変形してフィンガーにばね力を付勢する。電動モータに対する給電を停止しても、ワークは、ばね力による把持力で把持された状態に、保持される。ばね部材は、ナットと駆動軸から形成されるばね室内に収容されているので、電動ハンドを小型化することができる。外部からの異物がばね部材や揺動アームなどの内部構造に付着することなく、長期間に渡ってフィンガーを確実に開閉動させることができ、電動ハンドの耐久性を向上させることができる。
一実施の形態である電動ハンドを示す縦断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1の左側面図である。 ハウジングとその内部に組み込まれる部材を示す分解斜視図である。 他の実施の形態である電動ハンドを示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。電動ハンド10は、図1〜図4に示されるように、ハウジング11を有している。ハウジング11は基端部12と、基端部12と一体となった先端部13とを有する。先端部13の図4における上下方向の長さ寸法Lは、基端部12の上下方向の長さ寸法Mよりも大きい。収容室14がハウジング11の内部に形成され、収容室14はハウジング11の先端面15に開口している。ガイドレール16が先端面15の幅方向中央部にねじ部材17により固定される。図3に示されるように、ガイドレール16の幅寸法Nは、先端部13の幅寸法Pよりも小さくなっており、収容室14はガイドレール16の両側に開口している。
第1のフィンガー21と第2のフィンガー22がガイドレール16に案内されて摺動自在に装着されている。それぞれのフィンガー21,22は、図2に示されるように、横断面形状が門形となってガイドレール16を跨ぐようにしてガイドレール16に装着される。2つのフィンガー21,22は相互に接近離反移動自在となっている。それぞれのフィンガー21,22は、図3に示されるように、表面が四角形となっており、それぞれの対向面21a,22aおよび反対面21b,22bは平坦面となっている。
図2および図3に示されるように、第1のスライドブロック23がハウジング11の幅方向の一方側に寄せて収容室14内に配置されている。第2のスライドブロック24がハウジング11の幅方向の他方側に寄せて収容室14内に配置されている。第1のスライドブロック23がねじ部材25により第1のフィンガー21に固定され、第2のスライドブロック24がねじ部材26により第2のフィンガー22に固定される。図1においては、2つのフィンガー21,22が離れた状態となっており、2つのスライドブロック23,24によりフィンガー21,22を矢印で示すように、閉じる方向に接近移動させると、対向面21a,22aの間で図示しないワークが把持される。このように、電動ハンド10は、円筒形などの形状のワークの外周面を、対向面21a,22aの間で把持する。
フィンガー21,22を開閉駆動するために、電動モータ27が連結ケース28を介してハウジング11に取り付けられる。ねじ軸31がハウジング11の基端部12に軸受32により回転自在に装着され、雄ねじ部33がねじ軸31の先端部に設けられている。トルクリミッター34が連結ケース28内に組み込まれている。ねじ軸31はトルクリミッター34によりモータ主軸35に連結され、モータ主軸35の回転運動はトルクリミッター34を介してねじ軸31に伝達される。ねじ軸31に過度の負荷が加わると、モータ主軸35はトルクリミッター34により空回りして、モータ主軸35の回転運動はねじ軸31へ伝達されない。
摺動孔36がハウジング11に形成され、ナット37が摺動孔36内に収容される。ナット37は摺動孔36内を往復動する。ナット37は端壁部38が設けられた筒体部39を有し、端壁部38に設けられた雌ねじ部41がねじ軸31の雄ねじ部33にねじ結合される。これにより、ナット37はねじ軸31の回転により軸方向に往復動する。図4に示されるように、筒体部39は外周面の一部に平坦面39aを有している。摺動孔36の内周面は平坦面になっており、摺動孔36の内周面は筒体部39の平坦面39aに対応している。従って、ナット37は回転することなく、ねじ軸31の回転により軸方向に駆動される。
ガイド孔42がナット37の筒体部39内に形成され、駆動軸43が筒体部39内に軸方向に摺動自在に収容される。図4に示されるように、駆動軸43は、基端部側の円筒部44と先端部側の連結部45とを有し、スリット46が連結部45に設けられている。図1に示されるように、第1の揺動アーム51が支持ピン47によりハウジング11に支持されている。第1の揺動アーム51は支持ピン47を中心に揺動する。第2の揺動アーム52が支持ピン48によりハウジング11に支持される。第2の揺動アーム52は支持ピン48を中心に揺動する。両方の揺動アーム51,52は、くの字形状に屈曲しており、揺動アーム51,52の一端部はスリット46内に挿入される。係合溝53が両方の揺動アーム51,52の一端部に形成され、それぞれの係合溝53は、連結部45に取り付けられる係合ピン54に係合する。
係合ピン55が第1のスライドブロック23に固定され、係合ピン55は第1の揺動アーム51の他端部に形成された係合溝56に係合する。従って、第1の揺動アーム51は第1のスライドブロック23を介して第1のフィンガー21に係合する。係合ピン57が第2のスライドブロック24に固定され、係合ピン57は第2の揺動アーム52の他端部に形成された係合溝58に係合する。従って、第2の揺動アーム52は第2のスライドブロック24を介して第2のフィンガー22に係合する。
ハウジング11の基端部12を後端部とし、駆動軸43の図1における左方向の移動を前進移動とする。駆動軸43が前進駆動されると、それぞれの揺動アーム51,52の他端部は相互に離れる方向に移動し、2つのフィンガー21,22は相互に矢印で示す方向に接近移動する。駆動軸43が後退駆動されると、2つのフィンガー21,22は逆方向に離反移動する。
ばね部材としての圧縮コイルばね61が、駆動軸43とナット37により形成されたばね室62に収容される。つまり、圧縮コイルばね61は駆動軸43の底面63とナット37の端壁部38の内方端面64の間に収容される。圧縮コイルばね61の一端面はばね室62の底面63に当接し、圧縮コイルばね61の他端面はナット37の端壁部38の内方端面64に当接する。この圧縮コイルばね61は、駆動軸43に前進方向のばね力を付勢する。ナット37内部において、駆動軸43の前進限位置は、筒体部39の内周面に固定されるストッパ65により規制される。
駆動軸43がナット37に組み込まれ、圧縮コイルばね61が駆動軸43とナット37により形成されたばね室62に収容され、外部から隔離された閉鎖空間であるばね室62に組み込まれているので、外部からの異物が圧縮コイルばね61に付着することが防止される。また、駆動軸43とナット37の摺動面や、駆動軸43またはナット37と摺動孔36の摺動面は、ハウジング11の内部に設けられているので、外部の塵埃がそれら摺動面に付着しない。したがって、圧縮コイルばね61の軸方向の弾性変形動作は、長期間に渡って確実に行われるので、電動ハンド10の寿命を長くすることができる。
ねじ軸31が回転駆動されて、ナット37が図1において矢印で示すように前進駆動されると、フィンガー21,22がワークに当接するまで、駆動軸43はナット37とともに前進駆動される。フィンガー21,22がワークに当接してワークを把持すると、フィンガー21,22は移動を停止する。フィンガー21,22と共に駆動軸43は移動を停止し、ナット37だけが軸方向に前進駆動される。このときには、圧縮コイルばね61が収縮する方向に弾性変形する。これにより、フィンガー21,22にばね力が付勢され、フィンガー21,22はワークに対してばね力を付勢した状態でワークを把持する。
フィンガー21,22がワークを把持した状態のときには、圧縮コイルばね61の高さが自由高さと密着高さの間となるように、ワーク把持時のナット37の移動ストロークが設定される。ナット37の軸方向位置を検出するために、マグネット66がナット37に取り付けられ、マグネット66の磁力に感応する磁気センサ67が位置検出センサとしてハウジング11に取り付けられる。磁気センサ67をハウジング11に取り付けるために、図4に示されるように、ハウジング11にはセンサ取付溝68が設けられている。ワークの大きさに合わせてフィンガー21,22や駆動軸43の移動ストロークが調整され、その結果、圧縮コイルばね61は、自由高さと密着高さの間で収縮変形する。つまり、駆動軸43が前進駆動されるとフィンガー21,22が移動し、ワークを把持する前は、圧縮コイルばね61は自由高さを維持する。さらにフィンガー21,22が移動し、ワークを把持すると、フィンガー21,22と駆動軸43は移動を停止する。さらにナット37が前進駆動されると、移動を停止した駆動軸43の底面63とナット37の内方端面64の間の長さが短くなってゆくので、圧縮コイルばね61は自由高さから圧縮変形される。こうして、ワークはばね力で把持される。
図1は2つのフィンガー21,22が離れた状態を示している。2つのフィンガー21,22の対向面21a,22aの間にワークを把持するには、電動モータ27によりモータ主軸35を回転駆動させる。モータ主軸35の回転によりねじ軸31がトルクリミッター34を介して回転駆動され、ナット37が前進駆動される。駆動軸43は、圧縮コイルばね61を介してナット37により前進駆動される。ワークを把持するまでは、駆動軸43はナット37と一体となって前進駆動される。駆動軸43が前進駆動されると、2つの揺動アーム51,52が支持ピン47,48を中心に揺動し、それぞれの揺動アーム51,52の他端部が相互に離れる方向に移動する。これにより、フィンガー21,22は相互に接近する方向に駆動され、フィンガー21,22はワークに当接する。
引き続く、モータ主軸35の回転により、ナット37は前進駆動されるが、このときにはフィンガー21,22がワークに当接しているので、駆動軸43は軸方向に駆動されることなく、ナット37が駆動軸43に向かって前進する。これにより、圧縮コイルばね61は収縮変形し、ワークに対する把持力がフィンガー21,22に加えられる。ナット37の前進限位置は、磁気センサ67により検出され、磁気センサ67からの信号に基づいて電動モータ27に対する電力供給が停止される。
モータ主軸35の回転が停止されても、雄ねじ部33と雌ねじ部41との間に摩擦があるからねじ軸31は回転しないので、ナット37と駆動軸43との軸方向の相対位置は保持される。これにより、電動モータ27にブレーキを設けることなく、圧縮コイルばね61は収縮変形した状態で保持、つまり自己保持される。このように、ワークは、ばね力が付勢された状態のフィンガー21,22により把持されるので、電動モータ27を停止させた状態で、ワークをフィンガー21,22により把持して搬送することができる。
ナット37の前進限位置、つまり電動モータ27を停止してナット37の移動を停止する位置は、ワークのサイズに応じて磁気センサ67の位置を調整することにより設定される。フィンガー21,22の間に把持すべきワークよりも大型サイズの異物が入り込んだ場合には、ナット37が前進限位置まで駆動される前に、フィンガー21,22と駆動軸43は移動を停止してしまう。駆動軸43が移動を停止しても、さらにナット37は前進移動し、圧縮コイルばね61は自由高さから密着高さまで圧縮変形されるから、ナット37が前進移動する余地はなくなる。このようにして、ねじ軸31に過度の負荷が加わることになるが、トルクリミッター34の作動によってモータ主軸35は空回りするので、電動モータ27の過熱が防止される。
図1に示す電動ハンド10は、フィンガー21,22が接近移動することにより対向面21a,22aの間でワークを把持するようにした形態である。これに対し、円筒形状のワークを内周面で把持するときには、フィンガー21,22を開く方向に離反移動させると、反対面21b,22bがワークの内周面に当接してワークを把持する形態となる。この場合には、駆動軸43が前進駆動されて揺動アーム51,52の他端部が離れる方向に駆動させる際に、フィンガー21,22が離反移動するように、揺動アーム51,52とスライドブロック23,24とを係合させる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
前記実施例では、ハウジング11に形成された摺動孔36の中を、ナット37が軸方向に自在に往復動するとし、ナット37の筒体部39の中を、駆動軸43が軸方向に自在に摺動するとした。つまり、駆動軸43はナット37の内部に収容されるとしたが、この2者の関係は逆でもよい。図5に示すように、ハウジング11に形成された摺動孔36の中を、駆動軸43が軸方向に自在に往復動し、ナット37は駆動軸43の内部に収容されてもよい。このように、ばね部材はナットと駆動軸から形成されるばね室内に収容されている。
10 電動ハンド
11 ハウジング
14 収容室
16 ガイドレール
21 第1のフィンガー
22 第2のフィンガー
23 第1のスライドブロック
24 第2のスライドブロック
27 電動モータ
31 ねじ軸
33 雄ねじ部
34 トルクリミッター
35 モータ主軸
36 摺動孔
37 ナット
39 筒体部
41 雌ねじ部
42 ガイド孔
43 駆動軸
51 第1の揺動アーム
52 第2の揺動アーム
61 圧縮コイルばね
62 ばね室
66 マグネット
67 磁気センサ

Claims (5)

  1. 第1と第2のフィンガーを電動モータにより開閉させてワークを把持する電動ハンドであって、
    第1と第2の前記フィンガーを案内するガイドレールが設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの摺動孔に軸方向に往復動自在に収容され、前記電動モータにより回転駆動されるねじ軸にねじ結合されるナットと、
    前記ナットのガイド孔に軸方向に往復動自在に収容され、ばね室を形成する駆動軸と、
    前記ハウジング内に揺動自在に支持され、一端が前記駆動軸に係合し、他端が前記第1のフィンガーに係合する第1の揺動アームと、
    前記ハウジング内に揺動自在に支持され、一端が前記駆動軸に係合し、他端が前記第2のフィンガーに係合する第2の揺動アームと、
    前記ばね室内に収容され、前記フィンガーがワークに当接するまでは前記駆動軸を前記ナットとともに駆動し、前記フィンガーがワークを把持するときには弾性変形して前記フィンガーにばね力を付勢するばね部材と、
    を有する、電動ハンド。
  2. 第1と第2のフィンガーを電動モータにより開閉させてワークを把持する電動ハンドであって、
    第1と第2の前記フィンガーを案内するガイドレールが設けられたハウジングと、
    前記電動モータにより回転駆動されるねじ軸にねじ結合されるナットと、
    前記ハウジングの摺動孔に軸方向に往復動自在に収容され、前記ナットを収容し、ばね室を形成する駆動軸と、
    前記ハウジング内に揺動自在に支持され、一端が前記駆動軸に係合し、他端が前記第1のフィンガーに係合する第1の揺動アームと、
    前記ハウジング内に揺動自在に支持され、一端が前記駆動軸に係合し、他端が前記第2のフィンガーに係合する第2の揺動アームと、
    前記ばね室内に収容され、前記フィンガーがワークに当接するまでは前記駆動軸を前記ナットとともに駆動し、前記フィンガーがワークを把持するときには弾性変形して前記フィンガーにばね力を付勢するばね部材と、
    を有する、電動ハンド。
  3. 請求項1または2記載の電動ハンドにおいて、前記ねじ軸に過度の負荷が加わったときにモータ主軸を空回りさせるトルクリミッターを、前記モータ主軸と前記ねじ軸との間に設けた、電動ハンド。
  4. 請求項1または2記載の電動ハンドにおいて、前記ばね部材は圧縮コイルばねであり、前記フィンガーがワークを把持して前記圧縮コイルばねが収縮変形したときには、前記圧縮コイルばねの高さを自由高さと圧縮高さの間とした、電動ハンド。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動ハンドにおいて、前記フィンガーの位置を検出する位置検出センサを有し、前記位置検出センサからの信号に基づいて前記フィンガーがワークを把持したときに前記電動モータを停止させる、電動ハンド。
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