JP6276872B2 - 車載用レーダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーダ本体と、レーダ本体を車両に設置するレーダブラケットとを備えた車載用レーダ装置に関するものである。
近年、車載用レーダ装置を備えた乗用自動車が広く普及している。車載用レーダ装置は、他の車両や障害物等との距離およびその方向を計測し、車線変更や衝突回避ブレーキを補助する役割を担っている。その他にも、車載用レーダ装置はドライバへ所定の警告等を行ったり、シートベルトやエアバックなどの各種車載用機器を制御したりすることにも利用されている。このような車載用レーダ装置は、車両の前部や後部等に、主にレーダブラケットを使用して設置される。例えば特許文献1のレーダ装置は、レドーム7を、ブラケット4で設置する構成となっている。
特開2010−71882号公報
車載用レーダ装置に利用されるレーダブラケットには、レーダ本体が簡単かつ十全に取付け可能であることが望まれている。また、レーダ本体のレーダ性能を十分に発揮させるためとして、レーダ本体から目的とする方向へと安定して電波を送信可能であることも求められている。そのためには、レーダブラケットは、レーダ本体を精度よく安定して保持できることが必要である。
本発明は、このような課題に鑑み、レーダブラケットにレーダ本体を簡単に組み付けることができ、加えてレーダ本体のレーダ性能の安定化を図ることが可能な車載用レーダ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車載用レーダ装置の代表的な構成は、扁平な直方体であって、他の面よりも大きい面積を有し対向する二面の少なくとも一方が電波の送受信面となっているレーダ本体と、レーダ本体が組み付けられ、送受信面を所定の方向へ向けて車両に設置されるレーダブラケットと、を備え、レーダブラケットは、組み付けられたレーダ本体の対向する二つの側面それぞれに沿って延びた二つの側板部と、二つの側板部の長手方向における一端側の近傍にて二つの側板部の間にかけ渡された幅板部と、レーダ本体の送受信面およびその反対側の底面を露出させる二つの開口領域と、幅板部からレーダ本体に向かって突出し、組み付けられたレーダ本体に押される第1押圧部と、を有することを特徴とする。
上記レーダブラケットの幅板部は、第1押圧部がレーダ本体に押されることで、外側へ湾曲するようにたわむ。そして、幅板部がたわむことで、この幅板部がかけ渡されている二つの側板部にも力が加えられ、二つの側板部もたわむ。このとき、二つの側板部は、幅板部が湾曲したことで、互いに近づく方向、すなわちレーダ本体を挟む方向へとたわむ。これによって、二つの側板部とレーダ本体との間のクリアランスを狭める、またはこのクリアランスを無くすことができる。これら構成によって、当該車載用レーダ装置であれば、レーダブラケットに対するレーダ本体のガタつきを防いで、レーダ性能を安定して発揮することが可能になる。
上記のレーダブラケットはさらに、二つの側板部の長手方向における他端側の間に設けられ、レーダ本体が挿入可能な挿入口を有してもよい。この構成の挿入口であれば、レーダ本体部をスムーズに挿入することができる。
上記のレーダブラケットはさらに、挿入口近傍にてレーダ本体の送受信面または底面に沿って二つの側板部の間にかけ渡されたブリッジ部と、ブリッジ部からレーダ本体に向かって突出し、第1押圧部との間でレーダ本体を把持するフック部と、を有してもよい。フック部を設けることで、レーダブラケットによるレーダ本体の保持力をさらに向上させることが可能になる。
上記のレーダブラケットは、レーダ本体の組付前において互いの距離がレーダ本体の長さよりも短くなるよう構成されたフック部と第1押圧部との間でレーダ本体を把持していてもよい。すなわち、フック部は、レーダ本体の組付け前における第1押圧部との距離が、レーダ本体の長手方向の長さよりも短くなるよう設けるとよい。この構成によって、フック部と第1押圧部とは、レーダ本体を十全に把持することが可能になる。
上記のレーダブラケットは、二つの開口領域のうちいずれか一方からレーダ本体を挿入可能であってもよい。これら開口領域からレーダ本体を挿入しレーダブラケットに組み付けることによっても、レーダ本体が第1押圧部を押すことで上述した効果を好適に得ることができる。
上記の第1押圧部は、幅板部の長手方向の中央に設けられてもよい。この構成によれば、幅板部をその中央からたわませることで、二つの側板部を互いに偏らせることなく効率よくたわませることが可能になる。
上記のレーダブラケットはさらに、幅板部のうち第1押圧部の反対側に設けられ、第1押圧部の突出方向へ窪んだ第1肉抜部を有してもよい。第1肉抜部を有することで、幅板部を効率よくたわませることが可能になる。
上記のレーダブラケットはさらに、二つの側板部それぞれからレーダ本体に向かって突出し、組み付けられたレーダ本体を押圧する第2押圧部を有してもよい。二つの側板部それぞれに第2押圧部を設けることで、第2押圧部によってレーダ本体を挟み、レーダブラケットによるレーダ本体の保持力を向上させることが可能になる。
上記のレーダブラケットはさらに、二つの側板部それぞれの第2押圧部の反対側に設けられ、第2押圧部の突出方向へ窪んだ第2肉抜部を有してもよい。第2肉抜部を有することで、二つの側板部を効率よくたわませることが可能になる。
上記のレーダブラケットはさらに、二つの側板部それぞれの所定個所からレーダ本体に向かって突出しレーダ本体をその厚み方向に把持する複数のツメ部を有してもよい。ツメ部を設けることによって、レーダブラケットによるレーダ本体の保持力をさらに向上させることが可能になる。
上記のツメ部は、レーダ本体に対してその厚み方向に面接触する平面部を有してもよい。この構成によって、ツメ部によるレーダ本体の保持力を向上させることができる。
上記のツメ部は、レーダ本体の送受信面または底面に対して斜めに形成され、レーダ本体の角に接触可能な傾斜部を有してもよい。この構成によっても、ツメ部はレーダ本体を好適に保持することができる。
本発明によれば、レーダブラケットにレーダ本体を簡単に組み付けることができ、加えてレーダ本体のレーダ性能の安定化を図ることが可能な車載用レーダ装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかる車載用レーダ装置の概要を例示した図である。 図1(b)の車載用レーダ装置の拡大図である。 図2の車載用レーダ装置の分解図である。 図3のレーダブラケットを別方向から例示した図である。 図3のツメ部を拡大して例示した図である。 図5(b)と別の態様におけるツメ部を例示した図である。
D1…フック部と第1押圧部との距離、100…車載用レーダ装置、102…車両、104…リアバンパ、106…フロントバンパ、108…バンパフェイシア、110…レーダ本体、112…レーダブラケット、114…枠体部分、116a、116b…脚部、118…送受信面、120…底面、122…レーダ本体の端面、123…レーダ本体のコネクタ側における端面、124…コネクタ、126、127…開口領域、128…挿入口、130、132…側板部、134、136…側面、138a〜138f…ツメ部、140…幅板部、142…ブリッジ部、144…延長領域、146…フック部、148…切欠部、150…第1押圧部、152…第1肉抜部、154…幅板部のたわむ方向を例示する矢印、156、158…二つの側板部のたわむ方向を例示する矢印、162、164…第2押圧部、166、168…第2肉抜部、170…段差部、172…平面部、174…傾斜部、176…レーダ本体の角
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる車載用レーダ装置100の概要を例示した図である。図1(a)は、車載用レーダ装置100を適用した車両を例示した図である。図1(a)に例示する車載用レーダ装置100は、電波の送受信によって、他の車両や障害物等との距離および位置を測定する。車載用レーダ装置100は、車両後部のリアバンパ104の内側や、車両前部のフロントバンパ106の内側付近などに、複数設置される。例えば、図1の車両102では、リアバンパ104側には、車幅方向の両端に計2つ設置されている。以下では、このリアバンパ104の車両左側に設置された車載用レーダ装置100を例に挙げて、説明を行う。
図1(b)は、図1のリアバンパ104に含まれるバンパフェイシア108を内側から見て例示した図である。バンパフェイシア108はリアバンパ104の外装を成す部材である。本実施形態では、車載用レーダ装置100は、バンパフェイシア108の内側に設置されている。
図2は、図1(b)の車載用レーダ装置100の拡大図である。図2に例示するように、車載用レーダ装置100は、電波を送受信するレーダ本体110と、レーダ本体110をバンパフェイシア108に設置するレーダブラケット112とを含んで構成されている。レーダ本体110は扁平な形状をしていて、レーダブラケット112はこのレーダ本体110を囲う枠状の枠体部分114を中心に構成されている。またレーダブラケット112は脚部116a、116bを有していて、脚部116a、116bに所定の固定具等を使用してバンパフェイシア108に設置される。
図3は、図2の車載用レーダ装置100の分解図である。図3に例示するように、レーダ本体110は、目標物に向かって電波の送受信を行う。レーダ本体110は、扁平な直方体であって、他の面よりも大きい面積を有し対向する二面の少なくとも一方が電波の送受信面118となり、その反対側である他方が底面120となっている。レーダ本体110の短手の側面(端面122)にはコネクタ124が設けられている。コネクタ124は、車両側と電気的に接続し、電力の受給や所定の信号の送受信を行う。
レーダブラケット112は、レーダ本体110が組み付けられ、レーダ本体110の送受信面118を車両の外側に向けてバンパフェイシア108(図1(b)参照)の内側に設置される。レーダブラケット112は、例えば樹脂材料から形成されている。レーダブラケット112には、二つの開口領域126、128が広く設けられていて、これら開口領域126、128からレーダ本体110の送受信面118およびその反対側の底面120が露出する構成となっている。レーダブラケット112には、挿入口128が設けられていて、挿入口128からレーダ本体110がその長手方向に挿入可能になっている。
側板部130、132は、送受信面118の長辺を成すレーダ本体110の二つの対向する長手の側面134、136それぞれに沿った部位であって、挿入口128から側面134、136に沿って直線的に延びている。レーダ本体110は、挿入口128から挿入されると、これら側板部130、132の間をスライドしてレーダブラケット112に組み付けられる。
側板部130、132の各所には、レーダ本体110を把持する複数のツメ部138a〜138fが設けられている。ツメ部138a〜138fは、レーダ本体110の送受信面118側および底面120側の各所にて、レーダ本体110に向かって突出している。これらツメ部138a〜138fは、レーダ本体110をその厚み方向に把持して、レーダブラケット112の保持力を向上させる。
幅板部140は、二つの側板部130、132における長手方向における挿入口128とは反対側にて、二つの側板部130、132の間にかけ渡されている。幅板部140は、レーダ本体110の短手の側面(端面123)に沿っていて、挿入されたレーダ本体110の端面123を受け止める。
ブリッジ部142は、レーダ本体110の端面122を抑える部位であって、挿入口128近傍にてレーダ本体110の送受信面118に沿って二つの側板部130、132の間にかけ渡されている。ブリッジ部142には、レーダ本体110の長手方向に延長した延長領域144が設けられている。延長領域144にはレーダ本体110に向かってさらに突出したフック部146が設けられている。フック部146は、挿入されたレーダ本体110の送受信面118の縁付近に引っ掛かる構造になっている。このフック部146がレーダ本体110に引っ掛かることによって、レーダ本体110のレーダブラケット112への組付けが完了する。
延長領域144は、コネクタ124に重ならない箇所に設けられている。そして、ブリッジ部142には、挿入されたレーダ本体110のコネクタ124が露出するよう、切欠部148が設けられている。この切欠部148によると、レーダ本体110をレーダブラケット112に組み付けた後であっても、コネクタ124への配線コード類の脱着を好適に行うことが可能になる。
図4は、図3のレーダブラケット112を別方向から例示した図である。図4(a)では、レーダブラケット112の枠体部分114を、レーダ本体110(図3参照)の底面120に正対する方向から見て例示している。本実施形態のレーダブラケット112には、送受信面118および底面120を露出する開口領域126、127が広く設けられているものの、レーダ本体110が脱落しないようこれを十全に保持することが可能になっている。
本実施形態では、幅板部140のレーダ本体110(図3参照)側に、第1押圧部150が設けられている。第1押圧部150は、幅板部140の長手方向の中央からレーダ本体110に向かって突出し、組み付けられたレーダ本体110に押される。幅板部140のうち第1押圧部150の反対側には、第1肉抜部152が設けられている。第1肉抜部152は、第1押圧部150の突出方向へ窪んでいる。これら構成によって、幅板部140は、第1押圧部150がレーダ本体110に押され、たわむことが可能になっている。
図4(b)は、図4(a)のレーダ本体110の動作の概要を例示した図である。図4(b)では、レーダ本体110の組付け前におけるレーダブラケット112を仮想線で例示し、レーダ本体110の組付け後におけるレーダブラケット112を実線で例示している。幅板部140は、第1押圧部150(図4(a)参照)がレーダ本体110に押されると、レーダ本体110から見て外側である矢印154の方向へ湾曲するようにたわむ。このとき、幅板部140は、第1肉抜部152(図4(a)参照)が設けられていることで、第1肉抜部152が開くようにして効率よくたわむことが可能になっている。
幅板部140が中央からたわむことで、この幅板部140がかけ渡されている二つの側板部130、132にも偏ることなく力が加えられ、二つの側板部130、132もたわむ。このとき、二つの側板部130、132は、幅板部140が湾曲したことで、互いに近づく矢印156、158の方向、すなわちレーダ本体110を挟む方向へとたわむ。これによって、二つの側板部130、132とレーダ本体110との間のクリアランスが狭まる、またはクリアランスが無くなる。
図4(a)に例示するように、側板部130、132にはそれぞれ、第2押圧部162、164が設けられている。本実施形態では、側板部130には第2押圧部162が二か所に設けられ、側板部132には第2押圧部164が二か所に設けられている。第2押圧部162、164は、側板部130、132それぞれからレーダ本体110に向かって突出し、組み付けられたレーダ本体110を押圧する。側板部130、132それぞれに設けた第2押圧部162、164によってレーダ本体110を挟み、レーダブラケット112によるレーダ本体110の保持力が向上する。
側板部130、132それぞれの第2押圧部162、164の反対側には、第2肉抜部166、168が設けられている。第2肉抜部166、168は、第2押圧部162、164の突出方向へ窪んでいる。第2肉抜部166、168を有することで、側板部130、132は第2肉抜部166、168を狭めるようにして、レーダ本体110を挟むように矢印方向156、158へ効率よくたわむことが可能になっている。
また、フック部146と第1押圧部150との相対的な位置関係にも配慮がなされている。フック部146は、レーダ本体110の組付け前において、レーダ本体110の長手方向における第1押圧部150との距離D1が、レーダ本体110の長手方向の長さL1(図3参照)よりも短くなるよう設けられている。この構成によって、フック部146と第1押圧部150とによってレーダ本体110を十全に把持することが可能になり、レーダ本体110はフック部146に支えられることで第1押圧部150を確実に押すことが可能になっている。
側板部130、132がレーダ本体110側へたわむことで、ツメ部138a〜133fもレーダ本体110をより効率よく把持することができる。側板部130に設けられた複数のツメ部138a〜138fを代表して、ツメ部138aを例に挙げてその構成について説明する。
図5は、図3のツメ部138aを拡大して例示した図である。図5(a)に例示するように、ツメ部138aは、側板部132の縁に設けられていて、レーダ本体110に向かって突出してレーダ本体110をその厚み方向に把持する。本実施形態では、レーダ本体110の底面120側には段差部170が形成されていて、底面120側に設けられたツメ部138aはこの段差部170を把持する。
図5(b)は、図5(a)のツメ部138aのさらなる拡大図である。ツメ部におけるレーダ本体110との接触部位には、平面部172が設けられている。平面部172は、レーダ本体110の段差部170に面接触して、これを厚み方向に把持する。特に、側板部132がたわむことによって、平面部172はレーダ本体110により確実に接触するため、レーダブラケット112によるレーダ本体110の保持力はさらに向上する。
図6は、図5(b)と別の態様におけるツメ部138aを例示した図である。図6に例示するように、ツメ部138aには、平面部172から斜めに延びた傾斜部174が形成されている。傾斜部174は、レーダ本体110の底面120や段差部170等に対して傾斜して設けられている。ツメ部138aは、この傾斜部174を利用することでも、レーダ本体110を把持することができる。例えば、ツメ部138aは、傾斜部174によって、レーダ本体110の角176に接することができる。特に、側板部132はレーダ本体110側へたわんでいるため、傾斜部174からレーダ本体110の角176にもレーダ本体110を幅方向および厚み方向に押さえる力が加わる。この態様によっても、ツメ部138aはレーダ本体110を好適に保持することが可能である。
以上説明した本実施形態による車載用レーダ装置100によれば、レーダ本体110およびレーダブラケット112は、レーダ本体110をレーダブラケット112の挿入口128から挿入するだけの簡単な操作で組付けることができる。また、第1押圧部150や第2押圧部162等を利用することで、レーダブラケット112にレーダ本体110を高い保持力で組付けることができるため、レーダ本体110のガタつきを防いでそのレーダ性能の安定化を図ることができ、ひいてはレーダ性能の向上に資することが可能になる。
上記実施形態では、レーダブラケット112の側板部130、132は直方体のレーダ本体110の長辺に沿う箇所に設け、幅板部140および挿入口128はレーダ本体110の短辺に沿う箇所に設けている。しかしながら、例えば側板部130、132をレーダ本体110の短辺に沿わせ、幅板部140および挿入口128をレーダ本体110の長辺に沿わせた構成としても、上述したレーダブラケット112の機能は好適に発揮することが可能である。また、上記実施形態では、挿入口128は、レーダ本体110をその端面123から挿入する構成として記載した。しかしながら、例えば、レーダ本体110は、その送受信面118または底面120から、開口領域126、128へツメ部138a〜138fの傾斜を利用して押し込むようにしてレーダブラケット112に挿入することも可能である。そのような構成であると、例えば図3の挿入口128を省略して換わりに幅板部140の対になる別の幅板部を設け、ブリッジ部142およびフック部146を省略することも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、レーダ本体と、レーダ本体を車両に設置するレーダブラケットとを備えた車載用レーダ装置に利用することができる。

Claims (12)

  1. 扁平な直方体であって、他の面よりも大きい面積を有し対向する二面の少なくとも一方が電波の送受信面となっているレーダ本体と、
    前記レーダ本体が組み付けられ、前記送受信面を所定の方向へ向けて車両に設置されるレーダブラケットと、
    を備え、
    前記レーダブラケットは、
    組み付けられた前記レーダ本体の対向する二つの側面それぞれに沿って延びた二つの側板部と、
    前記二つの側板部の長手方向における一端側の近傍にて該二つの側板部の間にかけ渡された幅板部と、
    前記レーダ本体の送受信面およびその反対側の底面を露出させる二つの開口領域と、
    前記幅板部から前記レーダ本体に向かって突出し、組み付けられた該レーダ本体に押される第1押圧部と、
    を有し、
    前記第1押圧部が前記レーダ本体に押されることで前記幅板部がたわみ、該幅板部がたわむことで前記二つの側板部が互いに近づく方向にたわんで該レーダ本体を挟むことを特徴とする車載用レーダ装置。
  2. 前記レーダブラケットはさらに、前記二つの側板部の長手方向における他端側の間に設けられ、前記レーダ本体が挿入可能な挿入口を有することを特徴とする請求項1に記載の車載用レーダ装置。
  3. 前記レーダブラケットはさらに、
    前記挿入口近傍にて前記レーダ本体の前記送受信面または底面に沿って前記二つの側板部の間にかけ渡されたブリッジ部と、
    前記ブリッジ部から前記レーダ本体に向かって突出し、前記第1押圧部との間で該レーダ本体を把持するフック部と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の車載用レーダ装置。
  4. 前記レーダブラケットは、前記レーダ本体の組付前において互いの距離が該レーダ本体の長さよりも短くなるよう構成された前記フック部と前記第1押圧部との間で該レーダ本体を把持していることを特徴とする請求項3に記載の車載用レーダ装置。
  5. 前記レーダブラケットは、前記二つの開口領域のうちいずれか一方から前記レーダ本体を挿入可能であることを特徴とする請求項1に記載の車載用レーダ装置。
  6. 第1押圧部は、前記幅板部の長手方向の中央に設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車載用レーダ装置。
  7. 前記レーダブラケットはさらに、前記幅板部のうち前記第1押圧部の反対側に設けられ、該第1押圧部の突出方向へ窪んだ第1肉抜部を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車載用レーダ装置。
  8. 前記レーダブラケットはさらに、前記二つの側板部それぞれから前記レーダ本体に向かって突出し、組み付けられた該レーダ本体を押圧する第2押圧部を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車載用レーダ装置。
  9. 前記レーダブラケットはさらに、前記二つの側板部それぞれの前記第2押圧部の反対側に設けられ、該第2押圧部の突出方向へ窪んだ第2肉抜部を有することを特徴とする請求項8に記載の車載用レーダ装置。
  10. 前記レーダブラケットはさらに、
    前記二つの側板部それぞれの所定個所から前記レーダ本体に向かって突出し前記レーダ本体をその厚み方向に把持する複数のツメ部を有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の車載用レーダ装置。
  11. 前記ツメ部は、前記レーダ本体に対してその厚み方向に面接触する平面部を有することを特徴とする請求項10に記載の車載用レーダ装置。
  12. 前記ツメ部は、前記レーダ本体の前記送受信面または前記底面に対して斜めに形成され、該レーダ本体の角に接触可能な傾斜部を有することを特徴とする請求項10または11に記載の車載用レーダ装置。
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