JP6273712B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
従来の自動取引装置のパネルの開閉について、図10の従来の自動取引装置の斜視図および図11の従来の自動取引装置のパネルおよび装置本体の側面図を用いて説明する。図10に示すように、自動取引装置100に設けられたパネル102は、装置本体101に対して垂直方向に開閉自在に設けられ、フロントカバー103に設けられた錠104により、その開閉動作がロックされるようになっている。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、パネルの不十分な閉塞状態を容易に視認できるようにし、自動取引装置の安全性を確保することを目的とする。
図2において、自動取引装置1は、例えば紙幣や硬貨の入出金を行う現金自動預払機、乗車券、航空券、チケット等を発券する自動発券機、または商業施設や店舗等に設置される多機能端末装置等であり、装置本体2に回動可能に設けられ、装置本体2に対して開閉可能なパネル3を有するものである。
錠10と、錠シャフト11と、リンク12と、回動部材13、23と、ロック台14、24と、ロックブラケット15、25と、ロックシャフト16、26と、連結シャフト18とは装置本体2に設けられ、またロック受け17、27は、パネル3に設けられている。
錠10は、挿入された鍵30により回転可能なものであり、フロントカバー4に設けられたものである。この錠10は、鍵30が嵌合する嵌合穴10aを有し、嵌合する鍵30を回転させることにより、フロントカバー4と略直交する方向を回転軸として図3中矢印Cが示す方向に回転可能になっている。なお、本実施例では、錠10は、挿入された鍵30により回転するものとして説明するが、レバー等の取っ手により回転するようにしても良い。
リンク12は、錠10の回転とともに回転する錠シャフト11の回転に伴って図中矢印Dが示す略鉛直方向に移動する部材であり、装置本体2のリンク支持部に摺動可能に支持されている。
したがって、錠10の回転により錠シャフト11および回転板11aとともに回転する突起部11bが、係合孔12aの壁面を押し上げまたは押し下げ、リンク12は略鉛直方向に移動する。
また、リンク12の他方の端部には、回動部材13を回動可能に連結する連結部12bが形成されている。
ロック台14は、ねじ等の固定部材により装置本体2に固定された部材である。このロック台14は、側面が台形状に形成され、自動取引装置の前面に向けて傾斜面14aが形成されている。
移動部材としてのロックシャフト16は、ロック台14の傾斜面14aと略平行するようにロックブラケット15に摺動可能に支持された棒状の部材であり、その側部には回動部材13の係合孔13bと係合する係合部16aが形成されている。
したがって、錠10の回転により、リンク12が上下動し、そのリンク12により回動する回動部材13により、ロックシャフト16は摺動し、先端部16bがパネル3に対して接近または離間する。
このロック受け17は、側面が三角形状に形成され、その一辺を含む面がパネル3に固定され、他の一辺を含む面(当接面17b)がロック台14の傾斜面14aに当接するように形成され、さらに他の一辺を含む面にロックシャフト16が嵌入可能な係合部としての嵌入穴17aが形成されている。
このように、左側ロック機構部20aは、錠10と、錠シャフト11と、リンク12と、回動部材13と、ロック台14と、ロックブラケット15と、ロックシャフト16と、ロック受け17とにより構成されている。
回動部材23は、連結シャフト18に取り付けられて回動可能に支持され、連結シャフト18の回転とともに回動する。
このように、右側ロック機構部20bは、回動部材23と、ロック台24と、ロックブラケット25と、ロックシャフト26と、ロック受け27とにより構成されている。
連結シャフト18は、左側ロック機構部20aの回動部材13と、右側ロック機構部20bの回動部材23とを連結し、左側ロック機構部20aの回動部材13の回動を右側ロック機構部20bの回動部材23に伝達する。
このように構成されたロック機構部20のロックシャフト16、26の先端部16b、26bは、錠10の一方向の回転(正回転)に伴って移動するリンク12および回動する回動部材13、23によりロックブラケット15から突出するように移動し、ロック受け17、27の嵌入穴17a、27aに嵌入することにより、パネル3の装置本体2に対する回動が規制されて閉塞状態が保持され、ロックされる。
鍵30は、錠10を回転させて、ロックシャフト16、26の先端部16b、26bをロックブラケット15から突出するように移動させた状態のときに、錠10から抜くことが可能になっている。
つまり、鍵30が錠10から抜かれた状態では、ロックシャフト16、26がロックブラケット15、25から突出し、パネル3を開放状態から閉塞する方向へ回動させると、パネル3のロック受け17、27がロックシャフト16、26に当接してパネル3と装置本体2との間に間隙が形成される。
また、ロックシャフト16、26は、棒状の部材で図2に示すパネル3の回転支点2aに向けて摺動可能なものとして説明したが、それに限られることなく、図9に示すように、回動可能な板状部材116として図2に示すパネル3の回転支点2aに向けてロックブラケット15から突出し、または引き込むようにしても良い。
図5は実施例における鍵を抜いた状態のロック機構部を示す説明図、図6は実施例におけるロック前のロック機構部を示す説明図、図7は実施例におけるロック後のロック機構部を示す説明図である。
ロック機構部の作用を図5、図6、図7に基づき、図3を参照しながら説明する。
図5において、鍵30を錠10から抜いた状態では、ロックシャフト16、26の先端部16b、26bをロックブラケット15、25から突出した状態となっており、この状態でパネル3を閉塞させるように回動させると、パネル3のロック受け17、27はロックシャフト16、26の先端部16b、26bに当接してパネル3の回動が規制されて停止する。
ロックシャフト16、26は、パネル3の回転方向に対して略直交する方向に摺動するように配置されているため、強めの操作でパネル3を閉塞させた場合であっても、ロックシャフト16、26が移動して誤ってロックされることはない。
ここで、ロックシャフト16、26とロック受け17、27の位置関係を図8に基づいて説明する。なお、図8はロックシャフト16とロック受け17の位置関係を示す説明図であり、ロックシャフト26とロック受け27の位置関係も同様である。
なお、本実施例では、本発明を自動取引装置に適用する例で説明したが、それに限られることなく、鍵および錠で開閉可能にするパネルを有する装置に本発明を適用することができる。
2 装置本体
3 パネル
4 フロントカバー
10 錠
11 錠シャフト
12 リンク
13、23 回動部材
14、24 ロック台
15、25 ロックブラケット
16、26 ロックシャフト
17、27 ロック受け
18 連結シャフト
20 ロック機構部
20a 左側ロック機構部
20b 右側ロック機構部
30 鍵
Claims (6)
- 装置本体に回動可能に設けられ、前記装置本体に対して開閉可能なパネルを有する自動取引装置において、
前記装置本体は、
回転可能な錠と、
前記錠の回転により移動する移動部材とを有し、
前記パネルは、
閉塞状態で、移動した前記移動部材が嵌入する係合部材を有し、
前記錠の回転により移動部材が移動した状態では、前記パネルを開放状態から閉塞する方向へ回動させると、前記係合部材が前記移動部材に当接して前記パネルと装置本体との間に視認可能な間隙が形成され、
前記移動部材および前記係合部材は、前記装置本体に向かって左右両側に設けられていることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1に記載の自動取引装置において、
前記移動部材は、前記パネルの回転支点とを結ぶ方向に移動することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2に記載の自動取引装置において、
前記装置本体は、前記移動部材を移動可能に支持する支持部材を有し、
前記移動部材は、摺動して前記支持部材から突出し、または前記支持部材に引き込まれることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2に記載の自動取引装置において、
前記装置本体は、前記移動部材を移動可能に支持する支持部材を有し、
前記移動部材は、回動して前記支持部材から突出し、または前記支持部材に引き込まれることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項3または請求項4に記載の自動取引装置において、
前記錠から鍵が抜かれた状態では、前記移動部材が前記支持部材から突出することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の自動取引装置において、
前記係合部材が、突出した前記移動部材の当接部に当接したとき、前記係合部材の装置本体側の先端部が描く軌道と、前記移動部材の前記当接部側の端部との交点を仮想交点とすると、
前記仮想交点と前記支持部材の前記移動部材の支持部との距離は、前記仮想交点と前記移動部材の当接部との距離より小さいことを特徴とする自動取引装置。
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JP2013158564A JP6273712B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 自動取引装置 |
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Family Applications (1)
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