JP6272944B2 - 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド部内面に板状部材を取り付けることにより、空洞共鳴音を低減し得る空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法に関するものである。
車両が荒れた路面を走行したり、路面の継ぎ目を乗り越えたりすると、車内にロードノイズと呼ばれる騒音が発生することがある。ロードノイズは、タイヤが関係する騒音の一つであり、路面の凹凸が入力となってタイヤが加振されると、その振動によってタイヤ内部での空洞共鳴音が励起され、車内での騒音を引き起こす。
特許文献1には、ロードノイズを低減する目的で、リムと空気入りタイヤとで囲まれるタイヤ内腔にスポンジ材からなる制音材を配した空気入りタイヤが記載されている。しかし、このようなスポンジ材は、タイヤ全体の重量を増加させて燃費の悪化を引き起こすおそれがある。また、多くのスポンジ材を要するため、コストの上昇を招くという問題もある。
特許文献2には、大きなコスト増を抑制しながらロードノイズの悪化を防止する目的で、タイヤ内周面とリム外周面との間に形成される空気室内に、該空気室内を周方向に区画する隔壁が設けられている空気入りタイヤが記載されている。隔壁により空気室内を周方向に区画することで、空気室内の気柱の等価長が短くなり、気柱共鳴の共鳴周波数をシフトさせることができるため、気柱共鳴によるロードノイズの悪化を防止できる。
また、特許文献3には、重量の増加を抑制しながら空洞共鳴音に起因するロードノイズを低減する目的で、タイヤ内腔内をほぼ軸方向に延びる薄肉の弾性仕切板をタイヤの内壁に備える空気入りタイヤが記載されている。タイヤ内腔内に弾性仕切板を設けることで、タイヤ内腔内全体の音圧モードが変化し、車内騒音レベルが低減される。
しかしながら、このような隔壁や仕切板は、それら自身が振動し、新たな音源として空洞共鳴音によるロードノイズを悪化させる可能性がある。
特開2006−306302号公報 特開平7−117404号公報 特開平5−294102号公報
そこで、本発明の目的は、重量増加やコスト増を抑制しつつ、空洞共鳴音を低減できる空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の空気入りタイヤは、複数の貫通孔が形成され、かつ間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着された2枚の板状部材と、
隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間に挿入された支持部材と、を備え、
前記接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、前記一方の外表面の一部が前記トレッド部内面に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、複数の貫通孔が形成された2枚の板状部材がトレッド部内面に取り付けられている。より具体的には、2枚の板状部材は、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着されており、接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、一方の外表面の一部がトレッド部内面に取り付けられている。これにより、トレッド部内面から浮いた状態となった2枚の板状部材に複数の貫通孔が形成されている。一般に、音が貫通孔を通過すると、空気と貫通孔の内壁面との摩擦による粘性減衰と、通過によって発生する渦による圧力損失減衰とが生じるため、音が減衰する。よって、貫通孔が形成された板状部材をトレッド部内面に取り付けることで、タイヤ内の音が貫通孔を通過するため、空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。また、スポンジ材等の吸音材や制音材を大量に設ける必要がないため、重量増加やコスト増を抑制できる。さらに、本発明では、隣り合う接着部の間であって2枚の板状部材の間には支持部材が挿入されているため、タイヤの回転に伴う遠心力により板状部材がトレッド部内面に押し潰されて貫通孔が閉塞されることを防ぐことができる。これにより、低速度〜中速度のみならず高速度においても空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記2箇所の接着部がタイヤ周方向に沿って配置されることが好ましい。
この構成によれば、タイヤ内に発生するタイヤ周方向の空気の流れが貫通孔を通過しやすくなるため、空洞共鳴音を効果的に低減できる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記一方の外表面は、前記2箇所の接着部よりも外側の部分で前記トレッド部内面に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、2枚の板状部材のうちトレッド部内面に対向する板状部材とトレッド部内面との間に空間が形成されやすく、貫通孔によって空洞共鳴音を効果的に低減できる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記2枚の板状部材は、等間隔を空けて位置する3箇所以上の接着部にて互いに接着され、かつ隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間にそれぞれ前記支持部材が挿入されており、前記トレッド部内面には、全周に亘って前記2枚の板状部材が取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、トレッド部内面に全周に亘って2枚の板状部材が取り付けられているため、貫通孔によって空洞共鳴音を効果的に低減できる。また、支持部材をタイヤ周方向の全周に亘って等間隔で配置することにより、ユニフォミティや重量バランスの悪化を抑制できる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法は、重ねた2枚の板状部材を、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着する接着工程と、
前記2枚の板状部材に複数の貫通孔を形成する穿孔工程と、
隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間に支持部材を挿入する挿入工程と、
前記接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、前記一方の外表面の一部を前記トレッド部内面に取り付ける取付工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の製造方法により製造される空気入りタイヤは、複数の貫通孔が形成された2枚の板状部材がトレッド部内面に取り付けられている。より具体的には、2枚の板状部材は、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着されており、接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、一方の外表面の一部がトレッド部内面に取り付けられている。これにより、トレッド部内面から浮いた状態となった2枚の板状部材に複数の貫通孔が形成されている。一般に、音が貫通孔を通過すると、空気と貫通孔の内壁面との摩擦による粘性減衰と、通過によって発生する渦による圧力損失減衰とが生じるため、音が減衰する。よって、貫通孔が形成された板状部材をトレッド部内面に取り付けることで、タイヤ内の音が貫通孔を通過するため、空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。また、スポンジ材等の吸音材や制音材を大量に設ける必要がないため、重量増加やコスト増を抑制できる。さらに、本発明の製造方法により製造される空気入りタイヤでは、隣り合う接着部の間であって2枚の板状部材の間には支持部材が挿入されているため、タイヤの回転に伴う遠心力により板状部材がトレッド部内面に押し潰されて貫通孔が閉塞されることを防ぐことができる。これにより、低速度〜中速度のみならず高速度においても空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。
本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、前記穿孔工程よりも前に前記接着工程が行なわれることが好ましい。
この構成によれば、重ねた2枚の板状部材に対して同時に貫通孔を形成できるため、容易に複数の貫通孔を形成できる。
本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、前記2枚の板状部材は、連続して供給される2枚の長尺の板状部材であり、
前記接着工程において、前記2枚の板状部材を、長尺方向に間隔を空けて位置する3箇所以上の接着部にて互いに接着し、
前記挿入工程において、隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間にそれぞれ前記支持部材を挿入し、
前記取付工程において、前記接着された2枚の板状部材を前記トレッド部内面の全周に亘って取り付けることが好ましい。
この構成によれば、トレッド部内面に全周に亘って2枚の板状部材が取り付けられるため、貫通孔によって空洞共鳴音を効果的に低減できる。また、支持部材をタイヤ周方向の全周に亘って等間隔で配置することにより、ユニフォミティや重量バランスの悪化を抑制できる。
本発明の空気入りタイヤの一例を示す斜視図 空気入りタイヤのタイヤ子午線断面図 空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 板状部材を拡大して示す拡大断面図 板状部材の平面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 空気入りタイヤの製造方法を示す模式図 空気入りタイヤの製造方法を示す模式図 空気入りタイヤの製造方法を示す模式図 空気入りタイヤの製造方法を示す模式図 空気入りタイヤの製造方法を示す模式図 空気入りタイヤの製造方法を示す模式図 他の実施形態に係る支持部材の斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、空気入りタイヤの一例を示す斜視図である。図2Aは、空気入りタイヤのタイヤ子午線断面図の一例である。図2Bは、空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図の一例である。ここで、Hはタイヤ断面高さを示している。なお、タイヤ断面高さHは、タイヤ子午線断面において、JATMA規定の空気圧を充填した状態で、ノミナルリム径からトレッド表面までの高さである。
空気入りタイヤ1は、図1及び図2Aに示されるように、一対の環状のビード部11と、そのビード部11の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部12と、そのサイドウォール部12の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部13とを備えている。
空気入りタイヤ1は、トレッド部内面13aに取り付けられた2枚の板状部材21,22を備える。2枚の板状部材21,22は、タイヤ周方向CDに間隔を空けて配置される2つの取付部21a,21bにてトレッド部内面13aに取り付けられている。
2枚の板状部材21,22は、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部2a,2bにて互いに接着されている。2箇所の接着部2a,2bは、タイヤ周方向CDに沿って配置されている。接着部2a,2bは、熱溶着又は超音波接着により接着される。接着部2a,2bは、板状部材21,22のタイヤ幅方向WDに延びている。
隣り合う接着部2aと接着部2bの間であって2枚の板状部材21,22の間には、支持部材3が挿入されている。本実施形態の支持部材3は、タイヤ幅方向WDに沿って延びる筒状となっている。支持部材3の詳細は、後述する。
接着された2枚の板状部材21,22のうちトレッド部内面13aに対向する板状部材21の外表面とトレッド部内面13aとの間には、空間20が形成されている。言い換えると、板状部材21の外表面の一部は、トレッド部内面13aと非接触となっている。
板状部材21の外表面は、取付部21a,21bによってトレッド部内面13aに固定されている。なお、本実施形態では、支持部材3のタイヤ径方向外側に位置する板状部材21の外表面は、トレッド部内面13aに接触しているが、トレッド部内面13aに固定されていない。空間20は、隣り合う取付部21a,21bの間であって、板状部材21の外表面とトレッド部内面13aとに囲まれた領域である。
2枚の板状部材21,22には、複数の貫通孔4が形成されている。貫通孔4は、2枚の板状部材21,22の全面に形成されている。貫通孔4は、支持部材3に接するもののほか、支持部材3に接することなく、空間20に向かって形成されるものが存在する。
ここで、貫通孔4による空洞共鳴音の減衰効果について説明する。音が貫通孔4を通過する際、媒質としての空気と貫通孔4の内壁面との摩擦によって空洞共鳴音が減衰する(粘性減衰)。また、音が貫通孔4を通過すると、通過によって発生する渦による圧力損失によって空洞共鳴音が減衰する(圧力損失減衰)。そのため、貫通孔4が形成された板状部材21,22をトレッド部内面13aに取り付けることで、タイヤ内の音が貫通孔4を通過するため、空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。
さらに、音が貫通孔4を通過する際の粘性減衰と圧力損失減衰には、空気の粒子速度が関係しており、粒子速度が大きい部位に貫通孔4を配置するほど空洞共鳴音の減衰に効果的である。さらに,空気の流れが速度に上乗せされるため、回転するタイヤにおいて、空気の流れが有る場所に貫通孔4を配置するのが好ましい。
図3は、貫通孔4が形成された板状部材21,22を拡大して示す拡大断面図である(ただし、支持部材3は図示していない)。タイヤ内の空気の流れを矢印で示している。タイヤ内には路面との接地によるタイヤの変形により発生するタイヤ径方向の空気の流れSrと、変形の復元によって発生するタイヤ周方向CDの空気の流れScが存在する。トレッド部内面13aを覆うように板状部材21,22を配置することで、路面からの入力によって発生する音とタイヤ径方向の空気流れSrが貫通孔4を通過するため、空洞共鳴音を効果的に低減できる。さらに、板状部材21の外表面とトレッド部内面13aとの間に空間20が形成されるように、板状部材21の外表面の一部をトレッド部内面13aに取り付けることで、タイヤ周方向CDに伝達する音とタイヤ周方向CDの空気流れScが貫通孔4を通過するため、空洞共鳴音を効果的に低減できる。
また、空気の流れはトレッド部内面13aに近いほど速く、そのため、本発明では、貫通孔4が形成された板状部材21,22をトレッド部内面13aに取り付けている。
2枚の板状部材21,22の間には、支持部材3が挿入されている。板状部材21,22は、重量増加を抑制するためには板厚を薄くすることが好ましいが、板厚を薄くすると、タイヤが高速度で回転する場合に、遠心力により板状部材21,22がトレッド部内面13aに押し潰されて貫通孔4が閉塞され、貫通孔4による空洞共鳴音の低減効果が得られない、もしくは低下するおそれがある。一方、板状部材21,22を厚くしたり、硬くしたりすることで板状部材21,22の変形を抑えることができるが、重量が増加したり、タイヤの変形への追従性が阻害されたりするため、他性能や耐久面への悪影響の懸念がある。本発明によれば、支持部材3を2枚の板状部材21,22の間に配置することで、板状部材21,22が押し潰されるのを防ぐことができるため、低速度〜中速度のみならず高速度においても空洞共鳴音を低減することができる。
支持部材3は、多孔質材料で形成されていることが好ましい。これにより、支持部材3による重量増加を抑制しつつ、支持部材3自体の吸音効果を得ることができる。ここで、多孔質材料とは、例えば、スポンジ、不織布等である。多孔質材料としては、これらに限定されないが、軟質ポリウレタンフォームからなるスポンジが好ましく用いられる。また、多孔質材料として不織布を用いる場合には、不織布を丸めたり、折り畳んだりすることで支持部材3を形成する。
本実施形態の支持部材3は、タイヤ幅方向WDに沿って延びる筒状となっている。支持部材3が筒状の場合、内部に空気層が形成されるため、多孔質材料からなる支持部材3を通過する音を吸音する効果が高くなる。ただし、支持部材3の形状は、板状部材21,22を遠心力に抗して支持可能な形状であれば特に限定されず、中実の柱状等でもよい。また、支持部材3は、板状部材21,22のタイヤ幅方向全体を支持する必要はなく、板状部材21,22の少なくとも一部を支持することができる形状であればよい。さらに、支持部材3は、板状部材21,22のタイヤ幅方向WDの幅を超えてタイヤ幅方向WDに沿って延びる形状であってもよい。
また、支持部材3の形状は円筒状が特に好ましい。支持部材3が円筒状の場合、あらゆる角度からの音に対して吸音効果を発揮できる。ただし、支持部材3の断面形状は、円形のほか、三角形、四角形等の多角形でもよい。
支持部材3は、板状部材21と板状部材22とにより挟持されていることが好ましい。支持部材3が上記のような多孔質材料で形成されている場合、支持部材3を圧縮した状態で隣り合う接着部2aと接着部2bの間であって2枚の板状部材21,22の間に挿入すればよい。
板状部材21,22のそれぞれの板厚は、0.1〜10mmが好ましく、0.2〜1mmがより好ましい。板状部材21,22の板厚を0.1mmよりも薄くすると、板状部材21,22による空洞共鳴音の低減効果が小さくなる。一方、板状部材21,22の板厚を10mmよりも厚くすると、板状部材21,22によってトレッド部内面13aの局所的な重量増となり、高速ユニフォミティの悪化やそれに伴う振動、乗り心地が悪化する傾向にある。
板状部材21,22のタイヤ赤道におけるトレッド部内面13aからの最大高さHpは、タイヤ断面高さHの1/10(または10mm)以上であることが好ましい。板状部材21,22の最大高さHpをタイヤ断面高さHの1/10(または10mm)より低くすると、板状部材21,22による空洞共鳴音の低減効果が小さくなる。一方、板状部材21,22の最大高さHpは、タイヤ断面高さHの1/2以下であることが好ましい。板状部材21,22の最大高さHpをタイヤ断面高さHの1/2より高くすると、リム組み付け時に板状部材21,22がリムフランジ等と接触して故障のおそれがある。
板状部材21,22のタイヤ幅方向WDの幅Wpは、接地幅Wの30〜120%であることが好ましい。板状部材21,22の幅Wpを接地幅Wの30%より狭くすると、空洞共鳴音の低減効果が小さくなる。一方、板状部材21,22の幅Wpを接地幅Wの120%より広くすると、接地の際の変形によりサイドウォール内面との接触や曲面への追従性の悪化が懸念され、故障の原因となる可能性がある。
板状部材21,22のタイヤ周方向長さLpは、接地長または接地長以下であることが好ましく、1/2程度であることがより好ましいが、取り付け個数やタイヤのサイズによってはその限りではない。板状部材21,22のタイヤ周方向長さLpは、踏込と蹴出における接地部をカバーするため、接地長にかかるサイズが好ましい。
図4は、板状部材22の一部を平面状に広げた状態を示す平面図である。貫通孔4の孔径φは、0.4〜10mmが好ましく、1〜5mmがより好ましい。孔径φが0.4mmよりも小さいと、音や空気が通過する際の抵抗が過大となり、効果的でなくなる上、生産的にも困難である。一方、孔径φが10mmよりも大きいと、音や空気が通過する際の抵抗が過小となり、減衰の効果が小さくなる。
また、開孔率Pは、1〜20%が好ましく、1〜10%がより好ましい。開孔率Pが1%よりも小さいと、音や空気が通過する際の抵抗が過大となり、効果的でなくなる。一方、開孔率Pが20%よりも大きいと、音や空気が通過する際の抵抗が過小となり、減衰の効果が小さくなる。貫通孔4同士の孔間隔をtとすると、本実施形態のように複数の貫通孔4を上下左右に並列に並べた場合の開孔率Pは、P=(π×φ)/(4×t)で定義される。例えば、孔径φを3mm、孔間隔tを10mmとすると、開孔率Pは約7%となる。
貫通孔4同士の孔間隔tは、上記の式を用いることで開孔率Pと孔径φにより適宜設定されるが、例えば、孔間隔tは、1〜30mmが好ましく、5〜15mmがより好ましい。孔間隔tが1mmよりも小さいと、必然的に孔数が多くなり、音や空気が通過する際の抵抗が過小となり、減衰の効果が小さくなるうえ、板そのものの強度が損なわれる。一方、孔間隔tが30mmよりも大きいと、必然的に孔数が少なくなり,得られる減衰の効果が小さくなる。
板状部材21,22は、板状もしくはフィルム状の樹脂で形成されている。樹脂としては、PET、PU、TPU、PVC、PC、PE、PEN等の汎用の樹脂が例示される。
板状部材21は、取付部21a,21bにてトレッド部内面13aに取り付けられる。板状部材21は、接着剤や両面テープ等でトレッド部内面13aに固定される。このとき、図5に示すように、板状部材21は、クッション層5を介してトレッド部内面13aに固定されることが好ましい。クッション層5は、伸縮性を有するクッション層本体51と、クッション層本体51の両側の両面テープ52,53とで構成されている。これにより、クッション層5中のクッション層本体51が変形して、トレッド部内面13aの曲面の形状と接地時の変形に追従できるので、板状部材21をトレッド部内面13aに安定して固定することができる。
板状部材21,22の合計の重量は、15g以下が好ましく、10g以下がより好ましい。板状部材21,22の重量はトレッド部内面13aの局所的な重量増となり、高速ユニフォミティの悪化やそれに伴う振動、乗り心地が悪化する傾向にある。なお、上記のクッション層5を設ける場合には、板状部材21,22、支持部材3、及びクッション層5を合わせた総重量を20g以下とするのが好ましく、15g以下とするのがより好ましい。
[第2実施形態]
前述の第1実施形態では、複数の貫通孔4が形成され、かつ間隔を空けて位置する2箇所の接着部2a,2bにて互いに接着された2枚の板状部材21,22と、隣り合う接着部2a,2bの間であって2枚の板状部材21,22の間に一つの支持部材3が挿入された例を示した。しかし、図6に示すように、2枚の板状部材21,22は、等間隔を空けて位置する3箇所以上の接着部2a,2b,2c,2d,2e,2f,・・・にて互いに接着され、かつ隣り合う接着部2a,2b,2c,2d,2e,2f,・・・の間であって2枚の板状部材21,22の間にそれぞれ支持部材3が挿入され、トレッド部内面13aには、全周に亘って2枚の板状部材21,22が取り付けられてもよい。
[空気入りタイヤの製造方法]
次に、空気入りタイヤの製造方法について説明する。本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、重ねた2枚の板状部材を、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着する接着工程と、前記2枚の板状部材に複数の貫通孔を形成する穿孔工程と、隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間に支持部材を挿入する挿入工程と、前記接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、前記一方の外表面の一部を前記トレッド部内面に取り付ける取付工程と、を含む。
図7A〜図7Fは、製造工程を示す模式図である。
初めに、図7Aに示すように、矩形板状の熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic Polyurethane)製のフィルムを裁断して、長尺の板状部材21,22を形成する。
次いで、図7Bに示すように、2枚の板状部材21,22を重ねる。
次いで、図7Cに示すように、重ねた2枚の板状部材21,22を、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて接着する。本実施形態では、8箇所の接着部2a〜2hにて接着している。接着部2a〜2hは、例えば、ウェルダー加工により熱溶着される。
次いで、図7Dに示すように、2枚の板状部材21,22にパンチング加工によって複数の貫通孔4を形成する。貫通孔4は、板状部材21,22の強度を保つために、接着部2a〜2hを避けて形成されている。
次いで、図7Eに示すように、2枚の板状部材21,22のうち一方の板状部材21に両面テープ52によりクッション層5を取り付ける。
次いで、図7Fに示すように、隣り合う2つの接着部の間であって2枚の板状部材21,22の間に支持部材3をそれぞれ挿入する。
最後に、板状部材21の外表面とトレッド部内面13aとの間に空間20が形成されるように、両面テープ53により板状部材21,22をトレッド部内面13aに取り付ける。
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、重ねた2枚の板状部材21,22に対して同時に貫通孔4を形成することで、板状部材21の貫通孔4と板状部材22の貫通孔4の位置が同じとなっているが、2枚の板状部材21,22にそれぞれ形成する貫通孔4の位置は互いに異なっていてもよい。
(2)2枚の板状部材21,22を接着するための隣り合う接着部は、必ずしもタイヤ周方向CDに沿って配置される必要はない。例えば、隣り合う接着部をタイヤ幅方向WDに沿って配置してもよい。
(3)図2Bに示す例では、支持部材3のタイヤ径方向外側に位置する板状部材21の外表面が、トレッド部内面13aに接触しているが、トレッド部内面13aに接触しないほうが好ましい(図5参照)。
(4)前述の実施形態では、穿孔工程よりも前に接着工程を行っているが、接着工程よりも前に穿孔工程を行うようにしてもよい。
(5)前述の実施形態では、矩形板状のフィルムを裁断して形成された長尺の板状部材21,22を用いているが、予めロールに巻き取られた長尺の板状部材21,22をロールから連続して繰り出しながら用いてもよい。また、支持部材3を挿入した長尺の板状部材21,22をロールに一旦巻き取り、トレッド部内面13aに取り付ける際にタイヤサイズに応じて長尺の板状部材21,22を切断するようにしてもよい。
(6)支持部材3の形状は、前述のものに限定されない。例えば、中実の円柱状や中実の四角柱等でもよい。
(7)また、支持部材3は、多孔質材料で形成されていなくともよい。例えば、支持部材3は、図8に示すような樹脂製のフレームでもよい。樹脂としては、PET、PU、TPU、PVC、PC、PE、PEN等の汎用の樹脂が例示される。なお、フレームの形状は、図8のような台形断面のものに限定されず、三角形断面、矩形断面などでも構わない。
1 空気入りタイヤ
2a 接着部
2b 接着部
3 支持部材
4 貫通孔
13a トレッド部内面
20 空間
21 板状部材
22 板状部材
CD タイヤ周方向

Claims (7)

  1. 複数の貫通孔が形成され、かつ間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着された2枚の板状部材と、
    隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間に挿入された支持部材と、を備え、
    前記接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、前記一方の外表面の一部が前記トレッド部内面に取り付けられていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記2箇所の接着部がタイヤ周方向に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記一方の外表面は、前記2箇所の接着部よりも外側の部分で前記トレッド部内面に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記2枚の板状部材は、等間隔を空けて位置する3箇所以上の接着部にて互いに接着され、かつ隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間にそれぞれ前記支持部材が挿入されており、
    前記トレッド部内面には、全周に亘って前記2枚の板状部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 重ねた2枚の板状部材を、間隔を空けて位置する少なくとも2箇所の接着部にて互いに接着する接着工程と、
    前記2枚の板状部材に複数の貫通孔を形成する穿孔工程と、
    隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間に支持部材を挿入する挿入工程と、
    前記接着された2枚の板状部材の一方の外表面とトレッド部内面との間に空間が形成されるように、前記一方の外表面の一部を前記トレッド部内面に取り付ける取付工程と、を含むことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  6. 前記穿孔工程よりも前に前記接着工程が行なわれることを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  7. 前記2枚の板状部材は、連続して供給される2枚の長尺の板状部材であり、
    前記接着工程において、前記2枚の板状部材を、長尺方向に間隔を空けて位置する3箇所以上の接着部にて互いに接着し、
    前記挿入工程において、隣り合う前記接着部の間であって前記2枚の板状部材の間にそれぞれ前記支持部材を挿入し、
    前記取付工程において、前記接着された2枚の板状部材を前記トレッド部内面の全周に亘って取り付けることを特徴とする請求項5又は6に記載の空気入りタイヤの製造方法。
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