JP6271849B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者に利益を付与する特別状態の開始時点及び利益の増加状態を表示する遊技情報表示装置に関する。
従来のスロットマシンでは、同時に狙うことができない複数の小役(重複役)が別々に内部当選可能とし、所定条件を満たすと内部当選した小役が入賞するように報知する所謂AT機能が知られている。このようなスロットマシンには、AT状態の開始時やAT状態中に信号を出力するものが供されている。遊技情報表示装置は、この信号を入力することで、AT状態の発生回数をカウントし、棒グラフでAT状態間ゲーム数を表示することができる。
特開2006−204353号公報
しかしながら、棒グラフでAT状態間ゲーム数を表示する場合、信号がAT状態の開始時に出力されるものであれば、AT状態間ゲーム数にAT状態中のゲーム数と通常のゲーム数が混在してしまうので、AT状態がどの程度継続していたのか、或いはAT状態が発生していない期間がどの程度継続していたのかを特定することが不明である。また、信号がAT状態の開始から終了まで出力されるものであれば(例えば特許文献1)、AT状態が発生していない期間がどの程度継続していたのかを把握することはできるが、AT状態がどの程度継続してどの程度利益が遊技者に付与されたのかを把握することはできないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者に付与される1回の利益が大きく変動する特別状態を発生する遊技機について、その特別状態の期間に遊技者に付与された利益の大きさを遊技者に分り易く伝えることができる遊技情報表示装置を提供することにある。
本発明は、通常状態において遊技者に利益を付与する特別状態の抽選を行い抽選結果に応じて特別状態を発生し、該特別状態の開始を特定可能な開始信号と、該特別状態における期間が所定期間に達する毎に出力されるとともに、該特別状態が終了した時点で出力が停止される利益信号と、前記抽選の回数を特定可能な回数信号とを含む遊技信号を出力する遊技機と1対1で対応し、その遊技機の遊技情報を表示する遊技情報表示装置であって、
前記遊技信号を入力する入力手段と、前記利益信号の出力が停止されてから前記開始信号が出力されるまでの間の通常状態における抽選回数を当該開始信号の出力に対応して棒グラフで時系列に表示するとともに、前記利益信号が出力されてから再度利益信号が出力されるまでの間の特別状態における抽選回数を当該利益信号の出力に対応してゼロの棒グラフとして時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記開始信号及び前記利益信号の何れの信号に対応する棒グラフであるかを識別可能に表示するものである(請求項1)。
請求項1の発明によれば、遊技機から特別状態の開始を特定可能な開始信号と特別状態における利益が所定値に達する毎に利益信号が出力されるので、それらの信号間の抽選回数を棒グラフで表示し、特別状態の開始及び所定値毎の利益が何れの棒グラフに対応するかを識別可能に表示する。これにより、遊技者は棒グラフに対応する表示を確認することにより、特別状態の開始と、その特別状態で付与された利益を一目で容易に把握することができる
本発明の一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示す図 スロットマシンの正面外観を概略的に示す図 リールの図柄配置を示す図 役と入賞図柄と払出枚数との関係を示す図 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 内部当選確率を示す図 9枚役と1枚役が同時に内部当選した場合の入賞役を示す図 AT当選確率を示す図 AT上乗せ当選確率を示す図 遊技情報表示装置を示す正面図 中継装置による信号の変換状態を示す図 中継装置による状態判定の一例を示す図 履歴データの変移を示す図 棒グラフの変移を示す図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には複数台のスロットマシン1(遊技機に相当)が設置されており、各スロットマシン1に対応して貸出装置2及び遊技情報表示装置3が設置されている。これらスロットマシン1、貸出装置2及び遊技情報表示装置3は、管理装置4とLAN5及び中継装置6(入力手段に相当)を介してネットワーク接続されている。尚、図示しないが、遊技場内にはパチンコ機や計数装置なども設置されている。遊技者は貸出装置2からメダルを借受けてスロットマシン1で遊技を行うようになっている。
図2は、スロットマシン1の正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓7(図柄表示領域)が設けられており、遊技者は表示窓7を通じて内部に設けられたリール8(図柄変動表示手段)の図柄を視認可能となっている。図柄は、図3に示すように左リール8a、中リール8b及び右リール8cの各円周面に描かれており、それら各リール8a〜8cの停止状態では表示窓7の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示される。表示窓7には図2に破線で示すように中段に1本の入賞ラインが施されており、入賞図柄が入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓7の上方には、ボーナス状態中のメダルの払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示部9、各種のランプからなる装飾用のランプ部10、各種の効果音などを出力するスピーカ11が設けられている。表示窓7の下方には、クレジットメダルを投入するMAXBETボタン12、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算ボタン13、メダルを投入するメダル投入口14が設けられており、これらの下方にはスタートレバー15(ゲーム開始操作手段)、左ストップボタン16a、中ストップボタン16b及び右ストップボタン16c(停止操作手段)が設けられている。表示窓7の右方位置には、払出メダルの枚数を表示する払出数表示部17、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット表示部18が設けられている。スロットマシン1の正面最下部にはメダルが払出されるメダル払出口19、このメダル払出口19から払出されたメダルを受ける受皿20が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口14に投入した状態、又はクレジットメダルをMAXBETボタン12の操作により投入した状態でスタートレバー15を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール8a〜8cを始動させる(回転動作を開始させる)。スロットマシン1は、各リール8a〜8cを始動させた後では、各ストップボタン16a〜16cの操作に応じて各リール8a〜8cを停止して1ゲームを終了する。内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ボーナス役フラグ、小役フラグ及びリプレイ役フラグ)を「1」に設定し(成立させ)、その内部当選フラグに基づいて所謂すべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール8a〜8cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルをメダル払出口19から払出す。引込制御は、各ストップボタン16a〜16cの操作を検出した時点から最大で4図柄までの図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。
図4は役と入賞図柄と払出枚数との関係を示している。役としては、9枚役、5枚役、2枚役、1枚役、リプレイ役が設定されている。
図5は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部21は、CPU21a、ROM21b、RAM21c、I/O21dなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、スロットマシン1の主要動作を実行する。後述する内部抽選は、CPU21aがROM21bに記憶されたプログラムを実行することにより行われる。
制御部21は、スタートレバー15、左ストップボタン16a、中ストップボタン16b、右ストップボタン16c、MAXBETボタン12及びクレジット精算ボタン13から各操作信号を入力し、メダル投入口14に投入されたメダルの真贋及び通過を判定する投入メダル検知部22から投入メダル検知信号を入力し、設定値操作部23から設定信号を入力する。制御部21は、上記した各リール8a〜8cに対応する各リール用モータ24a〜24cを駆動させるリール駆動部25、各リール8a〜8cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ26a〜26cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部27、メダル払出口19からメダルを払出させるメダル払出部28、各種表示部17,18、遊技情報表示装置3に信号を出力する信号出力部29、ランプ部10、液晶表示部9、音声出力部(スピーカ)11を接続している。
図6は役の内部当選確率を示している。役としては9枚役と1枚役が同時に当選する9枚役+1枚役(重複役)が設定されており、その当選確率は1/3、5枚役は1/64、2枚役は1/80、通常リプレイ役は1/3に設定されている。つまり、9枚役+1枚役(重複役)及び通常リプレイ役の何れかが高い確率で内部当選するように設定されている。
図7は9枚役と1枚役が同時に内部当選した場合の入賞役を示している。つまり、9枚役と1枚役が同時に内部当選した場合、押し順に応じた入賞パターンを抽選により決定する。第1パターンが当選した場合は、左ストップボタン16aから順に押下げるとき、第2パターンが当選した場合は、中ストップボタン16bから順に押下げるとき、第3パターンが当選した場合は、右ストップボタン16cから順に押下げるときに9枚役が入賞する。尚、全パターンとも同確率とするが異なっていても良い。
通常状態においてAT抽選に当選したときは、所定の潜伏期間経過後にAT状態(特別状態に相当)を発生する。AT状態では、上記9枚役+1枚役(重複役)の停止表示を補助するための遊技手順(リール8a〜8cの停止順)を遊技者に報知する。ATは100ゲームを消化するまで継続するが、予め定められた回数の入賞が発生するまで等、様々な終了条件を設定することができる。
図8はAT当選確率を示している。9枚役+1枚役(重複役)は1/1000、5枚役は1/15、2枚役は1/8、通常リプレイ役は1/1000に設定されている。
AT状態中は、9枚役+1枚役が同時に内部当選した場合に9枚役が入賞するようにストップボタン16a〜16cの押し順を報知する。
AT状態は初期設定された100ゲーム実行するが、AT状態中のゲーム毎に行われる上乗せ抽選に当選すると、AT状態を当選した上乗せゲーム数分累積して延長する。
図9はAT上乗せ当選確率を示している。9枚役+1枚役(重複役)及び通常リプレイ役の内部当選確率は高いことから、上乗せゲーム数をほぼ0となるように設定している。一方、5枚役及び2枚役の内部当選確率は低いことから、上乗せゲーム数が期待できるように設定している。
貸出装置2は、図1に示すように、動作状態を示す動作ランプ30、貨幣を投入する貨幣投入口31、会員カード挿入口32、及びメダルを貸出すメダル貸出口33を備えている。動作ランプ30は、不具合が生じた場合等に点灯し、従業員に不具合の発生等を報知する。貸出装置2は、遊技者が貨幣投入口31に紙幣を投入すると、投入された貨幣に応じた数のメダルをメダル貸出口33から貸出す。
図10は遊技情報表示装置3を示す正面図である。遊技情報表示装置3はタッチパネル式の液晶表示部34及びこの液晶表示部34の周囲に配置された複数のランプ部35を備えている。液晶表示部34にはボーナス表示部34a、ボーナス間ゲーム数表示部34b、棒グラフ表示部34c(抽選回数表示手段に相当)、「履歴」ボタン34d、「呼出」ボタン34eが設定されている。ボーナス表示部34aには、当日、1日前、2日前に対応してBB回数及びRB回数が表示される。棒グラフ表示部313の横軸に対応して1回前〜10回前が表示され、当該1回前〜10回前に対応してボーナス種別が表示される。棒グラフ表示部34cの縦軸には大当たり間ゲーム数として500,1000が表示されている。この場合、図4に示したように役としてBB役及びRB役が設定されておらず、その代わりとして、9枚役+1枚役(重複役)が高い確率で内部当選し、内部当選した場合に9枚役が入賞するようにリール8の停止順を遊技者に報知するAT状態を内部当選させるようにしている。このAT状態ではメダルの純増数が時間経過に伴って増加することから、後述するようにAT状態の発生をRB及び純増数の大きさをBBの数で表示することで遊技者に利益の大きさを報知するようになっている。
このようにAT状態をRB及びBBで表示するために中継装置6はスロットマシン1からの信号を変換して遊技情報表示装置3に出力する信号変換機能を有する。
図11は中継装置6による信号の変換状態を示しており、スロットマシン1は、次の信号を出力する。
投入信号(回数信号に相当)……メダル投入1枚に対して1パルス出力。
払出信号……メダル払出1枚に対して1パルス出力。
第1AT信号(開始信号に相当)……AT状態が開始してから純増250枚に達するまで、又はそれまでにAT状態が終了するまでレベル出力。
第2AT信号(利益信号に相当)……第1AT信号が出力された2秒後から、AT状態が終了するまでレベル出力。また、純増250枚毎に一旦信号をOFFし、1秒後に再出力。
中継装置6は、スロットマシン1から入力した上記各信号を次のように変換して遊技情報表示装置3に出力する。
投入信号……カウントして投入数として出力。
払出信号……カウントして払出数として出力。
第1AT信号及び第2AT信号……第1AT信号を入力した場合にはRBを出力し、第2AT信号を入力した場合にはBBを出力する。又、第1AT信号と第2AT信号を同時に入力している状態ではBBの出力を優先する。つまり、RBの出力を停止し、BBを出力する。
次に上記構成の作用について説明する。
中継装置6は、スロットマシン1からの信号に基づいて状態を判定している。図12は、中継装置6による状態判定の一例を示している。この例では、スロットマシン1の遊技状態が、通常状態においてAT状態となり、AT状態終了後に通常状態に復帰する場合を想定している。通常状態からAT状態となると、スロットマシン1から第1AT信号が出力される。中継装置6は、入力した第1AT信号をRBとして遊技情報表示装置3に出力する。このように第1AT信号の入力をRBとしているのは、RBによりAT状態の開始を表示するためである。
遊技情報表示装置3は、中継装置6からのRBの入力に応じて履歴データを更新する。
図13は履歴データの変移を示し、図14は図13の履歴データに対応した棒グラフの変移を示している。尚、図13(a)は5回前までの履歴データを示し、図14(a)は5回前までの棒グラフを示しており、それ以前の履歴データ及び棒グラフの図示は省略している。図13及び図14におけるボーナスの種別であるRB、BBは、後述するように中継装置6からRB,BBを入力したことを示している。つまり、上述したように本実施形態のスロットマシン1はボーナスとしてAT状態を発生し、そのAT状態ではメダルがボーナスと同様に純増することから、AT状態の開始をRBで仮想的に表示し、AT状態における250枚毎の純増をBBで仮想的に表示しているのである。図13(a)に示す例では、3回前及び5回前にRBが仮想的に発生(実際にはAT状態が発生)したことが記憶され、3回前及び5回前のRBに対応するボーナス間ゲーム数(実際にはAT状態間ゲーム数)として129,440であることが記憶されている。つまり、3回前のRB(実際には1回前のAT状態の開始)と4回前のBB(実際には2回前のAT状態の終了)との間に129ゲーム行われたことを示している。また、5回前のRB(実際には2回前のAT状態の開始)と6回前のBB(実際には3回前のAT状態の終了)との間に440ゲーム行われたことを示している。このとき、棒グラフ表示部34cには図14(a)に示すような棒グラフが表示される。従って、図14(a)の棒グラフ表示部34cを見た遊技者は、BBが連続する回数(図14(a)では2連)を確認することにより前回のAT状態における純増数の大きさを判断することができる。
さて、遊技情報表示装置3は、上述のように中継装置6から出力されたRBを入力すると、履歴データに、図13(b)に示すように1回前のボーナスとしてRBを記憶する。このとき、前回のAT状態の終了から今回のAT状態の開始までのゲーム数が674ゲームであるとすると、ボーナス間ゲーム数に674を記憶する。このときの棒グラフ表示部34cの表示は図14(b)に示すようになる。従って、図14(b)の棒グラフ表示部34cを見た遊技者は、前回のAT状態が終了してから今回のAT状態が発生するまでのゲーム数を棒グラフの高さから判断することができる。
図12に示すように、スロットマシン1から第1AT信号に続いて第2AT信号が出力されると、中継装置6は、入力した第2AT信号をBBとして遊技情報表示装置3に出力する。このとき、第1AT信号(RB)と第2AT信号(BB)が重複した状態となるが、第2AT信号の入力を優先する結果、RBの出力を停止すると同時にBBを出力する。遊技情報表示装置3は、中継装置6からのBBの入力に応じて履歴データを更新する。つまり、図13(c)に示すようにボーナス状態としてBBを記憶し、ボーナス間ゲーム数として0を記憶する。このときの棒グラフ表示部34cの表示は図14(c)に示すようになる。従って、図14(c)の棒グラフ表示部34cを見た遊技者は、AT状態が開始してメダルが純増する状態であることを確認することができる。
スロットマシン1は、払出数と投入数の差から純増数を求めており、純増数が250枚となったところで第1AT信号及び第2AT信号の出力を停止してから第2AT信号を再び出力する。
中継装置6は、第1AT信号及び第2AT信号の両方が停止した状態を仮想的に通常状態と判定してBBの出力を停止し、第2AT信号が再び入力すると、BBと判定してBBを遊技情報表示装置3に出力する。遊技情報表示装置3は、中継装置6からのBBの入力に応じて履歴データを更新する。
スロットマシン1は、純増数が250枚となる毎に第2AT信号の出力を停止してから第2AT信号を出力し、中継装置6は、第2AT信号が入力する毎にBBを出力する。遊技情報表示装置3は、中継装置6からBBを入力する毎に履歴データにBBを記憶する。図13(d)に示す例ではAT状態においてBBを4回入力したことを示している。つまり、AT状態における純増数が750枚以上(1000枚未満)であることを示している。このときの棒グラフは、図14(d)に示すようになる。つまり、5回前の棒グラフに対応してRBが表示されていると共に、AT状態における純増数がBBの数で示されている。従って、図14(d)の棒グラフ表示部34cを確認した遊技者は、今回のAT状態中に獲得したメダルの大きさを判断することができる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
遊技情報表示装置3は、AT状態の開始時をRB、純増数250枚毎にBBとして棒グラフを作成するので、遊技者は棒グラフを見るだけで、AT状態間のゲーム数がどの程度継続したのか、そして、そのAT状態でどの程度のメダルを獲得したのかを把握できる。つまり、RBが発生するまでのゲーム数を見ることでAT状態間のゲーム数がどの程度継続したのかを把握することができ、BB発生表示の継続回数を見ることでそのAT状態でどの程度のメダルが獲得されたのかを把握できる。
上記実施形態では、スロットマシン1がAT状態中の純増数を算出して、一定数に達する毎に第2AT信号を出力し、これを中継装置6を介して入力した遊技情報表示装置3がBBとして履歴データを作成することにより棒グラフに反映させているが、AT状態における純増数を投入信号及び払出信号に基づいて中継装置6や遊技情報表示装置3が算出して一定数毎にBBと判定して履歴データを作成するようにしても良い。この場合、上記実施形態における投入信号及び払出信号が利益特定可能信号に相当する。AT状態の特定は、スロットマシン1からのAT信号に限らず、スロットマシン1からAT信号が出力されていない場合には、例えば、AT状態中に点灯するランプを光センサで検出する方法の他、メダルの出率、特定小役の入賞率などによって特定しても良い。メダルの出率、特定小役の入賞率などによって特定する場合において、スロットマシン1がAT状態の開始を示すパルス信号を出力するように構成されている場合には、そのパルス信号によりAT状態の開始を特定するようにしても良い。さらに、AT状態では時間経過に伴って純増数が増大することから、特定したAT状態において所定期間(「所定期間」に相当)に達する毎にBBと判定して履歴データを作成するようにしても良い。
上記実施形態では、中継装置6において第1AT信号及び第2AT信号が同時に入力されている状態ではBBとして優先的に判定するようにしたが、後に入力した信号を優先的に判定するようにしても良い。
上記実施形態では、中継装置6において第1AT信号と第2AT信号とが重複して入力している状態ではBBと判定するようにしたが、RBと判定するようにしてもよい。この場合、遊技情報表示装置3では、AT状態の純増数が250枚となったときに1回目のBBが表示されるので、RBを含めて純増数を判断することになる。つまり、RB自身が250枚の純増数を示すことになる。
上記実施形態では、第1AT信号と第2AT信号とを同時に出力するスロットマシン1を対象としたが、第1AT信号の出力を停止してから第2AT信号を出力するスロットマシンを対象としてもよい。この場合、中継装置6は、第1AT信号をRB、第2AT信号をBBとして遊技情報表示装置3に信号変換して出力することになる。
特別状態としてはAT状態に限らず、リプレイ役の入賞確率が高まるRT状態や、小役の当選確率が高まる一般的なBB、RBなどであっても良い。
上記実施形態では「利益」をメダルの差数(払出数−投入数)としたが、払出数としても良い。
AT状態中(BB間)のゲーム数も棒グラフに反映させても良い。
遊技機はスロットマシンに限らず、例えばパチンコ遊技機でも良い。この場合、特別状態としては大当たり状態が相当する。
棒グラフにおける「BB」「RB」の表示は別の表記であっても良い。
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、3は遊技情報表示装置、6は中継装置(入力手段)、34cは棒グラフ表示部(抽選回数表示手段)である。

Claims (1)

  1. 通常状態において遊技者に利益を付与する特別状態の抽選を行い抽選結果に応じて特別状態を発生し、該特別状態の開始を特定可能な開始信号と、該特別状態における期間が所定期間に達する毎又は該特別状態において付与した利益が所定値に達する毎に出力されるとともに、該特別状態が終了した時点で出力が停止される利益信号と、前記抽選の回数を特定可能な回数信号とを含む遊技信号を出力する遊技機と1対1で対応し、その遊技機の遊技情報を表示する遊技情報表示装置であって、
    前記遊技信号を入力する入力手段と、
    前記利益信号の出力が停止されてから前記開始信号が出力されるまでの間の通常状態における抽選回数を当該開始信号の出力に対応して棒グラフで時系列に表示するとともに、前記利益信号が出力されてから再度利益信号が出力されるまでの間の特別状態における抽選回数を当該利益信号の出力に対応してゼロの棒グラフとして時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、
    前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記開始信号及び前記利益信号の何れの信号の出力に対応する棒グラフであるかを識別可能に表示することを特徴とする遊技情報表示装置。
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