JP6271479B2 - 清掃用具 - Google Patents

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Description

本発明は、床の清掃に用いられる清掃用具に関する。
従来の清掃用具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載の清掃用具は、床の清掃に用いられるものであって、矩形板状のヘッド部と、ヘッド部の上面に連結された柄とを備えている。ヘッド部には、当該ヘッド部の底面を覆うように清掃シートが装着される。ヘッド部の底面を床に当てながら当該清掃用具を動かすことにより、当該ヘッド部に装着された清掃シートで床面を清掃することができる。
特開2008−161592号公報
しかしながら、かかる清掃用具を用いて部屋の角を清掃しようとすると、ヘッド部と部屋の角との間にどうしても隙間が生じてしまう。そのため、部屋の角においては、床面の埃を捕集しきれない等、清掃が不充分になりがちである。このように、従来の清掃用具には、部屋の角において床を清掃しにくいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、部屋の角においても床を清掃しやすい清掃用具を提供することを目的とする。
本発明による清掃用具は、清掃シートを装着可能な矩形板状のヘッド部と、上記ヘッド部に連結された柄と、上記ヘッド部の四隅の1つである第1の隅に取り付けられた第1の弾性部材と、を備え、上記第1の弾性部材は、側面視で上記ヘッド部の底面から突出するとともに、平面視で上記ヘッド部の側面から突出していることを特徴とする。
この清掃用具においては、ヘッド部の隅(第1の隅)に第1の弾性部材が取り付けられている。第1の弾性部材は、ヘッド部の底面及び側面から突出している。このため、ヘッド部の第1の隅を部屋の角に押し付けることにより、第1の弾性部材を変形させて当該角に密着させることができる。これにより、部屋の角においても、床の清掃を充分に行うことができる。
本発明によれば、部屋の角においても床を清掃しやすい清掃用具が実現される。
本発明による清掃用具の一実施形態を示す斜視図である。 図1の清掃用具を示す側面図である。 図1の清掃用具を示す平面図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。 弾性部材の変形例を説明するための断面図である。 ヘッド部の変形例を説明するための断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による清掃用具の一実施形態を示す斜視図である。図2及び図3は、それぞれ図1の清掃用具を示す側面図及び平面図である。また、図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。清掃用具1は、床の清掃に用いられる清掃用具(フローリングワイパー)であって、ヘッド部10、柄20及び弾性部材32,34,36,38を備えている。
ヘッド部10は、矩形板状をしている。本実施形態においてヘッド部10の形状は、略直方体である。ヘッド部10には、清掃シートを装着することが可能である。清掃シートは、乾いたものであってもよいし、濡れたものであってもよい。清掃シートは、ヘッド部10の底面(清掃時、床に対向する面)を覆うように装着される。清掃シートは、適宜の手段によりヘッド部10に固定される。ヘッド部10の材料としては、例えばプラスチックを用いることができる。
ヘッド部10の上面には、柄20が連結されている。柄20は、清掃用具1の使用者が把持する部分であり、細長い棒状をしている。柄20は、ヘッド部10に対して動かないように固定されていてもよいし、ヘッド部10に対して可動であってもよい。後者の場合、柄20は、ヘッド部10との連結部を頂点とする円錐面に沿って運動できるように構成されていることが好ましい。
ヘッド部10の四隅の1つである隅12(第1の隅)には、弾性部材32(第1の弾性部材)が取り付けられている。弾性部材32は、ゴム等の弾性材料からなる。弾性部材32は、ヘッド部10よりも柔らかく変形しやすい。弾性部材32は、ヘッド部10に対して着脱可能であることが好ましい。ここで、着脱可能とは、清掃用具1の使用者が、ヘッド部10及び弾性部材32を損傷することなく、ヘッド部10に対する弾性部材32の取付け及び取外しを容易に行えるということである。
弾性部材32は、図2からわかるように、側面視でヘッド部10の底面から突出している。弾性部材32におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さd1は、2mm以上5mm以下であることが好ましい。また、弾性部材32は、図3からわかるように、平面視でヘッド部10の側面から突出している。弾性部材32におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さd2は、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
本実施形態において弾性部材32は、図4からわかるように、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。すなわち、弾性部材32は、隅12において、ヘッド部10の底面の一部と2つの側面の各一部とを覆っている。これにより、ヘッド部10の底面の角は、弾性部材32によって覆い隠されている。なお、同図は、ヘッド部10の底面の対角線を含み、かつ当該底面に垂直な面を示している。
弾性部材32は、隅12にのみ設けられている。ここで、ヘッド部10の底面を構成する矩形と1つの頂点を共有し、かつ1辺の長さが上記矩形の短辺の長さの4分の1に等しい正方形を考えたとき、平面視で当該正方形に重なる領域(図3に斜線で示した領域)をヘッド部10の隅として定義する。
図1に戻って、ヘッド部10の四隅の他の1つである隅14(第2の隅)には、弾性部材34(第2の弾性部材)が取り付けられている。弾性部材34は、ゴム等の弾性材料からなる。弾性部材34は、ヘッド部10よりも柔らかく変形しやすい。弾性部材34の弾性率は、弾性部材32の弾性率と同じであってもよいし、異なっていてもよい。弾性部材34は、弾性部材32から離間して設けられている。弾性部材34は、ヘッド部10に対して着脱可能であることが好ましい。
弾性部材34は、図2からわかるように、側面視でヘッド部10の底面から突出している。弾性部材34におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下であることが好ましい。また、弾性部材34は、図3からわかるように、平面視でヘッド部10の側面から突出している。弾性部材34におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
本実施形態において弾性部材34は、弾性部材32と同様、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。すなわち、弾性部材34は、隅14において、ヘッド部10の底面の一部と2つの側面の各一部とを覆っている。これにより、ヘッド部10の底面の角は、弾性部材34によって覆い隠されている。弾性部材34は、隅14にのみ設けられている。
図1に戻って、ヘッド部10の四隅の他の1つである隅16(第3の隅)には、弾性部材36(第3の弾性部材)が取り付けられている。弾性部材36は、ゴム等の弾性材料からなる。弾性部材36は、ヘッド部10よりも柔らかく変形しやすい。弾性部材36の弾性率は、弾性部材32及び弾性部材34の弾性率と同じであってもよいし、異なっていてもよい。弾性部材36は、弾性部材32及び弾性部材34から離間して設けられている。弾性部材36は、ヘッド部10に対して着脱可能であることが好ましい。
弾性部材36は、弾性部材32,34と同様、側面視でヘッド部10の底面から突出している。弾性部材36におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下であることが好ましい。また、弾性部材36は、図3からわかるように、平面視でヘッド部10の側面から突出している。弾性部材36におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
本実施形態において弾性部材36は、図4からわかるように、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。すなわち、弾性部材36は、隅16において、ヘッド部10の底面の一部と2つの側面の各一部とを覆っている。これにより、ヘッド部10の底面の角は、弾性部材36によって覆い隠されている。弾性部材36は、隅16にのみ設けられている。
図1に戻って、ヘッド部10の四隅の残りの1つである隅18(第4の隅)には、弾性部材38(第4の弾性部材)が取り付けられている。弾性部材38は、ゴム等の弾性材料からなる。弾性部材38は、ヘッド部10よりも柔らかく変形しやすい。弾性部材38の弾性率は、弾性部材32、弾性部材34及び弾性部材36の弾性率と同じであってもよいし、異なっていてもよい。弾性部材38は、弾性部材32、弾性部材34及び弾性部材36から離間して設けられている。弾性部材38は、ヘッド部10に対して着脱可能であることが好ましい。
弾性部材38は、弾性部材32,34,36と同様、側面視でヘッド部10の底面から突出している。弾性部材38におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下であることが好ましい。また、弾性部材38は、図3からわかるように、平面視でヘッド部10の側面から突出している。弾性部材38におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
本実施形態において弾性部材38は、弾性部材32,34,36と同様、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。すなわち、弾性部材38は、隅18において、ヘッド部10の底面の一部と2つの側面の各一部とを覆っている。これにより、ヘッド部10の底面の角は、弾性部材38によって覆い隠されている。弾性部材38は、隅18にのみ設けられている。
清掃用具1の効果を説明する。清掃用具1においては、ヘッド部10の隅12に弾性部材32が取り付けられている。弾性部材32は、ヘッド部10の底面及び側面から突出している。このため、ヘッド部10の隅12を部屋の角(床面と2つの壁面とが集まる部分)に押し付けることにより、弾性部材32を変形させて当該角に密着させることができる。これにより、部屋の角においても、床の清掃を充分に行うことができる。したがって、部屋の角においても床を清掃しやすい清掃用具1が実現されている。
弾性部材32は、隅12にのみ設けられている。このように比較的狭い領域に弾性部材32を設けることにより、ヘッド部10の隅12を部屋の角に押し付ける際、当該領域に力を集中させることができる。これにより、部屋の角に対する弾性部材32の密着度が高まるため、部屋の角における床の清掃が一層容易になる。
弾性部材32は、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。これにより、ヘッド部10の隅12を部屋の角に押し付ける際、ヘッド部10の底面及び側面の双方を通じて弾性部材32に力を加えることができる。このことも、部屋の角に対する弾性部材32の密着度の向上に資する。
弾性部材32におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さd1(図2参照)が小さすぎると、弾性部材32の変形量が不足し、当該弾性部材32を部屋の角(特に床面)に密着させにくくなる。かかる観点から、長さd1は、2mm以上であることが好ましい。他方、長さd1が大きすぎると、部屋の角以外の部分において床を清掃する際に、弾性部材32が邪魔になってしまう。かかる観点から、長さd1は、5mm以下であることが好ましい。
弾性部材32におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さd2(図3参照)が小さすぎると、弾性部材32の変形量が不足し、当該弾性部材32を部屋の角(特に壁面)に密着させにくくなる。かかる観点から、長さd2は、3mm以上であることが好ましい。他方、長さd2が大きすぎると、ヘッド部10から部屋の角までの水平距離が長くなるため、当該角においてヘッド部10を通じて弾性部材32に加わる下向きの力(床面を押す力)が弱くなってしまう。かかる観点から、長さd2は、10mm以下であることが好ましい。
弾性部材32がヘッド部10に対して着脱可能である場合、清掃用具1は、弾性部材32が取り付けられた状態、及び弾性部材32が取り外された状態の2通りの使い方が可能となるため、使用者にとっての利便性が高まる。例えば、部屋の角において床を清掃するときは弾性部材32が取り付けられた状態で清掃用具1を使用し、部屋の角以外の部分において床を清掃するときは弾性部材32が取り外された状態で清掃用具1を使用することが考えられる。
ヘッド部10の隅14に弾性部材34が取り付けられている。弾性部材34は、ヘッド部10の底面及び側面から突出している。このため、ヘッド部10の隅14を部屋の角に押し付けることにより、弾性部材34を変形させて当該角に密着させることができる。これにより、部屋の角においても、床の清掃を充分に行うことができる。
弾性部材34は、隅14にのみ設けられている。このように比較的狭い領域に弾性部材34を設けることにより、ヘッド部10の隅14を部屋の角に押し付ける際、当該領域に力を集中させることができる。これにより、部屋の角に対する弾性部材34の密着度が高まるため、部屋の角における床の清掃が一層容易になる。
弾性部材34は、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。これにより、ヘッド部10の隅14を部屋の角に押し付ける際、ヘッド部10の底面及び側面の双方を通じて弾性部材34に力を加えることができる。このことも、部屋の角に対する弾性部材34の密着度の向上に資する。
弾性部材34におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さが小さすぎると、弾性部材34の変形量が不足し、当該弾性部材34を部屋の角(特に床面)に密着させにくくなる。かかる観点から、上記長さは、2mm以上であることが好ましい。他方、上記長さが大きすぎると、部屋の角以外の部分において床を清掃する際に、弾性部材34が邪魔になってしまう。かかる観点から、上記長さは、5mm以下であることが好ましい。
弾性部材34におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さが小さすぎると、弾性部材34の変形量が不足し、当該弾性部材34を部屋の角(特に壁面)に密着させにくくなる。かかる観点から、上記長さは、3mm以上であることが好ましい。他方、上記長さが大きすぎると、ヘッド部10から部屋の角までの水平距離が長くなるため、当該角においてヘッド部10を通じて弾性部材34に加わる下向きの力(床面を押す力)が弱くなってしまう。かかる観点から、上記長さは、10mm以下であることが好ましい。
弾性部材34がヘッド部10に対して着脱可能である場合、清掃用具1は、弾性部材34が取り付けられた状態、及び弾性部材34が取り外された状態の2通りの使い方が可能となるため、使用者にとっての利便性が高まる。例えば、部屋の角において床を清掃するときは弾性部材34が取り付けられた状態で清掃用具1を使用し、部屋の角以外の部分において床を清掃するときは弾性部材34が取り外された状態で清掃用具1を使用することが考えられる。
弾性部材34が弾性部材32と異なる弾性率を有する場合、使用者の筋力等に応じて、弾性部材32と弾性部材34とを使い分けることができる。例えば、筋力の低い使用者が清掃用具1を用いて部屋の角を清掃するときは弾性部材32又は弾性部材34のうち弾性率が低い(変形しやすい)方を使用し、筋力の高い使用者が清掃用具1を用いて部屋の角を清掃するときは弾性部材32又は弾性部材34のうち弾性率が高い(変形しにくい)方を使用することが考えられる。
ヘッド部10の隅16に弾性部材36が取り付けられている。弾性部材36は、ヘッド部10の底面及び側面から突出している。このため、ヘッド部10の隅16を部屋の角に押し付けることにより、弾性部材36を変形させて当該角に密着させることができる。これにより、部屋の角においても、床の清掃を充分に行うことができる。
弾性部材36は、隅16にのみ設けられている。このように比較的狭い領域に弾性部材36を設けることにより、ヘッド部10の隅16を部屋の角に押し付ける際、当該領域に力を集中させることができる。これにより、部屋の角に対する弾性部材36の密着度が高まるため、部屋の角における床の清掃が一層容易になる。
弾性部材36は、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。これにより、ヘッド部10の隅16を部屋の角に押し付ける際、ヘッド部10の底面及び側面の双方を通じて弾性部材36に力を加えることができる。このことも、部屋の角に対する弾性部材36の密着度の向上に資する。
弾性部材36におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さが小さすぎると、弾性部材36の変形量が不足し、当該弾性部材36を部屋の角(特に床面)に密着させにくくなる。かかる観点から、上記長さは、2mm以上であることが好ましい。他方、上記長さが大きすぎると、部屋の角以外の部分において床を清掃する際に、弾性部材36が邪魔になってしまう。かかる観点から、上記長さは、5mm以下であることが好ましい。
弾性部材36におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さが小さすぎると、弾性部材36の変形量が不足し、当該弾性部材36を部屋の角(特に壁面)に密着させにくくなる。かかる観点から、上記長さは、3mm以上であることが好ましい。他方、上記長さが大きすぎると、ヘッド部10から部屋の角までの水平距離が長くなるため、当該角においてヘッド部10を通じて弾性部材36に加わる下向きの力(床面を押す力)が弱くなってしまう。かかる観点から、上記長さは、10mm以下であることが好ましい。
弾性部材36がヘッド部10に対して着脱可能である場合、清掃用具1は、弾性部材36が取り付けられた状態、及び弾性部材36が取り外された状態の2通りの使い方が可能となるため、使用者にとっての利便性が高まる。例えば、部屋の角において床を清掃するときは弾性部材36が取り付けられた状態で清掃用具1を使用し、部屋の角以外の部分において床を清掃するときは弾性部材36が取り外された状態で清掃用具1を使用することが考えられる。
ヘッド部10の隅18に弾性部材38が取り付けられている。弾性部材38は、ヘッド部10の底面及び側面から突出している。このため、ヘッド部10の隅18を部屋の角に押し付けることにより、弾性部材38を変形させて当該角に密着させることができる。これにより、部屋の角においても、床の清掃を充分に行うことができる。
弾性部材38は、隅18にのみ設けられている。このように比較的狭い領域に弾性部材38を設けることにより、ヘッド部10の隅18を部屋の角に押し付ける際、当該領域に力を集中させることができる。これにより、部屋の角に対する弾性部材38の密着度が高まるため、部屋の角における床の清掃が一層容易になる。
弾性部材38は、ヘッド部10の底面から側面にかけて設けられている。これにより、ヘッド部10の隅18を部屋の角に押し付ける際、ヘッド部10の底面及び側面の双方を通じて弾性部材38に力を加えることができる。このことも、部屋の角に対する弾性部材38の密着度の向上に資する。
弾性部材38におけるヘッド部10の底面から突出した部分の長さが小さすぎると、弾性部材38の変形量が不足し、当該弾性部材38を部屋の角(特に床面)に密着させにくくなる。かかる観点から、上記長さは、2mm以上であることが好ましい。他方、上記長さが大きすぎると、部屋の角以外の部分において床を清掃する際に、弾性部材38が邪魔になってしまう。かかる観点から、上記長さは、5mm以下であることが好ましい。
弾性部材38におけるヘッド部10の側面から突出した部分の長さが小さすぎると、弾性部材38の変形量が不足し、当該弾性部材38を部屋の角(特に壁面)に密着させにくくなる。かかる観点から、上記長さは、3mm以上であることが好ましい。他方、上記長さが大きすぎると、ヘッド部10から部屋の角までの水平距離が長くなるため、当該角においてヘッド部10を通じて弾性部材38に加わる下向きの力(床面を押す力)が弱くなってしまう。かかる観点から、上記長さは、10mm以下であることが好ましい。
弾性部材38がヘッド部10に対して着脱可能である場合、清掃用具1は、弾性部材38が取り付けられた状態、及び弾性部材38が取り外された状態の2通りの使い方が可能となるため、使用者にとっての利便性が高まる。例えば、部屋の角において床を清掃するときは弾性部材38が取り付けられた状態で清掃用具1を使用し、部屋の角以外の部分において床を清掃するときは弾性部材38が取り外された状態で清掃用具1を使用することが考えられる。
本発明による清掃用具は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、弾性部材がヘッド部10の四隅の全てに取り付けられた例を示した。しかし、弾性部材は、ヘッド部10の四隅のうち少なくとも1つに取り付けられていればよい。すなわち、弾性部材32,34,36,38のうち少なくとも1つが設けられていればよい。
上記実施形態においては、弾性部材32の上端がヘッド部10の側面の上端にまで達している場合を例示した。しかし、弾性部材32の上端は、図5に示すように、ヘッド部10の側面の途中に位置していてもよい。同図は、図4と同様の断面を示している。弾性部材34,36,38についても同様である。
上記実施形態においては、ヘッド部10の上面の大きさと底面の大きさとが等しい場合を例示した。しかし、ヘッド部10の上面の大きさと底面の大きさとは、相異なっていてもよい。例えば、ヘッド部10は、図6に示すように、上面よりも底面の方が大きい形状(四角錐台)をしていてもよい。同図は、図4と同様の断面を示している。
1 清掃用具
10 ヘッド部
12 隅(第1の隅)
14 隅(第2の隅)
16 隅(第3の隅)
18 隅(第4の隅)
20 柄
32 弾性部材(第1の弾性部材)
34 弾性部材(第2の弾性部材)
36 弾性部材(第3の弾性部材)
38 弾性部材(第4の弾性部材)

Claims (28)

  1. 清掃シートを装着可能な矩形板状のヘッド部と、
    前記ヘッド部に連結された柄と、
    前記ヘッド部の四隅の1つである第1の隅に取り付けられた第1の弾性部材と、を備え、
    前記第1の弾性部材は、前記第1の隅にのみ設けられており、当該第1の隅において前記ヘッド部の底面の一部と前記ヘッド部の2つの側面の各一部とを覆っており、
    前記第1の弾性部材は、側面視で前記ヘッド部の前記底面から突出するとともに、平面視で前記ヘッド部の前記側面から突出していることを特徴とする清掃用具。
  2. 請求項に記載の清掃用具において、
    前記第1の弾性部材における前記ヘッド部の前記底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下である清掃用具。
  3. 請求項1又は2に記載の清掃用具において、
    前記第1の弾性部材における前記ヘッド部の前記側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下である清掃用具。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第1の弾性部材は、前記ヘッド部に対して着脱可能である清掃用具。
  5. 請求項1乃至の何れかに記載の清掃用具において、
    前記ヘッド部の四隅の他の1つである第2の隅に取り付けられた第2の弾性部材を備え、
    前記第2の弾性部材は、側面視で前記ヘッド部の底面から突出するとともに、平面視で前記ヘッド部の側面から突出している清掃用具。
  6. 請求項に記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材は、前記第2の隅にのみ設けられている清掃用具。
  7. 請求項又はに記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材は、前記ヘッド部の前記底面から前記側面にかけて設けられている清掃用具。
  8. 請求項乃至の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材における前記ヘッド部の前記底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下である清掃用具。
  9. 請求項乃至の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材における前記ヘッド部の前記側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下である清掃用具。
  10. 請求項乃至の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材は、前記ヘッド部に対して着脱可能である清掃用具。
  11. 請求項乃至10の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材は、前記第1の弾性部材から離間して設けられている清掃用具。
  12. 請求項乃至11の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第2の弾性部材は、前記第1の弾性部材と異なる弾性率を有する清掃用具。
  13. 請求項乃至12の何れかに記載の清掃用具において、
    前記ヘッド部の四隅の他の1つである第3の隅に取り付けられた第3の弾性部材を備え、
    前記第3の弾性部材は、側面視で前記ヘッド部の底面から突出するとともに、平面視で前記ヘッド部の側面から突出している清掃用具。
  14. 請求項13に記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材は、前記第3の隅にのみ設けられている清掃用具。
  15. 請求項13又は14に記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材は、前記ヘッド部の前記底面から前記側面にかけて設けられている清掃用具。
  16. 請求項13乃至15の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材における前記ヘッド部の前記底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下である清掃用具。
  17. 請求項13乃至16の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材における前記ヘッド部の前記側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下である清掃用具。
  18. 請求項13乃至17の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材は、前記ヘッド部に対して着脱可能である清掃用具。
  19. 請求項13乃至18の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材は、前記第1及び第2の弾性部材から離間して設けられている清掃用具。
  20. 請求項13乃至19の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第3の弾性部材は、前記第1及び第2の弾性部材と異なる弾性率を有する清掃用具。
  21. 請求項13乃至20の何れかに記載の清掃用具において、
    前記ヘッド部の四隅の残りの1つである第4の隅に取り付けられた第4の弾性部材を備え、
    前記第4の弾性部材は、側面視で前記ヘッド部の底面から突出するとともに、平面視で前記ヘッド部の側面から突出している清掃用具。
  22. 請求項21に記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材は、前記第4の隅にのみ設けられている清掃用具。
  23. 請求項21又は22に記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材は、前記ヘッド部の前記底面から前記側面にかけて設けられている清掃用具。
  24. 請求項21乃至23の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材における前記ヘッド部の前記底面から突出した部分の長さは、2mm以上5mm以下である清掃用具。
  25. 請求項21乃至24の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材における前記ヘッド部の前記側面から突出した部分の長さは、3mm以上10mm以下である清掃用具。
  26. 請求項21乃至25の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材は、前記ヘッド部に対して着脱可能である清掃用具。
  27. 請求項21乃至26の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材は、前記第1、第2及び第3の弾性部材から離間して設けられている清掃用具。
  28. 請求項21乃至27の何れかに記載の清掃用具において、
    前記第4の弾性部材は、前記第1、第2及び第3の弾性部材と異なる弾性率を有する清掃用具。
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