JP6271263B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波診断装置に関し、特に装置の移動を容易にするための車輪付脚に関する。
生体内に超音波を送受波して超音波画像を得る超音波診断装置が知られている。超音波診断装置は、かなりの質量となる場合があり、その移動を容易にするために、装置本体を支持する脚に車輪を備えたもの、いわゆるキャスタを用いることが多い。キャスタには車輪の回転をロックする機構が設けられており、超音波診断装置を所望の場所に移動した後、各キャスタのロック機構を動作させて、装置が移動しないようにしている。ロック機構は、多くの場合、キャスタに設けられたペダルにより操作される。
超音波診断装置の向きを変えたり、移動の方向を変えるために、鉛直軸線回りに旋回可能なキャスタを採用することがある。旋回可能なキャスタにおいて、ロック機構の制御を行うペダルは一般的にキャスタと一体となって旋回する。このため、ペダルが手前側、つまり超音波診断装置の操作者側に向いていない状態になることがある。ペダルが手前に向いていない状態でロック機構の操作を行うためには、装置を動かすなどしてペダルが手前側に向くようにキャスタを旋回させる必要があり、手間を要する。
下記特許文献1には、超音波診断装置の本体部(12)にペダル(30,32)を設け、これらのペダルの操作をシャフト(34)を介してキャスタ(18)に備えられたロック機構(22)に伝達する技術が開示されている。ロック機構は、キャスタの旋回と、車輪(20)の回転の制御を行う。なお、( )内の符号は、下記特許文献で用いられている符号であり、本願の実施形態で用いられる符号とは関連しない。
特開2005−306190号公報
上記の特許文献に記載された装置では、本体部に設けられたペダルからキャスタに延びるシャフトが必要であり、装置が大きくなるという問題がある。
本発明は、キャスタの旋回位置によって操作に影響を受けないロック機構を、これを操作するための機構を含め、小さくまとめることを目的とする。
本発明の超音波診断装置は、装置本体と装置本体を支持する複数の車輪付脚とを有し、複数の車輪付脚は、装置本体の前面側に設けられた2個の前脚を含み、2個の前のそれぞれは、装置本体に固定されて前方に向けて突出した上脚部と、上脚部の下側に上脚部の端より前方突出して固定され、突出した部分の上面と上脚部の上面で段差が付けられている、ロックユニットと、ロックユニットに対して旋回可能に保持された1つの車輪と、を含む。ロックユニットは、車輪の回転および旋回の一方または双方のロックを制御するためのロックペダルを備え、ロックペダルの操作部が上脚部の端より前方に突出した部分の上面に位置している。
ロックユニットの突出する方向を上脚部の延びる方向に一致させることができる。
ロックユニットは、ロックペダルに設けられたカム面によって動かされてスライドする従動スライダと、従動スライダによって動かされてスライドする従動ロッドと、従動スライダおよび従動ロッドのそれぞれをスライド可能に保持する保持柱と、を含むようにできる。従動ロッドは、そのスライドによって、車輪または車輪と一体に回転または旋回する要素の動きを制御する制御要素を動かす。保持柱には、保持柱の軸線を横断する方向に延び、この横断方向に従動スライダを案内するスライダ案内孔と、保持柱の軸線に沿う方向に延び、この軸線方向に従動ロッドを案内するロッド案内孔と、が設けられるようにできる。
従動ロッドにより動かされる制御要素は、車輪と一体に旋回する第1噛み合い要素と噛み合うことができる第2噛み合い要素とすることができる。第1および第2の噛み合い要素が噛み合うことにより、車輪の旋回がロックされる。
従動ロッドにより動かされる制御要素は、車輪に当接して車輪の回転をロックするブレーキシューとすることができる。
さらに、ロックユニットを上脚部に固定するためのねじ軸部を有し、一部が保持柱として形成されているステムを有するようにできる。ステムに、車輪を旋回可能に保持するための軸受を取り付けることができる。また、ねじ軸部と保持柱は同一の軸線上に設けることができる。
ロックペダルを備えたロックユニットを上脚部に固定することにより、車輪ユニットの旋回位置によらず、ロックペダルを操作することができる。
また、ロックペダルを車輪付脚に設けたことにより、ロックペダルを装置本体に設けた場合に比して、ペダルの動きを伝えるための経路が短縮され、ペダルの動きを伝えるための機構が小形化される。
また、保持柱に従動スライダと従動ロッドをそれぞれ案内するスライダ案内孔とロッド案内孔を設けることにより、可動要素を小さな空間に収めることができ、ペダルの動きを伝えるための機構が小形化される。
本実施形態の超音波診断装置のおおよその外観を示す斜視図である。 1対の前脚20の配置を示す図である。 前脚20の詳細な外観図であり、ロックペダルを押し込む前の状態を示す図である。 前脚20の詳細な外観図であり、ロックペダルを押し込んだ状態を示す図である。 前脚20の要部の断面図であり、ロックが解除された状態を示す図である。 前脚20の要部の分解斜視図である。 前脚20の要部の分解斜視図である。 前脚20の要部の分解斜視図である。 前脚20の要部の断面図であり、ロックされた状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、本実施形態の超音波診断装置10のおおよその外観を示す斜視図である。超音波診断装置10は、超音波を送受波するための電子回路を収容した装置本体12と、装置本体12の上方に設置された操作盤14、表示部16を有する。装置本体12の操作盤14が設けられた側(図1において左下側)に操作者が座り、超音波診断装置10の操作を行う。超音波診断装置10から操作者に向かう向きを前方、その反対の向きを後方、操作者に相対する面を前面18と記して、以下説明する。超音波診断装置10の移動を容易にするため、装置本体12の底面の四隅には、車輪付の脚20,22が設けられている。装置本体12の前面18側に設けられた2個の脚20を前脚20と記す。前面18の反対側の面に設けられた2個の脚22を後脚22と記す。2個の前脚20のそれぞれは車輪である前輪24を有し、2個の後脚22それぞれも車輪である後輪26を有する。前輪24は、鉛直軸回りに旋回可能である。後輪26は、この実施形態では旋回しないが、別の実施形態では鉛直軸回りに旋回可能とすることもできる。以下では、車輪の鉛直軸回りの回転を「旋回」と記し、車輪の車軸回りの回転を「回転」と記して区別する。
1対の前脚20は、装置本体12の前面18から前方に向けて突出し、図2に記載のように前方が開いたハの字に配置されてよい。また、平行に配置されても、前方が閉じた逆ハの字に配置されてもよい。各前脚20は、装置本体12の前面18から前方に向けて突出する上脚部28と、上脚部28の下面に位置して上脚部28に対して固定されるロックユニット30と、ロックユニット30の更に下方に位置する前輪24を有する。ロックユニット30は、上脚部28の前端より前方に突出するように配置される。上脚部28の延びる方向と、ロックユニット30の突出する方向を一致させることができる。
図3は、前脚20の外観図である。上脚部28の下側にロックユニット30が、上脚部28に対して固定的に配置される。ロックユニット30は、上脚部28の前端より前方に向けて突出している。ロックユニット30の上面と上脚部28の上面で段差が付けられており、ロックユニット30の上面が低い位置にある。ロックユニット30内には、ロックペダル32が揺動可能に配置されており、ロックペダル32の一部である操作部34がロックユニット30の上面に設けられた開口から上方に突出している。これにより、ロックユニット30の上面にロックペダル32の操作部34が位置する。ロックユニット30の下方には、前輪24を備えた車輪ユニット36が配置されている。車輪ユニット36は、前輪24を覆う車輪カバー38を有している。車輪24は、水平に配置された車軸に回転可能に支持されており、車輪ユニット36は、車軸からオフセットされた鉛直方向の軸線回りに旋回可能に上脚部28に支持されている。
ロックペダル32を操作することにより、車輪24の回転および旋回のロックの制御ができる。ロックペダルの操作部34を図3に示す位置から、ロックユニット30の開口内へ押し込むように下方に操作すると、車輪24および車輪ユニット36のロックが達成される。ロックペダルの操作部34が押し込まれた状態が図4に示されている。操作部34はその上面が、ロックユニット30の開口の縁よりやや突出した状態で保持され、ロック状態が維持される。再度、操作部34を押し込むと、ロックペダル32の保持状態が解除されて図3に示す位置に戻り、車輪24および車輪ユニット36のロックが解除される。車輪24の回転および旋回をロックしたときのロックペダル32の位置(図4参照)を、以下「ロック位置」と記す。また、ロックを解除したときの位置(図3参照)を、以下「解除位置」と記す。さらに、ロックに係る機構のロックのために移動する要素についても、ロックペダル32にならって、車輪24がロックされたときの位置を「ロック位置」、ロックが解除されたときの位置を「解除位置」と記す。
図5〜図8は、前脚20、特にロックユニット30と車輪ユニット36の詳細構造を示す図である。図5は断面図、図6〜図8は分解斜視図である。ロックペダル32は、図6に示すように、本体32aと、表面に記号が記されたキャップ32bから構成することができる。ロックペダル32は、おおよそロックユニットカバー40内に配置され、このロックユニットカバー40に固定されるペダル支持軸42に揺動可能に支持されている。さらに、ロックペダル32は、ペダル支持軸42に一部が巻き付いているねじりコイルばね44によって解除位置に向けて付勢されている。また、ロックペダル32に隣接して、ロックペダル32をロック位置に保持するための保持機構46が配置されている。ロックペダル32の後端には、カム面48が形成されている。ねじりコイルばね44および保持機構46もロックユニットカバー40内に配置されている。ロックユニットカバー40は、本体40aと本体に装着されるキャップ40bから構成することができる。
ロックユニット30を上下方向に貫通するようにステム50が配置される。ステム50は、ねじが形成されたねじ軸部52と、後述する可動要素(従動スライダ、従動ロッド)を案内し、これらを保持する保持柱部54とを有する。ねじ軸部52が、上脚部28内のナットにねじ結合することにより、ロックユニット30および車輪ユニット36が上脚部28に固定される。上脚部28とロックユニット30の間には、ワッシャ56が介在しているが軸受はなく、ロックユニット30は上脚部28に対し動かないように結合される。
ステム50の保持柱部54内には、従動スライダ58と従動ロッド60が移動可能に配置されている。従動スライダ58は、ステム50の軸線を横断する方向に延びるスライダ案内孔62内に配置され、この孔の延びる方向に移動可能となっている。スライダ案内孔62は、両端が各々保持柱部54の側面に延び開口している。また、スライダ案内孔62は、ステム50の軸線に直交することが好ましい。従動スライダ58の前方の端は、ロックペダル32のカム面48と係合するカム従動面64となっている。カム面48はV字形の谷を形成し、カム従動面64は、解除位置にあるときにカム面48のV字形の谷に嵌まる山形である。ロックペダル32が解除位置からロック位置に移動すると、従動スライダ58がカム面48に押され、スライダ案内孔62に案内されて、後方に移動する。従動スライダ58の従動ロッド60に対向する部分には、従動スライダ58の移動方向に対して斜めとなった係合面66が形成されている。
従動ロッド60は、ステム50の軸線に沿った方向に延びるロッド案内孔68内に配置され、この孔の延びる方向に移動可能となっている。ロッド案内孔68の上端は、スライダ案内孔62と連通しており、スライダ案内孔62の側面に開口している。また、ロッド案内孔68の下端は、ステム50の下端に達し、ここに開口している。ロッド案内孔68は、ステム50の軸線と同軸に配置されることが好ましい。従動ロッド60には、その軸線を横切る方向に回り止めピン70が結合されており、回り止めピン70の両端は、従動ロッド60の側面から突出している。保持柱部54には、スライダ案内孔62に隣接し、これに沿う方向に延びるピン受け溝72が形成されている。回り止めピン70がピン受け溝72内に収まることで、従動ロッド60の軸線回りの回転が規制される。従動ロッド60の従動スライダ58に対向する部分には、従動スライダ58および従動ロッド60の移動方向のそれぞれに対して斜めとなった係合面74が形成されている。従動スライダ58が後方に移動すると、従動スライダの係合面66が従動ロッドの係合面74を押し、従動ロッド60がロッド案内孔68に案内されて、下方に移動する。
ステム50の下端には軸受76が結合され、軸受76のインナレースがステム50と一体となっている。軸受76のアウタレースは、軸受保持ケース78と一体となっている。軸受保持ケース78は、車輪24を保持するフレーム80に固定されている。フレーム80は、上部に水平に配置された基部プレート82と、基部プレート82の対辺から各々下方に向けて延びる一対の保持プレート84を有する。フレーム80は、基部プレート82と一対の保持プレート84により下方に開口したコの字形状を有する。保持プレート84の各々の下端部に、これらを橋渡すように車軸86(図5参照)が水平方向に延びて保持される。車輪24は1対の保持プレート84の間に配置され、車軸86に回転可能に支持される。図5によく示されるように、ステム50の軸線と車軸86の軸線は互いにオフセットしており、交わらない。車輪カバー38は左右に分割された二つの部分38a,38bから構成され、これらはフレーム80に結合されると共に、お互いに結合して一体となっている。ステム50に対して軸受76を介して結合しているフレーム80および車輪24は、ステム50およびロックユニット30に対して、ステム50の軸線回りに旋回可能である。軸受76を介してステム50とフレーム80を結合したことにより、ロックユニット30と車輪ユニット36を相対回転可能に一体として、前輪キャスタユニットを形成することができる。ロックペダル32は、この前輪キャスタユニットと一体に設けられる。
フレーム80の基部プレート82の下面には、ロックプレートカバー88が固定されている。ロックプレートカバー88の底面90には、圧縮コイルばね92の一端が固定されている。圧縮コイルばね92は、ブレーキシュー94を介して従動ロッド60を上方に向けて付勢している。ブレーキシュー94は、上部の円板形状の基部96と、基部96から下方に向けて延びるそれぞれ円弧または三日月形の断面の一対の当接部98を有する。ブレーキシューの基部96は、ロックプレートカバー88内に位置し、一方、当接部98は、ロックプレートカバーの底面90に形成された馬蹄形開口100を貫いてロックプレートカバー88の下方に延出している。ブレーキシュー94は、ロックプレートカバー88の回転に伴って回転する。この回転は、ステム50に対する回転を生じさせる。この回転を許容するために、ブレーキシューの基部96は、ステム50に固定されず、ステム50と圧縮コイルばね92によって挟まれて支持されている。ブレーキシュー94の下端は、車輪24の外周に近接して配置される。ブレーキシュー94が車輪24に当接することで、車輪24の回転が阻止される。よって、ブレーキシュー94は車輪の回転を制御する制御要素である。
ステム50の下端には、ロックプレート102が固定されている。ロックプレート102の下面には、周方向に配列される複数の歯104が形成されている。ロックプレート102に対向するように、略円環板形状の旋回プレート106が配置されている。旋回プレート106には、ロックプレートの歯104を受け入れることができる、周方向に配列された受け穴108が設けられている。また、旋回プレート106は、ロックプレートカバー88に固定され、これと一体となって回転する。ロックプレート102と旋回プレート106は、ロックプレートカバー88内に収められている。旋回プレート106は、車輪ユニット36と共に回転するが、一方ロックプレート102はステム50に固定されているので回転はしない。したがって、ロックプレートの歯104が旋回プレートの受け穴108に嵌まって、これらのプレートが噛み合ったとき、車輪ユニット36は旋回できないようにロックされる。よって、旋回プレート106は、車輪の旋回と共に、車輪と一体となって回転する要素であり、ロックプレート102は、旋回する要素の動きを制御する要素である。
図9は、車輪24の回転および旋回がロックされた状態を示す図である。よって、図9に示された、ロックのために移動する各要素はロック位置に位置している。ロックペダル32が操作され、ロックペダル32が解除位置からペダル支持軸42回りにロック位置に向けて回動すると、従動スライダ58のカム従動面64がカム面48のV字形の谷から外れ、従動スライダ58がカム面48に押されて後方に向けて移動する。従動スライダ58が移動すると、従動スライダの係合面66が従動ロッドの係合面74を押し、従動ロッド60は、圧縮コイルばね92の付勢力に抗して下方に向けて移動する。
下方に移動する従動ロッド60と共にブレーキシュー94が下降し、車輪24の外周に当接する。これにより、車輪24の回転がロックされる。また、従動ロッド60の先端に固定されているロックプレート102も下降し、ロックプレートの歯104が旋回プレートの受け穴108に嵌まり、ロックプレート102と旋回プレート106が噛み合う。ロックプレート102は旋回しないので、旋回プレート106が拘束され、旋回プレート106と一体になったロックプレートカバー88およびフレーム80がロックされる。これによって車輪ユニット36の旋回がロックされる。
図9の状態から更にロックペダル32を押し込むと、ロックペダル32のロック位置への保持が解除され、ロックペダル32は、ねじりコイルばね44の付勢力により解除位置へと戻る。従動ロッド60は、圧縮コイルばね92により解除位置に向けて常時付勢されており、この付勢力は、係合面74を介して従動スライダ58にも解除位置に戻る力として作用している。ロックペダル32が解除位置に戻ることにより、従動ロッド60および従動スライダ58をロック位置に保持する力がなくなり、圧縮コイルばね92の付勢力により、従動ロッド60および従動スライダ58は、解除位置に向けて移動する。従動スライダのカム従動面64の頂部が、ロックペダルのカム面48のV字の底に達すると、各要素の動きが停止し、解除位置への移動が完了する。
従動スライダ58の係合面66と従動ロッド60の係合面74は、ともに平面として構成されたが、いずれか一方を球面や円柱面など他の形状とすることができる。円柱面の場合、円柱の軸線を係合面の傾斜の方向に直交する方向に向けることができる。また、車輪24の回転と旋回のいずれか一方のみをロックするようにもできる。車輪24の回転のみのロックは、ロックプレート102および旋回プレート106の一方または両方を設けないことで達成される。車輪24の旋回のみのロックは、ブレーキシュー94を設けないことで達成される。
10 超音波診断装置、12 装置本体、20 前脚、24 前輪、28 上脚部、30 ロックユニット、32 ロックペダル、34 操作部、48 カム面、50 ステム、54 保持柱部(保持柱)、58 従動スライダ、60 従動ロッド、62 スライダ案内孔、64 カム従動面、66 スライダの係合面、68 ロッド案内孔、74 ロッドの係合面、80 フレーム、88 ロックプレートカバー、92 圧縮コイルばね、94 ブレーキシュー、102 ロックプレート、106 旋回プレート。

Claims (6)

  1. 装置本体と装置本体を支持する複数の車輪付脚とを有する超音波診断装置であって、
    複数の車輪付脚は、装置本体の前面側に設けられた2個の前脚を含み、
    2個の前脚のそれぞれは、
    装置本体に固定され、前方に向けて突出した上脚部と、
    上脚部の下側に上脚部の端より前方に突出して固定され、突出した部分の上面と上脚部の上面で段差が付けられている、ロックユニットと、
    ロックユニットに対して旋回可能に保持された1つの車輪と、
    を含み、
    ロックユニットは、車輪の回転および旋回の一方または双方のロックを制御するためのロックペダルを備え、ロックペダルの操作部が上脚部の端より前方に突出した部分の上面に位置している、
    超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の超音波診断装置であって、ロックユニットの突出する方向が上脚部の延びる方向に一致する、超音波診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の超音波診断装置であって、
    ロックユニットは、
    ロックペダルに設けられたカム面によって動かされてスライドする従動スライダと、
    従動スライダによって動かされてスライドする従動ロッドであって、車輪または車輪と一体に回転または旋回する要素の動きを制御する制御要素をスライドによって動かす従動ロッドと、
    従動スライダと従動ロッドのそれぞれをスライド可能に保持する保持柱と、
    を含み、
    保持柱には、
    保持柱の軸線を横断する方向に延び、この横断方向に従動スライダを案内するスライダ案内孔と、
    保持柱の軸線に沿う方向に延び、この軸線方向に従動ロッドを案内するロッド案内孔と、
    が設けられている、
    超音波診断装置。
  4. 請求項3に記載の超音波診断装置であって、車輪と一体に旋回する第1噛み合い要素を有し、前記制御要素は第1噛み合い要素と噛み合って車輪の旋回をロックする第2噛み合い要素である、超音波診断装置。
  5. 請求項3または4に記載の超音波診断装置であって、前記制御要素は、車輪に当接して車輪の回転をロックするブレーキシューである、超音波診断装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載の超音波診断装置であって、
    さらに、ロックユニットを上脚部に固定するためのねじ軸部を有するステムを有し、
    保持柱は、ステムの一部として、ねじ軸部と同一の軸線上に形成され、
    ステムには、車輪を旋回可能に保持するための軸受が取り付けられている、
    超音波診断装置。
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