JP6269347B2 - 搬送装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置及びインクジェット記録装置に関する。
従来、インクジェット記録装置に搭載される搬送装置として、搬送ベルトを用いて被記録媒体を搬送するものが提供されている。搬送装置は、搬送ベルト上の被記録媒体を安定して搬送するために、ファンが発生させる負圧を利用する。
特許文献1に開示の搬送機構(搬送装置)は、プラテンベルト(搬送ベルト)、搬送ベルトを支持するプラテンプレート(ガイド部材)、及びサクションファン(吸引装置)を備える。ガイド部材の凹部(溝)及び吸引穴(貫通孔)、並びに搬送ベルトのベルト穴(吸引孔)を介する負圧によって、被記録媒体が搬送ベルト上に吸引される。
各溝は、隣接する他の溝から分断され、被記録媒体の搬送方向と垂直な方向において、隣接する溝の範囲が一致しないように配置される(例えば、千鳥状配置)。搬送ベルトの進行に伴い、各溝の領域内に含まれる吸引孔の数又は面積が増減する。これにより、各溝における吸引力の強弱に時間差が生じる。従って、被記録媒体の先端における吸引風量が分散され、局所的な気流の極大化が抑制される。その結果、特許文献1に開示の搬送装置では、搬送時の被記録媒体に対する吸引力の脈動(ムラ)が抑制される。
特開2010−111507号公報
しかしながら、特許文献1に開示の搬送装置では、被記録媒体の搬送方向に沿って隣接する溝と溝との間に、溝の途切れる箇所が存在する。搬送ベルトの進行に伴い、溝の途切れる箇所の上を被記録媒体が通過する際に、各吸引孔による吸引が途切れることがあり、吸引力のムラが生じる可能性がある。特に、被記録媒体の先端で吸引が途切れると、被記録媒体の浮き又はズレが生じやすい。従って、被記録媒体を安定して搬送することが困難であった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、被記録媒体を安定して搬送することができる搬送装置及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、搬送装置は、搬送ベルトと、吸引部とを備える。前記搬送ベルトは、被記録媒体を搬送する。前記吸引部は、前記搬送ベルトを介して前記被記録媒体を吸引する。前記吸引部は、ガイド部材を含む。前記ガイド部材は、前記搬送ベルトを介して前記被記録媒体を支持する。前記ガイド部材には、複数の溝が設けられる。前記複数の溝は、少なくとも一対の第1隣接溝と、少なくとも1つの第2隣接溝とを含む。前記一対の第1隣接溝は、前記被記録媒体の搬送方向に沿って隣接する。前記第2隣接溝は、前記搬送方向に直交する方向に沿って前記一対の第1隣接溝の双方に隣接する。前記第2隣接溝は、前記搬送方向に直交する方向に突出する突出部を有する。前記一対の第1隣接溝は、前記突出部を介して互いに対向する端部を有する。前記突出部は、前記端部の各々に対して、前記搬送方向に直交する方向に重なり合う部分を有する。
本発明の第2の観点によれば、インクジェット記録装置は、本発明の第1の観点に係る搬送装置と、記録ヘッドとを備える。前記記録ヘッドは、前記搬送装置に対向して配置される。前記記録ヘッドは、インクジェットヘッドを含む。前記インクジェットヘッドは、インクを吐出する。
本発明に係る搬送装置において、一対の溝(第1隣接溝)が、被記録媒体の搬送方向に沿って隣接する。一対の溝(第1隣接溝)の双方に対して、1つの溝(第2隣接溝)が、搬送方向に直交する方向に沿って隣接する。第2隣接溝の突出部を介して、一対の第1隣接溝の端部の各々は互いに対向する。突出部は、対向する端部の各々と、搬送方向に直交する方向に重なり合う部分を有する。従って、搬送方向に沿って隣接する溝と溝との間における、被記録媒体に対する吸引の途切れが抑制される。その結果、搬送装置は被記録媒体を安定して搬送することができる。
本発明の実施形態に係る搬送装置を備えたインクジェット記録装置の構成を示す図である。 (a)は、本発明の実施形態1に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。(b)は、本発明の実施形態1に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。 (a)は、本発明の実施形態1の変形例に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。(b)は、本発明の実施形態1の変形例に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。 本発明の実施形態2に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。 本発明の実施形態3に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。 本発明の実施形態4に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。 本発明の実施形態5に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。 本発明の実施形態6に係る搬送装置のガイド部材を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(インクジェット記録装置1の構成)
図1を参照して、インクジェット記録装置1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る搬送装置300を備えたインクジェット記録装置1の概略構成を示す模式図である。インクジェット記録装置1は、装置筐体10と、装置筐体10の下部に配置される給紙部20と、インクジェット記録方式の画像形成部30と、用紙排出部40とを備える。
給紙部20は給紙カセット200を備える。給紙カセット200は、装置筐体10に着脱自在に装着される。給紙カセット200内には、複数の被記録媒体Pが重ねられた状態で収納されている。被記録媒体Pは、例えば、普通紙、再生紙、薄紙、又は厚紙のような紙である。
画像形成部30は、搬送装置300と記録ヘッド390とを備える。搬送装置300は、第1用紙搬送部310と、記録ヘッド390に対向して配置される第2用紙搬送部350とを備える。被記録媒体Pの搬送方向Dにおいて、第2用紙搬送部350は、第1用紙搬送部310と用紙排出部40との間に配置される。なお、画像形成部30は、乾燥装置(図示せず)を備えていてもよい。乾燥装置は、被記録媒体P上に吐出されたインク滴を乾燥させる。
第1用紙搬送部310は略C字形の用紙搬送路311を有する。第1用紙搬送部310は、給紙カセット200の一端側の上方に配置されている給紙ローラー312と、用紙搬送路311の入口側に設けられる第1搬送ローラー対313と、用紙搬送路311の途中に設けられる第2搬送ローラー対314と、用紙搬送路311の出口側に設けられるレジストローラー対315と、一対のガイド板316とを備える。
図1において、X軸は、被記録媒体Pの搬送方向Dに直交する方向に平行である。Y軸は、第2用紙搬送部350上における被記録媒体Pの搬送方向Dに平行である。Z軸は、第2用紙搬送部350における被記録媒体Pの搬送方向Dを含む平面と直交する方向に平行である。本実施形態1では、Z軸は鉛直方向であり、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。
ガイド板316は給紙ローラー312と第1搬送ローラー対313との間に配置されている。給紙ローラー312は、給紙カセット200内の被記録媒体Pを1枚ずつ取り出す。ガイド板316は、給紙ローラー312が取り出した被記録媒体Pを第1搬送ローラー対313に案内する。
第1搬送ローラー対313は、ガイド板316によって案内される被記録媒体Pを挟んで用紙搬送路311に送出する。具体的には次の通りである。第1搬送ローラー対313は、フィードローラー313a及びリタードローラー313bを有する。フィードローラー313aとリタードローラー313bとは互いに圧接する。フィードローラー313aは回転し、被記録媒体Pをその搬送方向Dに送出する。リタードローラー313bは、1枚の被記録媒体Pが送られた場合、フィードローラー313aに従動して回転する。一方、複数枚の被記録媒体Pが重なって送られた場合、リタードローラー313bは、被記録媒体Pを送出する方向の逆方向に回転して、又は停止して、フィードローラー313aに接触している被記録媒体Pから他の被記録媒体Pを分離する。その結果、1枚の被記録媒体Pがフィードローラー313aによって送り出される。
第2搬送ローラー対314は、第1搬送ローラー対313が送出した被記録媒体Pを挟んでレジストローラー対315に向けて搬送する。レジストローラー対315は、レジストローラー対315に当接して停止した被記録媒体Pの斜行補正を行う。そして、レジストローラー対315は、印字タイミングと被記録媒体Pの搬送とを同期させるために被記録媒体Pを一時待機させた後、被記録媒体Pを印字タイミングに合わせて第2用紙搬送部350に送出する。
第2用紙搬送部350は、速度検知ローラー351と、吸着ローラー352と、駆動ローラー353と、テンションローラー354と、一対のガイドローラー356と、無端状の搬送ベルト355と、吸引部360とを備える。搬送ベルト355は、速度検知ローラー351、駆動ローラー353、テンションローラー354、及び一対のガイドローラー356に張設されている。搬送ベルト355は、被記録媒体Pが載置される搬送面と、搬送面に対向する搬送裏面とを有する。駆動ローラー353等の各ローラーの回転軸はX軸に平行である。搬送ベルト355には複数の吸引孔(図示せず)が形成される。複数の吸引孔の各々は、搬送面から搬送裏面まで貫通する。
吸引部360は、搬送ベルト355を介して記録ヘッド390と対向するように搬送ベルト355の搬送裏面側に配置されている。吸引部360は、ガイド部材361と、空気流通室362と、単数又は複数の吸引装置363とを備える。なお、吸引部360を構成するガイド部材361と、空気流通室362と、吸引装置363との詳細に関しては後述する。
速度検知ローラー351は、ガイド部材361よりも被記録媒体Pの搬送方向Dの上流に配置される。速度検知ローラー351は、パルス板(図示せず)を含む。速度検知ローラー351は、搬送ベルト355に接触して回転する。速度検知ローラー351と一体となって回転するパルス板の回転速度を測定することにより、搬送ベルト355の回転速度が検知される。速度検知ローラー351は、記録ヘッド390の下部における搬送ベルト355の蛇行補正の影響を抑制する。
吸着ローラー352は、搬送ベルト355を介してガイド部材361のうち被記録媒体Pの搬送方向Dの上流端部に配置される。吸着ローラー352は、被記録媒体Pを搬送ベルト355及びガイド部材361に押し付けつつ、被記録媒体Pを被記録媒体Pの搬送方向Dに搬送する。吸着ローラー352は、吸引部360によって被記録媒体Pの全体が均等に吸引されるように、被記録媒体Pのカールを軽減する。その結果、被記録媒体Pの搬送ベルト355への密着性を高めることができる。
被記録媒体Pが吸着ローラー352に進入するときの吸着ローラー352への衝突振動を緩和するため、吸着ローラー352の慣性モーメントは小さいほうが好ましく、吸着ローラー352は軽いことが好ましい。例えば、吸着ローラー352は、アルミニウム製の中空のパイプ又は複数のリブを用いた中空のパイプを用いて形成される。吸着ローラー352の表面がアルミニウムによって形成される場合、吸着ローラー352の表面の摩耗を抑制するために、その表面にアルマイト処理を施すことが好ましい。ここで、アルマイト処理とは、アルミニウムを陽極として酸性の処理浴中で電気分解することにより、アルミニウムの表面を電気化学的に酸化させ、アルミニウムの表面に酸化アルミニウム皮膜を生成させることをいう。なお、アルマイト処理により、吸着ローラー352は、電気的に絶縁状態となる。ただし、吸着ローラー352に導電性が必要な場合は、吸着ローラー352の表面にはアルマイト処理が施されない。
なお、レジストローラー対315による被記録媒体Pの搬送速度と搬送ベルト355による被記録媒体Pの搬送速度との差が発生する場合がある。しかし、吸着ローラー352が搬送ベルト355上の被記録媒体Pに押圧力を付与し、レジストローラー対315と吸着ローラー352との間で被記録媒体Pを撓ませることにより、搬送速度の差を解消することができる。
駆動ローラー353は、速度検知ローラー351に対して被記録媒体Pの搬送方向Dに間隔をおいて配置されている。速度検知ローラー351と駆動ローラー353によってガイド部材361上の搬送ベルト355は平面に維持される。駆動ローラー353は、摩擦力によって搬送ベルト355と密着する。例えば、搬送ベルト355がポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、又はポリカーボネート(PC)のような樹脂から形成されている場合、駆動ローラー353の表面には、エチレンプロピレンジエン(EPDM)、ポリウレタン樹脂、又はニトリルゴム(NBR)のようなゴム材で形成されていることが好ましい。特に、画像形成部30が水系インクを用いて被記録媒体Pに画像を形成する場合、駆動ローラー353の表面を構成するゴム材の膨潤を抑制するため、エチレンプロピレンジエン(EPDM)層を駆動ローラー353に形成することが好ましい。
搬送ベルト355がエチレンプロピレンジエン(EPDM)のようなゴム材を含む場合、駆動ローラー353の表面は金属によって形成されてもよい。駆動ローラー353の表面がアルミニウムによって形成される場合、駆動ローラー353の表面の摩耗を抑制するため駆動ローラー353の表面にアルマイト処理を施すことが好ましい。アルマイト処理によって駆動ローラー353は電気的に絶縁状態になる。ただし、駆動ローラー353に導電性が必要な場合は、駆動ローラー353の表面にはアルマイト処理が施されない。なお、駆動ローラー353と搬送ベルト355とは電気的に導通している場合、搬送ベルト355を電気的に接地させて、インクの飛翔精度の低下を抑制できる。この場合、搬送ベルト355を形成するゴム材に導電性を付与する。
駆動ローラー353は、モーター(図示せず)によって回転駆動され、搬送ベルト355を反時計回りに回転させる。搬送ベルト355の速度にムラがある場合、搬送ベルト355に対して速度ムラ補正制御が実行されることがある。速度ムラ補正制御とは、搬送ベルト355の速度のムラを補正して搬送ベルト355の速度を一定にする制御のことである。速度ムラ補正制御を実行する場合、駆動ローラー353の慣性モーメントは小さい方が好ましく、駆動ローラー353は軽いことが好ましい。例えば、駆動ローラー353は、アルミニウム製の中空のパイプ又は複数のリブを用いた中空のパイプを用いて形成される。一方、速度ムラ補正制御を実行しない場合、慣性によるフライホイール効果によって駆動ローラー353の回転動作を安定させるため駆動ローラー353の重さを重くすることが好ましい。この場合、駆動ローラー353は、中実の金属を用いて形成される。
テンションローラー354は、ガイド部材361に関して搬送ベルト355の移動方向の上流側に配置される。テンションローラー354は、搬送ベルト355が撓まないように搬送ベルト355にテンションを付与する。テンションローラー354の一方端部の位置を変化させることで搬送ベルト355の自動蛇行補正が実行される。
搬送ベルト355は、搬送ベルト355に吸着された被記録媒体Pを搬送する。搬送ベルト355は、例えば、ポリアミドイミド(PAI)又はポリイミド(PI)で形成されることが好ましい。この場合、搬送ベルト355の厚みのムラが抑制される。
一対のガイドローラー356は、吸引部360の下方に配置される。一対のガイドローラー356は固定的に配置されて、搬送ベルト355の内周面(搬送裏面)で囲まれた空間を維持する。一対のガイドローラー356のうち駆動ローラー353に近いガイドローラー356は、搬送ベルト355の駆動ローラー353への巻き掛け量を維持する。一対のガイドローラー356のうちテンションローラー354に近いガイドローラー356は、搬送ベルト355の蛇行補正を安定して行うため、搬送ベルト355のテンションローラー354への巻き掛け量を維持する。
以下、吸引部360を構成するガイド部材361と、空気流通室362と、吸引装置363との詳細に関して説明する。
空気流通室362は中空の箱形状を有し、空気流通室362の上部は開放されている。つまり、空気流通室362の上部には開口が形成される。ガイド部材361は、空気流通室362に連通して配置される。ガイド部材361は、空気流通室362の上部開口を覆う(塞ぐ)。ガイド部材361は、搬送ベルト355を介して被記録媒体Pを支持する。
吸引装置363は、空気流通室362に連通して配置され、空気流通室362から空気を吸引して空気流通室362に負圧を発生させる。結果として被記録媒体Pが空気流通室362の上部に搬送ベルト355及びガイド部材361を介して吸引される。ここで、負圧とは、基準圧よりも低い圧力のことである。本明細書では、基準圧は大気圧である。負圧を「PN」、絶対圧を「PA」、基準圧を「PR」と表すと、負圧PNは(PA−PR)の絶対値である(PN=|PA−PR|)。絶対圧は絶対真空を0としたときの圧力である。空気流通室362は減圧室として機能する。
記録ヘッド390は、単数又は複数のインクジェットヘッド390k、単数又は複数のインクジェットヘッド390c、単数又は複数のインクジェットヘッド390m及び単数又は複数のインクジェットヘッド390yにより構成されている。インクジェットヘッド390k、390c、390m、及び390yの各々は、インクを吐出する。
用紙排出部40は、一対の搬送ガイド400と、排出ローラー対410と、排出トレイ420とを備える。搬送ガイド400は、第2用紙搬送部350よりも被記録媒体Pの搬送方向Dの下流に配置される。排出トレイ420は、装置筐体10に形成された排出口430から外部に突出するように装置筐体10に固定されている。
搬送ガイド400は、搬送ベルト355から搬送される被記録媒体Pを排出ローラー対410に案内する。搬送ガイド400を通過した被記録媒体Pは、排出ローラー対410によって排出口430の方向に送出され、排出口430を介して排出トレイ420に排出される。
(実施形態1)
[基本構成]
図1及び図2を参照して、本発明の実施形態1に係る搬送装置300の基本構成を説明する。図2(a)及び(b)は、ガイド部材361を示す平面図である。
図2(a)に示すように、ガイド部材361には、複数の溝364が設けられる。具体的には、複数の溝364の各々は、細長い形状であり、ガイド部材361上における被記録媒体Pの搬送方向D(以下、「Y方向」と記載する。)に沿って延びる。溝364のY方向に沿った長さは、54mmである。溝364のY方向に直交する方向(以下、「X方向」と記載する。)の長さは、6mmである。複数の溝364は、X方向及びY方向に沿って千鳥状に配列される。
複数の溝364の各々には、貫通孔365が設けられる。貫通孔365の直径は、6mmである。貫通孔365は、溝364の一方端部、他方端部、又は中央部に配置することができる。例えば、各貫通孔365は、X方向及びY方向に沿って、千鳥状に配置される。
図2(b)に示すように、複数の溝364は、Y方向に沿って隣接する少なくとも一対の溝364(以下、「第1隣接溝364x及び364y」と記載する。)を含む。また、複数の溝364は、X方向に沿って第1隣接溝364x及び364yの双方に隣接する少なくとも1つの溝364(以下、「第2隣接溝364z」と記載する。)を含む。第1隣接溝364x及び364yが、他の一対の第1隣接溝364の双方に対しX方向に沿って隣接する場合には、当該第1隣接溝364x及び364yは第2隣接溝を兼ねることが可能である。同様に、第2隣接溝364zがY方向に沿って溝364に隣接する場合には、当該第2隣接溝364zは第1隣接溝を兼ねることが可能である。
第2隣接溝364zは、突出部366zを有する。突出部366zは、X方向に沿って突出する。具体的には、突出部366zの形状は、平面視において、例えば、突出部366zの先端を頂角とする二等辺三角形である。
第1隣接溝364x及び364yは、互いに対向する端部364a(以下、「端部364ax及び364ay」と記載する。)を有する。端部364ax及び364ayは、突出部366zを介して互いに対向する。具体的には、突出部366zは、端部364axと364ayとの間の位置までX方向に突出する。端部364axが有する面364bxと端部364ayが有する面364byとの各々と、突出部366zが有する面366bとは、互いに対向する。なお、面364bx、面364by及び面366bはX方向に対して傾斜した面である。
さらに、突出部366zは、端部364axとX方向において重なり合う部分を有し、突出部366zは、端部364ayとX方向において重なり合う部分を有する。以下、突出部366zが、端部364ax及び364ayの各々とX方向に重なり合う部分を「溝重複部分A」と記載する。具体的には、突出部366zは、溝重複部分Aを有するように、端部364ax及び364ayの各々とX方向に沿って隣接するように形成される。端部364ax及び364ay並びに突出部366zをX方向から見ると、突出部366zの溝重複部分Aは、端部364ax及び364ayの各々と重なり合う。また、端部364ax及び364ayの各々と、突出部366zとは、Y方向に沿って隣接する。
搬送ベルト355の搬送面上に被記録媒体Pが載置された状態で吸引装置363を駆動すると、空気流通室362内に負圧が発生する。吸引装置363は、ファンである。負圧は、ガイド部材361の複数の貫通孔365及び複数の溝364、並びに搬送ベルト355の複数の吸引孔を介して被記録媒体Pに作用する。被記録媒体Pは、搬送ベルト355の回転に伴ってY方向に搬送される。搬送ベルト355の厚みは、100μmである。搬送ベルト355の吸引孔の直径は、2mmである。
以上、図1及び図2を参照して説明したように、ガイド部材361において、突出部366zは、端部364ax及び364ayの各々と、Y方向に直交する方向(X方向)に重複する部分を有する。このため、端部364axと端部364ayとの間で、搬送される被記録媒体Pに対する吸引が途切れない。従って、搬送ベルト355の進行に伴って被記録媒体Pが通過する際に、搬送ベルト355の各吸引孔による吸引力が変動することを抑制することができる。その結果、搬送装置300は被記録媒体Pを安定して搬送することができる。
また、第1隣接溝364x又は364yと、第2隣接溝364zとの間には、搬送ベルト355を支持する面がY方向に沿って直線的に細く延びている。その直線上においても、被記録媒体Pに対して部分的に吸引力が作用する。従って、被記録媒体Pの浮き及びズレを軽減することができる。その結果、記録ヘッド390が被記録媒体Pに印字する際の印字のズレを軽減することができる。
なお、端部364a(364ax又は364ay)の面364b(364bx又は364by)と、突出部366zの面366bとは、X方向において重なり合う部分を有するとともに、互いに平行であることが好ましい。平行でない場合よりも、面364bx又は364byと、面366bとを近接させることが可能となる。従って、溝364は、搬送ベルト355の搬送裏面に向けてさらに大きく開口することが可能となり、被記録媒体Pに対する吸引力が増す。その結果、搬送ベルト355の吸引力の変動をさらに抑制することができる。また、搬送ベルト355の搬送裏面とガイド部材361の上面との接触面積が小さくなることにより、搬送ベルト355の摩耗を低減でき、搬送ベルト355の耐久性が向上する。
[端部364a及び突出部366の変形例]
図3を参照して、実施形態1の端部364a及び突出部366の変形例について説明する。図3(a)及び(b)は、ガイド部材361を示す平面図である。変形例は、図2で示した端部364ax及び364ay並びに突出部366zに対して、端部364ax及び364ayの各々の形状が突出部366zの形状に応じて凹んでいる点で異なる。
端部364ax及び364ayの各々の形状は、平面視において、先端の一部が矩形状に凹んでいる。例えば、突出部366zが矩形状であれば、端部364ax及び364ayの各々の凹形状は、矩形状の凹みである。同様に、突出部366zが半円状であれば、端部364ax及び364ayの各々の凹形状は、扇型状の凹みである。
以上、図3(a)及び(b)を参照して説明したように、互いに対向する端部364a(端部364ax及び364ay)の各々は、突出部366zの形状に応じた凹形状を有する。これにより、互いに対向する面364b及び366bの水平方向の長さが長くなる。従って、搬送ベルト355を支持するガイド部材361上の支点が増加し、ガイド部材361上面の平面度が高くなる。その結果、搬送ベルト355の搬送性が向上する。
(実施形態2)
図1及び図4を参照して、本発明の実施形態2に係る溝364の配列を説明する。図4は、ガイド部材361を示す平面図である。中心線Mは、X方向のガイド部材361の幅に対する中心線を示す。
実施形態2に係る搬送装置300において、突出部366は、ガイド部材361のうち搬送方向Dに垂直な幅方向(X方向)の中心から両端に向かう方向に突出する。例えば、中心線Mを対称軸とする線対称に、突出部366がガイド部材361の両端に向けられた状態で複数の溝364を配列する。このような配列であれば、被記録媒体Pが搬送ベルト355の中央に載置されている場合、被記録媒体Pによって覆われている溝364からはみ出る開口部分(突出部366)が少なくなる。このため、突出部366が同一方向に突出するように溝364を配列する場合よりも、被記録媒体Pに作用する負圧の低減を抑制することができる。
(実施形態3)
図1、図2及び図5を参照して、本発明の実施形態3に係る搬送装置300の基本構成を説明する。図5は、ガイド部材361を示す平面図である。
実施形態3に係る搬送装置300において、突出部366の少なくとも一部は、記録ヘッド390に対向する。具体的には、ガイド部材361において、記録ヘッド390の直下を示す領域A1に、突出部366の一部又は全部が含まれる。領域A1は、突出部366に隣接する端部364aの一部又は全部を含んでいてもよい。
以下に、本実施形態3に係る搬送装置300において、記録ヘッド390に対向して、突出部366の少なくとも一部を配置する理由を説明する。一般的な搬送装置における吸引部のガイド部材には、全域にわたって複数の溝及び複数の貫通孔が形成される。吸引部のガイド部材の構成は、被記録媒体に形成される画像の位置ズレ及び色ズレの精度を決定する一要因であると考えられる。画像の位置ズレ及び色ズレは、インクの着弾精度に依存すると考えられる。インクの着弾精度は、インクの飛翔距離の精度と被記録媒体の搬送速度の精度とに依存する。インクの飛翔距離は、記録ヘッドと被記録媒体との間隙の距離である。インクの飛翔距離の精度を維持するためには、浮きが無い状態で被記録媒体を保持する必要がある。
そこで、被記録媒体の浮きが発生しないように被記録媒体を吸引すること、及び記録ヘッド下方の平面を精度よく維持することが要求される。従って、記録ヘッド下方に配置され被記録媒体が載置されるガイド部材の構成は、インクの着弾精度、ひいては、画像の位置ズレ及び色ズレの精度を決定する一要因と考えられる。
これに対し、実施形態3では、記録ヘッド390に対向する領域A1に、突出部366の少なくとも一部を配置する。領域A1における被記録媒体Pの浮きを軽減することによって、インクの飛翔距離を一定にし易く、インクの着弾乱れを軽減することができる。その結果、画像の位置ズレ及び色ズレを抑制することができる。
(実施形態4)
図1、図2及び図6を参照して、本発明の実施形態4に係る搬送装置300の基本構成を説明する。図6は、ガイド部材361を示す平面図である。実施形態4は、実施形態3に対して、突出部366の少なくとも一部を、Y方向に沿ったガイド部材361の最上流領域A2に配置する点で異なる。
実施形態4に係る搬送装置300において、複数の溝364は、ガイド部材361のY方向における最上流端に位置する最上流溝364を含む。突出部366の少なくとも一部は、最上流溝364を含む最上流領域A2に位置する。最上流溝364は吸着ローラー352に近接する。
以下に、本実施形態4に係る搬送装置300において、最上流領域A2に、突出部366の少なくとも一部を配置する理由を説明する。一般的な搬送装置において、第1用紙搬送部によって搬送された被記録媒体は、吸着ローラーによって、搬送ベルトの搬送面上へ送出される。被記録媒体が吸着ローラーによって送出される際に、被記録媒体が搬送ベルトに接する面積が小さいため、被記録媒体を搬送ベルトに吸着させる吸着力(被記録媒体に作用する吸引力)が弱くなる。上述したように、被記録媒体と搬送ベルトとの間に浮きが発生すると、印字ズレ及び色ズレが発生する可能性がある。印字ズレ及び色ズレは、特に、被記録媒体の前端部で発生し易い。
これに対し、実施形態4では、最上流領域A2に、突出部366の少なくとも一部を配置する。最上流領域A2における被記録媒体Pの浮きを軽減することによって、上述したように、画像の位置ズレ及び色ズレを抑制することができる。
(実施形態5)
図1、図2及び図7を参照して、本発明の実施形態5に係る搬送装置300の基本構成を説明する。図7は、ガイド部材361を示す平面図である。実施形態5は、実施形態3及び実施形態4に対して、突出部366の少なくとも一部を、Y方向におけるガイド部材361の最下流領域A3に配置する点で異なる。
実施形態5に係る搬送装置300において、複数の溝364は、ガイド部材361のY方向における最下流端に位置する最下流溝364を含む。突出部366の少なくとも一部は、最下流溝364を含む最下流領域A3に位置する。最下流溝364は、駆動ローラー353に近接する。
以下に、本実施形態5に係る搬送装置300において、最下流領域A3に、突出部366の少なくとも一部を配置する理由を説明する。一般的な搬送装置において、搬送ベルトによって搬送された被記録媒体は、搬送ガイドによって排出ローラー対に案内される。被記録媒体が排出ローラー対によって搬送方向下流側に引き込まれる際に、被記録媒体が搬送ベルトに接する面積が小さくなる。これにより、上述したように、被記録媒体と搬送ベルトとの間に浮きが発生すると、印字ズレ及び色ズレが発生する可能性がある。印字ズレ及び色ズレは、特に、被記録媒体の後端部で発生し易い。
これに対し、実施形態5では、最下流領域A3に、突出部366の少なくとも一部を配置する。最下流領域A3における被記録媒体Pの浮きを軽減することによって、画像の位置ズレ及び色ズレを抑制することができる。
(実施形態6)
図1、図2及び図8を参照して、本発明の実施形態6に係る搬送装置300の基本構成を説明する。図8は、ガイド部材361を示す平面図である。実施形態6は、実施形態3〜実施形態5に対して、突出部366の少なくとも一部を、被記録媒体PのY方向に平行な辺が通過する位置に配置する点で異なる。
実施形態6に係る搬送装置300において、突出部366の少なくとも一部は、第1領域A4に位置する。第1領域A4は、Y方向に平行な被記録媒体Pの辺が通過する位置を含む。第1領域A4は、Y方向に沿ったガイド部材361の最上流から最下流まで延びる。矩形状の被記録媒体Pの両端のY方向に平行な辺がガイド部材361上を通過する場合、第1領域A4の数は2つである。第1領域A4の数は、搬送装置300が搬送可能な被記録媒体Pのサイズの種類数に応じて増加することができる。
以下に、本実施形態6に係る搬送装置300において、第1領域A4に、突出部366の少なくとも一部を配置する理由を説明する。一般的な搬送装置において、搬送ベルト上を搬送される被記録媒体において、Y方向に平行な辺近傍は、接する搬送ベルトの吸引孔の数が少ないため、辺近傍に対して作用する吸引力が弱く、浮き(めくれ)が発生することがある。これにより、上述したように、印字ズレ及び色ズレが発生する可能性がある。特に、搬送可能な最小サイズの被記録媒体の場合、被記録媒体が小さいため、Y方向に平行な辺近傍の浮き(めくれ)による印字ズレ及び色ズレが発生し易い。
これに対し、実施形態6では、第1領域A4に突出部366の少なくとも一部を配置する。第1領域A4における被記録媒体Pの浮き(めくれ)を軽減することによって、画像の位置ズレ及び色ズレを抑制することができる。
特に、搬送可能な最小サイズの被記録媒体PのY方向に平行な辺が通過する位置に、突出部366の少なくとも一部を配置することが好ましい。被記録媒体Pが小さいために、被記録媒体Pに作用する吸引力が弱い場合であっても、被記録媒体PのY方向に平行な辺近傍の浮き(めくれ)を軽減することができる。
以上、図面(図1〜図8)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1で示した吸引装置363はファンであるが、真空ポンプであってもよい。
(2)図2を参照して説明したように、1つの溝364には1つの貫通孔365が形成されているが、複数の貫通孔365が形成されてもよい。
(3)図2を参照して説明したように、1つの第2隣接溝364zには1つの突出部366zが形成されているが、複数の突出部366zが形成されてもよい。
(4)図4〜図8で示した、X方向に沿って隣接する端部364a及び突出部366の形状は、図2を参照して説明した形状であるが、図3を参照して説明した端部364a及び突出部366の形状とすることも可能である。
(5)実施形態1〜5では、搬送装置300を備えるインクジェット記録装置1について説明したが、搬送装置300は、その他の記録装置、例えば電子写真方式の画像形成装置に搭載されてもよい。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 インクジェット記録装置
300 搬送装置
355 搬送ベルト
360 吸引部
361 ガイド部材
364 溝
364x、364y 第1隣接溝
364z 第2隣接溝
364a、364ax、364ay 端部
364b、364bx、364by 端部の面
366、366x、366y、366z 突出部
366b 突出部の面
390 記録ヘッド
390c インクジェットヘッド
390k インクジェットヘッド
390m インクジェットヘッド
390y インクジェットヘッド
A 溝重複部分
A2 最上流領域
A3 最下流領域
A4 第1領域
D 搬送方向
P 被記録媒体

Claims (8)

  1. 被記録媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを介して前記被記録媒体を吸引する吸引部と
    を備え、
    前記吸引部は、前記搬送ベルトを介して前記被記録媒体を支持するガイド部材を含み、
    前記ガイド部材には、前記被記録媒体の搬送方向に沿って平行に延びる複数の溝が設けられ、
    前記複数の溝の各々には、貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔の直径は、平面視において、前記複数の溝の長手方向に延びる部分の幅と等しく、
    前記複数の溝は、
    前記被記録媒体の前記搬送方向に沿って隣接する少なくとも一対の第1隣接溝と、
    前記搬送方向に直交する方向に沿って前記一対の第1隣接溝の双方に隣接する少なくとも1つの第2隣接溝と
    を含み、
    前記ガイド部材は、前記一対の第1隣接溝と前記第2隣接溝との間に、前記搬送ベルトを支持するように前記搬送方向に沿って延びる面を有し、
    前記第2隣接溝は、前記搬送方向に直交する方向に突出する矩形状の突出部を有し、
    前記一対の第1隣接溝は、前記突出部を介して互いに対向する端部を有し、
    前記互いに対向する端部の各々は、前記突出部の形状に沿って矩形状に凹み、
    前記突出部は、前記互いに対向する端部の各々に対して、前記搬送方向に直交する方向に重なり合う部分を有し、
    前記貫通孔は、前記突出部に対応して配置される、搬送装置。
  2. 前記突出部と、前記互いに対向する端部の各々とは、互いに対向する平行な面を含む、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記突出部は、前記ガイド部材のうち前記被記録媒体の搬送方向に垂直な幅方向の中心から両端に向かう方向に突出する、請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
  4. 記録ヘッドに対向して配置される搬送装置であって、
    前記突出部の少なくとも一部は、前記記録ヘッドに対向する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記複数の溝は、前記搬送方向における前記ガイド部材の最上流端に位置する最上流溝を含み、
    前記突出部の少なくとも一部は、前記ガイド部材の前記最上流溝を含む最上流領域に位置する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記複数の溝は、前記搬送方向における前記ガイド部材の最下流端に位置する最下流溝を含み、
    前記突出部の少なくとも一部は、前記ガイド部材の前記最下流溝を含む最下流領域に位置する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記突出部の少なくとも一部は、前記ガイド部材の第1領域に位置し、
    前記第1領域は、前記被記録媒体の前記搬送方向と平行な辺が通過する位置を含む、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    前記搬送装置に対向して配置される記録ヘッドと
    を備え、
    前記記録ヘッドは、インクを吐出するインクジェットヘッドを含む、インクジェット記録装置。
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