JP6268594B2 - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、車輪とともに回転するブレーキドラムに摩擦接触し得るブレーキシューが前記車輪を懸架するサスペンション側に固定配置されるバックプレートに回動自在に支持されるドラムブレーキと、前記ブレーキシューを回動駆動する動力を発揮し得る電動アクチュエータとを備える車両用ブレーキ装置に関する。
パーキング用として車輪に装着されるドラムブレーキを駆動する電動アクチュエータ、ドラムブレーキのバックプレートから離れた位置に配設するようにした車両用ブレーキ装置が、特許文献1で開示されている。
特開2007−218361号公報
ところが上記特許文献1で開示されるものでは、車体側への電動アクチュエータの取付けが煩雑となるだけでなく、サスペンションのトレーリングアームなどの構成部品や、タイヤのホイール等と干渉しない位置に配置しなければならないので、電動アクチュエータのレイアウトの自由度が小さくなってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、サスペンションの構成部品や車輪のホイール等に対して電動アクチュエータの干渉が生じ難くして電動アクチュエータのレイアウトの自由度を増大した車両用ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車輪とともに回転するブレーキドラムに摩擦接触し得るブレーキシューが前記車輪を懸架するサスペンション側に固定配置されるバックプレートに回動自在に支持されるドラムブレーキと、前記ブレーキシューを回動駆動する動力を発揮し得る電動アクチュエータとを備える車両用ブレーキ装置において、前記バックプレートが、前記ブレーキドラムの一部を収容するようにして皿状に形成されるバックプレート主部と、該バックプレート主部から車両後方側のみに張出す張出し部とを有するように形成され、前記電動アクチュエータが、前記張出し部で車幅方向外側から覆われるようにして前記バックプレート主部に取付けられることを第1の特徴とする
本発明の第1の特徴によれば、ドラムブレーキのバックプレートに電動アクチュエータが取付けられるので、サスペンションの構成部品や車輪のホイール等との干渉が生じ難い位置に電動アクチュエータを配置して、電動アクチュエータのレイアウト上の自由度を増大することができる。しかも電動アクチュエータがバックプレートが備える張出し部で車幅方向外側から覆われるので、タイヤ交換時等において、タイヤやホイールが電動アクチュエータに接触することを防止することができるとともに、電動アクチュエータの配置の自由度がさらに増大する。その上、電動アクチュエータがバックプレートのバックプレート主部に取付けられるので、電動アクチュエータの取付け強度を強固なものとすることができる。
後輪用ドラムブレーキの要部を車幅方向外方側から見た側面図である。 後輪用ドラムブレーキの要部を車幅方向内方側から見た斜視図である。 図1の3矢視図である。
本発明の実施の形態について、添付の図1〜図3を参照しながら説明すると、四輪車両のたとえば右後輪を車体に懸架するサスペンション11の一部を構成して車両の前後方向に延びるトレーリングアーム12の後端に、枠状のフレーム部13aを有するナックル13が固定されており、前記フレーム部13aの車幅方向外側に配置される右後輪の車軸14が該フレーム部13aに回転自在に軸支される。
前記フレーム部13aには、前記右後輪に装着されるドラムブレーキ15のバックプレート16が固着され、このバックプレート16の下部には、前後一対である第1および第2ブレーキシュー17,18の拡張、収縮時の支点となるアンカブロック21が固設され、第1および第2ブレーキシュー17,18の外周には、前記右後輪とともに回転するブレーキドラム10に摩擦接触し得る摩擦ライニング19,20がそれぞれ接合される。
前記バックプレート16の上部には、第1および第2ブレーキシュー17,18を拡張作動する力を発揮するホイールシリンダ22が、該ホイールシリンダ22が備える一対のピストン23の外端を第1および第2ブレーキシュー17,18の上端部に対向させるようにして固定される。このホイールシリンダ22は、ブレーキペダルで操作されるマスタシリンダ(図示せず)の出力液圧によって作動して第1および第2ブレーキシュー17,18を拡張方向に駆動する。
また第1および第2ブレーキシュー17,18の下端部間には、それらのブレーキシュー17,18の下端部を前記アンカブロック21側に付勢する第1コイルばね24が設けられ、第1および第2ブレーキシュー17,18の上端部間には、それらのブレーキシュー17,18を収縮方向に付勢する第2コイルばね25が設けられる。また第1および第2ブレーキシュー17,18の上部間には、収縮位置規制ストラット28が、それらのブレーキシュー17,18の収縮位置を規制するようにして設けられる。この収縮位置規制ストラット28は、第1および第2ブレーキシュー17,18のうち第1ブレーキシュー17の上部に係合する係合部29aを一端部に有する筒体29と、該筒体29に一端部が軸方向相対移動可能に挿入されるとともに第2ブレーキシュー18の上部に係合する係合部(図示せず)を他端部に有するねじ軸30と、前記筒体29の他端に当接するようにして前記ねじ軸30に螺合されるラチェット車31とを備える。
また前記ラチェット車31の外周に係合した調節レバー32が第2ブレーキシュー18に支軸33を介して回動可能に支持され、第2ブレーキシュー18および前記調節レバー32間には第3コイルばね34が設けられる。そして第1および第2ブレーキシュー17,18が前記ホイールシリンダ22の作動によって拡張作動する際に前記摩擦ライニング19,20の磨耗に起因して一定値以上相対移動して拡張した場合には、前記第3コイルばね34のばね力によって前記調節レバー32が前記支軸33の軸線まわりに図1の時計方向に回動し、それによって前記ラチェット車31が回動駆動され、前記ねじ軸30が図1の左方に送り出されることで前記収縮位置規制ストラット28の有効長さが増加補正される。
ところで、第1ブレーキシュ−17に正面視で一部が重なるようにして上下に延びるパーキングブレーキレバー35の上端部が第1ブレーキシュ−17の上部にピン36を介して連結されており、このパーキングブレーキレバー35の上部には、前記収縮位置規制ストラット28の筒体29が有する第1係合部29aが係合される。車両のパーキング時には、前記パーキングブレーキレバー35が図1の時計方向すなわち車両前後方向の後方に向けて回動、駆動されるものであり、このパーキングブレーキレバー35の回動によって、第2ブレーキシュー18に、当該ブレーキシュー18が有する摩擦ライニング20を前記ブレーキドラム10の内周に圧接させる方向の力が前記収縮位置規制ストラット28を介して作用する。さらに前記パーキングブレーキレバー35が図の時計方向に続けて回動、駆動されると、前記パーキングブレーキレバー35が前記収縮位置規制ストラット28の第1係合部29aとの係合点を支点として回動し、今度は、ピン36を介して第1ブレーキシュー17が拡張作動し、第1ブレーキシュー17の摩擦ライニング19が前記ブレーキドラム10の内周に圧接することになる。すなわち第1および第2ブレーキシュー17,18の摩擦ライニング19,20が前記ブレーキドラム10の内周に圧接してパーキングブレーキ状態が得られることになる。
前記パーキングブレーキレバー35の下端部にケーブル36の一端部が連結されており、このケーブル36を電動アクチュエータ38が発揮する動力で牽引駆動することによって、前記パーキングブレーキレバー35が回動駆動されるものであり、前記電動アクチュエータ38は、車両取付け状態で前記右後輪の車軸14よりも後方に配置されるようにして前記バックプレート16に取付けられる。
前記電動アクチュエータ38は、回転軸線を上下方向としてケーシング39に取り付けられる電動モータ40と、該電動モータ40の回転動力を直線方向の力に変換するようにして前記ケーシング39に内蔵される動力変換機構(図示せず)とを備えるものであり、この電動アクチュエータ38の前記ケーシング39が、前記バックプレート16に、車両取付け状態で前記後輪の車軸14よりも後方に位置するようにして取付けられる。
前記バックプレート16は、前記ブレーキドラム10の一部を収容するようにして皿状に形成されるバックプレート主部16aと、該バックプレート主部16aから車両後方側のみに張出す張出し部16bとを有するように形成され、前記電動アクチュエータ38が、前記張出し部16bで車幅方向外側方から覆われるようにして前記バックプレート主部16aに取付けられる。
以上、右後輪に取付けられるドラムブレーキ15について説明したが、左後輪に取付けられるドラムブレーキ15についても右後輪用のドラムブレーキ15と同様に構成される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、電動アクチュエータ38が、ドラムブレーキ15におけるバックプレート16で車幅方向外側から覆われるようにして前記バックプレート16に取付けられるので、サスペンション11の構成部品や車輪のホイール等との干渉が生じ難い位置に電動アクチュエータ38を配置して、電動アクチュエータ38のレイアウト上の自由度を増大することができる。しかも電動アクチュエータ38がバックプレート16が備える張出し部16bで外側から覆われるので、タイヤ交換時等において、タイヤやホイールが電動アクチュエータ38に接触することを防止することができるとともに、電動アクチュエータ38の配置の自由度がさらに増大する。
しかも前記電動アクチュエータ38が前記バックプレート16のバックプレート主部16aに取付けられるので、電動アクチュエータ38の取付け強度を強固なものとすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
10・・・ブレーキドラム
15・・・ドラムブレーキ
16・・・バックプレート
16a・・・バックプレート主部
16b・・・張出し部
17,18・・・ブレーキシュー
38・・・電動アクチュエータ

Claims (1)

  1. 車輪とともに回転するブレーキドラム(10)に摩擦接触し得るブレーキシュー(17,18)が前記車輪を懸架するサスペンション(11)側に固定配置されるバックプレート(16)に回動自在に支持されるドラムブレーキ(15)と、前記ブレーキシュー(17,18)を回動駆動する動力を発揮し得る電動アクチュエータ(38)とを備える車両用ブレーキ装置において、
    前記バックプレート(16)が、前記ブレーキドラム(10)の一部を収容するようにして皿状に形成されるバックプレート主部(16a)と、該バックプレート主部(16a)から車両後方側のみに張出す張出し部(16b)とを有するように形成され、
    前記電動アクチュエータ(38)が、前記張出し部(16b)で車幅方向外側から覆われるようにして前記バックプレート主部(16a)に取付けられることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
JP2014064789A 2014-03-11 2014-03-26 車両用ブレーキ装置 Active JP6268594B2 (ja)

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