JP6268350B1 - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定エリアに置かれた物体の認識精度を高めるために、物体を高品質に撮像することができるようにした情報処理システムを提供すること。【解決手段】物体が置かれ得る所定エリアが撮像された結果として得られる撮像画像を取得する画像取得部234と、取得された前記撮像画像に基づいて、所定エリアにおける前記物体の存在を認識する存在認識部235と、撮像画像における前記物体の影が生じない又は減少するように、物体を照明する照明部208、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理システムに関する。
従来より、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ショッピングセンター、各種の量販店などの商店では、購入者が商品棚から商品を取り、ショッピングカートや買い物かごに入れて、商店の出口付近に設けられた商品の代金を精算するためのキャッシュレジスター端末まで運び、セルフキャッシュレジスター等によって商品の代金の精算を行っている(例えば、特許文献1参照)。
ただし、ショッピングカートや買い物かごに入っている商品の代金をキャッシュレジスター端末で精算する場合には、セルフキャッシュレジスター端末による精算であっても、いずれかの商品を特定するために商品毎にバーコードの読み取りが発生してしまう。このため、精算を待つ購入者の列を解消することはできず、購入者は長時間キャッシュレジスター端末による代金の精算を待つことになる。
また、購入者が商店で購入したい商品を購入するときに、他に多数の購入者がいる場合、購入者は、長時間キャッシュレジスター端末による代金の精算を待つことを嫌がり、結果的に買い物自体を諦めてしまう場合がある。
上記のような事情を考慮すると、購入者が商店に陳列されている商品を購入する際に、商品の代金の精算の自動化、及び商品の代金の精算にかかる時間の短縮化を図ることができるシステムが要求されている。
そこで、本出願人は、キャッシュレジスター等の所定領域に商品が置かれると、カメラ等のセンシングデバイスで当該所定領域を撮像し、その結果得られる撮像画像から当該商品候補の物体を認識し、当該物体(商品候補)が如何なる商品であるのかを特定し、特定された商品についての代金決済をするまでの一連の処理を実行可能な次世代レジシステムについて、既に特許出願をしている(特願2016−080624)。
特開2001−76261号公報
しかしながら、上述の特許文献1を含め従来のセルフレジシステムにあっては、レジの所定領域(所定エリア)に置かれた商品をセンシングデバイスで撮像するに際して、商品によって所定エリアに影が生じ、その影が撮像画像に映り込むことがある。そうすると、撮像画像を利用した情報処理システムは、商品を誤認したり、認識できなかったりする。
本発明は、所定エリアに置かれた物体の認識精度を高めるために、物体を高品質に撮像することができるようにした情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
物体が置かれ得る所定エリアが撮像された結果として得られる撮像画像を取得する取得手段と、
取得された前記撮像画像に基づいて、前記所定エリアにおける前記物体の存在を認識する認識手段と、
前記撮像画像における前記物体の影が生じない又は減少するように、前記物体を照明する照明手段と、
を備える。
また、前記照明手段は、複数備えられ、一の前記照明手段で前記所定エリアに生じた影の少なくとも一部を別の前記照明手段によって除去するように配置されているようにすることができる。
また、前記照明手段は、二色以上に変色可能に発光することができる。
また、前記照明手段は、フラットな面全面で発光し、前記所定エリアを照明するディスプレイ装置であるとすることができる。
また、前記所定エリアの少なくとも一部は、波形状に形成されているようにすることができる。
また、情報処理システムは、前記所定エリアを囲む囲繞手段を備え、
前記囲繞手段は、前記所定エリアを視認できるように透明になる透明状態と、不透明になる不透明状態とに切替え可能とする遮光手段を有し、
前記遮光手段の前記透明状態と前記不透明状態とに切り替える遮光制御手段をさらに備えることができる。
また、情報処理システムは、前記情報処理システムに関する一以上の状態を提示する提示手段をさらに備えることができる。
本発明によれば、所定エリアに置かれた物体を精度よく撮像することができるようにした情報処理システムを提供することができる。
本発明の情報処理システムの一実施形態としての商品認識システムの構成を示す構成図である。 図1の商品認識システムを構成するサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の商品認識システムを構成するレジ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3のレジ端末に備えられた囲繞部が不透明状態であるときの概観を示す概略斜視図である。 図3のレジ端末に備えられた囲繞部が透明状態であるときの概観を示す斜視図である。 図3のレジ端末の囲繞部を購入者と向き合う正面から見た内部を示す透視図である。 図3のレジ端末の所定エリアが波形状に形成された概観構成を示す概略正面図である。 図3のレジ端末の他実施形態の囲繞部が透明状態であるときの概観を示す斜視図である。 図3のレジ端末の他実施形態の所定エリアを含む部分を示す概略正面図である。 図2のサーバと図3のレジ端末との機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
先ず、本発明が適用される情報処理システムの一実施形態の概要について、説明する。
本発明の情報処理システムの一実施形態に係る商品認識システム(次世代レジシステム)は、少なくとも次の機能を有している。
即ち、本実施形態の商品認識システムは、取得機能と、認識機能と、特定機能とを少なくとも備える。
本実施形態の商品認識システムでは、これらの機能が発揮される前提として、所定エリアに物体が置かれると、カメラ等のセンシングデバイスが、当該所定エリアを撮像し、その結果得られる撮像画像のデータを出力する。
ここで、物体を撮像するセンシングデバイスは1台以上である。センシングデバイスの一例として、以下、カメラを採用した例について説明する。カメラは、所定エリアの上方に少なくとも1台固定される。カメラは、1台のカメラが移動する等して複数方向から物体を撮像してもよいし、複数台のカメラが複数方向から物体を撮像してもよい。
また、「撮像する」とは、所定エリア内を複数の領域に分割して、複数の分割領域の夫々に対応する各画素に対して画素値を持たすことを意味する。
このような前提のもと、「取得機能」とは、カメラから出力された撮像画像のデータを取得する機能である。
ここで、所定エリアに置かれた物体を被写体として含む撮像画像を、以下「物体撮像画像」と適宜呼ぶ。
また、商品認識システムは、物体撮像画像に対して各種画像処理を施す場合、実際にはデータの形態で取り扱うが、以下においては説明の便宜上、データは省略して説明する。
「認識機能」とは、取得された物体撮像画像に基づいて、物体の存在を認識する機能である。
本明細書では、どのような商品か特定されていないものを「物体」と呼ぶ。また、本明細書では、「物体」が商品として特定されたものを「商品」と呼ぶ。
また、ここで、「物体の存在を認識する」とは、背景差分等の画像処理方法による領域定義を行うことをいう。背景差分等の画像処理方法では、「物体」が所定エリアに置かれる前の撮像画像と、「物体」が所定エリアに置かれた後の物体撮像画像とが対比される。
「特定機能」とは、認識機能の発揮により存在が認識された物体が、いかなる商品であるのかを特定する機能である。
なお、本実施形態の商品認識システムは、特定された商品につていの代金決済(精算)をする機能も備えている。
このような機能を有する商品認識システムは、何ら措置を施さないと、次の(a)乃至(c)の課題が生じる。
(a)カメラが、レジ端末の所定エリアに置かれた物体を撮像するに際して、物体の影が物体撮像画像に写り込むことで、認識機能では、その影が物体の一部として、影と物体が合わされた領域が物体の領域として定義されてしまったり、影自体1個の物体として、影の領域が物体の領域として誤って定義されてしまうことで、物体の認識の精度が落ちてしまう。その結果、特定機能において、商品を特定できないことがある。
(b)物体が置かれる所定エリアが平坦であることにより、例えば円柱状の物体は、横臥姿勢で所定エリアに置かれたときに、わずかながらも転がる状態となる。カメラは、このような状態の物体を撮像するに際し、その物体へのピントが合わず、その物体を的確に撮像することができなかったたり、物体が停止して撮像可能な状態になるまでに時間が掛ったりする。
(c)認識手段による認識精度や特定手段による特定精度を一定以上に保持すべく、外光が所定エリアに入り込まないように、所定エリアがカバー(以下「囲繞部」とも適宜呼ぶ)で覆われる場合がある。このような場合、認識機能や特定機能が発揮されているか否かに関わらず、所定エリアは囲繞部により常に覆われている。
このため、例えば、所定エリアでは、囲繞部内の視認性を確保することができない。したがって、購入者が所定エリアに商品を置きにくいだけでなく、店員は囲繞部内でなされる不正等を把握できない。
(d)囲繞部の有無にかかわらず、所定エリアに置かれた物体について、外観しただけでは、精算中であるのか、精算後であるのか、さらに異常が発生しているのか否か等を店員又は精算を待つ購入者が把握できない。
そこで、本実施形態の商品認識システムは、上述の課題(a)乃至(d)の夫々を解決すべく、次のような特徴(A)乃至(D)の夫々を有している。
(A)商品認識システムは、物体撮像画像における物体の影が生じない又は減少するように(影が物体撮像画像に写り込まないように)、所定エリアに置かれた物体を照明する照明手段を備えるという特徴。この特徴により、影が物体の領域として定義されず、物体の認識精度を高めることができる。
(B)商品認識システムは、所定エリアの少なくとも一部が波形状に形成されているという特徴。この特徴により、所定エリアには凹部と凸部とが繰り返し形成される。その結果、物体の少なくとも一部が2つの凸部と凸部の間で挟まれて保持されるので、物体が所定エリア上を転がることが防止される。
(C)商品認識システムは、所定エリアを囲む囲繞部を備え、その囲繞部が、店員又は精算を待つ購入者が所定エリアを視認できるように透明になる透明状態と、不透明になる不透明状態とに切替え可能とされるという特徴。この特徴により、撮像する時に不透明状態として物体撮像画像の画質を高めることができ、また、撮像しない時に透明状態として購入者が所定エリアに商品を置きやすく、さらに店員が囲繞部内での不正を把握することができる。
(D)商品認識システムは、商品認識システムに関する一以上の状態を提示する提示手段を備えているという特徴。この特徴により、所定エリアに置かれた商品がどのような状態であるかを店員又は精算を待つ購入者が把握することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の情報処理システムの一実施形態としての商品認識システムについて説明する。
図1は、本発明の情報処理システムの一実施形態としての商品認識システムの構成を示す構成図である。
本実施形態の商品認識システムは、所定エリアに置かれた物体を的確に撮像することを実現すべく、図1に示すような構成を有している。
即ち、商品認識システムは、サーバ1と、n台(nは任意の整数)のレジ端末2−1乃至2−nと、を有している。
サーバ1と、レジ端末2−1乃至2−nとの夫々は、インターネット(Internet)回線等のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、説明の便宜上、図1のサーバ1は1台しか描画されていないが、実際には複数台の場合もある。
また、以下、レジ端末2−1乃至2−nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「レジ端末2」と呼ぶ。
サーバ1は、レジ端末2の各動作を管理すべく、各処理を実行する。
図2は、サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、バス104と、入出力インターフェース105と、出力部106と、入力部107と、記憶部108と、通信部109と、ドライブ110と、を備えている。
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラム、又は、記憶部108からRAM103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM103には、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU101、ROM102及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、また、入出力インターフェース105も接続されている。入出力インターフェース105には、出力部106、入力部107、記憶部108、通信部109及びドライブ110が接続されている。
出力部106は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部107は、キーボードやマウス、タッチパネル等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部108は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部109は、インターネットを含むネットワークN(図1)を介して他の装置(図1の例ではレジ端末2−1乃至2−n)との間で通信を行う。
ドライブ110には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなるリムーバブルメディア120が適宜装着される。ドライブ110によってリムーバブルメディア120から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部108にインストールされる。
また、リムーバブルメディア120は、記憶部108に記憶されている各種データも、記憶部108と同様に記憶することができる。
このようなサーバ1にネットワークNを介して接続されたレジ端末2は、認識対象の商品が載置される商品認識エリアを備え、種々のハードウェア構成によって構成されている。
図3は、レジ端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。
レジ端末2は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、バス204と、入出力インターフェース205と、出力部206と、入力部207と、照明部208と、遮光部209と、提示部210と、撮像部211と、記憶部212と、通信部213と、ドライブ214と、を備えている。
なお、レジ端末2は、図4乃至図6に示すように、所定エリアを囲む囲繞部310を備えている。囲繞部310は、所定エリアを視認できるように透明になる透明状態と、所定エリアを視認できないように不透明になる不透明状態とに切り替えられる。
レジ端末2のCPU201、ROM202、RAM203、バス204、入出力インターフェース205、記憶部212、通信部213、ドライブ214、リムーバブルメディア220は、サーバ1のこれらと同様に構成されている。
出力部206は、商品点数に関する情報や精算に関する情報などを表示する表示部Dと、レシートを出力するレシート出力部Rとを備えている。
入力部207は、タッチパネル(図示せず)やカードリーダ部Cを備えている。
照明部208は、所定エリアに置かれた物体が撮像された物体撮像画像に影が生じない又は減少するように(物体撮像画像に写り込まないように)、当該所定エリアを照明する。
遮光部209は、囲繞部310の一構成要素であって、囲繞部310が透明になる透明状態と、不透明になる不透明状態とに切り換えられるように、瞬間調光シートで構成されている。
瞬間調光シートは、液晶を2枚の透明電極膜で挟み、両透明電極膜に電圧が印加されると、透明状態となり、印加されないと、不透明状態となるように瞬時に変化することができるシートである。遮光部209が瞬間調光シートによって構成されることで、囲繞部310内を視認できたりできなかったりする。
提示部210は、所定エリアを囲む囲繞部310の一方の端面又は両方の端面に設けられ、又は、囲繞部310とは別に備えられ、商品認識システムに関連する一以上の状態を異なる色で発光することによって提示する。
撮像部211は、所定エリアに置かれた物体を撮像する1台のカメラによって構成されている。撮像部211は、囲繞部310の天板部に固定され、所定エリアを撮像する。撮像部211は、所定エリアに置かれた物体を撮像し、その結果として得られる複数の撮像画像を物体撮像画像として取得する。
ここで、上記のようなレジ端末2の外観的な構成の具体例について図4乃至図7を参照して説明する。
図4は、囲繞部310が不透明状態であるときのレジ端末2の概観構成を示す概略斜視図である。
図5は、囲繞部310が透明状態であるときのレジ端末2の概観構成を示す概略斜視図である。
図6は、囲繞部310を購入者と向き合う正面から見た内部を示す透視図である。
図7は、囲繞部310内の所定エリアAが波形状に形成された概観構成を示す概略正面図である。
図4乃至図6に示すように、レジ端末2は、商品G(図7)が載置される所定エリアAを囲む囲繞部310を備えている。囲繞部310は、天板部311と、底板部312と、一対の側板部313と、背板部314とを備えている。
底板部312上に筺体部320が設置されている。筺体部320は、レジ端末2のCPU201やROM202やRAM203等を内蔵し、出力部206や入力部207を表面(購入者と向き合う正面)に設けている。
筺体部320上にプレート330が設置される。プレート330の盤面が所定エリアAとされる。所定エリアAと天板部311との間に空間が設けられる。
所定エリアAの盤面下と天板部311内とには、照明部208D,208U(図5)が備えられている。図3の照明部208は、白色だけでなく青色や赤色その他限定しない種々の色で発光する照明部208D,208Uから構成されている。照明部208D,208Uの発光色は、システム上の制御で切り替えられる。照明部208D,208Uによって所定エリアAに置かれた物体が上下両面から照明され、その物体の影が所定エリアAに生じない又は減少するようにしている。
なお、物体を側面からも照明するため、一対の側板部313と背板部314とにも、照明部208を備えてもよい。このような照明部208を備えないときは、側板部313の内面と背板部314の内面が照明部208D,208Uから照射される光の反射面とされる。
プレート330は、白濁色に成形されている。照明部208(図5の例では照明部208D,208U)が白色や種々の色に切り替えられて発光すると、プレート330が白濁色であることから、所定エリアAは白色や種々の色に切り替えられて照明される。商品は、一般的に着色されたり、図柄模様が施されたりしている。したがって、所定エリアAが白色や種々の色で照明されることで、所定エリアA上には、物体の影が生じない又は減少するものとなる。したがって、商品認識システムは、認識機能を発揮しやすくすることができる。
すなわち、レジ端末2のCPU201では、認識機能を発揮することで、存在認識部235(図10)が所定エリアAに置かれる前と置かれた後の画像を比較し、背景差分処理により、白色や種々の色を背景とし、所定エリアAに置かれた物体の領域を特定することができる。
所定エリアAが白色で照明されても着色に照明されても、所定エリアAの少なくとも一部には、テクスチャが形成されていても良い。例えば白色の照明に白色の物体が同化し、物体の領域を特定しにくくなる。しかし、テクスチャが形成されると、所定エリアAに置かれた物体によってテクスチャが隠され、物体の領域が特定される。したがって、テクスチャによって、白色の物体は、白色に照明された所定エリアAと同化せず、認識機能が発揮される。
テクスチャは、具体的には、ドットパターンや縞模様、格子模様など所定のパターンが繰り返される模様である。また、テクスチャは、所定エリアAの全域で均一にしてもよいし、不均一にしてもよい。例えば、テクスチャが多数のドットによって形成されている場合は、ドットの大きさを所定エリアAのある部位で大きく、他の部位で小さくしてもよい。
また、テクスチャがドットや縞模様で形成されている場合は、所定エリアAのある部位でピッチを短く、別の部位でピッチを長くしてもよい。あるいは、所定エリアAのある部位と別の部位とで別の模様にしてもよい。
購入者と向き合う囲繞部310の正面側端面が、レジ端末2の状態に応じて種々の色に発光する提示部210を構成する。提示部210は、レジ端末2の状態を提示する。例えば、提示部210が青色に発光しているときは、正常待機中であることを提示している。正常待機中とは、誰も操作していない状態や、決済完了後の状態などの状態のことである。
また、提示部210が緑色に発光しているときは、精算中であることを提示している。精算中には、物体が認識され、商品が特定されたことで、その結果が表示されてから、決済待ちの状態となっている場合なども含まれる。
また、提示部210が黄色に発光しているときは、店員操作中であることを提示している。店員操作中には、年齢確認待ちの状態や店員呼出待ちの状態なども含まれる。
また、提示部210が赤色に発光しているときは、異常状態であることを提示している。異常状態としては、停止したようなエラーの状態や購入者の不正などが該当する。
提示部210は、囲繞部310の正面側端面に備えられるだけでなく、囲繞部310の天板部311や側板部313、背板部314に備えられてもよい。さらに、天板部311や側板部313、背板部314に備えられた場合の提示部210は、異なる色に発光するだけでなく、文字などを表示するようにしてもよい。
囲繞部310の天板部311の内面には、撮像部211が取り付けられる。撮像部211は、当然、所定エリアAを撮像するようにレンズを下向きにして取り付けられている。なお、撮像部211は、天板部311側の照明部208Uによる照明の邪魔にならないように配備される。
また、所定エリアAは図7に示すように、波形状に形成されている。図7に示した所定エリアAは、プレート330の表面を波形状に形成した盤面に設けられる。波形状は、図示したような正弦波状だけでなく、矩形波状であってもよく、さらに、ピッチや振幅は均等だけでなく、不均等であってもよい。いずれも所定エリアAが凹部と凸部とが繰り返し形成された波形状に形成されることで、円柱状や球状の物体の少なくとも一部が凸部と凸部との間に挟まれて転がらないようにすることができる。
また、プレート330内に複数の照明部208Dが埋め込まれている。プレート330は、例えば照明部208Dの光を透過する白濁色とされる。照明部208Dの光がプレート330の盤面から射出したときに、所定エリアAを白色に照明する。また、複数の照明部208Dが間隔を空けて配列されていても、照明部208の部分のみ明るくならず、所定エリアA全面を均等に照明する。
プレート330が何色であっても、プレート330の盤面にドットなどの模様が印刷されたりシールが貼付されたりすることで、所定エリアAにテクスチャが形成される。
図3の照明部208は、図8及び図9に示すような薄型のディスプレイ装置208Pによって構成することもできる。このディスプレイ装置208Pは、筺体部320の上面に設置される。ディスプレイ装置208Pは、上向きとされるフラット面全面(枠部を除く)で発光し、所定エリアAを任意の色で照明する。さらに、薄型のディスプレイ装置208Pは、照明だけでなく、テクスチャを含む画像を表示することもできる。このようなディスプレイ装置208Pの上面に波形状のプレート331が設置される。このプレート331は、ディスプレイ装置208Pの光を透過する透明部材とされる。
図10は、図2のサーバ1と図3のレジ端末2との機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
サーバ1のCPU101(図2)においては、図10に示すように、DB管理部401が機能する。
サーバ1の記憶部108(図2)の一領域には、商品DB402が設けられている。商品DB402は、商品に関する情報を記憶する。
DB管理部401は、商品を特定するために記憶部108の商品DB402に予め記憶されている商品画像を商品情報として管理する。なお、レジ端末2において、サーバ1のDB管理部401と同様の商品登録を行うようにしてもよい。
レジ端末2のCPU201においては、図10に示すように、遮光制御部230、発光制御部231と、提示制御部232と、画像取得部234と、存在認識部235と、商品特定部236と、精算部237と、表示制御部238と、が機能する。
遮光制御部230は、囲繞部310に備えられた遮光部209が所定エリアAに置かれた物体を撮影するタイミングの透明状態と、撮像しないタイミングの不透明状態とに切り替える制御を実行する。
発光制御部231は、物体を撮像するタイミングで照明部208が発光する状態と、物体を撮像しないタイミングで発光しない状態とに切り替える制御や、所定エリアAに置かれる物体を認識する状況などに応じて発光色を切り替える制御を実行する。
提示制御部232は、提示部210がレジ端末2の状態を提示するように発光する色が変化するように制御する。レジ端末2は、常に状態が変化しているため、状態が変化するたびに、提示部210の色が変化する。
画像取得部234は、物体が所定エリアAに置かれて撮像部211によって撮像された物体画像のデータを取得する。
存在認識部235は、上述した所定の画像認識手法を用いて、所定エリアAに置かれた物体の存在を認識する。
商品特定部236は、存在が認識された物体について、物体撮像画像と予め保持されている商品の画像情報をもとに、特定物体認識や一般物体認識等の画像認識手法を用いることで、所定エリアAに置かれた物体がいずれの商品であるのか特定する。例えば、商品特定部236は、存在が認識された物体から得られる画像情報と、DB情報保持部241によって保持されている画像情報とをマッチングさせる。即ち、両画像情報が一致すると、存在認識部235によって存在が認識された物体が、DB情報保持部241に保持された商品であるため、商品特定部236は、そのDB情報保持部241に保持された商品番号や商品名、価格等の商品情報を特定する。
精算部237は、所定エリアAに置かれた商品を精算する。例えば、精算部237は、所定エリアAに置かれた商品の価格をDB情報保持部241から読み出して加算し、表示部Dに表示させることにより、精算を実施する。
表示制御部238は、取得された物体撮像画像及び当該物体撮像画像に基づいて加工又は創造された画像のうち、少なくとも一部の画像を逐次、購入者及び店員に向けて表示させる制御を実行する。具体的には、表示制御部238は、取得された物体撮像画像及び当該物体撮像画像に基づいて加工又は創造された画像のうち、少なくとも一部の画像を逐次、出力部206(表示部D)に表示させる制御を実行する。
本実施形態の商品認識システムでは、次のような動作(処理)が実行される。
提示部210が青色に発光していると、レジ端末2が待機中であることが外部から認識できる。
この待機中のレジ端末2の所定エリアAに物体が置かれると、撮像部211がその物体を撮像する。また、囲繞部310の遮光部209が透明状態とされていることで、購入者が商品(物体)を所定エリアAに置きやすくされている。
この物体の撮像画像を取得するに先立って、まず、囲繞部310の遮光部209が透明状態であると、遮光制御部230が遮光部209を不透明状態に切り替え、物体に当たる外光を遮断する。外光が遮断されることで、余分な光が写り込まない物体撮像画像を取得することができる。
次に、照明部208が発光していない場合、所定エリアAに影が生じないようにするため、発光制御部231によって照明部208が発光するように切り替えられる。
そして、購入者が認識ボタン(図示せず)を押下すると、撮像部211は、所定エリアAに対して所定の位置(例えば、所定エリアAの前)を撮像する。このとき、照明部208によって照明されているため、所定エリアAには、所定エリアAに置かれた物体の影が生じない。
そして、画像取得部234は、所定エリアA上の物体を撮像した結果として得られる物体撮像画像を取得する。
撮像部211によって撮像された複数の物体撮像画像は、精度がよいものとして画像取得部234に入力される。そして、画像取得部234は、物体撮像画像を表示制御部238に出力する。表示制御部234は、画像取得部234から出力された物体撮像画像に基づいて、加工又は創造された画像のうち、少なくとも一部の画像を逐次、購入者及び店員に向けて表示させる制御を実行する。具体的には、表示制御部234は、取得された物体撮像画像及び加工又は創造された画像のうち、少なくとも一部の画像を逐次、出力部206(表示部D)に表示する制御を実行する。
そして、画像取得部234に取得された複数の物体撮像画像のデータは、存在認識部235に出力される。存在認識部235は、所定エリアAを撮像した物体撮像画像から、物体の存在を認識する。この認識された物体のデータは、商品特定部236に出力される。
商品特定部236は、所定エリアAに置かれている物体がいずれの商品であるのか特定する。商品特定部236は、例えば、存在が認識された物体から得られる情報と、DB情報保持部241によって保持されている商品情報とをマッチングさせる。これにより、商品特定部236は、マッチングした商品について、DB情報保持部241に保持された商品情報のうち、いずれの商品であるのかを特定する。この商品についての商品番号や商品名、価格などのデータが精算部237と表示制御部238に出力される。
精算部237は、所定エリアAに置かれている商品を精算する。具体的には、精算部237が所定エリアAに置かれている特定された商品を個々に精算することにより、所定エリアAに置かれているすべての商品を精算する。この精算中であることは、提示制御部232によって提示部210が所定の色で発光するように切り替えられ、精算中であることが周囲に知らされる。
また、表示制御部238は、商品名や価格などを出力部206に出力する。出力部206は、商品名や価格などを表示部Dに出力する。
このようなレジ端末2において、提示部210が緑色に発光していると、外部から精算中であることが認識される。また、提示部210が赤色に発光していると、異常状態が発生していることが外部から認識される。
精算が終了したとき、又は撮像が終了したときには、遮光制御部230によって遮光部209は透明状態に切り替えられ、囲繞部310内を視認できるようにし、また、発光制御部231によって照明部208の照明が切られる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述のCPU201による画像処理は、GPU(Graphics Processing Unit)による処理であってもよい。
また、図2及び図3に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示にすぎず、これに限定されない。
また、図4乃至図9に示されたレジ端末2の外観構成は例示であり、本発明はこの外観に限定されない。少なくとも撮像部211の数は、上記実施形態に限定されず、本発明を実施することができれば、例えば所定エリアAの周囲を回転する支持部材を備え、この支持部材が1台の撮像部211を支持するようにしてもよい。
また、図10に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備わっていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図10の例に限定されない。
例えば、機能ブロックの存在場所は、図10に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせとして構成してもよい。
例えば、レジ端末2の認識機能は、サーバ1に移譲させることができる。より具体的には例えば、存在認識部235と商品特定部236の少なくとも一方をサーバ1に移譲させ、サーバ1による処理の結果のみをレジ端末2に送信させるようにすることもできる。また逆に、サーバ1のDB管理部401等の少なくとも一部の機能をレジ端末2に移譲させることもできる。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成されてもよい。
さらに、上述の実施形態では、複数の照明部を備えるとしたが、所定エリアに物体の影が生じない又は減少するようにできれば、照明部は1か所にのみ備えるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、照明部がディスプレイ装置である場合において、二色以上に変色可能としたが、白色のみや青色のみのように一色で発光するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、所定エリアの少なくとも一部にテクスチャが形成されるとしたが、照明部が物体撮像画像における物体の影を生じさせない又は減少させることができれば、テクスチャを必ずしも形成する必要はない。
また、上述の実施形態では、所定エリアの少なくとも一部が波形状に形成されるとしたが、所定エリアが粘性を有していたり、毛羽立った状態としたり、さらに、円柱状の物体が置かれない場合においては、必ずしも波形状に形成されなくてもよい。
また、上述の実施形態では、透明状態と不透明状態とに切り替えられる囲繞部310を備えたが、囲繞部310は不透明状態のみで、透明状態に切り替えられないようにしてもよい。この場合は、遮光制御部は備えられない。
さらに、本情報処理システムは、そもそも囲繞部を備えないようにしてもよい。この場合は、撮像部211は別途、支柱などの保持部材に保持される。
また、上述の実施形態では、提示部210によって情報処理システムに関する一以上の状態を提示するようにしたが、その状態を提示する必要がない場合は、提示部210を備える必要がない。この場合は、提示制御部232は備えられない。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システム(例えば図1の商品認識システム)は、
物体が置かれ得る所定エリア(例えば、図4の所定エリアA)が撮像された結果として得られる撮像画像を取得する取得手段(例えば、図10の画像取得部234)と、
取得された前記撮像画像に基づいて、前記所定エリアにおける前記物体の存在を認識する認識手段(例えば、図10の存在認識部235)と、
前記撮像画像における前記物体の影が生じない又は減少するように、前記物体を照明する照明手段(例えば、図10の照明部208)と、
を備える。
これにより、物体の影が生じない又は減少するように所定エリアを照明し、物体の認識の精度を高めることができる。
また、前記照明手段(例えば、図10の照明部208)は、複数備えられ、一の前記照明手段で前記所定エリアに生じた影の少なくとも一部を別の前記照明手段によって除去するように配置されているようにすることができる。
これにより、一の照明手段と別の照明手段とが協働して撮像画像における物体の影が生じないようにする。
また、前記照明手段(例えば、図10の照明部208)は、二色以上に変色可能に発光することができる。
これにより、所定エリアに置かれる物体の色彩に応じて、物体が照明色と同化せず、物体の画像領域を的確に特定することができる。
また、前記照明手段(例えば、図10の照明部208)は、フラット面全面で発光し、所定エリアを照明するディスプレイ装置(例えば、図8の照明部208P)であるとすることができる。
これにより、種々の色に発光させたり、所定エリアのある部分と他の部分とで異なる色に発光させたり、テクスチャを出現させたりすることが容易になる。
また、前記所定エリア(例えば、図4の所定エリアA)の少なくとも一部は、波形状に形成されているようにすることができる。
これにより、所定エリアに置かれた物体が円柱状であっても、その物体が所定エリア状を転がらないようにすることができる。
また、情報処理システムは、前記所定エリアを囲む囲繞手段(例えば、図4の囲繞部310)を備え、
前記囲繞手段は、前記所定エリアを視認できるように透明になる透明状態と、不透明になる不透明状態とに切替え可能とする遮光手段(例えば、図10の遮光部209)を有し、
前記遮光手段の前記透明状態と前記不透明状態とに切り替える遮光制御手段(例えば、図遮光制御図230)をさらに備えることができる。
囲繞手段が透明状態とされることで、囲繞手段内に物体が存在しているかどうかを容易に認知し、そして、囲繞手段が不透明状態とされることで、囲繞手段内の物体を外光の影響なく撮像することができる。
また、情報処理システムは、前記情報処理システムに関する一以上の状態を提示する提示手段(例えば、図10の提示部210)をさらに備えることができる。
これにより、所定エリアに置かれた物体がどのような状態になっているかを容易に認知することができる。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
1・・・サーバ
2,2−1,2−n・・・レジ端末
101・・・CPU
102・・・ROM
103・・・RAM
104・・・バス
105・・・入出力インターフェース
106・・・出力部
107・・・入力部
108・・・記憶部
109・・・通信部
110・・・ドライブ
120・・・リムーバブルメディア
201・・・CPU
202・・・ROM
203・・・RAM
204・・・バス
205・・・入出力インターフェース
206・・・出力部
207・・・入力部
208・・・照明部
208P・・・ディスプレイ装置
209・・・遮光部
210・・・提示部
211・・・撮像部
212・・・記憶部
213・・・通信部
214・・・ドライブ
220・・・リムーバブルメディア
230・・・遮光制御部
231・・・発光制御部
232・・・提示制御部
234・・・画像取得部
235・・・存在認識部
236・・・商品特定部
237・・・精算部
238・・・表示制御部
310・・・囲繞部
320・・・筺体部
330・・・プレート
331・・・プレート
401・・・DB管理部
402・・・商品DB
A・・・所定エリア(商品認識エリア)
D・・・表示部
N・・・ネットワーク

Claims (6)

  1. 物体が置かれ得る所定エリアが撮像された結果として得られる撮像画像を取得する取得手段と、
    取得された前記撮像画像に基づいて、前記所定エリアにおける前記物体の存在を認識する認識手段と、
    前記撮像画像における前記物体の影が生じない又は減少するように、前記物体を含む前記所定エリア全面を均等に照明する照明手段と、
    外光が前記所定エリア内に入り込まないように、前記所定エリアを囲む囲繞手段であって、前記所定エリアを視認できるように透明になる透明状態と、不透明になる不透明状態とに切替え可能とする遮光手段を有する囲繞手段と、
    前記遮光手段の前記透明状態と前記不透明状態とに切り替える遮光制御手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記照明手段は、複数備えられ、一の前記照明手段で前記所定エリアに生じた影の少なくとも一部を別の前記照明手段によって除去するように配置されている
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記照明手段は、二色以上に変色可能に発光する
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記照明手段は、フラット面全面で発光し、所定エリアを照明するディスプレイ装置である
    請求項1乃至3のうち少なくともいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記所定エリアの少なくとも一部は、前記所定エリア上の物体の転がりを防止するように形成されている
    請求項1乃至4のうち少なくともいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理システムに関する一以上の状態を提示する提示手段をさらに備えている
    請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
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