JP6266837B2 - ユーザ機器のための電力制御の実施 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年7月31日に出願された「POWER CONTROL PERFORMANCE FOR USER EQUIPMENT」と題する米国仮出願第62/031,160号、および2015年7月30日に出願された「POWER CONTROL PERFORMANCE FOR USER EQUIPMENT」と題する米国特許出願第14/814,321号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、限定はしないが、単一の無線ハイブリッド離調デバイスのための電力制御の実施を最適化することに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、第1の所定の間隔の間、第1のネットワークから離調することと、第1の所定の間隔の後に第1のネットワークに再同調することと、第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入ることと、第2の所定の間隔中に第1のネットワークに複数の送信を送ることと、第1のネットワークによって受信されない複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または第1のネットワークに再送信される複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、第1のしきい値を超えると決定されたとき、または第2のしきい値を超えると決定されたとき、電力制御フリーズ状態を出ることとを行うように構成された装置。
[0006]ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0007]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0008]LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0009]LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0010]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0011]アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0012]異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図。 [0013]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0014]例示的な装置中の様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0015]処理システムを採用する装置902’のためのハードウェア実装の一例を示す図。
[0016]添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素はブロック図の形態で示される。
[0017]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0018]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械(state machines)、ゲート論理、ディスクリート(discrete)ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されたい。
[0019]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の入手可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスク(disk)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0020]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104と、発展型パケットコア(EPC)110と、ホーム加入者サーバ(HSS)120と、事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0021]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0022]eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)126と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS)と、PSストリーミングサービス(PSS)とを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担当し得る。
[0023]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるために構成される。アクセスネットワーク200のこの例では集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係の機能を担当する。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セル(セクタとも呼ばれる)をサポートし得る。「セル」という用語は、eNBの最小カバレージエリアを指すことができ、および/またはeNBサブシステムサービングは特定のカバレージエリアである。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。
[0024]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示される様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを採用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびに、OFDMAを採用する発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0025]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE206に到着し、これにより、UE206の各々は、そのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0026]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通じた送信のために、データを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを実現するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0027]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を実現する。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0028]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7つの連続するOFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6つの連続するOFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)302と、UE固有RS(UE−RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がその上にマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0029]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、単一のUEがデータセクション中の連続サブキャリアのすべてを割り当てられることを可能にし得る、連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0030]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。UEは、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bをも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0031]初期システムアクセスを実施し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430中でUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHに関して、周波数ホッピングはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みのみを行うことができる。
[0032]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という、3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは本明細書では物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0033]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めて、L2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0034]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEのためのeNB間のハンドオーバサポートとをもたらす。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による、順が狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ演算を担当する。
[0035]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0036]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ演算と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0037]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンスタレーション(constellations)へのマッピングとを容易にするための、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングおよび変調されたシンボルは、次いで、並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0038]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実施し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで、高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号の各サブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟決定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟決定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データと制御信号とは、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0039]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す、データシンク662に与えられる。また、様々な制御信号が、L3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ演算をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担当する。
[0040]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ演算と、紛失パケットの再送信と、eNB610へのシグナリングとを担当する。
[0041]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を容易にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0042]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0043]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、制御/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ演算をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担当する。
[0044]図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図700である。RRH710bなどのより低い電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の拡張セル間干渉協調と、UE720によって実施される干渉消去とを通して、セルラー領域702から拡大された範囲拡大セルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、マクロeNB710aからUE720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH710bは、UE720が範囲拡大セルラー領域703に入るとき、範囲拡大セルラー領域703中のUE720をサービスし、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることが可能になる。
[0045]LTEネットワークに接続されたユーザ機器(UE)は、着信ページおよび/またはオーバーヘッドメッセージ更新について他のレガシー音声サービス技術を周期的に監視するために、別のネットワークへと離調することを周期的に希望し得る。さらに、UEは、より良い接続が利用可能であるかどうかを確かめるために別のネットワークへと離調することを希望し得る。
[0046]たとえば、LTEの単一の無線ハイブリッド離調ユーザ機器(UE)は、1xRTT、GSM、TD−SCDMA、または他の3G技術などの他のネットワークからページが受信されたかどうかを決定するために、LTEネットワークからそれらの他のネットワークへと離調することができる。LTEアップリンク(UL)チャネルPUCCH、PUSCH、およびSRSは、LTE eノードBからUEによって受信されるPDCCHダウンリンク(DL)およびUL許可から受信される開ループ制御手順および閉ループ制御ビットの両方の組合せによって電力制御され得る。LTEは、累積的電力制御手順と絶対的電力制御手順の両方をサポートすることができる。UE固有PUSCHチャネル電力制御ビットが、PDCCH DCI 0アップリンク許可からUEによって受信され得る。LTE ULデータ転送中に、UEが第2のネットワークに離調されたとき、UEは、すべてのPDCCH DCI 0許可および関連するPUSCH電力制御ビットを逃し得る。UEはターンアウェイ期間中にすべてのPDCCH DCI 0許可を逃したので、いくつかのLTE eノードBは、増やされた累積的電力制御ビットをもつUL PUSCH許可を送り続け得る。UEがLTEネットワークに再同調し、PDCCH DCI 0許可を受信すると、UEは、離調期間より前に使用された送信(Tx)電力よりも高いTx電力でPUSCHデータを送信し始める。LTEネットワークに再同調した後の高いUE Tx電力により、UEは、電力消費量、ULブロックエラーレート(BLER)の増加と、UEによって報告されるより低い電力ヘッドルーム(PHR)値とを経験することがあり、このUEにより、eノードBスケジューラは、ULリソースブロック(RB)、変調およびコーディング方式(MCS)、および/またはTBサイズを介してULデータレートスケジューリングを低減させ得る。さらに、高いUE Tx電力は、セル間UL干渉の増加を引き起こし、全体的なLTEシステムUL性能に影響を及ぼし得る。
[0047]図8は、様々な態様によるワイヤレス通信の方法のフローチャート800を示す。本方法は、UE102など、UEによって実施され得る。
[0048]ステップ802において、UEは、第1のネットワークへの接続を確立する。たとえば、第1のネットワークは、LTEネットワーク、1xRTTネットワーク、TD−SCDMAネットワーク、UTRAネットワーク、TDMAを採用したGSMネットワークモバイル通信用グローバルシステム(GSM)、E−UTRAネットワーク、IEEE802.11(Wi−Fi)ネットワーク、IEEE802.16(WiMAX)ネットワーク、IEEE802.20ネットワーク、またはFlash−OFDMネットワークであり得る。
[0049]ステップ804において、UEは、第2のネットワークによってページが受信されたかどうかを決定するために所定の時間期間においてUEが第1のネットワークから離調するように、離調プロトコルを有効にする。たとえば、第2のネットワークは、LTEネットワーク、1xRTTネットワーク、TD−SCDMAネットワーク、UTRAネットワーク、TDMAを採用したGSMネットワークモバイル通信用グローバルシステム(GSM)、E−UTRAネットワーク、IEEE802.11(Wi−Fi)ネットワーク、およびIEEE802.16(WiMAX)ネットワーク、IEEE802.20ネットワーク、またはFlash−OFDMネットワークを含むことができる。
[0050]ステップ806において、UEは、所定の時間期間の後に第1のネットワークに再同調する。たとえば、UEは、所定の時間期間の後に、LTEネットワーク、1xRTTネットワーク、TD−SCDMAネットワーク、UTRAネットワーク、TDMAを採用したGSMネットワークモバイル通信用グローバルシステム(GSM)、E−UTRAネットワーク、IEEE802.11(Wi−Fi)ネットワーク、およびIEEE802.16(WiMAX)ネットワーク、IEEE802.20ネットワーク、またはFlash−OFDMネットワークに再同調することができる。
[0051]ステップ808において、UEは、所定の時間期間の間、電力制御フリーズ状態を有効にする。たとえば、UEは、第1のネットワークに再同調した後に所定のフリーズ期間の間、第1のネットワークから受信される送信電力制御(TPC)パワーアップコマンドのPUSCH閉ループ電力制御動作をフリーズさせることができる。
[0052]ステップ810において、UEは、所定の時間期間が0であるように構成されたかどうかを決定することができる。ステップ810における肯定的結果に基づいて、ステップ812において、UEは電力制御フリーズ状態に入らなくてよい。たとえば、UEは、第1のネットワークに再同調した後に、TPCパワーアップコマンドのPUSCH閉ループ電力制御動作をフリーズさせない。ステップ810における否定的結果に基づいて、ステップ814において、UEは、所定のフリーズ期間の間、電力制御フリーズ状態に入る。たとえば、UEが第1のネットワークに再同調したときに第1のネットワークから受信されるUL PUSCH許可/コマンドにかかわらず、第1のネットワークに再同調した後に50msの間、UEがより高いTx電力で送信することのないように、デフォルトの所定のフリーズ期間が50msに設定され得る。
[0053]ステップ816において、UEは、電力制御フリーズ状態にある間、第1のネットワークに複数の送信を送る。たとえば、UEは、HARQプロセスを使用して第1のネットワークに複数のUL送信を送ることができる。
[0054]ステップ818において、UEは、第1のネットワークによって受信されない複数の送信の数がしきい値を超えるかどうか、または第1のネットワークに再送信される複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定する。一態様では、UEは、電力制御フリーズ状態中に第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数が所定の数(たとえば、第1のしきい値)を超えるかどうかを決定することができる。たとえば、第1のしきい値はMax(2,(maxHARQ_Tx−2))に等しくなり得る。この例では、後続の電力制御フリーズ状態まで、UEが電力制御フリーズ状態を出る前に3つの送信が受信されることが不要であり得る。式中の値「2」は、UEソフトウェア構成パラメータに基づいて構成され得る。UEはまた、再送信の数(maxHARQ−Tx)が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することができる。ステップ818ザットにおいて、受信されない送信の数が第1のしきい値を超えると、および/または再送信の数が第2のしきい値を超えると決定された場合、ステップ820において、UEは、後続の電力制御フリーズ状態まで、所定の時間期間の終了より前に電力フリーズ状態を出ることができる。
[0055]ステップ818における否定的結果に基づいて(たとえば、UEは、ステップ818において、第1のネットワークから受信されるNAKの数が第1のしきい値を超えないと、および再送信の数が第2のしきい値を超えないと決定する)、ステップ820において、UEは、所定の時間期間の終了まで電力制御フリーズ状態のままでいることができる。
[0056]図9は、基地局950と通信することができる例示的な装置902中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図900である。装置902は、たとえば、UEであり得る。一態様では、基地局950は第1のネットワークおよび/または第2のネットワークの一部であり得る。装置902は、第1および/または第2のネットワークからページまたはデータを受信する受信モジュール904と、第1のネットワークから離調する離調モジュール906と、第1のネットワークに再同調する再同調モジュール908と、電力制御フリーズ状態に入りそれから出る電力制御フリーズモジュール910と、決定モジュール912と、データを送信する送信モジュール914とを含むことができる。
[0057]受信モジュール904は、第1のネットワークおよび/または第2のネットワークへの接続を確立する。たとえば、第1のネットワークおよび/または第2のネットワークは、LTEネットワーク、1xRTTネットワーク、TD−SCDMAネットワーク、UTRAネットワーク、TDMAを採用したGSMネットワークモバイル通信用グローバルシステム(GSM)、E−UTRAネットワーク、IEEE802.11(Wi−Fi)ネットワーク、およびIEEE802.16(WiMAX)ネットワーク、IEEE802.20ネットワーク、またはFlash−OFDMネットワークであり得る。受信モジュール904は、第1および/または第2のネットワークからページまたはデータを受信することができる。たとえば、受信モジュール904は基地局950からページまたはデータを受信することができる。
[0058]離調モジュール906は、第2のネットワークによってページが受信されたかどうかを決定するために所定の時間期間においてUE902が第1のネットワークから離調するように、離調プロトコルを有効にする。たとえば、第2のネットワークは、LTEネットワーク、1xRTTネットワーク、TD−SCDMAネットワーク、UTRAネットワーク、TDMAを採用したGSMネットワークモバイル通信用グローバルシステム(GSM)、E−UTRAネットワーク、IEEE802.11(Wi−Fi)ネットワーク、およびIEEE802.16(WiMAX)ネットワーク、IEEE802.20ネットワーク、またはFlash−OFDMネットワークを含むことができる。受信モジュール904は、第1および/または第2のネットワークからページまたはデータを受信することができる。たとえば、受信モジュール904は基地局950からページまたはデータを受信することができる。
[0059]再同調モジュール908は、所定の時間期間の後に第1のネットワークに再同調する。たとえば、UE902は、所定の時間期間の後に、LTEネットワーク、1xRTTネットワーク、TD−SCDMAネットワーク、UTRAネットワーク、TDMAを採用したGSMネットワークモバイル通信用グローバルシステム(GSM)、E−UTRAネットワーク、IEEE802.11(Wi−Fi)ネットワーク、およびIEEE802.16(WiMAX)ネットワーク、IEEE802.20ネットワーク、またはFlash−OFDMネットワークに再同調することができる。
[0060]電力制御フリーズモジュール910は、所定の時間期間の間、電力制御フリーズ状態を有効にする。たとえば、電力制御フリーズモジュール912は、再同調モジュール908が第1のネットワークに再同調した後に所定のフリーズ期間の間、第1のネットワークから受信モジュール904によって受信される送信電力制御(TPC)パワーアップコマンドのPUSCH閉ループ電力制御動作をフリーズさせることができる。
[0061]決定モジュール912は、所定の時間期間が0であるように構成されたかどうかを決定することができる。肯定的結果に基づいて、決定モジュール910は、電力制御フリーズ状態に入らないように電力制御フリーズモジュール910に命令する信号を送ることができる。たとえば、所定の時間期間が0に設定された場合、電力制御フリーズモジュール910は、第1のネットワークに再同調した後に、TPCパワーアップコマンドのPUSCH閉ループ電力制御動作をフリーズさせない。否定的結果に基づいて、決定モジュール912は、所定のフリーズ期間の間、電力制御フリーズ状態に入るように電力制御フリーズモジュール910に命令する信号を送ることができる。たとえば、再同調モジュール908が第1のネットワークに再同調したときに第1のネットワークから受信モジュール904によって受信されるUL PUSCH許可/コマンドにかかわらず、第1のネットワークに再同調した後に50msの間、UE902がより高いTx電力で送信することのないように、デフォルトの所定のフリーズ期間が50msに設定され得る。
[0062]送信モジュール914は、UE902が電力制御フリーズ状態である間、第1のネットワークに複数の送信を送ることができる。たとえば、送信モジュール914は、所定のフリーズ期間中にHARQプロセスを使用して第1のネットワークに複数のUL送信を送ることができる。
[0063]決定モジュール912は、第1のネットワークによってバイ受信されない(たとえば、所定のフリーズ期間中に送信モジュール914によって送信された)複数の送信の数がしきい値を超えるかどうか、または第1のネットワークに再送信される複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することができる。一態様では、決定モジュール912は、電力制御フリーズ状態中に第1のネットワークから受信モジュール904によって受信される否定応答(NAK)の数が所定の数を超えるかどうかを決定することができる。たとえば、第1のしきい値はMax(2,(maxHARQ_Tx−2))に等しくなり得る。この例では、後続の電力制御フリーズ状態まで、電力制御フリーズ状態を出るように電力制御フリーズモジュール910に命令する信号を決定モジュール912が送る前に3つの送信が受信されることが不要であり得る。式中の値「2」は、UEソフトウェア構成パラメータに基づいて構成され得る。決定モジュール912はまた、再送信の数(maxHARQ−Tx)が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することができる。再送信の数がしきい値を超えると決定モジュール912が決定した場合、決定モジュール912は、後続の電力制御フリーズ状態まで、所定の時間期間の終了より前に電力フリーズ状態を出るように電力制御フリーズモジュール910に命令する信号を送ることができる。
[0064]しかしながら、所定のフリーズ期間中に第1のネットワークから受信されるNAKの数が第1のしきい値を超えないと、および所定のフリーズ期間中の送信モジュール912による再送信の数が第2のしきい値を超えないと決定モジュール912が決定した場合、電力制御フリーズモジュール910は、所定の時間期間の終了まで電力制御フリーズ状態のままでいることができる。
[0065]本装置は、図8の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実施する追加のモジュールを含み得る。したがって、図8の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実施され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0066]図10は、処理システム1014を採用する装置902’のためのハードウェア実装の一例を示す図1000である。処理システム1014は、バス1024によって全般的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1024は、処理システム1014の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1024は、プロセッサ1004によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール904、906、908、910、912、914と、コンピュータ可読媒体/メモリ1006とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1024はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクし得、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。
[0067]処理システム1014はトランシーバ1010に結合され得る。トランシーバ1010は1つまたは複数のアンテナ1020に結合される。トランシーバ1010は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を備える。トランシーバ1010は、1つまたは複数のアンテナ1020から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1014、特に受信モジュール904に与える。さらに、トランシーバ1010は、処理システム1014、特に送信モジュール916から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1020に適用されるべき信号を生成する。処理システム1014は、コンピュータ可読媒体/メモリ1006に結合されたプロセッサ1004を含む。プロセッサ1004は、コンピュータ可読媒体/メモリ1006に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1004によって実行されると、処理システム1014に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実施させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1006はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1004によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール904、906、908、910、912、914、916のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1004中で動作するか、コンピュータ可読媒体/メモリ1006中に存在する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1004に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1014は、基地局105の構成要素であり得、メモリ676、および/またはTXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とのうちの少なくとも1つを含み得る。処理システム1014は、代替的にUE102の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0068]一構成では、ワイヤレス通信のための装置902/902’は、第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立するための手段と、第1の所定の間隔の間、第1のネットワークから離調するための手段と、第1の所定の間隔の後に第1のネットワークに再同調するための手段と、第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入るための手段と、ここにおいて、電力制御フリーズ状態に入るための手段が、送信電力の増加を無効にするための手段を備える第2の所定の間隔中に第1のネットワークに複数の送信を送るための手段と、第1のネットワークによって受信されない複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または第1のネットワークに再送信される複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための手段と、第1のしきい値を超えると決定されたとき、または第2のしきい値を超えると決定されたとき、電力制御フリーズ状態を出るための手段と、第1のネットワークに再同調した後に第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信するための手段と、ここにおいて、少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、ここにおいて、電力制御フリーズ状態に入るための手段が、送信電力を増加させるためのコマンドを無視するための手段を備える、ここにおいて、少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を減少させるためのコマンドを含む、第2の所定の間隔中に送信電力を減少させるための手段と、第2の所定の間隔の終わりの前に第1のしきい値と第2のしきい値とを超えない場合、第2の所定の間隔の終わりに送信電力制御フリーズ状態を出るための手段と、ここにおいて、送信電力制御フリーズ状態を出るための手段が、送信電力の増加を有効にするための手段を備える、ここにおいて、第1のネットワークに複数の送信を送るための手段が、HARQプロセスのための手段を備える、およびここにおいて、第1のネットワークによって受信されない複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または第1のネットワークに再送信される複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための手段が、第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定するための手段を備える、を含む。
[0069]上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実施するように構成された、装置902の上述のモジュールおよび/または装置902’の処理システム1014のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1014は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実施するように構成された、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とであり得る。代替的に、上記で説明したように、処理システム1014は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実施するように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[0070]本装置は、図8の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実施する追加のモジュールを含み得る。したがって、図8の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実施され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0071]開示されるプロセス中のステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わされるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0072]以上の説明は、いかなる当業者も本明細書で説明する様々な態様を実施できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように別段に明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利である」と解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、任意のそのような組合せは、A、B、またはCの1つまたは複数のメンバーを含んでいることがある。当業者に知られているかまたは後で当業者に知られるようになる、本開示全体にわたって説明する様々な態様の要素に対するすべての構造的等価物および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものである。その上、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)のための電力制御の方法であって、
第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入ることと、
前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記電力制御フリーズ状態を出ることとを備える、方法。
[C2]
前記電力制御フリーズ状態に入ることが、送信電力の増加を無効にすることを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、C3に記載の方法。
[C5]
前記電力制御フリーズ状態に入ることが、前記送信電力を増加させるための前記コマンドを無視することを含む、C4に記載の方法。
[C6]
前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を減少させるためのコマンドを含む、C3に記載の方法。
[C7]
前記第2の所定の間隔中に前記送信電力を減少させることをさらに備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出ることをさらに備え、ここにおいて、前記送信電力制御フリーズ状態を出ることが、前記送信電力の増加を有効にすることを含む、C2に記載の方法。
[C9]
前記第1のネットワークに前記複数の送信を前記送ることが、HARQプロセスを備え、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の前記数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の前記数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを前記決定することが、前記第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C10]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立するための手段と、
第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調するための手段と、
前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調するための手段と、
前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入るための手段と、
前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送るための手段と、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための手段と、
前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記電力制御フリーズ状態を出るための手段とを備える、装置。
[C11]
前記電力制御フリーズ状態に入るための前記手段が、送信電力の増加を無効にするための手段を備える、C10に記載の装置。
[C12]
前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信するための手段をさらに備える、C11に記載の装置。
[C13]
前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、C12に記載の装置。
[C14]
前記電力制御フリーズ状態に入るための前記手段が、前記送信電力を増加させるための前記コマンドを無視するための手段を備える、C13に記載の装置。
[C15]
前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を減少させるためのコマンドを含む、C12に記載の装置。
[C16]
前記第2の所定の間隔中に前記送信電力を減少させるための手段をさらに備える、C15に記載の装置。
[C17]
前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出るための手段をさらに備え、ここにおいて、前記送信電力制御フリーズ状態を出るための前記手段が、前記送信電力の増加を有効にするための手段を備える、C11に記載の装置。
[C18]
前記第1のネットワークに前記複数の送信を送るための前記手段が、HARQプロセスのための手段を備え、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の前記数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の前記数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための前記手段が、前記第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定するための手段を備える、C10に記載の装置。
[C19]
ワイヤレス通信のための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入ることと、
前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記電力制御フリーズ状態を出ることとを行うように構成された、装置。
[C20]
前記少なくとも1つのプロセッサが、送信電力の増加を無効にすることによって前記電力制御フリーズ状態に入るように構成された、C19に記載の装置。
[C21]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信するようにさらに構成され、ここにおいて、前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、C19に記載の装置。
[C22]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信電力を増加させるための前記コマンドを無視することによって前記電力制御フリーズ状態に入るように構成された、C21に記載の装置。
[C23]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出るようにさらに構成され、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信電力の増加を有効にすることによって前記送信電力制御フリーズ状態を出るように構成された、C20に記載の装置。
[C24]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
HARQプロセスを使用して前記第1のネットワークに前記複数の送信を送ることと、
前記第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定することによって、前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の前記数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを決定することとを行うように構成された、C19に記載の装置。
[C25]
ワイヤレス通信のための実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立するためのコードと、
第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調するためのコードと、
前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調するためのコードと、
前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入るためのコードと、
前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送るためのコードと、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定するためのコードと、
前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記電力制御フリーズ状態を出るためのコードとを備える、コンピュータ可読媒体。
[C26]
前記電力制御フリーズ状態に入るための前記コードが、送信電力の増加を無効にするためのコードを備える、C25に記載のコンピュータ可読媒体。
[C27]
前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信するためのコードをさらに備え、ここにおいて、前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、C25に記載のコンピュータ可読媒体。
[C28]
前記電力制御フリーズ状態に入るための前記コードが、前記送信電力を増加させるための前記コマンドを無視するためのコードを備える、C27に記載のコンピュータ可読媒体。
[C29]
前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の前記終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出るためのコードをさらに備え、ここにおいて、前記送信電力制御フリーズ状態を出るための前記コードが、前記送信電力の増加を有効にするためのコードを備える、C20に記載のコンピュータ可読媒体。
[C30]
前記第1のネットワークに前記複数の送信を送るための前記コードが、HARQプロセスを使用して前記複数の送信を送るためのコードをさらに備え、
前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の前記数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための前記コードが、前記第1のネットワークから受信されるNAKの数を決定するためのコードをさらに備える、C19に記載のコンピュータ可読媒体。

Claims (26)

  1. ユーザ機器(UE)のための電力制御の方法であって、
    第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
    第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
    前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
    前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入ることと、前記電力制御フリーズ状態に入ることは、前記第2の所定の間隔の間、送信電力を増加させるための電力制御コマンドに応答して、送信電力を増加させることを控えるように、送信電力の増加を無効にすることを備え、
    前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
    を備える、方法。
  2. 前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出ることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出ることをさらに備え、ここにおいて、前記送信電力制御フリーズ状態を出ることが、前記送信電力の増加を有効にすることを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワークに前記複数の送信を前記送ることが、HARQプロセスを備え、
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを前記決定することが、前記第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定することを備える、請求項4に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)のための電力制御の方法であって、
    第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
    第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
    前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
    前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、送信電力の増加を無効にすることと、前記送信電力を無効にすることは、前記第2の所定の間隔の間、送信電力を増加させるための電力制御コマンドに応答して、送信電力を増加させることを控えることを備え、
    前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
    を備える、方法。
  8. 前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記送信電力の増加を有効にすることと
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. ユーザ機器(UE)のための電力制御の方法であって、
    第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
    第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
    前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
    前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信することと、
    前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、信電力を増加させるための前記少なくとも1つの電力制御コマンドに応答して、前記送信電力を増加させることを控えることと、
    前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
    を備える方法。
  10. 前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を減少させるためのコマンドを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2の所定の間隔中に前記送信電力を減少させることをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記送信電力の増加を有効にすることと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立するための手段と、
    第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調するための手段と、
    前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調するための手段と、
    前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入るための手段と、前記電力制御フリーズ状態に入るための手段は、前記第2の所定の間隔の間、送信電力を増加させるための電力制御コマンドに応答して、送信電力を増加させることを控えるように、送信電力の増加を無効にすることを備え、送信電力の増加を無効にするための手段を備え、
    前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送るための手段と、
    を備える、装置。
  14. 前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信するための手段をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、前記送信電力を増加させるためのコマンドを含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、前記送信電力を減少させるためのコマンドを含む、請求項14に記載の装置。
  17. 前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための手段と、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出るための手段と、
    前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出るための手段と、
    をさらに備え、ここにおいて、前記送信電力制御フリーズ状態を出るための前記手段が、前記送信電力の増加を有効にするための手段を備える、請求項13に記載の装置。
  18. 前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための手段と、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出るための手段と、
    をさらに備え、
    前記第1のネットワークに前記複数の送信を送るための前記手段が、HARQプロセスのための手段を備え、
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを決定するための手段が、前記第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定するための手段を備える、請求項13に記載の装置。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
    第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
    前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
    前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入ることと、前記電力制御フリーズ状態に入ることは、前記第2の所定の間隔の間、送信電力を増加させるための電力制御コマンドに応答して、送信電力を増加させることを控えるように、送信電力の増加を無効にすることを備え、
    前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
    を行うように構成された、装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信するようにさらに構成され、ここにおいて、前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、請求項19に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出ることと、
    前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出ることと、
    を行うようにさらに構成され、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記送信電力の増加を有効にすることによって前記送信電力制御フリーズ状態を出るように構成された、請求項19に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出ることと、
    HARQプロセスを使用して前記第1のネットワークに前記複数の送信を送ることと、
    前記第1のネットワークから受信される否定応答(NAK)の数を決定することによって、前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと
    を行うように構成された、請求項19に記載の装置。
  23. ワイヤレス通信のための実行可能コードを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コードは、コンピュータに、
    第1のネットワークへのワイヤレス接続を確立することと、
    第1の所定の間隔の間、前記第1のネットワークから離調することと、
    前記第1の所定の間隔の後に前記第1のネットワークに再同調することと、
    前記第1のネットワークに再同調した後に第2の所定の間隔の間、電力制御フリーズ状態に入ることと、前記電力制御フリーズ状態に入ることは、前記第2の所定の間隔の間、送信電力を増加させるための電力制御コマンドに応答して、送信電力を増加させることを控えるように、送信電力の増加を無効にすることを備え、
    前記第2の所定の間隔中に前記第1のネットワークに複数の送信を送ることと、
    行わせる、コンピュータ可読媒体。
  24. 前記コンピュータに、前記第1のネットワークに再同調した後に前記第1のネットワークから少なくとも1つの電力制御コマンドを受信することを行わせるためのコードをさらに記憶し、ここにおいて、前記少なくとも1つの電力制御コマンドが、送信電力を増加させるためのコマンドを含む、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  25. 前記コンピュータに、
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出ることと、
    前記第2の所定の間隔の終わりの前に前記第1のしきい値と前記第2のしきい値とを超えない場合、前記第2の所定の間隔の前記終わりに前記送信電力制御フリーズ状態を出ることと、
    を行わせるコードをさらに記憶し、ここにおいて、前記送信電力制御フリーズ状態を出ることが、前記送信電力の増加を有効にすることを備える、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  26. 前記コンピュータに、
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が第2のしきい値を超えるかどうかを決定することと、
    前記第1のしきい値を超えると決定されたとき、または前記第2のしきい値を超えると決定されたとき、前記第2の所定の間隔の終わりの前に、前記電力制御フリーズ状態を出ることと、
    前記第1のネットワークに前記複数の送信を送るための前記コードが、HARQプロセスを使用して前記複数の送信を送ることと、
    を行わせるコードをさらに記憶し
    前記第1のネットワークによって受信されない前記複数の送信の数が前記第1のしきい値を超えるかどうか、または前記第1のネットワークに再送信される前記複数の送信の数が前記第2のしきい値を超えるかどうかを決定することが、前記第1のネットワークから受信されるNAKの数を決定することをさらに備える、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
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