JP6265694B2 - 固体撮像装置及び撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置及び撮像システムに関する。
近年、複写機業界のコスト競争により、原稿を読み取るリーダーユニット部にも低コスト化が要求されてきている。リーダーユニット部内に設けられたイメージセンサの低コスト化策として、特許文献1に開示される手法が存在する。特許文献1では、1本の共通出力線に対して複数の色信号を色毎に順次出力することで、選択スイッチなどの素子数を減らし、チップサイズを縮小化させている。また、色毎のゲイン切り替え機能との組み合わせによって、後段のゲイン調整回路を削除してシステムレベルでの低コスト化を実現する手法についても開示されている。
特開2010−199710号公報
さらなる低コスト化策として、光源であるLEDアレイの個数を削減する必要性が出てきている。しかし、LED個数を減らせば、センサに入射されてくる光量そのものが減ってしまい、画質を低下させる要因となってしまう課題がある。
本発明の目的は、コストアップを抑制しつつ、高感度な固体撮像装置及び撮像システムを提供することである。
本発明の固体撮像装置は、行列状に配列され、光電変換により信号を生成する複数の画素を有し、同一行の画素は同一色の光学フィルタを有し、異なる行の画素は相互に異なる色の光学フィルタを有する画素アレイと、前記複数の画素の信号を保持する複数の保持部と、前記複数の保持部に保持された信号を色毎に順に選択して出力する色選択部とを有し、同一行の画素の間隔をxとし、同一列の画素の間隔をyとし、第1の係数をaとし、隣接する行の画素間の電荷蓄積期間のずれをbとし、前記複数の画素が生成した信号を前記色選択部が出力する周期をcとし、第2の係数をdとすると、y=ax+(b/c−d)xの関係を有し、前記第1の係数aは1以上の整数であり、前記第2の係数dは0以上かつ0.15以下の値であることを特徴とする。
画素のサイズを拡大できるので、感度を向上させることができる。これにより、光源のLEDの数を減らしてコストを低減できるとともに、良質な画像を得ることができる。
本実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。 図1の画素の構成例を示す図である。 図1の固体撮像装置の各色の画素アレイの配置例を示す図である。 図1の保持部の構成例を示す図である。 図1の色選択部の構成例を示す図である。 図1の固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る固体撮像装置のシステム構成例を示す図である。 本実施形態に係る固体撮像装置の他の構成例を示す図である。 本実施形態に係る固体撮像装置の他の構成例を示す図である。 図9の画素の構成例を示す図である。 図9の固体撮像装置の各色の画素アレイの配置例を示す図である。 図9の固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。
図1は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す図である。画素アレイ100は、2次元行列状に配置された複数の画素101を有する。図2は、画素101の構成例を示す回路図である。フォトダイオードPDは、光を電荷に変換して蓄積する光電変換部である。画素101は、パルスpres及びptxにより制御される。パルスpresは、リセットトランジスタM1のゲートに印加される。パルスpresがハイレベルになると、リセットトランジスタM1がオンし、フォトダイオードPD及び/又はフローティングディフュージョンFDが電源電圧にリセットされる。これにより、フォトダイオードPD及び/又はフローティングディフュージョンFDの電荷は、リセットされる。また、パルスptxは、転送トランジスタM2のゲートに印加される。パルスptxがハイレベルになると、転送トランジスタM2がオンし、フォトダイオードPDの電荷はフローティングディフュージョンFDに転送される。フローティングディフュージョンFDは、電荷を電圧に変換する。増幅トランジスタM3は、フローティングディフュージョンFDの電圧に応じた電圧を出力端子outから後段回路へ出力するためのソースフォロワ回路の入力部である。
図1において、画素アレイ100は、第1行のR画素行110、第2行のG画素行120及び第3行のB画素行130を有する。R画素行110は、第1行の複数の画素101で構成され、赤色波長領域の光を透過する光学フィルタを上面に配した画素行である。G画素行120は、第2行の複数の画素101で構成され、緑色波長領域の光を透過する光学フィルタを上面に配した画素行である。B画素行130は、第3行の複数の画素101で構成され、青色波長領域の光を透過する光学フィルタを上面に配した画素行である。画素アレイ100は、行列状に配列され、光電変換により信号を生成する複数の画素101を有する。同一行の画素101は、同一色の光学フィルタを有する。異なる行の画素101は、相互に異なる色の光学フィルタを有する。
図3に示すように、R画素行110、G画素行120及びB画素行130は、並行に配置される。なお、以降では、図3のR画素行110、G画素行120及びB画素行130の画素101が並ぶ方向を主走査方向とし、主走査方向と垂直な方向を副走査方向とする。副走査方向は、原稿の読み取り走査方向と合致している。固体撮像装置は、原稿に対して、相対的に副走査方向に移動することにより走査する。また、図3の通り、主走査方向の画素101の間隔(ピッチ)をx、副走査方向の画素101の間隔(ピッチ)をyと定義する。複数の画素101は、行列状に配列されている。画素101の間隔xは、同一行の画素101の間隔である。画素101の間隔yは、同一列の画素101の間隔である。
図4は、図1の保持部200の構成例を示す回路図である。複数の保持部200は、それぞれ、複数の画素101の出力信号を入力端子inに入力して保持する。各保持部200は、電流源回路401と、スイッチ402と、容量CMと、バッファ回路403とを有する。電流源回路401は、図2の増幅トランジスタM3と共にソースフォロワ回路を構成する。スイッチ402及び容量CMは、サンプルホールド回路を構成する。バッファ回路403は、容量CMに保持された電圧を後段回路へ出力する。スイッチ402は、制御パルスpcmによりオン/オフ動作が制御される。容量CMは、画素101のリセット信号及び光信号を保持する。バッファ回路403は、出力端子outに対して信号を出力する。
図1において、パルス制御部300は、画素101及び保持部200を制御するためのパルスpres_r、pres_g、pres_b、ptx_r、ptx_g、ptx_b、pcm_r、pcm_g、pcm_bを生成する。パルスpres_rは、R画素行110の画素101のパルスpresである。パルスpres_gは、G画素行120の画素101のパルスpresである。パルスpres_bは、B画素行130の画素101のパルスpresである。パルスptx_rは、R画素行110の画素101のパルスprxである。パルスptx_gは、G画素行120の画素101のパルスprxである。パルスptx_bは、B画素行130の画素101のパルスprxである。パルスpcm_rは、R画素行110の画素101の出力信号を保持する保持部200のパルスpcmである。パルスpcm_gは、G画素行120の画素101の出力信号を保持する保持部200のパルスpcmである。パルスpcm_bは、B画素行130の画素101の出力信号を保持する保持部200のパルスpcmである。パルス制御部300は、外部制御パルスに応じて、R画素行110及びそれに対応する保持部200、G画素行120及びそれに対応する保持部200、B画素行130及びそれに対応する保持部200のそれぞれの制御パルスのパルス発生時刻を設定する。なお、以降では、R画素行110及びそれに対応する保持部200の制御パルスpres_r,ptx_r,pcm_rをR制御パルスという。また、G画素行120及びそれに対応する保持部200の制御パルスpres_g,ptx_g,pcm_gをG制御パルスという。同様に、B画素行130及びそれに対応する保持部200の制御パルスpres_b,ptx_b,pcm_bをB制御パルスという。
図5は、図1の色選択部400の構成例を示す回路図である。色選択部400は、行列状の画素101の列毎に設けられる。色選択部400は、同一列の画素101に対応する保持部200に保持された各色の信号を選択的に増幅し、保持する。入力端子in_rは、R画素行110の画素101の出力信号を保持部200を介して入力する。入力端子in_gは、G画素行120の画素101の出力信号を保持部200を介して入力する。入力端子in_bは、B画素行130の画素101の出力信号を保持部200を介して入力する。スイッチ501rは、制御パルスpsw_rに応じて、入力端子in_rを入力容量Cinrに接続する。スイッチ501gは、制御パルスpsw_gに応じて、入力端子in_gを入力容量Cingに接続する。スイッチ501bは、制御パルスpsw_bに応じて、入力端子in_bを入力容量Cinbに接続する。差動アンプ503は、負入力端子が入力容量Cinr,Cing,Cinbに接続され、正入力端子がグランド電位ノードに接続される。色選択部400は、入力容量Cinr,Cing,Cinbとフィーバック容量Cfとの比で示される増幅率によって信号を増幅するスイッチトキャパシタアンプを有する。Cin=Cinr=Cing=Cinbとすれば、増幅率はCin/Cfとなる。入力容量CinrはR画素行110からの画素信号を入力とし、入力容量CingはG画素行120からの画素信号を入力とし、CinbはB画素行130からの画素信号を入力とする。また、各入力容量Cinr,Cing,Cinbへの画素信号のサンプリングは、制御パルスpsw_r,psw_g,psw_bによって制御される色選択スイッチ501r,501g,501bによって選択的に行われる。このスイッチトキャパシタアンプの出力は、保持容量Ctn又はCtsに保持される。保持容量Ctn又はCtsのサンプルホールド動作は、制御パルスptn,ptsによって制御されるスイッチ504n,504sにより制御される。また、保持容量Ctn及びCtsに保持された信号は、制御パルスphsrによって制御される水平転送スイッチ505n,505sによって、出力端子out_n,out_sを介して図1の出力アンプ600へ出力される。
図1において、水平シフトレジスタ500は、色選択部400内の水平転送スイッチ505n,505sに制御パルスphsrを出力することにより、色選択部400の出力端子out_n,out_sから出力アンプ600に信号を出力させる。出力アンプ600は、色選択部400の出力端子out_n及びout_sの差分信号を出力する。
本実施形態は、図3に示した副走査方向の画素間隔yを、読み出し方式によって決まる各色の蓄積期間の最大ずらし時間に応じた寸法だけ拡大して、受光領域を主走査方向よりも副走査方向に広げることで感度を向上させる。以下に、その詳細について説明する。
まず、副走査方向の画素間隔yと画像読み取りサンプリング位置が時間的に異なることによるサンプリング色ずれと呼ばれる現象について説明する。固体撮像装置のラインセンサを用いた画像読み取り特性としては、R(赤),G(緑),B(青)の各画素101の原画像上の撮像位置の物理的なずれ(一定間隔y)によって、ラインセンサのR,G,Bの画素101の各出力間でサンプリング色ずれを発生する。したがって、この種の固体撮像装置では、ラインセンサのRGBの画素101の各出力間で色ずれ補正を行うことは必須の技術である。ラインセンサ又は原稿の副走査方向の移動中には、R,G,Bの各画素101の位置関係は常に一定に維持されているため、同一時刻における各色の撮像位置は、画素間隔yに対応した分だけずれることになる。すなわち、感度向上のために画素ピットyを広げるということは、その広げた分だけ副走査方向の色ずれが大きくなるということである。画素間隔yが、主走査方向の画素間隔xの等倍(y=a×x、aは1以上の整数)であれば、後段の信号処理部3(図7)による色ずれ補正で、a×x分だけ隣接する色の行をずらした上で画像を合成すれば、理想的には色ずれを補正できる。副走査方向の画素間隔yは、許容される副走査方向の解像度によって大きくできる限界があり、この画素間隔yの限界値が画素間隔xの等倍であれば問題ない。しかし、副走査方向の画素間隔yは、画素間隔xの非等倍であった場合、後段の信号処理部3(図7)の色ずれ補正では取りきれない色ずれ成分が残ってしまう。そのため、画素間隔yの拡大による感度向上の効果を最大限に得るためには、画素間隔yが画素間隔xの非等倍の場合にも対応できる必要がある。この課題を解決した本実施形態の構成と動作を以下に説明する。
図6は、図1の固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。時刻t0では、パルスtrgがハイレベルになることにより、画素信号の読み出し動作が開始される。時刻t1〜t2の期間では、制御パルスpres_r,pres_g,pres_bがハイレベルからローレベルとなり、R,G,Bの画素101のリセットトランジスタM1がオンからオフになる。これにより、R画素行110、G画素行120、B画素行130の各画素101のフローティングディフュージョンFDのリセット電位(電源電位)が決定する。各画素101は、フローティングディフュージョンFDがリセット電位に応じた電圧を出力する。制御パルスpcm_r,pcm_g,pcm_bがハイレベルになると、図4の各色の保持部200内のスイッチ402がオンし、容量CMには画素101の出力電圧が書き込まれる。同時に、リセットパルスpc0rがハイレベルとなり、図5の色選択部400内のリセットスイッチ502がオンし、スイッチトキャパシタアンプがリセット状態(バッファ状態)になり、容量Cfの電荷がリセットされる。
次に、時刻t2〜t3の期間では、制御パルスpsw_r1,psw_r2,psw_g1,psw_g2,psw_b1,psw_b2を順次ハイレベルにしていく。制御パルスpsw_r1がハイレベルになると、左半分の色選択部400の制御パルスpsw_rがハイレベルになり、図5のスイッチ501rがオンし、入力容量CinrにR画素行110の画素101のリセット信号が書き込まれる。制御パルスpsw_r2がハイレベルになると、右半分の色選択部400の制御パルスpsw_rがハイレベルになり、図5のスイッチ501rがオンし、入力容量CinrにR画素行110の画素101のリセット信号が書き込まれる。制御パルスpsw_g1がハイレベルになると、左半分の色選択部400の制御パルスpsw_gがハイレベルになり、図5のスイッチ501gがオンし、入力容量CingにG画素行120の画素101のリセット信号が書き込まれる。制御パルスpsw_g2がハイレベルになると、右半分の色選択部400の制御パルスpsw_gがハイレベルになり、図5のスイッチ501gがオンし、入力容量CingにG画素行120の画素101のリセット信号が書き込まれる。制御パルスpsw_b1がハイレベルになると、左半分の色選択部400の制御パルスpsw_bがハイレベルになり、図5のスイッチ501bがオンし、入力容量CinbにB画素行130の画素101のリセット信号が書き込まれる。制御パルスpsw_b2がハイレベルになると、右半分の色選択部400の制御パルスpsw_bがハイレベルになり、図5のスイッチ501bがオンし、入力容量CinbにB画素行130の画素101のリセット信号が書き込まれる。その後、リセットパルスpc0rをローレベルにし、リセットスイッチ502がオフし、スイッチトキャパシタアンプのリセット状態(バッファ状態)を解除する。
次に、時刻t3〜t6の期間では、パルスptn1がハイレベルになり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504nがオンし、容量Ctnにはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号が書き込まれる。
また、時刻t3〜t4の期間では、制御パルスptx_rがハイレベルになり、R画素行110の各画素101において、転送トランジスタM2がオンし、フォトダイオードPDに蓄積された電荷が、フローティングディフュージョンFDに転送される。なお、時刻t4は、R画素行110の電荷蓄積期間の終了位置となる。また、同期間に、パルスpcm_rがハイレベルになり、図4のRの保持部200のスイッチ402がオンし、容量CMにはR画素行110からの光信号が書き込まれる。
次に、時刻t4〜t5の期間では、パルスpres_r及びptx_rがハイレベルになり、R画素行110のリセットトランジスタM1及び転送トランジスタM2がオンする。これにより、R画素行110のフォトダイオードPD及びフローティングディフュージョンFDがリセット電位(電源電位)にリセットされる。その後、パルスptx_rがローレベルになった時に、R画素行110の次の電荷蓄積が開始される。
時刻t6では、パルスptn1をローレベルにすると、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504nがオフし、容量Ctnはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号を保持する。
時刻t6〜t7の期間では、パルスpsw_r1がハイレベルとなり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ501rがオンし、差動アンプ503により、R画素行110の光信号が増幅される。この時、入力容量Cinrにはリセット信号が保持されていたので、差動アンプ503は、リセット信号と光信号の差分を増幅する。これにより、光信号に重畳されたリセット信号を除去できる。
次に、時刻t7〜t8の期間では、制御パルスpts1がハイレベルになり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504sがオンし、容量Ctsには差動アンプ503により増幅された光信号が書き込まれる。
次に、時刻t8〜t9の期間では、制御パルスphsr[1]〜phsr[n]が順にハイレベルパルスになる。これにより、図1の左半分の色選択部400のスイッチ505n及び505sが順にオンし、各列の容量Ctnのノイズ信号及び容量Ctsの光信号は、出力アンプ600に順に出力される。出力アンプ600は、光信号及びノイズ信号の差分を出力する。これにより、光信号に重畳されたノイズ信号を除去できる。
また、リセットパルスpc0rがハイレベルとなり、図5の色選択部400内のリセットスイッチ502がオンし、スイッチトキャパシタアンプがリセット状態(バッファ状態)になり、容量Cfの電荷がリセットされる。その後、パルスptn2がハイレベルになり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ504nがオンし、容量Ctnにはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号が書き込まれる。
その後、パルスpsw_r2がハイレベルとなり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ501rがオンし、差動アンプ503により、R画素行110の光信号が増幅される。この時、入力容量Cinrにはリセット信号が保持されていたので、差動アンプ503は、リセット信号と光信号の差分を増幅する。これにより、光信号に重畳されたリセット信号を除去できる。その後、制御パルスpts2がハイレベルになり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ504sがオンし、容量Ctsには差動アンプ503により増幅された光信号が書き込まれる。
また、制御パルスptx_gがハイレベルになり、G画素行120において、転送トランジスタM2がオンし、フォトダイオードPDの電荷は、フローティングディフュージョンFDに転送される。また、パルスpcm_gがハイレベルになり、図4のGの保持部200のスイッチ402がオンし、容量CMにはG画素行120からの光信号が書き込まれる。
その後、パルスpres_g及びptx_gがハイレベルになり、G画素行120のリセットトランジスタM1及び転送トランジスタM2がオンする。これにより、G画素行120のフォトダイオードPD及びフローティングディフュージョンFDがリセット電位(電源電位)にリセットされる。その後、パルスptx_gがローレベルになった時に、G画素行120の次の電荷蓄積が開始される。
次に、時刻t9〜t11の期間では、制御パルスphsr[n+1]〜phsr[2n]が順にハイレベルパルスになる。これにより、図1の右半分の色選択部400のスイッチ505n及び505sが順にオンし、各列の容量Ctnのノイズ信号及び容量Ctsの光信号は、出力アンプ600に順に出力される。出力アンプ600は、光信号及びノイズ信号の差分を出力する。これにより、光信号に重畳されたノイズ信号を除去できる。
また、リセットパルスpc0rがハイレベルとなり、図5の色選択部400内のリセットスイッチ502がオンし、スイッチトキャパシタアンプがリセット状態(バッファ状態)になり、容量Cfの電荷がリセットされる。その後、パルスptn1がハイレベルになり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504nがオンし、容量Ctnにはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号が書き込まれる。
次に、パルスpsw_g1がハイレベルとなり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ501g(図5)がオンし、差動アンプ503により、G画素行120の光信号が増幅される。この時、入力容量Cinrにはリセット信号が保持されていたので、差動アンプ503は、リセット信号と光信号の差分を増幅する。これにより、光信号に重畳されたリセット信号を除去できる。その後、制御パルスpts1がハイレベルになり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504sがオンし、容量Ctsには差動アンプ503により増幅された光信号が書き込まれる。
次に、制御パルスphsr[1]〜phsr[n]が順にハイレベルパルスになる。これにより、図1の左半分の色選択部400のスイッチ505n及び505sが順にオンし、各列の容量Ctnのノイズ信号及び容量Ctsの光信号は、出力アンプ600に順に出力される。出力アンプ600は、光信号及びノイズ信号の差分を出力する。これにより、光信号に重畳されたノイズ信号を除去できる。
また、リセットパルスpc0rがハイレベルとなり、図5の色選択部400内のリセットスイッチ502がオンし、スイッチトキャパシタアンプがリセット状態(バッファ状態)になり、容量Cfの電荷がリセットされる。その後、パルスptn2がハイレベルになり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ504nがオンし、容量Ctnにはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号が書き込まれる。
その後、パルスpsw_g2がハイレベルとなり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ501gがオンし、差動アンプ503により、G画素行120の光信号が増幅される。この時、入力容量Cinrにはリセット信号が保持されていたので、差動アンプ503は、リセット信号と光信号の差分を増幅する。これにより、光信号に重畳されたリセット信号を除去できる。その後、制御パルスpts2がハイレベルになり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ504sがオンし、容量Ctsには差動アンプ503により増幅された光信号が書き込まれる。
また、制御パルスptx_bがハイレベルになり、B画素行130において、転送トランジスタM2がオンし、フォトダイオードPDの電荷は、フローティングディフュージョンFDに転送される。また、パルスpcm_bがハイレベルになり、図4のBの保持部200のスイッチ402がオンし、容量CMにはB画素行130からの光信号が書き込まれる。
その後、パルスpres_b及びptx_bがハイレベルになり、B画素行130のリセットトランジスタM1及び転送トランジスタM2がオンする。これにより、B画素行130のフォトダイオードPD及びフローティングディフュージョンFDがリセット電位(電源電位)にリセットされる。その後、パルスptx_bがローレベルになった時に、B画素行130の次の電荷蓄積が開始される。
次に、制御パルスphsr[n+1]〜phsr[2n]が順にハイレベルパルスになる。これにより、図1の右半分の色選択部400のスイッチ505n及び505sが順にオンし、各列の容量Ctnのノイズ信号及び容量Ctsの光信号は、出力アンプ600に順に出力される。出力アンプ600は、光信号及びノイズ信号の差分を出力する。これにより、光信号に重畳されたノイズ信号を除去できる。
また、リセットパルスpc0rがハイレベルとなり、図5の色選択部400内のリセットスイッチ502がオンし、スイッチトキャパシタアンプがリセット状態(バッファ状態)になり、容量Cfの電荷がリセットされる。その後、パルスptn1がハイレベルになり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504nがオンし、容量Ctnにはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号が書き込まれる。
次に、パルスpsw_b1がハイレベルとなり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ501b(図5)がオンし、差動アンプ503により、B画素行130の光信号が増幅される。この時、入力容量Cinrにはリセット信号が保持されていたので、差動アンプ503は、リセット信号と光信号の差分を増幅する。これにより、光信号に重畳されたリセット信号を除去できる。その後、制御パルスpts1がハイレベルになり、図1の左半分の色選択部400のスイッチ504sがオンし、容量Ctsには差動アンプ503により増幅された光信号が書き込まれる。
次に、制御パルスphsr[1]〜phsr[n]が順にハイレベルパルスになる。これにより、図1の左半分の色選択部400のスイッチ505n及び505sが順にオンし、各列の容量Ctnのノイズ信号及び容量Ctsの光信号は、出力アンプ600に順に出力される。出力アンプ600は、光信号及びノイズ信号の差分を出力する。これにより、光信号に重畳されたノイズ信号を除去できる。
また、リセットパルスpc0rがハイレベルとなり、図5の色選択部400内のリセットスイッチ502がオンし、スイッチトキャパシタアンプがリセット状態(バッファ状態)になり、容量Cfの電荷がリセットされる。その後、パルスptn2がハイレベルになり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ504nがオンし、容量Ctnにはスイッチキャパシタアンプのオフセットのノイズ信号が書き込まれる。
その後、パルスpsw_b2がハイレベルとなり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ501bがオンし、差動アンプ503により、B画素行130の光信号が増幅される。この時、入力容量Cinrにはリセット信号が保持されていたので、差動アンプ503は、リセット信号と光信号の差分を増幅する。これにより、光信号に重畳されたリセット信号を除去できる。その後、制御パルスpts2がハイレベルになり、図1の右半分の色選択部400のスイッチ504sがオンし、容量Ctsには差動アンプ503により増幅された光信号が書き込まれる。
次に、制御パルスphsr[n+1]〜phsr[2n]が順にハイレベルパルスになる。これにより、図1の右半分の色選択部400のスイッチ505n及び505sが順にオンし、各列の容量Ctnのノイズ信号及び容量Ctsの光信号は、出力アンプ600に順に出力される。出力アンプ600は、光信号及びノイズ信号の差分を出力する。これにより、光信号に重畳されたノイズ信号を除去できる。
以降、固体撮像装置が原稿に対して相対的に移動し、次の行について上記の動作を繰り返す。色選択部400は、複数の保持部200に保持された信号を色毎に順に選択して出力する。R画素行110の電荷蓄積開始時刻t5とG画素行120の電荷蓄積開始時刻t9との時間差がRとGの蓄積時間ずれbである。また、G画素行120の電荷蓄積開始時刻t9とB画素行130の電荷蓄積開始時刻t12との時間差がGとBの蓄積時間ずれbである。すなわち、蓄積時間ずれbは、隣接する行の画素間の電荷蓄積期間(電荷蓄積開始時刻)のずれである。電荷蓄積開始時刻は、リセットトランジスタM1及び転送トランジスタM2によるフォトダイオードPDの電荷のリセットが終了した時刻である。
ここで、G画素行120の色選択部400での増幅処理を行うためには、それまでにG画素行120から保持部200への光信号の読み出しが完了している必要がある。つまり、G画素行120の信号の色選択部400での信号増幅処理を行うまでであれば、G画素行120の蓄積動作をずらすことが可能となる。図6においては、G画素行120の色選択部400での一連の読み出し動作が開始される前の時刻t9までに、G画素行120の蓄積動作制御が行われている。なお、正確には、G画素行120の蓄積終了の限界は、時刻t10のタイミングだが、ここでは色選択部400のパルスpc0rによるリセット動作を信号読み出し動作のスタートとして、そこを読み出しの境界と定義した。同様のことがB画素行130に対しても当てはまる。ここで、図3の画素配列における、物理的に隣接した色の光信号の蓄積期間の可変範囲の差をbとして、図6に示すように定義する。この時、副走査方向の走査周期となるパルスtrgとパルスtrgの間隔をcと置いた時に、隣接する色の光信号の蓄積期間をbだけずらしたとすると、b/cに相当する色ずれが色間で生じることとなる。cは、複数の画素101が生成した信号を色選択部400が出力する周期である。
副走査方向の画素間隔yに応じた色ずれが発生することは上述した通りだが、この画素の物理的な配置による色ずれ成分と、b/cの色ずれとが、極性が反対で大きさが等しくなった時、それぞれの色ずれ成分が互いに打ち消し合い、色ずれを低減することができる。すなわち、蓄積時間ずれbの許容範囲において、副走査方向の画素間隔yは拡大することが可能となり、上述したような後段の信号処理部3(図7)での色ずれ補正の都合で画素間隔yを画素間隔xの等倍に限定する必要はなくなる。したがって、画素間隔yを最大限に拡大することが可能となり、画素間隔yを拡大した分だけ受光領域が拡大して、感度を向上させることが可能となる。ここで、画素間隔yを式で表わすと次式(1)のように表わすことができる。
y=ax+(b/c−d)x (1)
ここで、第1の係数aは1以上の整数を示す。また、第2の係数dは、レンズ等の光学系の色収差などによって生じる外的な要因による色ずれの予測値を示す係数であり、0以上かつ0.15以下の値である。なお、式(1)の第1項の係数aによる色ずれ成分は、後段の信号処理部3(図7)での色ずれ補正で低減する。
また、b/cで発生する色ずれの極性は、原稿の読み取り方向によって変わるので、読み取り方向に応じて、各色の蓄積期間の相対的な関係と読み出しの順序を変える必要がある。例えば、図6において、R、G、Bの順で蓄積期間がずれているが、読み取り方向が逆になった場合は、B、G、Rの順で蓄積期間とセンサ外部への読み出し順序を変更する必要がある。
また、式(1)の係数dに応じた残りの蓄積期間の可変範囲は、光学部品のばらつき等によって生じる色ずれの調整用として使用することができる。その内容を、図7を用いて説明する。図7は、撮像システムの構成例を示す図である。撮像システムは、図1の固体撮像装置1、アナログデジタル変換器(ADC)2、信号処理部3及び色ずれ量算出部4を有する。図7において、出荷検査時やキャリブレーションの際に、固体撮像装置1は、特定の画像チャートを、光学部品を介して読み込み、R信号、G信号及びB信号を出力する。ADC2は、固体撮像装置1の出力信号をアナログからデジタルに変換する。信号処理部3は、ADC2の出力信号に対して、必要な画像処理(色ずれ補正又はシェーディング補正等)を行う。具体的には、信号処理部3は、ADC2の出力信号を基に、a×x分だけ隣接する色の行をずらした上で画像を合成することにより、色ずれ補正を行う。色ずれ量算出部4は、信号処理部3から出力された画像データを入力し、発生している色ずれ量を求め、固体撮像装置1に外部制御パルスを出力する。ここでは、例えば、0.1画素分(x=1画素と定義)の色ずれが発生していたとする。この時、式(1)のdの値を0.15として設定してあれば、各色の蓄積期間を0.15画素分に相当する時間だけ更にずらすことができる。そのため、部品ばらつきによって発生した0.1画素分の色ずれに相当する時間である0.1×cだけ、更に色毎の蓄積期間ずれを修正して(b+0.1×c)にすれば、色収差によって発生した色ずれも合わせて低減することが可能となる。色ずれ量算出部4は、外部制御パルスにより、蓄積時間ずれbを制御することができる。色ずれ量算出部4は、信号処理部3の出力信号を基に、同一列の画素101が並ぶ方向の色ずれ量を算出し、固体撮像装置1の電荷蓄積期間(電荷蓄積開始時刻)のずれbを制御する。
以上のように、読み出しフォーマットに応じて決まる各色の蓄積期間の可変範囲に基づいて、副走査方向の画素間隔yを広げることで、画素間隔yを拡大させたことで生じる色ずれを抑制しながら、感度を向上させることが可能となる。
なお、制御パルスpres、ptx及びpcmの位置関係は、必ずしも図6に示されるような関係に限定する必要はない。ただし、色によるノイズ量の差が生じないように、色によって制御パルスpres,ptx,pcmのパルス位置の関係を崩すことなく、色単位ですべてのパルスに対して一律のずれ量を設定するような制御の仕方が好ましい。
また、本実施形態では、外部への読み出しを単一出力で構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、図8に示されるように、複数の出力によって並列読み出しをするようにしてもよい。図8の回路は、色選択部400の複数の信号出力を3分割し、3個の出力アンプ600から3チャンネル並列出力の例を示した回路であり、図6と同じタイミングチャートで動作可能である。
また、本実施形態では、色選択部400をスイッチトキャパシタアンプの構成で説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、スイッチと容量で構成されるシンプルなサンプルホールド回路でもよい。また、本実施形態では、R,G,Bの3原色のセンサが搭載された例について述べたが、これに限定されるものではなく、2色や4色以上のセンサに対しても適用可能である。
図9は、他の実施形態による固体撮像装置の構成例を示す図である。図9に示されるように、モノクロ画素であるBW画素行140が追加され、カラー読み出しモードとモノクロ読み出しモードの両方に対応できる実施形態にも適用可能である。図9において、BW画素行140、R画素行110、G画素行120及びB画素行130は、それぞれ複数の画素102を有する。BW画素行140は、赤色、緑色及び青色の光を受光可能な画素102の行である。
図10は、図9の画素102の構成例を示す回路図である。図10の画素102は、図2の画素101に対して、選択トランジスタM4を追加したものである。選択トランジスタM4は、パルス制御pselがハイレベルになるとオンし、増幅トランジスタM3の出力端子を出力端子outに接続する。すなわち、選択トランジスタM4は、増幅トランジスタM3の出力を選択的に出力する。
図11は、図9のBW画素行140、R画素行110、G画素行120及びB画素行130の画素配列を示す図である。BW画素行140の主走査方向の画素間隔はxである。また、BW画素行140とR画素行110の副走査方向の画素間隔はy_BWである。その他の点は、図3と同じである。
図12は、図9の固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。以下、図9の固体撮像装置が図1の固体撮像装置と異なる点を説明する。パルス生成部300は、制御パルスpsel_m,psel_r,psel_g,psel_bを出力する。制御パルスpsel_mは、BW画素行140の画素102の制御パルスpselである。制御パルスpsel_rは、R画素行110の画素102の制御パルスpselである。制御パルスpsel_gは、G画素行120の画素102の制御パルスpselである。制御パルスpsel_bは、B画素行130の画素102の制御パルスpselである。BW画素行140の画素102の制御パルスpresは、制御パルスpres_rと同じである。BW画素行140の画素102の制御パルスptxは、制御パルスptx_rと同じである。BW画素行140の画素102の出力端子outは、R画素行110の画素102の出力端子outに接続される。
図12は、カラー読み出しモードの駆動タイミングを示す。R画素行110、G画素行120及びB画素行130の信号のみを読み出すカラー読み出しモードにおいては、駆動パルスpsel_mをローレベル固定にし、駆動パルスpsel_r,psel_g,psel_bをハイレベル固定にする。これにより、R画素行110、G画素行120及びB画素行130のみが信号を出力する。
これに対し、BW画素行140の信号のみを読み出すモノクロ読み出しモードにおいては、駆動パルスpsel_mをハイレベル固定にし、駆動パルスpsel_r,psel_g,psel_bをローレベル固定にする。これにより、BW画素行140のみが信号を出力する。
なお、BW画素行140は、単色で読まれ、色ずれが発生しないことから、BW画素行140とR画素行110の副走査方向画素間隔y_BWは、他の色間の副走査方向画素間隔yと異なっていてもよい。
上記の実施形態によれば、複数色の画素信号を時分割で読み出すことによりチップサイズ縮小効果を得ながら、画素サイズ拡大によって、感度を向上させることが可能となる。これにより、光源のLEDの数を減らしてコストを低減できるとともに、良質な画像を得ることができる。
上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 画素アレイ、101 画素、110 R画素行、120 G画素行、130 B画素行、200 保持部、400 色選択部

Claims (8)

  1. 行列状に配列され、光電変換により信号を生成する複数の画素を有し、同一行の画素は同一色の光学フィルタを有し、異なる行の画素は相互に異なる色の光学フィルタを有する画素アレイと、
    前記複数の画素の信号を保持する複数の保持部と、
    前記複数の保持部に保持された信号を色毎に順に選択して出力する色選択部とを有し、
    同一行の画素の間隔をxとし、同一列の画素の間隔をyとし、第1の係数をaとし、隣接する行の画素間の電荷蓄積期間のずれをbとし、前記複数の画素が生成した信号を前記色選択部が出力する周期をcとし、第2の係数をdとすると、y=ax+(b/c−d)xの関係を有し、
    前記第1の係数aは1以上の整数であり、前記第2の係数dは0以上かつ0.15以下の値であることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記画素アレイは、
    赤色の光を透過する光学フィルタを有する画素の行と、
    緑色の光を透過する光学フィルタを有する画素の行と、
    青色の光を透過する光学フィルタを有する画素の行とを有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記画素アレイは、さらに、赤色、緑色及び青色の光を受光可能な画素の行を有し、
    カラー読み出しモードでは、前記赤色の光を透過する光学フィルタを有する画素の行と、前記緑色の光を透過する光学フィルタを有する画素の行と、前記青色の光を透過する光学フィルタを有する画素の行が信号を出力し、
    モノクロ読み出しモードでは、前記赤色、緑色及び青色の光を受光可能な画素の行が信号を出力することを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記画素は、
    光を電荷に変換して蓄積する光電変換部と、
    電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョンと、
    前記光電変換部の電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する転送トランジスタと、
    前記フローティングディフュージョンの電圧に応じた電圧を出力する増幅トランジスタと、
    前記フローティングディフュージョン及び前記光電変換部の電荷をリセットするリセットトランジスタとを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記画素は、さらに、前記増幅トランジスタの出力を選択的に出力する選択トランジスタを有することを特徴とする請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記電荷蓄積期間の電荷蓄積開始時刻は、前記リセットトランジスタ及び前記転送トランジスタによる前記光電変換部の電荷のリセットが終了した時刻であることを特徴とする請求項4又は5記載の固体撮像装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置の出力信号を基に色ずれ補正を行う信号処理部と
    を有することを特徴とする撮像システム。
  8. さらに、前記信号処理部の出力信号を基に、同一列の画素が並ぶ方向の色ずれ量を算出し、前記固体撮像装置の前記電荷蓄積期間のずれbを制御する色ずれ量算出部を有することを特徴とする請求項7記載の撮像システム。
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