JP6265668B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー等の消耗部材を収納する収納容器が着脱可能に取り付けられた画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置では、トナー等の消耗部材を収納する収納容器の交換が必要である。例えば、特許文献1では、画像形成装置前面に設けられたカバーを開いて、装置前面に開口部を形成し、トナーカートリッジをその開口部を通じて装置に着脱するようにしている。また、記録用紙の給送部をトナーカートリッジに干渉しない装置下方に配置して、トナーカートリッジの交換操作の簡単化を図っている。
特開2005−173171号公報
ところで、画像形成装置に着脱可能に取り付けられる収納容器としては、画像形成装置に供給されるトナーを収納したトナーカートリッジの他に、画像形成装置で回収された廃トナーを収納する廃トナーボックス等がある。前者のトナーカートリッジは、小型であり、その着脱のための装置本体の開口部が小さくてもよい。また、後者の廃トナーボックスは、トナーカートリッジよりも大きく、その着脱のための装置本体の開口部を大きくする必要がある。更に、近年は、画像形成装置が小型化されながらも、トナーの消費量が変わらず、廃トナーボックスが小型化されるわけではないので、廃トナーボックスの着脱のための開口部が装置本体に比して大きくなっている。
一方、トナーカートリッジは、交換頻度が高いため、一般ユーザにより容易に交換できることが好ましい。また、廃トナーボックスは、交換頻度が低く、不要な着脱を避ける必要がある。このため、トナーカートリッジの交換のための開口部を小さくして、廃トナーボックスの交換のための開口部を大きくし、それらの交換操作の手順に差を持たせるのが望ましい。
そこで、本発明は、各種の収納容器に応じて開口部のサイズを変更して、それらの収容容器の交換操作の手順に差を持たせることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、消耗部材を収納する収納容器が着脱可能に取り付けられた画像形成装置であって、画像形成装置本体に収容されたときの規制位置及び前記画像形成装置本体から引き出されたときの非規制位置のいずれかに移動される移動規制部材と前記画像形成装置本体に対して第1支点で開閉自在に支持された開閉支持部と、前記開閉支持部に対して第2支点で開閉自在に支持された開閉カバーとを備え、前記移動規制部材が前記非規制位置に移動された状態では前記開閉支持部の前記第1支点回りの回動を許容する一方前記移動規制部材が前記規制位置に移動された状態では前記開閉支持部の前記第1支点回りの回動を規制し、且つ、前記開閉カバーの前記第2支点回りの回動を許容する構成とされ、第1の前記収納容器は、前記第2支点回りに前記開閉カバーが開かれることにより形成される第1開口部を通じて着脱され、第1の前記収納容器よりも大きい第2の前記収納容器は、前記第1支点回りに前記開閉支持部及び前記開閉カバーが開かれることにより形成される開口部であって前記第1開口部よりも大きい第2開口部を通じて着脱される。
このような本発明の画像形成装置では、開閉支持部は、画像形成装置本体に対して第1支点で開閉自在に支持され、規制位置に移動された移動規制部材により第1支点回りの開閉が規制され、移動規制部材が非規制位置に移動された状態で第1支点回りの開閉が可能となる。また、開閉カバーは、開閉支持部に対して第2支点で開閉可能に支持されている。このため、移動規制部材が規制位置に移動された状態では、開閉カバーを開閉しても、開閉支持部が開閉されることはなく、開閉カバーを開いて、小さな開口部を形成することができ、この小さな開口部を通じて小さな収納容器を着脱することができる。また、移動規制部材が非規制位置に移動された状態では、開閉支持部及び開閉カバーを共に開いて、大きな開口部を形成することができ、この大きな開口部を通じて大きな収納容器を着脱することができる。更に、移動規制部材を規制位置に移動させた状態では、開閉カバーだけを開閉することができ、また移動規制部材を規制位置から非規制位置に移動させなければ、開閉支持部及び開閉カバーを共に開閉することができないので、小さな収納容器と大きな収納容器との間で、それらの交換操作の手順に差を持たせることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、前記開閉支持部が開閉されるときに前記第2支点回りの前記開閉カバーの開閉を規制し、前記移動規制部材により前記開閉カバーの開閉が規制された状態では前記第2支点回りの前記開閉カバーの開閉を可能にするロック部材を備えている。
このようなロック部材は、開閉支持部が開閉されるときに第2支点回りの開閉カバーの開閉を規制するため、開閉カバーが開閉支持部と共に一体的に開閉され、開閉支持部及び開閉カバーの開閉操作が簡単化される。また、ロック部材は、移動規制部材により開閉支持部の開閉が規制された状態では第2支点回りの開閉カバーの開閉を可能にするため、開閉カバーだけを開閉することができる。
例えば、前記ロック部材は、前記開閉支持部及び前記開閉カバーの一方に設けられて他方に係合するボールプランジャーである。
また、本発明の画像形成装置においては、第1の前記収納容器は、前記画像形成装置に供給されるトナーを収納したトナーカートリッジであって、前記第2支点回りに前記開閉カバーが開かれることにより形成された前記第1開口部を通じて着脱される。
トナーカートリッジは、廃トナーボックスと比較して小型であって、交換頻度が高いため、開閉カバーが開かれることにより形成された小さな開口部を通じて着脱するのが好ましい。
更に、本発明の画像形成装置においては、第2の前記収納容器は、前記画像形成装置で回収された廃トナーを収納する廃トナーボックスであって、前記第1支点回りに前記開閉支持部及び前記開閉カバーが開かれることにより形成された前記第2開口部を通じて着脱される。
廃トナーボックスは、トナーカートリッジと比較して大型であって、交換頻度が低く、不要な着脱を避ける必要があるため、移動規制部材を規制位置から非規制位置に移動させてから開閉支持部及び開閉カバーを共に開き、これにより形成された大きな開口部を通じて着脱するのが望ましい。
また、本発明の画像形成装置においては、前記移動規制部材は、前記画像形成装置に供給される記録用紙を収容する給紙カセットであり、前記給紙カセットは、前記画像形成装置本体に収容されて前記規制位置に移動され、前記画像形成装置本体から引き出されて前記非規制位置に移動される。
給紙カセットは、記録用紙が補給されるときに画像形成装置本体に出し入れされるので、移動規制部材として好適である。
本発明では、開閉支持部は、画像形成装置本体に対して第1支点で開閉自在に支持され、規制位置に移動された移動規制部材により第1支点回りの開閉が規制され、移動規制部材が非規制位置に移動された状態で第1支点回りの開閉が可能となる。また、開閉カバーは、開閉支持部に対して第2支点で開閉可能に支持されている。このため、移動規制部材が規制位置に移動された状態では、開閉カバーを開閉しても、開閉支持部が開閉されることはなく、開閉カバーを開いて、小さな開口部を形成することができ、この小さな開口部を通じて小さな収納容器を着脱することができる。また、移動規制部材が非規制位置に移動された状態では、開閉支持部及び開閉カバーを共に開いて、大きな開口部を形成することができ、この大きな開口部を通じて大きな収納容器を着脱することができる。更に、移動規制部材を規制位置に移動させた状態では、開閉カバーだけを開閉することができ、また移動規制部材を規制位置から非規制位置に移動させなければ、開閉支持部及び開閉カバーを共に開閉することができないので、小さな収納容器と大きな収納容器との間で、それらの交換操作の手順に差を持たせることができる。
本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す斜視図である。 図1の画像形成装置を示す断面図である。 図1の画像形成装置における給紙カセットを取外して、画像形成装置の前面の開閉カバーを開放した状態を示す斜視図である。 図3の状態において画像形成装置を高さ方向に破断して拡大して示す断面斜視図である。 図3の状態において取外された廃トナーボックスを示す斜視図である。 図3の開閉扉を構成する開閉支持部、開閉カバー、及びボールプランジャーを模式的に示す側面図であり、開閉支持部及び開閉カバーが閉成された状態を示している。 図6の開閉支持部の開成が規制され、開閉カバーが開成された状態を模式的に示す側面図である。 図6の開閉支持部及び開閉カバーが閉成された状態を模式的に示す背面図である。 給紙カセットが画像形成装置の本体筐体の内部に押し入れられた状態を模式的に示す側面図である。 給紙カセットが引き出されるか又は引き抜かれて取外された状態を模式的に示す側面図である。 本発明の画像形成装置の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明の画像形成装置の第3実施形態における給紙カセットを取外して、画像形成装置の前面の開閉カバーを開放した状態を示す斜視図である。 図12の状態において画像形成装置を高さ方向に破断して拡大して示す断面斜視図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、第1実施形態の画像形成装置を示す断面図である。
この画像形成装置1は、原稿を読取って記録用紙に印刷する複写機能を有しており、画像読取り装置2、印刷部4、及び給紙カセット5等を備えている。この画像形成装置1において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、印刷部4においては、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、及び帯電器15を各色に応じた4種類のトナー像を形成するためにそれぞれ4個ずつ設け、それぞれをブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdを構成している。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、ドラムクリーニング装置14により感光体ドラム13表面の残留トナーを除去及び回収した後、帯電器15により感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置11により感光体ドラム13表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置12により感光体ドラム13表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム13表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像が形成される。
引き続いて、中間転写ベルト21を矢印方向Cに周回移動させつつ、ベルトクリーニング装置25により中間転写ベルト21の残留トナーを除去及び回収した後、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
中間転写ベルト21と2次転写装置26の転写ローラ26a間にはニップ域が形成されており、用紙搬送経路R1を通じて搬送されて来た記録用紙をそのニップ域に挟み込んで搬送しつつ、中間転写ベルト21表面のカラーのトナー像を記録用紙上に転写する。そして、定着装置17の加熱ローラ31と加圧ローラ32間に記録用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、記録用紙上のカラーのトナー像を定着させる。
一方、記録用紙は、ピックアップローラ33により給紙カセット5から引き出されて、用紙搬送経路R1を通じて搬送され、2次転写装置26や定着装置17を経由し、排紙ローラ36を介して排紙トレイ39へと搬出される。この用紙搬送経路R1には、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト21と転写ローラ26aとの間のニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙の搬送を開始するレジストローラ34、記録用紙の搬送を促す各搬送ローラ35、排紙ローラ36等が配置されている。
また、記録用紙の表面だけではなく、裏面の印字を行う場合は、記録用紙を排紙ローラ36から反転経路Rrへと逆方向に搬送して、記録用紙の表裏を反転させ、記録用紙をレジストローラ34へと再度導き、記録用紙の表面と同様に、記録用紙の裏面に画像を記録して定着し、記録用紙を排紙トレイ39へと搬出する。
ところで、画像形成装置1には、トナーカートリッジ及び廃トナーボックスが着脱自在に取り付けられている。トナーカートリッジは、各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdにそれぞれ設けられている。これらのトナーカートリッジには、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーがそれぞれ収納されており、各トナーカートリッジから各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdの現像装置12へとそれぞれの色のトナーが供給されて、これらの現像装置12により各感光体ドラム13表面の静電潜像が現像される。
また、廃トナーボックスは、単一のものである。この廃トナーボックスには、各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのドラムクリーニング装置14により各感光体ドラム13表面から回収された残留トナーやベルトクリーニング装置25により中間転写ベルト21表面から回収された残留トナーが搬送されて来て収納される。
トナーカートリッジは、廃トナーボックスと比較して小型であって、交換頻度が高い。また、廃トナーボックスは、トナーカートリッジと比較して大型であって、交換頻度が低く、不要な着脱を避ける必要がある。
このため、第1実施形態では、画像形成装置1の前面の開閉扉40として、開閉扉40の両側に配置された一対の開閉支持部41(図3〜図10に示す)及び各開閉支持部41により支持された開閉カバー42を組み合わせたものを適用し、トナーカートリッジの交換のときには、開閉カバー42だけを開成して、画像形成装置1の前面に小さな開口部を形成し、この小さな開口部を通じてトナーカートリッジを着脱することができるようにしている。また、廃トナーボックスの交換のときには、各開閉支持部41及び開閉カバー42を共に開成して、画像形成装置1の前面に大きな開口部を形成し、この大きな開口部を通じて廃トナーボックスを着脱することができるようにしている。
更に、開閉カバー42については、開閉カバー42だけの操作により開閉することができるようにしている。また、各開閉支持部41については、給紙カセット5を引き出した上で開閉カバー42の操作により開閉することができるようにしている。これにより、廃トナーボックスの交換の操作手順をトナーカートリッジの交換の操作手順よりも複雑化して、不要な着脱がされないようにしている。
また、各開閉支持部41が開閉されるときには、開閉カバー42が各開閉支持部41と共に一体的に開閉されるようにして、各開閉支持部41及び開閉カバー42の開閉操作の簡単化が図られている。
次に、画像形成装置1に着脱自在に装着されるトナーカートリッジ及び廃トナーボックスについて詳しく説明する。
図3は、給紙カセット5を画像形成装置1から取外して、画像形成装置1の前面の開閉扉40を開放した状態を示す斜視図である。また、図4は、図3の状態において画像形成装置1を高さ方向Zに破断して拡大して示す断面斜視図である。更に、図5は、図3の状態において取外された廃トナーボックスを示す斜視図である。
図3乃至図5に示すように給紙カセット5が引き出されるか又は引き抜かれて取外された状態では、各開閉支持部41及び開閉カバー42を一体的に共に開成することができ、画像形成装置1の本体筐体51の内部に取り付けられた4つのトナーカートリッジ52及び1つの廃トナーボックス53が露呈する。
本体筐体51の底部には、基台54が設けられている。この基台54上にフレーム(図示せず)が構築され、このフレームにより光走査装置11、各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pd、中間転写ベルト21、ベルトクリーニング装置25、定着装置17、用紙搬送経路R1、各ローラ等が支持されている。
また、基台54上には、廃トナーボックス53が載置され、廃トナーボックス53を出し入れ方向Aに案内するガイド部材(図示せず)が設けられている。廃トナーボックス53は、5つの廃トナー受け入れ口53aを有しており、4つのドラムクリーニング装置14及びベルトクリーニング装置25から搬送されて来た廃トナーをそれぞれの廃トナー受け入れ口53a通じて受け入れて収納する。
更に、各トナーカートリッジ52は、廃トナーボックス53の上側に配置され、それぞれのガイド部材(図示せず)により出し入れ方向に案内される。尚、各トナーカートリッジ52は、単独で着脱されて交換される構成であっても良いし、現像装置12や感光体ドラム13と一体化されて、現像装置12や感光体ドラム13と共に着脱されて交換される構成であっても構わない。
また、基台54の下側には、給紙カセット5が出し入れ方向Aに出し入れ可能に支持されている。基台54の両端部には、それぞれのガイドレール(図示せず)が設けられており、各ガイドレールにより給紙カセット5の両端部がガイドされて、給紙カセット5の出し入れが可能となっている。記録用紙の補充のときには、給紙カセット5が各ガイドレールにより案内されつつ引き出されるか又は引き抜かれて取外され、給紙カセット5に記録用紙が補充される。そして、給紙カセット5は、各ガイドレールの間に差し入れられ、各ガイドレールにより案内されて本体筐体51の内部に押し入れられ、光走査装置11の下方に配置される。
また、各開閉支持部41は、基台54の両側に設けられたそれぞれの第1支点軸61で回転自在に支持されている。開閉カバー42は、各開閉支持部41に設けられたそれぞれの第2支点軸62(図6〜図10に示す)で回転自在に支持されている。従って、基台54に対しては各開閉支持部41がそれぞれの第1支点軸61で支持され、各開閉支持部41に対しては開閉カバー42がそれぞれの第2支点軸62で支持されている。
図6は、開閉支持部41及び開閉カバー42を模式的に示す側面図であり、開閉支持部41及び開閉カバー42を閉成した状態を示している。また、図7は、開閉カバー42を開成した状態を模式的に示す側面図である。更に、図8は、開閉支持部41及び開閉カバー42を閉成した状態を模式的に示す背面図である。
図6乃至図8に示すように開閉支持部41は、U字型本体41aと、U字型本体41aの一端部41bに突設されたアーム部41cとを有しており、U字型本体41aの下端片41dが基台54側の第1支点軸61で回転自在に支持され、U字型本体41aの他端部が直角に折り曲げられて当接部41eとなり、アーム部41cの上端部の内側に凹部41fが形成されている。
また、開閉カバー42の両側部は、基台54の両側に設けられた各開閉支持部41の一端部41bの第2支点軸62で回転自在に支持されている。
また、開閉カバー42の内壁の両側にそれぞれの突出部42aが形成され、各突出部42aの外側端面にそれぞれのボールプランジャー64が埋め込まれている。各ボールプランジャー64は、バネと、バネにより付勢されたボール64aとを有しており、バネによりボール64aを開閉カバー42の両側外向きに付勢して突出させながらも、ボール64aの突出量を制限して、ボール64aが外れないように該ボール64aを保持している。
図6に示すように開閉カバー42が閉じられているときには、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fに嵌合して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が互いに一体的に保持されている。そして、各開閉支持部41の開閉が規制されていない状態で、開閉カバー42の開閉操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転せず、開閉カバー42が各開閉支持部41と共に第1支点軸61回りで回転する。従って、開閉カバー42の開閉操作を行うだけで、各開閉支持部41及び開閉カバー42を共に開閉することができる。
また、各開閉支持部41の第1支点軸61回りの回転が規制された状態、つまり各開閉支持部41の開成が禁止された状態では、図7に示すように開閉カバー42を開く操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転して、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが該各ボールプランジャー64のバネの付勢力に抗して内側に押し込まれて各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fから外れ、開閉カバー42だけが開かれる。
引き続いて、開閉カバー42を閉じる操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転し、開閉カバー42が閉成されたときには、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fに再び嵌合し、各開閉支持部41及び開閉カバー42が再び互いに一体的に保持される。
次に、各開閉支持部41及び開閉カバー42の開閉操作、及びトナーカートリッジ52と廃トナーボックス53の着脱操作について説明する。
図9は、給紙カセット5が本体筐体51の内部に押し入れられた状態を模式的に示す側面図である。図9に示すように給紙カセット5が押し入れられた状態では、給紙カセット5の前面パネル5aが各開閉支持部41の当接部41eに当接して、前面パネル5aにより各開閉支持部41の第1支点軸61回りの矢印方向の回転が規制され、各開閉支持部41の開成が禁止される。このため、開閉カバー42を開く操作が行われても、各開閉支持部41が開かれず、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fから外れて、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転し、開閉カバー42だけが開かれる。
開閉カバー42が開成されると、画像形成装置1の前面に小さな開口部が形成されるので、この小さな開口部を通じて各トナーカートリッジ52を着脱して交換することができる。
この後、開閉カバー42を閉じる操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転し、開閉カバー42が閉成されたときには、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fに再び嵌合して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が再び互いに一体的に保持される。
図10は、給紙カセット5が引き出されるか又は引き抜かれて取外された状態を模式的に示す側面図である。図10に示すように給紙カセット5が引き出されるか又は引き抜かれて取外されると、給紙カセット5の前面パネル5aが各開閉支持部41の当接部41eから離間して、各開閉支持部41の開成スペースが形成される。このとき、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fに嵌合して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が互いに一体的に保持されている。このため、開閉カバー42を開く操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転せず、開閉カバー42が各開閉支持部41と共に第1支点軸61回りで回転して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が共に開かれる。
各開閉支持部41及び開閉カバー42が開成されると、画像形成装置1の前面に大きな開口部が形成されるので、この大きな開口部を通じて廃トナーボックス53を着脱して交換することができる。
この後、開閉カバー42を閉じる操作が行われると、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fに嵌合していることから、各開閉支持部41及び開閉カバー42が第1支点軸61回りで共に回転して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が閉成される。更に、給紙カセット5が本体筐体51の内部に押し入れられて、給紙カセット5の前面パネル5aが各開閉支持部41の当接部41eに当接し、前面パネル5aにより各開閉支持部41の第1支点軸61回りの回転が規制され、各開閉支持部41の開成が禁止される。
このように第1実施形態では、給紙カセット5が押し入れられた状態では、開閉カバー42を開く操作が行われると、開閉カバー42だけが開かれて、画像形成装置1の前面に小さな開口部が形成され、この小さな開口部を通じて各トナーカートリッジ52を着脱して交換することができる。
また、給紙カセット5が引き出されるか又は引き抜かれて取外された状態で、開閉カバー42を開く操作が行われると、各開閉支持部41及び開閉カバー42が共に開かれて、画像形成装置1の前面に大きな開口部が形成され、この大きな開口部を通じて廃トナーボックス53を着脱して交換することができる。また、廃トナーボックス53を交換するには、給紙カセット5の出し入れ操作と、各開閉支持部41及び開閉カバー42の開閉操作とを必要とし、トナーカートリッジ52の交換の操作手順よりも複雑なので、廃トナーボックス53の不要な着脱を防止することができる。更に、開閉カバー42が各開閉支持部41と共に一体的に開閉されるので、各開閉支持部41及び開閉カバー42を個別に開閉する必要がなく、各開閉支持部41及び開閉カバー42の開閉操作が簡単である。
図11は、本発明の画像形成装置の第2実施形態を示す斜視図である。第2実施形態の画像形成装置1Aでは、給紙カセット5を出し入れ方向Bに出し入れ可能に支持しており、この出し入れ方向Bが第1実施形態における給紙カセット5の出し入れ方向Aとは90°異なる。このため、給紙カセット5が押し入れられた状態であっても、図9に示すように給紙カセット5の前面パネル5aが各開閉支持部41の当接部41eに当接することはない。
そこで、第2実施形態では、図11に示すように開閉カバー42の下側に補助開閉カバー71を設けている。この補助開閉カバー71は、その下端側が画像形成装置1Aの本体筐体で回転自在に支持されており、補助開閉カバー71を矢印方向Dに開閉することができる。図9に示すように補助開閉カバー71が閉じられた状態では、補助開閉カバー71が各開閉支持部41の当接部41eに当接して、補助開閉カバー71により各開閉支持部41の第1支点軸61回りの矢印方向の回転が規制され、各開閉支持部41の開成が禁止される。このため、開閉カバー42を開く操作が行われても、各開閉支持部41が開かれず、開閉カバー42側の各ボールプランジャー64のボール64aが各開閉支持部41のアーム部41cの凹部41fから外れて、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転し、開閉カバー42だけが開かれて、小さな開口部が形成される。
そして、開閉カバー42を閉じる操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転して閉成される。
また、補助開閉カバー71が開かれた状態では、補助開閉カバー71が各開閉支持部41の当接部41eから離間する。このため、開閉カバー42を開く操作が行われると、開閉カバー42が第2支点軸62回りで回転せず、開閉カバー42が各開閉支持部41と共に第1支点軸61回りで回転して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が共に開かれて、大きな開口部が形成される。
そして、開閉カバー42を閉じる操作が行われると、各開閉支持部41及び開閉カバー42が第1支点軸61回りで共に回転して、各開閉支持部41及び開閉カバー42が閉成される。
図12は、本発明の画像形成装置の第3実施形態における給紙カセットを取外して、画像形成装置の前面の開閉カバーを開放した状態を示す斜視図である。また、図13は、図12の状態において画像形成装置を高さ方向に破断して拡大して示す断面斜視図である。
図12及び図13に示すように第2実施形態の画像形成装置は、第1実施形態の画像形成装置1と略同様の構成であるが、廃トナーボックス53の前側外壁に複数のバネ55を設けて追加した点が異なる。開閉カバー42が閉じられている状態では、廃トナーボックス53の前側外壁の各バネ55が開閉カバー42と廃トナーボックス53の前側外壁との間に挟み込まれて圧縮される。このため、開閉カバー42の開成操作に際しては、各バネ55の付勢力により開閉カバー42が単独で又は各開閉支持部41と共に速やかに開成される。
そして、開閉カバー42が単独で又は各開閉支持部41と共に閉成されると、廃トナーボックス53の前側外壁の各バネ55が開閉カバー42と廃トナーボックス53の前側外壁との間に挟み込まれて再び圧縮される。
尚、上記実施形態では、トナーカートリッジや廃トナーボックスを例示しているが、他の種類の収納容器に、本発明を適用しても構わない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態及び変形例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 画像形成装置
2 画像読取り装置
4 印刷部
5 給紙カセット
11 光走査装置
12 現像装置
13 感光体ドラム
14 ドラムクリーニング装置
15 帯電器
17 定着装置
21 中間転写ベルト
25 ベルトクリーニング装置
26 2次転写装置
40 開閉扉
41 開閉支持部
42 開閉カバー
51 本体筐体
52 トナーカートリッジ
53 廃トナーボックス
54 基台
61 第1支点軸(第1支点)
62 第2支点軸(第2支点)
63 アーム
64 ボールプランジャー(ロック部材)

Claims (6)

  1. 消耗部材を収納する収納容器が着脱可能に取り付けられた画像形成装置であって、
    画像形成装置本体に収容されたときの規制位置及び前記画像形成装置本体から引き出されたときの非規制位置のいずれかに移動される移動規制部材と
    前記画像形成装置本体に対して第1支点で開閉自在に支持された開閉支持部と、
    前記開閉支持部に対して第2支点で開閉自在に支持された開閉カバー
    備え、
    前記移動規制部材が前記非規制位置に移動された状態では前記開閉支持部の前記第1支点回りの回動を許容する一方前記移動規制部材が前記規制位置に移動された状態では前記開閉支持部の前記第1支点回りの回動を規制し、且つ、前記開閉カバーの前記第2支点回りの回動を許容する構成とされ、
    第1の前記収納容器は、前記第2支点回りに前記開閉カバーが開かれることにより形成される第1開口部を通じて着脱され、第1の前記収納容器よりも大きい第2の前記収納容器は、前記第1支点回りに前記開閉支持部及び前記開閉カバーが開かれることにより形成される開口部であって前記第1開口部よりも大きい第2開口部を通じて着脱されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記開閉支持部が開閉されるときに前記第2支点回りの前記開閉カバーの開閉を規制し、前記移動規制部材により前記開閉カバーの開閉が規制された状態では前記第2支点回りの前記開閉カバーの開閉を可能にするロック部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記ロック部材は、前記開閉支持部及び前記開閉カバーの一方に設けられて他方に係合するボールプランジャーであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    第1の前記収納容器は、前記画像形成装置に供給されるトナーを収納したトナーカートリッジであって、前記第2支点回りに前記開閉カバーが開かれることにより形成された前記第1開口部を通じて着脱されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    第2の前記収納容器は、前記画像形成装置で回収された廃トナーを収納する廃トナーボックスであって、前記第1支点回りに前記開閉支持部及び前記開閉カバーが開かれることにより形成された前記第2開口部を通じて着脱されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記移動規制部材は、前記画像形成装置に供給される記録用紙を収容する給紙カセットであり、
    前記給紙カセットは、前記画像形成装置本体に収容されて前記規制位置に移動され、前記画像形成装置本体から引き出されて前記非規制位置に移動されることを特徴とする画像形成装置。
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