JP6261959B2 - 建物の止水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の止水構造に関する。
住宅等の建物では、建物本体から屋外側に張り出すようにバルコニー(いわゆるキャンチバルコニー)が設けられている場合がある(例えば特許文献1参照)。バルコニーは、バルコニー床部と、バルコニー床部の周縁に立設されるバルコニー腰壁部とを備えている。バルコニー腰壁部は、その屋外側に外壁面材を有しており、その外壁面材は、例えば内部に複数の中空部を有する重厚外壁により構成されている。
重厚外壁では、その厚みが大きいため自立可能とされていることが多い。そのため、重厚外壁の場合、L字型の鋼板よりなる壁支持部材によって外壁を下方から支持する支持構造が用いられることがある。この場合、壁支持部材は、外壁の下端面が載置される横板部と、外壁の裏面に対向する縦板部とを有する。また、壁支持部材は、十分な支持強度を確保すべく、厚みの大きい鋼板により形成されることが多い。
特開2005−299302号公報
ところで、壁支持部材の厚みが大きいと、その分壁支持部材の曲げ部(L字曲げ部)の半径(曲げ半径)が大きくなると考えられる。そのため、壁支持部材の横板部上に重厚外壁を載置した場合に、重厚外壁の裏面下端の角部が曲げ部の上に載っかることが想定される。その場合、重厚外壁の下端面と横板部の上面との間、又は重厚外壁の裏面と縦板部の前面との間に隙間が発生するおそれがある。そうすると、屋外において強風を伴う降雨があった場合に、雨水がその隙間を通じてバルコニーの床下側へ吹き込むことが懸念され、さらには建物本体側へ吹き込むことが懸念される。
なお、上述の問題は、バルコニーに設けられた外壁面材に限らず、上記の支持構造により支持される外壁面材であればその設置箇所にかかわらず同様に生じうる問題である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、建物内への雨水の吹き込みを阻止することができる建物の止水構造を提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物の止水構造は、外壁面材と、その外壁面材の幅方向に沿って長尺状に形成され、当該外壁面材を下方から支持する壁支持部材と、を備え、前記壁支持部材は、前記外壁面材の下端面が載置される横板部と、当該外壁面材の裏面と対向する縦板部とを有するL字状をなしている建物に適用され、前記壁支持部材と前記外壁面材との間に、当該外壁面材の幅方向に延びる止水部材が挟み込まれて設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、外壁面材と壁支持部材との間に止水部材が挟み込まれているため、強風を伴う降雨がある場合でも、雨水が外壁面材と壁支持部材との間を通じて建物内へ吹き込むのを阻止することができる。
第2の発明の建物の止水構造は、第1の発明において、建物本体から屋外側に張り出してバルコニーが設けられ、そのバルコニーの周縁部に沿って腰壁部が設けられている建物に適用され、前記腰壁部は、その屋外側に前記外壁面材を有しており、前記外壁面材の下方には、当該外壁面材の幅方向に沿って延びかつ当該外壁面材の下端面を覆う壁下見切り材が設けられており、前記止水部材は、前記壁下見切り材を取り付けるための見切り取付部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、止水部材の見切り取付部に対して壁下見切り材が取り付けられているため、止水部材を壁下見切り材の下地として兼用することができる。これにより、壁下見切り材を取り付けるための下地材を別途設ける必要がなくなるため、部品点数の増大を抑制しながら上記第1の発明の効果を得ることができる。
第3の発明の建物の止水構造は、第2の発明において、前記止水部材は、前記横板部と前記外壁面材の下端面との間に挟み込まれた止水横板部と、前記止水横板部よりも下方へ延びる前記見切り取付部とを有しており、前記壁下見切り材は、前記見切り取付部の屋外側に取り付けられる被取付部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、止水部材の止水横板部が壁支持部材の横板部と外壁面材の下端面との間で外壁面材の自重により挟み込まれるため、止水横板部の両面にそれぞれ外壁面材の下端面及び横板部の上面を密着させることができる。これにより、外壁面材の下端面と横板部との間を通じて雨水が建物内へ吹き込むのを確実に阻止することができる。
また、見切り取付部が止水横板部よりも下方へ延びており、その見切り取付部の屋外側に壁下見切り材の被取付部が取り付けられているため、被取付部の取り付けを行う際はその取付作業を屋外側から行うことが可能となる。そのため、その取付作業を下方から行う場合と比べて取付作業がし易い。
第4の発明の建物の止水構造は、第3の発明において、前記外壁面材は、上下に延びる複数の中空部を有しており、前記止水横板部は、前記横板部よりも屋外側に延出し前記中空部を下方から覆う延出部を有しており、その延出部の延出側端部に前記見切り取付部が設けられており、前記見切り取付部に屋外側から前記被取付部が取り付けられることで、当該被取付部は前記中空部よりも屋外側に位置しており、前記壁下見切り材は、前記被取付部よりも下方にて前記外壁面材の厚み方向に前記中空部を跨いで延びる下板部を有しており、前記延出部には、前記中空部を下方に開放させる排水孔部が形成されていることを特徴とする。
ところで、外壁面材には、その内部に上下に延びる複数の中空部を有するものがある。かかる外壁面材では、これら中空部(詳しくはその下端開口)を下方に露出させないように壁下見切り材で外壁面材下を覆う必要がある。そこで本発明では、かかる外壁面材においてその下端面と壁支持部材の横板部との間で挟み込まれる止水横板部に当該横板部よりも屋外側に延出し中空部を下方から覆う延出部を設け、その延出部の延出側端部に見切り取付部を設けている。この場合、見切り取付部に壁下見切り材の被取付部が屋外から取り付けられることで、被取付部が中空部よりも屋外側に配置され、さらにその被取付部よりも下方では下板部が壁厚み方向に中空部を跨いで設けられるため、中空部の下端開口が下方に露出するのを防止することができる。
また、このように延出部により中空部が下方から覆われる構成にあって、当該延出部には中空部を下方に開放させる排水孔部が形成されているため、仮に中空部に雨水等の水が入り込んだとしてもその水を排水孔部を通じて下方に排出することができる。これにより、中空部に入り込んだ水が中空部で滞留するのを回避することができ、その結果滞留した水が腐食して悪臭が発生する等の不都合が生じるのを防止することができる。よって、この場合、中空部の下方への露出を防止しながらも、中空部における水の滞留を回避して上記不都合の発生を防止することができる。
第5の発明の建物の止水構造は、第4の発明において、前記バルコニーの底部において前記外壁面材よりもバルコニー内側にはバルコニー底板が設けられており、前記壁下見切り材は、前記外壁面材の厚み方向に前記中空部と前記バルコニー底板とに跨がって延びる前記下板部と、当該下板部から上方へ延び前記バルコニー底板を下方から支える支持板部とを有し、前記壁下見切り材において前記下板部と前記支持板部との境界部付近には当該壁下見切り材を厚み方向に貫通する孔部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、外壁面材の中空部より下方へ排出された水が壁下見切り材の下板部上に落下し、その後下板部上を伝って孔部より壁下見切り材の外すなわち屋外に排出される。これにより、壁下見切り材の内部に水が溜まるのを回避することができるため、溜まった水が腐食して異臭が発生する等の不都合が生じるのを回避できる。
また、壁下見切り材にはバルコニー底板を下方から支える支持板部が設けられているため、その支持板部にはバルコニー底板から下向きの荷重が作用することとなる。そのため、壁下見切り材は、その荷重により支持板部側が若干下方に下がった状態で見切り取付部に保持されると考えられる。その場合、下板部は支持板部側に向けて若干下方傾斜した状態となるため、中空部から下板部上に排出された水はその下板部の傾斜に沿って支持板部側に流れることが想定される。そこで本発明では、この点に鑑み、壁下見切り材において下板部と支持板部との境界部付近に上記の孔部を設けている。この場合、下板部上の傾斜に沿って流れる水を孔部を介して好適に排出することができるため、下板部上に水が滞留するのを確実に回避することができ、その結果水の滞留に伴い生じうる上述の不都合をより確実に防止することができる。
第6の発明の建物の止水構造は、第3乃至第5のいずれかの発明において、前記壁下見切り材は、前記被取付部の下端部から屋外側に延び、前記外壁面材の下端面と上下に対向する壁下対向部を有しており、前記外壁面材の下端面と前記壁下対向部との間には、それら両者間の隙間を塞ぐシール材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、壁下見切り材の壁下対向部と外壁面材の下端面との間にシール材が設けられているため、強風を伴う降雨がある場合に壁下見切り材(例えば被取付部)の上端部と外壁面材の下端面との間を通じて雨水が建物内へ吹き込むのを阻止することができる。つまり、この場合、シール材を一次止水部材、止水部材を二次止水部材とした二重止水構造を構築することができるため、建物内への雨水の吹き込みをより確実に阻止することができる。
また、壁下見切り材の被取付部は止水部材の見切り取付部に屋外側からビス等の締結具により取り付けられると考えられるが、その締結具をシール材により屋外側から覆い隠すことができるため、締結具が露出して美観が損なわれるのを回避することもできる。
建物の全体を示す概略斜視図。 バルコニー腰壁部の下部周辺の構成を示す縦断面図。 止水役物を示す縦断面図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は建物の全体を示す概略斜視図である。
図1に示すように、建物10は、基礎11上に配設された建物本体12と、建物本体12の上方に配設された屋根13とを備える。建物本体12は、一階部分15と二階部分16とを有してなる二階建てとなっている。建物本体12の二階部分16には、建物本体12から屋外側に張り出すようにしてキャンチバルコニー20(以下、バルコニー20という)が設けられている。
バルコニー20は、バルコニー床部21と、バルコニー床部21の周縁に沿って立設されたバルコニー腰壁部22とを備える。バルコニー床部21とバルコニー腰壁部22と建物本体12の外壁部18とにより囲まれた内側空間はバルコニー空間BSとなっている。
次に、バルコニー腰壁部22の下部周辺の構成について図2に基づいて説明する。なお、図2はバルコニー腰壁部22の下部周辺の構成を示す縦断面図である。また、図2では、外壁部18と対面して設けられたバルコニー腰壁部22を示している。
図2に示すように、バルコニー床部21は、H形鋼よりなる複数のバルコニー床梁23,24を備えている。バルコニー床梁23,24には、建物本体12から屋外側に張り出して設けられた複数の張出梁23と、それら各張出梁23の屋外側の端部同士を連結する連結梁24とがある。連結梁24は、バルコニー腰壁部22(詳しくは後述する内側壁面材29)の下方において当該腰壁部22の幅方向に沿って延びている。
バルコニー床梁23,24の上面には、ALC床からなる床下地材26が設けられている。床下地材26上には発砲ポリスチレン等からなる床断熱材27が敷設されている。また、床断熱材27上には図示しない防水板が敷設され、その防水板によりバルコニー空間BSの床面が形成されている。
バルコニー腰壁部22は、その屋外側に設けられた外側壁面材28と、その屋内側(バルコニー空間BS側)に設けられた内側壁面材29とを備える。それら各壁面材28,29はいずれも窯業系サイディングにより構成された重厚外壁となっている。各壁面材28,29は、その内部に上下方向全域に亘って延びる複数の中空部28a,29aを有している。これらの中空部28a,29aは、壁面材28,29の幅方向に沿って所定の間隔(等間隔)で配置されている。なお、各壁面材28,29の間には壁フレーム(図示略)が設けられ、その壁フレームにより各壁面材28,29が裏面側から支持されている。また、バルコニー腰壁部22が腰壁部に相当し、外側壁面材28が外壁面材に相当する。
また、図示は省略するが、バルコニー腰壁部22の上端部には、各壁面材28,29の上端部の間に跨がるようにして笠木が設けられている。この笠木と各壁面材28,29の上端部と間の隙間(詳しくは隙間において壁面材28,29の中空部28a,29aよりも壁表面側の部分)にはそれぞれ、当該隙間を通じて屋外側(及びバルコニー空間側)から雨水等の水が入り込むのを防止すべく止水シールS(一次シール)が施されている。
内側壁面材29は、バルコニー床部21上に配設されているのに対し、外側壁面材28は内側壁面材29よりも下方へ延びてその下端部がアングル32を介して連結梁24に固定されている。アングル32は、断面L字状の鋼板よりなり、連結梁24の下面にボルト34及びナット35により固定された横板部32aと、横板部32aの屋外側端部から下方に延びる縦板部32bとを有する。アングル32は、連結梁24の長手方向に沿って所定の間隔で複数配置されている。
それら各アングル32の縦板部32bには、長尺状の壁支持部材37が架け渡されて固定されている。壁支持部材37は、外側壁面材28を下方から支持する支持部材であり、その支持強度を確保すべく、比較的厚みの大きい鋼板により形成されている。壁支持部材37は、断面L字状をなしており、各アングル32の縦板部32bの屋外側面にそれぞれ溶接により固定された縦板部37aと、その縦板部37aの下端部から屋外側に向けて延びる横板部37bとを有する。横板部37bは、その幅(短手方向の長さ)が縦板部37aよりも小さくなっている。
壁支持部材37の横板部37b上には、外側壁面材28が載置されている。外側壁面材28は、その載置状態で固定金具38を介して壁支持部材37に固定されている。固定金具38は、段曲げ形成された鋼板よりなり、外側壁面材28の裏面に固定された固定板部38aと、その固定板部38aと段曲げ部(段差部)を介して接続された段差板部38bとを有する。
固定板部38aは、外側壁面材28の中空部28aに配設された板ナット41にボルト42を当該固定板部38aと外側壁面材28とを介して締結することにより固定されている。詳しくは、ボルト42は、固定板部38aに形成された孔部44と、外側壁面材28に形成された孔部45とにそれぞれ挿通され、その挿通状態で板ナット41のねじ孔41aに締結されている。
段差板部38bは、固定板部38aに対して下側に配置されており、外側壁面材28の裏面との間に所定の隙間を形成している。この隙間には、壁支持部材37の縦板部37aが下方から入り込んでいる。この縦板部37aの入り込み状態において、上記のボルト42が板ナット41に締め付けられることで、縦板部37aが段差板部38bと外側壁面材28との間に挟み込まれており、その挟み込みによって外側壁面材28が当該縦板部37aひいては壁支持部材37に固定されている。
また、外側壁面材28が壁支持部材37(横板部37b)上にて固定された状態では、横板部37bの屋外側端部が外側壁面材28の壁厚み方向(以下、単に壁厚み方向ともいう)において当該壁面材28の中空部28aの中間部と同位置に位置し、より詳しくは中空部28aの中央部よりも屋内側(換言すると外側壁面材28の裏面側。以下、単に壁裏面側ともいう。)に位置している。これにより、横板部37b上に外側壁面材28が載置される構成にあって、当該横板部37bにより中空部28a全体が塞がれてしまうことが回避されている。
外側壁面材28と壁支持部材37との間には、止水部材としての止水役物50が挟み込まれた状態で設けられている。以下、この止水役物50について図2に加えて図3を参照しつつ説明する。なお、図3は止水役物50を示す縦断面図である。
図2及び図3に示すように、止水役物50は、耐水性に優れた鋼板により折り曲げ形成されている。止水役物50は、外側壁面材28の幅方向に沿って長尺状に形成されており、その横断面形状が長手方向全域に亘って同じとされている。また、止水役物50は、その厚みが壁支持部材37の厚みよりも小さくなっており、詳しくは壁支持部材37の厚みの半分以下、より詳しくは壁支持部材37の厚みの1/3以下となっている。
止水役物50は、外側壁面材28の裏面と壁支持部材37の縦板部37aとの間に挟み込まれた上側縦板部50aと、上側縦板部50aの下端部から壁厚み方向において屋外側(換言すると外側壁面材28の表面側。以下、単に壁表面側ともいう。)に延び外側壁面材28の下端面と壁支持部材37の横板部37bとの間に挟み込まれた横板部50bと、横板部50bの屋外側端部(上側縦板部50a側とは反対側の端部)から下方に向けて延びる下側縦板部50cとを有する。
上側縦板部50aは、縦板部37aの上端部から上方に一部はみ出した状態で、当該縦板部37aと外側壁面材28の裏面との間に挟み込まれている。上側縦板部50aは、ボルト42の締め付けにより固定金具38の段差板部38bが縦板部37aを外側壁面材28側に押し付ける押し付け力によって、縦板部37aと外側壁面材28の裏面との間で挟み込まれている。
横板部50bは、外側壁面材28の下端面と横板部37bの上面との間で外側壁面材28の自重により挟み込まれている。横板部50bは、壁厚み方向において壁支持部材37の横板部37bよりも屋外側に延出した延出部57を有している。延出部57は、外側壁面材28の中空部28aを下方から覆う位置まで延出しており、その屋外側(延出側)の端部が中空部28aの屋外側端部とほぼ同位置に位置している。なお、横板部50bが止水横板部に相当する。
横板部50bの延出部57には、中空部28aを下向きに開放させるべく厚み方向に貫通する排水孔51が形成されている。排水孔51は、各中空部28aごとにそれぞれ設けられており、その開口面積(孔面積)が中空部28aの横断面積よりも小さくなっている。これにより、外側壁面材28の上端部と笠木との隙間に配設された止水シールSが劣化等して、雨水等の水が当該隙間を通じて中空部28aに入り込んだとしても、その入り込んだ水を中空部28aから排水孔51を通じて下方へ排出することが可能となっている。
なお、排水孔51は必ずしも各中空部28aごとに設ける必要はなく、例えば複数の中空部28aにおいて所定個数おきに排水孔51を設けてもよい。
下側縦板部50cには、壁下見切り材53が取り付けられている。壁下見切り材53は、外側壁面材28の下端面を下方から覆い隠すものであり、外側壁面材28の幅方向に沿って延びるように形成されている。壁下見切り材53は、外側壁面材28の幅方向に横並びで複数配置されており、隣り合う壁下見切り材53同士が当該見切り材53の内側に配設されたジョイント部材55により互いに接続されている。なお、下側縦板部50cが見切り取付部に相当する。
壁下見切り材53は、鋼板が折り曲げられることにより形成されている。壁下見切り材53は、下側縦板部50cの屋外側面に取り付けられた取付板部53aと、取付板部53aの下端部から壁厚み方向において屋外側(換言すると壁表面側)に延びる上側横板部53bと、上側横板部53bの屋外側端部から下方に延びる前板部53cと、前板部53cの下端部から壁厚み方向において屋内側(換言すると壁裏面側)に延びる下側横板部53dと、下側横板部53dの屋内側端部から上方に延びる後板部53eとを有する。
取付板部53aは、下側縦板部50cの屋外側面にビス54により取り付けられている。ビス54は、取付板部53aの長手方向において所定間隔で複数配置されている。取付板部53aは、壁厚み方向において外側壁面材28の中空部28aよりも屋外側(壁表面側)に位置し、その上端部が外側壁面材28の下端面と当接している。なお、取付板部53aが被取付部に相当する。
上側横板部53bは、外側壁面材28の下端面と上下に対向している。上側横板部53bと外側壁面材28の下端面との間の隙間には当該隙間を塞ぐシール材56が設けられている。シール材56は、例えば不定形シールからなり、当該隙間に沿って充填されている。これにより、強風を伴う降雨があった場合に、雨水が外側壁面材28の下端面と壁下見切り材53(取付板部53a)の上端との間を通じてバルコニー20の床下へ吹き込むのを防止できる。また、このシール材56によりビス54が屋外側から覆い隠されるため、ビス54が露出して美観が損なわれるのを防止することもできる。なお、上側横板部53bが壁下対向部に相当する。
また、上側横板部53bは、止水役物50の下側縦板部50cにおける上下方向の中間位置に配置されている。この場合、下側縦板部50cは、その一部が上側横板部53bよりも下方に延出して延出部52となっている。
下側横板部53dは、外側壁面材28の下方において当該壁面材28を壁厚み方向に跨ぐように設けられている。なお、下側横板部53dが下板部に相当する。
後板部53eには、その下端部に厚み方向に貫通する排水孔58(孔部に相当)が形成されている。排水孔58は、後板部53eの長手方向に沿って所定の間隔(等間隔)で設けられている。この場合、外側壁面材28の中空部28aに入り込んだ水が当該中空部28aから下方へ排出されると、その水が壁下見切り材53の下側横板部53d上にて受け止められる。そして、その水は、その後下側横板部53d上を伝って排水孔58まで流れ、その排水孔58を通じて壁下見切り材53の外すなわち屋外に排出される。
後板部53e上には、バルコニー20の底面を形成するバルコニー底板59が載置されている。バルコニー底板59は、バルコニー20の底部において外側壁面材28よりもバルコニー内側に配設され、野縁等の下地材(図示略)を介してバルコニー床梁23,24により上方から支持されている。この場合、バルコニー底板59の端部は後板部53eによって下方から支持されており、その後板部53eが支持板部に相当するものとなっている。
次に、止水役物50の作用について説明する。
上述したように、壁下見切り材53の上側横板部53bと外側壁面材28の下端面との間にはシール材56が設けられているため、強風を伴う降雨がある場合でも壁下見切り材53の上端部と外側壁面材28の下端面との間を通じて雨水がバルコニー20の床下側さらには建物本体12側へ吹き込むのを阻止することができる。しかしながら、このシール材56に経年劣化等によるシール切れが生じた場合には、雨水がシール材56を通過して壁下見切り材53の上端部と外側壁面材28の下端面との間を通じてバルコニー20の床下側へ吹き込んでくることが懸念される。
この点、本実施形態では、二次止水部材として止水役物50が設けられているため、雨水がシール材56を突破しても、止水役物50によりその雨水がバルコニー20の床下へ吹き込むのを阻止することができる。すなわち、雨水がシール材56を突破して吹き込む場合には、雨水が外側壁面材28の下端面に沿って当該下端面と壁支持部材37との間の隙間を通じてバルコニー20の床下(ひいては建物10内)へ吹き込むことが想定されるが、本実施形態ではそれら両部材28,37の間に止水役物50が挟み込まれているため、それら両部材28,37の間を通じた建物10内への雨水の吹き込みを阻止することができる。
このように、本実施形態では、シール材56を一次止水部材、止水役物50を二次止水部材とした二重止水構造が構築されているため、建物10内への雨水の吹き込みをより確実に阻止することが可能となっている。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
止水役物50に、壁支持部材37の横板部37bと外側壁面材28の下端面との間に挟み込まれる横板部50bを設けたため、この横板部37bを外側壁面材28の自重により横板部37bと外側壁面材28との間で挟み込むことができる。この場合、横板部50bの両面にそれぞれ外側壁面材28の下端面及び横板部37bの上面を密着させることができるため、外側壁面材28の下端面と横板部37bとの間を通じて雨水が建物10内へ吹き込むのを確実に阻止することができる。
また、止水役物50に、上記横板部50bに加えて、壁支持部材37の縦板部37aと外側壁面材28の裏面との間に挟み込まれる上側縦板部50aを設けたため、外側壁面材28の下端面と横板部37bとの間の隙間に加え、外側壁面材28の裏面と縦板部37aとの間の隙間についても止水役物50で塞ぐことができる。これにより、外側壁面材28と壁支持部材37との間を通じた建物10内への雨水の吹き込みをより確実に阻止することができる。
止水役物50の厚みを壁支持部材37の厚みよりも小さくしたため、上側縦板部50aと横板部50bとの間の屈曲部の曲げ半径(曲げR)を壁支持部材37における縦板部37aと横板部37bとの間の屈曲部の曲げ半径よりも小さくすることができる。これにより、外側壁面材28の下端面及び裏面にそれぞれ止水役物50の横板部50b及び上側縦板部50aが配設される構成にあって、外側壁面材28の裏面下端の角部が止水役物50の屈曲部上に載って外側壁面材28と止水役物50との間に隙間が生じる不都合を生じにくくすることができ、その結果建物10内への雨水の吹き込みを好適に阻止することが可能となる。
止水役物50に、壁下見切り材53を取り付けるための下側縦板部50cを設けたため、止水役物50を壁下見切り材53の下地として兼用することができる。これにより、壁下見切り材53を取り付けるための下地材を別途設ける必要がなくなるため、部品点数の増大を抑制しながら、建物10内への雨水の吹き込みを阻止することができる。
また、下側縦板部50cを横板部50bから下方に延びるように設け、その横板部50bの屋外側面に壁下見切り材53を取り付けた。これにより、壁下見切り材53(取付板部53a)を横板部50bにビス54により取り付ける際には、その取付作業を屋外側から行うことができ、かかる取付作業を壁下見切り材53の下方から行う場合と比べその取付作業をし易くすることができる。
横板部50bに、壁支持部材37の横板部37bよりも屋外側に延出し中空部28aを下方から覆う延出部57を設け、その延出部57の延出側端部に当該端部から下方に延びる下側縦板部50cを設けた。この場合、下側縦板部50cに壁下見切り材53の取付板部53aが屋外側から取り付けられることで、取付板部53aが中空部28aよりも屋外側に配置され、さらにその取付板部53aよりも下方では下側横板部53dが壁厚み方向に中空部28aを跨いで設けられるため、中空部28aの下端開口が下方に露出するのを防止することができる。
また、延出部57により中空部28aが下方から覆われる構成にあって、当該延出部57には中空部28aを下方に開放させる排水孔51が形成されているため、仮に中空部28aに水が入り込んだとしても、その入り込んだ水を排水孔51を通じて下方に排出することができる。これにより、中空部28aに入り込んだ水が中空部28aで滞留するのを回避することができ、その結果滞留した水が腐食して悪臭が発生する等の不都合が生じるのを防止することができる。よって、この場合、中空部28aの下方への露出を防止しながらも、中空部28aにおける水の滞留を回避して上述の不都合が生じるのを防止することができる。
壁下見切り材53における後板部53eの下端部に排水孔58を設けたため、中空部28aから下側横板部53d上に排出された水をこの排水孔58を通じて壁下見切り材53の外すなわち屋外に排出することができる。これにより、壁下見切り材53の内部に水が溜まるのを回避することができるため、溜まった水が腐食して異臭が発生する等の不都合が生じるのを回避できる。
ここで、後板部53e上にはバルコニー底板59が載置されているため、後板部53eにはバルコニー底板59からの下向き荷重が作用している。そのため、壁下見切り材53は、その荷重により後板部53e側が若干下方に下がった状態で保持されることが想定される。その場合、下側横板部53dは後板部53e側に向けて若干下方傾斜した状態となるため、中空部28aより下側横板部53d上に排出された水はその傾斜に沿って後板部53e側に流れることが想定される。この点、上記の実施形態では、排水孔58を後板部53eの下端部、換言すると下側横板部53dと後板部53eとの境界部に設けたため、下側横板部53d上の傾斜に沿って流れる水を排水孔58を通じて好適に排出することができる。そのため、下側横板部53d上に水が滞留するのを確実に回避することができ、その結果水の滞留に伴う上述の不都合をより確実に防止することができる。
下側縦板部50cに、壁下見切り材53の上側横板部53bよりも下方に延出した延出部52を設けたため、中空部28aから下方に排出された水が取付板部53aの裏面から上側横板部53bの裏面へと伝って流れるのを阻止することができる。これにより、中空部28aから排出された水をより確実に排水孔58の方へ導くことが可能となるため、壁下見切り材53の内部で水が滞留するのをより確実に回避することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、止水役物50に、壁支持部材37と外側壁面材28との間に挟み込まれる挟み込み板部として上側縦板部50a及び横板部50bを設けたが、これら各板部50a,50bのうちいずれか一方の板部50a(又は50b)を設けないようにしてもよい。その場合でも、壁支持部材37と外側壁面材28との間を塞ぐことができるため、それら両部材28,37の間を通じた建物10内への雨水の吹き込みを阻止することができる。
(2)上記実施形態では、止水役物50に壁下見切り材53を取り付けるための下側縦板部50cを設けたが、止水役物50に下側縦板部50cを設けないようにしてもよい。この場合においても、建物10内への雨水の吹き込みを阻止することが可能である。また、この場合には、壁下見切り材53を取り付けるための下地材を別途設ければよい。
(3)上記実施形態では、壁下見切り材53においてその後板部53eの下端部に排水孔58を設けたが、これに代えて又は加えて、下側横板部53dにおける後板部53e側の端部に排水孔58を設けてもよい。また、下側横板部53dと後板部53eとに跨がるようにして排水孔58を設けてもよい。要するに、下側横板部53dと後板部53eとの境界部付近に排水孔58を設ければ、中空部28aから下側横板部53d上に排出された水を下側横板部53d上に沿って排水孔58へ好適に導くことができ、水が下側横板部53d上に滞留してしまうのを回避することができる。
なお、排水孔58は必ずしも下側横板部53dと後板部53eとの境界部付近に設ける必要はなく、下側横板部53dにおける中空部28aの真下位置等、他の部位に設けてもよい。
(4)上記実施形態では、壁下見切り材53の上側横板部53bと外側壁面材28の下端面との間に、一次止水部材としてシール材56を設けたが、このシール材56を設けないようにしてもよい。この場合であっても、止水役物50により建物10内への雨水の吹き込みを阻止することができる。
(5)上記実施形態では、内部に中空部28aを有する窯業系サイディングからなる重厚外壁に本発明の止水構造を適用したが、中空部28aを有しない重厚外壁に本発明を適用してもよい。また、ALCからなる壁面材等、窯業系サイディング以外の壁面材に対して本発明を適用してもよい。例えばALCからなる壁面材は、その厚みが比較的大きいため、L字型の壁支持部材による壁支持構造が採用されることが想定され、その場合本発明の止水構造を適用することが可能となる。
(6)上記実施形態では、バルコニー20のバルコニー腰壁部22を構成する外側壁面材28(外壁面材に相当)に対して本発明の止水構造を適用したが、バルコニー以外の建物部位に設けられる外壁面材に本発明を適用してもよい。例えば、建物本体12の外壁部18を構成する外壁面材に対して本発明の止水構造を適用することが考えられる。
10…建物、12…建物本体、20…バルコニー、22…腰壁部としてのバルコニー腰壁部、28…外壁面材としての外側壁面材、28a…中空部、37…壁支持部材、37a…縦板部、37b…横板部、50…止水部材としての止水役物、50b…止水横板部としての横板部、50c…見切り取付部としての下側縦板部、51…排水孔部としての排水孔、53…壁下見切り材、53a…被取付部としての取付板部、53b…壁下対向部としての上側横板部、53d…下板部としての下側横板部、53e…支持板部としての後板部、56…シール材、57…延出部、58…孔部としての排水孔、59…バルコニー底板。

Claims (6)

  1. 外壁面材と、
    その外壁面材の幅方向に沿って長尺状に形成され、当該外壁面材を下方から支持する壁支持部材と、を備え、
    前記壁支持部材は、前記外壁面材の下端面が載置される横板部と、当該外壁面材の裏面と対向する縦板部とを有するL字状をなしている建物に適用され、
    前記壁支持部材と前記外壁面材との間に、当該外壁面材の幅方向に延びる止水部材が挟み込まれて設けられており、
    前記外壁面材の下方には、当該外壁面材の幅方向に沿って延びかつ当該外壁面材の下端面を覆う壁下見切り材が設けられており、
    前記止水部材は、前記壁下見切り材を取り付けるための見切り取付部を有していることを特徴とする建物の止水構造。
  2. 建物本体から屋外側に張り出してバルコニーが設けられ、そのバルコニーの周縁部に沿って腰壁部が設けられている建物に適用され、
    前記腰壁部は、その屋外側に前記外壁面材を有しており、その外壁面材の下方に前記壁下見切り材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建物の止水構造。
  3. 前記止水部材は、前記横板部と前記外壁面材の下端面との間に挟み込まれた止水横板部と、前記止水横板部よりも下方へ延びる前記見切り取付部とを有しており、
    前記壁下見切り材は、前記見切り取付部の屋外側に取り付けられる被取付部を有していることを特徴とする請求項2に記載の建物の止水構造。
  4. 前記外壁面材は、上下に延びる複数の中空部を有しており、
    前記止水横板部は、前記横板部よりも屋外側に延出し前記中空部を下方から覆う延出部を有しており、その延出部の延出側端部に前記見切り取付部が設けられており、
    前記見切り取付部に屋外側から前記被取付部が取り付けられることで、当該被取付部は前記中空部よりも屋外側に位置しており、
    前記壁下見切り材は、前記被取付部よりも下方にて前記外壁面材の厚み方向に前記中空部を跨いで延びる下板部を有しており、
    前記延出部には、前記中空部を下方に開放させる排水孔部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の建物の止水構造。
  5. 前記バルコニーの底部において前記外壁面材よりもバルコニー内側にはバルコニー底板が設けられており、
    前記壁下見切り材は、
    前記外壁面材の厚み方向に前記中空部と前記バルコニー底板とに跨がって延びる前記下板部と、
    当該下板部から上方へ延び前記バルコニー底板を下方から支える支持板部とを有し、
    前記壁下見切り材において前記下板部と前記支持板部との境界部付近には当該壁下見切り材を厚み方向に貫通する孔部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の建物の止水構造。
  6. 前記壁下見切り材は、前記被取付部の下端部から屋外側に延び、前記外壁面材の下端面と上下に対向する壁下対向部を有しており、
    前記外壁面材の下端面と前記壁下対向部との間には、それら両者間の隙間を塞ぐシール材が設けられていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の建物の止水構造。
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