JP6261087B2 - スクラップ沈降システム - Google Patents

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Description

本発明は、典型的には、溶融金属処理に用いられるタイプのスクラップ沈降システムに向けられる。例えば、本発明は、アルミニウムのリサイクルに適用されるが、これに限定されるものではない。
本出願は、各々の開示が引用により本明細書に組み入れられる、2011年7月7日に出願の米国仮特許出願第61/505,156号及び2012年4月17日に出願の米国仮特許出願第61/625,134号の利益を主張するものである。
金属のリサイクルにおいては、加工及び処理のためにスクラップ片を溶融することが必要である。スクラップ片の大部分は、これらが形成される、切削、穿孔及び冷間圧延などの機械的成形動作の結果として、薄肉である。薄肉スクラップ片の溶融は、(i)伝統的な溶融炉内の過酷な雰囲気への長時間の露出が極めて高い酸化損失をもたらし、(ii)薄肉スクラップ片が溶融金属に浮かぶという事実により、溶融金属の迅速な沈降が大幅に妨げられるため、特に困難である。
典型的な溶融作業において、溶融炉には、密閉された炉床、及び接続された開放溶融ベイ又は充填ウェルが設けられる。ポンプ又は他の溶融金属流誘起装置により、溶融金属が炉床から充填ウェルに流れる。金属スクラップ片が充填ウェル内に入れられる。ポンプは、遠心インペラ駆動型又は電磁型とすることができる。本開示は、いずれの装置にも適合するが、比較的少ない溶融金属充填量(例えば、4インチ未満)を意味するドライハース条件で使用することができる電磁ポンプに特に適合性を見出す。電磁ポンプは、導体が周囲のコイルにより生成される磁場に磁気的に反発する、リニアモータ原理で動作する。設計のさらなる詳細、その原理及び動作は、特に電磁ポンプの原理及び動作、並びにシステム構成の特徴に関してその内容を引用により本明細書に組み入れる特許文献1に見出すことができる。
溶融金属槽の表面より下方へのスクラップ金属の沈降を容易にするために、溶融ベイにおいて(具体的には、充填ウェルにおいて)様々な装置が使用されている。3つの主要なタイプのシステムが存在する。第1のタイプは、主として、上面に溶融金属流を生成するロータから構成される機械システムを含む。これらの装置の例は、特許文献2、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5に示される。第2のタイプのシステムは、スクラップを溶融表面より下方に物理的に押し下げるために機械装置を用いる(エレファント・フィート/ウェル・ウオーカ)。第3のタイプのシステムは、スクラップ片を充填ウェル内に沈降させる金属流を生成するために、ロータの回転なしにチャンバの形状に依存する。特定的には、充填ウェル内への溶融金属の流れが、上面から槽内へチップを引き込む渦を達成するように操作される。これらのシステムは、例えば、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9に示され、これらの各々を引用により本明細書に組み入れる。本開示は、この第3のタイプのスクラップ沈降システムに向けられる。
図1は、本開示に関連するタイプの1つの従来技術のスクラップ沈降システムを示す。この装置は、固体金属3が、溶融金属5と密接に接触するように導入される充填ウェル1を含む。充填ウェル1は、高速溶融金属流と共に溶融金属表面内に渦を生成する内部プロファイルを有し、この渦が固体金属3の溶融金属5への混合を促進する。高速溶融金属流は、電磁ポンプ・ユニット7により生成される。より特定的には、溶融金属5は、出口9を介して充填ウェル1を出て、導管11を通って炉(図示せず)に入る。溶融金属は、導管12を介してポンプ・ユニット7により炉から引き出され、次いで、導管13及び入口15を介して充填ウェル1に導入される。導管13は、充填ウェルの周壁と、充填ウェル1内の渦形成を促進するために実質的に接線方向に位置合せされる。図2は、代表的な充填ウェルの上面図を与える。
スクラップ溶融装置100が、既存の充填ウェルの寸法と一致する比較的精密な公差をもたらすのに適したサイズで構築することができる、又は新しく構築される充填ウェル自体を形成することができる耐熱材料102のブロックで構成される、図3を参照する。装置100は、アルミナ−シリカ耐熱材料又は当業者には周知の他のキャスタブル耐熱材料などの硬化材料で構成されることが好ましい。ブロック102は、概ね円筒形の側壁118、底壁120、出口124及び出口ダクト125につながる中央キャビティ123を形成する内壁122の周りに配置されたランプ121を有するチャンバ116を含む。ランプ121は、チャンバ116への入口126に隣接する前縁部を含む。実際に、装置100は、優れたスクラップ溶融性能をもたらすことが見出されている。
前述のように、本開示は、リサイクルのみに適するものではない。むしろ、溶融金属の溶融、処理、精製及び分配の際の種々の段階において、スクラップ金属に加えて外部材料を溶融金属に導入することが望ましい場合もある。これらの材料は、溶融金属から望ましくない成分を抽出するための気体であっても、又は所望の成分を溶融金属に導入するための粉末であってもよい。本開示はまた、そうした材料を溶融金属内に効率的に導入するための装置及び方法も提供する。有利なことに、この装置及び方法は、全体として、付加される材料と溶融金属の間のより大きい接触をもたらす。
本開示はさらに、既存の様々な溶融金属炉構造との適合性が改善された装置及び方法を提供する。
英国特許第2269889号(B)明細書 米国特許第3,873,305号明細書 米国特許第3,997,336号明細書 米国特許第4,128,415号明細書 米国特許第4,930,986号明細書 米国特許第3,955,970号明細書 米国特許第3,984,234号明細書 米国特許第4,286,985号明細書 米国特許第6,217,823号明細書
例示的な実施形態の1つの態様によると、充填ウェルを含む炉が提供される。充填ウェルは、耐熱材料の側壁及び底壁を含む上部開放チャンバを含む。チャンバの側壁内に、溶融金属を受け入れるための入口が設けられる。ランプが側壁に隣接して設けられ、内壁が中央キャビティを形成する。ランプは、内壁と側壁の間に配置される。ランプは、底壁との交差部から内壁の上面の近くまで全体的に傾斜される。キャビティは、出口と流体連通する。内壁内の通路が、入口とキャビティの間に流体連通をもたらす。
第2の実施形態によると、耐熱材料の側壁及び底壁を含む上部開放チャンバと、溶融金属を受け入れるためのチャンバの側壁内の入口と、チャンバの側壁に隣接するランプと、中央キャビティを形成する内壁とを有する充填ウェルを含む炉が提供される。ランプは、内壁と側壁の間に配置される。ランプは、底壁との交差部から内壁の上面の近くまで傾斜される。キャビティは、出口と流体連通する。内壁内の通路が、入口とキャビティの間に流体連通をもたらす。耐熱材料で構成され、かつ、通路内に取り外し可能に固定するように成形された取り外し可能挿入体もまた提供される。この取り外し可能挿入体は、通路の少なくとも一部分、随意的に通路の全体をブロックする。
第3の実施形態によると、溶融金属のための充填ウェルが提供される。この充填ウェルは、入口及び出口を有する混合ボウルを含む。入口は、第1の導管を受け入れる。出口は、肘継手を受け入れる。肘継手は、関連した炉と連結するように構成された第2の導管を受け入れる。
本開示の第4の態様によると、溶融金属用の容器を含む炉が提供される。この容器は、容器内の溶融金属の最大深さを有し、容器の入口に接続された第1の導管と、容器の出口に接続された肘部とをさらに含む。第1の導管は、流れ発生器と関連している。肘部は、出口と第2の導管の間の流体連通をもたらす。
更に別の実施形態によると、炉から溶融金属を受け取るための導管と流体連通する充填ウェルを含む、溶融金属を沈降させるためのシステムが提供される。導管は、アダプタによって炉に連結される。アダプタは、耐熱材料で形成された細長い本体を含む。この本体は、第1の寸法(W)及び第2の横断方向寸法(H)を有する第1の端部と(W>H)、直径(D)を有する実質的に円形の第2の端部(D≦H)とを有する通路を構成する。
従来技術のスクラップ溶融システムを示す。 従来技術の第1の充填ウェルの断面図である。 従来技術の第2の充填ウェルの断面図である。 本発明の充填ウェルの斜視図である。 図4の充填ウェルの上部の部分的断面図を与える。 図4の充填ウェルの線C−Cに沿った断面図を与える。 調節可能な開閉式連通ポートを含む代替的な充填ウェル挿入体の上端斜視図を与える。 図6の挿入体の下端斜視図を与える。 制限された連通ポートを含む代替的な充填ウェル挿入体の上端斜視図を与える。 図8の挿入体の下端斜視図を与える。 図6−図9に示されるタイプの充填ウェル挿入体を含む充填ウェルの下端斜視図を与える。 本開示の第3及び/又は第4の実施形態による混合システムの(部分的に断面における)上面図である。 図11の混合システムの側面図である。 図11の混合装置の(部分的に断面における)拡大上面図である。 炉と結合された出口アダプタを含む更に別の実施形態の混合システムの部分的に断面における上部斜視図である。 図14のアダプタの底部側斜視図である。 図14のアダプタの左側面図である。 図14のアダプタの、図15Bの線C−Cに沿って取られた上部断面図である。 図14のアダプタの底部側断面図である。 図14のアダプタの左側端面図である。 図14のアダプタの右側端面図である。
部分的断面は、詳細を示すために用いられる。
本発明の第1の態様によると、溶融金属のための処理装置が提供される。この装置は、溶融金属の炉チャンバと、ポンプと、炉チャンバからポンプに至る出口と、ポンプから充填ウェルに至る出口と、充填ウェルから炉チャンバに至る通路とを含む。この処理装置は、金属又は材料を含む金属を溶融させるため、及び/又は溶融金属を処理するため、及び/又は溶融金属を精製するため、及び/又は溶融金属を分配するためのものとすることができる。ポンプは、遠心型又は電磁型とすることができる。
図3を参照すると、低温始動条件又は乾燥炉条件において、特許文献9に記述される装置の渦形成ウェルは、図1に示されるシステムの充填ウェルとして用いられた場合に問題があることが分かっている。さらに、溶融金属処理システムが低い金属レベル(ドライハース)にある場合には、内壁122が、溶融金属の流れに対するダムとして働き、溶融金属流が出口124に達するのを妨げる。
従って、技術は、図2に示される代替的バージョンを採用した。この設計により、システムが非常に低い溶融金属レベルでさえも機能することが可能になる。この設計において、スクラップ沈降チャンバ204は、スクラップ沈降のための渦を生成するために、実質的に同一平面上にある入口206及び出口208によって生成される接線流に依存する。入口206と出口208の間には、溶融金属流を制限する介在構造体は存在しない。しかしながら、図2の設計によって生成される渦は、必ずしも、全てのスクラップ沈降用途に十分ではないことが見出されている。例えば、アルミニウム合金が比較的高濃度のシリコンを含む場合、スクラップ沈降は特に困難になる。
ここで図4及び図5A−図5Bを参照すると、強力な渦形成設計、及び低温作動及び/又はドライハースのような低い溶融金属深さ条件における操作性の両方の利点をもたらす、図1のシステム(一例として)に用いるのに適した修正された充填ウェル挿入体が示される。この設計はまた、溶融金属流の方向を反転することができる点でも有利である。これは電磁ポンプの独特な特徴であり、システムの導管内の詰まりの形成を阻止するのに有用である。
充填ウェル300は、内部にランプ304がある渦形成チャンバ302を定める。溶融金属は、入口通路308を介してチャンバ302内に注入される。チャンバ302に入る溶融金属は、外側チャンバ壁310と内側チャンバ壁314の間に配置されたランプ304を押し上げる。ランプ304は、一般に、入口通路308に比較的近い充填ウェルの底壁に隣接する低い地点から、内壁314とも併合する棚部316と併合する地点まで、チャンバ302の周りに約225°延びる。ランプ304を流れ昇る溶融金属が、チャンバ302内の溶融金属槽の回転を引き起こし、出口通路322と連通するキャビティ320内に落ち込む。溶融金属のキャビティ320内に落ち込むことにより、溶融金属槽内に望ましい折り畳み動作を引き起こし、これがスクラップ材料を沈降させるのに非常に有効である。
連通ポート324は、隣接する入口通路308から内側チャンバ壁314を通って延びてキャビティ320との流体連通をもたらす。これにより、溶融金属レベルが、内側チャンバ壁314より高く上昇するのに十分に高くない場合にも、溶融金属がシステムの入口脚部とシステムの出口脚部との間を流れることが可能になる。従って、脚部11及び13(図1)は、低い溶融金属レベルでさえ、溶融金属連通状態にある。同様に、溶融金属流の方向が反転された場合、出口通路322が入口となり、入口通路308が出口になり、連通ポート324がこれを可能にする。安全オーバーフロー開口部326を設けて、詰まりが生じた場合に、溶融金属が、充填ウェルの上にあふれ出るのではなく、炉内に向けられることを可能にする。しかしながら、金属レベル・プローブが適切に装備された場合には、オーバーフロー開口部を無くすことができる。適切なツールにより、入口308へのアクセス及び電磁ポンプにつながるその上流へのアクセスを提供するために、洗浄用ポート328が含められる。
ポリスチレンの型枠を用いて、耐熱物の鋳造の際にテーパ及び通路などの構造部を生成することができる。導管受け面等は、効果的なガスケットを可能にするように滑らかであることが好ましい。
次に図6−図10を参照すると、代替的な充填ウェル挿入体が示される。この充填ウェル挿入体は、図4及び図5に述べられる設計に類似している。図6−図9の充填ウェル挿入体は、ウェルの外壁及びランプが設けられていないという点で僅かに異なる。むしろ、図示される挿入体(600、800)は、これらの構成要素を含むウェル内に配置される。
さらに、特定的に図10を参照すると、充填ウェル挿入体402は、金属覆い406内に配置された絶縁層404で取り囲まれた概ね円筒型の耐熱外壁403内にある。ランプ408は、耐熱壁403と挿入体402の内壁410との間に配置される。ランプは、耐熱壁又は内壁のいずれかの一体部品としてもよく、又は、ここで示されるように別個の要素としてもよい。ランプ408は、ほぼ地点Rにおいて位置合せされた最下点を有し、耐熱壁403の側壁412の周りを巻きながら上昇して上面414に合流することができる。地点Rは、溶融金属を充填ウェル内に受ける通路416に面するランプ入口の前縁部を配置するように選択される。溶融金属は、ランプ408を流れ昇り、キャビティ418内に流れ込み、出口420を通って出ていく。また、ランプ408を流れ昇ることなく、溶融金属が直接入口416から出口420に通るのを容易にするために、鍵穴422が設けられる。これにより、低い金属レベルにおける動作が容易になる。
再び図6及び図7を参照すると、1つの適切な充填ウェル挿入体が示されている。挿入体600には、選択的に取り外し可能なダム要素609を設けることができ、これが、他の場合には耐熱壁601内に存在するポート611をブロックする。上述のように、ポート611は、低い金属レベルが存在するドライハース条件のような状況のために設けられる。この点に関して、ブロック要素609を除去し、溶融金属が通路605からポート611を通って直接キャビティ613内に入り、出口615から出るのを可能にする。動作において、溶融金属は、挿入体600の外面601に隣接するランプを流れ昇り、上面603をあふれ出てキャビティ内にこぼれ落ち、出口を通って出る際に、チャンバ内に渦を形成する。
挿入体600は、充填ウェルへの挿入体600の挿入及びこれからの除去を容易にするためのフック又は他の要素を受ける複数の孔617を含むことができる。同様に、ダム要素609には、ポート611の閉鎖位置へのダム要素609の選択的な挿入及び/又はこれからの除去を容易にするためのフック又は他の要素を受ける孔619が設けられる。ダム要素609は、協働する鍵要素及び側壁601内に形成された鍵穴要素623を介して、ポート611内に保持される。
ここで図8及び図9を参照すると、部分的なダム要素802だけが設けられた代替的な溶融金属挿入体800が示される。部分的ダム要素802は、入口804とキャビティ806との間に配置された通路808を通る溶融金属の経路を部分的にブロックし、さらに渦の減衰を最小にするために連続的な上面810が設けられる。ダム要素802は鍵要素816を含むことができ、挿入体800の側壁は、取り外し可能に固定するのを容易にするために、協働する鍵穴要素818を含むことができる。
図1の装置のさらに別の欠点は、入口導管及び出口導管の配向に関する制約である。さらに、適切に機能する充填ウェルをもたらすために、導管の間の相対角度に関する選択肢が制限されている。より特定的には、ボウル内の最適な循環を達成するために、入口を充填ウェルの接線方向にすることが有益である。出口は、中央出口とすることができ、又はボウルに対して接線方向にすることができる。これにより、導管と炉(例えば)の交差部の必要な地点に関する選択肢が制限される。要するに、直線的な脚部導管は、充填ウェルと炉の間にて最適な交差部の地点をもたらすことができない。
ここで図11−図13を参照すると、充填ウェル900が提供される。充填ウェル900は、混合チャンバ904の外壁907に隣接するランプ906及び出口キャビティ909を定める内壁908を含む混合チャンバ904を形成する概ね円筒型の本体902で構成される。入口導管910が、電磁ポンプ912と関連するように設けられ、この電磁ポンプ912自体は、炉916の溶融金属槽914と流体連通する。入口導管910は、混合チャンバ904内に溶融金属流を生成するように、より特定的には、溶融金属をランプ906の前縁部916に向かって排出するように配置される。
出口導管918は、充填ウェル900の外面上に形成された出口アダプタ924に、分割フランジ922を介して固定された肘部材920で構成される。肘部材920は、第2の分割フランジ926介して、炉916と結合することが意図された直線の導管928に接合される。肘部材は、15度から90度までの間の角度を形成することができる。明確にするために、出口が炉の面に対して平行である場合、出口は混合チャンバから0°であり、90度の場合、炉の面に垂直に炉に入る導管をもたらす。
肘部材920には、テーピング・コーン932が配置される洗浄ポート930が取り付けられる。シール934は、洗浄ポート930へのアクセスを与えて、洗浄のために、テーピング・コーン932を出口導管918内に強制的に挿入できるようにする。有利なことに、所定の回転角の肘部を設けることにより、必要に応じて、出口導管918が炉916と接触する位置を調整することができる。
充填ウェル900の移動を容易にするためにレール・システムを設けることができ、2つのレール940、942により、充填ウェル900を炉に隣接して所望のように配置することが可能になり、充填ウェル900から取り外す際に出口導管928及び肘部材を支持するために、第3のレール944を設けることができる。
テーピング・コーン948が内部に配置された入口洗浄ポート946を含めることによって、洗浄のために、同じく入口導管910にアクセスすることができる。
典型的な導管(例えば、910及び918)は、鋼殻によって完全に包まれた耐熱材料で取り囲まれるセラミック管で構成される。肘部材はまた、炭化ケイ素などの鋳造耐熱物で構成することができる。
本発明で開示される実施形態は、製造効率のために充填ウェル900を標準化できる一方で、肘部918の使用により各炉の構造及びこれに関連した据え付け面積の利用可能性についてのカスタマイズが可能になるので有利である。さらに、適切な角度を有する肘部材を設けることにより、入口及び出口が有利に配置された標準設計充填ウェルを利用することが可能であり、さらに、システムは、関連した炉と適切に位置合わせするように肘角度を調整することにより調節可能である。入口導管に肘継手を装備してシステム設計の自由度をさらに大きくできることも考えられることに留意されたい。
更に別の実施形態によると、図14及び図15A−図15Fを参照すると、アダプタ708を介して、戻り脚部導管702と炉706への出口704との間に改善されたインターフェースが提供される。アダプタ708は、ステンレス鋼繊維で強化された鋳造耐熱体である。
アダプタ708は、直方柱を一例とする、任意の形状を有することができる。特定の実施形態において、直方柱の第1の端部が傾斜した端壁を有することは有利であり得る。同様に、炉に接触する端部が、下から上へ又は上から下へ傾斜していることが望ましい。さらに図14から認識されるように、導管702は90°の角度で炉と交差しないことがある。従って、導管が炉に入る角度と実質的に一致する傾斜端壁を有するアダプタを提供することが有利である。さらに、導管は、必ずしも炉に対して水平方向の配向を有するとは限らない。従って、結合面の垂直傾斜を導管の傾斜と一致させるように傾斜させることは有利であり得る。
特に図15A−図15Fを参照すると、アダプタ708は、上壁710、底壁712、細長い側壁714及び切頭側壁716を含む。通路717が、傾斜端壁718から直角の端壁720まで延びる。傾斜端壁718は、側壁から側壁までと底壁から上壁までとの複合角を有する。通路717は、出口端部724の面積より大きい面積を有する入口端部722を含む。より特定的には、入口端部は、幅W及び高さHを有する楕円形とすることができ、他方、出口端部は直径Dを有する円形とすることができる。第1の寸法(W)及び第2の横断方向寸法(H)は、関係W>Hを有することができ、実質的に円形の第2の端部は、関係D≦Hを有する直径(D)を有することができる。移行区域726が、入口端部722と出口端部724の間に設けられることが好ましい。移行区域726は、破壊的流れパターンを防止するために緩やかにテーパすることができる。
一般的に言うと、アダプタは、入口の寸法が出口の寸法よりも大きいという条件で、任意の所望の入口形状を有することができる。例えば、水平方向に延びた矩形、卵形、又は楕円形の入口を有することが望ましい。この設計は、増大した表面積、つまり、垂直方向にコンパクトな増大した面積をもたらし、長時間、低下したレベルの溶融金属への露出を可能にする。
アダプタを導管及び炉に固定するのに用いられる、ねじ、ボルト、柱等を受けるための複数の孔728を設けることができる。
この設計は、電磁ポンプの入口において、ポンプの処理量を最大にする適切な溶融金属の供給量があることを保証するように開発されてきた。この設計はまた、標準的な入口管の設計の入口領域で生じる流体力学の負の影響を減らし、粒子の付着を無くす。
この設計は、主要な炉耐熱物への取り付けの際に耐熱ブロックの高さ及び位置を十分に調整するための手段を組み込む。ブロックの長さを大きめのサイズに製造して、ひとたび炉耐熱物内に埋め込まると、炉の高温面とぴったりと重なるようにブロックをトリム加工するのを可能にすることができる。
好ましい実施形態を参照して、例示的な実施形態が説明された。明らかに、前述の詳細な説明を読み、理解すると、当業者であれば、修正及び変更物を思い付くであろう。例示的な実施形態は、それらが添付の特許請求の範囲又はその等価物の範囲に入る限り、全てのそうした修正及び変更を含むように解釈されることが意図されている。
1、300、900:充填ウェル
3:固体金属
5:溶融金属
7:電磁ポンプ・ユニット
9、124、208、308、420、615、704:出口
11、12、13、702、910、918、928:導管
15、126、206、804:入口
100:スクラップ溶融装置
102:耐熱材料のブロック
116:チャンバ
118、412、601、714、716、718:側壁
120、712:底壁
121、304、408、906:ランプ
122、134、314、410、908:内壁
123:中央キャビティ
125:出口ダクト
204:スクラップ沈降チャンバ
302:渦流チャンバ
308:入口通路
310、403、907:外壁
316:棚部
320、418、613、806、909:キャビティ
322:出口通路
324:連通ポート
326:オーバーフロー開口部
328、930:洗浄ポート
402:充填ウェル挿入体
404:絶縁層
406:金属覆い
414、603:上面
416、717:通路(入口)
422:鍵穴
600、800:挿入体
605、808:通路
609:ダム要素(閉鎖要素)
611:ポート
617、619、728:孔
621、816:鍵要素
623、818:鍵穴要素
706、916:炉
708、924:アダプタ
710:上壁
718、720:端壁
722:入口端部
724:出口端部
802:ダム要素
904:混合チャンバ
912:電磁ポンプ
914:溶融金属槽
920:肘部材
922、926:分割フランジ
932、948:テーピング・コーン
934:シール
940、942、944:レール

Claims (5)

  1. 充填ウェルを含む炉であって、前記充填ウェルは、耐熱材料の側壁及び底壁を含む上部開放チャンバと、溶融金属を受け入れるための、前記チャンバの前記側壁内の入口と、前記チャンバの前記側壁に隣接する傾斜ランプと、中央キャビティを形成する内壁とを含み、前記ランプは前記内壁と前記側壁との間に配置され、前記キャビティは、前記充填ウェルの前記底壁に設けられ且つ当該充填ウェルから前記溶融金属を排出する出口と流体連通し、前記内壁は、前記ランプを介さずに前記入口と前記キャビティとの間の直接的な流体連通をもたらす連通ポートを含むことを特徴とする炉。
  2. 一端が前記充填ウェルに連結された導管を前記炉に連結するアダプタをさらに含み、このアダプタは、出口とこの出口より大きい面積を有する入口を含み、且つ前記充填ウェルと前記炉との間の流体連通をもたらし、前記導管は、肘継手を含むことを特徴とする、請求項1に記載の炉。
  3. 請求項1に記載の炉に使用される充填ウェルであって、この充填ウェルは、耐熱材料の側壁及び底壁を含む上部開放チャンバと、溶融金属を受け入れるための、前記チャンバの前記側壁内の入口と、前記チャンバの前記側壁に隣接するランプと、中央キャビティを形成する内壁とを含み、前記ランプは、前記内壁と前記側壁との間に配置され、かつ、前記底壁との交差部から前記内壁の上面の近くまで傾斜され、前記キャビティは、前記充填ウェルの前記底壁に設けられ且つ当該充填ウェルから前記溶融金属を排出する出口と流体連通し、前記内壁は、前記ランプを介さずに前記入口と前記キャビティの間の直接的な流体連通をもたらす連通ポートを含み、前記連通ポート内に取り外し可能に固定するように成形され、耐熱材料で構成されたダム要素が設けられ、このダム要素は、前記溶融金属を前記内壁を通過させて前記出口にアクセスさせるように、前記連通ポートの少なくとも一部分をブロックすることを特徴とする充填ウェル。
  4. 前記連通ポートは、前記内壁の上面と少なくとも実質的に連続するリムを形成する上面を含むことを特徴とする、請求項3に記載の充填ウェル。
  5. 前記内壁は鍵及び鍵穴のうちの一方を含み、前記連通ポートは、前記鍵及び前記鍵穴のうちの他方を含むことを特徴とする、請求項3に記載の充填ウェル。
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