JP6256238B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
特許文献1に記載のインクジェット記録装置は記録ヘッド及びワイパーを備える。記録ヘッドはインク吐出面を有する。インク吐出面は、記録媒体にインクを吐出するノズルが開口する第1領域と、第1領域の一方端に隣接する第2領域と、第1領域の他方端に隣接する第3領域とを含む。ワイパーは、第3領域から第1領域を経由して第2領域まで移動することでインク吐出面に付着したインクを拭き取る(ワイピング)。
特開2013−49205号公報
特許文献1に記載のインクジェット記録装置では、インクの拭き残しが発生し得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、記録ヘッドに付着したインクの拭き残しの発生を抑制することができるインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
本発明によれば、インクジェット記録装置は、記録ヘッドと、ワイパーと、移動機構と、制御部と、板状部材とを備える。記録ヘッドは、インク吐出面を有する。インク吐出面は、第1領域と、第2領域とを含む。第1領域には、インクを吐出するノズルが開口する。第2領域は、前記第1領域の一方端に隣接する。移動機構は、前記ワイパーを前記インク吐出面に接触させた状態で前記インク吐出面に沿って移動させる。制御部は、前記移動機構に前記ワイパーを移動させる。板状部材は、前記第2領域に設けられる。前記板状部材の前記記録ヘッドの短手方向に沿った第1幅は、前記インク吐出面の前記記録ヘッドの短手方向に沿った第2幅より大きい。
本発明によれば、記録ヘッドに付着したインクの拭き残しの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のヘッド部を示す図である。 本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の記録ヘッド及びワイパー部を示す図である。 (a)〜(e)本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のワイパーの動作(往路)を示す図である。 (a)〜(e)本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のワイパーの動作(復路)を示す図である。 (a)〜(c)本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のワイピング時のインク形状の変化を示す図である。 本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の記録ヘッドを示す側面図である。 本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のワイパー部を下降させた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のワイパー部を上昇させた状態を示す図である。 本発明の実施形態の変形例に係るインクジェット記録装置の記録ヘッド及び板状部材を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。なお、本実施形態では、X軸及びY軸は水平面に平行であり、Z軸は鉛直線に平行である。
図1及び図2を参照して、本実施形態に係るインクジェット記録装置1について説明する。図1は、インクジェット記録装置1の構成を示す。インクジェット記録装置1は、ヘッド部3、制御部50、ワイパー部60、トレイ200、給送ローラー201、第1搬送ユニット205、第2搬送ユニット212、排出ローラー216、及びキャップユニット290を備える。
トレイ200は、第1搬送ユニット205よりも記録媒体Tの搬送方向Pの上流に設けられ、記録媒体Tを収容する。トレイ200の搬送方向Pの下流端には、給送ローラー201が設けられる。給送ローラー201は、トレイ200に収容された記録媒体Tを一枚ずつ第1搬送ユニット205へ搬送する。記録媒体Tは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、又は光沢紙のような紙、又はOHP(Overhead Projector)シートのような合成樹脂製のシートである。
第1搬送ユニット205は、第1駆動ローラー206と、第1従動ローラー207と、第1駆動ローラー206及び第1従動ローラー207に掛け渡された第1搬送ベルト208とを含む。第1駆動ローラー206が反時計回りに回転することにより、第1搬送ベルト208が回転し、第1搬送ベルト208に保持された記録媒体Tが搬送方向Pに搬送される。
ヘッド部3は、第1搬送ユニット205に対向して配置される。ヘッド部3は、ヘッドハウジング18、及びヘッドハウジング18に保持されたラインヘッド10K、10C、10M、10Yを含む。図2は、ヘッド部3を示す。ラインヘッド10K、10C、10M、10Yは、それぞれ、ブラック色のインク、シアン色のインク、マゼンダ色のインク、及びイエロー色のインクを吐出又は排出する。ラインヘッド10K〜10Yは、記録媒体Tの搬送方向Pに沿って配置される。ラインヘッド10K〜10Yの各々は、搬送方向Pに直交する方向に沿って千鳥状に配置される3個の記録ヘッド10を含む。
図1に示すように、第2搬送ユニット212は、第1搬送ユニット205よりも搬送方向Pの下流に配置されている。第2搬送ユニット212は、第2駆動ローラー213と、第2従動ローラー214と、第2駆動ローラー213及び第2従動ローラー214に掛け渡された第2搬送ベルト215とを含む。第2駆動ローラー213が反時計回りに回転されることにより、第2搬送ベルト215が回転し、第2搬送ベルト215に保持された記録媒体Tが搬送方向Pに搬送される。
ヘッド部3によって画像が記録された記録媒体Tは第2搬送ユニット212へ送られ、第2搬送ユニット212を通過する間に記録媒体Tの表面に吐出されたインクが乾燥する。第2搬送ユニット212の下方にはワイパー部60及びキャップユニット290が位置されている。
制御部50は、ワイパー部60にラインヘッド10K〜10Yのインク吐出面に付着したインクを拭き取らせる際に、つまり、ワイピングを実行する際に、第1搬送ユニット205を下降させる。そして、制御部50は、第2搬送ユニット212の下方に位置されたワイパー部60を水平移動させて、待機位置、つまり、ヘッド部3の下方に位置させる。その結果、ワイパー部60は、ヘッド部3と第1搬送ユニット205との間に位置する。ワイパー部60は、ラインヘッド10K〜10Yに付着したインクを拭き取り、拭き取られたインクを回収する。
制御部50は、ラインヘッド10K〜10Yのインク吐出面をキャッピングする際に、キャップユニット290を水平移動させてヘッド部3の下方に位置させる。さらに、制御部50は、キャップユニット290を上方に移動させる。その結果、キャップユニット290は、ラインヘッド10K〜10Yのインク吐出面に装着される。
排出ローラー216は、第2搬送ユニット212よりも搬送方向Pの下流に配置され、画像が記録された記録媒体Tをインクジェット記録装置1の外部に排出する。
図3を参照して、記録ヘッド10及びワイパー部60について説明する。図3は、記録ヘッド10及びワイパー部60を示す。ワイパー部60は、ワイパー20及び移動機構30を含む。
記録ヘッド10は、インク吐出面17を有する。インク吐出面17は、第1領域A1と、第2領域A2と、第3領域A3とを含む。第2領域A2は、第1領域A1の一方端に隣接する。第3領域A3は、第1領域A1の他方端に隣接する。第1領域A1には、多数のノズル11が開口している。ノズル11は、記録媒体Tに画像を形成するためのインクを吐出する。ノズル11は、パージ処理において、記録ヘッド10内の不要物と共にインクNfを排出する。インクNfは密閉空間に収容されている。従って、インクNfに含有される揮発成分の蒸発が抑制される。揮発成分は、外気に触れると蒸発する。その結果、ノズル11から排出されるインクNfは、空気に触れていた残留インクと比較して粘度が低い。
制御部50は、移動機構30にワイパー20を移動させる。移動機構30は、制御部50に制御されて、ワイパー20を移動させる。具体的には、移動機構30は、上昇方向D1にワイパー20を上昇させることができ、ワイピング方向D3又はワイピング方向D4にワイパー20を移動させることができ、下降方向D2にワイパー20を下降させることができる。本実施形態では、上昇方向D1及び下降方向D2は、Z軸に沿っており、インク吐出面17に直交し、ワイピング方向D3及びワイピング方向D4は、X軸に沿っており、インク吐出面17に沿っている。上昇方向D1及び下降方向D2を総称して上下方向と記載する場合もある。
移動機構30は、ワイパー20をインク吐出面17に接触させた状態でインク吐出面17に沿って移動させる。従って、ワイパー20は、ノズル11から吐出されたインク又はノズル11から排出されインク吐出面17に付着したインクNfを拭き取ることができる。また、ワイパー20は、インク吐出面17に付着した不要物も拭き取る。ワイパー20は、弾性を有し、平板状である。ワイパー20は、例えば、合成ゴム(例えば、EPDM(ethylene−propylene−diene terpolymer))、又は合成樹脂により形成される。
インクジェット記録装置1は、インク吐出面17に取り付けられる板状部材40をさらに備える。板状部材40は、第2領域A2よりも高い親水性を有する。板状部材40は、例えば、薄板であり、親水性の高いステンレスのような金属、又は親水性の高い合成樹脂により形成される。また、例えば、板状部材40の表面粗さを第2領域A2の表面粗さより粗くする。その結果、板状部材40の親水性は第2領域A2の親水性よりも高くなる。
板状部材40は、平行部W1と、傾斜部W2とを含む。平行部W1は、第2領域A2に配置されており、インク吐出面17に対して平行な平行面41を有する。
傾斜部W2は、第1領域A1に対して平行部W1よりも外側に配置される。平行部W1と傾斜部W2とは隣接する。傾斜部W2は、傾斜面42を有する。傾斜面42は、インク吐出面17に対して斜め上方に傾斜している。
ここで、板状部材40のうち、少なくとも平行部W1が第2領域A2よりも高い親水性を有していればよい。従って、例えば、板状部材40を金属又は合成樹脂により形成し、平行部W1の表面粗さを第2領域A2の表面粗さより粗くすることにより、平行部W1の親水性を第2領域A2の親水性よりも高くする。
以上、本実施形態によれば、ワイパー20は、ワイピングの往路において、ワイピング方向D3へ移動し、第1領域A1で排出されたインクNfを平行部W1に移動させる。そして、ワイパー20は、平行部W1に付着した粘度の低いインクNfを伴って、ワイピングの復路において、ワイピング方向D4へ移動する。ワイピングの復路では、粘度の低いインクNfが平行部W1に付着しているため、第2領域A2からのインクの引き伸ばしを抑制できる。また、ワイピングの復路において、平行部W1に付着した粘度の低いインクNfによって、ワイピングの往路で引き伸ばされたインクを効果的に拭き取ることができる。
インクの引き伸ばしとは、インク吐出面17に接触しながら移動中のワイパー20の先端から移動方向の反対方向に、インクが引き伸ばされることである。インクの引き伸ばしは、粘度の高いインクで発生し易いため、本実施形態では、平行部W1に粘度の低いインクNfを付着させることにより、インクの引き伸ばしを抑制している。インクの引き伸ばしを抑制することによって、インク吐出面17に乾燥及び増粘したインクが堆積することを抑制できる。その結果、堆積したインクが垂れ落ちることによって記録媒体Tが汚染されることを抑制できる。また、増粘したインクによってノズル11が塞がれることを抑制できる。従って、インクの吐出不良を抑制できると伴に、記録媒体Tに吐出されるインクの飛翔精度の低下を抑制できる。その結果、記録媒体Tに形成される画像の品質低下を抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、板状部材40は、高い親水性を有する。従って、ワイピングの復路におけるインク吐出面17を拭き取るためのインク量が多くなる。その結果、ワイパー20は効果的にインク吐出面17に付着したインクを拭き取ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ワイピングの復路では、ワイピングの往路で移動されたインクNfを利用する。従って、ワイピングの復路において、新たなインクを消費しない。その結果、ユーザーにとってインク購入の費用を抑制できる。
次に、図4及び図5を参照して、ワイパー20の動作について説明する。図4(a)〜図4(e)は、ワイピングの往路におけるワイパー20の動作を示す。ワイパー20は、制御部50に制御されて駆動する移動機構30によって、次のように動作する。
すなわち、図4(a)に示すように、ワイピングを開始する前のワイパー20の先端にはインクNvが付着している。インクNvは、前回のワイピングでワイパー20の先端に残留したインクであり、空気に接触したことによって増粘している。ワイパー20は、待機位置から第3領域A3に向かって上昇方向D1に上昇する。そして、ワイパー20の先端が第3領域A3に押し当てられ、ワイパー20は上昇を停止する。その結果、インクNvが第3領域A3に付着する。
図4(b)に示すように、ノズル11はインクNfを排出するため、インクNfは第1領域A1に残留する。インクNfの粘度は、ワイパー20の先端に付着したインクNvの粘度より低い。ワイパー20は、上下方向の位置を一定に維持したまま、第3領域A3から平行部W1に向かってワイピング方向D3に移動する。その結果、ワイパー20によって第1領域A1に残留したインクNfが拭き取られる。
図4(c)に示すように、ワイパー20は、平行部W1まで移動し停止する。その結果、インクNfが第1領域A1から平行面41まで移動される。平行面41は高い親水性を有するため、親水性が低い場合と比較して、平行面41にはインクNfが付着し易い。インクNfは、新鮮であり、粘度は低い。ワイパー20は、平行部W1で、一定時間の間、静止する。図4(d)に示すように、ワイパー20は、静止後、下降方向D2に下降し、平行部W1の直下位置で停止する。図4(e)に示すように、ワイパー20は、平行部W1の直下位置からワイピング方向D3に移動し、傾斜部W2の直下位置まで移動する。
図5(a)〜図5(e)は、ワイピングの復路におけるワイパー20の動作を示す。図5(a)に示すように、ワイパー20の先端には、インクNfが付着している。ワイパー20は、傾斜部W2の直下位置から傾斜部W2に向かって上昇方向D1に上昇し、傾斜面42に接触して上昇を停止する。
図5(b)に示すように、ワイパー20は、上下方向の位置を一定に維持したまま、傾斜部W2から平行部W1に向かってワイピング方向D4に移動し、平行面41に付着したインクNfを拭き取る。従って、平行面41に付着したインクNfが、乾燥及び増粘して、平行面41にインクNfが堆積することを抑制できる。その結果、堆積したインクによる記録媒体Tの汚染を抑制できる。
図5(c)に示すように、ワイパー20は、上下方向の位置を一定に維持したまま停止することなく、引き続き、第3領域A3に向かってワイピング方向D4に移動する。この場合、ワイパー20の先端には、平行面41に付着していたインクNfが付着しているため、ワイパー20は、インクNfを伴って移動し、第1領域A1を拭く。
図5(d)に示すように、ワイパー20は第3領域A3の端部まで移動し、第3領域A3に残留したインクNvを拭き取る。従って、乾燥及び増粘したインクNvが第3領域A3に堆積することを抑制できる。その結果、堆積したインクによる記録媒体Tの汚染を抑制できる。
図5(e)に示すように、第3領域A3の端部に到達したワイパー20は、下降方向D2に下降する。そして、ワイパー20は、待機位置に戻り、ワイピングを終了する。
以上、本実施形態によれば、図4及び図5を参照して説明したように、高い親水性を有する板状部材40を設けることによって、簡略な構成でインクNfの引き伸ばしを抑制しつつ記録ヘッド10のインク吐出面17に付着したインクを拭き取ることができる。
すなわち、ワイピングの往路において、粘度の低いインクNfを伴ったワイパー20が板状部材40の平行部W1まで移動する(図4(b)及び図4(c))。平行部W1には、親水性を有しない場合よりも多くのインクNfが残留する。従って、ワイピングの復路において、ワイパー20の先端に粘度の低い十分な量のインクNfを伴って、ワイパー20をワイピング方向D4に移動させることができる(図5(b)及び図5(c))。
その結果、第2領域A2からのインクNfの引き伸ばしを抑制しつつ、効果的にインク吐出面17を拭くことができる。つまり、ワイピング方向D4の下流側においてワイパー20の先端に付着して移動するインクNfの粘度が低いため、第2領域A2からのインクNfの引き伸ばしを抑制できる。インクNfの引き伸ばしが抑制されるため、引き伸ばされたインクのインク吐出面17への堆積が抑制される。従って、インク吐出面17に堆積したインクが垂れ落ちることによる記録媒体の汚染を抑制できる。
また、本実施形態によれば、制御部50は、ワイパー20が第3領域A3から第1領域A1を経由して平行部W1で停止するように、移動機構30にワイパー20を移動させる(図4(b)及び図4(c))。従って、平行部W1に残留するインクNfの量が更に多くなる。従って、ワイピングの復路において、ワイパー20の先端に粘度の低い更に十分な量のインクNfを伴って、ワイパー20を移動させることができる。その結果、インクNfの引き伸ばしを更に抑制しつつ、更に効果的にインク吐出面17を拭くことができる。
さらに、本実施形態によれば、ワイパー20は、ワイピングの復路において、ワイパー20の先端に粘度の低い十分な量のインクNfを伴って移動するため、ワイピングの往路で引き伸ばされたインクNv及び第3領域A3に残留したインクNvを効果的に拭き取ることができる(図5(b)及び図5(c))。
さらに、本実施形態によれば、平行部W1と傾斜部W2とは隣接する。従って、ワイピングの復路において、傾斜部W2から平行部W1へワイパー20を円滑に移動できる。
さらに、本実施形態によれば、傾斜部W2の傾斜面42は斜め上方に傾斜している。従って、ワイパー20は、傾斜部W2から平行部W1に移動する際に、傾斜面42の傾斜に応じてワイパー20の先端部を徐々に湾曲させながら平行部W1に進入できる。その結果、ワイパー20を平行部W1に向かって上昇方向D1に上昇させ平行部W1に押し当てることによってワイパー20の先端部を湾曲させる場合と比較して、ワイパー20へのダメージを抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、制御部50は、ワイパー20がノズル11から排出されて第1領域A1に残留したインクNfを平行部W1まで移動させるように、移動機構30にワイパー20を移動させる(図4(b)〜図4(d))。従って、ワイパー20は、粘度の低いインクNfを平行部W1に付着させることができる。その結果、ワイピングの復路におけるインクNfの引き伸ばしを抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、制御部50は、ワイパー20が記録ヘッド10に対して上昇又は下降するように、移動機構30にワイパー20を移動させる(図4(a)、図4(d)、図5(a)、及び図5(e))。従って、移動機構30は、ワイパー20をインク吐出面17に接触させつつ移動させることもできるし、ワイパー20をインク吐出面17に接触させずにワイピング方向D3又はワイピング方向D4に移動させることもできる。
さらに、本実施形態によれば、ワイピングの復路においてパージ処理を実行しなくてよい。従って、パージ処理に使用されるインクNfの消費量を抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、制御部50は、ワイパー20が板状部材40及び第1領域A1を経由して第3領域A3まで移動するように、移動機構30にワイパー20を移動させる。
次に、図6(a)及び図7を参照して、記録ヘッド10について説明する。図6(a)は、記録ヘッド10の正面を示す。記録ヘッド10のインク吐出面17は矩形状である。インク吐出面17の第1領域A1には、複数のノズル形成領域12が、記録ヘッド10の長手方向に沿って千鳥状に形成される。記録ヘッド10の長手方向はX軸に沿っている。台形状のノズル形成領域12の各々には、複数のノズル11が開口している。
図7は、記録ヘッド10の側面を示す。記録ヘッド10は、流入口13及び流出口15を有する。画像形成処理時又はパージ処理時に、不図示のタンクから流入口13に流入したインクは、記録ヘッド10の内部に流入し、流出口15から流出する。記録ヘッド10の内部に流入したインクは、画像形成処理時にノズル11から吐出され、又はパージ処理時にノズル11から排出される。本実施形態では、ワイパー20は、パージ処理でノズル11から排出され、インク吐出面17に付着したインクNfを用いてワイピングを実行する。
次に、図6(a)〜図6(c)を参照して、板状部材40とインク吐出面17とワイパー20との関係、及び復路におけるワイピング時のインクNfの状態を説明する。図6(a)に示すように、板状部材40の第1幅L1は、インク吐出面17の第2幅L2より大きい。ワイパー20の第3幅L3は、板状部材40の第1幅L1よりも大きい。なお、ワイパー20の第3幅L3は、板状部材40の第1幅L1と同一であってもよい。
ここで、第1幅L1は、記録ヘッド10の短手方向に沿った、板状部材40の幅であり、第2幅L2は、記録ヘッド10の短手方向に沿った、インク吐出面17の幅であり、第3幅L3は、記録ヘッド10の短手方向に沿った、ワイパー20の幅である。記録ヘッド10の短手方向はY軸に沿っている。
図6(a)〜図6(c)は、復路におけるワイピング時のインク形状の変化を示す。図6(a)に示すように、ワイパー20は傾斜部W2に接触している。インクNfは、平行部W1に付着している。平行部W1に付着したインクNfは、ノズル11から排出されたインクNfであり、ワイピング方向D3に移動するワイパー20によって平行部W1に移動されたインクNfである。インクNfは、平行部W1への移動に伴って、記録ヘッド10の短手方向に沿って拡がり、インク吐出面17の第2幅L2よりも大きくなっている。
また、インクNfは均一に拡がっていない。すなわち、インクNfの両端部は湾曲しているため、インクNfの短手方向の幅は、Y軸に沿って不均一である。インクNfの両端部を除く部分については、インクNfの短手方向の幅は略均一である。インクNfの短手方向はX軸に沿っている。加えて、図示は省略したが、インクNfをX軸方向から見た場合に、インクNfの両端部は湾曲しているため、インクNfの高さは、Y軸に沿って不均一である。インクNfの両端部を除く部分については、インクNfの高さは略均一である。インクNfの高さは、平行部W1又はインク吐出面17からの高さを示す。
図6(b)及び図6(c)に示すように、制御部50は、ワイパー20が板状部材40から第1領域A1を経由して第3領域A3まで移動するように、移動機構30にワイパー20を移動させる。つまり、ワイパー20は、ワイピング方向D4に移動し、インクNfを平行部W1から第1領域A1を経由して第3領域A3に向かって移動させる。インクNfのうち、インク吐出面17と接触している部分、つまり、図6(a)に示したインクNfの両端部を除く部分はインク吐出面17に付着し、インク吐出面17に沿って移動される。一方、第1幅L1は第2幅L2より大きいため、インクNfのうち、インク吐出面17と接触していない部分、つまり、図6(a)に示したインクNfの両端部は落下する。
すなわち、インクNfは、短手方向の幅及び高さが略均一になるように整形され、正面視で矩形状である。従って、インクNfのうち短手方向の幅及び高さが略均一である、インクNfの両端部を除く部分によって、つまり、インク量が略均一に分布したインクNfによって、第2領域A2のうち露出している領域、第1領域A1、及び第3領域A3が拭かれる。その結果、インク吐出面17に付着したインクを均一に拭き取ることができる。
本実施形態によれば、ワイパー20の第3幅L3は、板状部材40の第1幅L1より大きく、又は第1幅L1と同一である。従って、ワイパー20がインクNfを第2領域A2から平行部W1に移動させるときに、インクNfは、記録ヘッド10の短手方向に沿って拡がり、インク吐出面17の第2幅L2よりも大きくなる。つまり、インクNfのうち両端部を除くインクNfの略均一な部分が拡がる。その結果、ワイパー20及びインク量が略均一に分布したインクNfによってインク吐出面17が包含され、インク吐出面17を均一に拭くことができる。
次に、図8及び図9を参照してワイパー部60について説明する。なお、図8及び図9では、図面の簡略化のため、板状部材40を省略している。図8は、ワイパー部60を下降させた状態を示す。制御部50はワイパー部60を制御する。制御部50は、ワイピングを実行する際には、ワイパー部60を、ラインヘッド10K、10C、10M、10Yに対向するように移動させる。なお、図8では、ラインヘッド10Kが備える3個の記録ヘッド10に対応する3個のワイパー20のみが表れている。
ワイパー部60の移動機構30は、キャリッジ31、キャリッジ31を支持する支持フレーム35、コロ36、ギャップコロ37、昇降部材38、及び底部39を含む。
昇降部材38の各々は、リフト部材38a及びシャフト38bを含む。制御部50は、駆動源(例えば、モーター)を駆動して、ワイピング方向D3の上流に配置される昇降部材38のシャフト38bを時計回りに回転させ、ワイピング方向D3の下流に配置される昇降部材38のシャフト38bを反時計回りに回転させる。すると、倒伏したリフト部材38aが底部39から起立する。その結果、図9に示すように、支持フレーム35と共にキャリッジ31、コロ36、ギャップコロ37、及びワイパー20が上昇する。
図9は、ワイパー部60を上昇させた状態を示す。ギャップコロ37は、ヘッドハウジング18に当接することで、上昇してインク吐出面17に押し当てられたワイパー20の上下方向の位置を一定に保持する。キャリッジ31は、支持フレーム35に対して、コロ36を介して移動可能に係合する。キャリッジ31がワイピング方向D3又はワイピング方向D4に移動することによって、ワイパー20もワイピング方向D3又はワイピング方向D4に移動する。
なお、ラインヘッド10C、10M、10Yの各々に対する3個のワイパー20は、移動機構30によって、ラインヘッド10Kに対する3個のワイパー20と同じ動作をする。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(4))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図3を参照して説明したように、板状部材40は、傾斜部W2を含んだが、傾斜部W2を設けなくてもよい。例えば、次のような変形も可能である。図10は、本発明の実施形態の変形例に係るインクジェット記録装置1の記録ヘッド10及び板状部材40を示す。板状部材40は、第2領域A2よりも高い親水性を有し、平板状であり、傾斜部を有さず、インク吐出面17に平行である。つまり、板状部材40は、平行部W1により構成される。板状部材40は、記録ヘッド10のインク吐出面17から突き出ているが、突き出ていなくてもよい。
(2)図3を参照して説明したように、板状部材40は、高い親水性を有したが、次のような変形も可能である。例えば、平行部W1は、第2領域A2よりも高い親水性を有し、傾斜部W2は、第2領域A2よりも高い撥水性を有する。この場合、例えば、高い親水性の素材(例えば、金属又は合成樹脂)から形成された板状部材40の傾斜部W2に、高い撥水性のテープ(例えば、フッ素樹脂テープ)を貼付する。また、例えば、板状部材40の傾斜部W2に高い撥水性のテープを貼付し、平行部W1の表面粗さを第2領域A2の表面粗さより粗くする。
制御部50は、ワイパー20が傾斜部W2に接触してから平行部W1及び第1領域A1を経由して第3領域A3まで移動するように、移動機構30にワイパー20を移動させることができる。従って、ワイピングの復路において、ワイパー20は、最初に、高い撥水性を有する傾斜部W2に接触する。その結果、復路におけるワイピングの開始位置にインクNfが付着することを抑制できる。ワイピングの開始位置に、多くのインクが残留して乾燥及び増粘し、さらにインクの堆積が進行すると、記録媒体Tを汚染する原因になり得る。しかしながら、変形例では、復路におけるワイピングの開始位置を、高い撥水性を有する傾斜部W2にしているため、インクNfの残留が抑制され、記録媒体Tの汚染を抑制できる。また、ワイピングの開始位置へのインクNfの残留を抑制することにより、ワイピングの開始位置からのインクNfの引き伸ばしを抑制できる。
(3)図2を参照して説明したように、ヘッド部3は、4色のラインヘッド10K〜10Yを含むが、ヘッド部3は、単色のラインヘッド含んでもよいし、4色以外の複数色のラインヘッドを含んでもよい。
(4)図2を参照して説明したように、1色に対して3個の記録ヘッド10が用意されるが、1色に対して、単数の記録ヘッド10が用意されてもよいし、3個以外の複数の記録ヘッド10が用意されてもよい。
本発明は、インクジェット記録装置の分野に利用可能である。
1 インクジェット記録装置
10 記録ヘッド
11 ノズル
20 ワイパー
30 移動機構
40 板状部材
41 平行面
42 傾斜面
W1 平行部
W2 傾斜部
50 制御部
A1 第1領域
A2 第2領域
A3 第3領域
Nv インク
Nf インク
L1 第1幅
L2 第2幅
L3 第3幅

Claims (7)

  1. インクを吐出するノズルが開口する第1領域と、前記第1領域の一方端に隣接する第2領域とを含むインク吐出面を有する記録ヘッドと、
    ワイパーと、
    前記ワイパーを前記インク吐出面に接触させた状態で前記インク吐出面に沿って移動させる移動機構と、
    前記移動機構に前記ワイパーを移動させる制御部と、
    前記第2領域に設けられる板状部材と
    を備え、
    前記板状部材の前記記録ヘッドの短手方向に沿った第1幅は、前記インク吐出面の前記記録ヘッドの短手方向に沿った第2幅より大き
    前記板状部材は、
    前記インク吐出面に対して平行な平行部と、
    前記記録ヘッドの前記第1領域に対して前記平行部よりも外側に配置され、前記インク吐出面から斜め上方に傾斜している傾斜部と
    を含み、
    前記平行部は、前記記録ヘッドの前記第2領域よりも高い親水性を有し、
    前記傾斜部は、前記第2領域よりも高い撥水性を有する、インクジェット記録装置。
  2. 前記ワイパーの前記記録ヘッドの短手方向に沿った第3幅は、前記板状部材の前記第1幅より大きく、又は前記第1幅と同一である、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記板状部材は、前記インク吐出面に平行である、請求項1または請求項に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記インク吐出面は、前記第1領域の他方端に隣接する第3領域をさらに含み、
    前記制御部は、前記ワイパーが前記板状部材から前記第1領域を経由して前記第3領域まで移動するように、前記移動機構に前記ワイパーを移動させる、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インク吐出面は、前記第1領域の他方端に隣接する第3領域をさらに含み、
    前記ワイパーが前記第3領域に押し当てられるように、前記制御部は、前記移動機構に前記ワイパーを移動させ、
    前記ワイパーが前記第3領域から前記第1領域を経由して前記平行部で停止するように、前記制御部は、前記移動機構に前記ワイパーを移動させ、
    前記ワイパーが前記傾斜部に接触してから前記平行部及び前記第1領域を経由して前記第3領域まで移動するように、前記制御部は、前記移動機構に前記ワイパーを移動させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記ワイパーが前記第3領域から前記平行部に向かって移動する前に、前記ノズルは、パージ処理を実行してインクを排出し、
    前記ワイパーが前記傾斜部に接触してから前記平行部及び前記第1領域を経由して前記第3領域まで移動する際に、前記ノズルは、前記パージ処理を実行しない、請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記平行部は平板状であり、
    前記傾斜部は平板状である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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