JP6255869B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザープリンタの概略を示す断面構成図である。この図に示すカラーレーザープリンタ1の全体構成と動作については後述し、先に定着装置について説明する。
本発明による定着装置20は、ステー25とニップ形成部材24との間隙に熱電変換素子70を備えた構成となっている。実施例では熱電変換素子70にはペルチェ素子を用いている。本実施例の熱電変換素子70は、図4に示すように、5個のペルチェ素子70A〜70Eを並列した構成となっている。各ペルチェ素子70A〜70Eは全て同じものを用いている。なお、ペルチェ素子70A〜70Eを箱状の金属に収納する構成としてもよい。また、ペルチェ素子の個数は適用する装置や使用するペルチェ素子の大きさに合わせて適宜変更しても良く、適用する装置の構成や特性に合わせ、ペルチェ素子の間隔を用いて配列したり、複数列の構成や市松模様のような構成で配置(千鳥配置)しても良い。
記録媒体(用紙)にトナーを定着させるためには、所定の温度にまで加熱された定着部材と対向部材の間のニップ部を通過することにより、用紙上に担持されたトナーが加熱溶融されればよい。図2の定着装置においては定着ベルト21と加圧ローラ22は所定の幅のニップ部Nが形成されて接しているので、定着ベルト21と加圧ローラ22がトナーを加熱溶融するだけの熱量を有していれば良く、冷間時からの作像開始時にはハロゲンヒータ23からの熱量が定着ベルト21に付与され、定着ベルト21の熱量の一部が加圧ローラ22に伝熱されてトナーを加熱溶融するだけの熱量になっていればよい。このとき、ステー25、ニップ形成部材24には蓄熱される必要はなく、定着ベルト21は前述のように低熱容量化されており、且つ加圧ローラ22は、芯金22aと、芯金22aの表面に設けられた発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等から成る弾性層22bと、弾性層22の表面に設けられたPFA又はPTFE等から成る離型層22cで構成されているため、弾性層22bの断熱効果のために離型層22cのみが暖まる構成となっており、必要最小限の熱量、言い換えれば必要最低限のエネルギー量で、用紙へトナーを定着することが可能となる。
連続して用紙を定着した場合、特に長時間連続して定着装置が用紙の定着を行った場合には、定着ベルト21からニップ形成部材24へ熱量が移動したり、ハロゲンヒータ23からの熱量が反射部材26やステー25に伝わり、徐々に定着装置の構成部材が蓄熱される。定着装置内の各構成部材の温度が平衡状態になった場合にはステー25の温度が高く、蓄熱されている状態になることが望ましい。この状態であればステー25が定着装置に対してハロゲンヒータ23のように定着ベルト21に熱量を付与する媒体として振る舞うことができ、ハロゲンヒータ23の単位時間あたりの発熱量は冷間時に比べて少ない状態で十分な定着性を得ることができる。
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
20 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラ(対向回転体)
23 ハロゲンヒータ(加熱源)
24 ニップ形成部材
25 ステー(支持部材)
26 反射部材
27 遮蔽部材
28 温度センサ(温度検知手段)
70 ペルチェ素子(熱電変換素子)
71 冷却側主面
72 加熱側主面
75 温度検知手段
240 摺動シート(低摩擦シート)
241 ベースパッド
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
Claims (12)
- 回転可能な無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトの内側に配設され支持部材により支持されたニップ形成部材と、前記定着ベルトを介して前記ニップ形成部材と当接することにより前記定着ベルトとの間にニップ部を形成する対向回転体と、前記定着ベルトを加熱する加熱源とを備え、
前記ニップ部に、未定着画像を担持した記録媒体を搬送して、当該記録媒体に未定着画像を定着する定着装置において、
前記ニップ形成部材と前記支持部材との間に、通電されることにより降温する冷却面と昇温する加熱面とを有する熱電変換素子と、前記熱電変換素子への通電手段とを備えることを特徴とする定着装置。 - 動作中に所定の条件となった場合に、前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
- 動作中は常に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
- 連続する動作時間が所定時間となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 所定の時間内で積算された動作時間が所定時間となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 連続する通紙枚数が所定枚数となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 所定の時間内で積算された通紙枚数が所定枚数となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 前記熱電変換素子の前記ニップ形成部材側に温度検知手段を有し、該温度検知手段で検知した温度が所定温度に達した場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 前記熱電変換素子と前記ニップ形成部材側とが密着された構成であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記熱電変換素子が発電した電力を蓄電する蓄電手段を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記熱電変換素子がペルチェ素子であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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