JP6255869B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6255869B2
JP6255869B2 JP2013210866A JP2013210866A JP6255869B2 JP 6255869 B2 JP6255869 B2 JP 6255869B2 JP 2013210866 A JP2013210866 A JP 2013210866A JP 2013210866 A JP2013210866 A JP 2013210866A JP 6255869 B2 JP6255869 B2 JP 6255869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing device
thermoelectric conversion
conversion element
fixing
nip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013210866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015075567A (ja
Inventor
吉永洋
荒井裕司
服部良雄
田巻俊太郎
齋藤一哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013210866A priority Critical patent/JP6255869B2/ja
Publication of JP2015075567A publication Critical patent/JP2015075567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255869B2 publication Critical patent/JP6255869B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、記録媒体に画像を定着する定着装置、及び定着装置を備える画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置においては、用紙等の記録媒体上に担持されたトナー画像を定着させる定着装置が設けられている。一般に、定着装置は、ヒータ等の加熱源によって加熱される定着部材と、その定着部材に当接してニップ部を形成する対向部材とを備える。画像形成装置にて作像動作が開始され、用紙にトナー画像が転写されると、その用紙が、所定の温度にまで加熱された定着部材と対向部材の間のニップ部を通過することにより、用紙上に担持されたトナーが加熱溶融されて画像が定着される。
省エネ性及びファーストプリントタイム向上のためには熱効率をより一層向上させる必要がある。そこで、無端ベルトを直接加熱する構成が、例えば特許文献1 (特開2007−233011号公報)により提案されている。
この特許文献1に記載された構成は、図12に示すように、無端ベルト100の内側に、加圧ローラ400と対向する位置に板状のニップ形成部材500を設けている。この構成の場合、ニップ形成部材500を配設した箇所以外で無端ベルト100を熱源300によって直接加熱することができるので、伝熱効率が大幅に向上し消費電力が低減する。これにより、加熱待機時からのファーストプリントタイムをさらに短縮することが可能となる。また、この定着装置においては、ニップ形成部材500をステンレス等の支持部材600により支持し、加圧ローラ400の加圧力に対するニップ形成部材500の強度を高めている。
しかしながら、上記図12に示す定着装置においては、熱効率の向上のため、無端ベルト100として、直径が30mm程度の小径のベルトを用いており、このような構成では、無端ベルト100内に配設される支持部材600のサイズも小さくなる傾向にある。その結果、ニップ形成部材500の強度が十分に得られなくなり、加圧ローラ400の加圧力によってニップ形成部材500に撓みが生じると、ニップ部Nの面圧分布やニップ幅にばらつきが生じ、定着不良が発生してしまうおそれがある。このため、支持部材の強度を向上させ、ニップ形成部材の撓みを防止する構成の定着装置が考案された。
図13に示す定着装置は、回転可能な無端状の定着ベルト100と、前記定着ベルトの内側に配設されたニップ形成部材500と、前記定着ベルトとの間にニップ部を形成する加圧ローラ400と、ニップ部以外の箇所で前記定着ベルトを直接加熱する加熱源300と、前記ニップ形成部材を支持する支持部材600とを備えている。この構成では、支持部材600が、加圧ローラ400の押圧方向に向かって延びる一対の立ち上がり部625を有していることで、支持部材600の強度を向上させることができる。これにより、加圧ローラ400の当接によるニップ形成部材500の撓みを防止することができるので、ニップ幅を対向回転体の軸方向に渡って均一に形成することができるようになり、良好な画像を得ることが可能となる。
しかしながら、従来の定着装置においては、定着ユニットを構成する部材の昇温速度や蓄熱性が考慮されておらず、本来、定着性に対して必要でない部材の温度が上がってしまって無駄なエネルギーを消費したり、不必要な蓄熱により、定着装置の破損を招くことがあるという問題があった。
本発明は、従来の定着装置における上述の問題を解決し、無駄なエネルギー消費を防止して、省エネ性が高く、且つ高寿命・高耐久性の定着装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するため本発明は、回転可能な無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトの内側に配設されたニップ形成部材と、前記定着ベルトを介して前記ニップ形成部材と当接することにより前記定着ベルトとの間にニップ部を形成する対向回転体と、前記ニップ部以外の個所で前記定着ベルトを加熱する加熱源とを備え、前記ニップ部に、未定着画像を担持した記録媒体を搬送して、当該記録媒体に未定着画像を定着する定着装置において、前記ニップ形成部材と前記支持部材との間に、通電されることにより降温する冷却面と昇温する加熱面とを有する熱電変換素子と、前記熱電変換素子への通電手段とを備えることを特徴とする。
本発明の定着装置によれば、特に連続して記録媒体に画像を定着した場合に定着装置内に蓄熱される熱エネルギーを、必要以上に定着装置内に蓄熱させない構成とすることで定着装置の高寿命・高耐久性を可能にすることができる。
また、本発明に係る画像形成装置によれば、省エネ性に優れ、高寿命・高耐久の定着装置を搭載した画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザープリンタの概略を示す断面構成図である。 定着装置の実施形態を示す概略構成図である。 遮蔽部材を退避位置へ移動させた状態を示す図である。 熱電変換素子周辺の構造を示す分解斜視図である。 熱電変換素子を構成するペルチェ素子単体の斜視図である。 連続する動作時間に対するニップ形成部材の温度変化を示すグラフである。 所定の時間内での積算された動作時間とニップ形成部材の温度の関係を示すグラフである。 連続する通紙枚数に対するニップ形成部材の温度変化を示すグラフである。 所定の時間内での積算された通紙枚数とニップ形成部材の温度の関係を示すグラフである。 熱電変換素子の温度を検出する温度検知手段を備えた定着装置を示す図である。 温度検知手段を備えた構成における熱電変換素子周辺を示す分解斜視図である。 従来の定着装置の概略構成図である。 他の従来の定着装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザープリンタの概略を示す断面構成図である。この図に示すカラーレーザープリンタ1の全体構成と動作については後述し、先に定着装置について説明する。
上記カラーレーザープリンタ1が搭載している定着装置20は、図2に示すように、定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21の外周面に当接する対向部材としての加圧ローラ22と、定着ベルト21を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ23と、定着ベルト21の内周側から加圧ローラ22に当接してニップ部Nを形成するニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、ハロゲンヒータ23からの熱を定着ベルト21へ反射する反射部材26と、ハロゲンヒータ23からの熱を遮蔽する遮蔽部材27と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ28等を備える。
上記定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で構成されている。詳しくは、定着ベルト21は、ニッケルもしくはSUS等の金属材料又はポリイミド(PI)などの樹脂材料で形成された内周側の基材と、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などで形成された外周側の離型層によって構成されている。また、基材と離型層との間に、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等のゴム材料で形成された弾性層を介在させてもよい。
また、弾性層が無い場合は、熱容量が小さくなり定着性が向上するが、未定着トナーを押しつぶして定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部に光沢ムラが生じる可能性がある。これを防止するには、厚さ100μm以上の弾性層を設けることが望ましい。厚さ100μm以上の弾性層を設けることで、弾性層の弾性変形により微小な凹凸を吸収することができるので、光沢ムラの発生を回避することができるようになる。
本実施形態では、定着ベルト21の低熱容量化を図るために、定着ベルト21を薄くかつ小径化している。具体的には、定着ベルト21を構成する基材、弾性層、離型層のそれぞれの厚さを、20〜50μm、100〜300μm、10〜50μmの範囲に設定し、全体としての厚さを1mm以下に設定している。また、定着ベルト21の直径は、20〜40mmに設定している。さらに低熱容量化を図るためには、望ましくは、定着ベルト21全体の厚さを0.2mm以下にするのがよく、さらに望ましくは、0.16mm以下の厚さとするのがよい。また、定着ベルト21の直径は、30mm以下とするのが望ましい。
上記加圧ローラ22は、芯金22aと、芯金22aの表面に設けられた発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等から成る弾性層22bと、弾性層22の表面に設けられたPFA又はPTFE等から成る離型層22cによって構成されている。加圧ローラ22は、図示しない加圧手段によって定着ベルト21側へ加圧され定着ベルト21を介してニップ形成部材24に当接している。この加圧ローラ22と定着ベルト21とが圧接する箇所では、加圧ローラ22の弾性層22bが押しつぶされることで、所定の幅のニップ部Nが形成されている。なお、定着部材と対向部材は、互いに圧接する場合に限らず、加圧を行わず単に接触させるだけの構成とすることも可能である。
また、加圧ローラ22は、プリンタ本体に設けられた図示しないモータ等の駆動源によって回転駆動するように構成されている。加圧ローラ22が回転駆動すると、その駆動力がニップ部Nで定着ベルト21に伝達され、定着ベルト21が従動回転するようになっている。
本実施形態では、加圧ローラ22を中実のローラとしているが、中空のローラであってもよい。その場合、加圧ローラ22の内部にハロゲンヒータ等の加熱源を配設してもよい。また、弾性層22bはソリッドゴムでもよいが、加圧ローラ22の内部に加熱源が無い場合は、スポンジゴムを用いてもよい。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルト21の熱が奪われにくくなるのでより望ましい。
上記ハロゲンヒータ23は、定着ベルト21の内周側で、かつ、ニップ部Nの用紙搬送方向の上流側に配設されている。詳しくは、図2において、ニップ部Nの用紙搬送方向の中央Qと、加圧ローラ22の回転中心Oを通る仮想直線をLとすると、ハロゲンヒータ23はこの仮想直線Lよりも用紙搬送方向の上流側(図2の下側)に配設されている。ハロゲンヒータ23は、プリンタ本体に設けられた電源部により出力制御されて発熱するように構成されており、その出力制御は、上記温度センサ28による定着ベルト21の表面温度の検知結果に基づいて行われる。このようなヒータ23の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定できるようになっている。なお、定着ベルト21の温度を検知する温度センサの代わりに、加圧ローラ22の温度を検知する温度センサ(図示省略)を設け、その温度センサで検知した温度により、定着ベルト21の温度を予測するようにしてもよい。
本実施形態では、ハロゲンヒータ23は2本設けられているが、プリンタで使用する用紙のサイズ等に応じて、ハロゲンヒータ23の本数を1本又は3本以上としてもよい。また、定着ベルト21を加熱する加熱源として、ハロゲンヒータ以外に、抵抗発熱体、又はカーボンヒータ等を用いることも可能である。
上記ニップ形成部材24は、ベースパッド241と、ベースパッド241の定着ベルト21と対向する面に設けられた低摩擦性の摺動シート240とを有する。ベースパッド241は、定着ベルト21の軸方向又は加圧ローラ22の軸方向に渡って長手状に配設されている。ベースパッド241が加圧ローラ22の加圧力を受けることで、ニップ部Nの形状が決まる。本実施形態では、ニップ部Nの形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状としてもよい。摺動シート240は、定着ベルト21が回転する際の摺動摩擦を低減するために設けられている。なお、ベースパッド241自体が低摩擦性の部材で形成されている場合は、摺動シート240を有しない構成としてもよい。
ベースパッド241は、耐熱温度200℃以上の耐熱性部材で構成されており、トナー定着温度域で熱によるニップ形成部材24の変形を防止し、安定したニップ部Nの状態を確保して、出力画質の安定化を図っている。ベースパッド241の材料としては、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの一般的な耐熱性樹脂を用いることが可能である。
また、ベースパッド241は、ステー25によって固定支持されている。これにより、加圧ローラ22による圧力でニップ形成部材24に撓みが生じるのを防止し、加圧ローラ22の軸方向に渡って均一なニップ幅が得られるようにしている。ステー25は、ニップ形成部材24の撓み防止機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが望ましい。また、ベースパッド241も、強度確保のためにある程度硬い材料で構成されていることが望ましい。ベースパッド241の材料としては、液晶ポリマー(LCP)等の樹脂や、金属、あるいはセラミックなどを適用することができる。
上記反射部材26は、ハロゲンヒータ23と対向するようにステー25に固定支持されている。この反射部材26によって、ハロゲンヒータ23から放射された熱(又は光)を定着ベルト21へ反射することで、熱がステー25等に伝達されるのを抑制し、定着ベルト21を効率良く加熱すると共に省エネルギー化を図っている。反射部材26の材料としては、アルミニウムやステンレス等が用いられる。特に、アルミニウム製の基材に輻射率の低い(反射率の高い)銀を蒸着したものを用いた場合、定着ベルト21の加熱効率を向上させることが可能である。
上記遮蔽部材27は、厚さ0.1mm〜1.0mmの金属板を、定着ベルト21の内周面に沿った円弧状の断面形状に形成して構成されている。また、遮蔽部材27は、必要に応じて定着ベルト21の周方向に移動可能となっている。本実施形態では、定着ベルト21の周方向領域において、ハロゲンヒータ23が定着ベルト21に直接対向して加熱する直接加熱領域と、ハロゲンヒータ23と定着ベルト21との間に遮蔽部材27以外の他部材(反射部材26、ステー25、ニップ形成部材24等)が介在する非直接加熱領域とがあるが、熱遮蔽する必要がある場合は、図2に示すように、遮蔽部材27を直接加熱領域側の遮蔽位置に配設する。一方、熱遮蔽の必要がない場合は、図3に示すように、遮蔽部材27を非直接加熱領域側の退避位置へ移動させ、遮蔽部材27を反射部材26やステー25の裏側へ退避させることが可能となっている。また、遮蔽部材27は耐熱性を要するため、その素材には、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属材料、又はセラミックを用いることが好ましい。
次に本発明の特徴的な構成について説明する。
本発明による定着装置20は、ステー25とニップ形成部材24との間隙に熱電変換素子70を備えた構成となっている。実施例では熱電変換素子70にはペルチェ素子を用いている。本実施例の熱電変換素子70は、図4に示すように、5個のペルチェ素子70A〜70Eを並列した構成となっている。各ペルチェ素子70A〜70Eは全て同じものを用いている。なお、ペルチェ素子70A〜70Eを箱状の金属に収納する構成としてもよい。また、ペルチェ素子の個数は適用する装置や使用するペルチェ素子の大きさに合わせて適宜変更しても良く、適用する装置の構成や特性に合わせ、ペルチェ素子の間隔を用いて配列したり、複数列の構成や市松模様のような構成で配置(千鳥配置)しても良い。
実施例で用いた単体のペルチェ素子70の斜視図を図5に示す。このペルチェ素子70は全体的に扁平な、直方体形状をしており、図示しないリード線から通電することにより、一方の主面71が降温して冷却面となり、他方の主面72が昇温して加熱面となる。また主面71、72に温度差を生じさせるとゼーベック効果により(リード線間に)起電力が生じる。ここで用いるペルチェ素子70はモジュール化された公知のものを用いればよい。
ペルチェ素子70A〜70Eはいずれも、その冷却面71をニップ形成部材24に密着させる構成となっている。これは熱伝達効率を上げるためであり、冷却面71とニップ形成部材24との間に耐熱性のグリス等を介在させて、密着力を上げることも効果的である。また、図4に示すように複数個並列されたペルチェ素子70A〜70Eは、図示しない配線により直列に接続されている。
次に熱電変換素子(ペルチェ素子)70への通電タイミングについて説明する。
記録媒体(用紙)にトナーを定着させるためには、所定の温度にまで加熱された定着部材と対向部材の間のニップ部を通過することにより、用紙上に担持されたトナーが加熱溶融されればよい。図2の定着装置においては定着ベルト21と加圧ローラ22は所定の幅のニップ部Nが形成されて接しているので、定着ベルト21と加圧ローラ22がトナーを加熱溶融するだけの熱量を有していれば良く、冷間時からの作像開始時にはハロゲンヒータ23からの熱量が定着ベルト21に付与され、定着ベルト21の熱量の一部が加圧ローラ22に伝熱されてトナーを加熱溶融するだけの熱量になっていればよい。このとき、ステー25、ニップ形成部材24には蓄熱される必要はなく、定着ベルト21は前述のように低熱容量化されており、且つ加圧ローラ22は、芯金22aと、芯金22aの表面に設けられた発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等から成る弾性層22bと、弾性層22の表面に設けられたPFA又はPTFE等から成る離型層22cで構成されているため、弾性層22bの断熱効果のために離型層22cのみが暖まる構成となっており、必要最小限の熱量、言い換えれば必要最低限のエネルギー量で、用紙へトナーを定着することが可能となる。
ステー25については積極的に蓄熱する必要はないが、特に連続して用紙を定着した場合には、ハロゲンヒータ23もしくは蓄熱した定着ベルト21から伝熱されることがある。このためハロゲンヒータ23とステー25はできるだけ距離を離して構成することが望ましいが、ステー25が暖められていればハロゲンヒータ23からステー25に伝熱される熱量が低減されるため、省エネ性の観点から、動作中は常にペルチェ素子70に対して通電しておくのも一つの方法である。
次に通紙中の所定のタイミングで熱電変換素子(ペルチェ素子)70に対して通電をOFFからONに切り替える制御について説明する。
連続して用紙を定着した場合、特に長時間連続して定着装置が用紙の定着を行った場合には、定着ベルト21からニップ形成部材24へ熱量が移動したり、ハロゲンヒータ23からの熱量が反射部材26やステー25に伝わり、徐々に定着装置の構成部材が蓄熱される。定着装置内の各構成部材の温度が平衡状態になった場合にはステー25の温度が高く、蓄熱されている状態になることが望ましい。この状態であればステー25が定着装置に対してハロゲンヒータ23のように定着ベルト21に熱量を付与する媒体として振る舞うことができ、ハロゲンヒータ23の単位時間あたりの発熱量は冷間時に比べて少ない状態で十分な定着性を得ることができる。
またニップ形成部材24が蓄熱されることによって定着ベルト21から奪う熱量が少なくなるため、ニップ部Nでの温度落ち込みによる定着性不良を防止することもできる。ただしニップ形成部材24は樹脂で構成されており、金属で構成されたステー25の耐熱温度より低いため、ニップ形成部材24の温度がステー25の温度よりも低くなるような装置構成とすることが望ましい。前述したようにベースパッド241は、耐熱温度200℃以上の耐熱性部材で構成されているが、低温定着トナーの普及により、定着ベルト温度21がニップ部Nで200℃である必要はなく、ニップ形成部材24の温度も定着ベルト温度21のニップ部Nでの温度と同等以下に維持されるべきである。
実施形態の画像形成装置での定着ベルト21のニップ部Nでの温度は165℃であり、この温度を目標に熱電変換素子(ペルチェ素子)70の動作を制御する。ペルチェ素子70の温度は図示しないCPUにて制御している。
図6は、連続する動作時間に対するニップ形成部材24の温度変化を示すグラフである。標準速での動作状態である曲線(a)では時間Aで、半速での動作状態である曲線(b)では時間Bでニップ形成部材24が150℃に到達する。実施形態の画像形成装置ではニップ形成部材24が150℃に維持されれば定着ベルト21から熱量が奪われることは実質的にはなく、またニップ形成部材24自体が耐熱性でのダメージを受ける温度でもない。以上より、動作条件に合わせて時間A及び時間Bでこの温度を目標にペルチェ素子70の動作を制御すれば、省エネ性と耐久性を両立することが可能となる。すなわち、連続する動作時間が所定時間(例えば時間Aや時間B)となったときに、ペルチェ素子70に通電するものである。
図7は、所定の時間内での積算された動作時間とニップ形成部材24の温度の関係を示すグラフである。例えば連続して30分の作像を行ったときの定着動作の場合と、同一作像条件で15分の連続作像を1秒間隔で2回行ったときの定着動作の場合では、ニップ形成部材24の温度はほぼ同じとなる。しかしながら図6の連続時間のみでペルチェ素子70の動作を制御すると、実際にはニップ形成部材24の温度が150℃を越えているにも関わらず、ペルチェ素子70への通電がなされないということになる。所定時間内の動作時間を積算してペルチェ素子70へ通電することにより、精度良く制御することが可能となる。すなわち、所定の時間内で積算された動作時間が所定時間(例えば時間C)となったときに、ペルチェ素子70に通電するものである。所定時間の積算条件は例えば、所定時間以上の動作間隔が生じた場合にはリセット、もしくは積算値の減算を行う等により更に精度の向上が可能となる。尚、積算条件は装置固有の値である。
図8は、連続する通紙枚数に対するニップ形成部材24の温度変化を示すグラフである。標準の作像状態である曲線(d)では時間Dで、半速での作像状態である曲線(e)では時間Eでニップ形成部材24が150℃に到達する。実施形態の画像形成装置ではニップ形成部材24が150℃に維持されれば定着ベルト21から熱量が奪われることは実質的にはなく、またニップ形成部材24自体が耐熱性でのダメージを受ける温度でもない。以上より、作像条件に合わせて時間D及び時間Eでこの温度を目標に(ニップ形成部材24がこの温度となるように)ペルチェ素子70の動作を制御すれば、省エネ性と耐久性を両立することが可能となる。すなわち、連続する通紙枚数が所定枚数となった場合にペルチェ素子70に通電するものである。
図9は、所定の時間内での積算された通紙枚数とニップ形成部材24の温度の関係を示すグラフである。例えば連続して1000枚の作像を行った場合と、同一作像条件で500枚の連続作像を1秒間隔で2回行った場合では、ニップ形成部材24の温度はほぼ同じとなる。しかしながら図8の連続通紙枚数のみでペルチェ素子70の動作を制御すると、実際にはニップ形成部材24の温度が150℃を越えているにも関わらず、ペルチェ素子70への通電がなされないということになる。所定時間内の通紙枚数を積算することにより、精度良く制御することが可能となる。所定枚数の積算条件は例えば、所定時間以上の作像間隔が生じた場合にはリセット、もしくは積算値の減算を行う等により更に精度の向上が可能となる。尚、積算条件は装置固有の値である。
図10は、熱電変換素子の温度を検出する温度検知手段を備えた定着装置を示す図である。また、図11は、温度検知手段を備えた構成における熱電変換素子周辺を示す分解斜視図である。なお、温度検知手段を備えたこと以外の構成は、図2の定着装置と同じである。
図10及び図11に示すように、熱電変換素子であるペルチェ素子70の主面(冷却面)71側に温度検知手段75を備え、温度を検知することにより、検知された温度を基に適正な温度(例えば150℃)になるようにペルチェ素子70の制御をより精度良く行うことができる。すなわち、温度検知手段75による検出温度が所定温度に達したらペルチェ素子70に通電するものである。
なお、本実施形態においては、熱電変換素子としてペルチェ素子を用いることにより、小型で低コストな熱電変換素子として定着装置に搭載適用することができ、本発明を具現化することができる。
また、図示はしないが、蓄電手段である二次電池を備え、熱電変換素子(ペルチェ素子70)からの出力される直流電流を蓄電することも可能である。この場合、ペルチェ素子70への出力を二次電池から行ってもよく、蓄電量等により商用交流電源を直流に変換して使用しても良い。
上記説明した本発明による定着装置を画像形成装置に用いることにより、無駄なエネルギー消費を防止して、省エネ性が高く、且つ高寿命・高耐久性の画像形成装置を提供することが可能となる。
最後に、図1に示したカラーレーザープリンタ1の全体構成と動作について説明する。
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
具体的に、各作像部4Y,4M,4C,4Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体5と、感光体5の表面を帯電させる帯電装置6と、感光体5の表面にトナーを供給する現像装置7と、感光体5の表面をクリーニングするクリーニング装置8などを備える。なお、図1では、ブラックの作像部4Kが備える感光体5、帯電装置6、現像装置7、クリーニング装置8のみに符号を付しており、その他の作像部4Y,4M,4Cにおいては符号を省略している。
各作像部4Y,4M,4C,4Kの下方には、感光体5の表面を露光する露光装置9が配設されている。露光装置9は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体5の表面へレーザー光を照射するようになっている。
各作像部4Y,4M,4C,4Kの上方には、転写装置3が配設されている。転写装置3は、転写体としての中間転写ベルト30と、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ31と、二次転写手段としての二次転写ローラ36と、二次転写バックアップローラ32と、クリーニングバックアップローラ33と、テンションローラ34、ベルトクリーニング装置35を備える。
中間転写ベルト30は、無端状のベルトであり、二次転写バックアップローラ32、クリーニングバックアップローラ33及びテンションローラ34によって張架されている。ここでは、二次転写バックアップローラ32が回転駆動することによって、中間転写ベルト30は図の矢印で示す方向に周回走行(回転)するようになっている。
4つの一次転写ローラ31は、それぞれ、各感光体5との間で中間転写ベルト30を挟み込んで一次転写ニップを形成している。また、各一次転写ローラ31には、図示しない電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が各一次転写ローラ31に印加されるようになっている。
二次転写ローラ36は、二次転写バックアップローラ32との間で中間転写ベルト30を挟み込んで二次転写ニップを形成している。また、一次転写ローラ31と同様に、二次転写ローラ36にも図示しない電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ36に印加されるようになっている。
ベルトクリーニング装置35は、中間転写ベルト30に当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードを有する。このベルトクリーニング装置35から伸びた図示しない廃トナー移送ホースは、図示しない廃トナー収容器の入り口部に接続されている。
プリンタ本体の上部には、ボトル収容部2が設けられており、ボトル収容部2には補給用のトナーを収容した4つのトナーボトル2Y,2M,2C,2Kが着脱可能に装着されている。各トナーボトル2Y,2M,2C,2Kと上記各現像装置7との間には、図示しない補給路が設けてあり、この補給路を介して各トナーボトル2Y,2M,2C,2Kから各現像装置7へトナーが補給されるようになっている。
一方、プリンタ本体の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ10や、給紙トレイ10から用紙Pを搬出する給紙ローラ11等が設けてある。ここで、記録媒体には、普通紙以外に、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート等が含まれる。また、図示しないが、手差し給紙機構が設けてあってもよい。
プリンタ本体内には、用紙Pを給紙トレイ10から二次転写ニップを通過させて装置外へ排出するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向上流側には、二次転写ニップへ用紙Pを搬送する搬送手段としての一対のレジストローラ12が配設されている。
また、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙Pに転写された未定着画像を定着するための定着装置20が配設されている。さらに、定着装置20よりも搬送路Rの用紙搬送方向下流側には、用紙を装置外へ排出するための一対の排紙ローラ13が設けられている。また、プリンタ本体の上面部には、装置外に排出された用紙をストックするための排紙トレイ14が設けてある。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、二次転写バックアップローラ32が図の反時計回りに回転駆動し、中間転写ベルト30を図の矢印で示す方向に周回走行させる。そして、各一次転写ローラ31に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、各一次転写ローラ31と各感光体5との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
その後、各感光体5の回転に伴い、感光体5上の各色のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、各感光体5上のトナー画像が中間転写ベルト30上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト30の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト30に転写しきれなかった各感光体5上のトナーは、クリーニング装置8によって除去される。その後、図示しない除電装置によって各感光体5の表面が除電され、表面電位が初期化される。
画像形成装置の下部では、給紙ローラ11が回転駆動を開始し、給紙トレイ10から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ12によってタイミングを計られて、二次転写ローラ36と二次転写バックアップローラ32との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ36には、中間転写ベルト30上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。
その後、中間転写ベルト30の周回走行に伴って、中間転写ベルト30上のトナー画像が二次転写ニップに達したときに、上記二次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト30上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、このとき用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト30上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置35によって除去され、除去されたトナーは図示しない廃トナー収容器へと搬送され回収される。
その後、用紙Pは定着装置20へと搬送され、定着装置20によって用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ13によって装置外へ排出され、排紙トレイ14上にストックされる。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つの作像部を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。定着装置の構成は、本発明を適用可能な範囲で適宜変更可能である。例えば、ニップ形成部材やその支持部材の形状あるいは構成は、図示例と異なる形態を採用することができる。また、ニップ形成部材及びその支持部材の材質も、適宜なものを用いることができる。ヒータの本数や種類なども任意である。
また、画像形成装置の構成も適宜変更可能であり、4色トナーを用いるものに限らず、3色のトナーを用いるフルカラー機や、2色のトナーによる多色機、あるいはモノクロ装置にも本発明を適用することができる。もちろん、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
1 カラーレーザープリンタ(画像形成装置)
20 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラ(対向回転体)
23 ハロゲンヒータ(加熱源)
24 ニップ形成部材
25 ステー(支持部材)
26 反射部材
27 遮蔽部材
28 温度センサ(温度検知手段)
70 ペルチェ素子(熱電変換素子)
71 冷却側主面
72 加熱側主面
75 温度検知手段
240 摺動シート(低摩擦シート)
241 ベースパッド
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
特開2007−233011号公報

Claims (12)

  1. 回転可能な無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトの内側に配設され支持部材により支持されたニップ形成部材と、前記定着ベルトを介して前記ニップ形成部材と当接することにより前記定着ベルトとの間にニップ部を形成する対向回転体と、前記定着ベルトを加熱する加熱源とを備え、
    前記ニップ部に、未定着画像を担持した記録媒体を搬送して、当該記録媒体に未定着画像を定着する定着装置において、
    前記ニップ形成部材と前記支持部材との間に、通電されることにより降温する冷却面と昇温する加熱面とを有する熱電変換素子と、前記熱電変換素子への通電手段とを備えることを特徴とする定着装置。
  2. 動作中に所定の条件となった場合に、前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 動作中は常に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  4. 連続する動作時間が所定時間となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  5. 所定の時間内で積算された動作時間が所定時間となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  6. 連続する通紙枚数が所定枚数となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  7. 所定の時間内で積算された通紙枚数が所定枚数となった場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  8. 前記熱電変換素子の前記ニップ形成部材側に温度検知手段を有し、該温度検知手段で検知した温度が所定温度に達した場合に前記熱電変換素子に通電することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  9. 前記熱電変換素子と前記ニップ形成部材側とが密着された構成であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記熱電変換素子が発電した電力を蓄電する蓄電手段を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記熱電変換素子がペルチェ素子であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2013210866A 2013-10-08 2013-10-08 定着装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6255869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210866A JP6255869B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210866A JP6255869B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015075567A JP2015075567A (ja) 2015-04-20
JP6255869B2 true JP6255869B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=53000488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013210866A Expired - Fee Related JP6255869B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255869B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6372479B2 (ja) * 2015-12-01 2018-08-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、および画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266386A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US20110135358A1 (en) * 2009-12-04 2011-06-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing device comprising auxiliary heat generating member and maintaining gap relative to separator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015075567A (ja) 2015-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6361269B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6476620B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6086100B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9141047B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP6201312B2 (ja) 画像形成装置
US8873984B2 (en) Fixing device, image forming apparatus incorporating same, and fixing method
JP5963105B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6176437B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US8224222B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including fixing device
JP2014186211A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2018005101A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013142796A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2016105129A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6127580B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013164453A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6888319B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6687890B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017116695A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2019144301A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017116572A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6766545B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2016188916A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6255869B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6888302B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2016177136A (ja) 定着装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6255869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees