JP6255290B2 - 振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法、および振れ補正機能付き光学ユニット - Google Patents
振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法、および振れ補正機能付き光学ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6255290B2 JP6255290B2 JP2014067070A JP2014067070A JP6255290B2 JP 6255290 B2 JP6255290 B2 JP 6255290B2 JP 2014067070 A JP2014067070 A JP 2014067070A JP 2014067070 A JP2014067070 A JP 2014067070A JP 6255290 B2 JP6255290 B2 JP 6255290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration frequency
- natural vibration
- movable
- movable module
- axis direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/64—Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
- G02B27/646—Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/023—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses permitting adjustment
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/026—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses using retaining rings or springs
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B5/00—Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
- G03B5/06—Swinging lens about normal to the optical axis
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2205/00—Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
- G03B2205/0007—Movement of one or more optical elements for control of motion blur
- G03B2205/0023—Movement of one or more optical elements for control of motion blur by tilting or inclining one or more optical elements with respect to the optical axis
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Description
動周波数fb′(約60Hz)や可動枠の光軸方向(上下シフト方向)の固有振動周波数fa1′(約120Hz)と重なってしまい、可動モジュールが共振する。
fb<fw
を満たしている場合に適用すると効果的である。すなわち、振れ補正機能付き光学ユニットは、バネ部材のチルト方向の固有振動周波数より低い周波数帯域に振れ補正の高いゲインを有しているため、移動体の振動周波数帯域fwがバネ部材の固有振動周波数fbより高い場合には、振れ補正を効果的に行うことができないが、それでも、可動枠の固有振動周波数faおよびバネ部材の固有振動周波数fbが移動体の振動周波数帯域fwからずれているため、振れ補正機能付き光学ユニットを移動体に搭載しても、可動モジュールに共振が発生しにくい。
fb<fw<fa
を満たしていることが好ましい。すなわち、バネ部材の固有振動周波数fbを低周波数側にシフトさせ、可動枠の固有振動周波数faを高周波数側にシフトさせて、可動枠の固有振動周波数faとバネ部材の固有振動周波数fbとの差を広げ、可動枠の固有振動周波数faとバネ部材の固有振動周波数fbとの間に移動体の振動周波数帯域fwが位置することが好ましい。かかる構成によれば、バネ部材の固有振動周波数fbを低周波数側にシフトさせる結果、バネ部材のバネ係数が小さくなるので、振れ補正用駆動機構が可動モジュールを揺動させるのに必要なトルクが小さくて済むという利点がある。
fb<fa
を満たしている場合に適用すると効果的である。すなわち、光学ユニットは、バネ部材のチルト方向の固有振動周波数より低い周波数帯域に振れ補正の高いゲインを有しているため、移動体の振動周波数帯域fwがバネ部材の固有振動周波数fbより高い場合には、振れ補正を効果的に行うことができないが、それでも、可動枠の固有振動周波数faおよびバネ部材の固有振動周波数fbを移動体の振動周波数帯域fwからずらせば、振れ補正機能付き光学ユニットを移動体に搭載しても、可動モジュールに共振が発生しにくい。
固有振動周波数fa1および固有振動周波数fa2とは、
以下の関係
fa1<fa2
を満たしていることが好ましい。かかる構成によれば、可動枠の固有振動周波数faのうち、光軸方向の固有振動周波数fa1を移動体の振動周波数帯域fwより高周波数側に設定すれば、光軸に直交する方向の固有振動周波数fa2も、移動体の振動周波数帯域fwより高周波数側に設定することができる。
し、光軸L(レンズ光軸/光学素子の光軸)に沿う第1方向をZ軸方向とし、Z軸方向(第1方向)に交差する第2方向をY軸方向とし、Z軸方向(第1方向)およびY軸方向(第2方向)に交差する第3方向をX軸方向とする。また、以下の説明では、各方向の振れのうち、X軸周りの回転は、いわゆるピッチング(縦揺れ)に相当し、Y軸周りの回転は、いわゆるヨーイング(横揺れ)に相当し、Z軸周りの回転は、いわゆるローリングに相当する。また、X軸方向の一方側には+Xを付し、他方側には−Xを付し、Y軸方向の一方側には+Yを付し、他方側には−Yを付し、Z軸方向の一方側(被写体側とは反対側/光軸方向後側)には+Zを付し、他方側(被写体側/光軸方向前側)には−Zを付して説明する。
図1は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニットを、自転車やラジコンヘリコプター等の移動体に搭載した様子を模式的に示す説明図である。
図2は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100を被写体側(Z軸方向の他方側−Z)からみた説明図であり、図2(a)、(b)は、光学ユニット100を被写体側からみたときの斜視図、および光学ユニット100の分解斜視図である。図3は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100を被写体側とは反対側(Z軸方向の一方+Z)からみた説明図であり、図3(a)、(b)は、光学ユニット100を被写体側とは反対側からみたときの斜視図、および光学ユニット100の分解斜視図である。図4は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100の断面構成を示す説明図であり、図4(a)、(b)は、光学ユニット100のYZ断面図、および光学ユニット100のZX断面図である。図5は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100の内部をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。なお、図4(a)では、第1帯状部1860において第2帯状部1870と対応する部分にかっこ書きで符号を示してある。
図4および図5に示すように、振れ補正用駆動機構500は、板状の磁石520とコイル560とを利用した磁気駆動機構である。コイル560は、可動モジュール10に保持され、磁石520は、ケース1200の胴部1210の4つの側板部1211、1212、1213、1214の内面に保持されている。本形態において、磁石520は、外面側および内面側が異なる極に着磁されている。また、磁石520は、光軸L方向に2つに分極されており、コイル560の側に位置する磁極が光軸L方向で異なるように着磁されている。このため、コイル560は、上下の長辺部分が有効辺として利用される。なお、4つの磁石520は、外面側および内面側に対する着磁パターンが同一である。このため、周方向で隣り合う磁石520同士が吸着し合うことがないので、組み立て等が容易である。
図6は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100の可動モジュール10を分解した様子を被写体側(Z軸方向の他方側−Z)からみた分解斜視図である。図7は、図6に示す可動モジュール10に用いた光学モジュール1等を被写体側(Z軸方向の他方側−Z)からみた分解斜視図であり、図7(a)、(b)、(c)は、光学モジュール1とフレキシブル配線基板1800とを分解した様子の分解斜視図、光学モジュール1等をさらに分解した様子の分解斜視図、および撮像素子1b等の説明図である。
向の他方側−Zに位置する部分103aのZ軸方向の他方側−Zに向く面には撮像素子1bが実装され、Z軸方向の一方側+Zに位置する部分103bの他方側−Zに向く面には、b−to−bコネクタのプラグ105が実装されている。実装基板103においてZ軸方向の他方側−Zに位置する部分103aのZ軸方向の一方側+Zに向く面には補強板107が貼付され、Z軸方向の一方側+Zに位置する部分103bの一方側+Zに向く面にも補強板108が貼付されている。
図4、図5、図6および図7に示すように、光学モジュール1には、撮像素子1bで得られた信号を出力するための信号出力用のフレキシブル配線基板1800が接続されている。なお、光学モジュール1の内部にフォーカシング駆動用のアクチュエータ(図示せず)が設けられている場合、かかるアクチュエータへの駆動電流の供給は、フレキシブル配線基板1800を利用して行われる。
図8は、図6に示す可動モジュール10に用いたフレーム1110等を被写体側(Z軸方向の他方側−Z)からみた分解斜視図である。図9は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100に用いたジンバル機構等の説明図であり、図9(a)、(b)は、ジンバル機構等を被写体側(Z軸方向の他方側−Z)からみた分解斜視図、およびジンバル機構の支点の説明図である。
図5、図6および図8に示すように、可動モジュール10において、可動モジュール10のZ軸方向の一方側+Zの端部には、コイル560に対する給電用のフレキシブル配線基板1900が接続されている。フレキシブル配線基板1900は、フレーム1110のZ軸方向の一方側+Zで、フレーム1110の外縁に沿って延在する矩形枠部分1910と、矩形枠部分1910から延在する帯状の引き回し部1920とを有しており、矩形枠部分1910には4つのコイル560が接続されている。
図2、図3、図4および図5に示すように、支持体20は、ケース1200のZ軸方向の一方側+Zを覆う矩形の第1底板1400を有している。本形態において、第1底板1400には、フレキシブル配線基板1800の引き回し部1840およびフレキシブル配線基板1900の引き回し部1920を外部に引き出すための開口部1410が形成されており、かかる開口部1410は、第1底板1400に対してZ軸方向の一方側+Zから重なる第2底板1500によって覆われている。第1底板1400は、矩形の底板部1420と、底板部1420の4つの角からZ軸方向の他方側−Zに向けて突出した側板部1440とを備えている。
置する部分は、可動モジュール10のフレーム1110のうち、フレキシブル配線基板1900の矩形枠部分1910が接着されている部分に対してZ軸方向の一方側+Zで重なる。このため、板状ストッパ1300は、可動モジュール10のZ軸方向の一方側+Zへの可動範囲を規定している。
本形態の光学ユニット100において、手振れを補正するには、可動モジュール10を光軸L方向に交差する第1軸線L1(図2(a)参照)回りに揺動可能に支持するとともに、可動モジュール10を光軸L方向および第1軸線L1に交差する第2軸線L2(図2(a)参照)回りに揺動可能に支持する必要があるため、可動モジュール10と支持体20との間には、以下に説明するジンバル機構30(支持機構)が構成されている。
板部255の径方向外側の面には、周方向の両脇で対向する壁面255a、255bと、Z軸方向の一方側+Zに向く壁面255cとが形成されており、壁面255a、255bの間は、径方向外側に向かって開口する凹部になっている。
する方向からみたとき、ジンバル機構30は、振れ補正用駆動機構500と重なる位置に設けられている。特に本形態では、光軸L方向に対して直交する方向からみたとき、ジンバル機構30は、振れ補正用駆動機構500のZ軸方向の中心と重なる位置に設けられている。
本形態の可動モジュール10は、可動モジュール10と支持体20とに接続して、振れ補正用駆動機構500が停止状態にあるときの可動モジュール10の姿勢を保持するバネ部材70を有している。本形態において、バネ部材70は、金属板を所定形状に加工したバネ部材70であり、矩形枠状の支持体側連結部71と、円環状の可動体側連結部72と、支持体側連結部71と可動体側連結部72とを連結するアーム部73とを有している。本形態において、アーム部73は、支持体側連結部71の角部分から周方向の一方側から他方側に折り返しながら可動体側連結部72まで延在している。
(中央位置)に位置し、かかる重心位置とZ軸方向における同一位置にジンバル機構30が設けられている。
このように構成した光学ユニット100において、図1に示す光学機器2000が振れると、かかる振れはジャイロスコープ13によって検出され、制御用IC(図示せず)は、振れ補正用駆動機構500を制御する。すなわち、ジャイロスコープ13で検出した振れを打ち消すような駆動電流をコイル560に供給する。その際、4つのコイル560のうちの一部に通電し、他のコイル560には通電しない。または、4つのコイル560の全てに通電するが、4つのコイル560に供給する電流バランスを制御する。その結果、可動モジュール10は、第1軸線L1周りまたは第2軸線L2周りに揺動し、手振れが補正される。あるいは、可動モジュール10は、第1軸線L1周りに揺動するとともに、第2軸線L2周りに揺動し、手振れが補正される。
図3に示すように、本形態の光学ユニット100において、第1底板1400の底板部1420には、開口部1410が形成されており、可動モジュール10に接続されたフレキシブル配線基板1800の引き回し部1840およびフレキシブル配線基板1900の引き回し部1920は、開口部1410を介して光学ユニット100の外部に引き出されている。
(厚さ寸法)が小である。このため、ジャイロスコープ13と第1延在部1862との間には隙間があいている。また、ジャイロスコープ13は、スペーサ18に対してY軸方向の他方側−Yで隣り合う位置に配置されているが、スペーサ18には、Y軸方向の他方側−Yに凹部185が形成されており、ジャイロスコープ13の一部は、スペーサ18の凹部185の内側に位置する。このため、ジャイロスコープ13を光軸Lの延長線上に配置することができる。
図10は、振れ補正機能付きの光学ユニットの振動の周波数特性を示す説明図であり、
図10(a)、(b)は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100の振動の周波数特性を示す説明図、および参考例に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の振動の周波数特性を示す説明図である。なお、図10(b)に示す参考例の光学ユニットは、以下の条件
バネ部材70(板状バネ70a)の厚さ=0.1mm
バネ部材70(板状バネ70a)のアーム部73の幅=0.110mm
可動枠32の厚さ=0.25mm
蛇行部326a、327a、328a、329aの幅=0.2mm
とした場合の周波数特性である。なお、図10では、周波数応答関数のゲイン(gain)を実線Gで示し、フェーズ(phase)を実線Pで示してある。
フトし、目立たなくなっている。
fb<fw<fa
にあり、可動枠32の固有振動周波数faおよびバネ部材70の固有振動周波数fbは、移動体1000の振動周波数帯域fwからずれている。従って、光学ユニット100を移動体1000に搭載しても、可動モジュール10では共振が発生しにくい。
fb<fw
を満たすように、バネ部材70の固有振動周波数fbを低周波数側にシフトさせてある。その結果、バネ部材70のバネ係数が小さくなっているので、可動モジュール10を揺動駆動する際の駆動力が小さく済む。それ故、振れ補正用駆動機構500に用いた磁石520が薄くてよい等の利点がある。また、可動モジュール10を揺動駆動する際の応答性が向上する等の利点もある。
fa1<fa2
を満たしている。従って、本形態では、可動枠32の固有振動周波数fa(光軸方向の固有振動周波数fa1、および光に直交する方向の固有振動周波数fa2)を低周波数側にシフトさせるのではなく、以下の式
fw<fa
を満たすように、高周波数側にシフトさせてある。このため、可動枠32の固有振動周波数fa(光軸方向の固有振動周波数fa1、および光に直交する方向の固有振動周波数fa2)を低周波数側にシフトさせる場合に比して、可動枠32の固有振動周波数fa(光軸方向の固有振動周波数fa1、および光軸に直交する方向の固有振動周波数fa2)を移動体1000の振動周波数帯域fwからずらすのが容易である。
以上説明したように、本形態の光学ユニット100においては、ジンバル機構30によって可動モジュール10を支持しているため、大きな振れに対しても振れ補正を確実に行うことができる。また、ジンバル機構30が可動モジュール10のZ軸方向の途中位置に設けられており、可動モジュール10は、可動モジュール10のZ軸方向の途中位置を中心に揺動する。このため、可動モジュール10を同一の角度揺動させた場合でも、可動モジュール10が光軸方向後側を中心に揺動する構成より、X軸方向およびY軸方向におい
て光軸方向前側での可動モジュール10の変位量の最大値が小さい。従って、可動モジュール10の周りには、光軸L方向と直交する方向に大きなスペースを確保する必要がないため、光学ユニット100の光軸L方向と直交する方向のサイズを小さくすることができる。
1a レンズ(光学素子)
4 ホルダ
10 可動モジュール
13 ジャイロスコープ
20 支持体
30 ジンバル機構
70 バネ部材
70a 板状バネ
73 アーム部
32 可動枠
100 光学ユニット
326 第1連結部
327 第2連結部
328 第3連結部
324 第4連結部
326a、327a、328a、329a 蛇行部
500 振れ補正用駆動機構
520 磁石
560 コイル
1000 移動体
1110 フレーム
1200 ケース
Claims (10)
- 光学素子を保持する可動モジュールと、
該可動モジュールの周りを囲む胴部を備えた支持体と、
前記可動モジュールと前記支持体との間において、バネ性を有する可動枠をもって前記可動モジュールを揺動可能に支持するジンバル機構と、
前記可動モジュールおよび前記支持体に接続されて前記可動モジュールの姿勢を保持するバネ部材と、
前記可動モジュールを揺動させる振れ補正用駆動機構と、
を有する振れ補正機能付き光学ユニットを移動体に搭載した際の前記可動モジュールの共振を防止する方法であって、
前記可動枠の固有振動周波数をfaとし、前記バネ部材の固有振動周波数をfbとし、前記支持体が搭載される移動体の振動周波数帯域をfwとしたとき、前記可動枠の固有振動周波数faおよび前記バネ部材の固有振動周波数fbを、前記移動体の振動周波数帯域fwからずらしておくことを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法。 - 光学素子を保持する可動モジュールと、該可動モジュールの周りを囲む胴部を備えた支持体と、
前記可動モジュールと前記支持体との間において、バネ性を有する可動枠をもって前記可動モジュールを揺動可能に支持するジンバル機構と、
前記可動モジュールおよび前記支持体に接続されて前記可動モジュールの姿勢を保持するバネ部材と、
前記可動モジュールを揺動させる振れ補正用駆動機構と、
を有し、
前記可動枠の固有振動周波数をfaとし、前記バネ部材の固有振動周波数をfbとし、前記支持体が搭載される移動体の振動周波数帯域をfwとしたとき、前記可動枠の固有振動周波数faおよび前記バネ部材の固有振動周波数fbが、前記移動体の振動周波数帯域fwからずれていることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記バネ部材の固有振動周波数fb、および前記移動体の振動周波数帯域fwは、以下の関係
fb<fw
を満たしていることを特徴とする請求項2に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動枠の固有振動周波数fa、前記バネ部材の固有振動周波数fb、および前記移動体の振動周波数帯域fwは、以下の関係
fb<fw<fa
を満たしていることを特徴とする請求項3に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動枠の固有振動周波数faと前記バネ部材の固有振動周波数fbが135Hz以上の差を有していることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 光学素子を保持する可動モジュールと、
該可動モジュールの周りを囲む胴部を備えた支持体と、
前記可動モジュールと前記支持体との間において、バネ性を有する可動枠をもって前記可動モジュールを揺動可能に支持するジンバル機構と、
前記可動モジュールおよび前記支持体に接続されて前記可動モジュールの姿勢を保持するバネ部材と、
前記可動モジュールを揺動させる振れ補正用駆動機構と、
を有し、
前記可動枠の固有振動周波数をfaとし、前記バネ部材の固有振動周波数をfbとしたとき、前記可動枠の固有振動周波数faと前記バネ部材の固有振動周波数fbが135Hz以上の差を有していることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動枠の固有振動周波数fa、および前記バネ部材の固有振動周波数fbは、以下の関係
fb<fa
を満たしていることを特徴とする請求項6に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動枠の固有振動周波数faのうち、光軸方向の固有振動周波数をfa1とし、光軸に直交する方向の固有振動周波数をfa2としたとき、
固有振動周波数fa1および固有振動周波数fa2とは、
以下の関係
fa1<fa2
を満たしていることを特徴とする請求項2乃至7の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動枠は、同一形状の板材が複数枚、光軸方向で貼り合わされてなることを特徴とする請求項2乃至8の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記バネ部材は、光軸方向に厚さ方向を向ける板状バネからなることを特徴とする請求項2乃至9の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014067070A JP6255290B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法、および振れ補正機能付き光学ユニット |
TW104108673A TWI556054B (zh) | 2014-03-27 | 2015-03-18 | Anti-resonance method of optical unit with vibration correction function, and optical unit with vibration correction function |
CN201510133576.XA CN104950547B (zh) | 2014-03-27 | 2015-03-25 | 光学单元的防共振方法以及光学单元 |
US14/669,375 US9810918B2 (en) | 2014-03-27 | 2015-03-26 | Resonance prevention method in optical unit with shake correction function and optical unit with shake correction function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014067070A JP6255290B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法、および振れ補正機能付き光学ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015192240A JP2015192240A (ja) | 2015-11-02 |
JP6255290B2 true JP6255290B2 (ja) | 2017-12-27 |
Family
ID=54165312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014067070A Active JP6255290B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法、および振れ補正機能付き光学ユニット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9810918B2 (ja) |
JP (1) | JP6255290B2 (ja) |
CN (1) | CN104950547B (ja) |
TW (1) | TWI556054B (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9989832B2 (en) * | 2013-09-25 | 2018-06-05 | Nidec Sankyo Corporation | Optical unit with shake correction function |
KR102262676B1 (ko) * | 2014-09-23 | 2021-06-10 | 삼성전자주식회사 | 카메라 렌즈 모듈 |
CN106324941B (zh) * | 2015-07-02 | 2019-08-27 | 日本电产三协株式会社 | 带抖动校正功能光学单元 |
JP6623059B2 (ja) * | 2015-12-21 | 2019-12-18 | 日本電産サンキョー株式会社 | 可動体の傾き調整方法 |
CN105550458B (zh) * | 2015-12-25 | 2019-04-16 | 天津航天中为数据***科技有限公司 | 无人直升机振动对航测吊舱成像影响的建模方法及装置 |
JP6709071B2 (ja) * | 2016-02-17 | 2020-06-10 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
WO2017201724A1 (en) | 2016-05-27 | 2017-11-30 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | System for balancing center of gravity of a zoom lens |
JP6677586B2 (ja) * | 2016-06-22 | 2020-04-08 | 日本電産サンキョー株式会社 | コイルユニットおよび撮影用光学装置 |
JP6318427B2 (ja) * | 2016-09-27 | 2018-05-09 | エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd | レンズ装置、撮像システム、移動体、及び制御方法 |
JP6921579B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2021-08-18 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP6869772B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2021-05-12 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニットおよび振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法 |
JP6934319B2 (ja) | 2017-05-08 | 2021-09-15 | 日本電産サンキョー株式会社 | ローリング用磁気駆動ユニットおよび振れ補正機能付き光学ユニット |
JP6955381B2 (ja) * | 2017-07-06 | 2021-10-27 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP2019028112A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
CN107356986B (zh) * | 2017-09-12 | 2023-06-27 | 中国科学院云南天文台 | 一种多波段复合式天文科普*** |
JP2019082623A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 日本電産三協電子(東莞)有限公司 | 光学ユニット |
CN110109243B (zh) * | 2018-01-25 | 2022-08-09 | 台湾东电化股份有限公司 | 液态光学模块 |
JP6951980B2 (ja) * | 2018-01-29 | 2021-10-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | 重心位置調整部材を備える振れ補正機能付き光学ユニット、および、その重心位置調整部材の固定方法 |
JP7222719B2 (ja) * | 2018-03-26 | 2023-02-15 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP7057210B2 (ja) * | 2018-05-15 | 2022-04-19 | 日本電産サンキョー株式会社 | 光学ユニット |
JP7250458B2 (ja) * | 2018-08-24 | 2023-04-03 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
US11300802B2 (en) * | 2018-11-30 | 2022-04-12 | Nidec Sankyo Corporation | Optical unit |
CN111538165B (zh) * | 2019-02-07 | 2022-03-22 | 日本电产三协株式会社 | 带抖动修正功能的光学单元及带抖动修正功能的光学单元的制造方法 |
CN211826653U (zh) * | 2019-07-26 | 2020-10-30 | 台湾东电化股份有限公司 | 光学元件驱动机构以及光学*** |
JP6819845B1 (ja) * | 2019-11-22 | 2021-01-27 | 株式会社村田製作所 | 振動装置、および振動装置を備える撮像ユニット |
JP2022018721A (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-27 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128867B1 (ja) * | 1965-01-30 | 1976-08-21 | ||
JPH0798470A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Canon Inc | 防振機能付カメラ |
JPH07270879A (ja) * | 1994-02-09 | 1995-10-20 | Nikon Corp | アクチュエータを備えるカメラおよびカメラシステム |
JPH08304868A (ja) * | 1995-05-08 | 1996-11-22 | Canon Inc | 像ブレ防止装置 |
JPH11109435A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-23 | Canon Inc | 補正光学装置及び防振装置 |
TWI427899B (zh) * | 2008-07-18 | 2014-02-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 音圈馬達組裝治具 |
JP5542681B2 (ja) * | 2008-10-14 | 2014-07-09 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット、光学機器、および振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法 |
JP2010096805A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Nidec Sankyo Corp | 撮影用光学装置 |
JP2010096859A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Nidec Sankyo Corp | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP5230346B2 (ja) | 2008-10-14 | 2013-07-10 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP5465500B2 (ja) * | 2008-10-20 | 2014-04-09 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット、および振れ補正機能付き光学ユニットにおける振れ補正制御方法 |
JP5771373B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2015-08-26 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
JP5031876B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2012-09-26 | シャープ株式会社 | カメラモジュールおよび撮像装置 |
JP5545206B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-07-09 | Tdk株式会社 | ボイスコイルモータ用永久磁石部材及びボイスコイルモータ |
JP6077938B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2017-02-08 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
-
2014
- 2014-03-27 JP JP2014067070A patent/JP6255290B2/ja active Active
-
2015
- 2015-03-18 TW TW104108673A patent/TWI556054B/zh not_active IP Right Cessation
- 2015-03-25 CN CN201510133576.XA patent/CN104950547B/zh active Active
- 2015-03-26 US US14/669,375 patent/US9810918B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201539109A (zh) | 2015-10-16 |
US9810918B2 (en) | 2017-11-07 |
US20150277140A1 (en) | 2015-10-01 |
CN104950547B (zh) | 2017-11-14 |
TWI556054B (zh) | 2016-11-01 |
JP2015192240A (ja) | 2015-11-02 |
CN104950547A (zh) | 2015-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6255290B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニットにおける共振防止方法、および振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6143622B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6077939B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6077938B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5848052B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6412864B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
US10048508B2 (en) | Optical unit with shake correction function | |
JP5771373B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5622443B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5893363B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5762087B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP2011257556A5 (ja) | ||
JP6460745B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
WO2010044221A1 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6483980B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5698939B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5519390B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5755476B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP2016061956A (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット、および振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法 | |
JP5752978B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6255290 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |