JP6254490B2 - ブラシホルダ装置及びそれを搭載したdcモータ - Google Patents

ブラシホルダ装置及びそれを搭載したdcモータ Download PDF

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Description

本発明は、アーマチャ(電機子)への電源供給のためにブラシを保持してコミテータ(整流子)側に付勢するブラシホルダ装置及びそれを搭載したDCモータに関する。
DCモータ(以下、モータと称する)に用いられるブラシには種々の形式のものがあり、モータの用途等を考慮して最適な形式のものが選択・採用されている。例えば自動車用パワーウインドウやサンルーフ、或いは電動工具等のように比較的大きな駆動力が要求されるモータでは、大型のブラシを確実に保持するためにブラシホルダ装置が用いられている。
図9は4極モータのブラシホルダ装置を示す平面図である。この従来のブラシホルダ装置101では、コミテータ9の回転軸線Lcを中心としてベース16上に一対のブラシホルダ17が90°間隔で配置され、各ブラシホルダ17にコミテータ9の半径方向に摺動可能にブラシ18が保持されている。ベース16上の両ブラシホルダ17の狭角領域には一対の支持柱25,26が立設され、各支持柱25,26にトーションスプリング27,28(以下、スプリングと称する)の巻回部27a,28aが嵌め込められると共に、両スプリング27,28間には絶縁保持のための隔壁102が形成されている。
各スプリング27,28の一端は作用端27b,28bとしてそれぞれブラシ18の外周端(反コミテータ9側)に当接し、巻回部27a,28aにセット荷重を与えた上で他端が反力端27c,28cとして隔壁102に掛止されている。巻回部27a,28aの弾性により各スプリング27,28の作用端27b,28bがブラシ18をコミテータ9側に付勢し、これにより各ブラシ18を通じてコミテータ9側に電源供給するようになっている。
また、別のブラシホルダ装置として、例えば特許文献1が提案されている。当該特許文献1の技術も、90°間隔で配置されたブラシホルダ間に一対の支持柱が立設されたものであり、支持柱の間に絶縁のための隔壁が形成されると共に、各支持柱に嵌め込んだトーションスプリングの反力端を掛止するために、ベース上にガイド壁が立設されている。
さらに、別のブラシのブラシホルダ装置として特許文献2も提案されている。当該特許文献2の技術は、一対のブラシを単一のスプリングにより付勢するものであり、そのためスプリングを支持する支持柱も共用されている。支持柱にはスプリングの巻回部が嵌め込まれ、その両端が作用端としてそれぞれのブラシの外周端に当接してコミテータ側に付勢するようになっている。
特開2006−320152号公報 特許第4485889号明細書
ところで、一般にモータには焼損対策が施されると共に、用途によってはノイズ対策が要求される場合もある。これを受けて、ブラシホルダ装置のベース上にはブラシホルダ、支持柱やスプリングの他に、焼損対策用のPTCサーミスタ、ノイズ対策用のバリスタ、フェライトコア、コンデンサ及び抵抗等の各種素子も配置されており、ベース上にスペース的な余裕はほとんどない。このため、モータを小型化するにはベース上のスペース効率を向上させることが必要不可欠であり、特に支持柱の周辺の部材の占有面積を縮小することが重要な課題になっている。
図9に示す従来技術では、両支持柱25,26の間にスプリング27,28の絶縁及び反力端27c,28cの掛止のための隔壁102を形成していることから、隔壁102に妨げられて両支持柱25,26を十分に接近させることができず、占有面積の縮小、ひいてはモータの小型化に対して好ましいとは言い難い。
また、特許文献1の技術では、スプリングを絶縁する隔壁に加えて反力端の掛止のためにガイド壁を形成しているため、支持柱の周辺の部材の占有面積は図9に示すものよりもさらに増大してしまう。
また、特許文献2の技術では、両ブラシ間で支持柱及びスプリングを共用しているため、一見すると占有面積の縮小に寄与しているように感じられるが、実際にはかえってモータを大型化する要因になりかねない。
例えば図9の従来技術において、スプリング27,28の作用端27b,28bは、支持柱25,26を中心(詳しくは巻回部27a,28aの外周における作用端27b,28bの引き出し箇所a)として矢印のように円弧軌跡を描く。このため、次第に摩耗して短くなるブラシ18を終始適切に付勢するには、ブラシ18の摺動方向において全長lの中間付近に支持柱25,26を配置することが望ましい。この点は、特許文献2の技術も同様である。
そして、ブラシ18の摺動方向における作用端27b,28bの許容ストロークは、巻回部27a,28aから作用端27b,28bまでの長さ(=支持柱25,26とブラシ18との距離)に応じて変化するため、支持柱25,26をブラシ18に接近させるには限界がある。この従来技術では、各ブラシ18に対する支持柱25,26の位置を個別に設定可能なため、摩耗によるブラシ長の変化分相当のストロークを確保した上で、可能な限りブラシ18に近接した位置にそれぞれの支持柱25,26を配置可能である。
しかしながら、支持柱201を共用した特許文献2の技術では、図10の模式図に示すように、両ブラシ18に対して共に全長lの中間付近となるように支持柱201を配置する必要があるため、必然的に支持柱201の位置は、両ブラシ18の全長lの中間付近から直交方向に延長した交点箇所に限定されてしまう。結果として支持柱201は両ブラシ18から大きく離間した位置に配設され、コミテータ9の回転軸線Lcからも離間することからベース16の径を拡大せざるを得ず、モータを大型化させる要因になってしまう。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ベース上に立設した支持柱の周辺の部材の占有面積を縮小でき、もってモータを小型化することができるブラシホルダ装置及びそれを搭載したDCモータを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のブラシホルダ装置は、ベース上に配置されてそれぞれコミテータの外周面に直交する方向にブラシを摺動可能に保持する一対のブラシホルダと、一対のブラシホルダの間の領域内に隣り合って立設された第1及び第2の支持柱と、各支持柱に巻回部をそれぞれ嵌め込み、巻回部から延設された一端を作用端として各々ブラシに当接させると共に、巻回部から延設された他端を反力端として相手側の支持柱の外周面にそれぞれ掛止される第1及び第2のトーションスプリングとを備え、第1の支持柱の基端側に第1のトーションスプリングを位置させると共に、第2の支持柱の先端側に第2のトーションスプリングを位置させ、各々のトーションスプリングを軸線方向に高さ違いの位置関係とし、第1のトーションスプリングの巻回部の先端側から作用端を延設し、第2のトーションスプリングの巻回部の基端側から作用端を延設したことを特徴とする(請求項1)。
このように構成したブラシホルダ装置によれば、各トーションスプリングの反力端を相手側の支持柱に掛止して、作用端でブラシを付勢したときの反力を相手側の支持柱により受け止めさせるため、反力端を掛止するための隔壁を第1及び第2の支持柱の間に設ける必要がなくなり、隔壁の厚み相当分だけ両支持柱を接近可能となる。また、一対の支持柱にそれぞれトーションスプリングを支持しているため、各ブラシに対する支持柱の位置を個別に設定でき、これによりブラシに近接した適切な位置に支持柱を配置してベースを縮小可能となる。
また、支持柱の軸線方向において両トーションスプリングの作用端が接近することから、それぞれの作用端のブラシへの当接位置も接近する。このため両ブラシの付勢状態が近づけられて、均等に摩耗させることが可能となる。
また別の態様として、第1及び第2の支持柱にそれぞれ先端方向規制部及び基端方向規制部を形成して第1及び第2のトーションスプリングを移動規制することにより、各トーションスプリングを支持柱の基端側または先端側に位置させると共に支持柱の軸線方向に互いに離間させることが望ましい(請求項)。
このように構成したブラシホルダ装置によれば、第1及び第2のトーションスプリングが支持柱の軸線方向に離間するため、相互の接触による短絡が防止される。そして、第1及び第2の支持柱の間隙内で、両トーションスプリングの巻回部の線材が支持柱の軸線方向に直列配置されるため、それぞれの支持柱を最大限に接近させることが可能となる。
また別の態様として、第1のトーションスプリングに対する上記基端方向規制部を、ベース上の第1の支持柱の基端に形成されて第1のトーションスプリングの巻回部が当接する座面とし、第2のトーションスプリングに対する上記基端方向規制部を、第2の支持柱の拡径部の先端に形成されて第2のトーションスプリングの巻回部が当接する座面とし、第1のトーションスプリングに対する上記先端方向規制部を、第2の支持柱の拡径部の基端に形成されて第1のトーションスプリングの反力端の先端側に位置する係止部とし、第2のトーションスプリングに対する先端方向規制部を、第1の支持柱の先端に形成されて第2のトーションスプリングの反力端の先端側に位置する係止部とすることが望ましい(請求項)。
このように構成したブラシホルダ装置によれば、第2の支持柱側のみに大径部を形成するだけで、両支持柱の座面に段差が生じて両トーションスプリングが互い違いの位置関係になると共に、それぞれの座面が基端方向規制部として機能する。また、両支持柱に係止部を形成するだけで、これらの係止部が先端方向規制部として機能する。このため、最小限の構成により両トーションスプリングの軸線方向の移動規制が可能となる。
また別の態様として、第1のトーションスプリングの巻回部からの延設箇所を支持柱の先端側に向けて折曲形成すると共に、第2のトーションスプリングの巻回部からの延設箇所を支持柱の基端側に向けて折曲形成することが望ましい(請求項)。
このように構成したブラシホルダ装置によれば、第1及び第2のトーションスプリングは支持柱の基端側または先端側に位置すると共に、短絡防止のために支持柱の軸線方向に互いに離間しているが、それぞれの巻回部からの延設箇所が折曲形成されることにより、支持柱の軸線方向において両スプリングの作用端の位置がより接近する。このため両ブラシの付勢状態がさらに近づけられて一層均等に摩耗させることが可能となる。
また別の態様として、第1及び第2のトーションスプリングを同一部材、且つ同一形状とし、互いに反転した姿勢で対応する支持柱に巻回部を嵌め込むことが望ましい(請求項)。
このように構成したブラシホルダ装置によれば、同一部材のトーションスプリングを使用することによりコスト低減が可能となる。
また別の態様として、第1及び第2の支持柱の間に形成される間隙は、第1及び第2のトーションスプリングを形成する線材の太さよりも大きく、線材の太さの2倍よりも小さくすることが望ましい(請求項)。
このように構成したブラシホルダ装置によれば、トーションスプリングを所定の位置に配置しつつ、ブラシホルダ装置をより小型化することが可能となる。
また別の態様として、請求項1乃至の何れかに記載のブラシホルダ装置を搭載してDCモータを構成することが望ましい(請求項)。
このように構成したDCモータによれば、そのブラシホルダ装置により各請求項に記載した作用効果が得られる。
本発明のブラシホルダ装置及びそれを搭載したDCモータによれば、ベース上に立設した支持柱の周辺の部材の占有面積を縮小でき、もってモータを小型化することができる。
実施形態のモータ1を示す断面図である。 ブラシホルダ装置をモータのリア側から見た平面図である。 図2のA矢視に相当するブラシホルダ装置の側面図である。 組立状態のブラシホルダ装置を示す斜視図である。 図4に対応するブラシホルダ装置の分解斜視図である。 両支持柱の間隙内でのスプリングの線材の配置状態を示す図3に対応する側面図である。 ベースを単体で示した図2に対応する平面図である。 ベースを単体で示した図3に対応する側面図である。 従来技術のブラシホルダ装置を示す平面図である。 従来技術と特許文献2の技術との支持柱の位置を比較した模式図である。
以下、本発明を具体化したブラシホルダ装置、及びそれを搭載したDCモータの一実施形態を説明する。本実施形態のDCモータは一対のブラシをコミテータの回転軸線を中心としてベース上に90°間隔で配置した4極モータとして構成され、自動車のパワーウインドウの駆動に用いられる。
図1は本実施形態のモータ1を示す断面図であり、同図の下方が出力軸1aを突出させたモータ1のフロント側に相当し、上方がモータ1のリア側に相当する。
モータ1のハウジング2は、リア側に向けて開口する有底円筒状の金属ケース3をエンドプレート4により閉鎖して構成されている。金属ケース3の内周面には4極の磁界マグネット5が接着剤により固定され、これらの磁界マグネット5がステータ(固定子)として機能する。磁界マグネット5の内側にはロータ6(回転子)が配設され、ロータ6は回転軸7、アーマチャ8(電機子)及びコミテータ9(整流子)から構成されている。
ロータ6の回転軸7のフロント側は金属ケース3に設けられた軸受10により回転可能に支持され、回転軸7のリア側はエンドプレート4に設けられた軸受11により回転可能に支持され、この回転軸7がハウジング2からフロント側に突出して出力軸1aとしての役割を果たす。アーマチャ8は、回転軸7上に固定されたコア12に巻線13を巻回して構成され、コア12の外周面と磁界マグネット5の内周面との間には磁気ギャップとして所定のクリアランスが形成されている。コミテータ9は回転軸7上のアーマチャ8のリア側に設けられると共に、図示はしないが巻線13に対し電気的に接続されている。
ハウジング2内には、コミテータ9を内包するようにブラシホルダ装置15が配設されており、このブラシホルダ装置15の構成について以下に説明する。
図2はブラシホルダ装置15をモータ1のリア側から見た平面図、図3は図2のA矢視に相当する側面図、図4はブラシホルダ装置15を示す斜視図、図5は図4に対応する分解斜視図、図6は両支持柱の間隙内でのスプリングの線材の配置状態を示す図3に対応する側面図、図7はベースを単体で示した図2に対応する平面図、図8はベースを単体で示した図3に対応する側面図であり、図3〜6,8では上方がモータ1のリア側である。
ブラシホルダ装置15は、モータ1のリア側に相当するベース16の面(以下、ベース上と称する)にブラシホルダ17やトーションスプリング27,28等の部材を組み付けて構成されている。全体としてベース16は合成樹脂材料で製作された円盤状をなして金属ケース3の開口部付近に配設され、図2,4に示すように、中央に貫設された透孔16a内にはロータ6のコミテータ9が挿通されてベース16上より僅かにリア側に突出している。
以下の説明では図4に示すように、コミテータ9の回転軸線Lcに沿った方向を軸線方向、回転軸線Lcに対して直交する方向を半径方向、回転軸線Lcを中心として円弧を描く方向を円周方向としてベース16上の方向を規定する。
図2,4,5に示すように、ベース16上には、コミテータ9の回転軸線Lcを中心とした円周方向に90°の角度をなすように一対のブラシホルダ17が配置されている。各ブラシホルダ17は金属材料で製作され、コミテータ9の半径方向の両側面、及びベース16への対向面(図5の下面に相当)を開放された直方体状をなしている。ブラシホルダ17にはベース16側に向けて突出する一対の係止部17aが一体形成され、これらの係止部17aがベース16に貫設された係止孔16b内に挿入されて裏面側で折曲されることにより、ベース16上で互いに90度配置となる所定位置に各ブラシホルダ17が固定されている。
各ブラシホルダ17内にはベース16の外周側から直方体状のカーボンブラシ18(以下、単にブラシと称する)が挿入・保持され、各ブラシ18はブラシホルダ17に案内されて半径方向、即ちコミテータ9に直交する方向に摺動可能になっている。図2に示すように、各ブラシ18の円周方向の一側面には電源供給のためのピグテール19の一端がそれぞれ接続され、ピグテール19の他端はベース16上を延設されてフェライトコア20の中心部を貫通し、ハンダ付け箇所21を介して被覆リード線22の一端にそれぞれ接続されている。各被覆リード線22はベース16の外周側に延設されて図示しないコネクタに接続され、このコネクタを介して外部から電源供給されるようになっている。
ピグテール19と被覆リード線22のハンダ付け箇所21にはコンデンサ23の一端が接続され、コンデンサ23の他端は金属ケース3に接続されている。これらのフェライトコア20やコンデンサ23はノイズ対策用の素子であり、図示はしないがベース16上には、他にも焼損対策用のPTCサーミスタやノイズ対策用のバリスタ等の各種素子が配置されている。
また後述するように、モータ1の作動中に各ブラシ18はコミテータ9の外周面との摺接により次第に摩耗し、ブラシ長の短縮に伴ってピグテール19及びトーションスプリング27,28の作用端27b,28bが次第にコミテータ9側に位置変位する。このため、これらの部材19,27b,28bとの干渉を避けるべく、各ブラシホルダ17の円周方向の両側面にはスリット17bが形成されている。
ベース16上の両ブラシホルダ17の狭角領域(90°内の領域)には、各ブラシホルダ17に対して等距離で且つ互いに円周方向に僅かな間隙G1を挟んで隣接するように、一対の支持柱25,26がモータ1のリア側に向けて同一高さで立設されている。結果として図2,7に示すように、コミテータ9の回転軸線Lcから外周方向に延設したブラシホルダ17の狭角領域を2等分する仮想線Laの両側で、各ブラシホルダ17同士及び各支持柱25,26同士が互いに対称の位置関係となっている。これらの支持柱25,26はベース16の成型時に一体形成されたものである。
以下の説明では、図2の左側の支持柱を第1の支持柱25、図2の右側の支持柱を第2の支持柱26と称すると共に、これらの支持柱25,26を基準とする先端側(モータ1のリア側に相当)及び基端側(モータ1のフロント側に相当)に基づきベース16上の方向を規定する。
図5〜8に示すように、ベース16上の第1の支持柱25の基端を取り囲む領域には、先端側に面する円弧状の座面25a(第1のトーションスプリングに対する基端方向規制部)が凹設され、第1の支持柱25の先端の外周面には、側方に向けて係止部25b(第2のトーションスプリングに対する先端方向規制部)が突設されている。
また、第2の支持柱26の先端側は第1の支持柱25と同一径であり、その基端側には先端側よりも大径の拡径部26aが形成され、さらに拡径部26aの基端側にはより小径の縮径部26bが形成されてベース16の基端側の面(図8の下側の面)まで及んでいる。拡径部26a及び縮径部26bは部分的にベース16と一体化し、これによりベース16上で第2の支持柱26が立設している。
図7の平面視から判るように、拡径部26aの外周の第1の支持柱25側は面取り26cにより平坦に形成されており、拡径部26aの箇所においても上記した両支持柱25,26間の所定の間隙G1が確保されている。第2の支持柱26の先端側と拡径部26aとの間は段差状をなし、結果として拡径部26aの先端には、平面視で円弧状をなす座面26d(第2のトーションスプリングに対する基端方向規制部)が先端側に面するように形成されている。
拡径部26aの外周には、ベース16の外周側に向けて突出する突条26eが拡径部26aの軸線方向全体に延びるように形成されている。突条26eの基端と縮径部26bとの間は段差状をなし、これにより突条26eの基端(拡径部26aの基端でもある)には、基端側に面するように係止部26f(第1のトーションスプリングに対する先端方向規制部)が形成されている。
第1の支持柱25には第1のトーションスプリング27(以下、第1のスプリングと称する)が支持され、第2の支持柱26には第2のトーションスプリング28(以下、第2のスプリングと称する)が支持されている。図5に示すように、第1及び第2のスプリング27,28は、ピアノ線やばね用ステンレス鋼線等の線材をつる巻状に巻いて巻回部27a,28aを形成し、巻回部27a,28aから線材の一端を延設して作用端27b,28bとし、同じく巻回部27a,28aから線材の他端を延設して反力端27c,28cとしている。
本実施形態では、第1及び第2のスプリング27,28として同一部材、且つ同一形状のものを使用し、互いに反転した姿勢で対応する支持柱25,26に支持させている。
第1及び第2のスプリング27,28の巻回部27a,28aの内径は、第1の支持柱25の外径及び第2の支持柱26の拡径部26aよりも先端側の外径に比較して若干大きく設定されている。また、両支持柱25,26間に形成されている間隙G1は、スプリング27,28を形成する線材の太さよりも若干大きく、線材の太さの2倍よりも若干小さく設定されている。また、第1及び第2のスプリング27,28の巻回部27a,28aの軸線方向(支持柱25,26の軸線方向でもある)の長さは、第1及び第2の支持柱25,26の長さの半分よりも若干短く設定されている。
第1のスプリング27の巻回部27aは、第1の支持柱25に嵌め込まれてその基端をベース16の座面25a上に当接させ、同じく第2のスプリング28の巻回部28aは、第2の支持柱26に嵌め込まれてその基端を拡径部26aの座面26d上に当接させている。なお、第1の支持柱25の先端には係止部25bが突設されているため、第1の支持柱25への第1のスプリング27の嵌め込みは、巻回部27aを若干変形させて順次係止部25bを乗り越えさせながら行われる。
第1のスプリング27の反力端27cは、巻回部27aの基端側から延設されて第2の支持柱26の縮径部26bの外周面に掛止され、その反力端27cの先端側には第2の支持柱26の係止部26fが位置している。このため図3,4に示すように、第1のスプリング27は基端方向への移動をベース16上の座面25aにより規制されると共に先端方向への移動を係止部26fにより規制されて、第1の支持柱25の軸線方向の基端側に位置している。
また、第2のスプリング28の反力端28cは、巻回部28aの先端側から延設されて第1の支持柱25の外周面に掛止され、その反力端28cの先端側には第1の支持柱25の係止部25bが位置している。このため、第2のスプリング28は基端方向への移動を拡径部26aの座面26dにより規制されると共に先端方向への移動を係止部25bにより規制されて、第2の支持柱26の軸線方向の先端側に位置している。
結果として、図3に示す側面視において第1及び第2のスプリング27,28が互い違いの位置関係になると共に、第1のスプリング27の巻回部27aの先端側と第2のスプリング28の巻回部28aの基端側とが支持柱25,26の軸線方向に互いに離間して間隙G2を形成している。このため図6に示すように、両スプリング27,28の巻回部27a,28aを形成するそれぞれの線材は、両支持柱25,26の間隙G1内で互いに間隙G2だけ離間しながら支持柱25,26の軸線方向に直列配置されている。
第1のスプリング27の作用端27bは巻回部27aの先端側から対応するブラシ18へと延設されると共に、第1の支持柱25の先端側に向けてクランク状に折曲形成されることにより先端側にオフセットされている。また、第2のスプリング28の作用端28bは巻回部28aの基端側から対応するブラシ18へと延設されると共に、第2の支持柱26の基端側に向けてクランク状に折曲形成されることにより基端側にオフセットされている。このため、支持柱25,26の軸線方向において両スプリング27,28の作用端27b,28bの位置(より詳しくは、互いの線材の中心線)が一致している。
なお、作用端27b,28bをオフセットさせるための折曲形成は上記に限ることなく、任意に変更可能である。例えば巻回部27a,28aから線材をブラシ18に向けて延設する際の角度を、第1のスプリング27の作用端27bは若干先端側に設定し、第2のスプリング28の作用端28bは若干基端側に設定してもよい、この場合であっても同様の作用端27b,28bのオフセットを達成できる。
第1及び第2のスプリング27,28は、それぞれの巻回部27a,28aにセット荷重が与えられた上で対応するブラシ18の外周端に作用端27b,28bを当接させている。結果として、巻回部27a,28aの弾性により各スプリング27,28の作用端27b,28bがブラシ18をコミテータ9へと付勢すると共に、その反力は反力端27c,28cが掛止された相手側の支持柱25,26により受け止められる。
なお、図2に示すように、各スプリング27,28の巻回部27a,28aの外周の作用端27b,28bが引き出された箇所aは、ブラシ18の摺動方向においてブラシ18の全長lの中間付近に位置し、次第に摩耗して短くなるブラシ18を終始適切に付勢可能なように配慮されている。
次に、本実施形態の特徴部分である支持柱25,26の周辺の各部材のレイアウトについて述べる。
本実施形態の最も大きな特徴は、一対の支持柱25,26にそれぞれスプリング27,28を支持した上で、それぞれの作用端27b,28bでブラシ18を付勢したときの反力を受けるために、反力端27c,28cを互いに相手側の支持柱25,26に掛止している点にある。
このような両スプリング27,28による支持柱25,26の相互利用により、例えば図9に示す従来技術のように、スプリング27,28の反力端27c,28cを掛止するための隔壁102を両支持柱25,26の間に設ける必要がなくなる。また、特許文献1の技術のように、隔壁に加えてガイド壁を設ける必要もなくなる。結果として隔壁102の厚み相当分だけ両支持柱25,26を接近でき、支持柱25,26の周辺の部材の占有面積を縮小することができる。
また、各ブラシ18に対する支持柱25,26の位置を個別に設定可能なため、可能な限りブラシ18に近接した位置にそれぞれの支持柱25,26を配置できる。このため、支持柱を共用した特許文献2の技術のように、コミテータの回転軸線から支持柱が大きく離間することもなく、ベース16の径を縮小できる。以上の要因によりブラシホルダ装置15の小型化、ひいてはそれを搭載したモータ1の小型化を達成することができる。
加えて本実施形態では、第1及び第2のスプリング27,28を互い違いの位置関係で配置すると共に、支持柱25,26の軸線方向に互いに離間させ、さらに第1のスプリング27の巻回部27aの先端側から作用端27bを延設して折曲形成により先端側にオフセットさせ、第2のスプリング28の巻回部28aの基端側から作用端28bを延設して折曲形成により基端側にオフセットさせている。
第1及び第2のスプリング27,28が支持柱25,26の軸線方向に離間しているため、相互の接触によるスプリング27,28同士の短絡を確実に防止でき、その上で図6に示すように、第1及び第2の支持柱25,26の間隙G1内で両スプリング27,28の巻回部27a,28aを形成する線材が支持柱25,26の軸線方向に直列配置されるため、両支持柱25,26を最大限に接近させることができる。
即ち、単に両スプリング27,28を併設した場合であっても、本発明によれば図9の従来技術の隔壁102を省略することで隔壁の厚み相当分だけは両支持柱25,26を接近可能である。しかし、本実施形態のように両スプリング27,28を互い違いの位置関係にすれば、それぞれのスプリング27,28の線材が間隙G1内で直列配置されるため、線材の太さよりも若干広い程度の間隔まで両支持柱25,26を接近させることができる。また、両支持柱25,26間に形成されている間隙G1は、スプリング27,28を形成する線材の太さよりも若干大きく、線材の太さの2倍よりも若干小さい。よって、支持柱25,26の周辺の部材の占有面積を一層縮小してブラシホルダ装置15、ひいてはモータ1を小型化することができる。
また、両スプリング27,28自体は互い違いに配置されるものの、上記のような巻回部27a,28aからの延設によって互いの作用端27b,28bは支持柱25,26の軸線方向で接近しており、加えて折曲形成によるオフセットで両作用端27b,28bの位置は軸線方向において一致している。その結果、両作用端27b,28bは対応するブラシ18の同一箇所に当接して同一条件の下で付勢可能となり、ブラシ18を均等に摩耗させて本来の寿命を最大限に活用することができる。
さらに、このような両スプリング27,28の互い違いの配置を実現するために、第1の支持柱25の基端及び第2の支持柱26の拡径部26aの先端にそれぞれ座面25a,26dを形成すると共に、第1の支持柱25の先端及び第2の支持柱26の突条26eの基端にそれぞれ係止部25b,26fを形成している。
両支持柱25の座面25a,26dに軸線方向の段差が生じて自ずと両スプリング27,28が互い違いの位置関係になると共に、それぞれの座面25a,26d及び係止部25b,26fによりスプリング27,28の軸線方向の移動を規制できる。結果として、最小限の構成により両スプリング27,28を互い違いの位置関係で配置した上で支持柱25,26からの離脱を防止でき、その製造コストを低減することができる。
加えて、両スプリング27,28の互い違いの配置は、スプリング27,28を共通化できるという別の利点にもつながる。例えば、特許文献1の技術では左右対称のスプリングを並列配置しているが、仮に同一スプリングを反転させて使用したとすると、互いの作用端が支持柱の軸線方向に大幅にずれて互いのブラシへの当接箇所が大きく食い違うため、適切な付勢が望めなくなってしまう。
これに対して本実施形態のような互い違いの配置では、同一スプリング27,28を反転させると互いの作用端27b,28bが軸線方向にほぼ一致する上に、折曲形成によるオフセットも両作用端27b,28bをさらに接近させる望ましい方向に作用する。即ち、両スプリング27,28を互い違いに配置した場合には弊害を生じることなく同一スプリング27,28を使用でき、これによりスプリング27,28の製造コストの低減、或いはベース16への誤組付の防止等の種々の利点を得ることができる。
加えて図3に示すように、第1の支持柱25の座面25aをベース16上に凹設しているため、第1のスプリング27の巻回部27aの一部(軸線方向の約半分)がベース16の上面よりも下方に位置してベース16に埋設されることになる。このため座面25aを凹設しなかった場合に比較して、第1のスプリング27をより低位置に配設できると共に、間隙G2を確保した上で第2のスプリング28もより低位置に配設できる。結果として、支持柱25,26の軸線方向の長さを小さく抑えることができ、ブラシホルダ装置15をより小型化することが可能となる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、一対のブラシ18を90°配置したブラシホルダ装置15、及びそれを搭載した自動車のパワーウインドウ用の4極DCモータ1として具体化したが、モータ1の用途や形式についてはこれに限るものではなく任意に変更可能である。例えば、サンルーフやスライドドアを駆動するためのモータ、或いは電動工具用のモータ等に適用してもよい。
また、ブラシ18を180°配置した2極DCモータに適用したり、或いはブラシ18を45°配置した8極DCモータに適用したりしてもよい。さらに、ブラシ18を60°または120°配置した6極DCモータに適用したりしてもよい。さらに、2対のブラシ18(計4つ)をそれぞれ90°配置した4極DCモータに適用してもよく、この場合には、上記実施形態のブラシホルダ17、支持柱25,26やスプリング27,28に関する構成をベース16上にさらに1セット追加すればよい。
また上記実施形態では、第1及び第2のスプリング27,28を互い違いに配置し且つ同一スプリング27,28を反転させて使用したが、必ずしもこれに限るものではない。例えば特許文献1の技術のように左右対称のスプリングを並列配置してもよく、この場合であっても、上記実施形態と同じく両スプリングの反力端を互いに相手側の支持柱25,26に掛止すれば同様の作用効果が得られる。
また上記実施形態では、第1及び第2のスプリング27,28を互い違いに配置するだけでなく、短絡防止のために支持柱25,26の軸線方向に互いに離間させたが、両ブラシ18間に絶縁対策を施した場合には必ずしも離間させる必要はない。具体的には、何れか一方或いは両方のスプリング27,28をエナメル等で絶縁コーティングしたり、或いは反力端27c,28cが当接するブラシ18の端部に絶縁材を貼着したりすればブラシ18の絶縁を確保できるため、これらの場合には両スプリング27,28を接触した状態で配置してもよい。
1 DCモータ
9 コミテータ
16 ベース
17 ブラシホルダ
18 カーボンブラシ
25 第1の支持柱
26 第2の支持柱
25a,26d 座面(基端方向規制部)
25b,26f 係止部(先端方向規制部)
27 第1のトーションスプリング
28 第2のトーションスプリング
27a,28a 巻回部
27b,28b 作用端
27c,28c 反力端

Claims (7)

  1. ベース上に配置されてそれぞれコミテータの外周面に直交する方向にブラシを摺動可能に保持する一対のブラシホルダと、
    上記一対のブラシホルダの間の領域内に隣り合って立設された第1及び第2の支持柱と、
    上記各支持柱に巻回部をそれぞれ嵌め込み、該巻回部から延設された一端を作用端として各々ブラシに当接させると共に、上記巻回部から延設された他端を反力端として相手側の支持柱の外周面にそれぞれ掛止される第1及び第2のトーションスプリングとを備え
    上記第1の支持柱の基端側に上記第1のトーションスプリングを位置させると共に、上記第2の支持柱の先端側に上記第2のトーションスプリングを位置させ、各々のトーションスプリングを軸線方向に高さ違いの位置関係とし、上記第1のトーションスプリングの巻回部の上記先端側から上記作用端を延設し、上記第2のトーションスプリングの巻回部の上記基端側から上記作用端を延設し
    ことを特徴とするブラシホルダ装置。
  2. 上記第1及び第2の支持柱にそれぞれ先端方向規制部及び基端方向規制部を形成して上記第1及び第2のトーションスプリングを移動規制することにより、各トーションスプリングを上記支持柱の基端側または先端側に位置させると共に該支持柱の軸線方向に互いに離間させた
    ことを特徴とする請求項に記載のブラシホルダ装置。
  3. 上記第1のトーションスプリングに対する上記基端方向規制部は、上記ベース上の上記第1の支持柱の基端に形成されて該第1のトーションスプリングの巻回部が当接する座面であり、
    上記第2のトーションスプリングに対する上記基端方向規制部は、上記第2の支持柱の拡径部の先端に形成されて該第2のトーションスプリングの巻回部が当接する座面であり、
    上記第1のトーションスプリングに対する上記先端方向規制部は、上記第2の支持柱の上記拡径部の基端に形成されて該第1のトーションスプリングの反力端の先端側に位置する係止部であり、
    上記第2のトーションスプリングに対する上記先端方向規制部は、上記第1の支持柱の先端に形成されて該第2のトーションスプリングの反力端の先端側に位置する係止部である
    ことを特徴とする請求項に記載のブラシホルダ装置。
  4. 上記第1のトーションスプリングの上記巻回部からの延設箇所を上記支持柱の先端側に向けて折曲形成すると共に、上記第2のトーションスプリングの上記巻回部からの延設箇所を上記支持柱の基端側に向けて折曲形成した
    ことを特徴とする請求項またはに記載のブラシホルダ装置。
  5. 上記第1及び第2のトーションスプリングが同一部材、且つ同一形状のものであり、互いに反転した姿勢で対応する支持柱に巻回部を嵌め込まれた
    ことを特徴とする請求項乃至の何れかに記載のブラシホルダ装置。
  6. 上記第1及び第2の支持柱の間に形成される間隙は、上記トーションスプリングを形成する線材の太さよりも大きく、線材の太さの2倍よりも小さい
    ことを特徴とする請求項乃至の何れかに記載のブラシホルダ装置。
  7. 請求項1乃至の何れかに記載のブラシホルダ装置を搭載したDCモータ。
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