JP6252677B2 - 情報インタラクション方法、基地局及び通信システム - Google Patents

Description

本発明は通信分野に関し、特に、セルの分割（Cell Splitting）又はセルの併合（Cell Merging）過程中の情報インタラクション方法、基地局及び通信システムに関する。

今のところ、3GPP Rel 12では、アクティブ・アンテナ・システム（AAS、Active Antenna System）が考慮される見込みがある。AASを構成する基地局は、アンテナ組のパラメータをアクティブに調整することで、セルのカバレッジをアクティブに変化させてサービスのニーズを満足することができる。

セルの分割（Cell Splitting）は、AASがシステムの容量を向上させる目的を達成する手段の一つである。3GPPでは、考慮されるセルの分割とは、分割後のセルが異なる物理セルアイデンティティ（PCI、Physical Cell Identity）を採用することを指し、分割の時間粒度が比較的に大きく、例えば、一時間に一回変化し、又は、より長い時間に一回変化する。

一方、それに対応するのはセルの併合（Cell Merging）である。セルの分割又はセルの併合は、運用・管理・保守（OAM、Operation Administration and Maintenance）又はeNBによりトリガーすることができる。セルの分割又はセルの併合により、セルを柔軟に構成することで、複数種類のシナリオの下での異なるニーズを満足することができる。

なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの案は、本発明の背景技術の一部に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。

しかし、発明者は、従来技術ではセルの分割又はセルの併合の過程で、隣接セルのユーザ装置が分割又は併合中のセルにハンドオーバーすることが出現した場合、セルの出現又は消失によってハンドオーバーが失敗し、その後の再確立は成功できないことがあるということを発見した。

本発明の実施例は、情報インタラクション方法、基地局及び通信システムを提供する。目的は、基地局が隣接基地局に、セルのカバレッジを変更する予定であることを通知することで、セルの分割又はセルの併合の過程で、ユーザ装置のハンドオーバーが失敗した後に再確立失敗を引き起こさないようにさせることにある。

本発明の実施例の一側面によれば、情報インタラクション方法が提供され、セルのカバレッジを変更するための第一基地局に用いられ、前記情報インタラクション方法は、
前記第一基地局は、第二基地局に、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを通知することを含む。

本発明の実施例の他の側面によれば、情報インタラクション方法が提供され、セルのカバレッジを変更するための第一基地局に隣接する第二基地局に用いられ、前記情報インタラクション方法は、
前記第二基地局は、前記第一基地局が送信した、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを受信することを含む。

本発明の実施例の他の側面によれば、セルのカバレッジを変更するための基地局が提供され、前記基地局は、
第二基地局に、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを通知するためのメッセージ通知ユニットを含む。

本発明の実施例の他の側面によれば、セルのカバレッジを変更するための第一基地局に隣接する基地局が提供され、前記基地局は、
前記第一基地局が送信した、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを通知するためのメッセージを受信するための通知受信ユニットを含む。

本発明の実施例の他の側面によれば、通信システムが提供され、前記通信システムは、
第一基地局と、前記第一基地局に隣接する第二基地局と、を含み、
前記第一基地局は、前記第二基地局に、セルのカバレッジを変更する予定であることを通知するように構成され、
前記基地局は、前記第一基地局が送信した、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを通知するためのメッセージを受信するように構成される。

本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、基地局中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で上述のような情報インタラクション方法を実行させる。

本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局中で上述のような情報インタラクション方法を実行させる。

本発明の実施例の有益な効果は、基地局が隣接基地局に、セルのカバレッジを変更する予定であることを通知することで、隣接基地局の下でのユーザ装置がセルにハンドオーバーする必要がある時に、該ユーザ装置のために、少なくとも変更後のセルの情報を有する再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことが無いだけではなく、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示しており、本発明の原理を採用し得る態様を示している。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。

また、１つの実施形態について説明した及び／又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で１つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。

なお、「含む／有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又は、アセンブルの存在を指すが、１つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又は、アセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。

以下の図面を参照することで本発明の多くの側面をより良く理解することができる。なお、図面中の要素は、比例して描かれたものではなく、本発明の原理を示すためだけのものである。本発明の一部を便利に説明及び例示するために、図面中の対応する一部は、拡大又は縮小されることがある。

また、本発明の１つの図面又は実施方式に記載の要素及び特徴は、１つ又は複数の他の図面又は実施方式に示す要素及び特徴と組み合わせることができる。さらに、図面では、類似する符号は幾つかの図面中の対応する要素を示し、また、複数の実施方式に使用される対応する要素を示すために用いることができる。
セルの分割を示す図である。 セルの併合を示す図である。 本発明の実施例1による情報インタラクション方法のフローチャートである。 本発明の実施例1による情報インタラクション方法の他のフローチャートである。 本発明の実施例2による情報インタラクション方法を示す図である。 本発明の実施例3による情報インタラクション方法のフローチャートである。 本発明の実施例3による情報インタラクション方法の他のフローチャートである。 本発明の実施例4による情報インタラクション方法を示す図である。 本発明の実施例5による基地局の構成図である。 本発明の実施例6による基地局の構成図である。 本発明の実施例7による通信システムの構成図である。

添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴は明確になる。明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態が具体的に開示されており、それは、本発明の原理を採用し得る一部の実施形態を示している。なお、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、添付した特許請求の範囲に属する全ての変更、変形及び代替によるものも含む。

図1は、セルの分割を示す図である。図1に示すように、セル分割前に、セルAのみ領域をカバーし；そして、分割により得られた新セルBが既に出現しており且つ構成が完了したが、セルAのカバレッジがまだ縮小されておらず；その後、セルAが一部のユーザ装置のハンドオーバー処理を完成し、且つカバレッジが縮小された。これによって、セルAから二つのセルに分割し、新セルB及びカバレッジ縮小後のセルAは該領域をカバーするようになる。

しかし、セル分割中のシナリオを考慮すると、隣接セル（例えば、セルC）のユーザ装置は、カバレッジが未だ縮小されていないセルAにハンドオーバーする可能性がある。該ユーザ装置のためにハンドオーバー準備を完成した後に、セルAのカバレッジが既に縮小されているなら、該ユーザ装置はハンドオーバーを完成することができなくなる。このとき、該ユーザ装置がセルB中で再確立を行い、しかし、ハンドオーバー準備（Handover Preparation）時に、ソース基地局は、該ユーザ装置がセルB中で再確立を行うための必要な情報を準備しなかったため、該ユーザ装置の再確立失敗を引き起こすおそれがある。

図2は、セルの併合を示す図である。図2に示すように、セル併合前に、セルA及びセルBが領域をカバーし；そして、セルAのカバレッジが拡大されているが、セルBが未だクローズされておらず；その後、セルBが、そのサービングするユーザ装置をセルA又は他のセルにハンドオーバーし、且つセルBがクローズされた。これによって、二つのセルA及びBを併合して一つのセルを成し、カバレッジが拡大された後のセルAは該領域をカバレッジするようになる。

同様に、セル併合中のシナリオを考慮すると、隣接セル（例えば、セルC）のユーザ装置は、まだクローズされていないセルBにハンドオーバーする可能性がある。該ユーザ装置のためにハンドオーバー準備を完成した後に、セルBが既にクローズされているなら、該ユーザ装置はハンドオーバーを完成することができなくなる。このとき、該ユーザ装置がセルA中で再確立を行い、しかし、ハンドオーバー準備時に、ソース基地局は、該ユーザ装置がセルA中で再確立を行うための必要な情報を準備しなかったため、該ユーザ装置の再確立失敗を引き起こすおそれがある。

なお、便宜のため、図1及び図2は、セルの分割及び併合のみのシナリオを示している。以下、図1及び図2に示すシナリオを例として、本発明について詳細に説明する。

本発明の実施例では情報インタラクション方法が提供され、第一セルから少なくとも一つの第二セルを分割により構成するための第一基地局に用いられる。以下、第一基地局側から該方法について説明する。

図3は、本発明の実施例による情報インタラクション方法のフローチャートである。図3に示すように、該情報インタラクション方法は、次のステップを含む。

ステップ301：第一基地局が、第二基地局に、第二セルが構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されること（即ち、第一セルのカバレッジが縮小される予定であること）を通知し；
ステップ302：第一基地局が、第二基地局の送信した、ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；
そのうち、該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

本実施例では、図1に示すようなシナリオにおいて、OAM又は基地局がセルの分割をトリガーし、第一基地局の下でのセルを第一セル（例えば、セルA）から少なくとも一つの第二セル（例えば、セルB）を分割により構成しても良い。以下、分割により一つの第二セルが構成される場合を例として説明を行うが、本発明は、これに限定されず、例えば、分割により複数の第二セルが構成されるシナリオに用いられても良い。

例えば、OAMは、第一基地局のロードが比較的重いことを発見した時に、該第一基地局がセルの分割を行うようにトリガーし；或いは、第一基地局のロードが所定の閾値を超えた時に、該第一基地局は、セルの分割をトリガーする。なお、具体的に如何にトリガーするか又はセルの分割を行うかは、従来技術を参照することができる。

本実施例では、第二セル（分割により構成された新セル）が既に出現しており且つ構成が完了した後に、第一基地局は、その隣接する基地局に、該第二セルの関連情報を通知することができる。第一基地局は、一つ又は複数の隣接する基地局（例えば、第二基地局）に通知メッセージを送信することができる。

具体的には、第一基地局は、第二基地局に、第二セルが既に構成されていることを通知し；通知用のシグナリングは、例えば、ServedCellsToAdd情報エレメント（IE、Information Element）を含んでも良い。また、第一基地局は更に第二基地局に、第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知し；通知用のシグナリングは、例えば、ServedCellsToAddであっても良い。なお、本発明はこれに限定されず、例えば、他の情報エレメントを採用すること、又は、新情報エレメントを定義することにより、第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを指示しても良い。

なお、第二基地局に、第二セルが既に構成されていることを通知する、及び、第二基地局に、第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知する情報は、一つの通知メッセージに含まれて送信されても良く、また、異なる通知メッセージを採用してそれぞれ送信されても良く、本発明はこれに限定されない。

本実施例では、第二基地局の下でのユーザ装置が第一セルにハンドオーバーする必要がある時に、第二基地局は、該ユーザ装置のために、複数の再確立セルの情報を準備することができ、そのうち、該再確立セルの情報は、少なくとも、該第二セルの情報を含む。例えば、再確立セルの情報をAdditionalReestabInfo情報エレメントに含めても良い。

図4は、本発明の実施例による情報インタラクション方法の他のフローチャートである。図4に示すように、該情報インタラクション方法は、次のステップを含む。

ステップ401：第一基地局が、第二基地局に、第二セルが構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知し；
ステップ402：第一基地局が、第二基地局の送信した、ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；
そのうち、該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

本実施例では、第二基地局は、第一基地局にHandover Requestを送信することができ、該Handover Requestは、AS-Context情報エレメントを含むHandoverPreparationInformation情報をキャリー（搬送）することができ；そのうち、AS-Context情報エレメントは、ReestablishmentInfo情報エレメントを含み、ReestablishmentInfo情報エレメントは、AdditionalReestabInfo情報エレメントを含み、AdditionalReestabInfo情報エレメントは、少なくとも第二セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

具体的な実施に当たって、例えば、AdditionalReestabInfo情報エレメントの内容は、表1に示すようなものであっても良い。

なお、以上、AdditionalReestabInfo情報エレメントなどを例として説明したが、本発明はこれに限定されない。また、具体的に如何にハンドオーバーするか及び如何に再確立を行うかは、従来技術を参照することができる。

図4に示すように、該情報インタラクション方法は更に次のステップを含んでも良い、即ち、
ステップ403：第一基地局が、第二基地局に、第一セルのカバレッジの縮小が既に完成されていることを通知する。

本実施例では、第一基地局は、第二セルのカバレッジの下での、元々第一セルによりサービングされた全てのユーザ装置を第二セルにハンドオーバーすることができる。また、第一セルのカバレッジの縮小処理が完成された後に、第一基地局は、隣接基地局（例えば、第二基地局）に、該第一セルのカバレッジの縮小が既に完成されていることを通知することができる。

上述の実施例から分かるように、基地局が、隣接基地局に、分割されているセルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知し；隣接基地局の下でのユーザ装置が分割されているセルにハンドオーバーする必要がある時に、ソース基地局が、ユーザ装置のために、少なくとも分割により構成されているセルの情報を含む再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことがない。

また、基地局は、隣接基地局に、分割されているセルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知すること、及び、再確立セルの情報は、少なくとも分割により構成されているセルの情報を含むことにより、沢山のシグナリングが要らずに、再確立失敗を防止することができるだけではなく、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

本発明の実施例では情報インタラクション方法が提供され、第一基地局に隣接する第二基地局に用いられ、そのうち、該第一基地局は、第一セルから少なくとも一つの第二セルを分割により構成する。以下、第二基地局側から該方法について説明し、なお、実施例1と同じ内容は省略される。

図5は、本発明の実施例による情報インタラクション方法を示す図である。図5に示すように、該情報インタラクション方法は、次のステップを含む。

ステップ501：第二基地局が、第一基地局の送信した、第二セルが既に構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知するためのメッセージを受信し；
ステップ502：第二基地局の下でのユーザ装置が第一セルにハンドオーバーする必要がある時に、第二基地局が該ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備し；
ステップ503：第二基地局が第一基地局に、ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信し；
該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

本実施例では、第一基地局は、ServedCellsToAdd情報エレメントにより、第二セルが構成されていることを示しても良く；また、ServedCellsToAdd中のServedCellInformation情報エレメントにより、第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを示しても良い。

本実施例では、第二基地局の下でのユーザ装置は、第一基地局の下での第一セルへハンドオーバーを行っても良く、第二基地局により、ハンドオーバー要求（Handover Request）を発起しても良い。なお、ハンドオーバーの具体的な内容は、従来技術を参照することができる。

また、該Handover Requestは、AS-Context情報エレメントを含むHandoverPreparationInformation情報を搬送しても良く；そのうち、AS-Context情報エレメントは、ReestablishmentInfo情報エレメントを含み、ReestablishmentInfo情報エレメントは、AdditionalReestabInfo情報エレメントを含み、AdditionalReestabInfo情報エレメントは、少なくとも第二セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

図5に示すように、該情報インタラクション方法は更に次のステップを含んでも良く、即ち、
ステップ504：第二基地局が、第一基地局の送信した、第一セルのカバレッジの縮小が既に完成されていることを通知するためのメッセージを受信する。

上述の実施例から分かるように、基地局が、隣接基地局に、分割にされているセルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知し；隣接基地局の下でのユーザ装置が分割されているセルにハンドオーバーする必要がある時に、基地局が、ユーザ装置のために、少なくとも分割により構成されているセルの情報を含む再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことがない。

また、基地局は、隣接基地局に、分割されているセルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知すること、及び、再確立セルの情報は、少なくとも分割により構成されているセルの情報を含むことにより、沢山のシグナリングが要らずに、再確立失敗を防止することができるだけではなく、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

本発明の実施例では情報インタラクション方法が提供され、少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合する第一基地局に用いられる。以下、第一基地局側から本発明について説明する。

図6は、本発明の実施例による情報インタラクション方法のフローチャートである。図6に示すように、該情報インタラクション方法は、次のステップを含む。

ステップ601：第一基地局が、第二基地局に、第二セルが間もなくクローズされることを通知し；
ステップ602：第一基地局が、第二基地局の送信した、ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；
該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

本実施例では、図2に示すようなシナリオにおいて、OAM又は基地局により、セルの併合をトリガーし、第一基地局の下での少なくとも一つの第二セル（例えば、セルB）を一つの第一セル（例えば、セルA）と併合することができる。以下、一つの第二セルについての併合を例として説明するが、本発明はこれに限定されず、例えば、複数の第二セルについての併合を行うシナリオに用いることもできる。

例えば、OAMは、第一基地局のロードが比較的に軽いことを発見した時に、該第一基地局がセルの併合を行うようにトリガーし；又は、第一基地局のロードが所定の閾値よりも低い時に、第一基地局はセルの併合をトリガーする。なお、具体的に如何にトリガーするか又はセルの併合を行うかは、従来技術を参照することができる。

本実施例では、第一セルのカバレッジが拡大された後に、第一基地局は、第二基地局に、第二セルが間もなくクローズされることを通知しても良い。第一基地局は、ServedCellsToAdd中のServedCellInformation情報エレメントにより、第二セルが間もなくクローズされることを示しても良い。なお、本発明はこれに限定されず、例えば、他の情報エレメントを採用すること、又は、新情報エレメントを定義することにより、第二セルが間もなくクローズされることを指示しても良い。

本実施例では、第二基地局の下でのユーザ装置が第二セルにハンドオーバーする必要がある時に、第二基地局は、該ユーザ装置のために、複数の再確立セルの情報を準備しても良く、そのうち、再確立セルの情報は、少なくとも第一セルの情報を含む。また、第一基地局は更にAdditionalReestabInfo情報エレメントを用いて再確立セルの情報を含めても良い。AdditionalReestabInfo情報エレメントの具体的な内容については、実施例1中の表1を参照することができるが、本発明はこれに限定されない。

図7は、本発明の実施例による情報インタラクション方法の他のフローチャートである。図7に示すように、該情報インタラクション方法は、次のステップを含む。

ステップ701：第一基地局が、第二基地局に、第二セルが間もなくクローズされることを通知し；
ステップ702：第一基地局が、第二基地局の送信した、ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；
該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

本実施例では、第二基地局は、第一基地局にHandover Requestを送信することができ、該Handover Requestは、AS-Context情報エレメントを含むHandoverPreparationInformation情報を搬送することができ、そのうち、HandoverPreparationInformation情報は、AS-Context情報エレメントを含み、AS-Context情報エレメントは、ReestablishmentInfo情報エレメントを含み、ReestablishmentInfo情報エレメントは、AdditionalReestabInfo情報エレメントを含み、AdditionalReestabInfo情報エレメントは、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

図7に示すように、該情報インタラクション方法は更に次のステップを含んでも良く、即ち、
ステップ703：第一基地局が、第二基地局に、第二セルが既にクローズされていることを通知する。

本実施例では、第一基地局は、第二セルの全てのユーザ装置を、第一セル又は他の隣接セルにハンドオーバーし；その後、該第二セルをクローズすることができる。第二セルがクローズされた後に、第一基地局は、隣接基地局（例えば、第二基地局）に、第二セルが既にクローズされていることを通知しても良い。

上述の実施例から分かるように、基地局が、隣接基地局に、併合されているセルが間もなくクローズされることを通知し；隣接基地局の下でのユーザ装置が併合されているセルにハンドオーバーする必要がある時に、基地局が、ユーザ装置のために、少なくとも併合後のセルの情報を有する再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことがない。

また、基地局は隣接基地局に、併合されているセルが間もなくクローズされることを通知すること、及び、再確立セルの情報は、少なくとも併合後のセルの情報を含むことにより、沢山のシグナリングが要らずに、再確立失敗を防止することができるだけではなく、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

本発明の実施例では情報インタラクション方法が提供され、第一基地局に隣接する第二基地局に用いられ、そのうち、該第一基地局は、少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合する。以下、第二基地局側から該方法について説明し、なお、実施例3と同じ内容は省略される。

図8は、本発明の実施例による情報インタラクション方法を示す図である。図8に示すように、該情報インタラクション方法は、次のステップを含む。

ステップ801：第二基地局が、第一基地局の送信した、第二セルが間もなくクローズされることを通知するためのメッセージを受信し；
ステップ802：第二基地局の下でのユーザ装置が第二セルにハンドオーバーする必要がある時に、第二基地局が該ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備し；
ステップ803：第二基地局が、第一基地局に、ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信し；
該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

本実施例では、第一基地局は、ServedCellsToAdd中のServedCellInformation情報エレメントにより、第二セルが間もなくクローズされることを指示しても良い。また、AdditionalReestabInfo情報エレメントにより、再確立セルの情報を含めても良い。

本実施例では、第二基地局の下でのユーザ装置は第一基地局の下での第二セルへハンドオーバーを行うことができ、第二基地局によりハンドオーバー要求（Handover Request）を発起しても良い。なお、ハンドオーバーの具体的な内容については、従来技術を参照することができる。

また、該Handover Requestは、AS-Context情報エレメントを含むHandoverPreparationInformation情報を搬送しても良く；そのうち、AS-Context情報エレメントは、ReestablishmentInfo情報エレメントを含み、Reestablishment Info情報エレメントは、AdditionalReestabInfo情報エレメントを含み、AdditionalReestabInfo情報エレメントは、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

図8に示すように、該情報インタラクション方法は更に次のステップを含んでも良く、即ち、
ステップ804：第二基地局が、第一基地局の送信した、第二セルが既にクローズされていることを通知するためのメッセージを受信する。

上述の実施例から分かるように、基地局が隣接基地局に、併合されているセルが間もなくクローズされることを通知し；隣接基地局の下でのユーザ装置が併合されているセルにハンドオーバーする必要がある時に、基地局がユーザ装置のために少なくとも併合後のセルの情報を含む再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことが無い。

また、基地局は隣接基地局に、併合されているセルが間もなくクローズされることを通知すること、及び、再確立セルの情報は少なくとも併合後のセルの情報を含むことにより、沢山のシグナリングが要らずに、再確立失敗を防止することができるだけではなく、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

本発明の実施例では基地局が提供され、実施例1又は実施例3の第一基地局に対応し、なお、実施例1又は3と同じ内容は省略される。

図9は、本発明の実施例による基地局の構成図である。図9に示すように、該基地局900は、メッセージ通知ユニット901及び要求受信ユニット902を含む。なお、基地局900の他の構成は従来技術を参照することができるため、図示されていない。

一つの実施方式では、基地局900は、第一セルから少なくとも一つの第二セルを分割により構成することができる。メッセージ通知ユニット901は、第二基地局に、第二セルが構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知し；要求受信ユニット902は、第二基地局が送信した、ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

本実施方式では、メッセージ通知ユニット901は更に、第二基地局に、第一セルのカバレッジの縮小が既に完成されていることを通知しても良い。

他の実施方式では、基地局900は、少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合することができる。メッセージ通知ユニット901は、第二基地局に、第二セルが間もなくクローズされることを通知し；要求受信ユニット902は、第二基地局が送信した、ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

具体的には、メッセージ通知ユニット901は、第一セルのカバレッジが拡大された後に、第二基地局に、第二セルが間もなくクローズされることを通知しても良い。メッセージ通知ユニット901は更に、第二基地局に、第二セルが既にクローズされていることを通知しても良い。

上述の実施例から分かるように、基地局が、隣接基地局に、分割されているセルのカバレッジが間もなく縮小されること、又は、併合されているセルが間もなくクローズされることを通知し；隣接基地局の下でのユーザ装置が、分割されているセル、又は、併合されているセルにハンドオーバーする必要がある時に、ユーザ装置のために、少なくとも分割により構成されているセルの情報又は併合により構成されているセルの情報を有する再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことが無いのみならず、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

本発明の実施例では基地局が提供され、実施例2又は実施例4の第二基地局に対応し、なお、実施例2又は4と同じ内容は省略される。

図10は、本発明の実施例による基地局の構成図である、図10に示すように、該基地局1000は、通知受信ユニット1001、再確立準備ユニット1002及び要求送信ユニット1003を含む。なお、基地局1000の他の構成については、従来技術を参照することができるため、図示されていない。

一つの実施方式では、基地局1000は第一基地局に隣接し、該第一基地局は第一セルから少なくとも一つの第二セルを分割により構成する。通知受信ユニット1001は、第一基地局が送信した、第二セルが構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知するためのメッセージを受信し；再確立準備ユニット1002は、基地局の下でのユーザ装置が第一セルにハンドオーバーする必要がある時に、該ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備し；要求送信ユニット1003は、第一基地局に、ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信し；該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

具体的には、通知受信ユニット1001は更に、第一基地局が送信した、第一セルのカバレッジの縮小が既に完成されていることを通知するためのメッセージを受信しても良い。

他の実施方式では、基地局1000は第一基地局に隣接し、該第一基地局は少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合する。通知受信ユニット1001は、第一基地局が送信した、第二セルが間もなくクローズされることを通知するためのメッセージを受信し；再確立準備ユニット1002は、基地局の下でのユーザ装置が第二セルにハンドオーバーする必要がある時に、該ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備し；要求送信ユニット1003は第一基地局に、ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信し；該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

具体的には、通知受信ユニット1001は更に、第一基地局が送信した、第二セルが既にクローズされていることを通知するためのメッセージを受信しても良い。

上述の実施例から分かるように、基地局が、隣接基地局に、分割されているセルのカバレッジが間もなく縮小されること、又は、併合されているセルが間もなくクローズされることを通知し；隣接基地局の下でのユーザ装置が、分割されているセル又は併合されているセルにハンドオーバーする必要がある時に、ユーザ装置のために少なくとも分割により構成されているセルの情報又は併合により構成されているセルの情報を含む再確立セルの情報を準備することができる。これによって、ハンドオーバー失敗後に再確立失敗を引き起こすことがないのみならず、シグナリングのオーバーヘッドを節約することもできる。

本発明の実施例では通信システムが提供され、該通信システムは実施例5に記載の基地局及び実施例6に記載の基地局を含む。

図11は、本発明の実施例による通信システムの構成図である。図11に示すように、該通信システム1100は、第一基地局1101、第二基地局1102及びユーザ装置を含む。

一つの実施方式では、第一基地局1101は、第一セルから少なくとも一つの第二セルを分割により構成する。また、第一基地局1101は、第二基地局1102に、第二セルが構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知し；第二基地局1102が送信した、ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；また、該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

第二基地局1102は、第一基地局1101に隣接し；第二基地局1102は、第一基地局1101が送信した、第二セルが構成されており且つ第一セルのカバレッジが間もなく縮小されることを通知するためのメッセージを受信し；第二基地局1102の下でのユーザ装置が第一セルにハンドオーバーする必要がある時に、該ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備し；第一基地局1101に、該ユーザ装置を第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信し；また、該ハンドオーバー要求は、少なくとも第二セルの情報を含む再確立セルの情報を含む。

他の実施方式では、第一基地局1101は、少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合する。また、第一基地局1101は、第二基地局1102に、第二セルが間もなくクローズされることを通知し；第二基地局1102が送信した、ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信し；また、該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

第二基地局1102は、第一基地局1101に隣接し；第二基地局1102は、第一基地局1101が送信した、第二セルが間もなくクローズされることを通知するためのメッセージを受信し；第二基地局1102の下でのユーザ装置が第二セルにハンドオーバーする必要がある時に、該ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備し；また、第一基地局1101に、該ユーザ装置を第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信し；また、該ハンドオーバー要求は、少なくとも第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む。

本発明の実施例では更にコンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、基地局中で前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で上述の実施例1〜4に記載の情報インタラクション方法を実行させる。

本発明の実施例では更にコンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局中で上述の実施例1〜4に記載の情報インタラクション方法を実行させる。

本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は更に下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行される時に、該ロジック部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。本発明は更に、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。

図面に記載の機能ブロックのうちの一つ又は複数及び／又はその機能ブロックの一つ又は複数の組み合わせは、本発明に記載の前記機能を実行するための汎用処理装置、デジタル信号処理装置（DSP）、専用集積回路（ASIC）、FPGA（field-programmable gate array）又は他のプログラマブル論理素子、論理ゲート又はトランジスタ論理素子、ハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組み合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの一つ又は複数及び／又はその機能ブロックの一つ又は複数の組み合わせは、計算装置の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサーとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPと通信可能に接続される一つ又は複数のマイクロプロセッサー又は任意の他の構成として実現されても良い。

以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (20)

1. セルのカバレッジを変更するための第一基地局であって、
   第二基地局に、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを、構成メッセージにより通知するためのメッセージ通知ユニットを含む、第一基地局。
2. 請求項１に記載の第一基地局であって、
   前記セルのカバレッジを変更する予定であることは、第一セルから分割により少なくとも一つの第二セルを構成しており、前記第一セルのカバレッジを縮小する予定であることを含む、第一基地局。
3. 請求項２に記載の第一基地局であって、
   前記第二基地局が送信した、ユーザ装置を前記第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信するための要求受信ユニットを更に含み、
   前記ハンドオーバー要求は、少なくとも前記第二セルの情報を有する再確立セルの情報を含む、第一基地局。
4. 請求項３に記載の第一基地局であって、
   前記メッセージ通知ユニットは、ServedCellsToAdd情報エレメントにより、前記第二セルが構成されていることを指示し、ServedCellsToAdd情報エレメント中のServedCellInformation情報エレメントにより、前記第一セルのカバレッジが縮小される予定であることを指示するように構成され、前記再確立セルの情報は、AdditionalReestabInfo情報エレメントに含まれている、第一基地局。
5. 請求項３に記載の第一基地局であって、
   前記ハンドオーバー要求は、AS-Context情報エレメントを含むHandoverPreparationInformation情報を含み、前記AS-Context情報エレメントは、ReestablishmentInfo情報エレメントを含み、前記ReestablishmentInfo情報エレメントは、AdditionalReestabInfo情報エレメントを含み、前記AdditionalReestabInfo情報エレメントは、少なくとも前記第二セルの情報を有する前記再確立セルの情報を含む、第一基地局。
6. 請求項３に記載の第一基地局であって、
   前記メッセージ通知ユニットは更に、前記第二基地局に、前記第一セルのカバレッジが縮小されていることを通知するように構成される、第一基地局。
7. 請求項１に記載の第一基地局であって、
   前記セルのカバレッジを変更する予定であることは、少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合しており、前記第一セルのカバレッジを拡大しており、前記第二セルをクローズする予定であることを含む、第一基地局。
8. 請求項７に記載の第一基地局であって、
   前記第二基地局が送信した、ユーザ装置を前記第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を受信するための要求受信ユニットを更に含み、
   前記ハンドオーバー要求は、少なくとも前記第一セルの情報を有する再確立セルの情報を含む、第一基地局。
9. 請求項８に記載の第一基地局であって、
   前記メッセージ通知ユニットは、前記第一セルのカバレッジが拡大された後に、前記第二セルをクロースする予定であることを前記第二基地局に通知するように構成される、第一基地局。
10. 請求項８に記載の第一基地局であって、
    前記メッセージ通知ユニットは、ServedCellsToAdd情報エレメント中のServedCellInformation情報エレメントにより、前記第二セルがクローズされる予定であることを指示するように構成され、前記再確立セルの情報は、AdditionalReestabInfo情報エレメントに含まれている、第一基地局。
11. 請求項８に記載の第一基地局であって、
    前記ハンドオーバー要求は、AS-Context情報エレメントを含むHandoverPreparationInformation情報を含み、前記AS-Context情報エレメントは、ReestablishmentInfo情報エレメントを含み、前記ReestablishmentInfo情報エレメントは、AdditionalReestabInfo情報エレメントを含み、前記AdditionalReestabInfo情報エレメントは、少なくとも前記第一セルの情報を有する前記再確立セルの情報を含む、第一基地局。
12. 請求項８に記載の第一基地局であって、
    前記メッセージ通知ユニットは更に、前記第二基地局に、前記第二セルがクローズされていることを通知するように構成される、第一基地局。
13. セルのカバレッジを変更するための第一基地局に隣接する第二基地局であって、
    前記第一基地局が送信した、前記セルのカバレッジを変更する予定であることを通知するための構成メッセージを受信するための通知受信ユニットを含む、第二基地局。
14. 請求項１３に記載の第二基地局であって、
    前記セルのカバレッジを変更する予定であることは、第一セルから分割により少なくとも一つの第二セルを構成しており、前記第一セルのカバレッジを縮小する予定であることを含む、第二基地局。
15. 請求項１４に記載の第二基地局であって、
    前記第二基地局の下でのユーザ装置が前記第一セルにハンドオーバーする必要がある時に、前記ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備するための再確立準備ユニット；及び
    前記第一基地局に、前記ユーザ装置を前記第一セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信するための要求送信ユニットを更に含み、
    前記ハンドオーバー要求は、少なくとも前記第二セルの情報を有する前記再確立セルの情報を含む、第二基地局。
16. 請求項１４に記載の第二基地局であって、
    前記通知受信ユニットは更に、前記第一基地局が送信した、前記第一セルのカバレッジが縮小されていることを通知するためのメッセージを受信するように構成される、第二基地局。
17. 請求項１３に記載の第二基地局であって、
    前記セルのカバレッジを変更する予定であることは、少なくとも一つの第二セルを第一セルと併合しており、前記第一セルのカバレッジを拡大しており、前記第二セルをクローズする予定であることを含む、第二基地局。
18. 請求項１７に記載の第二基地局であって、
    前記第二基地局の下でのユーザ装置が前記第二セルにハンドオーバーする必要がある時に、前記ユーザ装置のために再確立セルの情報を準備するための再確立準備ユニット；及び
    前記第一基地局に、前記ユーザ装置を前記第二セルにハンドオーバーするためのハンドオーバー要求を送信するための要求送信ユニットを更に含み、
    前記ハンドオーバー要求は、少なくとも前記第一セルの情報を有する前記再確立セルの情報を含む、第二基地局。
19. 請求項１７に記載の第二基地局であって、
    前記通知受信ユニットは更に、前記第一基地局が送信した、前記第二セルがクローズされていることを通知するためのメッセージを受信するように構成される、第二基地局。
20. 請求項１に記載の第一基地局と、請求項１３に記載の第二基地局と、を含む通信システム。

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